2016年2月29日月曜日

発覚!名古屋グルメ

2月28日。

136/90。61.8kg。

朝聴いていた番組で、ビーチボーイズの「グッド・ヴァイブレーション」に使われてる楽器がテルミンであることを知った。いろんな楽器を使って音作りをしていたブライアン・ウイルソンやメンバーの偉業をたたえた番組で、なんでも近く来日するとか?
 偶然だが、毎週日曜日に聴いている「グランドナックレイルロード」って番組でも先週だったかテルミンを使った音楽を聴いたが、あれもなかなか良かったな。原曲は「ウィリアムテル」で、タイトルを「ウィリアムテルミン」に変えていたのには笑えた。

 午前中は庭いじり。ふるい作業。

 午後は外食。たまに行くとんかつ屋は満員御礼。隣の焼肉屋のランチは15食限定で、俺達の前で売り切れ。
 ちょっと先の中華屋でやっと昼飯にありつけた。すんごく腹が減ってたんで注文したものは「台湾ラーメン」と「半炒飯」の定食セットに「焼き餃子」。で、この炒飯がすごい量で、これが「半」なら「全」ってどのくらいになるんだ?と思うほど多い、多すぎる。半分はケイのにぃにぃに手伝ってもらったが、さすがに彼もつらそうだった。
 台湾ラーメンも量が多いが、それでも炒飯に比べりゃ大したことはない。ただ、香りが強すぎて肝心の味がよくわからない。八角である。決してまずいわけじゃないが、これが「台湾」の味なんだろうか?
 で、台湾ラーメンを調べたら、なんと名古屋のご当地ラーメンなんだそうであり、いわゆるなんとか級グルメってやつなんだ。この店ではそれを真似たものに手を加えたようであり、名古屋の台湾ラーメンの特色のひとつに八角を明記したものはなかった。
 それにしてもまた名古屋かよ。

 100円ショップ~古本屋~レンタルビデオ店~ドラッグストア~スーパー・3軒~酒屋とまわった。

古本屋で久しぶりに文庫本2冊購入。杉浦日向子さんのエッセイと泉麻人さんの「自転車日記」。このお二人の著作はこちらの図書館には多く在庫してないんでちょうどよかったな。

 酒屋では瓶コーラを買った。乾燥して喉がカラカラだったんで久しぶりの瓶コーラがうまかったぁ。

 最後のスーパーでは「ティラミス」を買った。食べたことはあるはずなんだが、よく思い出せなかったんで試し食いのためである。三度目は上手に作りたいものである。ただ、この日のものは甘さが欠けるようだとケイのにぃにぃの指摘に同感した。ティラミスには普洱茶。

 この日の午後は明らかに食べ過ぎた。夕食作りにも熱が入らない。しかも味付けが濃くなりがち。
で、メニューは「豆腐と鮭のガーリック炒め」、「大根の柚子胡椒あえ」、「なめこと卵のスープ」。

 食後、焼酎のシークワーサー水割りをちびちびやりながらTV親父。「モヤさま」~「鉄腕ダッシュ」。気になったのはモヤさまでの浅草の肉屋で売ってる「かっぱ焼き(牛串)」とダッシュ海岸での「ナメタガレイ」の煮付け。この2つで日本酒4合瓶1本いけるな。 なんて考えながらダウン。
 

2016年2月28日日曜日

加齢なる

2月27日。

 124/77。これも驚きだけど、毎朝測ってる体重の61.4kgも驚きだ。いずれもここ数年の新記録である。要因はなんだろう?前日のプール?食事の変化というのも特にないはずだし、間食も酒もやめられないしなあ。まあいいかぁ。

 買い物は近所のスーパー恒例の卵特売に行っただけで周遊コースは短縮し、午前中は庭いじり。第1の畝のふるい作業に入った。

 昼食は天津風の焼きそば。天津麺の具を卵ともやしを加えて炒めた麺にのせたオリジナル。

午後は弓道。この日は初参加となる月例会。
まずは「矢渡し」。これは行事の時に必ず行われる儀式のようなもので、射る人と介添人が二人で三人組で射を行うものである。礼法が厳しく、当然上段者が行うものであり、この道場のしきたりのようなものもあるようで、終わってから見学者の中の上段者から批評されるのである。
 それが済むと全員が射を行なう競技。10本射って当たった数を競うものである。経験が浅い下段者から順番に射る事になっており、俺は2番手。が、1番手のBさんは稽古の時でもやたらにうまいと思ってた人である。この日の結果も5本当て、6人の決勝戦でもしっかり当てて2位になったほどである。5割の的中ならば3段昇進確実である。
 優勝は水泳のことでよく話をするRさんで7本の的中でダントツである。

 月例会の参加は初めてでも、感染は1月にしていて、その時の優勝者はGさんだった。そのGさん、先月の競技結果表を見る機会があったんだが、たった1本しか当ててなかったのには驚きものだった。そしてこの日も2本。1月の優勝は8本。本人によればスランプなんだとか。
 競技の後の自由練習でも全く当たってなかった。上段者の悩みは傍から見ていても深そうだったな。
 で、自分はどうかといえば、1本だけだった。が、この日はすべて安土に届いていて、しかもすべて的の上部だったんで、修正の仕方さえ知っていればもうちょっと当たったかも?終わってからのお茶の時間でSさんから型が決まってきたと言われたが、自分でも大体安定してきたと思う。
 ブレがなくなってきているんで後はいかに力を抜くかという問題を残すのみとなった。毛は抜けるんだが力を抜くのは難問。

 夕食は「れんこんのクロックムッシュ」、「白菜とベーコンのトースター焼き」、「小松菜とウインナーのスープ」、これにケイのにぃにぃによる「レッドキドニービーンズのトマト煮」。
 食後、夕食制作時に作った「サングリア」~大吟醸「燦然」をちびちびやりながら映画鑑賞。「華麗なるギャツビー」。最近レオナルド・ディカプリオでリメイクされているが、この日のはロバート・レッドフォード版である。懐かしい。
 原作は高校生のころ読んでいる。「ラストタイクーン」も好きだが、「華麗なるギャツビー」は特別だな。渋谷の東急名画座で上映されてた時に、当時付き合ってた女性と観に行ったもの。デートの終わりに、まだ別れたくなかった二人は、何か口実を探すようにして、この映画の最終回に飛び込んだんである。決してロマンチックなだけではない話なんだが、二人にとってはそんなことはまるで関係なかったころであり、筋を知っていた俺にも、その「ギャツビー」はロマンチックなだけ内容として写ってたっけ。あれから40年以上経ったのかぁ。
 そんなことを思い出しながらアマレットをストレートでちょっと飲んでダウン。

2016年2月27日土曜日

おやつの時間

2月26日。

今年の2・26は雪にならなかった。この日のイメージはやはり雪景色だ。

 135/87。2時半に起きて測ったもの。NADの翌朝は目覚めが早い。それでも6時間寝ているから寝不足ということもない。本当に肉体健康生活を営みたいなら禁酒がいいようである。俺の場合それを続けると精神健康生活を営めなくなってしまうから実行する気はないが。

 買い物済ませて帰ってきたら10時で、小腹がすいたんで「シュガートースト」とホットミルク。先日食べたシナモントーストで味をしめ、何もないおやつにはこれに決めている。バターを少し多めにし、耳のところまでしっかり塗りつけグラニュー糖をまんべんなくふっていただく。この日のようにシナモンがなくてもうまい。

 昼まで庭いじり。4月ころまでの畝づくりのための場所の掘り起こし作業を終えた。次回からは第1・第2の畝のふるい作業の開始である。

 昼食は「アンチョビ入りパスタ」。にんにく・唐辛子・キャベツ入り。

午後はプール。前回終盤に変えたプルで泳ぎ切った。この日は姿勢に注意していろいろ試してみたが、やはり力の入り具合(主に腕)次第で変化することを発見した。終盤だったんで、次回この姿勢で泳ぐようにしてみよう。
 帰りの電車で、ぽかぽかしてたんで気持ちよくなって眠くなってきてしまい、たったひと駅なんだが、うっかり乗り越すところだった。酒が入ってもないのに、危ないとこだった。

 4時に帰ってきて、腹が減ったんで「ティラミス」を食べた。ちょっと柔らかすぎて、なおかつスポンジにコーヒー液が多すぎたようで、水も滲出していて明らかに失敗作である。が、そこは本物のマスカルポーネチーズのおかげで味だけはいい。
 ティラミスのおかげでカステラの好みの食べ方を覚えた。ティラミスソースを作って浸すんである。これにミルクを加えてもいい。これからはカステラの特売にも気をつけることにしよう。

 夕食の支度を火を通す作業だけ残して、レンタルビデオ店へ向かった。金曜日はDVD1枚ただで借りることができるシルバーディなんである。ついでに週刊誌コーナーで「サンデー毎日」を立ち読み。老眼鏡をしっかり持ってきた。太田さん、椎名さんのコラムの次に川本三郎さんの新作が紹介されている記事があった。ちょうど川本さんの本を読み終えたばかりだったんで気になってそれも読んだ。泉さんのコラムは「SMAP」の香取慎吾のことで興味ないんで斜め読み。
 川本さんの本を読んでまた永井荷風を読みたくなっているが、川本さんの著作の中にも荷風に関するものがいくつかあるようだ。最近の年寄り散歩のブーム?で東京に関する本も「なんとかウォーカー」を始めとして軽いものからこうした専門書まで多く読まれているようである。何度目かの東京ブームということだろうか?ちなみに読み終えた本を買ったのは24年前で、俺の中の東京ブームが始まった頃だったに違いないな。
 今回棚から多くの本を外した後、残った本も当時の本が多いが、これは二度目の東京ブームのようである。現在こうして東京を離れるとこんな気持になりやすいのかもしれない。
 

 夕食は「豚肉とキャベツと卵のピリ辛炒め」、「ポテトとザーサイの炒めもの」、「豆腐と小松菜の中華スープ」、「人参ナムル」。

 食後日本酒をちびちびやりながら録画したTV番組2本立て。国営放送の「あてなよる」。「入りにくい居酒屋」の後番組なんだろうか?よくわからないが、京都の料理研究家が(今回は大阪)うまい「あて」を出す店を探訪するというものである。この日は「くじらの塩たん」が美味そうだったな。西にゆくことがあれば大阪に出向いてもいいくらいだったな。
 二本目は太田さんの番組で今回は銀座の前編。銀座でも敷居の高くない店を紹介してくれた。彼の好物の「神亀」の熱燗を本当に美味そうに空けてたな。それに今回生卵が苦手なことを知った。この手の取材をする人ってあまり苦手がないように見えるんで意外だったな。

 

2016年2月26日金曜日

キ印容認?

