2015年12月13日日曜日

十二月の狂詩曲

12月12日。

前日の雨で庭はぬかるんでおり、掘り返し作業にはうってつけだ。もっともスコップは入れやすいが、持ち上げるのが濡れた土が重くなって難儀する。しかも土がくっついてスコップ離れしないときている。それでも、第6の畝のふるい作業が出来ないんで第7の畝の掘り起こし作業を敢行した。

 大成長したローズマリーの移植。半匍匐性でかなり拡大しており、これだけ大きくなるとこの庭ではバランスが取れないんで今回ふたつに株分けして庭のかどに移動させた。
 ローズマリーが去った跡地には「アメジストセージ」を鉢植えから移植した。それでも空いているところには来年「チェリーセージ」を植えつける予定である。
 その他鉢植えの「ラバンディンラベンダー」も移植した。69円税込みのハーブたちが順調に育ってくれるのを楽しみにしてる。

 第7の畝には問題がある。それは「肉桂」の根と、「りんご」の株と根である。りんごの木は去年切り落としたものだが、今回ちょっと掘ってみたがびくともしなさそうだった。で、しばらく掘り続けてみてその原因が判明した。肉桂の根が1m以上伸びてりんごの根を絡めて、さらに伸びて横とたてに根別れして根付いていたんである。
 現在の肉桂は去年株を残して切った5m以上あったもので、その後から新芽が出て2mちかく伸びているが、残された根は四方八方に伸びていて、3m周辺で掘り返していると肉桂の香りがしたりするくらいなんである。
 根を二本のこぎりで切り落として、やっとりんごの木の引き抜き作業が進展した。肉桂の根の周囲も掘り起こして整備したら、匍匐性のハーブの移植にちょうどいいくらいのスペースが出来た。
 鉢植えの「クリーピングタイム」の移転先が決まった。

 昼食は朝作っておいた「さつまいも粥」と「白菜の漬物」。

午後も庭作業。日差しが強く うっすら汗をかいた。久しぶりの汗だったな。

作業を終えてから、筋肉痛になりそうだったんでストレッチした。身体が堅くなってきているのを実感したな。運動不足ってことでストレッチもやってこなかったからな。
 腕立て、腹筋、背筋もやったが、腕立ては30回でダウン。残りも50回づつでへばった。やばっ。

夕食はケイのにぃにぃのワンマンショー。「チキンステーキ・温野菜添え」、「コンソメスープ」、「たまねぎのまるごとグリル」。ブラジル産の鶏もも肉がこんなにうまいとは!この日買ってきたミディアムのスペイン産ワインがよく合う。
 で、そのワインから逆に焼酎の柚子水割りをちびちびやりながらTV親父。「孤独のグルメ」。五郎ちゃんなら「ブルスケッタ」で驚くかい?
 続けて「黒澤明」のドキュメンタリーの最終回。興行的失敗作「どですかでん」をもう一度観てみようかな?順調?に「赤ひげ」までヒット作を出してきた黒澤監督が興行成績を気にし始めたところからいい作品ないよな。「デルスウザーラ」は映像がよかっただけだし、「影武者」は主題自体が面白くないし、「乱」は「蜘蛛巣城」をこえられなかった。「八月の...」、「夢」もひとりよがり。「まあだだよ」も感動を呼ぶ出来では決してなかった。ドキュメンタリーでは娘さんが必死に擁護していたが、佐藤忠男さんあたりもその点を鋭く突いていたな。
 やはり「赤ひげ」までかな。時代も。

 その後「ジゴロ・イン・ニューヨーク」。W・アレンの共演、コーエン作品でおなじみのJ・タトゥーロ脚本・監督・主演作品。昨夜に引き続きブルックリンの風景をおがむことになる。秋のニューヨークも景色がいいところがあるね。行ってみたいとは思わないけど。そういえば「オウタム・イン・ニューヨーク」なんて映画もあったっけ。 「ラプソディー・イン・ブルー」が合いそうだが、この作品のBGMのジャズもよい。が、それだけで気持ちがよくなったわけではないが途中でダウン。

0 件のコメント:

コメントを投稿