2015年12月31日木曜日

猫のふん、じゃった。

12月30日。

今年最後の....って言葉も最近嫌いになってきたな。これで死なない限り翌日も続く事象だらけだからである。1年の区切りってのも旧暦が気になる昨今、どうにも体質的にも納得が行かない。なんかやたらに年寄り臭くなったな。

 で、水周りの掃除を済ませ庭いじり。第六の畝のそばにラベンダーが2種類植えてある。そこに土が盛り上がったところがあったんで、ちょっと土をどかしたら塊が2個ばかりあり、手にとって(軍手しててよかった)みたら柔らかい粘土質のもので、なんじゃあ(松田優作風に)と、においを嗅いだら間違いなく糞である。
 朝からうんざり。猫である。あとで知ったことだが猫はふかふかの土を好む。まさに猫の好む環境を作ってるところなんだがな。また、気に入ると習慣的に来る様になるそうだ。やれやれ。
 糞を隠すのも特性らしく、悪さを隠すことを「ねこばば」というのはそこから来てるらしい。「ばば」ってのは糞のことだそうだ。こりゃ、来年は「うん」がついてくるかな?

 昼食に義母のお土産の「麻婆豆腐」。豆腐にかけてレンジで熱するだけで食べられるもの。簡単でよかったんだが、やたらにしょっぱい。で、説明をあとで読んだら、なんと一袋で3.4人前だったんだ。やれやれ。塩分対策をしてる本人がこれじゃあな。あとで喉が渇いてしょうがなかったことは書くまでもないか。

 午後も庭いじり。やっぱ年内無理かな。まあいいか。

この日は朝にも下ごしらえしておいたんだが、サツマイモと頂き物のレンコンを使った揚げ物料理をすることにしていた。揚げ物に苦手意識を持っていたんで、今回はすべて一人で仕切り、それを払拭する狙いもあった。
 それにしてもBGMとなるラジオ番組がひどい。年末特番で長くやるのが、無名ライブバンドやアニソンだったりするんだから、まだ紅白の再放送のほうがましかもしんない。

 夕食は近所の豆腐屋で買った豆腐を使った「湯豆腐」。これが巨大な代物で、計ったら500gもある。普通買ってるのが300gである。 これと白菜のみ。
 「田作り」はごまめ(カタクチイワシ)が手に入らず、既製品にした。

さて、揚げ物である。まずは「さつまいもの揚げ団子」。これはデザートである。次はピーマンの素揚げ。これは付け合せ用。
 続けて「さつまいもの肉饅頭」~「すりおろしレンコン揚げ」。これがこの日のメインかな。最初のものは豚挽き肉を味噌や砂糖で炒めたものをさつまいもで包んだもので、仕上がりはコロッケのようである。レンコンにも豚挽き肉が加えられており、これも仕上がりはさつま揚げのようである。

 で、これまでの数種類の「さつまいも消化レシピ」の中で、今回の2種が飛びぬけて「いいね!」の高評価をいただきやんした。
 これで揚げ物苦手意識を克服したな。

 食後、ぬる燗酒~グリューワインをちびちびやりながらTV親父。ちょっと横になってそのまんまダウン。夜中に気がついたらTVつけっぱの照明つけっぱの.....。やれやれ。

2015年12月30日水曜日

逃亡者と落語者

12月29日。

 庭に霜が降りてた。初霜はすでにあったのかもしれないが、おれにとっちゃあ初霜だ。茨城の冬らしくなってきたな。本格的な寒さは年が明けてからなんだが、パソコンルームは暖房もなく室温も11度でも十分寒い。

 この日の朝はいつものように7時までに加熱処理を済ますわけには行かなかった。「黒豆ご飯」製作。残ってた黒豆を使い、買って来た「黒米」と白米を混ぜて炊いたものである。 「ぜんざい」。こちらも残ってた小豆と大角豆(ささげ)を併せて作った。かなりふるい豆なんで仕上がりは多分柔らかいものにはならないだろう。
 並行して数の子の塩抜き。いよいよお正月って感じだ。ぜんざいも数の子も義母の希望である。

 午前中にウォーキングを兼ねての買い物&図書館。今年最後の図書館で黒井千次、寺山修司、杉浦日向子のエッセイを借りた。
 
 昼食は「黒豆ご飯」、「とろろ」、「しじみの吸い物(長谷園?)」、「ゆで人参ののりマヨかけ」、頂き物の「伊達巻」。この伊達巻、味がはっきりしないばかりか色もよくない。よく、こんなもの他人にあげられるなあ。

 午後は庭いじり。第6の畝の完成まであと少し。第7は無理としても第6だけは年内に何とか仕上げたい。 相変わらずコガネムシの幼虫が出てくる。この日は蛾の幼虫も出てきた。こいつがくせもので、この姿で島大根の葉を食ってやがったやつである。3センチの深さがある灰皿が幼虫の処刑場になっているが、この深さを乗り越えて逃走したんである。奴は普段は2センチくらいの者なんだが、恐ろしく伸ばすことが出来るのをうっかり忘れていた。
 で、そう遠くに逃げていないとふんで灰皿の周囲の土(ふるい作業の済んだもの)をはらってみたら、案の定。つかまえてその場で頭と尻をつまんで引っ張って「八つ裂き刑」。

 夕食の準備を早めに開始した。「高野豆腐」と里芋、人参(桜の形にカット)、こんにゃく(手綱)の煮物。「ミニおせち」のようなもの。
「キャベツとツナのからし味噌和え」、「納豆」、「もつ煮・豆腐入り」、「大根の皮の甘酢漬け」。

これで正月のものは完了したと思ったら、義母の希望で「田作り」を作ることになった。やれやれ。

 食後、日本酒(正月用の緊迫入り)をちびちびやりながらDVD~TV鑑賞。「28日後」の別バージョンのエンディングや未公開シーン。こちらのほうが本編より面白いかもしれない。
 録画したドラマ「赤めだか」。たけしが談志、ニノが談春を演じ、その他の弟子たちと共に立川流が協会から独立したころを描いたもので、非常におもしろかったな。なんといってもたけしがいいね。ダンカン(立川流だったんだ)が「ここをやめてたけしのところに行く」というやりとりは誰でも笑っちゃうよね。
 談志の横暴振りとその弟子に応じた 思いやりが実にうまく描かれていて、役得もあるが、ほかの芸達者を食っちまってたな。談春のほうは恋愛も盛り込まれてなくてちょっと出番不足かな。濱田岳やリリー・フランキーが相変わらずうまい!ナレーションのひろ子さんも最高だね。
 それにしてもビートルズは全部カバーもので、ストーンズはオリジナルって何ナノ?観終わって森田さんの「のようなもの」がまた観たくなったな。
 

 
 

2015年12月29日火曜日

残り物に「福」がつくか?

12月28日。

 やっとこさ復調。朝から「甘酒」と「お雑煮」の仕込み。朝食に今年最後のキウイを食べた。
葉が全部落ちて見つかったものである。


午前中に歯医者。自宅で使ってる指圧計を持参し、歯医者での血圧計との誤差がどれだけあるか確認してみた。結果、半々ってところだろうか。まあどちらにしても家で計ると安全圏内であることのほうが多く、外で計ると高めに出ることが多い。
 で、この日は当初からバッシングの予定がなく、来年1月の14日にするとのこと。早めの治療を望んでるんで次回は万全を期して、元旦から禁酒と運動を課すこととした。あと減塩かな。

 昼食は「お雑煮」。かつお節と昆布と鶏肉から出ただしがいいね。具は庭で間引きされた小松菜のみ。あとは庭の柚子がトッピングされる。

 午後は庭いじり。3時ころには寒くなってやめた。陽が落ち始めると一気に気温が下がる。これから先が思いやられる。

 夕方早くから台所に立って仕込みをはじめる。まずは「グリューワイン」。今回も298円税別の安ワインを使用。
 夕食のメニューは「鮭のポテトグラタン」、「ルッコラ中心のフレッシュサラダ・フレンチドレッシング」、「サニーレタスとちくわの春雨スープ」。

 食後、ワイン~日本酒の熱燗をちびちびやりながらDVD~TV鑑賞。
「28日後」。連夜D・ボイル監督のSFパンデミック(というらしい)映画。 いわゆるゾンビ映画である。大まかな内容は知ってたが、あらためてこの分野は苦手だと思った。レンタルやでもゾンビ映画のブームの再来だとかで、ホラーコーナーではそんなんばっかりである。
 この作品、エンディングがいくつか用意されてることは先ほどネットで確認し、今回借りたブルーレィには特典映像としておまけになってるとのこと。あとで観てみよう。
 そのあと「酒場放浪記」を観たあともだらだら飲み続けて11時ころダウン。

2015年12月28日月曜日

年末らしさを求めて

12月27日。

 いよいよ今年も最終週になったなあ、なんて実感が全然わいて来ないなあ。

 朝からネットサーフィンの時間超過で、二日連続で卵を買いに行く予定が変更となり、午後から行くことにした。まあ、軽い二日酔いなんでしょうがないことなんでしょうが。

 午前中、DVD鑑賞。「ベニスに死す」。L・ヴィスコンティ監督作品。気なっていた映画で、45年前にシナリオだけは読んでいる。特徴のあるカメラの使い方と豪華なセットという点では小津さんと同じだな。もちろんそれは技術的なことであって、選ぶ主題も演出もまったく違うものである。
 インテリの老芸術家が喧騒のリゾートで平穏さを失うことにいらだちながらも、自ら美少年に惹かれて心乱れてゆく姿をじっくりと描く。主人公の過去もさらっと描いたりしても決して説明的にならず、マーラーの音楽を使っていることなどから交響楽的映画といったところか。 D・ボガードがいいね。
 おまけについていたヴィスコンティを取材したフィルムの中で、彼がゴンドラであくびしている場面があった。非常に珍しいなあ。ネオ・リアリズム?
 さらなるおまけは「シロッコ」というのが季節風(南風)のことだったということを物語の中で知った。

 昼食は「やまかけそば」。これが年越しそばになる。

 午後はちょっと庭いじり。遅々として進まない第6の畝。現在の場所はやたらに根が多く、ふるい作業も手間が多くなる。おまけに小石も増えてきている。根ではススキのほかにどくだみも混ざることが多い。
 この日はNAD(ノン・アルコール・デイ)だが酒屋へも行き安ワインなどを買った。「グリューワイン(ホットワイン)」を再度作るためである。その他ケイのにぃにぃが見つけたラム酒も買った。もっている酒の本に紹介されているラム酒はこれで制覇したことになるそうだ。
 スーパーではお一人様1点の卵も、二人で行ったんで20個ゲット!これで年明けの特売までもつだろう。この日は珍しく行列が出来てたな。やはり、こういうところで年末らしさが見られるな。