2月25日。この日も血圧計測を忘れた。で、次からは寝る時にそばに置く携帯とワンセットにすることにした。これなら忘れることはあるまい。

 IHクッキングヒーターの続きである。グリルの換気扇機能が正常に働いているか確認したところ、多少ホコリが油で固まったものが付着していた以外は変わったところもなく、試運転したところ換気扇としての機能は果たしているようだった。で、次回の魚焼き時に確認することにした。

 朝の買い物周遊コース散歩は、コース上にあって普段寄らないところも行ったので、フルコースとなった。近々作る予定の「ブン・ボー・フエ」の材料になる牛すね、牛すじ、豚スペアリブなどの在庫と価格の調査のためである。この他豚白モツも確認した。で、帰宅したら11時過ぎた。庭いじりする時間がなくなっちまった。寒いこともあり、この日はお休み。

 昼食は半端に残ったバーモントカレーを使っての「カレーうどん」。他の材料はタマネギ・めんつゆ・豚こま・片栗粉。ケイのにぃにぃから、長ネギを煮るときに加えた方がいいというアドバイスを受けた。

 午後は弓道。まとまってきたが、当たりは少ない。

 夕食は「きのこ入り肉豆腐」、「わさび菜と白身魚(鯛)のサラダ」、「もやしの味噌汁」、「煮昆布」。

この日はNAD。片付けを済ませてから「グリューワイン」と「ティラミス」を制作。グリューワインはフルーツや香辛料の漬け込み時間と、煮た後の放置時間を短くすることで「渋み」の問題を解決することを目指した。
 ティラミスは今回初めてマスカルポーネを使って制作。俺が嫌いな「キ印」製のものであったが、近所で売ってるのはこの会社のものだけなんで仕方なく買ってきた。                  
 包装を開けてから「ティラミス・ソース」なるものがくっついていることに気がついた。が、その時にはもうカステラスポンジに、コーヒーとアマレットを混ぜたものを染み込ませた後だったんである。何にしても「キ印」とは相性が悪いことがわかった。これでうまくゆかなかったら、次回から成城石井あたりの高めのチーズを使うことにしよう。

 観るべき映画もなく、読書の続きをしてから8時半ころにはダウン。

2016年2月25日木曜日

ぼへみあん・らぷそでぃー

2月24日。血圧計測忘れた。だいぶ経ってから思い出したが、習慣づけるにはいい案はないだろうか?

 朝、前日の湯豆腐で派生した昆布で「煮昆布」、残った汁で「雑炊」を制作。掃除が終わったグリルで「焼き芋」、米を炊くのに一緒に突っ込んで「ふかしいも」を制作。今回も紅はるかで、どちらがうまいか比べるためである。温度設定は弱だが25分もかかるんで、深夜電気料金時間帯じゃなきゃできないな。

 結果、「焼き芋」の勝ち。すごく甘くて、以前TVで紹介されてた通りだった。焼き芋が好きになりそうだ。

 アマレットやリモンチェッロのために使わなかったグラスを洗った。クリスタルグラス2種で、一方はボヘミアングラスである。もっともブランドものではないが。

 昼食は「雑炊」と焼き芋&ふかしいも。

 午後はプール。後半10分は手のかきかたを変えてみたら呼吸もスムーズにできるようになった。今までと違うのは右手の力の入れ方を抑えたことである。これは進化?だろうか?

 この日はNADなんだが、ケイから誕生日プレゼントとして大吟醸酒が送られてきたんで、今週はアルコール休止を中止した。
 夕食は「塩さば」、「しらすおろし」、「じゃがいもとたまねぎの味噌汁」、「納豆」、「キャベツの胡麻酢和え」、「白菜の即席漬け」。
 食後、大吟醸酒「燦然・さんぜん」。岡山は倉敷の酒である。発酵時、モーツアルトの曲を流していると説明書に書いてあったんで、クラッシッキ・ミュージックをBGMにして飲もうかと思ったが、TVで「悪名」をやってたんでそちらを優先した。
 酒器もボヘミアングラスを使った。タイミング合うねぇ。ちょっと辛口だが、香りもいいし、うまい。

 で、ケイのにぃにぃから飲み過ぎを指摘され、1合過ぎたところでグリューワインにチェンジ。さらに安酒をちびちびやりながら「悪名」~「市川雷蔵の思い出番組みたいなもの」を観た。違う局だが、偶然なんだろうか。どちらも大映で、両方に出てたのは中村玉緒さんである。現在でもマロニーちゃんで活躍してる。
 勝新太郎の人気シリーズのひとつである「悪名」の第1作で、二度目の鑑賞となるが、今回改めてテンポもよくなかなかいい作品だと思った。コンビを組む田宮二郎との掛け合いも楽しい。そういえば勝新と雷蔵さんも何本か共演している。
 最近観たい映画がないんで、ここらあたりを探してみるか。

 なつかしいといえば、この日読んだ「私の東京歩き」の中に出てきた京成関屋についての記述がなつかしかった。この駅前にあった「アメージング・スクェア」という遊園地のことである。もうだいぶ前に閉園してしまっているが、何度かケイのにぃにぃと行ったことがあり、当時でもぱっとしなかったが、本の記述が 1988年で、開演後1年となっていて、その当時でも潰れそうだというようなことが感想として書かれていたくらいだから、閉園は必至だったようである。2000年閉園。
 確かゲーセンがお目当てで行ったのかもしれないがよく覚えてない。が、10年前くらいに再び訪れたんである。タクシーに携帯を落とし、そのタクシー会社まで取りに行ったんだが、会社が京成関屋だったんである。まあ、その時はなつかしいなんて思わなかったけどね。
 

 

2016年2月24日水曜日

ぐりるのこと

2月23日。150/87。

 IHクッキングヒーターのグリルの中がとんでもないこと?になってた。グリルから取り出して洗っていた網や水受け皿などには注意を払っていたものの、内部はほとんど見ることもなかった。
 が、前日秋刀魚を焼き始めてすぐに煙が出てきたんで、おかしいと思ったら、残存していた油などが元になっているようだった。火こそでなかったが、これはやばいと思い、取説を引っ張りだしてこの日の朝大掃除を行なった。
 雑巾とスポンジをダメにして、普段使わないガスレンジ周りの洗剤も使った。IHクッキングヒーターに付属している換気口(あまり役に立たない)も油つまりしており、いやはやとんだ大掃除になった。
 IHだからといって、炎が出ないことからちょっと勘違いしていた事を反省した。内部で起こっていることはガスグリルと変わらないんである。東京の自宅でもこの場所の大掃除は難儀したっけな。

 買い物周遊コース散歩を済ませ、庭いじり仕様としたところ、深夜に降った雨のせいで作業休止。土がどろどろで、掘り起こしの次の作業が出来ないんである。
 で、今までためておいた土の中から掘り出されたゴミの分別を行なった。一番多いのが貝殻である。ちょっと迷ったが可燃ごみに分別した。光熱で石灰になるはずだからである。とは、後でケイのにぃにぃに教えてもらった。彼も「鉄腕ダッシュ」でやってたのを覚えてたそうである。

 この日初めて発掘したものが1円玉である。金目の物はこれが初めてである。

 昼食は「醤油ラーメン」。

 午後は弓道。この日、また初体験のトラブルを経験した。弓につがえる部分(筈)が取れて、弓にくっついたまま残ってしまったんである。で、早矢(1本目)だったんで、乙矢(2本目)をつがえた時に気がつき、そこで中断してしまった。こういう場合の作法を知らなかったんである。しかも乙矢をつがえたまんまである。これはまずかったな。単純に危ないよな。怒られはしなかったが、反省。
 この日の射はまずまず。14kgにもだいぶ慣れてきた。弓の下の部分(末筈・うらはず)に16kgと表示されていたのを発見したが、どちらなんだろう?俺に16kgはとてもじゃないが引くことはできないだろうから、14kgしかない16kgということでいいかぁ。劣化するとそういうことが起きるそうである。人間と同じで色んな所が緩んでくるんだろうな。緩くならないのは財布の紐だけかな。

 夕食は「湯豆腐」、「焼き厚揚げ」。早速掃除したグリルを使用した。クリーニング機能も使ったんで、煙の出ないし異臭も出なかった。「わさび菜の和風サラダ」。
 湯豆腐の〆は「とろとろ湯豆腐」。これは「鉄腕ダッシュ」で知った、白菜と豆腐の食べ方の変わり種であり、白菜農家が編み出したものらしい。具材が入った鍋に小さじ1の重曹を加えると豆腐も白菜もとろとろになるんである。確かに食感がかわり、この日二度目の「湯豆腐」を堪能した。
 当然お腹は「みずばら・ひろし」である。

食後高清水を燗にしてちびちびやりながらメニュー作り。8時半ころダウン。

 

 

2016年2月23日火曜日

猫もまたぐ秋刀魚

2月22日。

 何故か「猫の日」なんだそうである。毎日が「何かの日」なんで別段驚きもしないし、そのいわれも興味が無いというより猫が好きでないんでよく聞きもしなかった。この日の夕方読んでたエッセイの挿入写真が猫が入った風景ばかりなんでうんざりしたり、なんでこうも猫好きが多いのか不思議でたまらない。俺にとっての猫とは、実家の庭に侵入したら今度こそシャベルか何かを投げつけて痛い目に合わせてやろうと考えてる対象でしかない。

 135/95。久しぶりの血圧計測である。朝、寝起き一番で計測することにした。いろいろな時間帯を考えたが、これが一番継続出来そうな時間ということになったんである。最近酒の量が増え、また節酒の必要を考え始めたところなんで、この数値を見ながら対策を練りたいところである。

 午前中は庭いじり。掘り起こした土の塊を崩して、すすきやどくだみの根、石ころ、ゴミ、虫けらの幼虫などの除去作業。ミミズが多いところである。一部黒土のところもあるが、粘土質でかなり固いところもあり、長い時間かけて改良しなければならない場所に変わりない。やれやれ。

 昼食はケイのにぃにぃと外食。駅近くの中華屋。長い間ラーメン屋だったところが代替わりして、今回は中国人による店になっていた。
 「海鮮豆腐」定食なるものを注文した。メインは塩味の海鮮と豆腐のうま煮のようなもの。これにザーサイ、スープ、サラダ、ご飯に杏仁豆腐で780円。サラダのドレッシングがあまりにも変わった味で、これはない方が良かった。後は普通で、メニューに「腸詰め」がないのが惜しい。夜来るならこれがないとつまらない。どうも東京のようにはいかないようである。

