2020年3月31日火曜日

自発的外出禁止令2日目

3月30日。星期一。             143/100。64.4kg。

 早朝キッチンは「ヌクチャム」制作。

 早めに庭に出て春菊、サニーレタス、大根を撤収。制限時間いっぱいであり、これを放置あるいは成長を待つとすれば、次に待つ春蒔き野菜が遅れ、夏場にひどいことになる。
 それを見越した種蒔き時期という設定があるんだろう。夏場に耐えるほどの体力をもつまでに育っていないと、去年のような修羅場をみることになってしまう。

 昼食はケイのにぃにぃと「二人鍋」。インスタントだしでの「黒キムチ鍋」。初めて聞くネーミングで、多分売れなかったんだろう。処分品コーナーで買ったものだ。
 具材はさば缶、白菜、長ネギ、にら、えのき、豆腐。パットしない味で、これでご飯というのはどうだろう?ご飯を食べるのに冷蔵庫から普通のキムチを出した。

 午後は庭作業。11番の二本の畝を横に4本の畝に改造。この体制は一昨年までのものである。

 掘り起こしながら形を作った後石灰をまき、手作業で混ぜ込みをしながら畝の形を作った。この場所は開拓するのに難儀したもので、もう6年になるだろうか。
 撤収あとの畝も掘り起こし~石灰~混ぜ込み。その他いちじくのまえを直線状に掘り起こして石灰をまき混ぜ込みながら固まった土をほぐした。ここにはゴーヤー、はぐら瓜、へちまなどのつる性のものを植え、駐車場に向かっていくようにする。

 にんにくのとなりのらっきょうが全く芽も出さずにいるので、掘り起こしたらほとんど枯れ死だった。残ったのは腐敗寸前のものが二株で、あらためて植え直したが、見込みはないな。で、ここも掘り起こして石灰まいて混ぜ込んで、次の準備をした。

 部屋の中のレモングラスを定植したが、これも腐敗しているようで、成長の見込みは殆ど無いと言っていいだろう。収穫したのは1度だけで、その後も今回も失敗している。

 夕食は「青椒肉絲」。肉が凍っていたので解凍したが、その時間を誤った。完全に解凍してしまったんである。少し凍り気味のほうが糸状に切るのに都合が良かったんである。もっとも、メニューはだいぶ前から決まっていたんだから、切りやすい形で保存しとけば、解凍することもなく作業には入れたんである。で、切るのに難渋した。
 昨日の「砂肝の中華煮」の残り汁で里芋を煮る。八角の香りがわずかに残り、なかなか良かった。手間のかかる小粒の里芋は今回もうまいものに当たった。「大根の葉のナムル」。「小松菜とベーコンのスープ」、「ぬか漬けきゅうり」。

 エビスビール~松竹梅が菊正宗の「しぼりたて銀パック」をパクったものをケイのにぃにぃが買ってきたので、それをちびちびやる。冷や酒でもいけるが、好みの酒ではないな。ただ流通価格は定番でも菊正銀パックより安い。

 酒を抑えめにして映画鑑賞。「ドライブ」。ニコラス・ウィンディング・レフン監督2011年作品。過激な映画で惨殺シーンなどはかなり話題になったそうである。
 冷静に観ると、淡いロマンス含みのヒーロー物であることがわかる。ライアン・ゴズリングのストイックな演技は、よくあるタイプの域を出てはいないが、演出がそれを引き立てようとする努力は買えるな。オスカー・アイザックがちょい役で「クレージー」さを発揮、主人公が恋心を抱くその妻役をキャリー・マリガンがいい味を出してる。この二人は「インサイド・ルーディング・デイヴィス」の恋人か夫婦役だったな。
 9時半ダウン。

2020年3月30日月曜日

外出自粛

3月29日。星期天。          120/81。63.7kg。

 早く寝たせいか、2時半に目が覚め、そのまま起床。今日は最初から外出規制を課していたので、そのままだらだらする。

 早朝キッチンは」「根菜(れんこん、ごぼう、人参)のきんぴら」制作。

 朝食は「グリーンカレー」ほか。

 日曜版の新聞は読み応えがある。町田康の読みきり小説があり、読んだが意味不明。酒断ちの影響なんだろうか?もともとこういった小説を書く人なんだろうか?小説を読む気になれない者としてはどうでもいいことか。