 夕食はすべて俺が製作。「鶏肉のソテー・きのこオイスターソース」、「大根の葉とちくわの和え物」、「大根皮の味噌汁」、「大根の皮のきんぴら」、「白菜の漬物」、「芋粥」。ドリンクは「ジャスミンティー」。さらに「もつ煮」を食べたかったが満腹でかなわず。
 食後2本目のDVD鑑賞。「シャロウ・グレィブ」。D・ボイル監督デビュー作品。「浅い墓穴」が墓穴を掘ったというような意味らしいっす。編集の切れがよく、スタイリッシュと評価されることにもうなずける。大金をつかんだ3人のルームメイトがおかしくなって最後は....というようなお話なんだけど、こいつらの友情って「浅い」ってことだったんだというようなことも描きたかったんじゃないだろうか?
 変わった風味のホラーサスペンスという意味では「ノー・カントリー」に似ている。おっと、こちらのほうが古い作品だった。
 そのあと「高田純次の旅番組」でホーチミン~シンガポールの料理 を見ててもちっとも腹が減らなかったんでもつ煮は翌日に食うことにして、ダウン。

2015年12月27日日曜日

射ち納め

12月26日。

8時間近い睡眠とノンアルコールで何とか体調が戻ってきたような朝だった。暴飲暴食は今後慎むべきだろうなあ。なんといっても時間がもったいない。前日は1日死んでたからなあ。

 朝一番で近所のスーパーへ卵(99円税別)を買いに行った。帰宅後、庭に出てバジルを家の中に入れるためにひとつのプランターにまとめた。非耐寒性ということだ。
 で、そのあとだらだら。やはり頭がぼんやり、身体もぼんやり。読みかけの本を居眠りこきながらだらだら読む。「旅行」と芸能の歴史に関する考察が書かれていて、その中の「小栗判官」や「山椒大夫」の内容の変遷が面白かった。特に「山椒大夫」に関しては森鴎外ないし映画でしか知らなかった(ほとんどの人がそうだと思うが)んで、両作品に共通している復讐劇としての内容には驚くよな。

 昼食はケイのにぃにぃの「ルッコラとベーコンのパスタ」。これで俺の作ったベーコンがうまく出来てたら最高だったんだけどな。まあ来年の課題としよう。

 午後は3時から弓道。ところが毎月最終土曜は例会で稽古はやってないそうで、結局例会を最後まで見学することになった。午後1時から4時近くまでやってるそうだ。
 みんなが帰り支度を始めたんで俺も帰るつもりでいたら、R先輩が練習をやってゆこうと誘ってくれたんで、二人で30分練習した。放った矢は10本。うち3本的中。会心の出来じゃん。これで体調も復帰。いい気なモンである。

 一旦帰宅してから弓道の忘年会に出席した。弓道場と自宅の間にある飲み屋で、毎年暑気払いと忘年会の二回の飲み会に使われるとのこと。俺も3.4回来たことのあるんだが、特徴のない店 という印象しかない。
 で、覚悟してA先輩とR先輩のそばに座った。多分入会を勧められると思ってたんだが、案の定だった。もっとも快諾するつもりだったんで、相手にしゃべるだけしゃべらしてから入会することにした。同時期に入ったWさんとともに新入会員の自己紹介をみんなの前でさせられた。

 しょっぱなからビールを飲み続けで、ほとんど食べなかったせいか腹が減ったまま帰宅して「もつ煮」を食べたんだろうか?記憶なしでダウン。

2015年12月26日土曜日

飽食のクリスマス

12月25日。

二日酔いというよりは暴飲暴食がたたったな。朝の掃除や食事を済ませたあたりから具合が悪くなった。げっぷやなまあくびが止まらない。
 それでもかねてより予定していた「もつ煮」を製作。台所はもつのにおいと前夜のジンギスカンのにおいが混ざり合って、まさに「獣」のにおいである。これが調子の悪さの追い討ちをかけた。

 午前中は庭で「ルッコラ」の間引きのみ。あとはだらだら過ごす。

 結局昼食は食えなかった。

 午後は何とかケイのにぃにぃと近所に買い物。ふらふらだ。帰ってきてもソファの上でだらだら。

 夕食はケイのにぃにぃの手になる「中華風お粥」。かなり以前よりの定番であり、風邪を引いたときに供されていたものである。白髪ねぎを豆板醤で合えたものがトッピングされる。身体もぽかぽかしてきて、少し調子が戻ってきたみたいだ。
 この他「キャベツのごま風味サラダ」、「青梗菜のスープ」。「点心」も出したが、俺は手が出ず。

 で、早々に寝ることにした。8時ちょっと前。やれやれ。

2015年12月25日金曜日

ジンギスカン登場!

12月24日。

 1日遅れの水周り掃除。手が荒れる季節になったな。

 買い物散歩。9時ころ出発した時にはかなり寒かったのに、途中で気温も上がったようで、暑くて仕方なかった。おまけに毛糸の帽子までかぶってきたもんだから最悪だった。やはり、ジョギングスタイルで出かけるべきなんだろうな。

 小松菜の間引きの第2巡の半分でザルがいっぱいになった。かなり葉も成長してきていて、スプラウト並みだったものがしっかり小松菜らしくなった。間引きもあと2回くらいできそうである。
 収穫後、食べてみたら、歯ごたえがあり、苦味も出てきている。それでも生食で十分いけそうである。100円くらいの種で元は楽勝に取れそうである。

 昼食は前日の夕食でケイのにぃにぃが作った「牛丼」の残り。味付けがいいね。

 午後は弓道。この日も巻き藁のみ。離れ寸前に力が一瞬緩んだせいで、矢が外れ巻き藁の下の板戸に刺さった。このとき左手と顔面に弓が当った。そのときの音が大きくみんなの注目を浴びちまった。俺にとっては初めてのことだったが、以前にもよくあったそうで、板戸にはかなりの数の穴が空いていた。
 その後では巻き藁に刺さった矢を抜こうとしたら矢尻(矢の先端)が取れて巻き藁の中に残っちまったんである。Y先輩に聞いたら、これもよくあるそうで、後で修理するから目立つところにおいておくように言われた。やれやれ。
 自分が使っている弓の仕掛けが、残りの巻き藁用の矢の矢筈(矢の弓につがえる部分)とサイズが合わないんで稽古を早めに切り上げた。
 この日はH先生とB先輩の指導がとてもためになり、効果もすぐ出始めた。充実したな。土曜日は自分にとって今年最後の稽古になるが、的射ちをする予定である。

 夕食は「ジンギスカン」。ユーザーレビューで評価が高かった鍋が初登場した。高評価でも難点つきという変わった代物で、そのユーザーもお店を開いてる人のもいくつかあったくらいである。
 その難点というのは、肉が滑ってしょうがないことである。焼き始めたら確かにその現象が起こった。で、レビューでのみんなの対策どおり、野菜を周囲に積み上げ、肉をせき止めた。
 で、野菜を食べたらすぐ補充することを繰り返せば肉は滑り落ちてこない。この日は肩2パックともも肉1パック。 肩肉の1パック目が細切れ肉のようなカットだったんで、大きめに切ってあったもも肉のほうがよかったが、2パック目の肩は大きめのカットで、やはりこちらの方がうまい。油も煙も出ないし、準備も後片付けも簡単で、家肉?に向いてるよなあ。新たな定番。

 チリ産赤ワイン「プードゥー」~日本酒~白酒などをちびちびやりながらTV親父。最後の白酒をストレート&チェィサー(水)がとどめをさしてくれてダウン。

 

2015年12月24日木曜日

酒の肴としてのクリスマス

12月23日。

毎年この時期になるとラジオからクリスマスソングが流れっぱなしになる。この日はケイのねぇねぇのところで聴いていた。J-WAVEでの特別番組だったが、俺が好きなD・ハサウェィのがかかんなかったな。
 しかし、年を食うとこの時期の喧騒もただの喧騒としか感じられなくなった。いくつかの想い出もあるにはあるが、一昨年あたりからの独居老人のクリスマスは孤独感を増幅させる要因以外の何物でもなくなる。
 大阪で過ごしたイブはめちゃさびしかったな。去年も一人だったかな?ブログを振り返る気にもなれない。
 クリスマスの本来の意味なんかをググって、宗教的なことを知りたいとも思わないし、無意味なことであっても騒ぎたいやつは騒いでればいいんであって、まあ酒でも飲んで愚痴って過ごすことにしよう。

 夕食はケイのねぇねぇと彼女の子供たちと。「キャベツとピーマンと豚肉の味噌炒め」、「白菜とさばのさっと煮」、「かぶの味噌汁」、「かぶの葉の胡麻和え」、「大根の葉の菜飯」、「白菜の漬物」。

NADの日だったが、日曜日にすることにして帰りの電車(グリーン車)でワンカップ2本。いい気分になって、帰宅後も飲み続けてダウンしたが愚痴ることはなかったな。

2015年12月23日水曜日

小忘年会

12月22日。

 前日の節酒が功を奏し、早起きして7時までに多くの台所作業を済ますことが出来た。
約1.5kのさつまいもの皮むきから始まり「芋粥」、「さつまいもケーキ」、続けて「大根の皮のきんぴら」、夕飯のメインの「鶏肉とキャベツの和風トマト煮」。さらにべったら漬けの仕込み。

 午前中は庭いじり。

昼食は「もやし入りのオムレツ・中華風あんかけ」と「芋粥」。

 午後は弓道。この日は1時間半たっぷり巻き藁射ち。A先輩、O先輩のアドバイスによりだいぶ悪いくせを矯正できたようだ。最近参加したKさんが12kから8kに弓を変えたので、俺が12kを使えるようになった。10kでも弱いと感じてたんで、ようやく本来の引きの感覚がよみがえったようだ。
 A先輩がこちらの弓道会に移籍するよう盛んに勧めるんで返事に窮してるんだが、来年の春には結論を出すことを約束した。ちなみに1日あたりの料金はこちらのほうがずっと安くなる。

稽古を終えて、一旦帰宅してから土浦へ向かう。

 駅でリュックを受け取ってから、街へ出、酒場放浪。

1軒目は何回か利用した店。ここで「生牡蠣」、「しめ鯖」、「もつ煮」とケイのにぃにぃは「白子ポン酢」。これに生ビール。続いて奈良の酒「梅の宿」 の原酒で「かんぱちの刺身」。さらに燗酒で「かんぱちのかま焼き」。かんぱちのにおいが気になった以外の料理はまあまあ。
2軒目はスペイン風バル。ここでホットワインとポテトフライ。さらにシェリー酒でアップ。
両方の店に共通してるのは、やたら気取っていることで、酔ってなくても白々しい空気が伝わってくることだ。まあ、なれなれしいよりはましなんだが。田舎によくあるタイプなのかな?