 午後はだらだら過ごす。「インドで考えたこと」を読み終えた。最後は東洋と西洋の文明観の違いを説いて結んでいる。もっともこれが書かれた時代背景が、現在とまるで違うんで、どうしても違和感を感じてしまう。なんせ「文革」の頃だからね。でも全体的には面白い本だったな。
 この日買ったブランデーを使い、マスカルポーネの代用でクリームチーズを使っての「ティラミス」を制作。カステラの量を間違えて、コーヒー液が染み渡らず失敗。チーズも甘みが足りないとの指摘を受ける。お菓子は軽量が全てという基本がなってないということである。やれやれ。

 夕食は「さんまの塩焼き・解凍編」、「しめじと小松菜のポン酢あえ」、「キャベツの味噌汁」。
「ためして...」の最強調理法をもってしても、解凍物のさんまは美味しくならなかった。油の量が違うことが全てであるようだ。油があるのは腹回りだけで、人間で言えば「メタボ」だ。うまいわけないよなあ、中年太りのさんまなんて。

 食後は焼酎のシークワーサー水割り~この日買ってきた「リモンチェッロ」~「ディサローノ・アマレット」をちゃんぽんしながらTV親父。イタリア酒ばっかだが、気になる酒だったんで買ってしまったが、飲むつもりで買った「リモンチェッロ」は思ったほどうまいものではなく、お菓子に使う「ディサローノ・アマレット」が俺の好みにあった。が、連日飲み過ぎてたんで、この日は一口飲んだところで、眠くなってしまい、「酒場放浪記」の最初の「京成曳舟」を見終わったところでダウン。

2016年2月22日月曜日

マカロニとグラタン

2月21日。

 午前中は庭いじり。掘り起こし作業の続き。相変わらずハサミムシの幼虫が多い。この日は捕獲した数も多かった。ミミズも多く、作業がはかどらないったらなかったな。
 そういえばジョウビタキとちょっとの時間差でやってくる鳥がよく見るとジョウビタキのメスではないかと思われた。今度写真とって調べてみよう。

 昼食は「ナシゴレン」、「島大根の葉の中華スープ」。島大根の葉は庭でとれたもの。大根自体の収穫が見込めないんで、葉だけでも食べようと思ったんだが、匂いがきついしいわゆる普通の大根のような食べ方には向いてないものだった。で、スープにしてみたんだがやはりうまくなかった。
 残り半分は塩をふって水分を切って菜めしにするつもりだが、これも期待しないほうがいいかも。

 午後はケイのにぃにぃと買い物。遠方買い物周遊コースである。100円ショップとかホームセンター等もまわる。ついでに調味料などの価格調査をする。


 夕食は「鶏肉のハニーマスタードサラダ」、「ポテトグラタン」、「蒸し赤えび」。ポテトグラタンがケイのにぃにぃに大受けした。栗原はるみさんのレシピによるもので、生クリームをそのまま使い、ホワイトソースを作らないし、レンジ~オーブンと使用しオーブンレンジ大活躍の簡単作業で済む。こりゃいいね。
 値下げ処分のボージョレ・ヌーボーを飲んだが、 これがまるでワインらしくないジュースみたいな代物で、最初の1杯を飲んだ後でグリューワイン用となった。 で、プードゥーで飲み直し、続けてグリューワインをちびちびやりながらTV親父。「鉄腕ダッシュ」~マカロニウエスタンを途中まで~「高田純次の旅番組」の途中でダウン。
 このマカロニウエスタンがちょっと変わり種だった。ジュリアーノ・ジェンマ主演で「暁のガンマン」なんてタイトルだったら、およそその内容たるや想像がつくと思ってたところ、それがはずれてコメディそのものだったんである。マカロニウエスタン全盛時代を体験したものとしては新鮮な感動ではあるが、出来はひどいものでとても最後まで観る気にはなれなかった。

2016年2月21日日曜日

リオの予習

2月20日。

 午前中にDVD鑑賞。「シティ・オブ・ゴッド」。2002年ブラジル映画。相当話題になっていたものだが、バイオレンスが全面に出ていたPRだったんでなかなか手が出なかった。
 描写はかなり抑え気味にしていたが、それでも劇中で千人ぐらいは死んだんじゃないだろうか?中でも4.5歳の男の子が足を撃たれるシーンはびびった~。演技も迫真もんであった。かなりエネルギッシュに感じたのは、撮影の場でアドリブが多かったというところからくるものだろう。
 話の展開は多数の人間関係を明らかにしてゆくことで進んでゆくんだが、その描き方が一様出ない脚本がいいね。全体としては「ヤング仁義なき戦い・リオじゃ寝ていろ編」。
 火器の提供元が警察であったり、野放しの麻薬の流通 などのメッセージも含み「トラフィック」に通じるものもあり、原作もノン・フィクションということだから、ブラジルも怖いところである。
 唯一、ホッとした場面はベネ(わりかしまともなヤクザの、日本で言えば若頭・NO2)の送別会で流れたタワー・オブ・パワーの「so very hard to go」である。1973年のヒット曲で、FENでよく流れてたっけな。CDを買ってからもたまに聞いているお気に入りである。場面に合っていたし、直後ベネは殺されちゃう。

 昼食は「ハンバーガー」。お粗末なパテだが、バンズにマーガリンを塗りたくって、レタス・チーズ・ピクルスを挟んだもの。これにケイのにぃにぃがケチャップとマスタードを添加してくれた。うまし。
これにかき氷シロップを炭酸で割ったジャンキードリンクも合ったな。

 午後は買い物。

 夕食は「鶏そぼろと大根の山椒煮」、「厚揚げとパプリカのごまみそ和え」、「わかめと豆腐の味噌汁」、「大根の皮のきんぴら」。

 食後は高清水の燗酒をちびちびやりながらTV親父。「入りにくい居酒屋・モナコ編」。カジノで儲けている国の国民は博打禁止なんだそうだ。驚いたね。それにしても口の悪い親父連の元気なこと。俺も見習わなきゃなぁ。 ここではカジノを写した時のBGMがティファナ・ブラスの「カジノ・ロワイヤル」がかかったな。

 

2016年2月20日土曜日

巻もんは鬼門

2月19日。

 午前中は庭いじり。掘り起こし作業のつづき。この日の場所ではやたらにハサミムシの幼虫が出てきた。虫達のテリトリーでもあるんだろうか?

 昼食は「炒飯」、「ネギのかき玉中華スープ」。炒飯には前日残った豆苗を刻んだもの、人参、残ってたコーンとハム。スープのネギはすべて青い部分。

 午後は歯医者。早めに行って置いてあるサンデー毎日に目を通す。気になってたコラム3本読んだところで診察開始。そのコラムの書き手は椎名誠、太田和彦、泉麻人で、椎名さんと太田さん元祖怪しい探検隊で、年齢もほぼ同じで、たしか70歳くらいかな。泉さんは元アド街のコメンテーターで、俺と同い年で、三人共人生柔らかく生きてる感じがいいね。いや、椎名さんはハードな遊びをやわらかい心で楽しんでる趣がある。                                       残った前歯3本被り物が施された。ここの歯医者さんはブリッジが好きではないようだ。外れたものを見ながら支える歯の負担に関して、かなり強調して説明してくれた時から感じていた。根元も残らないところには当然入れ歯が入ることになる。俺もケアと今後のことを考えるとそのほうがいいと思う。ブリッジは支える歯のケアが結構ストレスになってたんだよな。次回は入れ歯の歯型をとるとのこと。
 この日、前回お金がなくて払えなかった診察費を払って借金をなくしたのに、財布の残金(ちょっと多めにしてきた)ではこの日の診察費には足りず、また借金してしまった。やれやれ。

 1時間は何も食べられないということで、帰り道のレンタルビデオ店で時間をつぶすことにした。雑誌コーナーでデアゴスティーニの「第二次大戦の戦闘機コレクション」が発売されて間もない事を知った。俺が持ってる、未だ組み立てずにいる「ライトニング」なんかも中にあったな。全巻で何機揃えられんだろう?いや、自宅には飾れるスペースはないからとうてい無理だ。

 夕食は「鶏肉ロールのパン粉焼き」、「ごぼうのチーズ風味フライ」、「ポテトスープ」。鶏肉ロール失敗。レシピ通り切込みを入れて開いたはずが、うまく中身を包むことができなかった。で、サンド仕様に変えて、やっとこさ完成させたが、実に奇妙なもので、箸かナイフ&フォークで食べるのか微妙 になっちまった。フライもケイのにぃにぃからブーイングが飛んでくるし....やれやれ。

 食後、高清水を冷やでちびちびやりながらDVD鑑賞。ディアゴスティーニでミリタリー気分が昂じて「フューリー」を借りてきた。ブラピ主演の戦車映画である。ストーリーは平凡で先が読めたりしてどうということもない作品で、人物の性格設定も深みがないので葛藤が生きてこない。
 ブラピの「SS憎し」は、飄々と演じてた「イングロリアス・バスターズ」のほうが全然良かった。 粗野な隊長が実は敬虔なクリスチャンだったなんていう設定はバレバレで恥ずかしいじゃん。       映像では弾道がビーム光線のように作られていて、まるでスター・ウォーズだ。終盤、SSの部隊が更新してくるときには地対空ミサイルのようなものを担いでいたのに、実際にそれを使うのはずっと後になってからという、不思議な展開でたった1台の戦車がかなり長く持ちこたえてしまうというミラクル映画になっていて、それがこの作品の売りだったとしたら、まことに残念です。
 唯一、対タイガーとの交戦は見ごたえありました。戦車映画としては「サハラ戦車隊」、「バルジ大作戦」、「パットン大戦車軍団」という名作が多い中、これはちょっと仲間入りできなかったな。
 中国語題名は「不利」?
 

2016年2月19日金曜日

長時間ぶらつく

2月18日。

 NADの翌朝は早起きだ。9時前に寝て、この日起きたのが1時半。4時間半の睡眠で、明け方ちょっと眠気を催したが、一日ダレることなく暮らせたところから、こんなもんで十分睡眠とれてるということなんだろう。
 早朝ではなく深夜番組がなかなかいい。3時ころまではセロニアス・モンク。4時まではナット・キング・コール。民放ではくそうるさい「ビッグモーター」とか「スピードラーニング」、「新宿事務所」なんかが流れないし、とてもいい時間だったな。
 深夜飯は「はちみつトースト」と「ホットミルク」。

 で、「クリームチーズアイス」を作ろうとしたら、電動ミキサーを使わなければならなくて、この時間はちょっとまずいと思い、同じような材料で作れる「はちみつプリン」を作った。半分残ったフレッシュクリームって結構なかなか使い切れなかったりするんだよな。

 「グリューワイン」も作った。が、後で思わぬミスをしたことに気がついた。オレンジとレモンを一個づつでよいところを2個づつ入れてしまったんである。これで渋みが増さなけりゃいいんだが、そこんとこは祈るしかないなと諦めた。

 朝飯はいつもどおりにしたかったが、たまねぎがなくなっており、外で保管してあるところまでとりにゆくのが面倒くさいんで「オニオンスライス」はなし。はちみつプリンによって派生した三個分の卵の白身にセロリ・牛乳・チーズを加えて「スクランブルエッグ」もどきを作り、チリソースで。主食はかなり前から残ってたもち米と玄米を合わせたらちょうど1合で、これを2合の米と一緒に炊いたもの。歯ごたえ満点。脳みそ活性化にいいかも?

