2015年12月31日木曜日

猫のふん、じゃった。

12月30日。

今年最後の....って言葉も最近嫌いになってきたな。これで死なない限り翌日も続く事象だらけだからである。1年の区切りってのも旧暦が気になる昨今、どうにも体質的にも納得が行かない。なんかやたらに年寄り臭くなったな。

 で、水周りの掃除を済ませ庭いじり。第六の畝のそばにラベンダーが2種類植えてある。そこに土が盛り上がったところがあったんで、ちょっと土をどかしたら塊が2個ばかりあり、手にとって(軍手しててよかった)みたら柔らかい粘土質のもので、なんじゃあ(松田優作風に)と、においを嗅いだら間違いなく糞である。
 朝からうんざり。猫である。あとで知ったことだが猫はふかふかの土を好む。まさに猫の好む環境を作ってるところなんだがな。また、気に入ると習慣的に来る様になるそうだ。やれやれ。
 糞を隠すのも特性らしく、悪さを隠すことを「ねこばば」というのはそこから来てるらしい。「ばば」ってのは糞のことだそうだ。こりゃ、来年は「うん」がついてくるかな?

 昼食に義母のお土産の「麻婆豆腐」。豆腐にかけてレンジで熱するだけで食べられるもの。簡単でよかったんだが、やたらにしょっぱい。で、説明をあとで読んだら、なんと一袋で3.4人前だったんだ。やれやれ。塩分対策をしてる本人がこれじゃあな。あとで喉が渇いてしょうがなかったことは書くまでもないか。

 午後も庭いじり。やっぱ年内無理かな。まあいいか。

この日は朝にも下ごしらえしておいたんだが、サツマイモと頂き物のレンコンを使った揚げ物料理をすることにしていた。揚げ物に苦手意識を持っていたんで、今回はすべて一人で仕切り、それを払拭する狙いもあった。
 それにしてもBGMとなるラジオ番組がひどい。年末特番で長くやるのが、無名ライブバンドやアニソンだったりするんだから、まだ紅白の再放送のほうがましかもしんない。

 夕食は近所の豆腐屋で買った豆腐を使った「湯豆腐」。これが巨大な代物で、計ったら500gもある。普通買ってるのが300gである。 これと白菜のみ。
 「田作り」はごまめ(カタクチイワシ)が手に入らず、既製品にした。

さて、揚げ物である。まずは「さつまいもの揚げ団子」。これはデザートである。次はピーマンの素揚げ。これは付け合せ用。
 続けて「さつまいもの肉饅頭」~「すりおろしレンコン揚げ」。これがこの日のメインかな。最初のものは豚挽き肉を味噌や砂糖で炒めたものをさつまいもで包んだもので、仕上がりはコロッケのようである。レンコンにも豚挽き肉が加えられており、これも仕上がりはさつま揚げのようである。

 で、これまでの数種類の「さつまいも消化レシピ」の中で、今回の2種が飛びぬけて「いいね!」の高評価をいただきやんした。
 これで揚げ物苦手意識を克服したな。

 食後、ぬる燗酒~グリューワインをちびちびやりながらTV親父。ちょっと横になってそのまんまダウン。夜中に気がついたらTVつけっぱの照明つけっぱの.....。やれやれ。

2015年12月30日水曜日

逃亡者と落語者

12月29日。

 庭に霜が降りてた。初霜はすでにあったのかもしれないが、おれにとっちゃあ初霜だ。茨城の冬らしくなってきたな。本格的な寒さは年が明けてからなんだが、パソコンルームは暖房もなく室温も11度でも十分寒い。

 この日の朝はいつものように7時までに加熱処理を済ますわけには行かなかった。「黒豆ご飯」製作。残ってた黒豆を使い、買って来た「黒米」と白米を混ぜて炊いたものである。 「ぜんざい」。こちらも残ってた小豆と大角豆(ささげ)を併せて作った。かなりふるい豆なんで仕上がりは多分柔らかいものにはならないだろう。
 並行して数の子の塩抜き。いよいよお正月って感じだ。ぜんざいも数の子も義母の希望である。

 午前中にウォーキングを兼ねての買い物&図書館。今年最後の図書館で黒井千次、寺山修司、杉浦日向子のエッセイを借りた。
 
 昼食は「黒豆ご飯」、「とろろ」、「しじみの吸い物(長谷園?)」、「ゆで人参ののりマヨかけ」、頂き物の「伊達巻」。この伊達巻、味がはっきりしないばかりか色もよくない。よく、こんなもの他人にあげられるなあ。

 午後は庭いじり。第6の畝の完成まであと少し。第7は無理としても第6だけは年内に何とか仕上げたい。 相変わらずコガネムシの幼虫が出てくる。この日は蛾の幼虫も出てきた。こいつがくせもので、この姿で島大根の葉を食ってやがったやつである。3センチの深さがある灰皿が幼虫の処刑場になっているが、この深さを乗り越えて逃走したんである。奴は普段は2センチくらいの者なんだが、恐ろしく伸ばすことが出来るのをうっかり忘れていた。
 で、そう遠くに逃げていないとふんで灰皿の周囲の土(ふるい作業の済んだもの)をはらってみたら、案の定。つかまえてその場で頭と尻をつまんで引っ張って「八つ裂き刑」。

 夕食の準備を早めに開始した。「高野豆腐」と里芋、人参(桜の形にカット)、こんにゃく(手綱)の煮物。「ミニおせち」のようなもの。
「キャベツとツナのからし味噌和え」、「納豆」、「もつ煮・豆腐入り」、「大根の皮の甘酢漬け」。

これで正月のものは完了したと思ったら、義母の希望で「田作り」を作ることになった。やれやれ。

 食後、日本酒(正月用の緊迫入り)をちびちびやりながらDVD~TV鑑賞。「28日後」の別バージョンのエンディングや未公開シーン。こちらのほうが本編より面白いかもしれない。
 録画したドラマ「赤めだか」。たけしが談志、ニノが談春を演じ、その他の弟子たちと共に立川流が協会から独立したころを描いたもので、非常におもしろかったな。なんといってもたけしがいいね。ダンカン(立川流だったんだ)が「ここをやめてたけしのところに行く」というやりとりは誰でも笑っちゃうよね。
 談志の横暴振りとその弟子に応じた 思いやりが実にうまく描かれていて、役得もあるが、ほかの芸達者を食っちまってたな。談春のほうは恋愛も盛り込まれてなくてちょっと出番不足かな。濱田岳やリリー・フランキーが相変わらずうまい!ナレーションのひろ子さんも最高だね。
 それにしてもビートルズは全部カバーもので、ストーンズはオリジナルって何ナノ?観終わって森田さんの「のようなもの」がまた観たくなったな。
 

 
 

2015年12月29日火曜日

残り物に「福」がつくか?

12月28日。

 やっとこさ復調。朝から「甘酒」と「お雑煮」の仕込み。朝食に今年最後のキウイを食べた。
葉が全部落ちて見つかったものである。


午前中に歯医者。自宅で使ってる指圧計を持参し、歯医者での血圧計との誤差がどれだけあるか確認してみた。結果、半々ってところだろうか。まあどちらにしても家で計ると安全圏内であることのほうが多く、外で計ると高めに出ることが多い。
 で、この日は当初からバッシングの予定がなく、来年1月の14日にするとのこと。早めの治療を望んでるんで次回は万全を期して、元旦から禁酒と運動を課すこととした。あと減塩かな。

 昼食は「お雑煮」。かつお節と昆布と鶏肉から出ただしがいいね。具は庭で間引きされた小松菜のみ。あとは庭の柚子がトッピングされる。

 午後は庭いじり。3時ころには寒くなってやめた。陽が落ち始めると一気に気温が下がる。これから先が思いやられる。

 夕方早くから台所に立って仕込みをはじめる。まずは「グリューワイン」。今回も298円税別の安ワインを使用。
 夕食のメニューは「鮭のポテトグラタン」、「ルッコラ中心のフレッシュサラダ・フレンチドレッシング」、「サニーレタスとちくわの春雨スープ」。

 食後、ワイン~日本酒の熱燗をちびちびやりながらDVD~TV鑑賞。
「28日後」。連夜D・ボイル監督のSFパンデミック(というらしい)映画。 いわゆるゾンビ映画である。大まかな内容は知ってたが、あらためてこの分野は苦手だと思った。レンタルやでもゾンビ映画のブームの再来だとかで、ホラーコーナーではそんなんばっかりである。
 この作品、エンディングがいくつか用意されてることは先ほどネットで確認し、今回借りたブルーレィには特典映像としておまけになってるとのこと。あとで観てみよう。
 そのあと「酒場放浪記」を観たあともだらだら飲み続けて11時ころダウン。

2015年12月28日月曜日

年末らしさを求めて

12月27日。

 いよいよ今年も最終週になったなあ、なんて実感が全然わいて来ないなあ。

 朝からネットサーフィンの時間超過で、二日連続で卵を買いに行く予定が変更となり、午後から行くことにした。まあ、軽い二日酔いなんでしょうがないことなんでしょうが。

 午前中、DVD鑑賞。「ベニスに死す」。L・ヴィスコンティ監督作品。気なっていた映画で、45年前にシナリオだけは読んでいる。特徴のあるカメラの使い方と豪華なセットという点では小津さんと同じだな。もちろんそれは技術的なことであって、選ぶ主題も演出もまったく違うものである。
 インテリの老芸術家が喧騒のリゾートで平穏さを失うことにいらだちながらも、自ら美少年に惹かれて心乱れてゆく姿をじっくりと描く。主人公の過去もさらっと描いたりしても決して説明的にならず、マーラーの音楽を使っていることなどから交響楽的映画といったところか。 D・ボガードがいいね。
 おまけについていたヴィスコンティを取材したフィルムの中で、彼がゴンドラであくびしている場面があった。非常に珍しいなあ。ネオ・リアリズム?
 さらなるおまけは「シロッコ」というのが季節風(南風)のことだったということを物語の中で知った。

 昼食は「やまかけそば」。これが年越しそばになる。

 午後はちょっと庭いじり。遅々として進まない第6の畝。現在の場所はやたらに根が多く、ふるい作業も手間が多くなる。おまけに小石も増えてきている。根ではススキのほかにどくだみも混ざることが多い。
 この日はNAD(ノン・アルコール・デイ)だが酒屋へも行き安ワインなどを買った。「グリューワイン(ホットワイン)」を再度作るためである。その他ケイのにぃにぃが見つけたラム酒も買った。もっている酒の本に紹介されているラム酒はこれで制覇したことになるそうだ。
 スーパーではお一人様1点の卵も、二人で行ったんで20個ゲット!これで年明けの特売までもつだろう。この日は珍しく行列が出来てたな。やはり、こういうところで年末らしさが見られるな。

 夕食はすべて俺が製作。「鶏肉のソテー・きのこオイスターソース」、「大根の葉とちくわの和え物」、「大根皮の味噌汁」、「大根の皮のきんぴら」、「白菜の漬物」、「芋粥」。ドリンクは「ジャスミンティー」。さらに「もつ煮」を食べたかったが満腹でかなわず。
 食後2本目のDVD鑑賞。「シャロウ・グレィブ」。D・ボイル監督デビュー作品。「浅い墓穴」が墓穴を掘ったというような意味らしいっす。編集の切れがよく、スタイリッシュと評価されることにもうなずける。大金をつかんだ3人のルームメイトがおかしくなって最後は....というようなお話なんだけど、こいつらの友情って「浅い」ってことだったんだというようなことも描きたかったんじゃないだろうか?
 変わった風味のホラーサスペンスという意味では「ノー・カントリー」に似ている。おっと、こちらのほうが古い作品だった。
 そのあと「高田純次の旅番組」でホーチミン~シンガポールの料理 を見ててもちっとも腹が減らなかったんでもつ煮は翌日に食うことにして、ダウン。

2015年12月27日日曜日

射ち納め

12月26日。

8時間近い睡眠とノンアルコールで何とか体調が戻ってきたような朝だった。暴飲暴食は今後慎むべきだろうなあ。なんといっても時間がもったいない。前日は1日死んでたからなあ。

 朝一番で近所のスーパーへ卵(99円税別)を買いに行った。帰宅後、庭に出てバジルを家の中に入れるためにひとつのプランターにまとめた。非耐寒性ということだ。
 で、そのあとだらだら。やはり頭がぼんやり、身体もぼんやり。読みかけの本を居眠りこきながらだらだら読む。「旅行」と芸能の歴史に関する考察が書かれていて、その中の「小栗判官」や「山椒大夫」の内容の変遷が面白かった。特に「山椒大夫」に関しては森鴎外ないし映画でしか知らなかった(ほとんどの人がそうだと思うが)んで、両作品に共通している復讐劇としての内容には驚くよな。

 昼食はケイのにぃにぃの「ルッコラとベーコンのパスタ」。これで俺の作ったベーコンがうまく出来てたら最高だったんだけどな。まあ来年の課題としよう。

 午後は3時から弓道。ところが毎月最終土曜は例会で稽古はやってないそうで、結局例会を最後まで見学することになった。午後1時から4時近くまでやってるそうだ。
 みんなが帰り支度を始めたんで俺も帰るつもりでいたら、R先輩が練習をやってゆこうと誘ってくれたんで、二人で30分練習した。放った矢は10本。うち3本的中。会心の出来じゃん。これで体調も復帰。いい気なモンである。

 一旦帰宅してから弓道の忘年会に出席した。弓道場と自宅の間にある飲み屋で、毎年暑気払いと忘年会の二回の飲み会に使われるとのこと。俺も3.4回来たことのあるんだが、特徴のない店 という印象しかない。
 で、覚悟してA先輩とR先輩のそばに座った。多分入会を勧められると思ってたんだが、案の定だった。もっとも快諾するつもりだったんで、相手にしゃべるだけしゃべらしてから入会することにした。同時期に入ったWさんとともに新入会員の自己紹介をみんなの前でさせられた。

 しょっぱなからビールを飲み続けで、ほとんど食べなかったせいか腹が減ったまま帰宅して「もつ煮」を食べたんだろうか?記憶なしでダウン。

2015年12月26日土曜日

飽食のクリスマス

12月25日。

二日酔いというよりは暴飲暴食がたたったな。朝の掃除や食事を済ませたあたりから具合が悪くなった。げっぷやなまあくびが止まらない。
 それでもかねてより予定していた「もつ煮」を製作。台所はもつのにおいと前夜のジンギスカンのにおいが混ざり合って、まさに「獣」のにおいである。これが調子の悪さの追い討ちをかけた。

 午前中は庭で「ルッコラ」の間引きのみ。あとはだらだら過ごす。

 結局昼食は食えなかった。

 午後は何とかケイのにぃにぃと近所に買い物。ふらふらだ。帰ってきてもソファの上でだらだら。

 夕食はケイのにぃにぃの手になる「中華風お粥」。かなり以前よりの定番であり、風邪を引いたときに供されていたものである。白髪ねぎを豆板醤で合えたものがトッピングされる。身体もぽかぽかしてきて、少し調子が戻ってきたみたいだ。
 この他「キャベツのごま風味サラダ」、「青梗菜のスープ」。「点心」も出したが、俺は手が出ず。

 で、早々に寝ることにした。8時ちょっと前。やれやれ。

2015年12月25日金曜日

ジンギスカン登場!

12月24日。

 1日遅れの水周り掃除。手が荒れる季節になったな。

 買い物散歩。9時ころ出発した時にはかなり寒かったのに、途中で気温も上がったようで、暑くて仕方なかった。おまけに毛糸の帽子までかぶってきたもんだから最悪だった。やはり、ジョギングスタイルで出かけるべきなんだろうな。

 小松菜の間引きの第2巡の半分でザルがいっぱいになった。かなり葉も成長してきていて、スプラウト並みだったものがしっかり小松菜らしくなった。間引きもあと2回くらいできそうである。
 収穫後、食べてみたら、歯ごたえがあり、苦味も出てきている。それでも生食で十分いけそうである。100円くらいの種で元は楽勝に取れそうである。

 昼食は前日の夕食でケイのにぃにぃが作った「牛丼」の残り。味付けがいいね。

 午後は弓道。この日も巻き藁のみ。離れ寸前に力が一瞬緩んだせいで、矢が外れ巻き藁の下の板戸に刺さった。このとき左手と顔面に弓が当った。そのときの音が大きくみんなの注目を浴びちまった。俺にとっては初めてのことだったが、以前にもよくあったそうで、板戸にはかなりの数の穴が空いていた。
 その後では巻き藁に刺さった矢を抜こうとしたら矢尻(矢の先端)が取れて巻き藁の中に残っちまったんである。Y先輩に聞いたら、これもよくあるそうで、後で修理するから目立つところにおいておくように言われた。やれやれ。
 自分が使っている弓の仕掛けが、残りの巻き藁用の矢の矢筈(矢の弓につがえる部分)とサイズが合わないんで稽古を早めに切り上げた。
 この日はH先生とB先輩の指導がとてもためになり、効果もすぐ出始めた。充実したな。土曜日は自分にとって今年最後の稽古になるが、的射ちをする予定である。

 夕食は「ジンギスカン」。ユーザーレビューで評価が高かった鍋が初登場した。高評価でも難点つきという変わった代物で、そのユーザーもお店を開いてる人のもいくつかあったくらいである。
 その難点というのは、肉が滑ってしょうがないことである。焼き始めたら確かにその現象が起こった。で、レビューでのみんなの対策どおり、野菜を周囲に積み上げ、肉をせき止めた。
 で、野菜を食べたらすぐ補充することを繰り返せば肉は滑り落ちてこない。この日は肩2パックともも肉1パック。 肩肉の1パック目が細切れ肉のようなカットだったんで、大きめに切ってあったもも肉のほうがよかったが、2パック目の肩は大きめのカットで、やはりこちらの方がうまい。油も煙も出ないし、準備も後片付けも簡単で、家肉?に向いてるよなあ。新たな定番。

 チリ産赤ワイン「プードゥー」~日本酒~白酒などをちびちびやりながらTV親父。最後の白酒をストレート&チェィサー(水)がとどめをさしてくれてダウン。

 

2015年12月24日木曜日

酒の肴としてのクリスマス

12月23日。

毎年この時期になるとラジオからクリスマスソングが流れっぱなしになる。この日はケイのねぇねぇのところで聴いていた。J-WAVEでの特別番組だったが、俺が好きなD・ハサウェィのがかかんなかったな。
 しかし、年を食うとこの時期の喧騒もただの喧騒としか感じられなくなった。いくつかの想い出もあるにはあるが、一昨年あたりからの独居老人のクリスマスは孤独感を増幅させる要因以外の何物でもなくなる。
 大阪で過ごしたイブはめちゃさびしかったな。去年も一人だったかな?ブログを振り返る気にもなれない。
 クリスマスの本来の意味なんかをググって、宗教的なことを知りたいとも思わないし、無意味なことであっても騒ぎたいやつは騒いでればいいんであって、まあ酒でも飲んで愚痴って過ごすことにしよう。

 夕食はケイのねぇねぇと彼女の子供たちと。「キャベツとピーマンと豚肉の味噌炒め」、「白菜とさばのさっと煮」、「かぶの味噌汁」、「かぶの葉の胡麻和え」、「大根の葉の菜飯」、「白菜の漬物」。

NADの日だったが、日曜日にすることにして帰りの電車(グリーン車)でワンカップ2本。いい気分になって、帰宅後も飲み続けてダウンしたが愚痴ることはなかったな。

2015年12月23日水曜日

小忘年会

12月22日。

 前日の節酒が功を奏し、早起きして7時までに多くの台所作業を済ますことが出来た。
約1.5kのさつまいもの皮むきから始まり「芋粥」、「さつまいもケーキ」、続けて「大根の皮のきんぴら」、夕飯のメインの「鶏肉とキャベツの和風トマト煮」。さらにべったら漬けの仕込み。

 午前中は庭いじり。

昼食は「もやし入りのオムレツ・中華風あんかけ」と「芋粥」。

 午後は弓道。この日は1時間半たっぷり巻き藁射ち。A先輩、O先輩のアドバイスによりだいぶ悪いくせを矯正できたようだ。最近参加したKさんが12kから8kに弓を変えたので、俺が12kを使えるようになった。10kでも弱いと感じてたんで、ようやく本来の引きの感覚がよみがえったようだ。
 A先輩がこちらの弓道会に移籍するよう盛んに勧めるんで返事に窮してるんだが、来年の春には結論を出すことを約束した。ちなみに1日あたりの料金はこちらのほうがずっと安くなる。

稽古を終えて、一旦帰宅してから土浦へ向かう。

 駅でリュックを受け取ってから、街へ出、酒場放浪。

1軒目は何回か利用した店。ここで「生牡蠣」、「しめ鯖」、「もつ煮」とケイのにぃにぃは「白子ポン酢」。これに生ビール。続いて奈良の酒「梅の宿」 の原酒で「かんぱちの刺身」。さらに燗酒で「かんぱちのかま焼き」。かんぱちのにおいが気になった以外の料理はまあまあ。
2軒目はスペイン風バル。ここでホットワインとポテトフライ。さらにシェリー酒でアップ。
両方の店に共通してるのは、やたら気取っていることで、酔ってなくても白々しい空気が伝わってくることだ。まあ、なれなれしいよりはましなんだが。田舎によくあるタイプなのかな?

 途中まで一緒に帰り、ケイのにぃにぃは忘年会へ、俺は直帰し、即ダウン。

2015年12月22日火曜日

正月の予行演習

12月21日。

 二日酔いである。5時の目覚ましで旅館を出、朝帰りである。まあだらだらしても仕方ないんで、それでも午前中はいつもどおりのことを終わらしてから病院へ出かけた。

 右ひざのふくらみも前回より小さくなり、溜まっている液を吸いながら、量も少なくなってきているとのことだった。デカドロンを注射しながら、ステロイド剤はあまり使いたくないようで、次回は2週間後(1月4日)に来院するよう言われた。来年は両膝とも完璧に治すぞう!やはり、走りたいし、スキーもやっぱりやりたい。まだあきらめるには早すぎるだろう。

 帰りはいつものように徒歩で、2.3軒のスーパーに寄りながら。最近どこのスーパーでも園芸コーナーがあり、ちょっとした花木や苗や種を置いてる。この日は「スナップエンドウ」と「パセリ」の色がきれいだったんで買った。少なくともパセリは野菜コーナーで買うより安い。

 第6の畝の一部を苗が植えられるようにして、これらを移植した。

昼食は「天ぷらうどん」。

 午後はどうにも体調がよくなかったんでちょっと横になりそのまま1時間くらい眠ったようだ。
起きてからDVD鑑賞。「愛の渇き」。三島由紀夫原作、蔵原惟善監督作品で主演は浅丘ルリ子である。三島作品の中でも傑作とする人が多いもので、自分の情念を抑えることに快感を持つゆがんだ女性を主人公にして、その異常ともいえる行動が引き起こす事件を描く。原作は読んでないが、この映画の構成や語りの導入の仕方やクレジットなど、ずいぶんとを意識して作ったんではないだろうか? その意識が出すぎちゃってつまんなかった。もっと自由に描いてたら風味の変わったドラマになったんじゃないだろうか。

 前日北千住で飲んでの帰り、リュックを忘れたことに気づき、飲み屋に電話したらないとのこと。で、ケイのにぃにぃに調べてもらいJR落し物センター?に電話してもらい、土浦駅で保管しているとのことで、受け取り期限が23日ということなんで、明日22日の夕方行くことにした。二人で行って、軽く1杯やってくることに即決定した。はやっ!