 途中まで一緒に帰り、ケイのにぃにぃは忘年会へ、俺は直帰し、即ダウン。

2015年12月22日火曜日

正月の予行演習

12月21日。

 二日酔いである。5時の目覚ましで旅館を出、朝帰りである。まあだらだらしても仕方ないんで、それでも午前中はいつもどおりのことを終わらしてから病院へ出かけた。

 右ひざのふくらみも前回より小さくなり、溜まっている液を吸いながら、量も少なくなってきているとのことだった。デカドロンを注射しながら、ステロイド剤はあまり使いたくないようで、次回は2週間後(1月4日)に来院するよう言われた。来年は両膝とも完璧に治すぞう!やはり、走りたいし、スキーもやっぱりやりたい。まだあきらめるには早すぎるだろう。

 帰りはいつものように徒歩で、2.3軒のスーパーに寄りながら。最近どこのスーパーでも園芸コーナーがあり、ちょっとした花木や苗や種を置いてる。この日は「スナップエンドウ」と「パセリ」の色がきれいだったんで買った。少なくともパセリは野菜コーナーで買うより安い。

 第6の畝の一部を苗が植えられるようにして、これらを移植した。

昼食は「天ぷらうどん」。

 午後はどうにも体調がよくなかったんでちょっと横になりそのまま1時間くらい眠ったようだ。
起きてからDVD鑑賞。「愛の渇き」。三島由紀夫原作、蔵原惟善監督作品で主演は浅丘ルリ子である。三島作品の中でも傑作とする人が多いもので、自分の情念を抑えることに快感を持つゆがんだ女性を主人公にして、その異常ともいえる行動が引き起こす事件を描く。原作は読んでないが、この映画の構成や語りの導入の仕方やクレジットなど、ずいぶんとを意識して作ったんではないだろうか? その意識が出すぎちゃってつまんなかった。もっと自由に描いてたら風味の変わったドラマになったんじゃないだろうか。

 前日北千住で飲んでの帰り、リュックを忘れたことに気づき、飲み屋に電話したらないとのこと。で、ケイのにぃにぃに調べてもらいJR落し物センター?に電話してもらい、土浦駅で保管しているとのことで、受け取り期限が23日ということなんで、明日22日の夕方行くことにした。二人で行って、軽く1杯やってくることに即決定した。はやっ!

 夕食のメニューは「ごぼうとしいたけのハンバーグ」、「オクラ納豆」、「ねぎと豆腐の味噌汁」、「筑前煮」、「白菜の漬物」。
 食後、焼酎(100ml)のシークワーサー水割りをちびちびやりながらTV親父。
男優兄弟のベトナム北上列車旅行は中国国境近くの「サパ」という村の取材が面白かったな。続けて吉田さんの「酒場放浪記」の前半(小岩と千駄木)を観てからダウン。

2015年12月21日月曜日

忘年会事始とことの終わり

12月20日。

めちゃくちゃに寒い朝だった。9月初めの旅行以来半ズボンで通してきたが、この日は長ズボンに履き替えたくらいである。パソコンルームも12度。6時台の外気温はネットによればマイナスだそうだ。

 それでも早めに起きて台所作業。この日は午後から出かけ、帰宅が遅くなることが予想されてるんでメイン料理だけ作ることにした。「筑前煮」。

 近所のスーパーへ、ケイのにぃにぃとお一人様1点限り、99円税別の砂糖を買いに行った。年末砂糖の消費が多くなることが予想されるのはどの家でも同じようで、卵の特売の時よりも客が多いようだった。

 昼食はケイのにぃにぃ製作の「しょうが焼き・定食」、「減塩わかめスープ」。減塩スープは柚子としょうがなどで味を調えている。プロの技。

 午後からケイのところへ行き、しばらく時間つぶし、夕方から空手時代の知り合いの忘年会へ参加。3時間ビールを飲み続け、帰りの電車で芋焼酎の水割りを飲み続けて起きているはずだったのに、途中でダウンしちまって終点の土浦で目覚めた。で、のぼりがすでになくなっていて、タクシーで帰るよりは泊まったほうが安いんで、以前泊まったことのある駅近くの旅館で正式にダウン。1泊3900円なり。やれやれ。

2015年12月20日日曜日

真冬のマッカチン

12月19日。

 朝7時まで適用される深夜電力を有効利用するのは結構大変。夕方も5時からの第二段階料金適用から6時までに食事の支度するのも結構大変。これで前年対比で料金が下回ってなかったらいやになっちゃうよな。

 で、この日は炊飯器で米と一緒にさつまいもをふかし、マッシュして簡単「スゥィートポテト」製作。
朝からおやつの製作ってのも新鮮ではあるが、これも年金生活者の特権というべきか。

 午前中はしっかり庭いじり。高く積まれた土をほぐしながらふるい作業。現在作業している場所は30年もの間一度も何かを育てた場所でないばかりか、おそらく一度も掘り起こされたりしたことがないところに違いない。雑草(主に包丁草と呼ばれてるものでススキのこと) の根が多く、住宅に近いところでもあり、どくだみの根もかなり多く混じってきている。こいつも一度居つくと徹底排除がかなり難しい雑草である。ベトナム人のように常菜なら問題ないんだろうが、はびこり方もクローバー並みで、ほうっておくととんでもなくその勢力を拡大する。
 思ったより進行が遅いんで、年内の完成に黄色信号が出始めた。やれやれ。

昼食は「親戚丼?」。トラウトサーモンをあぶってほぐしたものと酒と醤油で合えたいくらの塩漬けをのっけたご飯。これにO谷園の「松茸のお吸い物。

 午後はちょっと離れたところの農産物市場「どきどきファーム」へケイのにぃにぃとでかけた。第三土曜日は「肉の日」と銘打った特売があり、今回鶏肉とラム肉が狙いである。
 が、目的のものはなく、野菜を何点か買っただけで、店内にあるショップでソフトクリームを食べてきた。
 帰り道、この夏アメリカザリガニを見つけたところへ、冬の様子を伺いに行った。小さな橋?の下には結構な数の子供がおり、成人?も一匹見っけた。順調に繁栄してるようである。ごみなんかも多くて、一見汚そうであるが水質はよさそうで「川しじみ」のようなものも見つけた。彼らにとっても住みやすい環境なんだろうな。
 30年以上前、こちらに越してきたころ、川でシジミをとったのを今でも覚えてる。現在でも生息を続けてるとしたら奇跡的なことなんじゃないだろうか。

 セブン系のスーパーでも醤油とか調味料の塩分チェックするのに寄ってみたら、現在ハウスワインとなってるチリ産赤ワイン「プードゥー」が2割引になってるんで店頭に出てる5本全部買ってきた。ラッキー!
 夕食製作の前に「ホットワイン」製作。神戸に行ったときに寄ったワイナリーで飲んだものを忘れずにいたんで、ネットでレシピを探して作ってみた。今回は複数のレシピで使用していた材料をすべて使ってのものだ。
 オレンジ              1個
 レモン                1個
 ローレル              1枚
 ブラックペッパー、クローブ    各4粒
 八角(スターアニス)        1個
 ナツメッグ              少々
 ジンジャー             今回は粉末を少々
 シナモンスティック          1本

 これらを一番安い赤ワインに加えて沸騰寸前まで煮詰めた後、1時間くらい放置して覚ましてから濾して完成。飲むときまた暖めて(レンジで熱燗モード)飲むんである。

夕食は「たこのアヒージョ」、「パプリカ・ツナディップ」、「さつまいもミルクスープ」。スープも朝7時前に作っておいたもの。これらに「バタール」、そして赤ワイン「プードゥー」。
 赤ワイン~ホットワインとちびちびやりながらTV親父。ホットワインがうまい!安ワイン、まずワインはすべてホットワインにしてのもぉっと。
 「孤独のグルメ・シーズン5」の最終回。今回は西巣鴨。近所の大正大学は奈良大学時代に科目習得試験でよく通ったが、そういえば飲食とは無縁だったけな。
 続けてDVDで「日本橋」。泉鏡花原作、和田夏十脚本、市川崑監督作品。芸者たちの葛藤と友情?は近年では宮尾登美子原作の映画化されたもの(題名が出てこない)の手本になってるんじゃないか?
 劇中3度ほど入るクレジットも斬新でいいね。狭い路地のセットも雰囲気がいいね。なにより淡島さん山本さんがいいね。それにしても二人が取り合う役の品川隆二ってこんなに美男子だったんだ。そういえばこのころの山城新吾や若山富三郎兄弟(弟はもちろん勝新)は美形(二枚目)として売り出してたんだっけ。
 日本橋で働いていたころ、ぶらついた狭い路地を思い出しながら鑑賞して感傷気分になってからダウン。

2015年12月19日土曜日

シーフードをめぐる冒険

12月18日。
 朝の語学講座に身が入らず、ついウインドウを開いてネットサーフィンしたりしているうちに、そっちに気が行ってしまうんで、昨日から講座を聞いている最中はモニターを消すことにした。これはいいアイデアだった。今週最後の2日間は真面目に聴いたぞ。
 
 高血圧対策の最重要点は「運動」である。で、現在膝が故障中(1年になる)なので、ランニングは到底無理で、やはりウォーキングということになる。で、近所の買い物はなるべく歩くように心がけているが、体内の代謝が活発になるのは30分後かららしいので、それ以内だと運動したことにならないわけだ。ランニングも同じで、確か15分後あたりから代謝が始まることと記憶してる。
 で、早速午前中の買い物は2.3軒のスーパーを回ることで30分以上1時間未満歩いた。早歩きでもう少し気温が高ければうっすら汗ばむ程度の運動になるな。

 午前中は庭いじり。小松菜の第1回目の間引きの残りの部分を終えた。中にはかなり大きくなったものもあった。そのはずで最初に間引きした場所ではもう葉が重なるものも出てきている。来週には第2回目の間引きをしなければならないだろうな。

 昼食はケイのにぃにぃの製作した「かに(かに缶)炒飯」、頂き物の「小龍包」、「肉まん」。

 午後も3時まで庭いじり。第6の畝のふるい作業。もう一息だ。第7の畝よ、待ってろよ。

 ケイのにぃにぃは高血圧対策ならびにみんなの健康食生活推進のために調味料から見直す作業に入った。そこで普段使っている調味料の塩分含有量をメーカーごと、商品ごとに比較して、今後のアイテムを変えてゆくために、近所の4軒のスーパーを調査することになった。まずはレンタルビデオやに隣接するその1軒目に行った。
 醤油、マヨネーズ、この日も使用したケチャップなど。結果については俺が比較表を作成し記入した。

 夕食はケイのにぃにぃの「エビチリ」。「きょうの料理」と「ためしてガッテン」からのレシピによるものだそうだ。ものホンの海老である。18匹780円税別。
 俺のほうはといえば「白菜のクリーム煮(ホタテ貝柱缶)」と「ポテチ・スープ」という感嘆レシピによるもので、いかにも好対照である。
 塩分注意ということでポテトチップの成分表をみたら0.5gだった。意外と少ないんで驚いた。あんなにしょっぱいのに。白菜のクリーム煮の塩もカットした。缶詰の汁も使用するんで、要らないだろうと判断したからである。結果は良好。
 何よりもエビチリがうまかったな。予算が浮いたら海老料理尽くし、やってみたいなぁ。

この日も規定量の焼酎のシークワーサー水割りをちびちびやりながらTV親父。太田さんの旅番組の後、借りてきたDVDのうちの1枚を鑑賞した。「コーヒーをめぐる冒険」。ドイツ映画。J・ジャーナッシュの「コーヒー&シガレッツ」を思い出したな。この主人公、やたら酒飲むし、タバコは吸うは、コーヒーを飲みたがる、いわゆる何とか依存症なんだろうな。その主人公のついてない一日が描かれる。やさしい心を持ってるんだろうが他人の歯車とかみ合わすことが出来ない現代人特有といわれるコミュニケーション力の欠如によるやるせなさがうまく出ている。白黒の画面も悪くないし、BGMのジャズもいい。一日の流れがある「コーヒー&シガレッツ」ってところかな?