洗濯~掃除~体操~朝飯~中国語を済ませて買い物周遊コース散歩とこなし、午前中は庭いじり。第1、第2の畝の拡張工事のための掘り起こし作業で終始した。

 昼食は「コロッケうどん」。

 午後は弓道。この日から14kgの弓を借りることにした。弦の長さの調節がうまくゆかず、すぐに伸びてしまうので、2度ほど中座した。伸びてくると「飛び」が変わるのでわかるようになった。
 この日、H先輩から、「矢取り(的や安土にささった矢をとりにゆく作業)」の際の矢の抜き方を教わった。非常にムダのない動きで、取りに行って戻ってくるまでに矢についた土も拭い終わっているという、俺に言わせれば「離れ業」なんである。
 この作業は遅れると、次の射に間に合わなくなってしまうんである。前にも書いたが、東京の道場ではこうした忙しい作業はない。とは言え、こちらの流儀に習うしかないわけで、ちょうどH先輩と二人になる機会が多かったんで、しっかり教わることができ、目の前で作業をしてチェックもしていただくことができた。
 14kgには慣れたが、弦の調整はこの次だ。

おやつに「はちみつプリン」。うまい。「追いはちみつ」と書いてあったが、俺はこのままのほんのり味が好みだな。

夕食は「牡蠣とニラの中華風炒め」、「青梗菜のオイスターだれ」、「豆苗スープ」。ケイのにぃにぃは最近、ケイと「オイスター・ヘイト・クラブ」へ入会したようで、このメニューに不満を隠さなかった。
 
食後、グリューワインをちびちびやりながら「太田さんの旅番組」を見たあとダウン。さすがに20時間近い生活はちょっとしんどい。ブラックな会社で働く人が気の毒だとつくづく思う。
 残ってたグリューワインを空けて、この日作ったものを飲んだが、全く問題なしで、かえっていつものより美味しいと思ったが、その時点でかなり酔っぱらってたからあてにならない。

2016年2月18日木曜日

40年分のほこり

2月17日。

 水曜日恒例の水回り掃除を済ませ、図書館との往復散歩。実家の本棚を整理して感じたことは、借りるより先に読まねばならぬものがあるということだった。読んでる途中のものもあり、一階で寝るようになってから、そのことをすっかり忘れていたものだ。

 で、今回は返本しにゆくだけである。今回は安岡章太郎著の「私の濹東綺譚」が面白く、再度「濹東綺譚」を読みたくなったくらいだが、東京に置いてあるんで次回東京に行った時に持ってこよう。 まっすぐ帰っても昼飯準備までには時間があったんで、今回初めてCDやDVDの在庫を見ることにした。 日本映画コーナーは三尺棚二本しかなかったが、よく見るとかなりマイナー(レンタルビデオ店でも置いてない)ものもあり、その中に森田芳光監督作品の未見のものを三本見つけた。
 図書館では貸出を行わず、視聴コーナーでしか観ることができないので、次回朝一番で来て観ることにした。ちょっと映画の本数を減らすつもりでいたんで、レンタルビデオ店では週に一本の無料のものと、図書館での一本にすれば出費ゼロということになるな。
 森田芳光監督作品以外にも、以前から興味のあったものが何本かあり、当分図書館通いが続きそうであり、その間に実家の本を読むようにすることにした。

 昼食はいただきものの「茶そば」。

 午後はプール。一時間泳ぐと身体が軽くなったようなきがするのがいいね。

 帰り道、ウォルマート系列のスーパーで買物。リニューアル工事を営業しながら行なっていて、もともと広い空間の店が更に空虚感が強まっていて、その感じがなかなかいい。日本のスーパーにはない「クールさ」である。

 夕飯は「鶏団子と野菜の塩味焼き」、「キャベツとさつま揚げのにんにく炒め」、「大根の味噌汁」。

この日はNADなんで、食後すぐに後片付けを済ませてから読書。これは読書とはいえないが、整理していた時に出てきた約10年前の発行になっている「WAVE」という都内レコード店で配られていた?PR紙に眼を通した。
 なぜとってあったのかわからないが、この号の特集に「カエターノ・ヴェローゾ」となっていたんで読むことにした。彼はボサノバ界の重鎮の一人である。 が、この頃はそれほどボサノバに熱心ではなかったはずだから、彼の名さえ知らなかったと思う。
 それにこの頃私生活が大きく変動した時期でそんなゆとりもなかったはずだし...。まあいいや。

とにかく、この記事で彼のCDを探すことに決めた。まずは図書館からだな。
 
 続けて読んだのは読みかけ途中の「インドで考えた」。60年前のインドに渡航した堀田善衛さんが書いたものであり、俺が買ったのが40年前だから、40年ぶりに読み終えることになりそうである。
 カルチャーショックものとしても面白いし、搾取大国のイギリスに対する辛口も気分いい。芸術・宗教に多く言及されており、平易な語り口でいい文章だと思う。
 途中から本を変えた。川本三郎さんのエッセイ。映画化された「マイ・バック・ページ」の原作者でもあり、東京に関する物が多いことでも知られている人だ。寝る前はちょっと軽めのものがいいね。
 それでも9時前にダウン。

2016年2月17日水曜日

ひぐらしが鳴かなくなった頃に

2月16日。

 買い物周遊コース散歩後、庭いじり。前日の雨のためにふるい作業を断念して、第1の畝の拡張掘り起こしを行なった。この周辺はさくらんぼの大木のふもとになり、いまは木がなくなっているが、当時は蝉の格好の産卵場所になっていたに違いない。
この日の捕獲した幼虫の中に蝉が5匹もいた。シャベルで胴体が切り離されたものもいる。まあこうやって陽にさらされ、ショウビタキについばまれるのを待つより、即死のほうが本人のためには楽かな?
 この周辺を掘り起し続ければ、今年の夏は「沈黙の夏」になるかもしれない。

 昼食は「ガパオライス」、「白菜トムヤムスープ」。ガパオは既成品調味料ミックスによるものである。そこににんにくと唐辛子、たまねぎを刻んだもの、2色のパプリカ&ピーマン、鶏挽き肉、バジルを加えた50%本格派である。 辛くて臭くてうまかった。が、ケイのにぃにぃには辛すぎたようであり、スープも辛かったようである。彼はアイス玄米茶に救われたようだった。俺はもちろんホットで。
 辛いものには熱いものが合う。これ、東南アジアの心。

 午後は弓道。弓道場の鍵はコツが要るようで、なかなか開かないのが常なんだが、この日は一発で開いた。こりゃ、この日はいいことがありそうな気がしたが、ありそうな気がしただけだった。
 この日は2段のBさんとちょっと弓の強さについて喋った。彼は14kgを引いているので以前より訪ねてみたいと思っていたんである。最初はやはり8kgあたりからだったということで、徐々に上げていったそうである。で、弓は先輩からの借り物だということで、ちょっと引かせてもらったところ、そんなに強い感じはなかったな。現在の12kgが物足んなくなってきてるんで、この春、マイ弓を購入する前にもっと強い弓を体験しておきたいと思っている。
 と、二人の先輩から「引きすぎている」とういう指摘を受け、弓の交換を進められた。まさに偶然。
で、道場にある14kgを使ったところ、引くには引けたが、一本で弦が切れちまったんである。交換の弦は短すぎて調整が必要なんで、この日の残りは今までの12kgで引いた。
 次回から14kgで稽古することにした。ちょっと重いけど力余ってるからなあ、俺。

 夕食は「チキン・ミートローフ」、「ゆでたまごとツナのマヨサラダ」、「セロリとベーコンのスープ」。

食後、ラムをストレートでちびちびやりながら「観光番組・キューバ」を鑑賞。9時ころダウン。さすがにラム・ストレートは効く。

2016年2月16日火曜日

寒の戻りは景気にも

2月15日。

 一時的に暖かくなったあとの寒気の訪れを「寒の戻り」というらしいッス。春節の中国人旅行客の「爆買い」にも変化が見られ、高級品より消耗品に変わりつつあるようで、これも中国経済の冷え込みが取り沙汰される今日日、明らかに寒の戻りのような印象を受ける。                 
 朝の買い物周遊コース散歩から戻って、寒々した庭を見てちょっと出る気になれないのも当然だよな。前日の庭いじりの陽気が良すぎたのとは段違いだもんな。というわけでこの日は30分位で済ます。

 午前中はDVD鑑賞。「遥かな町へ」。「孤独のグルメ」の漫画家の原作をフランスが映画化したもの。いわゆるタイムスリップものであり、もう使い古されてきただけにちょっとがっかりだったが、描き方が正攻法なんでフランスではこういったスタイル(タイムスリップもの)が珍しいものなんだろうか?と思いながら最後まで観てしまった。あまりにもストレートでひねりもなにもないのがかえって新鮮であり、90分ちょっとというのも良かったかな。それにしても原作に興味が出てきたな。同じ作者の『「坊っちゃん」の時代』ってのも気なる。

 昼食は 「ラーメン」。

午後は雨足も強くなってきたんでプールはお休みにして二階の本棚の整理をした。子供向けのもの、ケイのねぇねぇの洋書、ケイたちの漫画、それに俺のつまらない本などなど。俺のものの中からこれから読むかもしれないものを抜き出そうとしたが、それを実行するとほとんど本棚に残らなくなってしまうかもしれないと思ったが、それでもいずれ処分しなきゃならなくらいだったら思いついた時にすべきだと考えなおした。この中からケイのにぃにぃが欲しがるものだけ残して、すべてBOOKOFFゆきということになる。
 本ってのは二度読むことってほとんどないからやはり所持すべきじゃないよな。収納のスペースだけでももったいない。今回空きスペースができたら衣装収納に改装するつもりである。

 特売で買った1kgの鶏挽き肉を5分割にして、その内のひとつを使って夕食のおかずを作る。残り4日分ということになる。
 この日は「鶏肉団子煮」。その他「ほうれん草の胡麻和え」、「たまねぎと麸の味噌汁」、「梅しそ納豆」。
 食後、日本酒を温燗でちびちびやりながらTV親父。「世界一周魅惑の鉄道紀行・サイゴン~フエ」。もう一度訪れることがあれば、是非鉄道を使って移動してみたいものである。
 続けて「酒場放浪記・千駄木」をちら見してダウン。

2016年2月15日月曜日

この陽気はまさにパラディーソ!