 夕食のメニューは「ごぼうとしいたけのハンバーグ」、「オクラ納豆」、「ねぎと豆腐の味噌汁」、「筑前煮」、「白菜の漬物」。
 食後、焼酎(100ml)のシークワーサー水割りをちびちびやりながらTV親父。
男優兄弟のベトナム北上列車旅行は中国国境近くの「サパ」という村の取材が面白かったな。続けて吉田さんの「酒場放浪記」の前半(小岩と千駄木)を観てからダウン。

2015年12月21日月曜日

忘年会事始とことの終わり

12月20日。

めちゃくちゃに寒い朝だった。9月初めの旅行以来半ズボンで通してきたが、この日は長ズボンに履き替えたくらいである。パソコンルームも12度。6時台の外気温はネットによればマイナスだそうだ。

 それでも早めに起きて台所作業。この日は午後から出かけ、帰宅が遅くなることが予想されてるんでメイン料理だけ作ることにした。「筑前煮」。

 近所のスーパーへ、ケイのにぃにぃとお一人様1点限り、99円税別の砂糖を買いに行った。年末砂糖の消費が多くなることが予想されるのはどの家でも同じようで、卵の特売の時よりも客が多いようだった。

 昼食はケイのにぃにぃ製作の「しょうが焼き・定食」、「減塩わかめスープ」。減塩スープは柚子としょうがなどで味を調えている。プロの技。

 午後からケイのところへ行き、しばらく時間つぶし、夕方から空手時代の知り合いの忘年会へ参加。3時間ビールを飲み続け、帰りの電車で芋焼酎の水割りを飲み続けて起きているはずだったのに、途中でダウンしちまって終点の土浦で目覚めた。で、のぼりがすでになくなっていて、タクシーで帰るよりは泊まったほうが安いんで、以前泊まったことのある駅近くの旅館で正式にダウン。1泊3900円なり。やれやれ。

2015年12月20日日曜日

真冬のマッカチン

12月19日。

 朝7時まで適用される深夜電力を有効利用するのは結構大変。夕方も5時からの第二段階料金適用から6時までに食事の支度するのも結構大変。これで前年対比で料金が下回ってなかったらいやになっちゃうよな。

 で、この日は炊飯器で米と一緒にさつまいもをふかし、マッシュして簡単「スゥィートポテト」製作。
朝からおやつの製作ってのも新鮮ではあるが、これも年金生活者の特権というべきか。

 午前中はしっかり庭いじり。高く積まれた土をほぐしながらふるい作業。現在作業している場所は30年もの間一度も何かを育てた場所でないばかりか、おそらく一度も掘り起こされたりしたことがないところに違いない。雑草(主に包丁草と呼ばれてるものでススキのこと) の根が多く、住宅に近いところでもあり、どくだみの根もかなり多く混じってきている。こいつも一度居つくと徹底排除がかなり難しい雑草である。ベトナム人のように常菜なら問題ないんだろうが、はびこり方もクローバー並みで、ほうっておくととんでもなくその勢力を拡大する。
 思ったより進行が遅いんで、年内の完成に黄色信号が出始めた。やれやれ。

昼食は「親戚丼?」。トラウトサーモンをあぶってほぐしたものと酒と醤油で合えたいくらの塩漬けをのっけたご飯。これにO谷園の「松茸のお吸い物。

 午後はちょっと離れたところの農産物市場「どきどきファーム」へケイのにぃにぃとでかけた。第三土曜日は「肉の日」と銘打った特売があり、今回鶏肉とラム肉が狙いである。
 が、目的のものはなく、野菜を何点か買っただけで、店内にあるショップでソフトクリームを食べてきた。
 帰り道、この夏アメリカザリガニを見つけたところへ、冬の様子を伺いに行った。小さな橋?の下には結構な数の子供がおり、成人?も一匹見っけた。順調に繁栄してるようである。ごみなんかも多くて、一見汚そうであるが水質はよさそうで「川しじみ」のようなものも見つけた。彼らにとっても住みやすい環境なんだろうな。
 30年以上前、こちらに越してきたころ、川でシジミをとったのを今でも覚えてる。現在でも生息を続けてるとしたら奇跡的なことなんじゃないだろうか。

 セブン系のスーパーでも醤油とか調味料の塩分チェックするのに寄ってみたら、現在ハウスワインとなってるチリ産赤ワイン「プードゥー」が2割引になってるんで店頭に出てる5本全部買ってきた。ラッキー!
 夕食製作の前に「ホットワイン」製作。神戸に行ったときに寄ったワイナリーで飲んだものを忘れずにいたんで、ネットでレシピを探して作ってみた。今回は複数のレシピで使用していた材料をすべて使ってのものだ。
 オレンジ              1個
 レモン                1個
 ローレル              1枚
 ブラックペッパー、クローブ    各4粒
 八角(スターアニス)        1個
 ナツメッグ              少々
 ジンジャー             今回は粉末を少々
 シナモンスティック          1本

 これらを一番安い赤ワインに加えて沸騰寸前まで煮詰めた後、1時間くらい放置して覚ましてから濾して完成。飲むときまた暖めて(レンジで熱燗モード)飲むんである。

夕食は「たこのアヒージョ」、「パプリカ・ツナディップ」、「さつまいもミルクスープ」。スープも朝7時前に作っておいたもの。これらに「バタール」、そして赤ワイン「プードゥー」。
 赤ワイン~ホットワインとちびちびやりながらTV親父。ホットワインがうまい!安ワイン、まずワインはすべてホットワインにしてのもぉっと。
 「孤独のグルメ・シーズン5」の最終回。今回は西巣鴨。近所の大正大学は奈良大学時代に科目習得試験でよく通ったが、そういえば飲食とは無縁だったけな。
 続けてDVDで「日本橋」。泉鏡花原作、和田夏十脚本、市川崑監督作品。芸者たちの葛藤と友情?は近年では宮尾登美子原作の映画化されたもの(題名が出てこない)の手本になってるんじゃないか?
 劇中3度ほど入るクレジットも斬新でいいね。狭い路地のセットも雰囲気がいいね。なにより淡島さん山本さんがいいね。それにしても二人が取り合う役の品川隆二ってこんなに美男子だったんだ。そういえばこのころの山城新吾や若山富三郎兄弟(弟はもちろん勝新)は美形(二枚目)として売り出してたんだっけ。
 日本橋で働いていたころ、ぶらついた狭い路地を思い出しながら鑑賞して感傷気分になってからダウン。

2015年12月19日土曜日

シーフードをめぐる冒険

12月18日。
 朝の語学講座に身が入らず、ついウインドウを開いてネットサーフィンしたりしているうちに、そっちに気が行ってしまうんで、昨日から講座を聞いている最中はモニターを消すことにした。これはいいアイデアだった。今週最後の2日間は真面目に聴いたぞ。
 
 高血圧対策の最重要点は「運動」である。で、現在膝が故障中(1年になる)なので、ランニングは到底無理で、やはりウォーキングということになる。で、近所の買い物はなるべく歩くように心がけているが、体内の代謝が活発になるのは30分後かららしいので、それ以内だと運動したことにならないわけだ。ランニングも同じで、確か15分後あたりから代謝が始まることと記憶してる。
 で、早速午前中の買い物は2.3軒のスーパーを回ることで30分以上1時間未満歩いた。早歩きでもう少し気温が高ければうっすら汗ばむ程度の運動になるな。

 午前中は庭いじり。小松菜の第1回目の間引きの残りの部分を終えた。中にはかなり大きくなったものもあった。そのはずで最初に間引きした場所ではもう葉が重なるものも出てきている。来週には第2回目の間引きをしなければならないだろうな。

 昼食はケイのにぃにぃの製作した「かに(かに缶)炒飯」、頂き物の「小龍包」、「肉まん」。

 午後も3時まで庭いじり。第6の畝のふるい作業。もう一息だ。第7の畝よ、待ってろよ。

 ケイのにぃにぃは高血圧対策ならびにみんなの健康食生活推進のために調味料から見直す作業に入った。そこで普段使っている調味料の塩分含有量をメーカーごと、商品ごとに比較して、今後のアイテムを変えてゆくために、近所の4軒のスーパーを調査することになった。まずはレンタルビデオやに隣接するその1軒目に行った。
 醤油、マヨネーズ、この日も使用したケチャップなど。結果については俺が比較表を作成し記入した。

 夕食はケイのにぃにぃの「エビチリ」。「きょうの料理」と「ためしてガッテン」からのレシピによるものだそうだ。ものホンの海老である。18匹780円税別。
 俺のほうはといえば「白菜のクリーム煮(ホタテ貝柱缶)」と「ポテチ・スープ」という感嘆レシピによるもので、いかにも好対照である。
 塩分注意ということでポテトチップの成分表をみたら0.5gだった。意外と少ないんで驚いた。あんなにしょっぱいのに。白菜のクリーム煮の塩もカットした。缶詰の汁も使用するんで、要らないだろうと判断したからである。結果は良好。
 何よりもエビチリがうまかったな。予算が浮いたら海老料理尽くし、やってみたいなぁ。

この日も規定量の焼酎のシークワーサー水割りをちびちびやりながらTV親父。太田さんの旅番組の後、借りてきたDVDのうちの1枚を鑑賞した。「コーヒーをめぐる冒険」。ドイツ映画。J・ジャーナッシュの「コーヒー&シガレッツ」を思い出したな。この主人公、やたら酒飲むし、タバコは吸うは、コーヒーを飲みたがる、いわゆる何とか依存症なんだろうな。その主人公のついてない一日が描かれる。やさしい心を持ってるんだろうが他人の歯車とかみ合わすことが出来ない現代人特有といわれるコミュニケーション力の欠如によるやるせなさがうまく出ている。白黒の画面も悪くないし、BGMのジャズもいい。一日の流れがある「コーヒー&シガレッツ」ってところかな?

 野坂さんのエッセイをぱらぱら読む。文壇の出来事に関わる自分を書いているんだが、筆調がまるで「ツゥィート」みたいのが延々と続くんで、興味ある名詞が出てくるところだけ抜粋して読んだ。つくづく純粋な人なんだな、という印象を受けた。

2015年12月18日金曜日

第1回生活改善計画会議

12月17日。

お昼過ぎに歯医者。この日、血圧に異常がなければ抜歯ングの予定(今回3度目)だったんで、昼飯を早めに食ってでかけた。
 3度計測した血圧は160-110というちょっとどころか相当やばい数値だったんで、前歯の残った歯の治療のみで終わった。前歯は2本の根を抜かないと義歯とブリッジの製作に入れないそうである。血圧が安定するまで、それまでに出来る治療をするので、循環器系の治療を勧められた。
 で、帰宅してしばらくして計測すると140-90台なんである。体調も悪かったからなあ。前夜はよく寝られなかったし、頭痛は治まったものの何となくはっきりしない状態も影響してたんじゃないだろうか?

 気を取り直して午後は弓道の稽古。おとといと同じく、S先生、H先生、A先輩に指導してもらい巻き藁で1時間練習した。だいぶ慣れてきたところで、H先生から座射の作法を習った。荒川で習っていたのとちょっと違うんだが、質問したりすると座ってる時間が長くなるんで、素直に従って教えを受けた。当初、膝の故障を理由に断るところだったんだが、試しにやってみたら痛みがまるで出なかったんで、そのままやり終えてから立射に移った。とんでもない(飛んだんだが)ところに一矢以外の7本はほぼ的近く、内3本が当った。
 チェックポイントは、手の内、第三、引き分け、離れ時の妻手(右手)の4点。これが巻き藁ではなく行射で出来るようになればしめたものである。

 夕食は「牛肉とパプリカ&もやしのナンプラーカレー炒め」、「さつまいもとりんごのサラダ」、「小松菜(間引きもの)とベーコンのスープ」、「納豆」、「白菜の漬物」。
 さつまいもは米と一緒に炊いたものを使おうと考えていたが、熱を冷ますには時間的に無理と判断し、単なる「りんご・レーズンのヨーグルトサラダ」にスィッチ。

 食事中、「塩分摂取」の話題で盛り上がった。毎晩のように飲んでいるベルギー産発泡酒「ベルモルト」にナトリウムが何パーセントか含まれていることが判明した。それ以前に飲んでいた「淡麗」はゼロだった。で、定番発泡酒は「淡麗」に戻ることになった。
 俺の今後の「高血圧対策」は当分の間酒を自粛し、運動(最近汗を流すことがない)を生活に取り入れようというものだ。食事についてはほぼ健康体の者と同居してるので、必要以上の減塩食はQOLに関わってくることなので、見直すようなことはしたくない。明らかに塩分がばかばかしいほど多く含有してるもので、それなしでもいいものは省いてもいいとは思うが、毎日摂取するものでなければそれにもQOLが関わってくるかもしれないな。なんせ食うことしか楽しみがない老人って俺そのものなんだからな。
 で、この日は「ベルモルト」から途中で「淡麗」に換えて1缶~焼酎のシークワーサー水割りをいつもの半分以下(焼酎100mlが限度量らしいっす。ぷぷ~♪)をちびちびやりながらの「高血圧対策」論議のあと、ダウン。ねむぅ。

2015年12月17日木曜日

年末騒動記 プロローグ

12月16日。

 毎週恒例の水周りの掃除。このところ台所では漂白剤を使用すようになった。排水口周辺や水切りザルなどの細かいカビは、こまめにブラシなどでこすってもきれいに落ちないことがわかったからである。一番安いキッチン用のブリーチをカビキラーもどきのスプレー容器に詰め替えて、半泡状にして吹きかけている。シンク内、まな板も同様にしている。
 水を汚すことになるんでなるべく最小限にとどめたいとは思ってるんだが.....。

 この日の買い物で正月用に買うものの相場をほぼ調べ上げた。今年はおせちは作らず、義母が望むものだけ作ることにした。「数の子」、「野菜の煮物」、「お汁粉?」などなど。まあ毎日台所に立つし、店もほぼ休みなしで開いてるわけだから、食べたくなったときに作ればいいだけのことである。季節感がなくなったわけではなく、大騒ぎしてかまえたものを作って、残して廃棄することを考えれば、この方が経済的にも環境にもいいわけである。
 暇をもてあましてる老人が作り置きなんかして台所をサボったりすると、かえって体調崩したりしそうだから毎日台所に立つほうがいいんである。

 昼食はまたもや「そば飯」。今回はケイのにぃにぃのオリジナル味付けで「塩そば飯」。うまい。

午後に入ってずっと頭痛。横になったりしたが一向によくならず、結局頭痛薬代わりに「早めの」風邪薬を服用してようやく回復して来た。やれやれ。

夕食は「大根の皮のきんぴら」、「白菜の漬物」、「小松菜(間引きしたもの)の味噌汁」、「やりいかの八宝菜」、「さつまいもの黒ごま和え」。
 この日はNADであるが、ケイのにぃにぃが買って来た「ノンアルコールビール(NAB)」を飲む。が、ビールらしきものは最初の1缶だけで、その後に供されたのは麦入りのジュース?みたいなものだった。これらはジュースとして飲むべきもので、食事中にはどうも、って感じだったな。

 体調がよくないんで、片付けた後しばらく本を読んでたが、眠気を催す前に横になったほうが良いと判断し、早めにベッドの上に移動した。が、それからが大変だった。
 直前まで飲んでたジャスミン茶の影響なのか、それとも食事中に飲んだNABやジュースのせいなのかわからないが、頻繁に尿意を催して寝るどころの騒ぎではなかったんである。
 30分から1時間ごとにトイレに行く始末で、それでもその間は眠ったんだか、起きてたんだか判別がつかないような状態だった。
 で、さらに胃が痛み出したんである。胃炎と同じ症状で、こういうときは迷わず「コランチル」で対応していると決めてるんで早々に服用したところ、症状はすぐ治まったからいいようなものの結局朝4時半には、頭がすっきりしないまま起きてしまった。やれやれ。

2015年12月16日水曜日

射ち納めのための稽古

12月15日。

 午前中、徒歩で郵便局から図書館、そして帰り道、スーパーで買い物。
今回返した本は市川崑に関するものと角川映画の変遷を記録したものの2冊で、今後の映画鑑賞に役に立つはずだ。 借りてきた本は先日亡くなった野坂昭如さんのエッセイと加藤秀俊さんのメディアに関する社会学というちょっとかための本。たまには勉強しなきゃね。
 帰宅後、少し庭いじり。15分くらいの掘り起こしでまたまた幼虫が10匹以上出てきた。全員スズメさんのおやつになってもらう。

 昼食はケイのにぃにぃの「???」。白いんげん豆とベーコンをトマトソースで煮たもの。すごくおいしくてトーストがよく合う。

 午後は久しぶりに弓道の稽古に出かけた。膝が故障中なんで座射はせず、もっぱら巻き藁射ちをし、先輩や先生のアドバイスをいただいた。相変わらずS先生は優しい。が、相変わらず俺のへたくそ加減は一向に改善される兆しが見えてこない。やれやれ。
 声がけがあり、 忘年会に参加することになった。道場に来る道すがらにある店なんで都合もよかった。飲み会がほとんどなくなった昨今、貴重な会となった。

 夕食は「肉詰めピーマン・味噌風味」、「わかめとジャガイモのスープ」、「白菜の漬物」。

食後、焼酎のシークワーサー水割り~日本酒をちびちびやりながら、CDを聴いた。うまい酒を飲んだ翌日は酒の違いがはっきりわかる。この日、いつもの酒(純米酒)がつくづくまずく感じるんである。ちょっと純米酒にこだわりすぎて、だんだん価格重視に移行していったからな。もうちょっとうまい酒をワインと同じように探すようにしてゆくことにした。
 それでも2合ほど飲んでダウン。

 

 

2015年12月15日火曜日

老いらくの「濃い」酒

12月14日。

朝一番で病院。先週の「デカドロン」注射が効果あったようで膝のふくらみが以前より小さくなったことから、溜まった液を抜き取った後、注射することでさらなる効果を期待することになった。

病院から自宅まで歩くことにして、途中スーパー2軒寄った。「生秋刀魚」を探したが、あったのは解凍ものだった。12月にはいるといっせいに生秋刀魚は姿を消した。冷凍してから刺身で食ったのは結局1回限りだったな。ケイのにぃにぃは「なめろう」で食べたかったようだが来年のお楽しみということになった。

昼食は「芋粥」。

午後少し庭作業。小松菜の間引きとミントの摘み取り。「ミントティー」にしていただいた。 実に鮮やかな色が出るんでちょっとびっくり。小松菜は3分の2まで第一回目の間引きを終えたが、今回は前回よりさらに多い量だった。
 掘り起こし作業も30分程度行ったが腰が痛くなったんで早々に引き上げた。が、その間に20匹のコガネムシの幼虫を捕獲した。

 夕食は「さつまいもと豚挽き肉の和風カレー煮」。オリジナルレシピは里芋である。おおむね好評だった。「人参のクリームチーズサラダ」。これだけの予定がサプライズの贈り物が届いたことによって2品追加。「納豆」、「湯豆腐」の2品である。
 ケイから越後湯沢の大吟醸酒が送られてきたんである。大吟醸はおろか吟醸酒でさえなかなか飲めない年金生活者としては、まさしく垂涎もんである。もちろん冷やでいただく。

 食後、湯豆腐で大吟醸酒をちびちびやりながら映画鑑賞。「ハスラー2」。一度観たことがあり、T・クルーズの青さを強調した演技がいやで、P・ニューマンの演技に着目できず、どちらかというと「ハスラー」の印象が強くてあまり好みの作品ではなかった。が、今回くそCMだらけの、カットやり放題の劣悪な環境での鑑賞で、印象がだいぶ変わったな。P・ニューマン演ずる「エディ」の描き方が実によいのである。順調に老いてゆく姿とそれに逆らって往年の力を取り戻そうとする姿が成功と挫折を生む。アカデミー賞はお情けものかと思っていたが、今回それを取り消すことにした。同年ノミネートされた面々を見ても妥当かな、と。D・ゴードンもよかったけどね。
 B・バカラックを聞きながら残りの大吟醸酒「ゆきくら」を飲み干す。 雪の中で貯蔵された酒で17度と強い。これをリキュールグラスでしゃれおつスタイルで飲んだ。酔った。ダウン。

2015年12月14日月曜日

火に手を焼いた日

12月13日。

江戸時代、この日は「すすはらい」としたらしい。もちろん旧暦ではあるが、当初は20日だったのを将軍家光がお亡くなりになってから1週間早めたとのこと。
 で、いまどきすすはらいはないな、と思ってたら、浴室と洗面所の間にある戸の通風孔にほこりがたまってたのを発見しちまったんで歯ブラシで取り除いたんで、これを「すすはらい」とした。

 午前中は「べったら漬け」の本漬けと燻製の第三段階の実施。スモークである。で、結果はまたもや失敗だったんである。
 初回では第一段階の「水抜き」が不徹底だったことによるもの。2回目では第二段階の「塩抜き」の不徹底だったことによるもの。そして三度目の正直になる予定だった今回は第三段階でのミスによっての失敗だった。
 ここまで順調に来たんで気が緩んだかもしれない。点火もうまくいき順調に温度も上がり、安定したと思い、部屋でDVD鑑賞していたのがまずかった。ちょっと気になって窓から状況を確認したときに煙が多いんで見に行ったら、中から「ジュウジュウ」って音がしてるじゃないか。温度を見たら90度まで上がってるんで、あわてて天井の部分を開けたらこげるところまではいってなかたものの、明らかに急に温度が上がったせいで焼肉になっちまったんである。
 皮の部分が堅くなり、しかもじっくり油を落とせなかったことから、肩ロースでありながらばら肉並みに油が残ってしまった。
 悔しいんで年内4度目の製作を決定した。蛇足だが観ていたDVD のタイトルは「野火」。やれやれ。

 午後は火種を絶やさず残ったスモークウッドで「6Pチーズ」と「ゆで卵」の燻製を作った。燻製の間、近くにある「アップルミント」の剪定がてら先端のきれいな葉を摘んだ。カクテルか茶にするつもり。古いランナーを切り取って、更新を促すことによって毎年コンスタントに採取できるそうである。

 夕方まで二本目の市川崑監督作品を鑑賞。「炎上」。

「野火」は大岡昌平原作で和田夏十さんによって大きく改作されている。フィリピン戦線でひたすら迷走する日本軍と生きるために狂人化してゆく兵隊の行為を描く。 船越英二さん演ずる主人公は最後まで人肉を食わない(食えない?)。が、死ぬ。主人公に人肉を食わさぬよう変更した意図が気になった。俺は、この絶望的な状況でそんなことはどうでもいいんじゃないかと思ったが、主人公だけは最後まで理性を失わせたくなかったんじゃないだろうか?映画という娯楽では完全なる絶望的な状況は描くべきではないとか?船越さんの怪演は見もの。

「炎上」はこれも当時大きな話題を集めたそうである 。「野火」の前年公開の三島由紀夫原作(「金閣寺」)、和田さん脚本。これは主人公を正攻法で描いたら難解な作品になってたろうな。挫折してゆく見習い?僧がすべての憎しみのはけ口を自分の愛する父親が愛してやまなかった建設物を壊すことに求めた。脇が名演ぞろいなんで雷蔵さんの存在が薄くなりそうでひやひやしながら観た。
 鴈治郎や仲代達也、北村谷栄などの演技は素晴らしい。特に鴈治郎さんがいい。川島監督が「雁の寺」で鴈治郎さん使ったのは絶対この作品の影響だろうな。
 のりに乗ってた(燃えてた?)ころの作品の二本立てはどちらも100分以内のものだったけど疲れた。この次はもうちょっと軽いものにしよう。

 夕食は「キャベツとひき肉の重ね煮」、「エリンギとかまぼこのポン酢炒め」、「大根の味噌汁」、「白菜の漬物」。
 食後、ワインをちびちびやりながらTV親父。「もやサマ」と「高田純次の旅番組」を半分観たところでダウン。

2015年12月13日日曜日

十二月の狂詩曲

12月12日。

前日の雨で庭はぬかるんでおり、掘り返し作業にはうってつけだ。もっともスコップは入れやすいが、持ち上げるのが濡れた土が重くなって難儀する。しかも土がくっついてスコップ離れしないときている。それでも、第6の畝のふるい作業が出来ないんで第7の畝の掘り起こし作業を敢行した。

 大成長したローズマリーの移植。半匍匐性でかなり拡大しており、これだけ大きくなるとこの庭ではバランスが取れないんで今回ふたつに株分けして庭のかどに移動させた。
 ローズマリーが去った跡地には「アメジストセージ」を鉢植えから移植した。それでも空いているところには来年「チェリーセージ」を植えつける予定である。
 その他鉢植えの「ラバンディンラベンダー」も移植した。69円税込みのハーブたちが順調に育ってくれるのを楽しみにしてる。

 第7の畝には問題がある。それは「肉桂」の根と、「りんご」の株と根である。りんごの木は去年切り落としたものだが、今回ちょっと掘ってみたがびくともしなさそうだった。で、しばらく掘り続けてみてその原因が判明した。肉桂の根が1m以上伸びてりんごの根を絡めて、さらに伸びて横とたてに根別れして根付いていたんである。
 現在の肉桂は去年株を残して切った5m以上あったもので、その後から新芽が出て2mちかく伸びているが、残された根は四方八方に伸びていて、3m周辺で掘り返していると肉桂の香りがしたりするくらいなんである。
 根を二本のこぎりで切り落として、やっとりんごの木の引き抜き作業が進展した。肉桂の根の周囲も掘り起こして整備したら、匍匐性のハーブの移植にちょうどいいくらいのスペースが出来た。
 鉢植えの「クリーピングタイム」の移転先が決まった。

 昼食は朝作っておいた「さつまいも粥」と「白菜の漬物」。

午後も庭作業。日差しが強く うっすら汗をかいた。久しぶりの汗だったな。

作業を終えてから、筋肉痛になりそうだったんでストレッチした。身体が堅くなってきているのを実感したな。運動不足ってことでストレッチもやってこなかったからな。
 腕立て、腹筋、背筋もやったが、腕立ては30回でダウン。残りも50回づつでへばった。やばっ。

夕食はケイのにぃにぃのワンマンショー。「チキンステーキ・温野菜添え」、「コンソメスープ」、「たまねぎのまるごとグリル」。ブラジル産の鶏もも肉がこんなにうまいとは!この日買ってきたミディアムのスペイン産ワインがよく合う。
 で、そのワインから逆に焼酎の柚子水割りをちびちびやりながらTV親父。「孤独のグルメ」。五郎ちゃんなら「ブルスケッタ」で驚くかい?
 続けて「黒澤明」のドキュメンタリーの最終回。興行的失敗作「どですかでん」をもう一度観てみようかな?順調?に「赤ひげ」までヒット作を出してきた黒澤監督が興行成績を気にし始めたところからいい作品ないよな。「デルスウザーラ」は映像がよかっただけだし、「影武者」は主題自体が面白くないし、「乱」は「蜘蛛巣城」をこえられなかった。「八月の...」、「夢」もひとりよがり。「まあだだよ」も感動を呼ぶ出来では決してなかった。ドキュメンタリーでは娘さんが必死に擁護していたが、佐藤忠男さんあたりもその点を鋭く突いていたな。
 やはり「赤ひげ」までかな。時代も。

 その後「ジゴロ・イン・ニューヨーク」。W・アレンの共演、コーエン作品でおなじみのJ・タトゥーロ脚本・監督・主演作品。昨夜に引き続きブルックリンの風景をおがむことになる。秋のニューヨークも景色がいいところがあるね。行ってみたいとは思わないけど。そういえば「オウタム・イン・ニューヨーク」なんて映画もあったっけ。 「ラプソディー・イン・ブルー」が合いそうだが、この作品のBGMのジャズもよい。が、それだけで気持ちがよくなったわけではないが途中でダウン。

2015年12月12日土曜日

デジタル革命、なるか?

12月11日。

 予報通り朝から雨だったんで、予定していたデジカメの取説を読みながら操作法を覚えることにした。6年前に買ったものだが、それでも多機能で使いこなせるようになるまでカメラの寿命とおれの寿命、どちらがもつやら。

DVD鑑賞。「十人の黒い女」。和田夏十脚本、市川崑監督作品。オリジナルは苦手、という和田さんの謙遜の言葉を単なる謙遜と受け取れる非常に面白い作品である。主要人物は男1名、女5名で、それぞれの台詞も当時としては機知に富んでて絶賛されただろうな。
 終盤での一人の女にかこわれてしまう男の有様は、当時流行していた実存主義の雰囲気があり、この脚本を基に演劇化されたこともうなずける。
 それにしても船越英二のひょろひょろした主人公の演技は絶品だね。大映のトップスターであっただけでなく、TVでも「時間ですよ」の銭湯の親父役の印象が強く残ってる。小津さんと同じ生没同日だったということだ。
 宮城マリ子がお化けになって出てきたり、山本富士子と船越さんのやりとりなど見所満載。

 昼食は「アサリと白菜の焼きそば」。白菜消化の定番だが、アサリ缶はケイのにぃにぃの希望で次回から当家不扱いとなった。生臭いんだそうである。

これも予報通り、午後は早いうちから晴れたんで買い物に出かけた。

 夕方は「きゅうりのピクルス」の本漬け。「べったら漬け」の仮漬け。失敗した「塩卵(シエンタン)」をゆで卵にした。レシピを再確認して、ネットとも付け合せにしてみたが、失敗した理由がとうとうわからずじまいだった。ふかしたさつまいも入りの「ぜんざい」製作。

 夕食は「秋刀魚の開き」、「なめこと豆腐の味噌汁」、「もやしとザー菜の和え物」。

食後、焼酎のゆず水割り~日本酒をちびちびやりながらTV親父。「入りにくい居酒屋・NY、ブルックリン」。料理にやたらタイムを加えてるのが気になった。まさに「ニューヨーク・タイムス」。
 続けてDVD鑑賞。ケイのにぃにぃの選択した「オープンウォーター・2」。「1」ももちろん観たことがなく、知識として「ジョーズ」のようなものだと思ってたので、まず俺が観ない分野の作品である。
 まあ、思ってたほどのゲテモノではないのは実話をもとにしてるからかもしれない。海は怖いよなあ。それでも行きたいよなあ。

早くに終わったんで、そのまま「ホームアローン」がTVでやってるのをぼんやりながめてたが、それもすぐにやめて、無音状態でちびちびやってたらいつの間にかダウンしてた。

2015年12月11日金曜日

太陽にほえたい?