 野坂さんのエッセイをぱらぱら読む。文壇の出来事に関わる自分を書いているんだが、筆調がまるで「ツゥィート」みたいのが延々と続くんで、興味ある名詞が出てくるところだけ抜粋して読んだ。つくづく純粋な人なんだな、という印象を受けた。

2015年12月18日金曜日

第1回生活改善計画会議

12月17日。

お昼過ぎに歯医者。この日、血圧に異常がなければ抜歯ングの予定(今回3度目)だったんで、昼飯を早めに食ってでかけた。
 3度計測した血圧は160-110というちょっとどころか相当やばい数値だったんで、前歯の残った歯の治療のみで終わった。前歯は2本の根を抜かないと義歯とブリッジの製作に入れないそうである。血圧が安定するまで、それまでに出来る治療をするので、循環器系の治療を勧められた。
 で、帰宅してしばらくして計測すると140-90台なんである。体調も悪かったからなあ。前夜はよく寝られなかったし、頭痛は治まったものの何となくはっきりしない状態も影響してたんじゃないだろうか?

 気を取り直して午後は弓道の稽古。おとといと同じく、S先生、H先生、A先輩に指導してもらい巻き藁で1時間練習した。だいぶ慣れてきたところで、H先生から座射の作法を習った。荒川で習っていたのとちょっと違うんだが、質問したりすると座ってる時間が長くなるんで、素直に従って教えを受けた。当初、膝の故障を理由に断るところだったんだが、試しにやってみたら痛みがまるで出なかったんで、そのままやり終えてから立射に移った。とんでもない(飛んだんだが)ところに一矢以外の7本はほぼ的近く、内3本が当った。
 チェックポイントは、手の内、第三、引き分け、離れ時の妻手(右手)の4点。これが巻き藁ではなく行射で出来るようになればしめたものである。

 夕食は「牛肉とパプリカ&もやしのナンプラーカレー炒め」、「さつまいもとりんごのサラダ」、「小松菜(間引きもの)とベーコンのスープ」、「納豆」、「白菜の漬物」。
 さつまいもは米と一緒に炊いたものを使おうと考えていたが、熱を冷ますには時間的に無理と判断し、単なる「りんご・レーズンのヨーグルトサラダ」にスィッチ。

 食事中、「塩分摂取」の話題で盛り上がった。毎晩のように飲んでいるベルギー産発泡酒「ベルモルト」にナトリウムが何パーセントか含まれていることが判明した。それ以前に飲んでいた「淡麗」はゼロだった。で、定番発泡酒は「淡麗」に戻ることになった。
 俺の今後の「高血圧対策」は当分の間酒を自粛し、運動(最近汗を流すことがない)を生活に取り入れようというものだ。食事についてはほぼ健康体の者と同居してるので、必要以上の減塩食はQOLに関わってくることなので、見直すようなことはしたくない。明らかに塩分がばかばかしいほど多く含有してるもので、それなしでもいいものは省いてもいいとは思うが、毎日摂取するものでなければそれにもQOLが関わってくるかもしれないな。なんせ食うことしか楽しみがない老人って俺そのものなんだからな。
 で、この日は「ベルモルト」から途中で「淡麗」に換えて1缶~焼酎のシークワーサー水割りをいつもの半分以下(焼酎100mlが限度量らしいっす。ぷぷ~♪)をちびちびやりながらの「高血圧対策」論議のあと、ダウン。ねむぅ。

2015年12月17日木曜日

年末騒動記 プロローグ

12月16日。

 毎週恒例の水周りの掃除。このところ台所では漂白剤を使用すようになった。排水口周辺や水切りザルなどの細かいカビは、こまめにブラシなどでこすってもきれいに落ちないことがわかったからである。一番安いキッチン用のブリーチをカビキラーもどきのスプレー容器に詰め替えて、半泡状にして吹きかけている。シンク内、まな板も同様にしている。
 水を汚すことになるんでなるべく最小限にとどめたいとは思ってるんだが.....。

 この日の買い物で正月用に買うものの相場をほぼ調べ上げた。今年はおせちは作らず、義母が望むものだけ作ることにした。「数の子」、「野菜の煮物」、「お汁粉?」などなど。まあ毎日台所に立つし、店もほぼ休みなしで開いてるわけだから、食べたくなったときに作ればいいだけのことである。季節感がなくなったわけではなく、大騒ぎしてかまえたものを作って、残して廃棄することを考えれば、この方が経済的にも環境にもいいわけである。
 暇をもてあましてる老人が作り置きなんかして台所をサボったりすると、かえって体調崩したりしそうだから毎日台所に立つほうがいいんである。

 昼食はまたもや「そば飯」。今回はケイのにぃにぃのオリジナル味付けで「塩そば飯」。うまい。

午後に入ってずっと頭痛。横になったりしたが一向によくならず、結局頭痛薬代わりに「早めの」風邪薬を服用してようやく回復して来た。やれやれ。

夕食は「大根の皮のきんぴら」、「白菜の漬物」、「小松菜(間引きしたもの)の味噌汁」、「やりいかの八宝菜」、「さつまいもの黒ごま和え」。
 この日はNADであるが、ケイのにぃにぃが買って来た「ノンアルコールビール(NAB)」を飲む。が、ビールらしきものは最初の1缶だけで、その後に供されたのは麦入りのジュース?みたいなものだった。これらはジュースとして飲むべきもので、食事中にはどうも、って感じだったな。

 体調がよくないんで、片付けた後しばらく本を読んでたが、眠気を催す前に横になったほうが良いと判断し、早めにベッドの上に移動した。が、それからが大変だった。
 直前まで飲んでたジャスミン茶の影響なのか、それとも食事中に飲んだNABやジュースのせいなのかわからないが、頻繁に尿意を催して寝るどころの騒ぎではなかったんである。
 30分から1時間ごとにトイレに行く始末で、それでもその間は眠ったんだか、起きてたんだか判別がつかないような状態だった。
 で、さらに胃が痛み出したんである。胃炎と同じ症状で、こういうときは迷わず「コランチル」で対応していると決めてるんで早々に服用したところ、症状はすぐ治まったからいいようなものの結局朝4時半には、頭がすっきりしないまま起きてしまった。やれやれ。

2015年12月16日水曜日

射ち納めのための稽古

12月15日。

 午前中、徒歩で郵便局から図書館、そして帰り道、スーパーで買い物。
今回返した本は市川崑に関するものと角川映画の変遷を記録したものの2冊で、今後の映画鑑賞に役に立つはずだ。 借りてきた本は先日亡くなった野坂昭如さんのエッセイと加藤秀俊さんのメディアに関する社会学というちょっとかための本。たまには勉強しなきゃね。
 帰宅後、少し庭いじり。15分くらいの掘り起こしでまたまた幼虫が10匹以上出てきた。全員スズメさんのおやつになってもらう。

 昼食はケイのにぃにぃの「???」。白いんげん豆とベーコンをトマトソースで煮たもの。すごくおいしくてトーストがよく合う。

 午後は久しぶりに弓道の稽古に出かけた。膝が故障中なんで座射はせず、もっぱら巻き藁射ちをし、先輩や先生のアドバイスをいただいた。相変わらずS先生は優しい。が、相変わらず俺のへたくそ加減は一向に改善される兆しが見えてこない。やれやれ。
 声がけがあり、 忘年会に参加することになった。道場に来る道すがらにある店なんで都合もよかった。飲み会がほとんどなくなった昨今、貴重な会となった。

 夕食は「肉詰めピーマン・味噌風味」、「わかめとジャガイモのスープ」、「白菜の漬物」。

食後、焼酎のシークワーサー水割り~日本酒をちびちびやりながら、CDを聴いた。うまい酒を飲んだ翌日は酒の違いがはっきりわかる。この日、いつもの酒(純米酒)がつくづくまずく感じるんである。ちょっと純米酒にこだわりすぎて、だんだん価格重視に移行していったからな。もうちょっとうまい酒をワインと同じように探すようにしてゆくことにした。
 それでも2合ほど飲んでダウン。

 

 

2015年12月15日火曜日

老いらくの「濃い」酒

12月14日。

朝一番で病院。先週の「デカドロン」注射が効果あったようで膝のふくらみが以前より小さくなったことから、溜まった液を抜き取った後、注射することでさらなる効果を期待することになった。

病院から自宅まで歩くことにして、途中スーパー2軒寄った。「生秋刀魚」を探したが、あったのは解凍ものだった。12月にはいるといっせいに生秋刀魚は姿を消した。冷凍してから刺身で食ったのは結局1回限りだったな。ケイのにぃにぃは「なめろう」で食べたかったようだが来年のお楽しみということになった。

昼食は「芋粥」。

午後少し庭作業。小松菜の間引きとミントの摘み取り。「ミントティー」にしていただいた。 実に鮮やかな色が出るんでちょっとびっくり。小松菜は3分の2まで第一回目の間引きを終えたが、今回は前回よりさらに多い量だった。
 掘り起こし作業も30分程度行ったが腰が痛くなったんで早々に引き上げた。が、その間に20匹のコガネムシの幼虫を捕獲した。

 夕食は「さつまいもと豚挽き肉の和風カレー煮」。オリジナルレシピは里芋である。おおむね好評だった。「人参のクリームチーズサラダ」。これだけの予定がサプライズの贈り物が届いたことによって2品追加。「納豆」、「湯豆腐」の2品である。
 ケイから越後湯沢の大吟醸酒が送られてきたんである。大吟醸はおろか吟醸酒でさえなかなか飲めない年金生活者としては、まさしく垂涎もんである。もちろん冷やでいただく。