2月14日。
 朝のラジオはこのところ定番になっているNACK5の「グランドナックレイルロード」~「TOKIO WALKER」。「グランド...」の選曲が非常に良く、スポーツオンリーの他局とは一線を画する番組で、鉄男臭さも気にならない程度のもので、「ゴンチチの番組」にも通じるものがあるな。

 世はバレンタインデー。で、チョコレートが食べたくなって、チョコレートケーキ用に買っておいた板チョコを食べてたところに、ケイのねぇねぇからチョコが届いた。いっぺんに「チョコ・リッチ(こんな名の商品あったんじゃないか?)」になり、気温も高いことでさらに良い日曜日になった。

 朝9時の開店に合わせて近所のスーパーで買物をする予定だったが、主目的の卵にゆとりがあったのと、雨風で大荒れだったんで、11時の砂糖の特売開始に合わせて出かけた。風は相変わらず強かったが雨はほとんどやんでた。
 で、この天候で客がすくなかったと見え 、9時からの特売の卵もまだ残っており、しかもちょっと離れたスーパーまで出かけて買いにゆくつもりだった野菜も、同じ価格で特売をうってたんで用事を一軒ですべて済ますことができた。

 余った時間をチョコを食べながらDVD鑑賞と読書。映画は「プロミストランド」。 M・ディモンという人は非常に頭のいい人だと思う。自身で制作に関わったり、脚本を書いたりしているが、単独ではなくタッグを組んでよりよいものを作ろうとしている。だから独善的ではなく興行的にも成功していることが多い。この作品も共同脚本・制作・共演という珍しい形をとっているが、演出もオーソドックスで、正統派の「善きアメリカ人」の話でまとめている。つまり、安心して観られる作品が多いということだ。

 午後はしっかり庭いじり。風は残ってたが、Tシャツでも暑いくらいだったのがその風のおかげで汗まみれになることはなかった。で、第8の畝の掘り起こし作業を完了させた。
 掘り起こし面積が広いので土が余り気味になるかもしれないので、作付面積の広い畝を作る予定である。次回から「ふるい」という地味な 作業だ。

 夕食はケイのにぃにぃのプロヂュースによるもの。「鶏胸肉のソテー」、「ポテトサラダ」、「わかめの味噌汁」、「冷奴」。鶏胸肉の処理はかなり慎重にされており、仕上がりはこれが胸肉?とおもってしまうほど、「艶っぽい」柔らかさだった。うまい!じっくり弱火で炒めるのと予熱をうまく組み合わせるのだそうだが、俺にはちょっと苦手な工程だな。
 食後、焼酎のシークワーサー水割りをちびちびやりながら映画鑑賞。「ニュー・シネマ・パラダイス」。オリジナル版で2時間。二度目の鑑賞となるが、最初にみたのが3時間完全版というやつで、どうにもうんざりした作品だった。「女々しさ」が後半これでもかというほど、あのテーマに乗って描かれる代物で、俺が神父だったら鐘を鳴らしてカットを命じたかったくらいであった。
 今回のオリジナル版は後半のその問題のエピソードをそっくりカットしていて、全体的にもまとまりがよく、後味の良いスッキリしたものになっていたんでびっくりした。名作と呼ばれるのにふさわしいものになっていたな。
 息子が30年ぶりに帰郷したのを出迎える母親が落とした毛糸玉を写したシーンが印象に残ったな。

 この日の夜は異常に気温が高く、蓄熱暖房がある部屋では寝苦しくなるんじゃないかと思い、二階の本来の部屋で寝ることにした。一日だけでもこうした日があるといいよな。早くタオルケットだけで寝られる季節になってほしい。

2016年2月14日日曜日

土浦ぶらり

2月13日。
 7時までにカレーとおいなりさん制作。カレーは夕食用で、この日は外食する予定なので一人になる義母のためのものである。カレー大好きばあさんなんで、こういう時あれこれメニューを考えずに済むんで楽である。

 とりあえず9時からの開店時に卵を買いに近所のスーパーへゆく。

 午前中は庭いじり。やたらにミミズ(赤ちゃんも)が出てきて作業中断が多くなり、思ったほど掘り起こせなかったが、あと1日くらいで完了しそうだ。この日捕獲したもの中にコガネムシの成虫 が2匹いた。こいつら土の中ですっかり大きくなって出てくる寸前だったに違いない。もちろん、つぶしてジョウビタキの餌にしてやった。
 カエルの冬眠を邪魔しちゃったようだ。多分、去年駐車場で見かけた「ケロッグ博士」かも知れない。で、捕まえて、春まで掘り返すことがない畝に埋めてあげた。
 島大根は収穫を考えてないので、花を咲かせたままにしてあるが、そこにミツバチがやってきていた。こいつら冬の間も働いてるんだ。この日のように暖かい日だからなんだろうか?

昼食をおいなりさんで済ませ、土浦散歩に出かけた。3月の初めまで開催されている「ひな祭り」がお目当てである。
 駅から土浦城址公園まで歩いて15分位だが、そのちょっと手前にある中城通りの蔵が並ぶところが会場になっている。
 もと呉服屋さんだった家を「まちかど蔵」として資料館のような形で開放されていて、普段でも街の歴史を垣間見ることができ、今回のようなお雛様を飾って特別展としても楽しめるようにしているところらしい。
 で、今回やたらにあちこちで見られたものが「さるぼぼ」だ。確か、ケイとどこかの郷土資料館でも見たような記憶があるんだが、流行ってるんだろうか?とにかくやたらにあった。年寄りの暇つぶしにちょうどいいんだろうって感じだな。
 特に多いのが「ふくろう」。不苦労とかけて縁起物であるらしいッス。ケイのねぇねぇの娘にプレゼントするものを探したが、やる気のない売店には適当なものがまるでなかった。よそのひな祭りではこうしたことはないだろうなぁ。いくら土浦の名産がれんこんだからって「れんこん雛」はないよなあ。

まさに雛?びた感じの街をぶらぶら歩いた。異常に立派な幼稚園併設の公立小学校や、倒壊寸前の民家や、やる気のない商店街を歩くのはやわらかい。
 土浦城址公園が一望できるビルにある喫茶店でおつやタイム。「ミックスサンド」にビール。気候もよく散歩日和を満喫したな。

 弓具店に寄って「握り皮(弓の握るところに貼る布)」を買った。感じのよい店主だった。次回は弓を買うつもりだったんでよかった。

更にぶらぶらし、その昔スーパーの建物があったところが現在駐車場になっており、そのちかくのビルの1階の古書店をのぞいた。店内は広く、置いてある書籍は専門書から漫画まであり、そのジャンルは神田にある古書店を3店舗くらい合併させたもののようである。ここなら3時間位時間を潰せるなあ。BOOKOFFなんかにない古書店の面白さを満喫させくれる、こんな店が土浦にあったとは驚きである。 「COM」。懐かしいな。手塚治虫、永島慎二などの名前も懐かしい。「漫画少年」などの値打ちものもある。ハードカバー「忍者武芸帳」全巻には圧倒させられたな。

 実家のある駅に戻り、気になっていた店で飲む。1軒目は「もつ焼きや」。「もつ煮」、「シロ」、「バラ」、「コブクロ」、「酢もつ」などとビール。七輪が出て、自分で焼くんで「焼肉屋」だったんだ。
 シロは油を取り過ぎてしまって「皮」ッて感じだし、コブクロもジャンキーな感じがまるで無く、健康的なもつ屋?物足りなさは否めない。

二軒目は最近開店したばかりの店で、表にあった花輪に馴染みの店の名があったんで興味あった店である。確かかなり長い間借り手がつかなかった空き店舗だったところである。駅から近いが決して恵まれた場所ではない。
 「八角の刺し身」、「しらこの天ぷら」、「揚げ出し豆腐」、「だし巻き卵」に日本酒。新潟の「緑川」がさっぱりして美味しい。その後飲んだ「前」は佐賀の酒で、重くちでしっかりしたものだが、この日の料理には合わなかった。で、「緑川」をもう一杯。
 店の空間は外からは想像がつかないほど広くて全部椅子席ってのもいい。この日はカウンターだったが、これも広くてのんびりするにはちょうどいい。居心地のいい店だ。「ざんぎ」なんてメニューのあるところを見ると店主は道産子?聞きそびれた。

 帰宅して「アド街」を観ながら記憶を失った。

 

2016年2月13日土曜日

やわらかい007

2月12日。

 大寝坊。外はもう明るくなってた。6時半。ちょっと飲み過ぎたようである。

 金曜日は24時間スーパーがポイント3倍、近所のスーパーがカラードレシートを発行し3ヶ月分の合計金額により買い物券をもらえるというサービスがあり、日頃使うものはこの日にまとめて買うようにしてから3ヶ月目に入った。多少の価格の差があってもこうした実質的に値引きとして換算できるサービスを行なってる店優先になった。貧乏人の生活防衛の一環である。

 昼食は「炒飯」、「わかめスープ」。

 午後はプール。

 帰り道、電車を1本見送って、駅近くの外資系24時間スーパーをのぞく。とにかく広くて、商品アイテムも多く、好みのタイプのスーパーである。PBのバターが安かったんで買った。隣に並んでるクリームチーズも安い。次回もっとゆっくり調査してみよう。
 4枚切り食パンの処分品も買った。「厚切りトースト」やってみたかったんでグッタイミング。

 夕飯は「鶏肉とキャベツの中華風蒸し煮」、「れんこんとこんにゃくの中華風きんぴら」、「白菜と春雨のカレースープ」。
 食後、焼酎のシークワーサー水割り~焼酎のストレート(ケイのにぃにぃの飲み残し)~白酒をちびちびやりながらTV親父。「入りにくい居酒屋・上海編」~「007・ダイ・アナザーディ」。
 上海編を観てたら白酒が飲みたくなったんである。そういえばこの番組のBGMも面白いのがよく掛かる。この日はQ・ジョーンズの「盗聴作戦」のテーマ。初代007のショーン・コネリー主演の映画である。続けて観た007はP・ブロスナンであり、まだユーモアがあちこち出てくる柔らかい作品だった頃のものだ。D・クレイグにはもちろん似合わない。あちこちに旧作へのオマージュが出てきて酒を飲みながら観るにはおあつらえ向きの作品だった。                            前夜飲み過ぎてるんでこの日はセーブして量を少なめにして、TVもしっかり観てからダウン。