12月10日。

今週に入ってからずっと調子悪い。そううつならうつの状態ってところだろうか?何となくいろんなことが面倒になるたびにうつ病になってたら、世の精神科はあふれかえっちまうだろうな。
 で、今週はラジオ講座はさぼり、この日も弓道に行くつもりが何となくやめてしまった。さつもいも消化のお菓子作りもなかなか始まらない。まあいいか。

 野坂昭如さんが亡くなった。ぎりぎりまで作家活動をしていたというから、脳梗塞かなんかで倒れてからも精力的な姿勢を貫き通したんだな。「戦後」を忘れさせない作家がまた一人亡くなった。合掌。
 この日はブログをつけながらYOUTUBEでA・スチュワートやB・スギャッグスを聴いた。ちょっとサーフィンしてたら、A・スチュワートのコメントがあった。ヒット曲のひとつである「タイム・パーッセージ」は好きな曲ではないそうである。というより嫌ってたな。俺はこの曲が「猫年」を歌ったヒット曲よりも好きなんだが、ちょっと意外な印象を受けたな。そういえばW・アレンの作品で「マンハッタン」が一番好きなんだが、これも本人は気に入らないというインタビューを読んだことがある。
 B・スギャックスの画像があって、これが城島(TOKIO)さんと高田純次を合わせた顔にそっくりなんでびっくりした。本当にそっくりである。

 午前中は庭いじり。第6の畝のふるい作業と小松菜の第1回目の間引き。
これで約3分の1の面積を間引きしたときにとれたものである。肉厚だがくせがなく生食もオーケーである。
 午後はケイのにぃにぃとキウイの棚の点検と修理。俺はのこぎりで剪定もした。勢いの差がはっきりしており、今年初めに続き今回も大胆に切り落とした。枝が伸びてゆく方向も定め、枝先を強制的にそちらに向かわせるよう固定した。
庭で見つけたかえる。写真とろうとして追いかけたら駐車場に飛び出したんで、この後庭に連れ帰った。定住して欲しいものだが.......。

 夕食は「白菜のボルシチ風」。白菜消化の定番。「和風コールスロー」。柚子胡椒がないので、柚子の皮をおろして加え、辛くするのはあきらめた。

 食後、焼酎のシークワーサー水割り~日本酒をちびちびやりながらTV親父。録画した吹き替え版のCMめちゃ入りの「エデンの東」。これも先日観た「レジェンド・オブ・フォール」の影響である。ここからもぱくっていたのは明瞭であることがわかる。J・ディーンとR・マッセィ(父親役)が対立する部屋のシーンでカメラを斜めに取った場面が2回出てくるが、その意図が理解できない。今回三度目で最後に観たのは30年以上前だと思うが、そのときにも感じたことである。で、検索したら多くの人が親子の関係の不安定さを表現していると感じているそうだ。そうなのかな?俺はこの撮影のために名作との評価を下げちまっていると思ってるんだがな。
 二本目は「それでも愛してる」。うつ病のM・ギブソンが腹話術人形によって救われるが、自分をのっとられてしまうというばかばかしい作品をJ・フォスターが監督・共演したもの。これに長男のロマンスを絡めるんだが、そもそもこの脚本を映像化しようとしたところから間違いなわけで、最後までどうにもしまらない。人形でうつ病がなおるんだったら、世の精神科はトイザラスに移転したほうがよい。
 三本目は「処刑の部屋」。石原慎太郎原作、和田夏十脚本、市川崑監督作品。いわゆる太陽族と呼ばれた知性派(高学歴)不良の生態を描いた一連物の1作。それでもやはり日活系とは雰囲気が違う。体制に迎合せずに自ら私刑を受ける主人公の行動は、多分原作のイメージにかなり強いんじゃないだろうか? 主人公が全編通してほえ続けるんでちょっと疲れた。で、ダウン。

 

2015年12月10日木曜日

再挑戦

12月9日。

またもや、か。政府はどれだけ車作ってる会社から金もらってんの?癒着丸見えじゃん。
しかも、今回はその会社にも格差をつけようとしていて、これだって金次第でどっちにも転ぶことが出来るような税制じゃないか。「脱」車社会なんて夢また夢。自転車レーンなんて俺が生きてる間はおろか、日本じゃ実現不可だよなあ。
 推奨する排気ガスゼロの電気自動車の動力源の拡大のために新たに原発さえ作っちゃうんじゃなかろか。このろくでもない日本の素晴らしい税制にはさすがのジョーンズもあきれてるんじゃないか?
 
 朝の作業は「白菜の漬物第2弾」の準備。洗ってから天日干し。三度目となる「ベーコン」の第2行程はピチットシートを外して、これは陰干し。今回気がついたんだが、買ってきたときの重量を正確に記録して、水抜きをした後の重量と比較すりゃいいんじゃないか、と。どれだけ水分を飛ばしたかなんて肉の表面だけ見たってわからないもんな。
 きゅうりのピクルスが予想より出来がよかったんで追っかけ第2弾のための塩漬け。

 午前中は第6畝のふるい作業。この日もやたらにコガネムシの幼虫が出てきた。で、先日までの幼虫はきれいになくなっていたんで、多分スズメさんが食べてくれたんだろうと思ったが、夕方様子を伺うように何羽か来ていたんで多分間違いないだろう。


午後もふるい作業。

夕方、ケイからのクリスマスプレゼント?が届いた。ブランド物の靴下3足。いいね!でもこちらはプレゼントを考えてなかったんだよな。まさか、この靴下にプレゼントを入れて返すのもしゃれにならないしな。まだ2週間あるから、まあいいか。

夕食は「ゆで鶏」。鶏胸肉料理を特集した国営テレビ番組のテキストからのレシピだが、いまのところここからのレシピで作った料理に大きなはずれがない。たいしたものである。
 「大根・かにかまサラダ」。好評は得られない大根消化のレシピ。「キャベツの味噌汁」。これも右に同じ。

 食後、焼酎のゆず水割り~チリ産赤ワイン「プードゥー」~日本酒をちびちびやりながらTV親父。
黒澤明関連のドキュメンタリー~きょうの料理~太田さんの旅番組(この日は門前仲町)。
 ああ、越中島に行きたくなったな、と思いながらダウン。

2015年12月9日水曜日

第4のカード

12月8日。
この日は朝からJ・レノンが聞ける日でもある。あの日の関東は曇ってて寒かったのを思い出す。
で、この日も寒く風もあったが、隣の町にあるイトーヨーカドーへ行った。
 「セブン」嫌いの俺だが、やはり世の流れには逆らえない?というわけでもないが低所得者層にいるものとして、少しでも(1円でも2円でも)生活費を切り詰めるためには現在流行しているポイント制度を使いこなすのも策のうちだと考えるようになったからだ。
 Tカード、PONTAカードに続いて、こうしたポイントカードは3枚目となる。SUICAもポイントがつくから、これも入れると4枚目か。財布の紙入れの部分は相変わらず薄いが、カード入れの部分だけますます厚くなってゆく。

 自宅からその店舗まで自転車でたっぷり30分はかかったかな。手続きを終えてから、店内をぶらつき、近所にあって最近よく利用する、同じ系列の「ヨークベニマル」と価格の比較をしてみた。
 チリ産ワイン「アパルカ」はイトーが598円税別、ヨークが498円税別、ハウOバーモントカレーはイトーが198円税別、ヨークは228円税別とばらばらで一概にどちらが高いだの安いだのと判断できない。さらにイトーでは8のつく日は先ほどのカードで買い物すれば5%安くなるが、ヨークでは実施されてない。共通なのはシニア割引(60歳以上の特典つきカード使用)があるということ。
 まあネットで価格調査が出来る昨今だし、時間だけはしっかりある無職低所得層としてはじっくり安いものを探せばいいだけの話なんである。

 午前中にベーコン用の塩漬け肉の塩抜き開始。前回3時間やってもしょっぱかったんで、今回は5.6時間流水で実施した。
 1か月前に漬けた「塩卵」が完成した(はずだ)。が、この日はケイのにぃにぃが人間ドック入りしたんで、前倒しNADになったんで取り出さないことにした。バリウムを飲んだので、酒が入ると便秘を助長してしまう恐れがあるからなんだが、「塩卵」なんてまさにビールが欲しくなるような食材だもんな。で、1日延期。

夕食も酒が飲みたくなるようなメニューを避け、「ごく普通の日本の(インスタント)カレー」、「りんご・バナナ・マンゴー(缶)のフルーツサラダ」、自家製「きゅうりのピクルス」。

 この日は日曜日録画しておいた「鉄腕ダッシュ」鑑賞。続けて俺は映画鑑賞。「ラストターゲット」。
J・クルーニー主演作品。評価が割れるかな?俺としては、フランス映画「サムライ」を想起させるフイルム・ノワール(暗黒映画)に通じるものを感じさせ、台詞の少なさや登場人物を絞った脚本もいい出来だと思う。ただ、蝶が好きな主人公の性格や嗜好は十分描ききれているとは言いがたい。
「バタフライはフリー」という結果に走る、という暗示なのかな?こうしたサスペンスに蝶が出てくると日本の「狙撃」を思い出すなぁ。
 それにしても原題が「The American」なんだけどぉ、邦題の「ラスト.....」のほうが内容に合っているような気がする珍しいケースなんじゃないかとも思った。

2015年12月8日火曜日

膝の上のたんこぶ(のその後)

12月7日。

 朝一番で病院。先週のMRIの結果を聞くためである。骨などに異常はなく、当初の検診結果と同様で「かつまくほうえん」ということであった。
 この日はたまった「かつまくえき」を抜いてから炎症止め薬を注射してもらった。これで来週までに症状が緩和しなければ手術ということになりそうである。最初から痛みがないからどうでもいいんだけど、やはり見た目がなあ.....。
 天気が良かったんで病院から自宅まで40分近くかけて歩いた。運動不足解消である。毎朝の腰痛膝痛体操と四つんばい体操だけだと何となく足らないような気がするんでなるべく徒歩を取り入れるようにしているが、やっぱ全身運動が足んないようなあ。

 途中で買った「焼きそば麺(だと思った)」で「そば飯」を作ろうと思った。材料もほとんどそろってるし、もやしなども加えてオリジナル「そば飯」作る気満々だったのが、袋を開けるとき気がついた。焼きそば麺だと思って買ったものは「生中華麺」だったんである。
 再度メニューとして作り始めてしまった「中華スープ」を急遽「ラーメンスープ」にチェンジして量などを増やし、ご飯は「炒飯」にした。やれやれ。
 ググッたら焼きそば麺と中華麺は製造法が違い、焼きそば麺はラーメンにはまったくむいていないが、逆は返って違う食感でおいしく食べられるとのこと。かためにゆでるのがコツだとか。予備知識があれば予定通り作れたんだが、残念でした。

 夕方、歯医者。治療が済んだ後、血圧計測したらまだ高かったんで抜歯は10日後となった。抜歯を終えないと次にかかることが出来ないらしく、前歯は外れたまんまとなる。まあ、本人は慣れたからいいだけどね。やはり見た目がなあ.....。

 夕食は「ぶり大根」。味薄めでいちょう切りにしなかった皮付き大根はよく煮えてなかった。ほぼ、失敗だが、約倍量あるんでお楽しみは翌日ということになった。「厚揚げの甘辛煮」、「きのこ汁」、「白菜の漬物」、頂き物の「大根の漬物」はちょっと苦かった。

 焼酎の柚子水割り~日本酒をちびちびやりながら映画鑑賞。「リバーランズスルーイット」。3.4回目?最初見たときから自分の視点が変わったことに気がついたのは前回だった。ナレーションが兄を演じる役者だったんで、どうしても兄の視点になりがちだったのが、父親の視点で観るようになったのはやはり高齢化したということだろうか。
 最後の場面はやはりやりきれない。子供を失う親には絶対なりたくないものだ。前回は涙が止まらなかったんで、今回はケイのにぃにぃと観てることもあり、終盤はトイレにいってするーした。やれやれ。
 ひとの親だったら、この作品から得る 教訓は、子供が悪の道に入る兆候が見えたら親はなんとしても引き止めるには手段を選ばないということだ。
 作品としてはナレーションが多すぎてどうしても解説調になってるのが惜しい。それにしても撮影がいいね。河でビールが冷えるまでつりするなんて贅沢なシーンが得にいい。
 この作品を観ると「レジェンドオブフォール」がぱくっていたことがよ~くわかる。当時話題になったが、B・ピットのちょっとした表情がR・レッドフォードにそっくりなことを今回再確認した。
 
 

2015年12月7日月曜日

縮む人

12月6日。
 朝のうちに少し庭いじり。第6の畝のふるい作業。
 台所では「きゅうりのピクルスの本漬け」と「チキンクリームシチュー」製作。

 この日は東京は池袋でレンタルスーツのサイズ合わせをした。2度目のモーニングである。
2008年のデータが残っていて、当時のサイズは6Aだったのが、試着したらウエストがだぶついていて丈もだいぶ余ったんで5Aに着替えたらぴったりだった。つまり7年でひとまわり縮んだことになるわけである。10年以上前に身長が3センチ低くなって短で驚いたことがあるが、二度目の驚きであった。そうかあ、順調に経年変化がすすんでいるんだなあ、と感心もしてる。
 その割には体重は2kしか落ちてないのは不満だな。縮んでいるのに体重が落ちないから膝に負担が来てるんじゃないんだろうか?体重は自然には落ちないようである。

 定食やで遅めの昼食をとってから、東口近くの家電量販店で酒類をチェック。そこから北口 へ移動し中国人後用達の食料品店でちょっぴり買い物した。52度の白酒のポケット瓶、豆粥の黒糖版、中国産の腐乳。腐乳はいつも台湾産を買っていたんだが、410円に上がっており、中国産が298円だったんで今回初めてスイッチした。黒腐乳が230円で処分価格だったけど荷物になっちまうんであきらめた。

 夕食はケイとそのつれあいとケイのにぃにぃと4人で中華やで。「レバニラ炒め」、「餃子」とビール。焼き餃子は「孤独のグルメ」で五郎さんが食べてた方法で食べたが、これが本当にうまい。以前より酢中心のたれで食べてた俺だが、 酢をたっぷりにし、醤油をまったく加えず胡椒をたっぷり振りラー油をたらしたたれはすごく合う。これからはこれで行こう!

 ケイのマンションでしばらく過ごしてから帰途につく。常磐線ではワンカップがよく似合う。

 

2015年12月6日日曜日

幼虫たちの挽歌

12月5日。

 午前中はほぼ庭作業。第6の畝の完成を急ぎたい。予報によれば来週も半ばごろまで崩れることがないよだが、日・月と用事があるんで少しでも進ませたかった。
 
前日の分が少し混ざってるが、それにしてもこの日はやたらに出てきやがったな。1回のふるいで4匹も出てきたこともあった。鳥のえさにでもと思ってこうしてるわけなんだが、最近寄ってこなくなってたいていは皆さんここでお亡くなりになっている。最近はありんこもやってこない。冬だな。
 数が多いことではミミズもである。赤ちゃんが多く、見つけにくいんでふるいの作業で、違う場所に運んでしまったものも多かったんじゃないだろうか?見つけたものはふるい作業の終わった土に戻してあげてる。土の改良に多いに活躍してくれ、と望みを託しながら。
 この日は義母からもらった籾殻枕から籾殻を取り出して、ふるい作業が終わった第6の畝にすきこんだ。土改良には最適な方法だそうである。
 
 へたれそうだった三つ葉を使っての「貧乏丼」の昼飯を済ませた後も庭作業。2時半ころから風が出てきて、陽もかげってきたんで、見通しも立ったところで早々に終了。あと1~2日くらいか。

 夕食は 「さんまづくし」。レシピの出典は「ためして合点」である。冷凍した生秋刀魚をさばいて三枚おろしにした「さんま刺し」。さばいた後の肝周辺を背中の皮で縛ってグリルで焼いた「肝焼き」。
 骨でだしをとった「白菜・シメジ・えのきの味噌汁」。「かぶ・かぶの葉のぬかづけ」。
刺身は油が多く中とろと同等?いや、それ以上だった。とろ信者にはたまらない1品だろう。肝焼きは驚くほど美味で、これも日本酒にはぴったりだ。あわててビールを飲み干し、日本酒にシフトチェンジしたくらいである。

 食後、日本酒~赤霧島ストレートをちびちびやりながらTV親父。「孤独のグルメ」の亀戸編。亀戸天神近くのようである。純然たる飯屋なので行ってみたい衝動には駆られなかった。
 続いてWOWOWの無料放送を録画した007の製作ドキュメンタリーでいわゆるメイキングではなく、原作者や製作者の苦悩が描かれていて非常に興味深いものだった。お宝画像も満載の2時間だった。
 続けてこれも無料放送で録画した黒澤明のドキュメンタリーで、こちらはインタビューが主になっていて連続して放送されているらしい。この日はちょうど観たばかりの作品に関してのものだった。「生きものの記録」~「蜘蛛巣城」~「隠し砦の三悪人」。特に娯楽作品とは一線を画した「生きもの」に関しては興行的には失敗作だっただけに 評価が分かれるところだろうけど、近しい人たちは絶賛していて、これも興味深いものだったな。で、興行的に成功している作品あたりのころになったら眠気が催してきたんでダウン。

2015年12月5日土曜日

アンコール!あんこう。

12月4日。

 午前中は庭いじり。もともと南側に植えてあった?タイムを西側に移動し、その近くにプランターで種から育てていたコモンタイムも移植した。?タイムはほふく性でかなり密集していて株分けも考えたが、今回は単なる移植だけにし、2株の間隔だけ広くとった。ここでタイムのじゅうたんを作るのが楽しみである。
 10年以上の歴史を持つオレガノを初めて剪定した。ここも密集していて、自分で自分を枯らしてしまっているようだったが、確かに本などを読むと、株分けと根元の風通しをよくするように書いてある。現在の状況は極めて不健康なものであることがわかった。おまけにクローバーの侵略も深刻な状況だった。
 オレガノの古いランナーを出来る限りカットし、クローバーはシャベルを入れてオレガノの犠牲もいとわず根こそぎ引っこ抜いた。
 園芸って結構手がかかるもんだな。

午後はケイのにぃにぃと隣の駅まで買い物ツアー。
ホーマック~西友~WonderGoo~ロイヤルホームセンター~ヨークベニマル~ランドローム。
ケイのにぃにぃはケイの誕生日プレゼントを買い集めてた。西友でもぶらぶらしたが1Fの食品売り場を残して上階はすべて今月限りで営業を停止するらしく営業しながら片付けとセールを行っており、商品はほとんどなく、閑散としたものだった。ヨークベニマルではパン売り場で食材パンを買っておやつタイム。昼飯が「芋粥」だったんで腹が減ってしょうがなかった。腹ペコで買い物すると買いすぎる傾向があるんで、その前に「ハムカツ&ナポリタンサンド」と「プチフランスクリームパン」とコーヒーと、しっかり食べた。うまい!ここのバゲットもソフトでうまい。
 
夕食のメニューは「あんこう鍋」。あんこうの処分品があったんで急遽メニューを変更し、二日連続の鍋となった。当初は「鶏肉とさつまいものクリームシチュー」の予定だった。 副菜は「ブロッコリーと海老のマヨサラダ」。ケイのにぃにぃの作品で懐かしい味だった。それと「黒にんにく」。「鉄腕ダッシュ」でその存在を知ったばかりだったのが、スーパーの棚に並んでたのを発見し、即かってきたものであり、味がプルーン似でうまい!ワイン向きかな。
 あんこうって結構うまいもんだな。何度も食べたことがあるのにこの日は特にうまく感じた。
食後?だらだら鍋をつっつきながら日本酒のぬる燗をちびちびやる。
 「世界入りにくい居酒屋」の録画を観た。今回はイタリアはベネチア。アメリカ人にも驚かされたが、イタリア人の食欲にはあきれる。 両国とも同じようにやたらに食うくせに世界大戦ではイタリアが一番先にこけた。イタリア人は燃費が悪いらしい。
 続けてDVD鑑賞。「フィクサー(原題はマイケルクライトン)」。同名(「フィクサー」)の作品を記憶してる。J・フランケンハイマー監督のもので、その後に「ホースメン」という作品も作っている。と、思い出したのは、この日の作品の冒頭でJ・クルーニーが車を降りて3頭の馬に近寄ってゆく場面があったからである。意味なし。
 原題のマイケルクライトンは主人公の名前なんだが、あまりにも有名な名前じゃん?「ジュラシックパーク」 をはじめ多くのベストセラーを出してる作家だし、自身で監督もしてるし、なぜこの名前なんだろう?
 J・クルーニーの出てる作品はほとんどはずれがない。この作品もよく出来てる。主人公の駄目さ加減の描写もいいし、S・ポラック(名監督でもある)がいい。敵役の女優はもっと素晴らしい。K・ブランシェットがぴったりの役だったが、この女優、これでオスカーをとったそうだが、文句なしの名演だったな。大満足で、余韻に浸りながらもうちょっと飲んでダウン。
 

2015年12月4日金曜日

ロースで再挑戦

12月3日。

 キウイ生食完了。ケイのにぃにぃと二人で毎日食べて、およそ5kg消化したことになる。その間廃棄処分したのは2個ほどだったろうか。今年はいままでで一番効率のいい収穫だったな。来年は棚を拡張し、剪定も早めに行い、新株も育てようと思う。

 午前中は小雨の中、24時間スーパーまで買い物し、その後は読書したりして過ごす。

 いただき物の「いわしの削り節」をお茶パックに詰め替えた。先日もかつお削り節をもらって、それもお茶パックに詰め替えてたんで当分「だしパック」買わずに済みそうである。

昼食の後、さつまいも加工。在庫はまだまだ当分なくなりそうもない。来年の春まではあるんじゃないかな。で、今回は一番でかいんじゃないかと思えるのを加工した。重量は1200g、皮をむいて虫食い部分をカットしても1080gあり比較的ロスの少ないものだった。
 細長い部分が200gあったんで「焼き芋」に。残りは半分づつ「簡単さつまいもパイ」、「芋粥」にすることにした。
 電子レンジで柔らかくしたあとマッシュして砂糖・バター・牛乳を加えたものは翌日パイにする予定。同じくレンジで柔らかくしてご飯(一膳分)と一緒に煮て「芋粥」完成。俺用で3日分はあるだろうか?

 午後にも買い物に行ったが、そこで豚肩ロースブロックが特売になっていたんで、買ってきて再々度「ベーコン」に挑戦することにした。油の量もちょうど良さそうに見えた。が、それは2本買ったうちの1本だけで、他方は底が油の層が厚く、外からは見えないように加工じゃなく工夫(怒り!)されていたんである。仕方なくその部分を削ってから下ごしらえした。
 前回はちょっとしょっぱかったんで、漬け期間を7~10日を5日にした。今度こそは....。

夕方近く、天気がよくなってきたんでちょっぴり庭いじり。「ローマンカモマイル」を鉢からじか植えにした。思ったより株が多かったんで、細かいのは鉢に残した。
 先日移植した「レモンバーム」はいまのところ無事のようだ。何とか育ってくれればいいんだがな。

夕食は「たらちり」。そのたら、「甘塩」って書いてあったから大丈夫と思ってたら、ちょっとしょっぱかった。不評だったが、日本酒の肴にはちょうどよかった。それに「ブロッコリーのかにかまあん」。

 食後、日本酒のぬる間をちびちびやりながらTV親父。太田さんの旅番組「奈良」を観た。観た景色ばかりだったが3軒紹介された飲み屋のうち2軒は知らない店だった。内1軒はちょっと行ってみたい店だったな。
 知っている店(「鬼無里」・きなさ)には4度くらい行ったかな?ちょっと変わった親父が一人でやってる「おばんさい」の店で、ちょっとわかりにくい場所にあり、よく言われる隠れ家的ってな風である。
 一度客が俺一人になったとき、よくしゃべったっけ。そうしてしゃべるといい人だったな。また行きたくなったな。
 ウイスキーにスイッチして、2.3杯でダウン。

2015年12月3日木曜日

♪会社も仕事も何にもない.....

12月2日。

水木しげるさんがお亡くなりになった。高校生のとき、帰り道寄ってよく立ち読みしてた調布駅そばの書店で偶然隣り合わせたことがある。当時調布在住だったんだ。
 鬼太郎が脚光を浴びているころだったかな?「ガロ」での「鬼太郎夜話」とは趣が変わってしまっていて、はじめはとっつきにくかったけれど、そのうち水木さんが目指す方向が見えてきたんでそれはそれなりに楽しんで読んでいたっけ。「河童の三平」も面白かったな。「悪魔くん」あたりから漫画離れしてご無沙汰で、「げげげの女房」なんかにも無関心だったが、水木さんはずっと書き続けてきたんだよな。尊敬の念とともに合掌。

 7時までの低料金電力の間に夕飯用「さつまいもご飯」、昼飯用「グリーンカレー」を製作した。もうちょっと下準備しときゃよかったが、後の祭り。ぎりぎりセーフ。

 午前中は前日に引き続き庭いじり。じか植え「レモンバーム」に追肥。 畝の移動道を整備。途中で頓挫してた第6の畝のふるい作業など。

 午後はDVD鑑賞。「わが青春に悔いなし」。戦前の反戦活動家に対する弾圧、そして罪人と目されてからの差別など、重苦しい雰囲気の中、原節子扮する主人公が最後は明るく社会活動に目覚めてゆくという、俺より少し上の世代が体験した70年安保の時代を扱ったものもこうした内容が多かったような気がする。まあ扱ってる史実が「ゾルゲ事件」だけに、そこんとこの重さがだいぶ違うか。
 描かれる人間が類型的だし、決して面白いものではない。ただ古さを感ずるのみだが、その古さを愛する人も多い。

 夕食は当初「たらちり」だったんだが、この日はNADであることを思い出して急遽変更し、メニューは次の次第。「さつまいもと豚肉の中華炒め」、「ブロッコリー・ツナサラダ」、「かぶの味噌汁」、「白菜の漬物」。
 食後、借りてきた市川昆に関する本を読んで、ダウン。8時半ころじゃないだろうか。

2015年12月2日水曜日

思い出のストロベリーフィールド

12月1日。
 ネットでチラシを見てたら「砂糖」が安い。で、この日行く予定のスーパーと、砂糖の特売してる店と両方徒歩で行くことにした。運動不足解消である。1時間弱歩いた。

 天気もよく、朝からやる気満々で庭作業。午前中にローズマリー・タイム・カモマイルの苗床を整備する予定だった。
 ローズマリーの移植はちょっと先の話になるんだが、掘り起こした場所はコンクリートの破片や小石が非常に多いので、早めに済ませたかったからだ。案の定石の多いこと。
 タイムを移植する場所は粘土質で、ふるい作業により元々あった土では不足しそうなくらいだった。庭全体の完成予想では、地面は10センチちかく低くなるとしている。表面を削り取るというイメージだ。当初は外部から土を補充するつもりだったが、手間はいいがコストがかかりすぎることから変更した。
 それでも何とかこの場所の苗床も完成した。雑草の根茎も多かったが、ふるいで残った粘土も半端なく多かった。

 昼食はケイのにぃにぃの手になる「回鍋肉」。うまし!