 食後、湯豆腐で大吟醸酒をちびちびやりながら映画鑑賞。「ハスラー2」。一度観たことがあり、T・クルーズの青さを強調した演技がいやで、P・ニューマンの演技に着目できず、どちらかというと「ハスラー」の印象が強くてあまり好みの作品ではなかった。が、今回くそCMだらけの、カットやり放題の劣悪な環境での鑑賞で、印象がだいぶ変わったな。P・ニューマン演ずる「エディ」の描き方が実によいのである。順調に老いてゆく姿とそれに逆らって往年の力を取り戻そうとする姿が成功と挫折を生む。アカデミー賞はお情けものかと思っていたが、今回それを取り消すことにした。同年ノミネートされた面々を見ても妥当かな、と。D・ゴードンもよかったけどね。
 B・バカラックを聞きながら残りの大吟醸酒「ゆきくら」を飲み干す。 雪の中で貯蔵された酒で17度と強い。これをリキュールグラスでしゃれおつスタイルで飲んだ。酔った。ダウン。

2015年12月14日月曜日

火に手を焼いた日

12月13日。

江戸時代、この日は「すすはらい」としたらしい。もちろん旧暦ではあるが、当初は20日だったのを将軍家光がお亡くなりになってから1週間早めたとのこと。
 で、いまどきすすはらいはないな、と思ってたら、浴室と洗面所の間にある戸の通風孔にほこりがたまってたのを発見しちまったんで歯ブラシで取り除いたんで、これを「すすはらい」とした。

 午前中は「べったら漬け」の本漬けと燻製の第三段階の実施。スモークである。で、結果はまたもや失敗だったんである。
 初回では第一段階の「水抜き」が不徹底だったことによるもの。2回目では第二段階の「塩抜き」の不徹底だったことによるもの。そして三度目の正直になる予定だった今回は第三段階でのミスによっての失敗だった。
 ここまで順調に来たんで気が緩んだかもしれない。点火もうまくいき順調に温度も上がり、安定したと思い、部屋でDVD鑑賞していたのがまずかった。ちょっと気になって窓から状況を確認したときに煙が多いんで見に行ったら、中から「ジュウジュウ」って音がしてるじゃないか。温度を見たら90度まで上がってるんで、あわてて天井の部分を開けたらこげるところまではいってなかたものの、明らかに急に温度が上がったせいで焼肉になっちまったんである。
 皮の部分が堅くなり、しかもじっくり油を落とせなかったことから、肩ロースでありながらばら肉並みに油が残ってしまった。
 悔しいんで年内4度目の製作を決定した。蛇足だが観ていたDVD のタイトルは「野火」。やれやれ。

 午後は火種を絶やさず残ったスモークウッドで「6Pチーズ」と「ゆで卵」の燻製を作った。燻製の間、近くにある「アップルミント」の剪定がてら先端のきれいな葉を摘んだ。カクテルか茶にするつもり。古いランナーを切り取って、更新を促すことによって毎年コンスタントに採取できるそうである。

 夕方まで二本目の市川崑監督作品を鑑賞。「炎上」。

「野火」は大岡昌平原作で和田夏十さんによって大きく改作されている。フィリピン戦線でひたすら迷走する日本軍と生きるために狂人化してゆく兵隊の行為を描く。 船越英二さん演ずる主人公は最後まで人肉を食わない(食えない?)。が、死ぬ。主人公に人肉を食わさぬよう変更した意図が気になった。俺は、この絶望的な状況でそんなことはどうでもいいんじゃないかと思ったが、主人公だけは最後まで理性を失わせたくなかったんじゃないだろうか?映画という娯楽では完全なる絶望的な状況は描くべきではないとか?船越さんの怪演は見もの。

「炎上」はこれも当時大きな話題を集めたそうである 。「野火」の前年公開の三島由紀夫原作(「金閣寺」)、和田さん脚本。これは主人公を正攻法で描いたら難解な作品になってたろうな。挫折してゆく見習い?僧がすべての憎しみのはけ口を自分の愛する父親が愛してやまなかった建設物を壊すことに求めた。脇が名演ぞろいなんで雷蔵さんの存在が薄くなりそうでひやひやしながら観た。
 鴈治郎や仲代達也、北村谷栄などの演技は素晴らしい。特に鴈治郎さんがいい。川島監督が「雁の寺」で鴈治郎さん使ったのは絶対この作品の影響だろうな。
 のりに乗ってた(燃えてた?)ころの作品の二本立てはどちらも100分以内のものだったけど疲れた。この次はもうちょっと軽いものにしよう。

 夕食は「キャベツとひき肉の重ね煮」、「エリンギとかまぼこのポン酢炒め」、「大根の味噌汁」、「白菜の漬物」。
 食後、ワインをちびちびやりながらTV親父。「もやサマ」と「高田純次の旅番組」を半分観たところでダウン。

2015年12月13日日曜日

十二月の狂詩曲

12月12日。

前日の雨で庭はぬかるんでおり、掘り返し作業にはうってつけだ。もっともスコップは入れやすいが、持ち上げるのが濡れた土が重くなって難儀する。しかも土がくっついてスコップ離れしないときている。それでも、第6の畝のふるい作業が出来ないんで第7の畝の掘り起こし作業を敢行した。

 大成長したローズマリーの移植。半匍匐性でかなり拡大しており、これだけ大きくなるとこの庭ではバランスが取れないんで今回ふたつに株分けして庭のかどに移動させた。
 ローズマリーが去った跡地には「アメジストセージ」を鉢植えから移植した。それでも空いているところには来年「チェリーセージ」を植えつける予定である。
 その他鉢植えの「ラバンディンラベンダー」も移植した。69円税込みのハーブたちが順調に育ってくれるのを楽しみにしてる。

 第7の畝には問題がある。それは「肉桂」の根と、「りんご」の株と根である。りんごの木は去年切り落としたものだが、今回ちょっと掘ってみたがびくともしなさそうだった。で、しばらく掘り続けてみてその原因が判明した。肉桂の根が1m以上伸びてりんごの根を絡めて、さらに伸びて横とたてに根別れして根付いていたんである。
 現在の肉桂は去年株を残して切った5m以上あったもので、その後から新芽が出て2mちかく伸びているが、残された根は四方八方に伸びていて、3m周辺で掘り返していると肉桂の香りがしたりするくらいなんである。
 根を二本のこぎりで切り落として、やっとりんごの木の引き抜き作業が進展した。肉桂の根の周囲も掘り起こして整備したら、匍匐性のハーブの移植にちょうどいいくらいのスペースが出来た。
 鉢植えの「クリーピングタイム」の移転先が決まった。

 昼食は朝作っておいた「さつまいも粥」と「白菜の漬物」。

午後も庭作業。日差しが強く うっすら汗をかいた。久しぶりの汗だったな。

作業を終えてから、筋肉痛になりそうだったんでストレッチした。身体が堅くなってきているのを実感したな。運動不足ってことでストレッチもやってこなかったからな。
 腕立て、腹筋、背筋もやったが、腕立ては30回でダウン。残りも50回づつでへばった。やばっ。

夕食はケイのにぃにぃのワンマンショー。「チキンステーキ・温野菜添え」、「コンソメスープ」、「たまねぎのまるごとグリル」。ブラジル産の鶏もも肉がこんなにうまいとは!この日買ってきたミディアムのスペイン産ワインがよく合う。
 で、そのワインから逆に焼酎の柚子水割りをちびちびやりながらTV親父。「孤独のグルメ」。五郎ちゃんなら「ブルスケッタ」で驚くかい?
 続けて「黒澤明」のドキュメンタリーの最終回。興行的失敗作「どですかでん」をもう一度観てみようかな?順調?に「赤ひげ」までヒット作を出してきた黒澤監督が興行成績を気にし始めたところからいい作品ないよな。「デルスウザーラ」は映像がよかっただけだし、「影武者」は主題自体が面白くないし、「乱」は「蜘蛛巣城」をこえられなかった。「八月の...」、「夢」もひとりよがり。「まあだだよ」も感動を呼ぶ出来では決してなかった。ドキュメンタリーでは娘さんが必死に擁護していたが、佐藤忠男さんあたりもその点を鋭く突いていたな。
 やはり「赤ひげ」までかな。時代も。

 その後「ジゴロ・イン・ニューヨーク」。W・アレンの共演、コーエン作品でおなじみのJ・タトゥーロ脚本・監督・主演作品。昨夜に引き続きブルックリンの風景をおがむことになる。秋のニューヨークも景色がいいところがあるね。行ってみたいとは思わないけど。そういえば「オウタム・イン・ニューヨーク」なんて映画もあったっけ。 「ラプソディー・イン・ブルー」が合いそうだが、この作品のBGMのジャズもよい。が、それだけで気持ちがよくなったわけではないが途中でダウン。

2015年12月12日土曜日

デジタル革命、なるか?

12月11日。

 予報通り朝から雨だったんで、予定していたデジカメの取説を読みながら操作法を覚えることにした。6年前に買ったものだが、それでも多機能で使いこなせるようになるまでカメラの寿命とおれの寿命、どちらがもつやら。

DVD鑑賞。「十人の黒い女」。和田夏十脚本、市川崑監督作品。オリジナルは苦手、という和田さんの謙遜の言葉を単なる謙遜と受け取れる非常に面白い作品である。主要人物は男1名、女5名で、それぞれの台詞も当時としては機知に富んでて絶賛されただろうな。
 終盤での一人の女にかこわれてしまう男の有様は、当時流行していた実存主義の雰囲気があり、この脚本を基に演劇化されたこともうなずける。
 それにしても船越英二のひょろひょろした主人公の演技は絶品だね。大映のトップスターであっただけでなく、TVでも「時間ですよ」の銭湯の親父役の印象が強く残ってる。小津さんと同じ生没同日だったということだ。
 宮城マリ子がお化けになって出てきたり、山本富士子と船越さんのやりとりなど見所満載。

 昼食は「アサリと白菜の焼きそば」。白菜消化の定番だが、アサリ缶はケイのにぃにぃの希望で次回から当家不扱いとなった。生臭いんだそうである。

これも予報通り、午後は早いうちから晴れたんで買い物に出かけた。

 夕方は「きゅうりのピクルス」の本漬け。「べったら漬け」の仮漬け。失敗した「塩卵(シエンタン)」をゆで卵にした。レシピを再確認して、ネットとも付け合せにしてみたが、失敗した理由がとうとうわからずじまいだった。ふかしたさつまいも入りの「ぜんざい」製作。

 夕食は「秋刀魚の開き」、「なめこと豆腐の味噌汁」、「もやしとザー菜の和え物」。

食後、焼酎のゆず水割り~日本酒をちびちびやりながらTV親父。「入りにくい居酒屋・NY、ブルックリン」。料理にやたらタイムを加えてるのが気になった。まさに「ニューヨーク・タイムス」。
 続けてDVD鑑賞。ケイのにぃにぃの選択した「オープンウォーター・2」。「1」ももちろん観たことがなく、知識として「ジョーズ」のようなものだと思ってたので、まず俺が観ない分野の作品である。
 まあ、思ってたほどのゲテモノではないのは実話をもとにしてるからかもしれない。海は怖いよなあ。それでも行きたいよなあ。

早くに終わったんで、そのまま「ホームアローン」がTVでやってるのをぼんやりながめてたが、それもすぐにやめて、無音状態でちびちびやってたらいつの間にかダウンしてた。

2015年12月11日金曜日

太陽にほえたい?