 BGMを「ケニーG」にした。かなり前(多分10年前くらい)のコピーだが4枚あり、ケイのにぃにぃのものだ。この中でも「at last...」が特にいい。ものすごい面子がそろったデュエットアルバムで、最後のバーブラ・ストライサンドとの曲が素晴らしい。他にもチャカ・カーンやグラディス・ナイトやバート・バカラックなど、なんとも贅沢な逸品である。

 10時過ぎから映画鑑賞。「ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」2015年作品。アニメ?人形劇?羊のちょっとしたイタズラから牧場主(トミー・リー・ジョーンズ似)が記憶をなくし、都会でひとはたあげたり、その牧場主を連れ戻すべく活躍する羊たちや犬、それを捕獲しようとする男(チャニング・テイタム似)のドタバタコメディー。大人でも十分楽しめる。ヒット作らしく、続編もある。

 11時ころからみぞれ、のち雪となる。「3月の雨」は名曲だが、3月の雪は日本じゃあ当たり前だのクラッカーだから歌にもならないな。

 昼食は「ビーフシチュー」、「ピザ」。両方共インスタント。11時ころからみぞれが降り始めた。朝から寒かったんで、緊急出動メニューがビーフシチューであり、タイミングよく木曜日にメニューが決まらずにいた牛肉が150gあり、これを利用した。
 ピザは処分品の「粉」。フライパンで作るもの。具材はバジル、マッシュルーム、トマト(缶)、ピザチーズ。

 午後のロードショーは「地上最大のショー」。1952年セシル・B・デミル制作・監督作品。サーカスの舞台裏を描いた大作。まさに大作。およそ半分を占める実際のサーカス自体やパレード(今で言うディズニーランドのあれ)のスケールの大きさは現在ならCGだよりになるところだろうな。
 三人の男と二人の女が主役となり、2時間半の間にくっついたり離れたりである。男優ではジェームズ・スチュワートが自分の顔で出演した場面は写真だけであり、劇中ピエロのままという、およそアカデミー受賞者らしからぬ作品となっている。
 観客にボブ・ホープとビング・クロスビー、最後の司会役にエドモンド・オブライエンがカメオ出演してるが、国営放送では日本語クレジットでそれを紹介するサービスぶりである。
 主演女優はベティ・ハットンとグロリア・グレアムだが、俺の好みは後者である。この人のもつ雰囲気がいい。クール・ビューティーといえるだろう。この人の自伝的映画ではアネット・ベニングが演じている。彼女も美人だよな。
 ウィキペディアで知ったことだが、チャールトン・ヘストンが演じた役は当初、カーク・ダグラスやバート・ランカスターが候補だったらしい。数年後、バート・ランカスターが「空中ブランコ」に出演し、実際に空中ブランコ乗りにトニー・カーティスが演じているが、このトニー・カーティス、本作でブランコ乗りを演じるコーネル・ワイルドと似てる。

 夕食は「砂肝の中華煮」、「春菊としめじの和物」、「れんこんの甘酢中華風」、「にらと卵のスープ」。
 発泡酒~シラー・カベルネ種ワインをちびちびやりながらケニーGをたっぷり聴く。〆にバーボンをなめてから9時頃ダウン。

2020年3月29日日曜日

月にでも行きたい気分

3月28日。星期六。              144/95。64.7kg。

 早朝キッチンは「グリーンカレー」制作。ただし肉なし。4回分の朝食を確保。

 傘の修理をする。骨の曲がった部分に鉄製の副え木をあてて爪を折って固定するだけのものだが、これが売られていることを知ったのはつい最近だ。
 100均で買ったが、商品は「修理キット」となっており、この副え木自体は2個しか入ってない。傘の先端の代替え品とか、取説を読まないとわからないものもいくつか入っているが、修理するところってそんなにあったっけ?
 実家の傘は3本骨が曲がったものがあり、うち1本は完璧に腐食しており、まっすぐに戻そうとしたところで折れた。折れたものはさすがにプロに委ねないと無理であり、そうまでしてなおす価値が有るものがこの家にあるとは思えない。

 9時から買い物。3軒の予定が最初の店で、目的を達したので2軒となり、どちらもガラガラだったのは週末外出自粛の報道が行き渡っているということの表れなのか?