 午後も雑草の根茎の片付けやこの日かって来たポット入りハーブを鉢に移植したりした。
イチゴも買った。俺が小学生のときに親父も作っていたっけ。イチゴ畑もいいなあ。子供のときの記憶にある畑は多分実際より狭いものだったかもしれない。が、毎日のように収穫して砂糖と牛乳かけて食べた印象が強いから、密度が濃かったんじゃないかとも思う。

 3時を過ぎると陽がかげってくる。庭作業してると季節の移ろいも肌で感じられるし、なかなかいいもんだな。

 夕食のメニューは「厚揚げの焼いたものに大根おろし添え」。厚揚げがまずすぎた。「レンコンと大豆の白和え」、「わかめと豆腐の味噌汁」、「白菜の漬物」。

 焼酎のシークワーサー水割り~日本酒をちびちびやりながらTV親父。「きょうの料理」の土井さんの「ぶり大根」を見てたら腹が減ってきそうな気配がした。予定がつまってるんで、このレシピを使っての「ぶり大根」は七日あたりか?
 続けて録画した「愛を読む人」を再生したら吹き替えだったんで断念して、旅番組をちら観してから9時半ころにはダウン。


2015年12月1日火曜日

果てしなき高血圧の想い

11月30日。

 そういえばこの日は親父の命日だった。親父が高血圧であったかどうか記憶はないが、当時は高血圧なんてそんなに騒がれていたのかも記憶ない。
 親父は61歳で死んだが、俺が同じ年になったころあたりから血圧が高くなった。てことは遺伝なのかどうか明らかにならないわけだ。産みのお袋というのが記憶できるころにはすでにいなかったのでこちらのほうも遺伝に関しては永遠にわからない。
 遺伝であるかどうか不明としても、治さなきゃならないわけで、いよいよ薬を使ってみることにした。「防風通聖散」というポピュラーな漢方薬である。漢方に関しては30代に独学だが勉強したことがある。まあこの辺あたりでしばらく様子を見よう。

 昼食はケイのにぃにぃとお隣の駅の手前にある「博多うどん」。俺は「鍋焼きうどん」。牛肉の甘露煮みたいのが入っていてミスマッチ感は否めないがボリュームだけは満点。
 
 午後はMRI検査。オダギリジョー似の検査技師だったな。ものすごい音がするんで、ヘッドホンを装着されたが、ファンクっぽいやつでこちらの雑音のほうが気になった。ときどき何種類かのすごい音が するんだけど、単調なやつもあって聞いてるうちに居眠りしてしまったようだ。いびきもかいてたんじゃないだろうか?となると、外部の連中にはMRI並みの騒音を聞く羽目になったわけだ。

 帰り道、ケイのにぃにぃと合流してマックフライドポテトをもらいに行った。ただ券2枚あり、ひとり1枚限定でこの日が期限だったんである。彼いわく「塩なし」を頼むと揚げたてが出てくるということなんで、やってみたら確かに少し時間かかかるが事実だった。で、持って帰って塩振ってジンジャーエールのみながら食べた。まあまあのおやつだが、高血圧を気にするんだったら塩は振らないほうがよかったかも。
ちょっと遅れたが昨日のブログに載せる予定だった画像である。病院から戻ってから少し庭作業したときに、おんぶバッタ1匹捕獲して、同じように処刑した。それにしても柚子のとげの鋭さ強固さはすごいし、カナヘビが気持ち悪い。次回から蝉やカナブンの幼虫もやるかな。

 夕食のメニューは「すきやき肉豆腐」。レトルト食品にしいたけの石突き、豆腐、白菜を加えたもの。「さつまいものエスニックサラダ」、「大根の皮の味噌汁」、「大根の皮のきんぴら」、「 白菜の漬物」。ちょっと塩分多いよなあ。
 食べてる最中に前歯のかけらが出てきた。いよいよ前歯崩壊の兆候が出てきた。かなりぐらぐらしてきており、ちょっと力入れて引っ張れば取れちゃうかもしれない。やれやれ。

 食後、この日買って来たチリ産赤ワイン~日本酒をちびちびやりながらTV親父。
録画した映画「レジェンド・オブ・フォール」 。いろんな過去の名作を寄せ集めたような話だった。
「リバーランド・スルー・イット」、「友情ある説得」、「エデンの東」など。親父さんの軍隊引退のエピソードの描き方があっさりしすぎで、しかも軍法会議が出てこないという現実離れしてるし、ブラピが単身で弟の報復として、ドイツ兵を殺して戻ってくるなどもちょっとありえないだろう?「トリスタンとイゾルデ」から発想されたエピソードも安易なシナリオだよな。ちょっと、がっかり。
 

2015年11月30日月曜日

処刑の庭

11月29日。

 午前中から庭いじり。柚子の根元の整備からはじめた。根に気をつけながら掘り起こし、まきつくようにして生息している雑草の根を除去する作業である。で、ざっとやっておいたブルーベリーと沈丁花もやり直したところ、特にブルーベリーがひどいことになっており、かなりダメージやストレスをこうむっていたんじゃないかと思われる。若干根を傷つけてしまったが、雑草の除去によってかなり若返るんではないだろうか。
 この日はキリギリスと遭遇。こいつは家庭菜園をするものにしては害虫そのものである。よって即処刑した。処刑の方法を考えて、思いついたのが、柚子の木に串刺しなっていたカナヘビと同じ方法である。あれからこれを施した鳥はやってこず、カナヘビもそのままでもはや干物同然と化している。どうしたんだろう、忘れちまったのかな?ついでにキリギリスも食べてくれるといいんだが。
 このキリギリスは散々荒らされた「島大根」の葉に対する加害者に違いない。いまだに庭に生息するバッタは駆逐しなきゃなあ。

 午後も三時ころまで庭いじり。おやつタイムに「大学芋」を食べながら明日返却期限の本を読んだ。杉浦日向子「隠居の日向ぼっこ」。多分ペンネームも日向ぼっこから来てるんだろうな。
 最初読んだときはうんちくばかりが印象強かったが、今回読んで感じたことは現代を粋な語り口で批評しているのが面白いということだった。実は彼女が亡くなったことはかなり後になって知った。同じ年に自分も最愛の人を失っており、しばらく社会の出来事にも関心が持てなかった時期があったことによる。
 流行った歌や映画もほとんど記憶がなくて、この期間空白になっている事象がかなり多い。彼女の著書ではないが、好きな本として江戸のこっけい本が上げられていたんで、すぐ購入して積読しておいたものを最近になって読み出している。
 原作本が映画化されたりしているようで、脚光を浴びていることはうれしくもあり、早世してしまったことをつくづく残念に思うんである。

 夕食は「秋刀魚の塩焼き」。そろそろケイのにぃにぃは飽きてきたようである。以前は毎日でもいいようなことをのたまっていたんだが.....。「エリンギのマヨネーズ炒め」、「ほうれん草の胡麻和え」、「かぶの葉と豆腐の味噌汁」、「れんこんの蒸し照り焼き」。
 食後、焼酎のシークワーサー水割り をちびちびやりながらTV親父。「もやさま」をちら見して「鉄腕ダッシュ」。終了後「市川昆物語」を観た。
 市川監督を崇拝する岩井俊二監督によるドキュメンタリー映画。市川監督というより市川夫妻の物語とも言える。その夫婦のタッグによる作品に対する評価は高く、その歴史と夫婦間の葛藤などを知ることが出来、今後の作品の鑑賞の手引きとなった。
 それにしても脚本家である奥さん(夏十)は40代半ばで癌になり、20年近い闘病生活を送りながらも昆監督の脚本に対してアドバイスを与え続けたという。天才肌の人だったらしい。最後の執筆が「東京オリンピック」というから、やはり残念な気持ちである。

2015年11月29日日曜日

親父も掘れば石に当る...石敢当(ではない)

11月28日。

早速、7時までに洗濯・炊飯・湯沸しを済ませてしまった。なんでもないことなんだが、やはり意識するとしないでは違うんだな。おかげ?で腰の調子が一日悪かった。前日の庭での掘り起こし作業が響いたのかもしれない。が、せっかくいい天気なんで庭いじりをした。
 朝のうちに買い物へ行ったところでまたしてもポット入りのハーブを3つ買ってしまったし。「ワイルドベリー」と「ラベンダー」、「タイム」 の珍種?税込み69円だしなぁ。前回買った「バジル」なんか元以上の収穫だったし、このところ店頭に並ぶことが増えたんで、変わったものがあれば買うことにしている。これらを鉢に移し替える作業から入った。

 オレガノのところに進入したシロツメクサに似たものがオレガノを圧倒していたんでそれらを取り除いてからブロックを設置した。「クローバー」である。囲いになっていたところのブロックがほかのところで使われたりしていて、そこから進入してきたらしい。かよわそうな外見とは正反対の根のはびこり方で深く強い。油断できないな。

 ブルーベリーの根元周りの改善作業。なんとちょっとはなれたところに新しい木芽を発見した。もう少しで抜き取るところだった。親木がかなり老木になって着てるんで挿し木を検討していたところだったんで吉報である。

 蝉の幼虫が出てきた。幼虫の色だが身体はすっかり成虫である。たぶん来年で来るところだったんだろうが、俺に掘り起こされてしまったわけだ。ミミズの赤ちゃんは「ふるい」作業が終わった柔らかい土地にそっと戻してあげる。それ以外の虫と幼虫は残念ながらこの年を越すことは出来ない。合掌。

 建物近くの肉桂近くの掘り起こしをしゃべるを使って行った。やたらに石が多くて、それでなくとも先にかなりダメージを与えちまったスコップにこれ以上壊すと使い物にならなくなっちまうことを警戒してのことである。
 この日もやたら石が出てきた。この場所は20年以上いじってないところである。アジサイがあった場所だが、多分肉桂の根がはびこっている様子を見る限り、肉桂が原因であるらしい。

 ここでの作業中に蜂がすごい羽音で顔近く飛んできたんで、思わず声上げちまったじゃないか。もう冬になったんだからお休みになってもいいんじゃないかと思うんだが、今年満開になったローズマリーには毎日のように何匹かの蜂が飛来しているが、そのうちの一匹が俺をからかったに違いない。
 それにしてもりんごが花をつけたのが今月初めだし、肉桂の根元にゃ朝顔が芽を出していたり、掘り起こした土の中からは新芽を出した植物が際限なく出てくる。それとわかるのは「のびる」だけで、それだけでもかなりに数になるが、それ以外の無名の植物の数はそれを上回る勢いだ。
 条件さえそろえば植物は生き続ける。当たり前のことではあるがあらためてその驚異に感嘆しちまうんである。

 夕食の用意は5時から。電気料金が少し安くなり始める時間である。この日のメニューは「鶏肉の水炊き」、「白菜の漬物」。鍋をIHヒーターで煮たら、卓上コンロに移動して、そこで弱火でじっくり仕上げる。
 問題は昼食時にいかに電気を使わずに済ますかということである。昼食に米を摂取し、夕食に麺類ってことも視野に入れてる。この日の昼食は「いくら丼」だったが、好例といえる。

 食後、ケイのにぃにぃに頼んで買ってきてもらった「一の蔵」の普通酒と純米酒を変わりばんこにぬる燗や常温でちびちびやりながらTV親父した。
 「孤独のグルメ」。続いての知花くららさんとガレッジセールが出る「沖縄の歴史」を学ぶたび番組が面白く勉強になったな。「石敢當」はその由来も知ってたが、あの沖縄独特のお墓については、由来はおろかその名称があることさえ知らなかった。
 「亀甲墓」。「かめこうばか」と読むんだそうで、中国由来であることが福建省への旅で紹介された。海中での食器の残骸などでもいろいろな国との交易が見られたり、首里城の迎賓館の立地の理由などからも、当時の政府の外交が巧みであったことなども興味深い。本島では行ったことがな
い伊計島なども取材されていて、次回離島に行くときには帰りに寄って見たくなった。
 続けて「アド街」。今回は「花園神社」付近。当然ゴールデン街が多く取材されてた。17位のBGMがよかったけれど、先ほど調べてもまだアップされてなかった。まあいいや。
 

2015年11月28日土曜日

世帯エコ会議

11月27日。
 久しぶりの快晴だ。が、風があり、長い時間庭に出てるのはきつそうだった。

午前中に歯医者。またしても血圧が高く、バッシングは延期。先日外れてしまった詰め物をはめなおした後、今後の予定を教えてくれた。それによると左の修理(入れ歯)を優先し、血圧の状況がよければバッシングを行うとのことだった。右側には根が残ってるやつともう一本残ってるんだよな。やれやれ。
 1時間は食事が出来ないとのことだったんで、ちょうど12時だったが、帰り道途中のレンタルビデオ店で1時間過ごした。よーく見ると、案外知らないものがあることが判明した。コーエン兄弟の「ブラッドシンパル」やD・ボイルのデビュー作や岩井俊二のドキュメンタリー風のものなど。そのうちの「市川昆物語」を借りた。

午後は浴室の空調の修理業者が来てたりで、庭作業がほとんど出来なかった。それでも第一の畝の掘り起こしや、庭に出るところに積んであるブロックの割れたやつの交換と積みなおし作業などを済ませた。 畝ごとにインデックスを貼った記録をつけることにした。

 夕食のメニューは「生鮭の照り焼き」、「シジミの赤だし」、「レンコンの蒸し焼き」、「納豆」、「白菜漬け」。
 焼酎のシークワーサー水割り~日本酒をちびちびやりながら、電気代の節約についてケイのにぃにぃと相談。深夜電力契約しているので、熱を利用する家電は23時から7時の間に使用するのが効率がよいことを再認識して、生活様式を変えることになった。
 まずは、ポットの湯沸しや炊飯は朝7時までに1回。浴室の乾燥機はその時間帯に行う。夕飯つくりも次に電気代が安い夕方5時からコンロを使う作業を行うようにする。それよりも前に熱を使わない作業をしておく、など。キャッチフレーズは「イレブン・セブン、いい電気!」。
 
 「ハウス・オブ・カード」第2シーズンを観終えた。悪人大統領の誕生シーンで終わった。第3もあるとのこと。後は破滅しかないだろうなぁ。
 その後「入りにくい居酒屋」のリヨン編。カエルの料理がめちゃくちゃにうまそうだった。上げ底グラスの安ワインやチープな材料で作る料理の数々、フランスもいいとこあんなあ。

2015年11月27日金曜日

わが老年は食ってばかり

11月26日。
 左ひざの調子がだいぶよくなってきたのは、やはり毎日のひざ体操の効果であるようだ。ちょっと痛いくらいでやめると悪化する?かなり悪いときでも無理するとさらに悪化する。このあたりの微妙な線引きを見極められたらいいんだがな。
 今回は、うっすら痛みが残っているうちから再開したのがよかったようである。 で、今まで休んでた、ストレッチや太極拳なども再開してみた。ストレッチは1年ぶり。ジム通いしてたころのクールダウン時に行っていたもので、ジムで流れていた映像を暗記してたものである。が、たった1年なのにもう順序などを思い出せなくなってるのには正直言って震えがきたな。本当に年食ってから覚えたものは身につきにくくなっているということを実感した。
 太極拳はDVDを見ながらなんで、これも覚えるのはまだまだ先になりそうである。

 そのほかゴム弓による弓道の稽古をちょっぴり。これも立射に入るときの順序はテキストを見直しながら行ったが、これもちょっと怪しかったな。やれやれ。

 天気がようやく回復しそうだったが、前日借りたDVDを鑑賞。「素晴らしき日曜日」。植草圭之助脚本、黒澤明監督1947年作品。貧しい恋人たちが、東京をさまよう話でロケが多く、当時の風俗や町並みを観ることができる。最後に観客に向かって叫ぶシーンがあり、これで終わりになったら表現の限界を疑ったが、その後もありちょっぴり希望の灯をともす場面が救いとなった。なかなかいい映画だったな。「酔いどれ天使」と続きいいコンビだったのが喧嘩別れしてしまったそうである。黒澤さんはこのころからすでに「天皇」だったんだろうか?植草さんにもっと書いてもらいたかったものである。
 偶然だが、このDVDを借りるとき同監督の「わが青春に悔いなし」と、どちらにしようか悩んだものだが、この日の朝、ネットニュースで原節子さんがなくなったことを知った。「わが.....」は彼女の代表作のひとつでもある。合掌。

昼食は前日作った「さつもいもカレー」。

夕食は「きのこパエリア」、「ムーミン・スープ」。スープはケイのにぃにぃが作ってくれたもので、フィンランドのソウルフードらしい。先日つくば市で買った「ディル」がここで効果的に使われた。が、量的にそうたくさん使うわけでなく、もう一袋買ったものをどうするか検討せねばならなかった。
 で、この日の残りを俺がベトナム料理に使うことにし、一袋は丸々「ピクルス」を製作することにした。
 食後、焼酎のシークワーサー水割り~ウィスキーの水割りをちびちびやりながらDVD~TV親父。

「ハウス・オブ・カード」のシーズンⅡの5巻。だんだんすごい展開で過激になってきた。ちょっとついてゆけない感じになってきたな。ここからはまれる連中がたくさんいるんで、海外ドラマブームになっているんだろうな。
 口直しに東北の取材だったが、太田さんの旅番組を観た。盛岡もいいところだが、まず行かないな。

2015年11月26日木曜日

NAD再々開

11月25日。
 天気がよくない日が続く。これじゃ庭いじりで時間をつぶすことが出来ないんで、芋でもつぶして「スィートポテト」でも作ろうか?
 で、この日も台所で過ごすことに決め、いつもの水曜日恒例の水廻り掃除に引き続き、レンジとオーブンの内部の掃除も実施した。年末大掃除の前倒しである。
 10時には雨が降っていたが、家からはまったく反対方向にある2軒のスーパーに買い物へ行く。

 この日は前回ケイのにぃにぃが作った「カリー・ガイ(名前は鶏肉カレーなんだけど、さつまいもカレーとなる)」を作ることにした。

 昼は簡単なかけうどんで済ました後、まず夕食用の「ビーフシチュー」製作。今回は初めてのレシピを採用したが、結果的には市販ドミグラソースの代用にインスタントのシチューミックスを使用したのが間違いだった。
 牛すね肉に塩コショウのほかに小麦粉をまぶすようになっていて、その小麦粉とシチューミックスの、いわゆる「ダブル粉もの」のおかげで見事にねっとりしたシチューが出来上がっちまったんである。ジャガイモを加えて煮詰め始めたところ、あっという間に焦げ付いた。またやっちまった。
 うっかり底からかき回すところだったが、前日ケイのにぃにぃが、底についた部分には手をつけず、上の部分をほかのなべに引越しさせるところを見ていたんで同じように対処したところ、被害が少なくて何とか最悪なケースを回避できた。やれやれ。

 さつまいも1kg分の皮むきは重労働であった。とにかく虫食いが多く、表面上の小さな跡が内部で広がったり、延々と続いていたり、と可食部分をピーラーのみで残そうとすると、発生するごみ?の量は半端なものではなくなる。3分の1、ひどいものは2分の1は廃棄物が出た。
 で、可食部分1kgを素揚げし、油を切っている間に、鶏肉を炒め、レッドカレーペーストをつかったスープを製作し、最後に合体して完成!
 今回はココナッツミルクと牛乳を半々使うレシピだったのをココナッツミルクのみにして、味の調整もナンプラーを多めにして、よりタイっぽく仕上げた。パクチーをたっぷり載せていただくには翌日のランチでである。

 一日を通して体調がよくない。先週もNADを中止しているし、ここらでちゃんと休ましたほうが良いと痛切に感じた。
 で、この日はNAD。食事中のドリンクは久々のコーラである。

 食後、読書。森まゆみさんの「その日暮らし」。「谷根千」の編集長をやっていた?人としか認識がない人だが、この日記風のエッセイは面白かった。言葉が実直で気持ちがいいし、悩みを克服してゆく様も個性的で多くの人が参考になるんじゃないかな。
 生活を気持ちよく変えてゆこうというスタイルは俺とはまるで違うタイプなのに、関心があることが似ていて驚く。もっとも読書家ではない俺とは広がりがまるで違うんだが...。
 クラッシックをBGMとしての読書も悪くないな。9時半にはダウン。

2015年11月25日水曜日

何とか1勝2敗

11月24日。
 朝から病院。大きく育った右ひざの定期健診である。

 病名は「かつまくほうえん」。で、来週、MRI撮影し、結果を見てから手術の有無を決定するそうだ。まあそれまでひざが育ちすぎて破裂することはないそうである。今回も中に溜まった液を抜いても抜かなくてもよいとのことだったが、せっかくきたんだから抜いてもらうことにした。

 帰りのバスまで15分あったんで家まで歩くことにした。前日も引きこもりだったんでいい運動になった。

 昼間のDVD鑑賞は「酔いどれ天使」。黒澤監督1948年作品。一度観たことがある。改めて観て、そのすばらしさを再認識した。社会風刺もさらっと利かせて、その後の黒澤ドラマの原点が盛り込まれている。終盤のアクションも絶品。幕の〆方も最高である。大傑作!

 午後は収穫したさつまいもを使って「大学芋」、「芋かりんとう」を製作。これは絶対レシピに問題ありである。大学芋のシロップはジェル状にならず芋にからまない。かりんとうにも黒砂糖がからまない。後者はよく考えれば物理的に不可能なレシピだった。結局ふかし芋と甘いフライドポテトみたいなものが出来上がった。このところ失敗続きだ。

 前日作ったミートソースが余っていたんで「ライスラザニア」を作ることにした。ホワイトソース製作は最初から失敗した。これはレシピが悪いんではなく、レシピをちゃんと読まなかった俺が悪いんである。何度も同じレシピで作ってきたはずなのに、である。どうもいかん。作り直して何とか完成。

 夕食は「ライスラザニア」、「ハーブリーズ(ブロッコリーの変種)・レタス・きゅうりのサラダ」。
お供はビール~白ワイン(ドイツ産・ピースポーター)~ウィスキーの水割り。

 食後映画鑑賞。「キャピタリズム~マネーは踊る」。M・ムーア監督作品。資本主義の冷酷さを目の当たりにする。政府と経済界のタッグによる極悪非道な行為を余すことなく描く。子供のうちからこういう映画を見せておいた方がいいんじゃないの?


 

2015年11月24日火曜日

不労感謝!

11月23日。
 
午前中に「ミートソース」、「千枚漬け」製作。これは前日に予定してなかったのに、木曜日までの食事のスケジュールを作ったところから夕食にパスタにすることになり、特売で買ったひき肉が登場となったわけである。
 聖護院大根も葉っぱを切り離したところから一気に千枚漬けへと流れに乗ったものである。

で、昼食は時間をかけられなくなってしまったんで「貧乏丼」の久々の登場となった。

 午後はDVD鑑賞。「ジャガーノート」。R・レスター監督作品。サスペンスものだが、構成がとてもよく出来ていて、なおかつ客船の中の人間像も盛り込んでいる。が、実は肝心のところが疑問として残る。犯人が一人でドラム缶を7つもどうやって客船に持ち込んだかが明らかにされないまま終わっちゃうんである。面白い作品なので惜しい気がする。ちなみにTSUTAYAでの「発掘品」として陳列されてた作品でもある。R・ハリスがいいね。

 夕方近くになってから当初の予定だった「大学芋」、「さつまいもかりんとう」の下ごしらえを始めたが、かりんとうの下ごしらえは水にさらしたあと半日天日干ししなけりゃならないことが判明し、途中で中止にした。事前の学習が足らないことでこういうケースがしばしばあり、どうにも困ったもんである。
 夕食は「ミートソース・パスタ」、「トマト・きゅうり・レタスサラダ」。

食後、日本酒をちびちびやりながらTV親父。旅番組をふたつと「酒場放浪記」の一部や義母が録画した「マザーウォーター」の一部を観てダウン。

2015年11月23日月曜日

サッカーもカーも広島デイ

11月22日。
炊飯器がとんでもないことになっちまった。使用方法を間違えたために沸騰したときにあふれてしまったんである。この炊飯器でおかゆを炊いたことなかったんだっけ?
 分解できるところはすべて取り外してふき取ったところ、何とか機能自体は壊れてはいないようだった。二回目のおかゆは何とか完成した。

 この日は午前中からレンタルしたマツダのデミオでドライブ。つくば市にある複合商業施設「イーOO」。以前友人Tさんに連れて行ってもらったところである。
 その中のラーメン屋で昼食後、店内3階あるフロアを散策した。駄菓子やとトイザラスなどをぶらぶらし、スターウオーズ人気を目の当たりにしたり、クリスマスの訪れを感じたりしたが、こういう感触はいくつになっても楽しいものである。
 サイバーダインのフロアは面白かったな。介護や自立支援などで今後の発展が見込まれるパワースーツなどが展示されているところだ。

 午後もドライブ。この日はつくばマラソンが開催されていて、そのあおりを食った渋滞にちょっぴり巻き込まれたりしたが、全体的にはスムーズに移動できた。これで天気が良けりゃよかったんだがな。
 市内の公園でメタボな鯉にえさをやったり、ホームセンターを冷やかしたりして帰宅。

夕食はケイたちを駅に送りがてら、駅近くの串焼きやにて。

 帰宅してワインをちびちびやりながらTV親父。「ダッシュ」が休みで、「もやさま」のみ観てダウン。

2015年11月22日日曜日

バブルの残り香

11月21日。
 この日は朝からレンタカーを借りた。9月に買ったOレンタカーの格安回数券を利用したものだ。
午前中は車を使って、普段自転車では運べないものの買い物。といっても、大型商品を買うことの多い家具店やホームセンターでは無料で軽トラックを貸してくれるので、あまり経済的とはいえないが、それでもたまにこうしてドライブするのも悪くない。
 まずは「OOOOファーム」。ここでは第3土曜日に肉の特売がある。週末は混雑するが、この日も牛の切り落としのために整理券が発行されるほどである。
 牛のもも肉が安かったら買うつもりでいたが、スーパーで買うのとほとんど差がなかったんであきらめた。この日作る予定のローストビーフ用の肉は確保してあるんで問題なかったが、それにしても特売用のパック肉は、特に牛肉は売れ行きがいいようでほとんど残ってなかった。日本人の牛肉好きはすんごい。
 ここでは豚ひき肉と鶏もも肉と野菜を数点買った。珍しいものも多く、ハブリーナという茎と葉っぱだけのブロッコリーとか聖護院大根は迷わず買った。こうして野菜のローテーションがまた混沌としてくる状況を自分で作ってしまうんであった。

 昼食は自転車だと30分近くかかるラーメン屋でチャーシューメンと餃子。油ぎとぎと塩分しっかりのジャンキーラーメン。だけどたまにはいいね!