12月10日。

今週に入ってからずっと調子悪い。そううつならうつの状態ってところだろうか?何となくいろんなことが面倒になるたびにうつ病になってたら、世の精神科はあふれかえっちまうだろうな。
 で、今週はラジオ講座はさぼり、この日も弓道に行くつもりが何となくやめてしまった。さつもいも消化のお菓子作りもなかなか始まらない。まあいいか。

 野坂昭如さんが亡くなった。ぎりぎりまで作家活動をしていたというから、脳梗塞かなんかで倒れてからも精力的な姿勢を貫き通したんだな。「戦後」を忘れさせない作家がまた一人亡くなった。合掌。
 この日はブログをつけながらYOUTUBEでA・スチュワートやB・スギャッグスを聴いた。ちょっとサーフィンしてたら、A・スチュワートのコメントがあった。ヒット曲のひとつである「タイム・パーッセージ」は好きな曲ではないそうである。というより嫌ってたな。俺はこの曲が「猫年」を歌ったヒット曲よりも好きなんだが、ちょっと意外な印象を受けたな。そういえばW・アレンの作品で「マンハッタン」が一番好きなんだが、これも本人は気に入らないというインタビューを読んだことがある。
 B・スギャックスの画像があって、これが城島(TOKIO)さんと高田純次を合わせた顔にそっくりなんでびっくりした。本当にそっくりである。

 午前中は庭いじり。第6の畝のふるい作業と小松菜の第1回目の間引き。
これで約3分の1の面積を間引きしたときにとれたものである。肉厚だがくせがなく生食もオーケーである。
 午後はケイのにぃにぃとキウイの棚の点検と修理。俺はのこぎりで剪定もした。勢いの差がはっきりしており、今年初めに続き今回も大胆に切り落とした。枝が伸びてゆく方向も定め、枝先を強制的にそちらに向かわせるよう固定した。
庭で見つけたかえる。写真とろうとして追いかけたら駐車場に飛び出したんで、この後庭に連れ帰った。定住して欲しいものだが.......。

 夕食は「白菜のボルシチ風」。白菜消化の定番。「和風コールスロー」。柚子胡椒がないので、柚子の皮をおろして加え、辛くするのはあきらめた。

 食後、焼酎のシークワーサー水割り~日本酒をちびちびやりながらTV親父。録画した吹き替え版のCMめちゃ入りの「エデンの東」。これも先日観た「レジェンド・オブ・フォール」の影響である。ここからもぱくっていたのは明瞭であることがわかる。J・ディーンとR・マッセィ(父親役)が対立する部屋のシーンでカメラを斜めに取った場面が2回出てくるが、その意図が理解できない。今回三度目で最後に観たのは30年以上前だと思うが、そのときにも感じたことである。で、検索したら多くの人が親子の関係の不安定さを表現していると感じているそうだ。そうなのかな?俺はこの撮影のために名作との評価を下げちまっていると思ってるんだがな。
 二本目は「それでも愛してる」。うつ病のM・ギブソンが腹話術人形によって救われるが、自分をのっとられてしまうというばかばかしい作品をJ・フォスターが監督・共演したもの。これに長男のロマンスを絡めるんだが、そもそもこの脚本を映像化しようとしたところから間違いなわけで、最後までどうにもしまらない。人形でうつ病がなおるんだったら、世の精神科はトイザラスに移転したほうがよい。
 三本目は「処刑の部屋」。石原慎太郎原作、和田夏十脚本、市川崑監督作品。いわゆる太陽族と呼ばれた知性派(高学歴)不良の生態を描いた一連物の1作。それでもやはり日活系とは雰囲気が違う。体制に迎合せずに自ら私刑を受ける主人公の行動は、多分原作のイメージにかなり強いんじゃないだろうか? 主人公が全編通してほえ続けるんでちょっと疲れた。で、ダウン。

 

2015年12月10日木曜日

再挑戦

12月9日。

またもや、か。政府はどれだけ車作ってる会社から金もらってんの?癒着丸見えじゃん。
しかも、今回はその会社にも格差をつけようとしていて、これだって金次第でどっちにも転ぶことが出来るような税制じゃないか。「脱」車社会なんて夢また夢。自転車レーンなんて俺が生きてる間はおろか、日本じゃ実現不可だよなあ。
 推奨する排気ガスゼロの電気自動車の動力源の拡大のために新たに原発さえ作っちゃうんじゃなかろか。このろくでもない日本の素晴らしい税制にはさすがのジョーンズもあきれてるんじゃないか?
 
 朝の作業は「白菜の漬物第2弾」の準備。洗ってから天日干し。三度目となる「ベーコン」の第2行程はピチットシートを外して、これは陰干し。今回気がついたんだが、買ってきたときの重量を正確に記録して、水抜きをした後の重量と比較すりゃいいんじゃないか、と。どれだけ水分を飛ばしたかなんて肉の表面だけ見たってわからないもんな。
 きゅうりのピクルスが予想より出来がよかったんで追っかけ第2弾のための塩漬け。

 午前中は第6畝のふるい作業。この日もやたらにコガネムシの幼虫が出てきた。で、先日までの幼虫はきれいになくなっていたんで、多分スズメさんが食べてくれたんだろうと思ったが、夕方様子を伺うように何羽か来ていたんで多分間違いないだろう。


午後もふるい作業。

夕方、ケイからのクリスマスプレゼント?が届いた。ブランド物の靴下3足。いいね!でもこちらはプレゼントを考えてなかったんだよな。まさか、この靴下にプレゼントを入れて返すのもしゃれにならないしな。まだ2週間あるから、まあいいか。

夕食は「ゆで鶏」。鶏胸肉料理を特集した国営テレビ番組のテキストからのレシピだが、いまのところここからのレシピで作った料理に大きなはずれがない。たいしたものである。
 「大根・かにかまサラダ」。好評は得られない大根消化のレシピ。「キャベツの味噌汁」。これも右に同じ。

 食後、焼酎のゆず水割り~チリ産赤ワイン「プードゥー」~日本酒をちびちびやりながらTV親父。
黒澤明関連のドキュメンタリー~きょうの料理~太田さんの旅番組(この日は門前仲町)。
 ああ、越中島に行きたくなったな、と思いながらダウン。

2015年12月9日水曜日

第4のカード

12月8日。
この日は朝からJ・レノンが聞ける日でもある。あの日の関東は曇ってて寒かったのを思い出す。
で、この日も寒く風もあったが、隣の町にあるイトーヨーカドーへ行った。
 「セブン」嫌いの俺だが、やはり世の流れには逆らえない?というわけでもないが低所得者層にいるものとして、少しでも(1円でも2円でも)生活費を切り詰めるためには現在流行しているポイント制度を使いこなすのも策のうちだと考えるようになったからだ。
 Tカード、PONTAカードに続いて、こうしたポイントカードは3枚目となる。SUICAもポイントがつくから、これも入れると4枚目か。財布の紙入れの部分は相変わらず薄いが、カード入れの部分だけますます厚くなってゆく。

 自宅からその店舗まで自転車でたっぷり30分はかかったかな。手続きを終えてから、店内をぶらつき、近所にあって最近よく利用する、同じ系列の「ヨークベニマル」と価格の比較をしてみた。
 チリ産ワイン「アパルカ」はイトーが598円税別、ヨークが498円税別、ハウOバーモントカレーはイトーが198円税別、ヨークは228円税別とばらばらで一概にどちらが高いだの安いだのと判断できない。さらにイトーでは8のつく日は先ほどのカードで買い物すれば5%安くなるが、ヨークでは実施されてない。共通なのはシニア割引(60歳以上の特典つきカード使用)があるということ。
 まあネットで価格調査が出来る昨今だし、時間だけはしっかりある無職低所得層としてはじっくり安いものを探せばいいだけの話なんである。

 午前中にベーコン用の塩漬け肉の塩抜き開始。前回3時間やってもしょっぱかったんで、今回は5.6時間流水で実施した。
 1か月前に漬けた「塩卵」が完成した(はずだ)。が、この日はケイのにぃにぃが人間ドック入りしたんで、前倒しNADになったんで取り出さないことにした。バリウムを飲んだので、酒が入ると便秘を助長してしまう恐れがあるからなんだが、「塩卵」なんてまさにビールが欲しくなるような食材だもんな。で、1日延期。

夕食も酒が飲みたくなるようなメニューを避け、「ごく普通の日本の(インスタント)カレー」、「りんご・バナナ・マンゴー(缶)のフルーツサラダ」、自家製「きゅうりのピクルス」。

 この日は日曜日録画しておいた「鉄腕ダッシュ」鑑賞。続けて俺は映画鑑賞。「ラストターゲット」。
J・クルーニー主演作品。評価が割れるかな?俺としては、フランス映画「サムライ」を想起させるフイルム・ノワール(暗黒映画)に通じるものを感じさせ、台詞の少なさや登場人物を絞った脚本もいい出来だと思う。ただ、蝶が好きな主人公の性格や嗜好は十分描ききれているとは言いがたい。
「バタフライはフリー」という結果に走る、という暗示なのかな?こうしたサスペンスに蝶が出てくると日本の「狙撃」を思い出すなぁ。
 それにしても原題が「The American」なんだけどぉ、邦題の「ラスト.....」のほうが内容に合っているような気がする珍しいケースなんじゃないかとも思った。

2015年12月8日火曜日

膝の上のたんこぶ(のその後)

12月7日。

 朝一番で病院。先週のMRIの結果を聞くためである。骨などに異常はなく、当初の検診結果と同様で「かつまくほうえん」ということであった。
 この日はたまった「かつまくえき」を抜いてから炎症止め薬を注射してもらった。これで来週までに症状が緩和しなければ手術ということになりそうである。最初から痛みがないからどうでもいいんだけど、やはり見た目がなあ.....。
 天気が良かったんで病院から自宅まで40分近くかけて歩いた。運動不足解消である。毎朝の腰痛膝痛体操と四つんばい体操だけだと何となく足らないような気がするんでなるべく徒歩を取り入れるようにしているが、やっぱ全身運動が足んないようなあ。

 途中で買った「焼きそば麺(だと思った)」で「そば飯」を作ろうと思った。材料もほとんどそろってるし、もやしなども加えてオリジナル「そば飯」作る気満々だったのが、袋を開けるとき気がついた。焼きそば麺だと思って買ったものは「生中華麺」だったんである。
 再度メニューとして作り始めてしまった「中華スープ」を急遽「ラーメンスープ」にチェンジして量などを増やし、ご飯は「炒飯」にした。やれやれ。
 ググッたら焼きそば麺と中華麺は製造法が違い、焼きそば麺はラーメンにはまったくむいていないが、逆は返って違う食感でおいしく食べられるとのこと。かためにゆでるのがコツだとか。予備知識があれば予定通り作れたんだが、残念でした。