 庭作業は白菜、小松菜、高菜の撤収。前回の間引きした時よりも若干育っていた。雨が降った後に最後の撤収を実施することにした。いっぺんにやると台所が渋滞するからである。

 昼食は「皿うどん」。具材はかぼちゃ、人参、白菜、しめじ、かまぼこ、ベーコン。

 午後のロードショーは「月に囚われた男」。2009年ダンカン・ジョーンズ(デビッド・ボウイの息子さん)脚本・監督作品。デビュー作だそうなんだ。
 未来、月の裏側で地球の燃料を担って、発掘作業をするクローン人間(後でわかる)の苦悩と反旗を翻す話である。突っ込みどころもあるし、低予算で作られていることも散見できるが、面白い作品である。主演のサム・ロックウェルは充分に応える演技をしていると思う。二人分?いや、最後は3人分の熱演である。ケビン・スペイシーが声だけの出演だが、「ハル」と違い、主人公に実に好意的な人間臭いコンピューターであり、これも意表をついていたな。原題は「MOON」。

 にらの収穫。今年もよろしく、の野菜である。長ネギとにらはほとんど買うことがなくなった。今年はこれに三つ葉が加わりそうである。パセリが定着しないが、そこは冷凍で対応している。
 高菜は2種の漬物で使い切る。450gあった。

 夕食は「ポークステーキ」。ソース付きで販売されていたもの。「ポテトサラダ」、「舞茸とかまぼこのポン酢炒め」、「なめこと豆腐の味噌汁」、「ぬか漬けきゅうり」。

 発泡酒~焼酎の水割り・レモン入りをちびちびやりながらオールディーズを聴く。〆にジョニーウォーカー・赤を飲んでから8時にはダウン。お疲れ?

2020年3月28日土曜日

アカバ!

3月27日。星期五。               121/79。64.0kg。

 残ってた「イギリスパン」を1枚焼いたところ、それが2枚であることがわかった。ケイのにぃにぃが買ったもので、あとで聞いたら10枚切りだったそうだ。サンドイッチにして食べた残りだそうだ。
 で、片面づつ焼けた所へバターを塗り、インスタントレモンティーに浸しながら食べた。うまい。

 新聞。色付きのマスクをして登校した生徒に「校則で白以外はダメ」ということで「外せ!」と言った教師の記事が載ってた。なぜ、一言家に白いマスクがなかったのか、ときけなかったんだろう。しかもマスクは何のためにしているのか考えなかったんだろうか?自分で物事を考えられない、こういう輩が増えていることは明らかであり、コロナよりもたちが悪いかも知れない。

 返却期限が近づいているので、午前中に映画鑑賞。

 「魂のゆくえ」。2017年ポール・シュレイダー脚本・監督作品。あの「タクシードライバー」の脚本家で、あの後数々の脚本のみならず監督作品を発表している。
 これはかなり前から企画していたとのことである。脚本は綿密に練られていて、主人公の設定も複雑に描かれており、変化していく心情に共感が持てる。
 息子をイラク戦で亡くし、その後離婚して無為な生活を送っていたところ、宗教界に誘われて牧師となるまでは冒頭で本人のセリフの中で語られる。
 で、現状は宗教と現実の乖離したところで悶々とした生活を送り、身体を病み(多分胃がん、それもステージ4程度)、アルコールも手放せない。
 信者の夫婦の悩みに答えようとするが、かいもなく夫は自殺してしまう。そして、その自殺の真意を知ることで自分の生き方も変わっていく。ここが見せ場である。
 未亡人となった妊婦である女性とのふれあいがファンタジックになり、それがこの物語の主題ではあるがトーンが変わるので驚かされる。
 教会への最大出資者が地球汚染に関わっていることを糾弾した夫の遺書通り、牧師は汚染された湖で葬式を営み、合唱隊にこれも遺書通りニール・ヤングのプロテスト・ソングを歌わせる。これがメディアで話題になり、出資者の怒りを買うところで、牧師の最後の行為が予見できるが、結末にはどんでん返しがあり、ハッピーエンド?になる?「first reformed」は原題だが、牧師がその運営を任されている教会の名前でもある。エンディングは「最初の改革」に至った牧師の心情をあらわしたものなんだろうか?非常に心揺さぶられる作品だった。主演のイーサン・ホークがいい。