 

2016年2月12日金曜日

カスタード入門

2月11日。

 カスタードクリームに挑戦した。先日のアップルパイを食べたケイのにぃにぃが提案したものである。アップルパイの中にカスタードクリームが入ったものってあるのか知らないが、美味そうなんで作ってみた。
 カスタードクリーム作りは俺に向いてない作業だった。つきっきりでかき混ぜなければならないからだ。そこんとこは、並行する作業がないようにして集中することでうまく行ったし、味もまあまあの出来だと思うがどうだろう?
 もとより苦手意識をもってた領域に踏み込んだことで、今後調理の幅が増えたようで嬉しい。

 午前中は庭いじり。第8の畝の掘り起こし作業。この日の捕獲した虫は種類が豊富だったな。コガネムシの幼虫、クモ、不明なまゆ、ハサミムシ、セミ。
 灰皿に入れておくとジョウビタキが食べてくれるが、まゆだけ残してた。奴は米もパン粉も食べない。今回まゆも食べないことがわかった。奴は好き嫌いが多い。

昼食は「海老天そば」。

午後は弓道。祝日でも出かける用事のない連中の集まりは総勢9名。稽古が始まると忙しいこと。休むヒマがない。結構な重労働で、荒川道場と比べるとえらい違いである。

 夕食は「大根とベーコン(自家製)のバター醤油炒め」、「ブロッコリー&ツナサラダ」、「人参とレタスのスープ」、「プロシュート」、「ちーちく」、「ゆでウインナー」。
 発泡酒~ワイン~グリューワインで酔いつぶれた。 もともと意味不明の建国記念日がめでたくて酔っ払いたかったわけじゃないが、たまにしこたま酔っ払いたい時がある。この日がそうだったわけであり、たまたまこの日は三隣亡と仏滅が重なっていた。

2016年2月11日木曜日

二度目のユーゴスラビア映画

2月10日。

 朝からハンバーグ制作。500gのひき肉で8個作るレシピによるものだが、6個作って残りの2個分でハンバーガーのパテを作ろうとして、見事に失敗した。あとで知ったことによれば、あれは型枠を使って作るそうである。ハンバーグって焼き上がり変形するから、そうでもしないと作れないはずであることはちょっと考えりゃわかることなんだが、そこが俺のおっちょこちょいたる所以なんだろうな~。
 水回りの掃除やテーブルのネジ締めなどをテキパキ済ませてから、途中まで観た映画を鑑賞した。

 この日の作品は「サン・ロレンツォの夜」。寓話風にトスカーナ地方で起こった大戦時の悲劇を描いたもの。日本でも戦後すぐのころアメリカ兵にひどいことされるんじゃないかといった風評が広まったらしいが、それと同じようなことが描かれていたり、それによって村に残るものと離れるものが分かれた事でそれぞれの悲劇にあってしまうことを少女の眼を通した形で語られる。
 ファシストとの交戦では顔見知り通しの酷い殺し合いが淡々と描かれる。なんだろう?この不思議な感覚は。今まで味わったことのない戦争(反戦)映画である。

 前日観た作品は「父・パードレ・パドローネ 」。これもかなり強烈に印象残る作品だ。クソ親父のために重労働を課せられ、文盲となった主人公が軍隊を経て、父から独立して言語学者になった今、その父を回顧する。ここでも軍隊のアホらしさを独特の語り口で描いている。

 両作品に共通するのは「性」をあっさり描いているということで、笑いのネタにしていることである。また主要人物が同じ俳優が演じており、名前も知らないがこれがいい。

昼食は「塩さば」、「しらすおろし」。

 午後はプール。

夕食は「牛肉とごぼうのおかか煮」、「白菜とちくわの和物」、「大根&しょうがのひき肉スープ」。

食後、ミルクココアをちびちびやりながらDVD鑑賞。「アンダーグラウンド」。1995年ユーゴスラビア映画。実写フイルムに主人公たちが紛れ込む撮影ってのは「フォレスト・ガンプ/一期一会」 を思い起こさせるが、制作年度を見たらこちらのほうが1年後だった。
 とにかく圧倒される作品だ。ドイツに抵抗するパルチザンはまるで盗賊であり、そのパワーたるやどんちゃん騒ぎ続きで、マカロニウエスタンの異色作「群盗荒野を裂く」を彷彿とさせる。
 脚本も20年の歳月を、ものすごい乱暴な描き方で観る側に疑問を抱かせる暇を与えないような展開で進行させてしまう。喜劇的な要素が濃いのに、戦争の残酷さもしっかり描いていて、この一本調子でないアンバランスさは、実はこっち(見る側)が勝手に作り上げている「バランス」であって、描いている方にとっては意図的にそれを狙っているんではないだろうか?この自由な描き方によってこの作品の与える印象は非常に強烈なものとなっているのに違いない。
 「サン・ロレンツォの夜」と同様、戦争が寓話的に描かれてるが、やはり内戦に関しては ユーモアをもって描かれていないのはあまりにも作りて自身が他人ごととして描くことに抵抗があるに違いない。やはり心に深い傷跡を残す悲劇なのである。この国って戦争が長く続き、分裂の仕方なども複雑だもんなあ。

 で、3時間弱のこの作品、ほとんど休憩もなく一気に観ちまった。
世界にはまだまだ味わったことのないような感動を与えてくれる映画がうんざりするほどあるようである。 ちなみに初めて観たユーゴスラビア映画は40年前に観た「ネレトバの戦い」で、すごい真面目な戦争映画だったと記憶する。

2016年2月10日水曜日

にせもののオリオン

2月9日。

 またもや寝坊。特売で買ったひき肉を調理して冷凍しようと計画してたんだが順延となった。
で、昼食用に「にらまん」制作。前日の餃子の皮を使ったスープと合わせて餃子の皮を残すことなく消費できた。残すと結構ダメに成ってしまう食材の類だよな、餃子やワンタンの皮って。

 買い物周遊コース散歩から帰宅して、午前中は庭いじり。第8の畝の掘り起こし作業。

 昼食は「にらまん」、「わかめスープ」。

 午後は弓道。何故かこの日は的まで届かない。引きが不足してるんだろうな。と、思ってたらH先生から押しが足らないと言われた。それでも届かない。実にすっきりしない日になっちまった。まあいいか。

 帰宅しておやつに「レアチーズケーキ」。クリームチーズがよく撹拌されてなかったようでつぶつぶが残ってた。まあ、これはこれで変わった食感でいいか?土台になるビスケットは量を1.5倍にしたのが良かった。ただ、これ専用の皿が欲しいな。 今回もちょっと深めの20cm直径の皿をつかったが、円周が垂直になってないんで頭でっかちの形に仕上がってしまった。まあ、これはこれでクリームたっぷりでいいか。

 夕食は「大根の皮のきんぴら」、「鶏肉と根菜の照り煮」、「長芋のわさび和え」、「なめこと豆腐の味噌汁」。食事中に飲んだ、この日買ったオリオンビールから発売されてる糖質ゼロの発泡酒は本当にくそまずかった。これはないな。ああ、モノホンのオリオンビールを沖縄で飲みたいものだ。

 食後、焼酎のサワー割~シークワーサー水割りをちびちびやりながら映画鑑賞。が、やはり半分くらいで眠くなっちまったんで9時直前でダウン。やれやれ。
この日の作品はタビアーニ兄弟によるもので、「サン・ロレンツォの夜」。午前中に見終えた「父・パードロ・パドローネ」につづいてのものだが、後日まとめて感想文を書こう。

 

2016年2月9日火曜日

新年快楽!

2月8日。

元旦である。
いきなり歯医者である。今年を暗示する門出であるようだ。去年より引き続き、歯と膝の治療に専念しなければならない年だということだ。

いきなり金欠である。財布に2千円ちょっとしかなく、この日の請求額が7千円を超えてたんで払うことができず、あとで持ってくると言ったんだが次回一緒でいいと言ってくれたんで甘えることにした。やれやれ。この日は歯型、噛み合わせなどの型をとったんで料金がはね上がったらしい。
今年は金で苦労しそう?

昼食は「ナポリタン」。ソースはケイのにぃにぃに作ってもらった。

 午後はプールが休み(第二、第四月曜日はほとんどの公共施設が休み)なんで庭いじり。散水ホースをもう1本設置した。捨てられる寸前だったホースを使って、違う方向に散水できるようにした。こうすれば長いホースを引きずることなく庭全体に散水することが可能になった。コネクターなどは100均で揃えたんで、これにかかった費用は540円。
 第7の畝を完成させ、第8の畝の掘り起こし作業を進めた。粘土質ではないが、通路になっていたところは 地盤が固く難航しそうである。それにしても掘り起こし作業が腰には一番こたえるようだ。

 夕食は「酢鶏」、「にんにくの芽のオイスターソース炒め」、「餃子の皮とメンマのスープ」。
食後、二日前に飲み残した焼酎の水割り~ウイスキーの水割りでTV親父。ケイのにぃにぃがよく見るというDlifeというチャンネルの料理番組でメキシコ料理やベトナム料理を観た。続けてBSTBSで「鉄道紀行」。この日はフランスのヴァレンタイン村。さらに「酒場放浪記」の最初の1本観てダウン。どうも9時過ぎはダメになってきたようだ。


2016年2月8日月曜日

大年三十のご馳走

2月7日。

大晦日である。
 7時までに昼食用の甘酢あんかけ野菜炒め、おやつ用の「アップルパイ」を制作。

 この日は午後からちょっと離れたところまで買い物に行くことが決まってたんで、一番近いスーパーでの買い物だけ済まして、午前中は庭いじりに費やす。

 お昼ちょっと前に第7の畝のふるい作業を終えた。畝としての完成は翌日に持ち越しだが、気持ちは達成感で大満足である。

 昼食は醤油味のラーメンに朝作ったものをトッピングした「我流・天津麺」。

 午後は買い物。

 帰宅して早めの夕食作りに入った。この日のプロヂュースはケイのにぃにぃによるものである。

「チキン・フライ」。というより「フライドチキン」。アメリカ南部で一般的に作られているというレシピによるものである。彼は「ケンターキー...」を再現したくて、ネット上で探したものの、どうしても見つからずここに行き着いたということである。まあ、企業秘密というブロックは頑強なものなんだろうな。
 ポイントのひとつは「ベーキングパウダー」であり、仕上がりの差が大きく出て、非常に美味しいものが完成した。卵液に加えるタバスコもそうだし、鶏肉自体への味付けの順序なんかも通常のレシピと大いに異なるものである。