 夕方、歯医者。治療が済んだ後、血圧計測したらまだ高かったんで抜歯は10日後となった。抜歯を終えないと次にかかることが出来ないらしく、前歯は外れたまんまとなる。まあ、本人は慣れたからいいだけどね。やはり見た目がなあ.....。

 夕食は「ぶり大根」。味薄めでいちょう切りにしなかった皮付き大根はよく煮えてなかった。ほぼ、失敗だが、約倍量あるんでお楽しみは翌日ということになった。「厚揚げの甘辛煮」、「きのこ汁」、「白菜の漬物」、頂き物の「大根の漬物」はちょっと苦かった。

 焼酎の柚子水割り~日本酒をちびちびやりながら映画鑑賞。「リバーランズスルーイット」。3.4回目?最初見たときから自分の視点が変わったことに気がついたのは前回だった。ナレーションが兄を演じる役者だったんで、どうしても兄の視点になりがちだったのが、父親の視点で観るようになったのはやはり高齢化したということだろうか。
 最後の場面はやはりやりきれない。子供を失う親には絶対なりたくないものだ。前回は涙が止まらなかったんで、今回はケイのにぃにぃと観てることもあり、終盤はトイレにいってするーした。やれやれ。
 ひとの親だったら、この作品から得る 教訓は、子供が悪の道に入る兆候が見えたら親はなんとしても引き止めるには手段を選ばないということだ。
 作品としてはナレーションが多すぎてどうしても解説調になってるのが惜しい。それにしても撮影がいいね。河でビールが冷えるまでつりするなんて贅沢なシーンが得にいい。
 この作品を観ると「レジェンドオブフォール」がぱくっていたことがよ~くわかる。当時話題になったが、B・ピットのちょっとした表情がR・レッドフォードにそっくりなことを今回再確認した。
 
 

2015年12月7日月曜日

縮む人

12月6日。
 朝のうちに少し庭いじり。第6の畝のふるい作業。
 台所では「きゅうりのピクルスの本漬け」と「チキンクリームシチュー」製作。

 この日は東京は池袋でレンタルスーツのサイズ合わせをした。2度目のモーニングである。
2008年のデータが残っていて、当時のサイズは6Aだったのが、試着したらウエストがだぶついていて丈もだいぶ余ったんで5Aに着替えたらぴったりだった。つまり7年でひとまわり縮んだことになるわけである。10年以上前に身長が3センチ低くなって短で驚いたことがあるが、二度目の驚きであった。そうかあ、順調に経年変化がすすんでいるんだなあ、と感心もしてる。
 その割には体重は2kしか落ちてないのは不満だな。縮んでいるのに体重が落ちないから膝に負担が来てるんじゃないんだろうか?体重は自然には落ちないようである。

 定食やで遅めの昼食をとってから、東口近くの家電量販店で酒類をチェック。そこから北口 へ移動し中国人後用達の食料品店でちょっぴり買い物した。52度の白酒のポケット瓶、豆粥の黒糖版、中国産の腐乳。腐乳はいつも台湾産を買っていたんだが、410円に上がっており、中国産が298円だったんで今回初めてスイッチした。黒腐乳が230円で処分価格だったけど荷物になっちまうんであきらめた。

 夕食はケイとそのつれあいとケイのにぃにぃと4人で中華やで。「レバニラ炒め」、「餃子」とビール。焼き餃子は「孤独のグルメ」で五郎さんが食べてた方法で食べたが、これが本当にうまい。以前より酢中心のたれで食べてた俺だが、 酢をたっぷりにし、醤油をまったく加えず胡椒をたっぷり振りラー油をたらしたたれはすごく合う。これからはこれで行こう!

 ケイのマンションでしばらく過ごしてから帰途につく。常磐線ではワンカップがよく似合う。

 

2015年12月6日日曜日

幼虫たちの挽歌

12月5日。

 午前中はほぼ庭作業。第6の畝の完成を急ぎたい。予報によれば来週も半ばごろまで崩れることがないよだが、日・月と用事があるんで少しでも進ませたかった。
 
前日の分が少し混ざってるが、それにしてもこの日はやたらに出てきやがったな。1回のふるいで4匹も出てきたこともあった。鳥のえさにでもと思ってこうしてるわけなんだが、最近寄ってこなくなってたいていは皆さんここでお亡くなりになっている。最近はありんこもやってこない。冬だな。
 数が多いことではミミズもである。赤ちゃんが多く、見つけにくいんでふるいの作業で、違う場所に運んでしまったものも多かったんじゃないだろうか?見つけたものはふるい作業の終わった土に戻してあげてる。土の改良に多いに活躍してくれ、と望みを託しながら。
 この日は義母からもらった籾殻枕から籾殻を取り出して、ふるい作業が終わった第6の畝にすきこんだ。土改良には最適な方法だそうである。
 
 へたれそうだった三つ葉を使っての「貧乏丼」の昼飯を済ませた後も庭作業。2時半ころから風が出てきて、陽もかげってきたんで、見通しも立ったところで早々に終了。あと1~2日くらいか。

 夕食は 「さんまづくし」。レシピの出典は「ためして合点」である。冷凍した生秋刀魚をさばいて三枚おろしにした「さんま刺し」。さばいた後の肝周辺を背中の皮で縛ってグリルで焼いた「肝焼き」。
 骨でだしをとった「白菜・シメジ・えのきの味噌汁」。「かぶ・かぶの葉のぬかづけ」。
刺身は油が多く中とろと同等?いや、それ以上だった。とろ信者にはたまらない1品だろう。肝焼きは驚くほど美味で、これも日本酒にはぴったりだ。あわててビールを飲み干し、日本酒にシフトチェンジしたくらいである。

 食後、日本酒~赤霧島ストレートをちびちびやりながらTV親父。「孤独のグルメ」の亀戸編。亀戸天神近くのようである。純然たる飯屋なので行ってみたい衝動には駆られなかった。
 続いてWOWOWの無料放送を録画した007の製作ドキュメンタリーでいわゆるメイキングではなく、原作者や製作者の苦悩が描かれていて非常に興味深いものだった。お宝画像も満載の2時間だった。
 続けてこれも無料放送で録画した黒澤明のドキュメンタリーで、こちらはインタビューが主になっていて連続して放送されているらしい。この日はちょうど観たばかりの作品に関してのものだった。「生きものの記録」~「蜘蛛巣城」~「隠し砦の三悪人」。特に娯楽作品とは一線を画した「生きもの」に関しては興行的には失敗作だっただけに 評価が分かれるところだろうけど、近しい人たちは絶賛していて、これも興味深いものだったな。で、興行的に成功している作品あたりのころになったら眠気が催してきたんでダウン。

2015年12月5日土曜日

アンコール!あんこう。

12月4日。

 午前中は庭いじり。もともと南側に植えてあった?タイムを西側に移動し、その近くにプランターで種から育てていたコモンタイムも移植した。?タイムはほふく性でかなり密集していて株分けも考えたが、今回は単なる移植だけにし、2株の間隔だけ広くとった。ここでタイムのじゅうたんを作るのが楽しみである。
 10年以上の歴史を持つオレガノを初めて剪定した。ここも密集していて、自分で自分を枯らしてしまっているようだったが、確かに本などを読むと、株分けと根元の風通しをよくするように書いてある。現在の状況は極めて不健康なものであることがわかった。おまけにクローバーの侵略も深刻な状況だった。
 オレガノの古いランナーを出来る限りカットし、クローバーはシャベルを入れてオレガノの犠牲もいとわず根こそぎ引っこ抜いた。
 園芸って結構手がかかるもんだな。

午後はケイのにぃにぃと隣の駅まで買い物ツアー。
ホーマック~西友~WonderGoo~ロイヤルホームセンター~ヨークベニマル~ランドローム。
ケイのにぃにぃはケイの誕生日プレゼントを買い集めてた。西友でもぶらぶらしたが1Fの食品売り場を残して上階はすべて今月限りで営業を停止するらしく営業しながら片付けとセールを行っており、商品はほとんどなく、閑散としたものだった。ヨークベニマルではパン売り場で食材パンを買っておやつタイム。昼飯が「芋粥」だったんで腹が減ってしょうがなかった。腹ペコで買い物すると買いすぎる傾向があるんで、その前に「ハムカツ&ナポリタンサンド」と「プチフランスクリームパン」とコーヒーと、しっかり食べた。うまい!ここのバゲットもソフトでうまい。
 
夕食のメニューは「あんこう鍋」。あんこうの処分品があったんで急遽メニューを変更し、二日連続の鍋となった。当初は「鶏肉とさつまいものクリームシチュー」の予定だった。 副菜は「ブロッコリーと海老のマヨサラダ」。ケイのにぃにぃの作品で懐かしい味だった。それと「黒にんにく」。「鉄腕ダッシュ」でその存在を知ったばかりだったのが、スーパーの棚に並んでたのを発見し、即かってきたものであり、味がプルーン似でうまい!ワイン向きかな。
 あんこうって結構うまいもんだな。何度も食べたことがあるのにこの日は特にうまく感じた。
食後?だらだら鍋をつっつきながら日本酒のぬる燗をちびちびやる。
 「世界入りにくい居酒屋」の録画を観た。今回はイタリアはベネチア。アメリカ人にも驚かされたが、イタリア人の食欲にはあきれる。 両国とも同じようにやたらに食うくせに世界大戦ではイタリアが一番先にこけた。イタリア人は燃費が悪いらしい。
 続けてDVD鑑賞。「フィクサー(原題はマイケルクライトン)」。同名(「フィクサー」)の作品を記憶してる。J・フランケンハイマー監督のもので、その後に「ホースメン」という作品も作っている。と、思い出したのは、この日の作品の冒頭でJ・クルーニーが車を降りて3頭の馬に近寄ってゆく場面があったからである。意味なし。
 原題のマイケルクライトンは主人公の名前なんだが、あまりにも有名な名前じゃん?「ジュラシックパーク」 をはじめ多くのベストセラーを出してる作家だし、自身で監督もしてるし、なぜこの名前なんだろう?
 J・クルーニーの出てる作品はほとんどはずれがない。この作品もよく出来てる。主人公の駄目さ加減の描写もいいし、S・ポラック(名監督でもある)がいい。敵役の女優はもっと素晴らしい。K・ブランシェットがぴったりの役だったが、この女優、これでオスカーをとったそうだが、文句なしの名演だったな。大満足で、余韻に浸りながらもうちょっと飲んでダウン。
 

2015年12月4日金曜日

ロースで再挑戦

12月3日。

 キウイ生食完了。ケイのにぃにぃと二人で毎日食べて、およそ5kg消化したことになる。その間廃棄処分したのは2個ほどだったろうか。今年はいままでで一番効率のいい収穫だったな。来年は棚を拡張し、剪定も早めに行い、新株も育てようと思う。

 午前中は小雨の中、24時間スーパーまで買い物し、その後は読書したりして過ごす。

 いただき物の「いわしの削り節」をお茶パックに詰め替えた。先日もかつお削り節をもらって、それもお茶パックに詰め替えてたんで当分「だしパック」買わずに済みそうである。

昼食の後、さつまいも加工。在庫はまだまだ当分なくなりそうもない。来年の春まではあるんじゃないかな。で、今回は一番でかいんじゃないかと思えるのを加工した。重量は1200g、皮をむいて虫食い部分をカットしても1080gあり比較的ロスの少ないものだった。
 細長い部分が200gあったんで「焼き芋」に。残りは半分づつ「簡単さつまいもパイ」、「芋粥」にすることにした。
 電子レンジで柔らかくしたあとマッシュして砂糖・バター・牛乳を加えたものは翌日パイにする予定。同じくレンジで柔らかくしてご飯(一膳分)と一緒に煮て「芋粥」完成。俺用で3日分はあるだろうか?