 午後はケイとつれあいがやってきた。

てなことで夕食はパーティー形式。
メニューは「ローストビーフ」、「砂肝のアヒージョ」、「ジャーマンポテト」、「レタスとベーコンのスープ」、「野菜スティック・和風バーニャカウダ」、「トマトのブルスケッタ」、3店で買ったバゲット。
 これに「007・スペクターボトルのハイネケン」~1988年ムートン~1982年ラフィット~クワトロ。さらに最後に残ったビンテージ物「1962年・ラフィット」をあけたが、ワインと呼ぶにはほど遠い味と香り(臭み)で誰も飲めなかった。で、捨てるのもどうかということになり、デキャンタに移し翌日まで様子見ということになった。
 それにしても80年代ものの2種はうまかったな。まあ、こうした贅沢もこの日にピリオドを打ったわけだ。バイバイ、バブル。

2015年11月21日土曜日

てなもんや台所

11月20日。
へたれた茄子が3本残った。メニューに組み込むまでにもちそうにもなかったんで結局再度ぬか漬けにした。今回は漬け込み3日にした。

 白菜の重石を取り替えた。この家には6kgしかないので、半分の重石にするには工夫が必要である。重量をパスしても形状で採用されないことが多いからだ。
 で、雨の中24時間スーパーで買ってきた4Lペットボトル焼酎を使うことにした。空の焼酎瓶1本に移した残りをペットボトルごと重石にしてしまうんである。白菜の上はビニールゴミ袋をかぶせ、その上に漬物樽にあわせたものを探した結果、見つかった揚げ物鍋を載せ、そこにペットボトルを設置したんである。さらにその上に漬物樽のふたを載せ雨対策も万全である。なんせ台所にある勝手口の外に出してるんである。

 大量のさつまいもがあるにもかかわらず、義母が友人からもらってきたというさつまいもを調理。やれやれ。
 1本はレンジを使用する「焼き芋」。これがうまくいった。が、芋自体が繊維質が多く、さらに甘くないときてる。やれやれ。
 ケイのリクエストである「スィートポテト」のために蒸し始めてしまっていたんで、途中でやめるわけにもゆかず、裏ごし抜きのレシピを採用するつもりで始めていたが、急遽裏ごしすることに路線変更した。昼食の用意もする時間が迫っていたんで大急ぎで裏ごしした。覚めちまうとえらいことになることは以前に経験していたんで焦るったらなかった。

 午後はいよいよベーコンの燻製作業である。前回苦労したチップへの点火には万全の対策をもって望んだ。結果、カセットコンロにアミを載せ、十分に点火したスモークウッドは煙も温度も良好だった。途中温度が80度を超えたんで、脇についているふたを開けて調整できた。
 が、ここで気がついた。スモークウッドは90分しかもたないということだ。3ピースになってたんで勝手に270分だと思い込んでいたわけである。
 で、前回まったく点火せずに終わった桜チップを何とか点火することを試みた。その結果、ミニフライパン(単身用・100均)で焼くこと何度目かで、炎を上げたときに、その炎を消すようにチップを追加することで煙が出てくることを発見した。その追加量の調整で持続して発煙することも次第にわかってきた。で、スモークウッドが燃え尽きる前に作業を開始し、最悪のケースを回避した。やれやれ。

 燻製時間3時間で完成。が、今回買った特売品のばら肉はほとんどが油で、しかも漬け込み時の塩が多すぎたためか、出来としては見た目もいいんだが、合格品とはいえない代物となってしまった。煮込み料理かスープの具としてしか使えないだろうなあ。次回に期待しよう。

 ところでスィートポテト製作が始まってから気がついたこと2点ばかり。型がない。絞り出しにつかう口金。やれやれ。夕方スーパーに行ったついでにアルミ製おかずいれを買って対処したが、絞り出しはせずにそのままスプーンですくって完成させたが見た目はめちゃ悪いものとなった。もうちょっと硬めにして手で成型するとか、もうちょっと柔らかめにしてアルミの入れ物に入れてからの成型をやりやすくするとか、なんで知恵が働かなかったのかと後悔しても先には何も立たなかった。

 夕食は「おろし乗せ和風にらハンバーグ」、「ほうれん草やらわかめやら豆腐やらいろいろ入った味噌汁(要するにあまった具材)」、「ぬかづけきゅうり」、「ごぼうの黒胡椒煮」、「大根の中華風きんぴら(まともな大根使用は久しぶり)」。
 食後、「ベーコンのオーブン焼き」、チリ産赤ワインをちびちびやりながらDVD鑑賞。「ハウス・オブ・カード」のシーズンⅡの4巻。
 毎週金曜日は1枚ただのサービスを忘れていて、食後それを思い出し、わざわざ借りに行ったものである。やれやれ。

2015年11月20日金曜日

キウイな1日

11月19日。
 前夜の食事中に歯のつめものが取れた。残った歯が少なくなり、一本あたりの稼働率は非常に高くなり酷使ゆえに起こる事象ではないかと思ってる。とりあえず歯医者に電話したら、痛みがなけりゃ次の予約した日までほっとけ、ということだった。

 この日はほとんど台所に引きこもり。

 きんぴらにすることが多かった「大根の皮」を、前夜に作ったように味噌汁にしたりして新しい試みにも挑戦してるが、ここへ来てべったら漬けや秋刀魚の塩焼きのおろしなど、大根の登場回数が増えてるんでなかなか消費が追いつかない。 で、最近食べ終えた「昆布漬け」の漬け汁に再投入で100g、なますにも同じく100g投入した。次回から最初から漬物にしてしまうのは大量消費にいいかもしれない。

 午前中から午後にかけて「キウイジャム」作り。前日作ったものが煮詰め方が足らなかったため、再度煮詰めなおし。砂糖も足らなかったようで追加。結局総重量の40%くらいがちょうどいいようだ。生食するとよくわかるが、今年のキウイは甘~い!
 皮をむいた状態での総重量6kg、砂糖2.4kgで大瓶6本分のキウイジャム完成。やれやれ。
 
 夕食は「麻婆豆腐」。東京からわざわざ豆鼓を持ってきて作った本格派である。「レタスとトマトの中華スープ」、「きゅうりの中華和え(くらげ抜き)」、「ぬかづけ茄子」。へたれ茄子だったんであまりうまくなかった。それとも漬け時間がたんなかったかな?

 食後、焼酎のシークワーサー水割りをちびちびやりながらDVD鑑賞。「ハウス・オブ・カード、シーズンⅡの3巻」。続けて「太田和彦さんの旅番組」。取材先が東北だったんで早送りで居酒屋の所だけちら見。
 さらに「マザーウォーター」を見始めたとたんに睡魔に襲われダウン。

2015年11月19日木曜日

羊桃

11月18日。
前日、茄子の処分品があったんで早速ぬか漬けにしたところに、さらにきゅうりをつけたした。
茄子は漬け込み時間がどうもうまくゆかない。今回は2日間とした。

 ベーコンは前日2回目のピチットシートでの水抜き。決して安いものではないので使いたくなかったが、いかんせん天気もよくない上に、前日は留守をしたので仕方なかった。この日は天日干し。

 昼食は「醤油ラーメン」。

午後はキウイジャム製作。タイトルの漢字は中国語で「キウイ」のこと。ひとつ食べてみて、形のいいものは生食することにした。収穫を早めにしたことで落果はほとんどなく、もしかすると可食量は昨年より多いかもしれない。
 ジャムつくりを始めてから、大体の収穫量を計算してみたら、皮をむいた状態でおよそ10kgになった。そのうち6割がジャム、残りが生食となる。
 昨年生食できたのは10個くらいのものだった。収穫期がばっちり正解だったようである。外見で判断できないので結構玄人でも難しいところらしい。追熟は10日間。これには今後少しの工夫が必要なようだ。一気に追熟をかけると作業が忙しいことになるんで、今回の量ならば3段階くらいに時期をずらしたほうがよさそうである。
 この日は2kg、つまり3分の一で終了。飽きた。

夕食は「塩鮭とキャベツの蒸し煮」、「大根の皮とくず(面取り時に発生したもの)の味噌汁」、「ぬかづけきゅうり」、「赤カブの千枚漬け風」、「にらと春雨とえのきのチャプチェ」。
 食後、赤ワイン~日本酒をちびちびやりながらTV親父。「プール」。出演者がほとんど?同じなんで一連の作品の製作スタッフも同じだと思い込んでいたら、違うのを今回初めて知った。
 「かもめ食堂」、「めがね」、「マザーウォーター」などでTVドラマの「すいか」なんてのもあるらしい。スローライフが下敷きになっている点が共通しており、まぁ現代のおとぎ話といったところか?
 間の取り方も良く似ている。

 そういえばこの日はNAD(ノンアルコールディ)だったんじゃないか!すっかり忘れちまっていた。
まあいいか。フランスのように即憲法を改正したほうがよさそうである。

 

2015年11月18日水曜日

バカデミー賞発表

11月17日。
「バカデミー賞」ってアメリカで言う「ラジー賞」に対して日本で作ったおばか映画に与えられる賞で、公式なものかどうか定かではない。ちょっとラジオで耳に入ってきた情報である。
 何篇かの映画の内容が披露されたが、およそ借りてまで観たいと思えるようなものはなかった。時間も金も無駄だ。残り人生たっぷりある人にはお勧めかも?

 今月二度目の上京。ケイを誘ってケイのにぃにぃと三人で神楽坂にある寿司職人養成学校の経営するすし屋でランチをした。
 寿司を握るのは生徒とのこと。実習ということになる。90分食べ放題で3人で70巻くらい食べただろうか?最初の注文が出てくるまで30分もかかったんで腹が膨れるまで食べられるだろうかと気をもんだりしたが、それは食べ始めたころのことで、次第に腹が苦しくなってきた。20巻以上は食べてるな。運ばれてくるタイミングの関係もあり、結局時間いっぱいまで粘ることになってしまった。
 いか、赤貝、最初のかんぱち、塩辛はうまかったが、あとはネタ自体の問題もあり、1人前3千円がお得かどうかは微妙である。店(学校)側としては良い儲けだろうな。人件費はただろうし....いや、もしかしたら実習費とかいって授業料を徴収してるかもしれない?
 とにかく当分の間、寿司はいいやってくらい食べたなぁ。そういえば「アカデミー」がらみで書けば、この学校の名前が「00アカデミー」であった。

 そのあと浅草に移動し、二の酉に行った。商売をやっているころから、店をつぶしたあとも毎年恒例(惰性)で行ってるお酉様である。そういえば先日読んだ別役実さんも毎年来ていると書いていたっけ。ここで毎年古い熊手を納め、新しいのを買うことにしてる。残念ながら長蛇の列を並んでお参りすることはしない。

 ここでケイと別れ、残った二人で合羽橋まで歩き、箸を買った。5膳組の安物で、二度買ったことがある店を目指したが、リニューアルしたその店は高級品志向に転向したらしく、目指した品物は置いておらず、そのちょっと先の店で同じようなものを買った。
 だらだら歩いて見つけたナスの形をした糠床の水取りを買った。鉄製でなかなか良い。 これが100円税込み。店の人が今日は良く売れると言ってた。

 上野まで歩き、この時点でかなり疲労の色が濃くなった二人は駅近辺で喉を湿らせてから帰る事にした。エビスビールを飲ます店で、ビールとポテトサラダ1人前。腹が空かない。

 上野駅構内の「紀伊国屋」で缶入りワインを買い、車中でちびちびやりながら帰途に着く。今回はケイのにぃにぃのグリーン車初体験日となった。

 帰宅後ワインの続きをちょっぴりしてからダウン!

2015年11月17日火曜日

年内半ズボンでOK?

11月16日。
 晴天なんで予定通り白菜漬けの準備。八つ割りにして水洗いのあと天日干し。
しかし、やたらに暖かくね?

 次は冷蔵庫で一日「ピチットシート」で水分を吸い取った豚バラ肉4本(計2kg)も天日干しにした。かなり水分が抜けていた。評判どおりの優れものだ。

 昼食はケイのにぃにぃと行きつけ?のとんかつやで「海老フライ・ひれかつランチ」。ご飯を2分の一おかわりして満腹~。

 午後は買い物と図書館へ。てっきり月曜日休みと思っていて返却だけで済まそうと思ってたら、開いてたんでまた借りてきた。白洲正子、杉浦日向子、森まゆみと今回は女流でまとめてみました。共通点は「東京(江戸)」。

 午後は最後のさつまいもの収穫。今年は確か24株くらい植えたと記憶するが、一株あたりの平均が2本として50本近くの収穫があった。元は楽に回収したが、もうちょっと形良く大きいものを育てるには土の改良が必要だな。ふかふかの土、これが目標だな。

 ミントにカメムシがついていて葉を食っていやがった。最近晴天になると必ずといっていいほど飛び回っている。網戸にくっついていたやつらを「キッチンハイター」を「カビキラースプレー」の容器に移し替えたもので、吹きかけて撃退した。カメムシの臭さにはかなわないが、この塩素の臭さもいやなものだ。毒には毒を、か。

 夕方歯医者。血圧計測したら最初はまあまあだったが、下が高かったんで再度計測したら、今度は上が上がったところでこの日の抜歯は延期。二度目で下がらぬ場合はこうなることを直接説明された。やれやれ。

 夕食は「白菜の味噌汁」、「かぶのぬかづけ」のほか残り物。俺は「ぶり大根」でひたすら日本酒。
歯医者の帰り道途中にある酒屋で買ってきた純米酒で2Lで税込み800円。味はまあまあ。その酒屋の中では酒宴が催されてた。4人くらいいたな。最初だれが店主だかわからなかったから、店主も一緒に飲んでたんだろうか?どちらにしても、自転車じゃなかったら俺も加わったかも知れぬ。こんな田舎でもこういう店があるんだ、ということを初めて知った。夕方の立ち飲みほどいいものはないが、家が遠いとこういうことは出来ない。東京では近所にないのが残念である。
 あと夕方の酒といったら、やっぱり沖縄、それも島だな。

 ケイのにぃにぃと酒飲みながら沖縄移住計画を語る。実施には資金は間違いなく必要だが、現在の俺にはとりあえず健全な身体に戻ることが最優先である。
 ということでしっかりアルコール消毒をしてダウン。

2015年11月16日月曜日

早朝公演

11月15日。
 悪天候が予報されてたんで引きこもりを決め込む。

早朝、体操を済ましたあと、朝食をとりながら映画鑑賞。「インサイド・レーウィン・デイヴィス」 。コーエン兄弟作品。まず、映像が良い。特に冒頭と終盤でのライヴ店の裏の場面(同じもの)は秀逸。いたるところに「バートンフィンク」や「ファーゴ」を想起させる場面があり、どうあがいてもどうにもならない人生を描かしたら、彼らに勝る者はいないんじゃないかと思わせちゃう。しかし、今回は音楽映画でもあり、実際の歌手を思わせる登場人物に思わずニヤついちゃう人も多いんじゃないだろうか?常連のJ・グッドマンの怪演もうれしい。救いのない話だが、ナンだろうなこの不思議な感覚は?久しぶりにコーエン病にかかったようである。

 まず、塩漬けしておいたベーコンになる予定の豚バラ肉の塩抜き作業。添加されたたまねぎやハーブ、香辛料を洗い流したあと、今回は流水で3時間塩抜きという新しいレシピどおりにした。
 これをDVDを鑑賞しながらと思ったのはミステイクだった。台所で流しっぱなしの水の音が邪魔して、それでなくとも時代劇の台詞が聞き取りにくいときているから、話の半分はあらかじめ知識としてあったもので対処し、残り半分はよくわからなかったり、想像したりして鑑賞した。
 「蜘蛛巣城」。1957年黒澤監督作品。シェークスピアと能を合体させ、非常に大掛かりなセットを組んだ大作である。が、主演の三船さんの演技(演出?)がいただけない。大げさなところは演劇風であり、山田五十鈴のは能風であり、三船の動きがこまかく動きすぎていて、まるでちぐはぐな映像になっちまってるんである。大いなる意欲的実験映画といえよう。
 
 「たくわん」の本漬け。容器の適当なものがなく、最終的に「台湾塩卵」を製作中の容器(簡易型圧縮式漬物器)を使用し、「台湾....」は普通のプラスチック容器に引っ越した。

 昼前に近所のスーパーに砂糖(99円税別)などを買いにいった。このとき買った「赤かぶ」を午後一番、千枚漬け風に漬け込んだ。

 昼食は「ぶり大根」定食。

 ここんとこ大根をよく使うんで、当然皮が余ってしょうがない。今回も700g近くたまっており、撃ち300gをきんぴらにしたが 、そろそろ違うメニューを採用しなきゃな。

 夕方、月曜日に返却予定の本を読む。今回借りたものの中では別役実さんのエッセイが面白かったな。俺にゃちょっとむかない方面の演劇作家で、これがはじめての出会いなんだが、文章が普通なんで楽しく読めました。都内を移り住むなんとも心を豊かにさせる「よそ者」東京放浪記。
 谷川俊太郎さんのエッセイも面白かった。ぱらぱらめくってたら「勝新太郎」とか「寺山修司」などの名前がちらっと見えたんで借りた本なんだが、詩人の文章は平明ですらすらっと本心を書いてあり、どぎつい内容でも書き方によってずいぶんと変わるもんだなぁと思った。インドや中国の体験談も楽しい。
 夕食のメニューは「秋刀魚の塩焼き」、「なすの味噌汁」、「ぬか漬けのかぶ」、「大根の皮のきんぴら」。
 食後、日本酒を常温とぬる燗をちびちびやりながらTV親父。「もやサマ」、「ダッシュ」ついでに「高田純次のブラリ旅」まで観ちまった。で、ダウン。

 

2015年11月15日日曜日

久しぶり大根

11月14日。
 毎週土曜日の恒例となってしまった近所スーパーへの開店同時と午後三時の二回の行脚。お一人様一点限定の99円税別の卵を買いに行くためである。
 その合間に行くもう一軒のスーパーでは定番の買い物ついでに処分品コーナーなんかをあさっている。ここで大根の半分に切ってあるものが並べてあった。44円税込み。で、その隣が魚介類売り場で、すぐそばでぶりのあらがてんこ盛りパックで200円税込みで売られていて、こりゃあもう「ぶり大根」作ってくれといわんばかりの状況になってたんである。もちろん買った。大根は葉が少しだけ残ったものを二本求めた。どの店では秋刀魚も買ったので根の部分でも良かったが、今回は在庫があったので。この日は白菜も二株が束になって特売だったんで、本腰入れて漬けてみようと思い買ってきた。
 
 この日、頂き物があり、鮭の大きな切り身が5枚とマグロの中オチ200gだったんで、前述の買ったものを含めて食事のスケジュールを大幅に見直すこととなった。

 午後は「ぶり大根」製作。じっくり煮て味をしみこませ、登場は2日後になる。

 夕方からケイのにぃにぃと「水餃子」製作。約70個完成。この日の特売品のひき肉1kのうちの400gを使用して、残ってた皮とこの日買い足した皮でピッタンコ、残り物がなかったことから、これは記録しておくことにした。

 夕食は「中オチ丼」。ご飯を軽く酢飯にした。「水餃子」。さらに「スープ餃子」もケイのにぃにぃが作った。俺が作った「かぶの葉と人参の中華スープ」が汁が少なく、煮物みたいになってたからである。
 食後、焼酎のシークワーサー水割りをちびちびやりながらDVD鑑賞。おっとその前に「孤独のグルメ」。「ラムチョップ」うまそう~!家で試す価値あり、と見た。
 「醜聞(スキャンダル)」。三船敏郎主演となってるが、見せ所は志村喬と小沢栄太郎の二人の場面だろう。冒頭のところでの志村さんの口上は「寅さん」そのものだ。あまり話題に上がらない1950年の作品だが、単なる正義心を看板としているんじゃなくて、この二人の生き様を通してその当時の社会が見えてくるようで、娯楽作品としても上出来だと思う。飲み屋でシーンは 印象的で、「生きる」の志村さんともダブるなあ。
 ちょうどいい具合の酔い方だったんで、強い酒には手を出さずにダウン。

 

2015年11月14日土曜日

不屈のだんご虫

11月13日。
ちょっと二日酔い。
夕食はおでんにするつもりで大根だけ煮ておこうと思ってたんだが、昼食用に米を炊くことにしたところ、ちょうどとぎ汁が出て調理の流れができたところで、ついでにおでんを完成させることにした。
 といっても「おでんセット」なるものを特売のときに買っておいたんで、「餅きんちゃく」、「結び昆布」、「こんにゃく」をくわえるだけなんだが。
 ちょっと涼しかったんで酒かすで甘酒製作。ついでに先日のさつまいもカレーで使いかけがあったココナッツミルク4分の3とゆで小豆缶といかれバナナで「バナナのチェー」も作った。
 酒かすが無名メーカーの特価品だったんだが、やはり安かろう悪かろうだったようでまずい。で、豆乳とブレンドして飲むことにした。これは高血圧対策にもなることを思い出した。

昼食は「目玉焼き定食」。ハムエッグに生野菜サラダ、えのきの味噌汁、しその実納豆、残り物の大根の皮のきんぴら、さつまいものソース煮。残り物整理で帳尻あわせだ。

午後はちょっぴり庭いじり。

だんご虫研究家のケイのにぃにぃから新種?のだんご虫を見せてもらった。恐ろしく動き回るメス?なんだそうだ。とにかくよく動き、高いところにもずんずん登ってゆき、落下してひっくり返っても懲りずに繰り返すんである。いままで見たことのない動きをしているんだそうである。その姿が容器から外に出ようとしているように見え、太陽を目指しているようにも見えることから「陽向子(ひなこ)」と名づけた。
 またバケツで飼っていただんご虫は土がなかったのが原因らしく全員お亡くなりになったとのことである。合掌。

夕食は「おでん」、自家製の「べったら漬け」。まずまずの出来である。自画自賛。
食後、「越の寒中梅」の特別純米をぬる燗でちびちびやりながらTV親父。「世界の入りにくい居酒屋・アメリカはマンハッタン編」。続けて「ハウス・オブ・カード」のシーズン2の第2巻。さらに「うまい寿司」とか何とかいう番組を観てから丁度いい酔い方でダウン。

2015年11月13日金曜日

根掘り葉掘り

11月12日。
 午前中に庭いじり。この日は剪定と伐採を行った。まずは肉桂の根を切った。5メートル近くあった木を伐採してもらったが、木そのものは残っていていい具合にまた枝を出してきたもので、根はかなり広範囲に広がっていた。これがフェンス沿いにハーブを植えようという計画の障害になってしまった。
 次も根だけ残っていた株を掘り起こし抜き取る作業だが、これが手間も時間もかかり、結局午後にまたがった大事となってしまった。掘り起こしているうちにちょうど「ひるぎ」状(マングローブといったほうがわかりやすいか)に生えているのではないかと思えるような全容が見え始めてきたので、放射状に伸びている根を1本ずつ切った。
 粘土質のところに根付いて、その粘土を落とすのにえらく手間取ったが合計2時間くらいの作業でようやく抜いた。さらに断ち切った根のうち1本だけ次に開墾する場所まで伸びていたので、それも根に沿って掘り起こし抜いた。
 剪定はブルーベリー、金柑、柚子など。かなり大胆に剪定した。柚子の剪定をしていたときである。カナヘビ(とかげ)の子供が枝に張り付いていて、よく見ると頭が柚子のとげに刺さっていて死んでいるんである。鳥類研究家であるケイのにぃにぃの解説によると、もず(劇場版?)などの鳥類が獲物をこうしてとられることがないような場所に隠す習性があるそうである。まさか庭でこんなものが見られるとは思わなんだ。

 ケイのにぃにぃに声をかけられるまで時間を忘れていた。で、昼食は彼に頼んで作ってもらった。

 午後も庭いじり。さつまいも畑の整備である。この日は第2の畝のさつまいもの根を抜き取り、息の良い葉柄の最後の収穫である。
 そのあと掘り起こしも行ったが、小さめであるが3本の芋が出てきた。

 夕食のメニューは週1回のお許しが出たアジア料理。「カオマンガイ」、「ケーン・チュー・ガランピー」、「きゅうりのにんにくオイルかけ」、「さつまいもの葉のヌクチャムかけ」、「さつまいもの葉柄の炒め物」。
 カオマンガイは家印のメーカーのインスタント調味料を使用したもの。次は一人でよく作ったキャベツのスープ。にんにくオイルかけでは醤油の代用にナンプラー使用。葉柄の炒め物はケイのにぃにぃの手によるものだが、調味料は甜面醤、豆板醤、オイスターソースであり、立派な中華料理である。
 食後、ローソンお勧めの赤ワインを飲む。店では「フルボディ」とされてるらしいが、俺にはミディアム~ライト感覚なんだが、味もいいし500円台としては合格!これからのハウスワインと認定された。セブンの「プードゥ」に次ぐ2本目である。
 足りなかったんで冷蔵庫に入りっぱなしだった超まずいスペイン産の赤ワインも飲んじゃった。時間が経って、ちょっとは飲めるようになってたって感じんのは手前が酔っ払ってるせいかもしれないな。
 それらをちびちびやりながらTV親父。久しぶりに太田和彦さんの旅番組を観た。続けて邦画「リターナー」というターミネーターパクリものを観たが、そのときすでに酔っ払ってたんでまるで記憶がない。もっとも観返すつもりもないが。

2015年11月12日木曜日

0円食堂、体現。

11月11日。
毎週水曜日は水周り掃除と床水拭き掃除。
お昼近くから出かけて、買い物などで遅くなるかもしれないと思い、早めの夕飯の支度を行う。
魚の煮付けは下ごしらえから完成品まで終了。
 冷凍品なので、室温で解凍し、塩ふってしばらくしてから熱湯をぶっかける。これは金目の煮つけで覚えた臭み取りであり味もしみやすくなる。味付けは醤油の代わりに「白だし」を使用。早く使い切りたいというケイのにぃにぃの意向を汲んだものである。
 味噌汁、小さなおかずの下ごしらえも済ます。前日の「さつまいもカレー」のために早めに掘り出したさつまいもの残りの、まあ売り物どころかほとんど捨ててしまうようなものを使って一品作ることにした。とりあえず食える部分がどれくらいあるか、洗って皮をむき水にさらした。虫食いもひどく、皮をむくと楊枝になってしまうものもあり、半分近くが生ごみになった。
 が、それでも水を切って計量したところ380gあった。そこで、一度作ったことのある「ソースきんぴら」を製作した。もともといも自体が甘いので、仕上がりも甘めでうまくできたと思う。
 これはまさしく「0円食堂」。

 昼食は駅近くの洋食堂。10くらいのテーブルがある二階にある店。結構営業年数が長そうな店である。ここで日替わりランチはケイのにぃにぃで、俺はメインが同じでスープとデザートがついたもの。メインは秀麗豚を使った、洋風煮豚のようなもので部位はばら肉。この肉愛知県産のようだ。階下の肉屋がローズポーク(茨城県産)を看板にしてたんで勝手にその肉を使っているだろうと思い込んできたんだが、それが出ないのは水曜日が定休の肉屋のせいだろうか?まあいいや。
 スープの味が濃いんで、メインの味のおとなしさが際立ちバランスの悪いものになってしまった。

店をあとにして、近くの元ワイナリーのレストランの予約と売店でお気に入りの赤ワインを買った。予約は当日貸切で没。
 さらにスーパーやホームセンターや酒屋をめぐり、発泡酒やジンやドイツ産白ワインなども買ったが、この日はNADなんである。まあ、どうしても飲みたくなったら法改正すればいいだけの話である。

 夕食のメニューは「カレイの煮付け」、「しし唐の焼き浸し」、「ほうれん草の味噌汁」、「ぬかづけきゅうり」、「さつまいものソースきんぴら」、「エリンギのさっと煮」。
 食後、ベッドの入りがんばって読書したが八時ちょっとすぎにダウン。


2015年11月11日水曜日

何度目かの3日坊主

11月10日。
再開である。
起床後、ベッドの上で、そして椅子に座って、さらに床の上で「四つんばいはいはい」と「いぬのしょんべんスタイル」などの腰痛・ひざ痛対策体操の復活である。
 痛みのピークは過ぎたようで、シップとサポーターでの保護のみで、内服薬を必要とするまでには至ってない。
 合間に掃除を済ませ、体操後に朝食。いかにも健康的な生活っぽい。ブログ付け~ラジオ講座を済ませた後、小雨がぱらついてたが近所のスーパーへ買い物に行った。
 この日、思い切ってキッチンスケールを購入した。微量のものの計量にはアナログは使いづらく、東京で暮らしていたときにもデジタルを使っていたので、千円近くするが年末にかけての台所には必要なものと判断した。

 昼食は「醤油ラーメン」。自家製チャーシューをたっぷり載せた。うまい!