「マッシュポテト」。本格的なものは初めてで、まさか裏ごしするとは思っても見なかった。バターの量も半端じゃない。じゃがいも500gに対し150gってすごいカロリーじゃん?
 裏ごし方法も、裏ごし器を裏返しにしてトレーに押し付け、裏側でこすというのもネットにのっていたそうで、この方法だと力が伝わりやすくなり、今回はケイのにぃにぃに手伝ってもらったが、一人でもやりやすい方法である。

「コールスロー」。紫キャベツ初登場。ドレッシングはオリーブオイル・塩・胡椒・マヨネーズ。

「スィートコーン」。真空パックの茹でとうもろこし。

「蒸し赤えび」。アルゼンチン産で最近良く見かけられるもので、これも初登場である。刺し身となっていたが、単に蒸してチリソースで食べた。この方法はバッチリだった。かなり身が大きく、14匹で500円税別は安い!今後度々登場してもらうことになりそうである。

「生ハム」、「バゲットにクリームチーズを塗ったもの」。

これに今回のプレートセットの元ネタである「ババ・ガンプ・シュリンプ」のメニューにならって「バドワイザー」~そして赤ワイン。

堪能した大晦日の夕食だったな。それにしても改めてネットの力を強く感じるな。ネットのおかげで食生活は進化し続けている。
 食事中、大きな揺れを感じたが、どこか(中国?)で爆竹を一斉に鳴らしたのかと思ったほどだった。

 食後、ワインをちびちびやりながらTV親父。「モヤさま」の終わりの方~「鉄腕ダッシュ」~「高田純次の旅番組」。
 「鉄腕ダッシュ」の地方町興しシリーズ・小樽編は面白かったな。ソーラーカーがなくてもこの企画は続けてほしいものだな。
 高田さんの番組でのBGMがよかった。B・バカラックの中でもほとんどかかることのない曲が使われてた。「ボンドストリート」とか。で、後半の日本に観光で来ているアジア人にインタビューする企画がすごく面白かった。この企画も続けてほしいものである。外人がガイドに連れられて見にゆくところで、俺が知らない場所なんかも取材されたりしてよかったな。
 この日はなんとか10時までもった。が、即ダウン。
 

2016年2月7日日曜日

想像より小さかっ種

2月6日。

 セブン系のスーパーで買った「訳あり王林」が、1個めでひどいまずいのにあたっちまったんで、全部煮てしまうことにした。この時買ったバナナも1本目が皮を「脱いだらすごい」ことになっていてまるまる1本廃棄することになった。ダブルで外れってのは、以前東京の自宅の近くのスーパー以来の出来事である。あそこはそれに見合った価格だから、例えばレタスなんか半分くらい廃棄しても相場の半額くらいだったからな。今回はめちゃ損した気分である。

 「りんごシナモンジャム」。以前から作りたくって、だいぶ前にプリントアウトしたレシピを後生大事にとっておいたものである。最近 バニラビーンズを手に入れたことにもよる。
 しかし、またもや「思い込み激しい性格」が災いして、せっかくのバニラビーンズの性能を活かすことが出来なかった。まさか煮込んだあと取り出した「さや」をしごいた時に出る、あの「すす」みたいなものがビーンズとは思えなくて、最初から空だったんではないかと思い込んだんである。ビーンズっていうくらいだから、小さくてもゴマ粒の半分くらいの種を想像していた。やれやれ。

 しかし、仕上がりは甘くていいね。これだけ甘いとヨーグルトとの相性はいいはずだ。

 「アップルパイ」。この日は焼かず、甘煮の制作にとどめる。7時になっちゃったからだ。

 買い物周遊コース散歩を済ませてから「おにぎり」制作。ケイのにぃにぃのリクエストによる。1個あたりの米の量を120gに設定する。これは最近食欲の衰えた?義母の1膳の量を設定しなおしたものと同じである。にぎってみると従来俺が作っていたものとほぼ同じであることがわかった。

 一人先に昼食を済ませ、午後からは弓道。
土曜日は1時から5時までの長丁場であるが、夕飯の準備の都合もあるんで、4時まで稽古することにした。その辺は自由であるようで、遅れてくる人も普段に比べ多いのを見てわかった。

 道場に一番で到着して、管理人から鍵をもらおうとしたら、この日は弓道はおやすみであることを告げられた。会の申し込みがないということだった。
 そんなはずはないと思ったが、あとから来たM先輩も聞いてないとの事だった。
で、R副代表に電話して、管理人と話をしてもらって、どちらのミスか判明しないまま道場が開かれることになった。

 この日は見学者もいて、中央区の浜町道場に通っている人で、道場改修のため稽古ができないので、改修が済む5月までここで稽古したいということだった。浜町は俺が去年の三月に二段に商談したところである。
 その後にも見学者が来た。24歳の社会人二人。ネットで知ったそうである。流行ってんのかな?

 早めに切り上げて、弓の修理を行なった。A先輩から頂いた「矢擦り籐(やすりどう・弓と矢が擦れるところである )」を巻き直す作業なんだが、結局俺はA先輩の作業を見ているだけだった。
 もっとも稽古前に籐を蚊取り線香入れの缶に水を入れ浸しておいたのは俺だが、したことと言ったらそれくらいか。しかも、あとで缶から水漏れしてしまい、女性先輩から注意されちゃったが。

 夕食は「鶏肉と野菜の味噌風味照り焼き」、「きのこづくしの山芋かけ」、「大根と人参の粕汁」。
食後、米焼酎のシークワーサー水割りをちびちびやりながら映画鑑賞。が、この日も始まってすぐに眠くなってしまい9時前にはダウン。お疲れね?
 そういえば2月7日は旧暦で大晦日、中国では「大年三十」だ。1年の疲れが出てるんだな、きっと。俺は旧暦人間化してる?

2016年2月6日土曜日

庭いじり・本格的再開か?

2月5日。

 かなり寝坊。前夜の日本酒3合が効いたみたいだ。

 午前中は買い物周遊コース散歩はお休みし、近所のスーパーとレンタルビデオ店で済ます。

昼食は「ちゃんぽん風味焼きそば」。

 午後はあまりに天気が良いんで、プールもお休みし、庭いじり。第7の畝のふるい作業。もう一息というところで、もう少し掘り起こさないと、周囲よりも高いことがわかった。で、掘り起こしてみるとふるわなければならない土がだいぶ増えてしまい、完成は先延ばしとなった。
 相変わらずコガネムシの幼虫が出てくるが、小粒なものばかりになってきた。ジョウビタキも相変わらずやって来るが、数が少ないんであっという間に飛び去ってしまう。
 以前はスズメが来ていたのに、代わりにジョウビタキが来ているということは、ジョウビタキがスズメを追い払ったとも考えられる。きれいな格好して性格はすごく凶暴なのかもしれない。そういえば食うだけ食ってさっさと帰っちまうあたり愛想もないしな。

 三時ころまではTシャツでも暑いくらいだったのが、三時を過ぎたあたりから急に寒くなってきた。春は名ばかり、ってことか。

 作業を終えたところで、ケイからチョコレートが届いた。早速食べたところ、「チョコ・フレーズ」という名がついたものがすごくうまかったな。紅茶カップの形をしたチョコの中にストロベリーらしいガナッシュが入ったものだ。で、勢いがついて半分以上食べちゃった。コーヒーを入れる暇もないくらいだった。

 夕食は「青椒肉絲」、「じゃがいもとワカメのスープ」、「きゅうりとクラゲの酢の物」、「ビータン豆腐」、「エシャレットの焼き物」。青椒肉絲はインスタントもので、もちろん処分品である。

 食後、日本酒をちびちびやりながらTV親父。「入りにくい居酒屋・イタリア」。ミントがたっぷりはいった自家製の酒が美味そうだったな。しかしこの国の料理を食べるときに「カロリー」を考えてはいけない。
 続けてDVD をかけたが、30分位で睡魔に襲われダウン。この晩は日本酒も1合のみ。

2016年2月5日金曜日

ザ・ロンゲスト・ディ

2月4日。

 暦通りの気候となった。前日の寝る前のコーヒーが強烈に効いたみたいだ。
9時半ころ横になったはずだが、目がさめたのが12時半で、3時間しか寝てないのにあまりにもスッキリした目覚めだったんでそのまんま起きてしまった。ノンアルコールも加勢しているようだ。
 これだけ早く起きれば、電気料金低価格時間帯を大いに活用することにした。まずは、エアコン稼働して携帯やトリマーの充電。なかなか実行できなかったアイロンがけ。
 ノンアルコールデーの翌日はちょっと(今回は早すぎだが)早起きしてこうした活動もいいね。これで寒くなきゃいいんだがな。

 前夜のおかずの残り(チーズ味噌煮汁)を冷や飯に混ぜて、ピザチーズがなかったんで、とろけスライスチーズをトッピングしオーブンで「簡単ドリア」で朝食。
 炊飯には地元産さつまいも「紅はるか」を加えておやつ「ふかしイモ」制作。これは甘くてうまい。

 1ヶ月分のレシートの集計を行い、食費以外の出費を算出した。合計額は6千円ちょっとで、総支出が5万円の予算で生活しているわけだから、それほど大きな額でないことがわかった。この中に便所紙や洗剤やちょっとした家に関わる消耗品などがあり、家の修繕が高額になる場合には、別に特別会計予算を用意する必要性を感じている。

 靴磨きのついでに下駄箱の整理も行なった。ここにも無駄なものがずいぶん目につく。要するにアクティブでないものである。庭作業が一段落ついたら、各部屋の押入れごとに断捨離をしよう。

 庭作業は長すぎる放水ホースを伸ばしきって、定位置に設置した。ほぼ庭の中央に設置しそこから庭全体に放水できるようになるはずである。
 昼までに第7の畝のふるい作業を久しぶりにした。

 昼食は「天ぷらうどん」。

午後から弓道。いきなり乙矢(二本目)を窓枠に当ててしまった。離れ寸前に腕を縮めてしまったからだ、というのがH先生の分析であるが、自分では全く訳が分かんなかった。1m四方の窓から射っていたわけだが、今まで全くストレスを感じたことがなかったのに、この日はこれ以降結構意識し始めたんで変にぎごちなくなっちまった。あとで、S先生がそれを見ていたらしく、後半持ち直したので安心したとおっしゃってくれた。
 睡眠不足?で途中眠気が襲ってきたのが良かったらしい。力が抜けたようだった。


 帰宅して、ここ1周間ばかり、ある俳優の名前がどうしても出てこなかったのが、突然思い出した。男優で、ケイが一時期はまってたことや、奥さんの名前や出演している映画も思い出せるのに、全く思い出せなかったんだが、こういうことって最近よくあるのはやはり老化現象なんだろうな。
 その男優って「仲村トオル」。