 午後にも買い物に行ったが、そこで豚肩ロースブロックが特売になっていたんで、買ってきて再々度「ベーコン」に挑戦することにした。油の量もちょうど良さそうに見えた。が、それは2本買ったうちの1本だけで、他方は底が油の層が厚く、外からは見えないように加工じゃなく工夫(怒り!)されていたんである。仕方なくその部分を削ってから下ごしらえした。
 前回はちょっとしょっぱかったんで、漬け期間を7~10日を5日にした。今度こそは....。

夕方近く、天気がよくなってきたんでちょっぴり庭いじり。「ローマンカモマイル」を鉢からじか植えにした。思ったより株が多かったんで、細かいのは鉢に残した。
 先日移植した「レモンバーム」はいまのところ無事のようだ。何とか育ってくれればいいんだがな。

夕食は「たらちり」。そのたら、「甘塩」って書いてあったから大丈夫と思ってたら、ちょっとしょっぱかった。不評だったが、日本酒の肴にはちょうどよかった。それに「ブロッコリーのかにかまあん」。

 食後、日本酒のぬる間をちびちびやりながらTV親父。太田さんの旅番組「奈良」を観た。観た景色ばかりだったが3軒紹介された飲み屋のうち2軒は知らない店だった。内1軒はちょっと行ってみたい店だったな。
 知っている店(「鬼無里」・きなさ)には4度くらい行ったかな?ちょっと変わった親父が一人でやってる「おばんさい」の店で、ちょっとわかりにくい場所にあり、よく言われる隠れ家的ってな風である。
 一度客が俺一人になったとき、よくしゃべったっけ。そうしてしゃべるといい人だったな。また行きたくなったな。
 ウイスキーにスイッチして、2.3杯でダウン。

2015年12月3日木曜日

♪会社も仕事も何にもない.....

12月2日。

水木しげるさんがお亡くなりになった。高校生のとき、帰り道寄ってよく立ち読みしてた調布駅そばの書店で偶然隣り合わせたことがある。当時調布在住だったんだ。
 鬼太郎が脚光を浴びているころだったかな?「ガロ」での「鬼太郎夜話」とは趣が変わってしまっていて、はじめはとっつきにくかったけれど、そのうち水木さんが目指す方向が見えてきたんでそれはそれなりに楽しんで読んでいたっけ。「河童の三平」も面白かったな。「悪魔くん」あたりから漫画離れしてご無沙汰で、「げげげの女房」なんかにも無関心だったが、水木さんはずっと書き続けてきたんだよな。尊敬の念とともに合掌。

 7時までの低料金電力の間に夕飯用「さつまいもご飯」、昼飯用「グリーンカレー」を製作した。もうちょっと下準備しときゃよかったが、後の祭り。ぎりぎりセーフ。

 午前中は前日に引き続き庭いじり。じか植え「レモンバーム」に追肥。 畝の移動道を整備。途中で頓挫してた第6の畝のふるい作業など。

 午後はDVD鑑賞。「わが青春に悔いなし」。戦前の反戦活動家に対する弾圧、そして罪人と目されてからの差別など、重苦しい雰囲気の中、原節子扮する主人公が最後は明るく社会活動に目覚めてゆくという、俺より少し上の世代が体験した70年安保の時代を扱ったものもこうした内容が多かったような気がする。まあ扱ってる史実が「ゾルゲ事件」だけに、そこんとこの重さがだいぶ違うか。
 描かれる人間が類型的だし、決して面白いものではない。ただ古さを感ずるのみだが、その古さを愛する人も多い。

 夕食は当初「たらちり」だったんだが、この日はNADであることを思い出して急遽変更し、メニューは次の次第。「さつまいもと豚肉の中華炒め」、「ブロッコリー・ツナサラダ」、「かぶの味噌汁」、「白菜の漬物」。
 食後、借りてきた市川昆に関する本を読んで、ダウン。8時半ころじゃないだろうか。

2015年12月2日水曜日

思い出のストロベリーフィールド

12月1日。
 ネットでチラシを見てたら「砂糖」が安い。で、この日行く予定のスーパーと、砂糖の特売してる店と両方徒歩で行くことにした。運動不足解消である。1時間弱歩いた。

 天気もよく、朝からやる気満々で庭作業。午前中にローズマリー・タイム・カモマイルの苗床を整備する予定だった。
 ローズマリーの移植はちょっと先の話になるんだが、掘り起こした場所はコンクリートの破片や小石が非常に多いので、早めに済ませたかったからだ。案の定石の多いこと。
 タイムを移植する場所は粘土質で、ふるい作業により元々あった土では不足しそうなくらいだった。庭全体の完成予想では、地面は10センチちかく低くなるとしている。表面を削り取るというイメージだ。当初は外部から土を補充するつもりだったが、手間はいいがコストがかかりすぎることから変更した。
 それでも何とかこの場所の苗床も完成した。雑草の根茎も多かったが、ふるいで残った粘土も半端なく多かった。

 昼食はケイのにぃにぃの手になる「回鍋肉」。うまし!

 午後も雑草の根茎の片付けやこの日かって来たポット入りハーブを鉢に移植したりした。
イチゴも買った。俺が小学生のときに親父も作っていたっけ。イチゴ畑もいいなあ。子供のときの記憶にある畑は多分実際より狭いものだったかもしれない。が、毎日のように収穫して砂糖と牛乳かけて食べた印象が強いから、密度が濃かったんじゃないかとも思う。

 3時を過ぎると陽がかげってくる。庭作業してると季節の移ろいも肌で感じられるし、なかなかいいもんだな。

 夕食のメニューは「厚揚げの焼いたものに大根おろし添え」。厚揚げがまずすぎた。「レンコンと大豆の白和え」、「わかめと豆腐の味噌汁」、「白菜の漬物」。

 焼酎のシークワーサー水割り~日本酒をちびちびやりながらTV親父。「きょうの料理」の土井さんの「ぶり大根」を見てたら腹が減ってきそうな気配がした。予定がつまってるんで、このレシピを使っての「ぶり大根」は七日あたりか?
 続けて録画した「愛を読む人」を再生したら吹き替えだったんで断念して、旅番組をちら観してから9時半ころにはダウン。


2015年12月1日火曜日

果てしなき高血圧の想い

11月30日。

 そういえばこの日は親父の命日だった。親父が高血圧であったかどうか記憶はないが、当時は高血圧なんてそんなに騒がれていたのかも記憶ない。
 親父は61歳で死んだが、俺が同じ年になったころあたりから血圧が高くなった。てことは遺伝なのかどうか明らかにならないわけだ。産みのお袋というのが記憶できるころにはすでにいなかったのでこちらのほうも遺伝に関しては永遠にわからない。
 遺伝であるかどうか不明としても、治さなきゃならないわけで、いよいよ薬を使ってみることにした。「防風通聖散」というポピュラーな漢方薬である。漢方に関しては30代に独学だが勉強したことがある。まあこの辺あたりでしばらく様子を見よう。

 昼食はケイのにぃにぃとお隣の駅の手前にある「博多うどん」。俺は「鍋焼きうどん」。牛肉の甘露煮みたいのが入っていてミスマッチ感は否めないがボリュームだけは満点。
 
 午後はMRI検査。オダギリジョー似の検査技師だったな。ものすごい音がするんで、ヘッドホンを装着されたが、ファンクっぽいやつでこちらの雑音のほうが気になった。ときどき何種類かのすごい音が するんだけど、単調なやつもあって聞いてるうちに居眠りしてしまったようだ。いびきもかいてたんじゃないだろうか?となると、外部の連中にはMRI並みの騒音を聞く羽目になったわけだ。

 帰り道、ケイのにぃにぃと合流してマックフライドポテトをもらいに行った。ただ券2枚あり、ひとり1枚限定でこの日が期限だったんである。彼いわく「塩なし」を頼むと揚げたてが出てくるということなんで、やってみたら確かに少し時間かかかるが事実だった。で、持って帰って塩振ってジンジャーエールのみながら食べた。まあまあのおやつだが、高血圧を気にするんだったら塩は振らないほうがよかったかも。
ちょっと遅れたが昨日のブログに載せる予定だった画像である。病院から戻ってから少し庭作業したときに、おんぶバッタ1匹捕獲して、同じように処刑した。それにしても柚子のとげの鋭さ強固さはすごいし、カナヘビが気持ち悪い。次回から蝉やカナブンの幼虫もやるかな。

 夕食のメニューは「すきやき肉豆腐」。レトルト食品にしいたけの石突き、豆腐、白菜を加えたもの。「さつまいものエスニックサラダ」、「大根の皮の味噌汁」、「大根の皮のきんぴら」、「 白菜の漬物」。ちょっと塩分多いよなあ。
 食べてる最中に前歯のかけらが出てきた。いよいよ前歯崩壊の兆候が出てきた。かなりぐらぐらしてきており、ちょっと力入れて引っ張れば取れちゃうかもしれない。やれやれ。

 食後、この日買って来たチリ産赤ワイン~日本酒をちびちびやりながらTV親父。
録画した映画「レジェンド・オブ・フォール」 。いろんな過去の名作を寄せ集めたような話だった。
「リバーランド・スルー・イット」、「友情ある説得」、「エデンの東」など。親父さんの軍隊引退のエピソードの描き方があっさりしすぎで、しかも軍法会議が出てこないという現実離れしてるし、ブラピが単身で弟の報復として、ドイツ兵を殺して戻ってくるなどもちょっとありえないだろう?「トリスタンとイゾルデ」から発想されたエピソードも安易なシナリオだよな。ちょっと、がっかり。