午後はDVD鑑賞。「生きものの記録」。1955年黒澤監督作品。いつごろか覚えてないが一度TVでオンエアされたものを観たことがあり、有名な「地球が燃えてる」と言う三船敏郎扮する主人公のシーンが衝撃的だったことを覚えてる。原水爆に対し以上とも思えるほどの恐怖心を持って、そこから何とか抜け出ようとする主人公の異常とも思える行動、という内容だが、現在これを観た感想はそれほど異常なものとは思えないのである。福島や北朝鮮以来、変わってしまったのである。危険な状態と共存しながら生活している現在、だれでも心の中にはこの主人公に似た感情を抱いているんじゃないだろうか?
 60年前といえないほど現在的な作品である。世界の三船の演技も最高。すばらしい!

夕食は「カリー・ガイ」。正式な名前かどうかわからないがプリントアウトしたものにはそうある。タイ料理のさつまいも&鶏肉カレーである。ペーストはレッドを使用。さつまいもはもちろん自家製である。これはうまい!しかも辛くないので万人向けに仕上がった。 これ、定番になりそ。

 食後、焼酎のシークワーサー水割り~赤霧島水割りをちびちびやりながらTV親父。国営放送の旅番組(マレーシア)を観てからダウン。


2015年11月10日火曜日

ひざ、まずくね?

11月9日。
 午前中は病院。8時20分に家を出て、帰宅は11時20分。やれやれ。

右ひざのふくらみは今回も「滑膜液」の出すぎによるものとして、注射器?で吸い取って今後の様子見ということになった。良性であるとのことだが出すぎを制御するためには手術の可能性もあるとのこと。
左ひざは老化によるもので、軟骨が削られてしまって起こる痛みと診断された。修復は不可能なんで、進行を遅らせるために運動などで対処するほかないこと。手術の可能性は現在のところないとのこと。
とりあえず現在のところ痛みのピークも過ぎたようだし、中断していたひざ体操などを復活することにした。やれやれ。

帰宅してすぐに前日仕込んでおいた「広東風チャーシュー」の「焼き」に。24時間以上漬けてはだめだということである。ちょうど24時間。蜂蜜を塗りながら約20分で完成。二度目も失敗なく終了!

続けて「べったら漬け」の「本漬け」。これも24時間塩漬けで、完成は3日後。

昼食は前日の「唐揚げ」に使った油でごぼう天ぷらを作り、「博多うどん」。うまい!

午後は「アラビアのロレンス」後編。最後のアラブを去るロレンスの車を砂塵を上げて抜き去るオートバイに空虚な視線を向けるロレンスのシーンが、冒頭のオートバイに乗ろうとしている退役後のロレンスに繋がるというわけだが、ウイキーでも作者の意図が解説されていて、これは初めて観たときに感じていたことでもある。狡猾なファイサル王子、イギリスの大将そしてその顧問が実にうまく描かれていて、ロレンスを哀れに感じた観客が多かったと思う。
 スペクタルの中に複雑な心情をも描き切った傑作である。 ただ、娯楽としてのカタルシスは得られないんじゃないかな?かなり集中して観たんで疲れた。やれやれ。

夕食のメニューは「塩さばフィレー」、「ごぼうの中華煮」、「豆腐の味噌汁」、「ぬかづけ大根」、出来立ての「広東風チャーシュー」。
 焼酎のシークワーサー水割りをちびちびやりながらTV親父。Dlifeで秋元なほみさんの料理番組を観る。「大根のおかゆ」がうまそうだった。主な材料は手羽元と大根で、安上がりなところもいい!
 続けて酒場放浪記を観てダウン。もつ焼きやで刺身は」ないな、なんて考えながら。

2015年11月9日月曜日

台所の騒乱、砂漠じゃ反乱

11月8日。
 久しぶりに多忙な午前中だったな。
朝食後、べったら漬けの下ごしらえである塩漬け。これは丸一日漬けて本漬けとなる。柚子茶の下ごしらえ。果汁を絞って皮の内側をそぎ落とす。大根の皮と葉を「昆布漬け」といつもの「きんぴら」。9時からはのスーパーへ買出し。この日の特売品である豚肉、鶏肉、卵などを買うためである。肉だけで合計4.5kg買ってきた。
 帰宅して早速卵1パック分を漬け汁を作って「塩卵」。これで1ヶ月待つことになる。

手間のかかる「広東風チャーシュー」の漬け汁製作。「腐乳」、「甜面醤」などを混ぜる本格派は2度目になる。前回かなりうまく出来たので今回も大いに楽しみな1品である。ラーメンにトッピングとして、そして酒の肴として。これは丸一日漬けたあとオーブンで焼く。今回は肩ロース1kg分。
 次に手間のかかる「燻製ベーコン」の下ごしらえである。1kg(今回は2kg)につきブラックペッパー10gが結構しんどい。ミルが小さいんである。次回はひいてあるものを使おう。庭のローズマリーも加えた。自家製の香りである。アルコールも1kgあたり50mlだが、今回はスコッチとバーボンにして仕上がりを比べることにした。今回の塩漬けは7日間にし、乾燥方法も天日干しにする予定である。前回の塩抜きがちょっとあまかった反省からストイックに乾燥させる。

 最後は柚子茶の煮込み。三回茹でこぼしをおこなったんで、あっさりして苦味がまるでない茶に仕上がった。ラムかなんか加えたらいいかもしれない。そういえば追熟を仕掛けた「キウイ」を点検しなくちゃならないことを今思い出した。

昼食はケイのにぃにぃの製作した「タイ風炒飯」。

雨の日は引きこもりを決めてDVD鑑賞。「アラビアのロレンス・完全版」。ちゃんと観るのは3度目。しかしS・スピルバーグやJ・ルーカスの手になるデジタルリマスター版は初めてである。
 最初はリバイバル上映のときで、今はなき「テアトル東京」のシネラマ大画面で観た。この不可解な性格の主人公の半生を4時間近くの時間とありえないほどの制作費と年月をかけて作ったことに感動したものだ。
 二度目は購入したVHSテープ。今回前後編に分けて観ることにした。2枚組みのDVD になっており、映画館で観たように休憩時間になるところで一枚目が終了した。この作品については今回忘れている場面がほとんどないことを確認した。そして改めて傑作であることも確認した。

夕食のメニューは「 鶏ももの唐揚げ」、「大根の皮のきんぴら」、「野菜のくず(人参の皮など)で作ったスープ・ベーコンとえのき入り」。
 食後、焼酎のシーワーサー水割り~赤霧島の水割りをちびちびやりながらTV親父。「もやさま」~「鉄腕ダッシュ」。
 ネットニュースで知っていたが、TOKIOが電車と走るところでは平均41歳という彼らに思わず拍手してしまった。
 TV終了後、「アラビアのロレンス」のDVDの映像特典を観てからダウン。

2015年11月8日日曜日

さあさみんな(で)おかたづけ~

11月7日。
ここでは毎週土曜日が資源ごみ回収の日になってる。
で、いよいよ法人関係書類最後の廃棄となった。法人解散のあと、請求書や領収書などの書類は最長7年廃棄してはいけないことが法律で定められている。その理由はいろいろ考えられるが、ここでは長くなりそうなんで省く。
 段ボール箱で20個はあったろうか。決算年度によって廃棄可能年度が変わり、これまでに1箱を残しすべて廃棄した。今回は年度途中の解散であったことに加え、業績も尻つぼみだったんでかなり少ない量だった。その中には法人設立関係書類なども含まれてた。
 これで俺の手元には2.3個の店名の入った買い物籠を残すのみとなり、完璧に話の上での過去となった。
 そういえば儲かってたころに買ったビンテージワインも残すところ2本となった。これも再来週ケイ夫妻が来たときにあける予定である。
 思いがけず同時期に過去の清算が済みそうで、さばさばした気分になった。

 近所のスーパーに開店と同時に行き卵1パック(99円税別)ほかを買い、午後3時にはケイのにぃにぃと再度赴き、さらに1パックずつ買った。これで30個。毎週土・日に午前と午後の二回、計4回の売り出しを狙って買いに行ってるが、今回はTV番組で観た台湾の「塩卵」を作ることになったんで多めに買うことになった。
 朝買いに行くと、すれ違うくそじじいたちは卵1パックが入ったビニール袋を提げてる。くそばばあに命じられてくるんだろうか?

 夕食のメニューは「秋刀魚の塩焼き」、「大根とあさり(缶)のさっと煮」、「茄子の味噌汁」、「茹でウインナソーセージ」。
 食後チリ産赤ワインをちびちびやりながらTV親父。「孤独のグルメ」。普段刺身に興味を覚えないんだが、刺身がすごくうまそうだったな。「かつおのなめろうの冷汁」もいいね!作者が飲んでいた焼酎の変り種割りもうまそうだったな。
 つづけてDVD鑑賞。「ハウス・オブ・カード」。大統領の椅子を目指す男の野望とその周囲を描いたアメ産TVドラマであり、今回はそのシーズン2の1巻。殺人まで犯して野望を遂げようとするのはいかにもやりすぎなんだが、多くの人がはまってる韓流やアメ産のTVドラマって大方そういったものらしい。が、酒飲みながらだらだら過ごすにゃちょうどいいかも? 2話続けて観てダウン。

2015年11月5日木曜日

冬目前の戦い

11月4日。
前日、「地獄の黙示録・完全版(202分)」を観たために寝たのが23時ころになり、若干の寝不足と二日酔いの朝を迎えた。朝に「ナパーム弾のにおい」を嗅いだらすっきりするかもしれない?

 前日からケイのねぇねぇとその子供たちが来ていて、まさに「地獄の黙示録」並みの戦場と化した。ちびっ子ギャングとの戦いだ。まあとにかくにぎやかな連中だ。

 ペースが変わったとしても、週サイクルだけは狂わせないよう水曜日の「水周り掃除」などの作業は何とか遂行し、食事のペースもなるべくいつもの時間を狂わせないようにした。これらの日常ペースの維持というのがとても大事だということは年を食って体調管理との兼ね合いからよくわかることである。 これは幼年期についても同じことが考えられ、夜遅く子供をつれまわすくそ親が増えてるが、子供に与える悪影響などについてはもっと論議されるべきである。おばかな餓鬼とでぶ餓鬼をよく見かけるが、ほとんどが食事・睡眠などに問題があり、親が原因であることは間違いない。

 午後は前日の「さつまいも堀り」に引き続き「キウイ狩り」。年長の5歳の子にはいい思い出になるだろう。さつまいもは第2の畝から掘り出したんで、来週は第1の畝からも掘り出さねばならない。さつまいもは2週間後あたりから加工作業が始まる。その前に追熟を済ませたキウイのジャム作りが1週間後に始まる。
 地元の秋祭りのような催しが3日にあり、そこで買った大根2本が現在天日干しにしている。これも2週間後に「たくわん」としての本漬けが待ってる。さしずめ農家だったら「冬支度」といったところだろうか。
 
その同じお祭りで買ったパイナップルがこの日のおやつ。完熟していてうまかったな。

 夕食のメニューはケイのにぃにぃによる「肉団子入りスペイン風トマトスープ」、「ミックスビーンズ・コーン・ウインナソーセージなど入りマヨサラダ」、「じゃがいものビネガーソテー」。
 この日はNAD。19時にはベッドイン。20時にはダウン。
ベッドで本を読んでるところで、ケイのにぃにぃに呼び出され、トイレに出現したG(ごきぶり)の退治をさせられた。どうやらこの役選任になっていたらしい。かなり大きかったが弱々しいGだったな。この日も暖かだったんでふらふら夜遊びにでも出たのかもしれない。
 表じゃ強い日差しの中「かめむし」が飛来し網戸やガラス戸に張り付いて中をうかがい、すきあれば進入しようとしている。ちょっと前の夏は蚊、秋である今はカメムシ、家の中ではGとまあここでも戦場みたいなものか。

2015年11月3日火曜日

「黒澤」堪能。

11月2日。
早朝よりDVD鑑賞。「おかしなおかしなおかしな世界」の後編。自分で半分でちょん切ったんだが、しばらくしたら本当にIntermissionが入った。
 後半ではカーアクションもだんだん派手になって見せ場もあるんだが、なんせ当時(1963年)の技術じゃあしょうがないんだけど、合成シーンがひどくて目を覆いたくなる。
 最後のシーンでのS・トレーシーの自嘲気味な台詞が映画全体のモチーフを表しているが、それのための160分は長すぎゃしないか?バナナを踏んですべるというオチって当時はまだ受けてたのかな?

午前中は集中して読書。立原正秋のエッセイをほぼ読み終えた。若いときから武道に慣れ親しみ、どちらかといえば直情型の人で、義侠心も強く、文学者とはちょっとかけ離れた何かを感じた。で、ウイキったら朝鮮人だったことを知り、納得。
 本からすると日本の古典に傾倒してからの作品はより日本的なものを追求していたようである。なぜかテコンドーを習い始めたときの最初の先生の黄(ファン)さんのことを思い出していた。彼もより日本的なものに傾倒しており、武士のようなものにあこがれてたんじゃないかと思わせたっけ。
 立原さんが娘のスカートをかんだ犬を木刀で殴り殺したり、学生時代から喧嘩っぱやいいくつかのエピソードを読んで「パッチギ」をも想起させる。
 で、酒や食べ物についてのところになるといかにも風流を大切にしていて静謐な感を受ける。生涯(54歳享年)最後では奈良や京都のものに親しんでいたようである。

 昼食は冷や飯を使い「炒飯」、ラーメンスープを使い「中華もやしスープ」をケイのにぃにぃと一緒に作って食べた。炒飯は赤と黄色のパプリカ、ピーマン、コーン、ハム、長ネギを使い、味付けは「アミ印」である。

 午後も天気が悪く、引きこもりを決め込んでDVD鑑賞。「隠し砦の三悪人」。徹底した娯楽作品。黒澤監督ものとしては「七人の侍」に次ぐものじゃないかな。なんでも「スターウォーズ・エピソードⅣ」のもとになってるらしい。確かに人物設定がいかにもそれらしい。
 主に三船敏郎のアクションシーンはすごい!1958年でこれだもんねぇ。祭りのシーンも斬新で強い印象を残す。北野監督「座頭市」より強いインパクトだ。

夕食は「ふろふき大根・甘味噌だれ」、「豆腐となめたけの卵とじ」、「かぶの葉の味噌汁」、「納豆」。
 食後、フランス産赤ワイン(フルボディ)をちびちびやりながらDVD鑑賞。「赤ひげ」。黒澤監督1965年作品。一度TV?で観てるはずなんだが記憶がない。で、ちゃんと観ることにした。200分。途中休憩が入る。脚本家4人による力作である。一つ一つのエピソードを丁寧に描きすぎたための長尺であり、主人公の医者二人よりも患者側のエピソードに重点が置かれている。
 主人公の赤ひげは無知と貧困が生み出す不幸の原因である社会を糾弾し続け、赴任した新米の医者も各エピソードに関与して成長し、同調してゆく流れを基調にして、とにかくヒューマニズム満点に描かれている。好みが分かれるところかもしれない。
 終盤に出てくる笠智衆、田中絹代の二人でムードが一新される。まるで松竹映画みたいで楽しいね。二木てるみさんの演技がすごい。「警察日記」でもすごかったけど、この人の演技力は黒澤さんを喜ばしたんじゃないだろうか?「臨終ほど荘厳なものはない」。赤ひげに語らせた名言。三船さん、かっこよすぎ!

2015年11月2日月曜日

無趣味人の園芸

11月1日。
朝一番で離れたところにある業務スーパーに買い物に行く。
都内でも店によって価格や取り扱い品目が違ったりして慣れるまで時間がかかったが、このところようやく慣れて高いものには手を出さなくなってきた。
 月初めなんで郵便局で記帳。経済状態はほぼ良好。家の什器備品の不調などで大きな支出がなければほぼ順風といったところか。

 前日天日干ししておいた8分の一白菜を漬物にした。これは近々漬ける前の練習を兼ねている。
今月は本格的な漬物を試してみる予定である。
 「たくあん」、「べったら漬け」、「白菜」など。「白菜キムチ」もやりたいな。日当たりもいいし第一スペースがあるのでこうした取り組みもマンションではなかなか出来ないことである。梅干もこうした環境でやりたいものである。

 昼食は前日スーパーで買った天ぷらで「天ぷらそば」。

午後は陽がさしてきたんでちょっぴり庭いじり。
 そのあと書物で園芸やハーブについてのお勉強。今まであまりにも勉強しなさ過ぎだったことを反省してのことである。無謀な種まきや移植など、反省してあらためて学ぶことは多い。深く掘り起こさなければならない土地ばかりか園芸全般、奥も深いんである。無趣味な俺が園芸を趣味と言えるかどうかの分岐点となるか?
 
夕食は「豆腐ステーキ茄子肉みそのせ&エリンギのマヨ炒め」、「つぶしかぶのスープ」、「油揚げのさば缶詰め焼き」、「ぬかづけきゅうり」。「油揚げの」が大好評。
  食後、スペイン産赤ワイン~フランス産赤ワイン~バーボン水割りをちびちびやりながらTV親父。スペイン産ワインがまずかったんで1杯でフランス産にチェンジ。今回楽天で買ったワインははずれが多い。
 日曜のテレ番を工夫した。「もやさま」を録画し、まず19時から「ダッシュ」を観て、続けて録画したものを観ることにしたんである。こうすれば2時間半酒をだらだら飲みながらひたすらだらだらする
ことが出来るわけだ。
 

2015年11月1日日曜日

2.5本立て

10月31日。
この日も庭いじりはお休み。
午前中はDVD鑑賞。「どん底」。ゴーリーキー(剛力~?)原作・黒澤明監督作品。長屋で暮らす底辺社会の人間の愛憎を描いている。三船さんはじめパワーあふれる演技で、舞台が長屋だけに絞られているだけに演劇を観ているようである。主役が不在の黒澤作品でも異色といえる。
 長い間気になってた作品で、二十歳ころオールナイトで観ようとして眠りこけて観損なったいたんである。このときの同時上映は「野良犬」と「七人の侍」だったと記憶している。「野良犬」まではちゃんと観てたんだが、短縮版「七人の侍」あたりで眠っちまったらしい。
 それにしても約1時間も短縮した「七人の侍」も気になる。

 昼食は冷凍しておいたハンバーグと賞味期限すれすれの「パンズ」の特価品で「ハンバーガー」。これにケイのにぃにぃ作の「ハムエッグ・チーズトースト」。耳に沿ってくりぬいたところへ卵、ハム、チーズを投入し、最後にくりぬいたパンでふたをするという、お手軽トーストで食べやすくうまい!

午後もDVD鑑賞。「おかしなおかしなおかしな世界」の前編。160分の作品なんで勝手に前編とした。S・クレーマー監督作品。これも昔から気になっていたもので、傑作が多い同監督だけに 一度は観たいと思ってたが最近DVD化されたらしい。
 前編を観た限りでは私利私欲に走る人間群像劇でブラックコメディ仕立てである。コーエン兄弟が作ったらかなりグロな、それでも面白く作ったろうと想像させてしまう。ここまではちょっとかったるいかな?

 夕食は「豚肉とレタスのオイスターソース炒め」で片栗粉をソースに加えるというちょっと変わったレシピだった。「厚揚げのベーコンサンド」。蒸し煮で水分を含みすぎてしまっておいしくなかった。
「れんこんと人参のおろしスープ」。こういった牛乳や豆乳をつかったスープが好きになった。

 食後、焼酎のシークワーサー水割り~「赤霧島」の水割り~ウイスキーの水割りをちびちびやりながらTV親父。「孤独のグルメ」の台湾編の後編。鶏飯とおかずの詰め合わせ、にスープが加わったら最高だったろうな。なんであそこでミネラルウォーターなんか飲んでたんだろう?
 「乾麺」、それに砂肝のスープ など本当にうまそうなのばっかりだったなあ。

続けて映画「ラスト・キング・オブ・スコットランド」。どうにも撮影が気に入らない。ドキュメンタリーっぽく撮りたいんだろうか?実在したウガンダの独裁者を描くんだったらそのこと自体は間違いはないんだが、いかにも映画の予告編みたいになってしまっていて、肝心の独裁者のドラマが置き去りにされちゃったような印象しか残らなかった。ドラマの語り部役の女好きが前面に出てしまって物語を弱くしてしまった。F・ウィテッカーさんはいつかオスカーをとると思っていたから当然といえば当然なんだが、この作品でとは意外だった。

 この日読んだ立原正秋さんのエッセイでは食と酒に関するものが多く、とても楽しいものだった。特に山口県の酒や出身者に関するところが興味深い。吉田松陰を傑出の革命家と断じたあと、やはり早世した高杉以外は俗物だらけであり、皆がすべておいしいところ(甘い酒)を取り合っていたという歴史観を披露している。これを山口県では好物の辛口の酒を飲めなかった恨み節のように記しているのが非常に面白かった。

2015年10月31日土曜日

休燗日

10月30日。
たまねぎと一晩漬けただし昆布水を摂取開始。椎名さんの本で知った高血圧民間療法である。かなり有名な療法であり、義母も知ってたくらいだ。だったら近所のやぶから薬もらってんのやめりゃいいのに、と思うんだが、まあ他人事だからな。
 4分の1の生たまねぎをどうやって食うか悩むな。で、初日は粉末バジルをかけたものを食べたが、これはあんまりいただけなかった。かといって塩気を加えるのも気がすすまない。研究の余地はだいぶあるようである。昆布水も残った昆布をどうするか工夫が必要だ。朝からやれやれである。
 二日酔いで午前中はだらだら過ごす。語学教室もラジオの15分は何とかもったが、ストリーミングになると気が散ってしまい、45分(基礎英語30分、中国語15分)で済むところ1時間半かかってしまった。 結局この日は庭いじりもお休み。

 昼食は「サッポロ一番味噌ラーメン」。ラーメンを語ったエッセイを読んでたら食べたくなったんで作ったが、昔を懐かしむようなジャンキーな味じゃなかった。メーカーが健康志向になって味を変えたのかな?