 夕飯は「鶏肉とブロッコリーのカレークリーム煮」、「かぼちゃのケチャップソース焼き」、「ポテトスープ」はイケアで買ったポテトパウダーをコンソメスープで溶かし、パセリを浮かべたもの。

 食後日本酒をちびちびやりながらTV親父。「太田さんの旅番組・釧路」~映画「モンテ・クリスト伯」吹き替え版。途中睡魔に襲われたが、なんとか主人公が幸せをつかむところまで観てからベッドに入った。
 この日は約22時間活動していたことになる。

2016年2月4日木曜日

ジョニーを戦場に行かせたくなかった

2月3日。

節分の日である。朝、炊飯器にさつまいも(紅はるか・茨城産)を入れて炊く。節分の日に茨城ではさつまいもを食う習慣があるとかないとか?
 これは確かに甘くて美味しい。今年は是非庭で作りたいものだ。

 寒さがゆるんだせいか、水曜日の水回り小掃除は比較的楽だった。

午前中に図書館~郵便局~スーパー。
 図書館ではお目当ての週刊誌がなく、尋ねてみたら置いてないとのこと。仕方ないんで近所の本屋(レンタルビデオ店)で立ち読みすることに決めた。3つのコラムを読みたいだけなんで400円近くの出費は大きすぎる。
  返却した梅原猛さんの本で「耄碌」という漢字を覚えた。拾い読みしたが、いかにも老境に達した、その達成感だけが全面に出ている内容で、何章か読んで飽きた。
 もう一冊の池上永一さんのは、歯に衣着せぬ文で面白かった。沖縄移住を軽い気持ちや、コミュニティを無視した態度で実行する本土の人の軽率さをくそみそに書いており、これは言われる身でありながら、読んでいて実に痛快だった。
 この日も2冊借りた。週一冊がちょうどいいみたい。今回は永井荷風関係の本。

昼食は「醤油ラーメン」。

 午後はプール。更衣室で逆三角形ボディの高齢者(ではないかも)を見た。ガンガン泳いでるおじさん?も結構いるからなぁ。
 この日も1時間泳いで10分水中歩行。少ないこともあるが、特に早く泳ぐ人がいなかったこともあり、途中で中断することなく一気に泳ぎ終えた。

 夕食はNAD。メニューは「大根と生鮭の味噌風味グラタン」、「小松菜の卵とじ」、「えのきと豆腐の味噌汁」。
 食後映画鑑賞。「ジョニーは戦場へ行った」。ダルトン・トランボ作品。原作・脚本・監督と、彼がいかにこの作品に込めたか、その大きさが推し量れるというもの。反戦だけでなく、尊厳死の問題をも通して体制に痛烈な批判を45年前にしているのだ。
 彼の死後判明した他人名義の脚本は娯楽映画の名作として賞賛されている。この作品は決して娯楽作品とはいえないが、素晴らしい作品であることは間違いないな。
 父子の交流が泣かせる。J・ロバーツ、名優である。看護婦との交流も泣かせる。クリスマス自体は描かれないが、最高のクリスマスを描いたものだろう。
 誰も、ひとりとして戦場に行かせてはならないんだよ。ねえ、安倍ちゃん。

2016年2月3日水曜日

挨拶回り

2月2日。

 東京での残りの用事はふたつ。ひとつは午前中に弓道場へゆき、先生方に挨拶することだった。寒い朝だったが、道場にはほとんど全員揃っていた。同期に近い人が多いので、三段を目指し猛稽古?中である。その他の人たちも頑張ってたな。なかでも5段の審査が間近なOさんの集中ぶりは傍で見ていてもピリピリするものを感じるほどだったな。
 90歳になるS先生はこの日も元気に指導されていた。その他I先生、P先生とおしゃべりをしてから帰宅した。

 昼食は近所の定食屋。俺は「カツカレー」。こういうものを食べたくなる時って太る傾向があるときなんだな。これは寒い時期には自然体であると思ってる。そこらを飛んでる鳥を見れば明白であり、この時期は皆脂肪を蓄えるんである。と、自分を甘やかしながらカツカレーを頬張る。

 午後はダンス教室へ行ってW先生に挨拶。常連のSさんがお休みだったんでメールしたら、こちらをやめて、南千住教室オンリーにしたそうである。先生が同じなんで木曜ならそちらへ挨拶しにゆくつもりだったんだがな。いつでも戻って来いという口の悪い先生の珍しく優しいお言葉を頂いて辞した。

 用事を全て済まし、早々に茨城に向かった。

夕食は「白菜と豚肉のペペロンチーノ炒め(というより煮物に近い)」、「かぼちゃのチーズミルクスープ」、「ダブル人参サラダ」。

 食後、すごく薄い焼酎のシークワーサー水割りをちびちびやりながら映画鑑賞。「ジョニーは戦場に行った」。45年前の作品。が、途中で睡魔に襲われダウン。

2016年2月2日火曜日

居酒屋・考

2月1日。

 東京の自宅に来ることになった。
用事は、かかりつけだった整形外科に行って「診療情報書」なるものを受け取ること。
医療生協の広報のポスティング。ついでに翌日は弓道教室とダンス教室の先生にあいさつをして来ようと考えてる。

 昼食はケイとケイのにぃにぃと三人で中華料理。仲通りにある店で、何度か来ている店。注文した「タンメン」はしょうゆ味でボリュームがあり、以前三越のレストランで食べた「天津麺」、セブン系のレストランのファミールで食べた「ファミールタンメン」に似ていて懐かしかった。
 が、サイドの「えび餃子」は蒸しが足らず、うまくなかった。で、麺につっこんで食べた。

ケイのリクエストで「みはし」で食後のデザートタイム。俺は「田舎しるこ」。二人はそれぞれ違うものを頼んでいたが、その頼み方が変わってた。基本のものの上にトッピングできるメニューがあったんである。つまり白玉あんみつの上に、抹茶アイスとかソフトクリームとかのせることができるんである。いつからこんなメニューが出来たんだろう?死ぬ前に一度「全部乗せ」なんて注文してみたいものである。それにしても「しるこ」うまかったな。

 一旦帰宅して、ポスティング。マンション管理室に提出する書類作りと提出、と雑用を済ませ、整形外科へ出かけた。
 お世話になった先生から、病院の裏話をちょっと聞いたりしてから、その近くにある居酒屋へ行き、後から合流する二人を待ちながらビールを飲む。
 出された瓶ビールは「正月」用のデザインのものであり、女将の話だと生ビールを注文する客が多いんで消化されずに残っているとのこと。まあ、旧正月まで1週間あるからいいんじゃないの、と言いながらよく冷えたビールを飲み干す。それにしても店内が少し寒かったな。

 「なまこ」、「白魚と野菜のかき揚げ」、「ぶり大根」、「だし巻き卵」、「トマト」など。2代目も厨房にいて、主に洋食を担当しているが、この日の注文は親父さんの分野ばかりだったな。「豚ロースのハーブ炒め」を追加しようと思ってたが、その時はお腹が欲しがってなかった。

トイレに立って、新装して一番金がかかったというトイレで気が付いたことがあった。暖房便座のコードが外されてるんである。電気代の節約?それで店内も寒いのか?
 戻って、厨房周辺をつぶさに観察してみた。お勧め日本酒の銘柄が数か月前に来たときと同じだった。これは確か納入業者に勧められていると言ってたが、それにしても定番メニューも日本酒に関しては種類が少ないんで、改善の余地がだいぶありそうだ。と、いっても俺は常連じゃないから口をはさむことはないが。そういえば自宅の近所にあった居酒屋も、メニューに餃子なんてものがのるようになってこりゃおかしいなと思ってたら、しばらくして店をたたんだ。良くない兆しってのはほんのちょっとしたことに出てくるものだと思っている。
 〆は「ひれ酒」。下関以来のファンである。寒かったんでちょうどよかった。帰りがてらふと感じたことは、以前は親父さんと女将さんのコンビネーションでうまくいってた店が、二代目が加わったことで店全体に不調和な雰囲気が生まれたんではないかということである。勘違いであることを祈ります。

帰宅してから飲み直し。冷酒とピーナッツで2合ちょっと飲んだところでダウン。

2016年2月1日月曜日

ほうとうわいんの日

1月31日。

 やはり7時までに夕飯の用意をするのはちょっと無理があるな。この日、昼食用の「ほうとう」、夕食の「里芋といかの煮物」、「春菊と人参の和風煮」そして米炊いて湯を沸かす。これだけの作業するのには最低1時間半から2時間ほしいところだが、ちょっと起きるのが遅かったんで、全く間に合わなかった。それも里芋を煮てる最中でタイムアップ。調味料をぶち込んでおけばよかったものを、そのままにしておいたんで、夕方煮直したのに味がしみず、かなり薄味の煮物になっちまった。
  ケイのにぃにぃいわく、煮物は温度が下がるときに味がしみる、とのこと。

午前中、庭いじり。第8の畝の掘り起こし。土が湿っていて掘り起こしは楽だったが、ここはすすきの根とキウイの根がはびこっていてちょっと厄介なところであり、しかもミミズがやたらに多い。地質としては畑に向いているところかもしれない。

 何匹かとれたコガネムシの幼虫とクモやハサミムシの幼虫を灰皿に入れといたら、ジョウビタキがあっという間につまんでいった。しかも、掘り起こし作業で出てきたミミズを埋めて土に戻したところをつついていやがった。どうやらミミズが好きな野郎らしい。面白く無いので今後出入り禁止にすることも考え始めた。


 昼食は「ほうとう」。この日は久しぶりに温暖になって、もうちょっと寒い日に向いているメニューだったのに残念。

 午後はホームセンターを始め、あちこち巡り。買い替えのまな板などの生活用品や、特売期間が切れるハウスワインなどを買った。ホームセンターでは近々購入予定の「丸のこ」や敷居スベリテープの価格などを調査し、野菜の苗なども見て回った。現在、じゃがいもとアスパラが盛りのようだった。今年は種植を基本に考えてるんだが、たまねぎは是非挑戦したいとも考えてる。

夕食は前記の他に「ネギと麸と豆腐の味噌汁」、「セロリの昆布漬け」。午前中に漬け込んでおいたホットワインに火を入れて完成。この日は今までと同じ量の香辛料や果物に二本のワインを投入した。甘すぎたのを調整するためであるが、結果は大正解だったようである。
 食後、この日買ったオーストラリア産シラーズ・ワインをちびちびやりながらTV親父。「モヤさま」~「鉄腕ダッシュ」。続けて高清水・きもとつくりを飲んだところでダウン。