 午後はケイのにぃにぃと買い物。彼が最近導入した掛け布団がすごく暖かいんで、義母も欲しいということになって買いに行くことになったんである。

 夕食は「茄子とピーマンの味噌炒め」、「根菜たっぷりのコンソメスープ」、「しいたけのミニグラタン」、「大根の葉とアミの塩炒め」。この日は自分用の「なます」も作った。身体が要求しているらしい。
 食後、イタリア産赤ワイン~ウイスキーの水割りをちびちびやりながらTV親父。「世界一入りにくい居酒屋」のハノイ編で再放送を収録したもの。ケイのにぃにぃは初見だったんで一緒になって観た。この番組は面白い。で、毎週録画にしてしまったくらいである。
 続けて映画「アニーホール」。吹き替え版である。な、なつかしい。37年前に当時一緒に暮らしていた人と観に行った映画である。ぼんやり観ながら感傷に浸ってしまっていて、飲み終わったワインから自然にこの日買ったウイスキーに手が出ていた。
 振られた男の話なんだが、W・アレンもD・キートンも若い!劇中で女が男を振るきっかけとなった男をP・サイモンが演じている。 これも懐かしい。で、現在ブログをつけながらユーチューブでS&Gのアルバム「明日に架ける橋」を聴いている。

2015年10月30日金曜日

植物男子ラベンダー

10月29日。
午前中は庭いじり。早朝雨が降ったようで、ふるい作業は中止。
ラベンダー、シルバータイムを移植した。70円で買った苗だが、うまく育って欲しい。ラベンダーはかなりの老木を刈ったあとに出てきた孫?5株を枯らしてしまったんで、これをきっかけに増やしていきたいと思ってる。
 現在プランターで育てているカモマイルとレモンバームの移植先の掘り返しもした。が、ここが驚きの場所だった。でかい石がごろごろ出てくるわ、肉桂の根がそれにからんでいたりして、堀にくいったらなかった。肉桂自体は常緑樹でどちらかといえば好きな木なんだが、根のはり方だけはいただけない。もう1箇所でも苦労している。

午後は庭いじりと買い物。

夕食のメニューは「小松菜と鶏肉の塩炒め」、「わかめとベーコンのごまスープ」、「トマトとわかめの梅醤油和え」、「ぬかづけかぶ」。
 小松菜は処分品で1割くらい廃棄。で、もとより量が足りなかったんで、かぶの葉を追加投入した。やはり処分品の青梗菜もそろそろお亡くなりになりそうだったんで、スープに追加投入した。
 食後、この日買ってきたチリ産赤ワインをちびちびやりながらケイのにぃにぃとおしゃべりしたあとダウン。この赤ワインはいけた。

2015年10月29日木曜日

シーナを読んでワシも考えた。

10月28日。
椎名誠の本を読んでて、若いときに頑強な身体を作った人は、それを維持する気持ちさえ失わなければ、高齢化したときの差が大きくなるということを、わが身に照らしてつくづく反省させられた。
 この1年を振り返って特にそう思う。ちょうど去年の今頃ひざに違和感を覚えた、のが始まりであった。ここに来てしばらく鳴りを潜めていた左ひざが痛む。右ひざは膨らみ続けてる。
 次回受診時に左も診察してもらうことにしているが、ひざ痛対策運動は休んでいる。これで現在行ってる朝の体操はベッド上で腰を浮かすのと腹筋を軽くやるだけとなった。
 ちょうど20年前には体重減の目的もあり、そのころ習い始めたテコンドーのためでもあり、毎朝ベッドの横で、腕立てや腹筋・背筋・スクワット・開脚など30分くらいやってから全身をぬれタオルできつめにぬぐってたっけ。現在まで続いてるのはぬれタオルだけである。
 75kgあった体重は65kgまで落ち、一昨年に63kgになってからそれを維持はしてるが、体力はかなり落ちている。それを取り戻すことは無理としても、これから先のダウンを少しでも食い止めるにゃひざが鍵を握ってるな。とにかくしっかり治療してから再出発としよう。

朝聞いている「クロノス」のオープニングがたまたま?S(シーナ)・イーストンの「モーニング・トレイン」。

 午前中は居間に無造作に詰まれてあったレシートを整理した。主に義母の医療費や諸雑費のもので、こうしたものの管理をすることはいいことだとは思うが、かなり古いものも混ざっており、これでは意味がない。で、分別し、おおまかな項目を7つとして、レシートを束ね、月ごとの集計表を作ることにした。この集計からどうしようというわけでなく、出費の動向を大雑把に把握することだけにとどめる。ストイックにやるときりがなくなるし、ストレスの原因になりかねないからだ。家計簿で失敗する人のほとんどがこのケースだ。限りある金の範囲内で赤字ににさえならなきゃいいんである。これが将来金が必要となる子供がいたら話は別だが、義母はまもなく90になろうとしている。

午後は庭いじり。15時ころからまたもや強い風が時折吹くようになったんで、もうちょっとやりたかったが終わりにした。

 夕食は「おにぎり・梅」、「塩漬けしその実のおにぎり」、「豚汁」、「きゅうりとかまぼこのわさびのり和え」、「さつまいもの葉柄のきんぴら」。
 この日はNADである。ケイのにぃにぃが買ってきたドイツ産のノンアルコールビール(500ml)を食事中に飲んだが、めちゃくちゃにまずかった。こんな思いまでしてビールテイストを味わいたくはないということで、来週分という二本目のものも残さず飲み干した。

 早めにベッドに入り読書。21時前にはダウン。

2015年10月28日水曜日

風が吹けば....もうかりまへんなあ

10月27日。
先週お休みしたラジオ講座を惰性的再開。

午前中は庭いじり。1時間くらいたったころから風が強くなり、早めに切り上げた。現在取り組んでいる畝の土はこれまでの中でもっとも土質が悪く、粉っぽいんでこうした強い風の中でのふるい作業が困難なんである。このあたり一帯は過去掘り起こされたことがなく、20センチくらい掘り返すと粘土質という厄介な場所である。雨が予想されていたんでもう少し進めたかったが仕方ない。

膝の調子が良くないので弓道はお休み。午後はだらだらする。

夕食のメニューは「秋刀魚の塩焼き」、「白菜と帆立貝のとろみスープ」、「かぶのナムル」、「さつまいもの葉柄のきんぴら」。白菜とかぶのメニューははじめてのもの。

焼酎のシークワーサー水割り~赤ワインをちびちびやりながら映画鑑賞。「ネブラスカ」。
A・ペイン監督作品。「ファミリーツリー」、「サイドウェイ」、「アバウットシュミット」とくれば期待しないわけにはいかない。で、その期待は裏切られなかった。「高齢者の父親を持つ子供に見てもらいたいいくつかの映画」の一本に間違いなく加わるね。
 学校で頭でっかちが作り上げたつまんない歴史を学ぶんだったら、自分の親の歴史を学べ、と言いたいね。この物語では親父の歴史がちょこちょこ出てきて、子供の見る目が変わってゆく姿が実に自然に描かれていて、今日日やたらおとぎ話的に製造されている「お涙ちょうだい」邦画とは対照的である。
 出演してることは冒頭のタイトルで知ったんだが、親父の旧友?であり共同経営者だった男役がS・キーチだと最後までわかんなかった。「センチュリアン」、「ドク・ホリディ」が懐かしい。
 それにしても主役のB・ダーンはすばらしいね。往年の名脇役が80歳を前にして大きな花を咲かせた、って感じだな。
 深夜から雨が降るとの予報だったんで、ちょっと遅めのダウン。

2015年10月27日火曜日

抜歯ング

10月26日。
朝食は「ココナッツオイル」をバター代わりにし「シュガートースト」。こちらに持って来て以来はじめえて使ったが、この使い方が一番簡単で、しかもうまい。

 午前中は庭いじり。

お昼少し前に歯医者。今回は血圧がすれすれセーフということで抜歯。奥歯の根が残っていたのを抜いてもらったが、抜いたものはビービー弾をひとまわり縮めたくらいのものだった。
 麻酔が覚めたあとにくる痛みもないし、痺れ感もなく結構麻酔に強いのかもしれないが、自慢するモンでもないな。まあ歯の治療が一歩進んだということか。

 遅い昼食は残りモンの「おじや」。親父のおじや。

午後は録画済の映画鑑賞。「仮面/ペルソナ」。I・ベルイマン監督作品。この監督の作品を初めて観た。二人の女優の迫真の演技はすばらしいが、いかんせんわかりにくい内容。「ドッペルゲンガー症候群」のような話なんだろうが、何かを暗示するような描き方は非常にまわりくどくて観てるのがしんどかった。
 この日は歯を抜いたんで「噛めん」なんちゃって。

 夕食は「すき焼き」。野菜の材料はすべてそろってなかったんで当初は肉なしすき焼き?にするつもりだったが、歯医者の帰りに寄ったスーパーで処分シールの貼ったあった肉を見つけたんで、それで晴れて肉ありすき焼きとなった次第。その肉も牛と豚。俺がすき焼きで牛を食ったのは高校時代の修学旅行で明石に泊まったときの夕食のすき焼きが生まれて初めてのことで、それまでは豚が当たり前だったんである。こうして「豚すき」を食うと懐かしい。年だな。
 日本酒をちびちびやりながらTV親父。「世界のなんとか紀行」で香港。高級店ばかり扱う番組なようであんまり面白くなかったな。
 続けて「酒場放浪記」。再放送の三箇所のうちに「東十条」と「板橋区役所前」 があった。季節が今頃の収録のものを放送するんで、肴もほぼ現在と同じものが映る。今ならやはり「さんま」。画像に映る値段が680円。朝、24時間スーパーで買った生秋刀魚は1尾68円(税込み)。しばらく居酒屋には行けないよなあ。

ニワトリはダシだ。

10月25日。
昨日の鍋の残りの中に、水の量を間違えて「半分おかゆ」状態の米を投入し「おじや」で朝食。

朝は地元青果市場へ行き、見学兼ねて買い物。大根、小松菜、人参、トマト、かぶ、いんげん、里芋、きゅうり、白菜、ごぼう、下仁田ネギ、レタス、じゃがいもなど。大根もかぶも立派な葉がついていて、早速大根の葉は茹でておきじゃこかアミと炒め物に、かぶの葉は厚揚げとオイスターソース炒めにする予定。

帰宅後、庭いじり。第6の畝のふるい作業。

午前中にネットで買った「博多うどん・乾麺」到着。博多うどん研究家のケイのにぃにぃが作った博多うどんで昼食。たっぷりのごぼう天、青ねぎ(長ネギの青い部分でなぜなのか不明)をのせ、彼の作る特製かけ汁でいただいた。麺もぬるぬるでうまい!

午後はレンタルDVD鑑賞。「キャタピラー」。若松孝二監督作品。偽りの軍神扱いされる四肢を失った夫と、自立の意味もわからぬ妻の物語り。何度も壁に飾られる天皇夫婦 が写される。妻が怒りの余り夫の賞状や新聞記事の額を払い落とすが、天皇のそれだけには手をかけないところが、反戦映画としての限界なのか?それとも右翼の暴挙対策なのか?
 やはり表現が直截過ぎの感は否めない。夫の自殺も自分に下した戦犯としての死刑としかみられないのも同様である。敗戦に妻が万歳するのもしかり。

夕食はカレー研究家でもあるケイのにぃにぃが作った「本格派インドカレー」。たまねぎをすりおろしていためること1時間。さらに煮ること1時間。使ったブラジル産鶏もも肉1kg。肉の用意は俺がやったがてこずったな。だが、うまみ調味料を使わないインドカレーには大事な材料である。仕上がりはまさにインドレストランで食べる本格マサラ。うまい!今回はタイ米だったが、ナンのほうが合うな。
 「ジャガイモ・コーンスープ」、「温野菜サラダ・カドカドソース」は俺の担当。
 食後、アルパカ白ワインをちびちびやりながらTVおよびDVD鑑賞。
野球のおかげで「もやサマ」が休みなんで「鉄腕ダッシュ」。そのあと「ニワトリはハダシだ」。
森崎東監督・脚本作品。在日が大暴れする内容はどうしても井筒さんの作品と比較してしまう。が、この作品はエンターティメントとして優れたものになっている。パワーあふれる画は、親子愛や夫婦のあり方などをも包括しつつ大団円を迎えて観客のカタルシスを約束させる。面白かった。

2015年10月25日日曜日

次のワインの栓は、何で抜く

10月24日。
う~ん、またしても早とちり。
この土地の青果市場での月一回の一般向け市を勘違いして一日早く来てしまった。開始の9時過ぎても客は見えなかったがのぼりが立っていたんで、市場の事務所にいって見たら、事務所の中にいた人から「のぼりを立ててすみません」と恐縮されてしまった。

 最近は9時には開いてる店が多いんで、ちょっと先の業務スーパーで買い物し、駅前の商業ビル内にある乾電池改修箱に単三電池一個を突っ込み、その階下にある食品スーパーで「一六タルト」と「京都地ビール」などを買った。
 タルトは愛媛で一個食べたことがあるがいまいちはっきりしない印象だったんで、たまたま地方物産展のチラシにのっていたんで買ってみた。

昼食は「塩さば定食」。「焼き塩さば」、「大根の皮のきんぴら」、「ほうれん草の味噌汁」、「ぬかづけきゅうり」という内容。

 午後は庭いじり。またまた買ってきた「ラベンダー」の苗の移植先を掘り起こし、「シルバータイム」用に掘り起こした場所とともにふるい作業も行い、苗床として使用可能な形にした。これで天気が悪くなる予報が出ている火曜日あたりに移植する予定である。

 夕方近所のスーパーでケイのにぃにぃと買い物。 ガラポン抽選でケイのにぃにぃが特賞を当てた。高尾山~中華街~六本木のバス旅行である。2名用でないところがいかにも小スーパーらしい。これを彼の祖母にプレゼントした。ちょっと早めのクリスマスプレゼントになったな。

 夕食は前日に引き続き鍋もの。「ニュージーランド産ラム肉」、「アメリカ産豚ロース」のしゃぶしゃぶ。俺はこの日業務スーパーで買った「タイスキソース」をつけだれにして食べた。ラム肉がすごくうまかったのと、ソースとの相性も良かった。その他の具材は白菜、えのき、春菊、長ネギ、豆腐。

 食後、楽天で買った6本組みのワインの一本を出しコルクを抜こうとしてオープナーを回したところ、回らなくなってしまい、さらに力を加えたところ、オープナーが折れてしまった。
 ペンチでつかみ引っ張ったりまわしてみたり、ねじ曲げてみたりしてようやく引き抜いたときにはうっすら汗かいちゃっていた。
 コルクがプラスチック製であることは同封の解説書で知っていたが、あけるときのコツだとかは書いてあったが、これほど頑強なものとは思いもしなかった。が、オープナーがチープなものであったことが原因と考えられるな。やっぱりいいものが欲しいところだ。

 で、イタリア産赤ワインをちびちびやりながら録画番組を鑑賞。「孤独のグルメ」。この日は台湾・前編である。本当にうまそうに食う俳優である。気になったのは「おいしい」の発音である。普通語(ぷーとんふぁ)では「はおちー」なんだが、ここでは「はおつー」なんだよね。
 ドラマだから、親切な店のおばさんが、5人前頼んでしまった五郎ちゃんのために、各料理を小盛りにしてくれていたが、実際一人前の量が多い中華料理圏での一人旅はいろんなものを少しずつ食べることはほとんど不可能だよね。そのためには複数で行くことが理想であり、その数も最低でも4人は欲しいところだ。台湾、行き台湾!

 続けてのバラエティは途中からだったが戦場カメラマンのマダガスカルの旅。飯がうまそうだった。

 最後は「アド街」。この日は御茶ノ水。何かと縁がある土地。今回は「山の上ホテル」をなつかしく思った。ここで、二回ばかり食事したことがある。なんかの集まりでも顔を出したことがあるが、それがなんだったかはよく思い出せない。
 二回の食事は高校時代の同級生と一緒だったと思う。あの時代の世の中はまだ、社会が前を向いていたような気がして、単細胞の俺にとって生きやすかった印象が強く残ってる。御茶ノ水にはそうした思い出がいくつか残してきたところである。
 ちょっとセンチになってきたんで、悪酔いせぬようほどほどにして就寝。

2015年10月24日土曜日

お買い物フルコース

10月23日。
午前中は庭いじり。買ってきた「シルバータイム」の移植先を掘り起こす。
ここでもコガネムシの幼虫が出てきて、そのうちの1匹はかなり大きい。大きいものは生命力が強くここ最近では4日も生きながらえたものもいる。が、涼しくなってきたせいかこのところその日のうちにお亡くなりになるものが増えた。この日のものもこの日のうちにお亡くなりになった。

 昼食は駅近くのフランス食堂でローズポーク(地元産)のランチをする予定だったがお休み。不定休なんで仕方ない。で、この食堂の上の階にある沖縄物産店と、その近所の酒屋をひやかした。沖縄のほうは泡盛しか置いておらず、価格は安いがなんせ種類が少ない。買ってもいいのは「琉球王朝の古酒」くらいかな。酒屋のほうはワインが主流のようだが、買ってもいいかなと思わせるものの在庫がない。在庫の厚みが感じられない。品ぞろいを中途半端にしてやるくらいなら、ワインと日本酒に特化してもいいんじゃないかな。近所で安売りしてるビールを置くくらいなら...。

 隣の駅の手前にあるレストランで昼食。「フライングガーデン」。つり道具やかなんかと思ってたところだ。「爆弾ハンバーグ」ののぼりが立ってた。ハンバーグが売りらしい。
 「ハンバーグとエビフライ」のランチ+ドリンク。スープとライスがおかわり自由。が、かなりのボリュームだったんでご飯を残したかったくらいだ。ハンバーグもまあまあ。脂身の少ない牛肉だった。俺には150gでも多いな。

 帰り道、100円ショップ、ジャンクショップ、ニトリ、ドラッグストア、セブン系のスーパーなどに寄って帰宅。

で、荷物を下ろしてから再度近所のスーパーと酒スーパーに買い物へ。酒スーパーでは大容量のウイスキー が近隣で一番安いことを確認した。が、この日は日本酒なので次回にした。

夕食は「たらちり」のみ。生たら、たらの白子、白菜、豆腐、えのき。
発泡酒~石川県、新潟県の純米酒のぬる燗をちびちびやりながら映画鑑賞。「マッドマックス・怒りのデスロード」。酒を飲みながら観るにはうってつけのアクション映画。俺としては苦手な分野のものだ。今回はケイのにぃにぃのお勧め。
 早まわし撮り、全編CGラッシュ。バットマンとかもそうだが、やはり飽きがくるよな。今では売れっ子のT・ハーディーやアカデミー女優のS・セロンが出てるんで、もう少しドラマに厚みがあると期待してたが、冒頭からそんな期待は木っ端微塵にされちまった。
 ただこうやってノンストップアクションを楽しむのも映画の観かたのひとつである。つまり「見せ物」として。しかしそうしたものが増えているのは確かで、この作品も途中で途切れてたにもかかわらず続編が作られるらしい。「ターミネーター」とか「ジェラシック」とか「SW」とか、ハリウッドは本当にネタ枯渇みたいである。

 続けて録画してあったTV番組「世界で一番入りにくい居酒屋」を観た。「マルセイユ」。愉快な酒場だったな。フランスでは「ひめじ」が高級魚だって。たしかかまぼこの材料になる魚じゃなかったっけ?スクーバでよく見かける魚だが、市場に並んでるのを見たことがない。一度食べてみたいものである。                                                       この夜はスローペースで飲んだんで酔いもちょうどいい。で、ダウン。
 

2015年10月23日金曜日

おさわがせ道場

10月22日。
朝は食後に「ミントティー」。すがすがしい一日を予想させる始まり方?
そのあと朝の買出し。24時間営業のスーパーへは2.3日に1回の割合で出かけ、定番品を何点か補充する目的で、ディスカウントであるこの店では何かと価格調査の対象にしている。
 この日は「ゴミ袋」と「ウイスキー大容量ペットボトル」。焼酎4ℓはここで買っている。そして最近必ず買うのが「園芸用の土」である。5kgぐらいのを2袋買うようにしていて、現在10袋になった。
 畝の掘り起こしのあと土改良の目的で石灰とともにまぜるためのものである。

午前中は庭いじり。ふるい作業の続きである。

 午後は久しぶりの弓道。この日はどじ3連発をやらかした。
 その1.的の木枠の上部のところに当たった矢が抜けなくなっちまったんである。ちょうど矢取り(全員の矢を取りに行く役目・順繰り交代制)にあたっていたんで、抜くに抜けなく往生してたら、射場から先輩の声でが「的ごと持って来い」 。持ってきた的から何人かの先輩が抜いてくれた。やれやれ。非常に珍しいことで、俺も初めての経験だった。この日は調子悪く、さっぱり当たらなかったが、たった1本当たったのがこの始末である。
 その2. 弓を引こうとして、重さの感覚の異常に気がついて、弓を見たら名前が書いてあるじゃないか。俺は自前の弓を持ってないことから、他人の弓と気がつき、その場で中止して、その弓の持ち主に謝ってから借りている弓と交換して射場に立ちなおした。あとの人はその間待たされていたわけである。ごめんなさい。やれやれである。その弓の持ち主は同姓の大先輩である。同姓だから使ってもいいよ、って冗談まじりにおっしゃってくれたが......。
  その3.  天幕に当ててしまったんである。それだけなら珍しいことではないが、そのまんま天幕にぶら下がっちまったんである。これも珍しいことらしく、あちこちで笑い声が起こった。やれやれ。

 夕食は「秋刀魚の塩焼き」。この日の秋刀魚は朝行ったスーパーで一匹80円(込み)。「白菜と油揚げの煮浸し」、「インスタント味噌汁に豆腐」、「さつまいもの葉柄の炒め物」。
 この日は一日ずれたNADである。食後、後片付けのあと早々に二階のベッドに入り読書。20時前にはダウン。こりゃ肝臓疲れかも。

2015年10月22日木曜日

カメムシ洗顔

10月21日。
二日酔い。2瓶に残ってたわずか?なウイスキーを飲み干したのが効いたようである。

二日酔いが一瞬にして覚めた。
洗顔しているときに、それは起こった。
シンクにためた水の中にカメムシが落下したんである。
仰向けに浮いているカメムシを沈めようとして、突っついたそのときである。
あのカメムシのあの強烈なにおいがシンク全体に噴火したんである。
まさに「漂う」なんて生易しいものではなく「噴火」したんである。

とりあえずカメムシ本体を除去と同時にティッシュでぶっ潰したが、それ自体よりもシンクのほうに残った臭みのほうが強烈だった。

「カメムシ研究家」であるケイのにぃにぃによれば、カメムシは危害を加えられるとにおいを発するとのこと。つまり動物だとスカンクだな。で、成分はパクチーと同じそうだ。
 さらにそのにおいは自分でも嫌いらしい。密室で発すると自身が参ってしまうらしく、死に至るらしい。止まっているカメムシにパクチーを近づけると逃げてしまうという実験をして確認した。

 昼食は「ラーメン」。俺だけスープを「トムヤムスープ」にし、ナンプラーを加え、庭でとれたパクチーをトッピングし、久しぶりのタイ気分。

午後は庭いじり。みょうがの移植。庭の隅に集中させた。そして第6の畝のふるい作業。

この日はNADだったんだが、買い物に行った先で鮭の白子が処分価格だったんで買ってきたら、ケイのにぃにぃからNADを明日にしようという提案があったんで、即同意した。

夕食のメニューは「鮭・おかか・梅のおにぎり」、「鮭の白子ポン酢」、「さつまいもの葉柄の佃煮」、「梅・おぼろスープ」、「ぬかづけきゅうり」。スープは先日買ったスープの本由来のもの。
 とろろ昆布に梅昆布茶を加えてお湯を注いだだけのもの。オリジナルは梅干を使うんだが、ちょっと試してみたかったんで換えてみたところ結構いける一品になった。

 食後日本酒~ジンの水割りをちびちびやりながらDVD鑑賞。「宇宙戦争」。
1953年作品。俺が生まれた年のものだ。非常になつかしい作品である。
俺が小学生になる前に親父が連れてってくれた新小岩駅前の映画館で観た二本立てのうちの一本である。もう一本は戦争映画の傑作といわれる「眼下の敵」である。親父と映画に行ったのは最初で最後。なんでつれってったんだろ?字幕もろくに読めない俺を。もっとも興奮して観た映像は今でも記憶してるものがあるほどだ。すごい衝撃だったんだろうな。
 主演がジーン・バリーだということを初めて知った。TVがアメリカ産ドラマでにぎわってたころのスターである。「バットマスターソン」、「バークにまかせろ」。調べてわかったことだが、スピルバーグによるリメイク作品にも出演してるとのこと。
 映像はその年のアカデミー賞もとったくらいだから、当時の反響が想像できる。今ではいくらでもつっ込みどころがある楽しい作品でもある。実に楽しい85分だった。ジーンがすすむ。
 だらだらTV親父はつづけて「世界クルーズ旅行」のあと「太田和彦の旅番組」を観た。「浅草」。これは2003年放送のものだから多分観てるはずだ。そういえば飲み屋に覚えがある。それでもだらだら観てからダウン。

2015年10月21日水曜日

膨らむ膝と夢

10月20日。
朝、病院。
9時半の予約で、10時半にようやく診察。5分間。
膨らんだ膝の写真とって、複数の医師と相談するとのこと。
で、今回は溜まったものを抽出することはせず、来月の7日まで経過を診るんだって。
痛くないからいいけど、なんか日に日に大きくなってる気がする。まっいいか。

帰り道、ちょっと買い物したり、図書館行ったりして帰宅はお昼。
昼食は「炒飯」。最初はアミ印の炒飯の素を使用するつもりだったのが、アミとナンプラーを加えたらそれだけでおいしくなっちゃったんで、それで仕上げて食べちゃった。

午後は「ナッシュビル」の監督による解説の残りの100分を鑑賞。女たらしの役者の演技を見ながら「ほんとにやなやつ」とコメントしたときゃ笑ったな。

夕食のメニューは「鶏もも肉と根菜の照り煮」、「大根の味噌汁」、「しょうゆ漬けしそ・納豆」、「きゅうり・トマト・たまねぎのヨーグルトサラダ」、「さつまいもの葉柄にんにく炒め」。

食後、焼酎のシークワーサー水割り~ウイスキーの水割りをちびちびやりながらケイのにぃにぃと「だんご虫」談義。二つの容器で強制労働させているが、小さい容器の「マザー」らしい固体を大きい容器に移動した。何でも小さい容器の酸素が不足気味なんだそうだ。固体数も外敵がいないことから急増しているとのこと。えさの枯れ葉は見事に繊維質をのこすものとなり、その姿は芸術的であり、この季節にぴったりだな。
 彼らが枯葉を食べ、排出する糞は庭の土の改良に役立つこととなるだろう。併せて俺がやっている生ごみ処理も、土を換えてからトラブルなく進行している。
 庭ではさつまいもの収穫が迫ってる。それが済めばさつまいも用の畝の「ふるい作業」だ。やれやれ。
 

2015年10月20日火曜日

名前は長いが、効き目は....

10月19日。
午前中はレンタルDVD鑑賞。
「生きているうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言」。
見事にだまされてたわ。30年前の作品。
森崎東監督、倍賞美津子主演ということで、いわゆる松竹の喜劇の流れを汲んだものだとばかり思ってた。思い込みで敬遠していた作品である。
 内容は原発に従事する男たちの搾取のされ方とじゃぱゆきさんとの対比が描かれており、社会派の体もなしてる。そこに原田芳雄さんと倍賞さんのラブロマンスが絡み、出だし「岸和田少年愚連隊」ののりで始まった物語はすごく面白い、そして悲劇も用意されており、実に練られた脚本!
 ATGで公開されただけあり、ただ者ではなかったわけだ。いやあ題名にもだまされやすくね?

 午後は庭いじり。第6の畝のふるい作業。単純作業がこれから1週間は続きそう。面積を広げすぎたようで、かなり大きい畝になっちゃいそうである。

夕食のメニューは「合いひき肉とジャガイモの和風カレー煮」、「ほうれん草・トマト・わかめ和風サラダ」、「白菜・人参・油揚げ汁」、「さつまいもの葉・納豆」、「さつまいも葉柄のにんにく炒め」。

 食後、日本酒をちびちびやりながらTV親父。
まずは録画してあった「マネーボール」。大リーグ・アスレチックスのGMの実話である。選手の腕とコストをデータによって選ぶというやり方でチーム力を高めるというお話、を面白く描いていてる。
 R・レッドフォードの「リバーランドスルーイット」で一躍スターになったブラピは野球映画でも成功した。先生格のR・レッドフォードにも「ナチュラル」という野球映画の傑作がある。実に野球が好きな国民だよな。
 続けて「酒場放浪記」。いきなりCSNYの「青い目のジュディ」がかかったりして、酒が進んじゃうんだよね。十条の「天将」は去年昼飯食ったところだ。
 口当たりの良い金沢の酒をちょっと飲みすぎてダウン。

 

2015年10月19日月曜日

160分2本勝負するには

10月18日。
午前中は庭いじり。
着手した第6の畝つくりの掘り起こし作業は、先日の軽い雨によって父が柔らかくなっていたおかげで順調に進み、結局すべて掘り起こし終えた。後半、石とコガネムシの幼虫に悩まされたが、全身汗まみれになって作業を終えてからのシャワーで気分もすっきりした。

昼食は「ざるそば」。

午後はレンタルDVD鑑賞。「ナッシュビル」。R・アルトマンの傑作として誉れ高い作品。なんといっても160分の長尺の中で24.5人の登場人物が錯綜するんだから、観てる方だって大変だ。1975年の作品だが、これに影響を受けた人は多いだろうな。P・T・A(アンダースン)なんか最右翼にいそうだな。
 この作品に関してはほとんど無知であり、K・キャラダインの歌う「I’m easy」くらいのものだ。この曲が彼自身の手になるものであることは今回初めて知ったし、当初J・クロウチが歌ってると思ってたくらいである。このどうしようもなく女癖の悪い男がこの曲を披露するところは印象的だったな。まあ登場人物全員が癖あり人間だし、それだからこそ面白いものになってる。
 実に興味深い監督音声解説も1時間観た。公開当時全編ロケ地であるナッシュビルから散々批判され、25年後(この音声解説収録時)には受け入れられているという事実がさらに興味深いものにしている。残り100分は返却日までには何とか観よう。

 夕食作りに聴いてるラジオからカントリー曲が流れてきたのには、さすがにうんざりした。

夕食のメニューは「白菜と鶏肉(国産もも肉)のクリーム煮」、「青梗菜の胡麻和え」、「たまねぎと麩の味噌汁」、「ぬかづけきゅうり」、「冷やしトマト」、「さつまいもの葉柄のにんにく炒め」。

 食後赤ワイン~ウイスキーの水割りをちびちびやりながらTV親父。
「もやさま」~題名を忘れたが、スズメバチ駆除を取材したものを途中まで観てダウン。

2015年10月18日日曜日

初恋の人

10月17日。
毎週土曜日9時から近所のスーパーでは卵10個99円税別で売り出しをする。午後3時からもやる。これは毎朝必ず1個食べる義母がいるんでとても助かる。で、朝一番で買い物に出かける。
 周囲のスーパーも競合していて違う曜日にやっているが、やはり近くのところがいい。

午前中はレンタルDVD鑑賞。「スワロウテイル」。 岩井俊二監督脚本作品。めちゃくちゃな写真だがなんとなく面白い。ちょっとだれるところもあるが編集しなおせばもうちょっと面白くなるはず。日本でこうした作品を作れる人ってあんまりいないんじゃないだろうか?20年前の作品で役者も若いが、中でも三上博史、M・カーチス、伊藤歩がいいね。

午後は庭いじり。ちょうどいいお湿りがあったんで、ゼラニュウムを鉢植えから移植した。第五の畝には発芽期限が過ぎた島大根の種まき。半ばあきらめているが、出てきたらうれしい。第6の畝のための掘り起こしも開始した。予報では25日まで雨が降らないようなんで、それまでに完成させたいが。

 午後3時にはケイのにぃにぃと二人して卵を買いに行く。これで合計30個。

夕食は「秋刀魚の塩焼き」、「ほうれん草の味噌汁」、「さつまいもの葉柄のきんぴら」、「(たらちりで残った)昆布のしょうゆ漬け」 、「鮭の白子ポン酢」、「豚ホルモン焼き」。
 秋刀魚は今回も「ためして....」の焼き方の焼き時間を1分延長した。 みりんも前回より多めにしたところ、前回より見た目もよく、しかも油も完璧に残っていた。

 白子ポン酢ときんぴらも作ったケイのにぃにぃは生ホルモンの調理にはてこずっていたが、供されたものはうまかった。たれは醤油と塩。ホルモンに塩は初めてだったが、結構いけるじゃないか。

 食後赤ワイン(昨夜のチリ産)をちびちびやりながらTV親父。「世界一入りづらい居酒屋」~「孤独のグルメ」は録画したもの。〆は「アド街」。                                  「世界一...」はバルセロナ。カタルーニャのもつ料理とめちゃくちゃに安いワイン。う~ん、天国だな。
 「孤独の」ではモロッコ料理。「ハリラスープ」にひかれたな。それにしてもゲストの伊藤かずえさん、ずいぶんとおふとりになっちまったんですね。
 「アド街」は昭和の六本木。企画がいいね。その当時にもちろん行ったことないけど、バブリーな感じはなつかしい。ゲストの小川知子さんがなつかしい。中学生のころは園まり、高校生では小川知子とはまってたな。おふとりになってないのがうれしい。「知子」の名は小学生のときの初恋の人の名でもある。ちなみに小川知子さんのヒット曲のひとつが「初恋の人」。


2015年10月17日土曜日

2040あたりだったか?

10月16日。
午前中に歯医者。
この日も血圧が高くて抜歯できず。前夜に外れてしまった3本連結の金属を付け直してもらった。
それも奥歯は不可能で、奥歯分を裁断しての装着である。残りほとんどない奥歯も抜くということである。これで生き残る奥歯は1本となった。
 2060だったと思うが、60歳までに自分の歯を20本は残そうという健康スローガンがあった。俺なんぞかなり前から20本なんて残っちゃいない。これから予定している前歯の治療がはじまりゃ、さらに減る可能性も出てくる。つくづく情けない話である。

 遅い昼食はケイのにぃにぃと外食。模様替えした中華屋へ行った。俺は日替わり定食で「鶏肉とにんにくの芽の四川風炒め」。経営者も変わったということだが、盛りの多さは変わってなかった。おかずもご飯も多い。ジュースのサービスがなくなったくらいか。もっともそのサービスはありがたくなかったから別にどうでもいいんだが。奥歯がなくとも何とかなったが、早く入歯を着けたいものである。

 レンタルDVDで観わすれていた1枚を返しに行く直前に観た。「ナイロビの蜂」。「裏切りのサーカス」繋がりで同じ原作者によるサスペンスもの。
 カメラワークが不安をかきたてる効果を出している。巨大な権力に押しつぶされる良識人というのは良くある話であるが、サスペンスというよりホラーに近いかもしれない。R・ファインズがいいね。共演のR・ワイズもいいが、こちらがオスカーとって、R・ファインズは空振りってのはかわいそう。
 まあ、007では(彼はM役)ボンドをこき使ってあげるといいかも。R・ワイズの旦那さんはD・クレイグだそうである。

 夕食は義母が買ってきたバゲット(やたらに堅い)を中心とした洋食にした。「ズッキーニと鮭のピカタ・オーロラソースかけ」、「しいたけの豆乳スープ」、「トマトのブルスケッタ」、「鶏肉とオリーブとチーズのディップ」など。クリームチーズを塗っただけとか。
 これに「シンハービール」~3本のワインの飲み比べ。今回から採点することにした。今回はオーストラリア、チリ、イタリアのフルボディで税別千円以下のもの。
 結果、この価格帯のフルボディにうまいものなし、ということになった。やはりミディアムかな?

 このうちの1本を飲み干し、残りは順次飲むことにした。ちびちびやりながら観た映画は「スターウォーズ・エピソードⅢ」。ひどい脚本。強引に終盤Ⅳに結びつける技?は見事に失敗したということである。 とりあえず、エピソードⅥまですべて観きった。やれやれ。

 

2015年10月16日金曜日

傘を見た次の朝は

10月15日。
石灰をまいてあった第3・第4の畝を再度掘り起こして苗床にした。石灰をまいてしばらく放置しなければならなかったんだがその間に雨が降って土を堅くしてしまった。第5の畝は問題なし。
 第3と第4はやはり二つの独立した畝にした。なぜなら広い畝は耕しにくいことはなはだしいんである。今回ルッコラと小松菜を予定してるが畝の頂点だけ平らにすれば問題ないわけである。
 第5は発芽期限を過ぎた島大根を予定している。

 午後は駐車場や元自転車置き場の片づけをし、庭作業のときに履くゴム長靴の収納場所を作った。木材や掃除道具のほか、ガラクタも出てきて出来る限り廃棄したが、放置しておくとどうしようもなく汚れる。木材の底からはゴキブリや蜘蛛、だんご虫やワラジムシ、ナメクジなど出てくるわ出てくるわ。木材はまだ良いほうで、合板材は朽ちてくるとどうしようもない。圧縮された木くずがほぐれて散乱したりするが、表面がしっかりしてるゆえ廃棄にするには困難が付きまとう。
 ようやく整理がついた時刻が15時。しっかり弓道に遅刻したわけで、この日はお休み。

夕食は「たらちり」、「おからの煮物(リサイクル)」、「オクラ納豆」、「さつまいもの葉柄のきんぴら」、「大根の葉とアミの炒め物」、「ぬかづけきゅうり」。

残り物のワインと「赤霧島」の水割りをちびちびやりながら映画鑑賞。
「シェルブールの雨傘」。余りにも有名なミュージカルである。メインテーマも有名だ。
知ってる曲があった。宝石商が出てくる場面での曲はS・メンデスでカバーされてるものだ。
物語は兵役で引き離された男女の成り行きを描いたもので、ありふれているが形式がすべて台詞を歌にしてしまうというところが当時画期的だったんだろうな。つまりオペラ。去年観た「ロッシュホールの恋人たち」も同じ形式だったっけ。ただ曲が独立してまとまってるときはそれなりのミュージカルっぽくなるが、それ以外はいかにも鼻歌みたいな感じがしていただけない。
 打算的な女、そして立ち直る男。結果は感動的でもなんでもなく、学生当時この映画に入れ込みまくってた友人Mの気持ちが理解できない。当時だったらどうかわからないが。
 再会、そして永遠であろう別離の舞台はガソリンスタンド。看板は「ESSO」。「えっ、そう」なんだ。

2015年10月15日木曜日

な酒ない日は、ひとつ甘いものでも

10月14日。
NAD同様の前夜は早く寝すぎたせいか、3時には目が覚めてしまい、こういうときは睡眠時間が足りているときは起きてしまうことに決めている。
 この日は読書を決め込み、小林信彦の続きを2時間弱で読みきった。黒澤明の作品別に章が分かれており読みやすいんだが、他人の文章や自分の時代体験などが盛り込まれ、過激な作家論ではない。その分インパクトのない本である。
 およそ娯楽映画作家が名を成してから社会性のある(ありそうな)作品に手を出すパターンは良くあることで、世界の...とよばれた黒澤さんも例外ではないんである。そこは大島渚などと比較しても無意味な評論になっちまうんである。酷評された作品も多いが、俺は面白ければそれでよいと思ってるんで、出来れば未見の作品は娯楽性にとんだものに絞って鑑賞しようと思ってる。
 水曜日なんでちょっと早めに片付けた。早起きは.....。

昼食をこのところの残り物で済ませ、午後は庭いじり。

 ケイのにぃにぃがだんご虫を一緒に探そうと誘うんで、仕方なく自宅から近所の公園などを探した。古木や枯葉が堆積してるところを掘り返すと結構いるものである。
 小さなふたつきのポリバケツの中に枯葉と一緒にだんご虫を放り込み、枯葉を土に変えさせるらしいっす。(ぷぷーっ)要するに彼らのウンチが欲しくて拉致してきたっていうわけである。俺が生ごみを土に返すのに習って「だんご虫研究家」のケイのにぃにぃが考えたんである。
 
 「蜘蛛研究家」でもある彼から女郎蜘蛛と一緒に暮らす「居候蜘蛛」の存在も教わった。女郎蜘蛛も手を出さない小さな獲物はそいつが食うそうなんである。なんかひもみたいだし老人の年金を当てにしたパラサイトみたいなやつでもあるなあ。

夕飯は「メカジキのチーズ焼き・空心菜添え」、「ごぼうサラダ・ルッコラ添え」、「バターピーナッツかぼちゃスープ」。
 この日は週一のNAD(ノンアルコールディ)。早々にベッドに入り、日本映画の中の独特の日本文化を外人に説明するような内容の本を読む。過去に観た作品が多いんで、その作品評論みたいなものとして読む。この作家の好みが出ているようで沖縄に関するものが多く、それなりに楽しめたがこの本のコンセプトとしてはいかがなものかな?9時前にダウン。

 それよりも海外の食品文化のほうが面白いな。この日ケイから送られてきた荷物の中に入っていた、ケイの隣人からの頂き物のインド土産が良かった。「ソワンパプディ」という綿菓子に似た砂糖菓子は似たようなものが中国やその他のアジアの国にもあるもので俺の好物でもある。なんでもケイとケイの同居人はひとくち食べてギブアップし、そのひとくち食べた形跡をはくっきり残したままで送られてきたんである。ふたくち食べたら病み付きになるんだがなぁ。食感がたまらない!
 紅茶との相性も良いが、ちょっと工夫するとさらにいろいろ楽しむことが出来る。たとえばヨーグルトに混ぜるのがすきだが、甘みのない果物と牛乳に混ぜて食べてもおいしそうである。早速試してみよう。
 これは独特の製法があるようで、ちょっと調べたついでにインドのお菓子についても検索したら、その種類たるや、さすがの中国と肩を並べる巨大国家である。多民族国家でもあることから、まだまだたくさんあるんだろうな。死ぬまでに全部食べることは不可能だろうなあ。

2015年10月14日水曜日

二日酔いの受診科

10月13日。
ひどい二日酔い。
とても診察を受けたくないような状態だったが、予約してあるので行かざるを得なかった。
それでも病院に着くまでには何とか調子が戻ってきた。
が、病院内で顔がほてってきて仕方なかったんで、待合室で座ってるよりましだと考え、病院の中を時間が来るまでぶらぶらすることにした。途中で血圧を測ったら正常だった。どうも血圧と酒の関係がわからない。

 検査結果では膝に溜まった液体は悪性のものではないとのこと。この日も膝に溜まった液体を抜いてもらい、来週も同じ状態だったら手術も視野に入れるかもしれないとも。

 帰りは1時間弱かけて徒歩で帰宅。二日酔いも覚めた。途中で畑や耕している人をずいぶん見たが、 こういう光景を見るとやる気が出てくるよなあ。

午後は庭いじり 、と思ったが膝に不安があったんで天気も良かったんだがお休み。

観わすれていたDVD鑑賞。「鑑定士と顔のない依頼人」。
サスペンス映画で脚本もそれなりに良く出来ているが、なんせ筋が読めてしまうんで、ひたすら主人公を演じるJ・ラッシュに注目して鑑賞した。ちょっと長さとくどさを感じたので、あとでスタッフを見たらあの「ニューシネマなんとか」の監督・脚本だったので納得した。自分以外全員にだまされた主人公は最初と最後にレストランで食事する。部分的にはすごく面白い映画なんだけど、やはり設定の無理(現実離れ)が出ちゃってるよな。

夕食のメニューは「さつまいもご飯」、「串かつ風(既製品の粉使用)」、「おくら納豆」、「ピーマンの塩昆布和え」、「空心菜のおひたし」、「ぬかづけきゅうり」、「空心菜の味噌汁」。
この日は食事にビール一缶で終了。眠気が強かったからである。

ベッドで小林信彦著の黒澤明研究みたいな本の続きを読み、8時過ぎにダウン。

2015年10月13日火曜日

ワインが似合う日

10月12日。
あまってた鶏肉200gを「洋風鶏そぼろ」に加工。NHKテキスト鶏胸肉特集のレシピの中で最後まで残っていたものである。そぼろだから当然ひき肉を使うわけなんだが、そこは暇をもてあましてる老人は胸肉をひたすら細かくすることでコストを下げる努力を惜しまないんである。
 にんにくとオリーブ(塩漬け)の細切れと一緒にいためてできたものはこの日の夜ケイのにぃにぃの絶賛を受けた。
 
 昼食は「コム・サオ」。ベトナムの炒飯である。久しぶりに作るんで、冷蔵庫の奥の方から高菜の漬物を引っ張り出したらかびてたんで、仕方なく大根の葉っぱの即席塩漬けを使用したら、ケイのにぃにぃの大不評を買った。

 午後は庭いじり。第6の畝作りに着手した。ケイのにぃにぃはさつまいもの葉柄の収穫。

夕食は「れんこんのイタリアンソテー・クレソンそえ」、「アボガド・ルッコラのサラダ」、「クラムチャウダー(缶詰)」、「ジャガイモ・ベーコン・鶏ももの煮込み」、バゲットに朝作った「洋風鶏そぼろ」をディップにして。青物は先日行ったショッピングモールで購入したものである。

この日に買ってきた3本のワインをすべて空けた。さすがに3本目は飲み干すことは出来なくて、ダウン。

2015年10月12日月曜日

博多うどん!初体験。

10月11日。
前日の夜更かしが効いて、かなり遅い起床。
この市の運動会が前日から中止そして翌日の開催と決まっていたことから、観戦参加の義母も遅い起床だった。俺も午前中は雨天ということで昼近くまで寝ているつもりだった。

 午後はたまに霧雨?っぽい天気だったが、予定通り隣の駅近くにあるうどん屋までケイのにぃにぃと出かけた。「博多うどん研究家?」である彼が見つけた店である。
 13時を過ぎていたが満員で5分くらい待たされただろうか。通路が広くて車椅子もOK。 待っている間に注文を受けていて、席に着いてから2.3分で出来上がってきた。
 現在、全盛期が持続してる讃岐うどんに挑んだ「博多うどん」。どちらかといえば讃岐うどんに疑問を持つ俺としてはちょっと楽しみな瞬間であった。
 注文品は「ごぼ天うどん(やわ)」。やわらかかかためかを注文時に聞かれる。かけうどんにピーラーですられたごぼうの天ぷらが器の半分くらいからはみ出した形で運ばれてくる。空いているところに長ネギを好きなだけ盛り付け、ケイのにぃにぃのお勧めにしたがって、麺の下に沈める。
 麺の腰のなさが「売り」で、店内に貼ってあるキャッチコピーにも「麺はコシである」というところの「コ」に×されて「ダ」に変えられてたっけ。
 確かに濃い目だが汁がうまい。天ぷらもちょうどいい歯ごたえだ。ただ腰のなさは思ったほどではないので逆に天ぷらとの相性が良くなってる。
 ただ価格は少し高めである。

 この店の近所にあるホームセンターや帰り道沿いのスーパーなどで買い物しながら帰宅。

夕食のメニューは「卯の花煎り煮」、「大根とカリフラワーの味噌汁」、「カリフラワー・チーズ納豆」、「塩漬け豆腐」、「大根のぬかづけ」、「大根の葉の菜飯」。

 食後、焼酎のシークワーサー水割りをちびちびやりながら「もやさま」がお休みだったようで久しぶりに「鉄腕ダッシュ」を観た。 この番組の元気な中年を見て気持ちよくなるよなぁ。
 翌日のメニューを考えてから、ダウン。

2015年10月11日日曜日

おのぼりさんの1日

10月10日。
1ヶ月ぶりの上京。
ケイのねぇねぇの第3子のお宮参りである。
東京にもこうした閑静な神社がたくさんあるんだな。
3人ともこの神社の氏子になったんだから、大きくなっても何かにつけここを訪れて元気な姿を神様に見せるような習慣が根付くといいな。と、すると俺はどこの神社の氏子だったっけ?
 ケイのねぇねぇとにぃにぃは多分茨城県のO神社だったはずで、ケイは東京のH神社だったな。
お昼はケイのねぇねぇのところでお寿司とビール(瓶ビール!最高!)をご馳走になる。

午後はケイ宅(元俺宅)で荷造り。こちらに来て以来やはり足りないものが出てきたが、冬用の衣類も少し足りなくなるかも知れないのでまた来ることになるな。

夕方東京駅で福岡在住のPさんと会う。今回は茂木で行われるオートバイレースの観戦のための上京だそうである。上京のたびに声がかかることを楽しみにしている彼とは20年来の付き合いになる。
 鹿児島料理店で大いに語り、酒を酌み交わした。来年の九州旅行で落ち合う約束をして別れた。

さて、寝過ごさないよう、あらかじめ調べておいた取手止まりの上野東京ラインに乗り、ウィスキーの水割り(缶)をちびちびやり続け、酔っ払って転倒(10月10日は転倒予防日)せぬよう、到着した駅からはタクシーで帰宅。やれやれ。

帰宅後Pさんからいただいたお土産の「関うに」と「のどぐろのみりん干し」で「神亀」をぬる燗で飲みなおし。20秒くらいがちょうどいいようだ。で、ダウン。

2015年10月10日土曜日

秋刀魚の...目からうろこ

10月9日。
午前中は庭いじり。
第5の畝のふるい作業、最後の追い込みである。
10日は外出、11日は雨が予想されるので、昼にかかってしまいそうだったが一気に片付けることにした。
 土の中の変化が面白い。ここ数日ミミズの赤ちゃんがやたらに出てくるんである。そういう季節なんだろうか?申し訳なく思い、ふるいの終わった土の底の方へ戻してあげている。
 相変わらずコガネムシの幼虫も多い。こいつらにはお命頂戴させてもらいました。土を掘ったところに射た1匹のコガネムシの幼虫。キュッとその身を縮めるんである。ちょっと可愛かったな。

昼食はケイのにぃにぃの手になる「ごぼう天」、「博多うどん風」。

午後は買い物とレンタルビデオ屋さん。

夕食のメニューは「秋刀魚の塩焼き」、「さつまいもの葉柄のきんぴら」、「大根の皮のきんぴら」、「根菜の煮物(筑前煮の肉なし)」、「味噌漬け豆腐」、「きのこ汁」。
 秋刀魚の塩焼きの焼き方は「ためしてガッテン」で放映されたもの。
グリルの余熱3分、秋刀魚にみりんを10倍に薄めたものを塗布し、塩をふってからグリルに投入。7分焼いてから取り出し、皿の上で2分間放置で出来上がり。
 見た目は生焼け風だが、ちゃんと焼けている。皮はぱりっとしていて、中身は油でしっとり、骨からの身離れもよい。これはすごい!感動ものの秋刀魚だった。

食後、ワインをちびちびやりながら映画鑑賞。「スターウォーズ・エピソードⅡ」。ケイのにぃにぃと茶化したり、けちつけたりしながら 観るのは楽しい。
 あては「ローズポークのアヒージョ」、「クリームチーズ」、先日つくばのSCで買った「バゲット」。

そういえば7日に観た映画のことを書くの忘れてた。「裏切りのサーカス」。
イギリス・スパイ小説の映画化でスェーデンの監督作品。中年スパイが活躍?する、サスペンス映画である。疑惑で満杯のお話は最後まで目が離せず、かなり濃密なすばらしい作品。
 で、気なったのは主人公がお世辞にもきれいとはいえない川で泳ぐシーンで、これが二回ほど出てくる。健康のためなんだろうか?ほかにも泳ぐ人がいて、みんな顔を上げての平泳ぎ。汚くて顔をつけられないのかもしれない。
 

2015年10月9日金曜日

しょっぱいショッピング

10月7日、8日。

7日水曜日は水廻り掃除。
塩漬けしておいたしその実の塩抜きをして本漬け。今回は前回の4倍近くの量だったんで「塩漬け」と「しょうゆ漬け」の2種類製作。

昼食は「つけ麺」。味付け卵は長くつけっぱなしだったんで、めちゃしょっぱい。大しょっぱいである。既製品のメンマもしょっぱい。やはり「永O園」にしときゃよかったな。さらにつけ麺のつゆもしょっぱい。が、少ないつけ麺体験からするとつゆがしょっぱいのは仕方ないんだろうと思った。こりゃ身体には良くないジャンルの食いもんだ。

夕食はケイのにぃにぃが残り物で済ますということで、俺は夕方から出かけた。

18時にT駅で落ち合い、近くの焼き鳥やでT氏夫妻と飲む。瓶ビールで「焼き鳥」、「川えびのから揚げ」。

そのあとT氏宅でその続き。ワインと事前に用意してあったオードブル。2年ぶりなので話が弾み、遅くまで飲んだな。

翌朝、二日酔いでふらふらしながらT氏宅の庭を散策。かなり広く、それなりに手入れの入った後が確認できるが1年くらい放置された感じだった。あとで聞いたらやはりそれに近い期間手を入れてないとのことだった。膝の故障を抱えてるT氏にはちょっと大変かもしれないな。近所だったらお手伝いしてあげたいところだが、自分の家の庭もまだ造成途中でそれどころではない。

 朝食後、ご夫婦が車で30分かかるというEというショッピングセンターに連れて行ってくれた。奥さんのお気に入りのSPだそうだ。かなりの広い敷地のモール型SPである。
 ここで地元農産物、地元豆腐などの販売店、ワインショップ、パンや、メインフードショップなど俺も好きなショップめぐりで楽しかったし、野菜や豆腐関連のものを両手にいっぱいさがるまで買い込んだ。豆乳がめちゃ安かったな。1Lで108円。消費期限が短いんで2個しか買えなかったのが惜しまれた。
 T氏は膝の具合もあるが、どうもショッピングは苦手な様子。俺と奥さんの二人だと、丸々1日過ごせそうだ、と言って二人で笑った。

 自宅まで送っていただいた。来年の春までこちらにいる間、何度か会う約束をして別れた。

夕食はケイのにぃにぃの手になる「鶏肉の照り焼き」、「小松菜と長ネギの炒め物」、「大根の味噌汁」と買ってきた「五目いなり」。このいなりの味がしょっぱい。地元は味が濃い。俺が茨城県は東北である、と主張する所以である。

 この晩はNAD。本来の水曜日に実施できなかったのと、本調子でなかったからである。20時にはベッドイン。

2015年10月7日水曜日

ぎょうさんな餃子

10月6日。
朝食後、買い物へ。24時間営業のスーパーは俺のような朝型老人には使い勝手がよい。
しかも取り扱い品目の多さもこの店の評価を高くしている。
 この日はかさばるものがなかったんで園芸用の土を2袋買った。これから本格的に畑用に庭に土を改良してゆくのに欠かせないものだけに、こうしてついでに買いましてゆけば車を必要とせずに済む。

 午前中は庭いじり。ゼラニュームの移植先の土の「ふるい」作業など。相変わらずコガネムシの幼虫が出てくる。第3と4の畝はケイのにぃにぃが消石灰をまき土ならし作業。

 余りもので済ませた昼食後、夕食の準備。
この日は特売で買った豚挽き肉800gをすべて使い切ってしまうというのが主題である。
 「水餃子」、「にらまん」で半分ずつ使うことにし、にらまんは焼いてから冷凍することにした。この餃子の皮包みを以前より苦手にしてたのでそれを克服したいと思ってたんである。

 この日の包み方はネットで検索したもので、いわゆるしわを寄せるものとは形がまるで違うものが出来上がる。それはまるでナースのかぶる帽子のような形になる。
 包み方は至って簡単で、不器用な俺にでも何とか形になる。こいつはいいね!
 何とか焼く前までのめどがついたところで、俺は弓道場に向かった。

 開始時は5人で、平日はこんなものなんだろうか?この日も30分くらい立射をしてから、巻きわらでU先輩にしっかり教わった。俺が弱い弓を使ってるのを見て、強い弓を探して変えることになった。9kから12kである。引き方をつきっきりで教わると楽に引けるんだが、一人でやるとどうもいらない力を出してしまう悪い癖が出てしまう。巻きわらで1時間。
 で、最後の方で12kの弓で立射したところ、案外楽に引けるようになった。まあ徐々に、だ。

 夕食は「水餃子」、「焼きそば」。やきそばには白菜・にんじん・しいたけなどを炒めたものに片栗粉でとろみをつけたものがのる。
 にらまんは皿の上に載せておいたものが、皿に皮がついてしまってはがすのにえらい苦労した上にこがしてしまった。成功した半分を冷凍にし、この焦がしたほうが食卓に上った。
 水餃子は全部で80個くらい。さすがに残ったが、これはうまい!焼いたものよりうまい。処分品で買った(これが今回の水餃子つくりの出発点)水餃子のたれ(50円)も合う。
 俺はちょっぴりお疲れで、水餃子・焼きそば・にらまんで満腹になり缶ビール2本でダウン。