 二本目は「パターソン」。2016年ジム・ジャームッシュ脚本・監督作品。とにかく柔らかい生活を描く。詩を書くことと仕事の後の犬の散歩と途中で立ち寄る行きつけの酒場での1杯のビールとデザインオタクの妻をこよなく愛するバスの運転手の1週間を淡々と描く。事件は何も起きない。
 
 滅亡寸前の地球に幻滅する牧師の再生と比べると、何と穏やかな運転手だろう。牧師もこの作品を鑑賞したらこれに癒やされるだろう、なんてね。
 運転手役は名前もこの人しかないね。アダム・ドライバー。

 昼食は「ざるそば」。昨日かなりの贅沢をして、食費もかなり少なくなったんで、徹底して切り詰めることにした。「やわらかくないなぁ」。

 午後はお隣の市まで出かける。毎週金曜日の恒例行事となりつつある。

 強風、砂嵐である。まるで「アラビアのロレンス」的行軍だ。頬を砂が叩きつける。容赦なく砂が目に入る。口も開けられない。向かい風で前に進まない。坂道でもこがないとくだらないほどの強風だった。到着まで40分近くかかった。

 レンタルビデオ店で別れ、帰り道近くのスーパーで買物。帰りは風も少し収まり楽だった。

 夕食は「湯豆腐」。具材は白菜、春菊、長ネギ、セリといずれも自宅栽培のもの。豆腐は処分品で28円税別のものを5個買い、そのうち4個を使用。

 エビスビール~わずかに残ってた「谷川岳」~「天狗舞」。いずれも純米酒。天狗舞は石川県の酒で色と味が非常に濃くて、同県産の菊姫の特別吟醸といい勝負である。どうも日本酒の趣味がケイのにぃにぃと合うようだ。
 1966年から1969年までのアメリカ流行歌を聴きながら天狗舞を空けてから9時頃ダウン。

2020年3月27日金曜日

三種の肉と三種の酒と

3月26日。星期四。              140/96。64.3kg。

 洗濯と掃除。10時過ぎの出発なんで8時過ぎからDVD鑑賞。

 原作&脚本のJ・J・コノリーと脚本&制作&監督のマシュー・ボーンの二人による音声解説を観る。その中で、「わかりにくい」ことを想定して作られていることを吐露している。登場人物もめちゃ多く、判別をつけやすくするために個性的な俳優を選んでいるようだ。「裏切りのサーカス」とよく似ている。
 実家に戻ったら、ゆっくり鑑賞することにしよう。

 M駅に着いたのが11時過ぎていた。電車を待っている間、後から来て近くに座った爺さん(俺とそれほど変わらないな、きっと)が「数独」をやっているのをちら見して過ごした。185ページで停滞している。10分近くの間にようやくひとマスだけ埋めた。で、電車が到着したので移動すると、その爺さん「数独」をやり続けているんである。急いでいる風もなく、ああして移動しながら時間つぶししているのかもしれないな。

 R駅には12時過ぎ到着。一足早く着いたケイのにぃにぃは先に電気屋を冷やかしている。後から合流して、300円のサービス券を使って柿の種などを買う。使った金は約40円。

 近くの中華屋で昼食。「えび玉ランチ」と瓶ビール。ケイのにぃにぃは「担々麺&ミニチャーハンランチ」。うまい。

 食後、ドンキで買い物。3リットル格安ワイン、スパム、紅茶、パンやヨーグルトなど7千円以上買った。キャリアーの重さがかなりなものとなった。

 通りを渡ったところのホームセンターで、ケイのにぃにぃはメダカを6匹、俺はエゴマの種を買う。

 駅近くのスーパーで「豚肉の肩ロース厚切り」と八百屋で里芋やきゅうりなどを買う。リュックもいっぱいになった。
 で、バスの時間が20分もあるので歩くことにした。天気が良くて気持ちがいい。こういう日はビールが旨い。

 ということでもないが、ケイのにぃにぃが買い集めた肉で、夕食は「焼き肉」。

 「高級和牛肉」の半額品、「牛肉カルビ」、「牛たん」、「豚トロ」全部で2kg近くはあるんじゃあないだろうか?
 野菜はかぼちゃ、人参、たまねぎ。これに「わかめスープ」、「キャベツ・ゆず塩ごま油和え」。

 エビスビール~サッポロビール・赤星瓶~焼酎の水割りをちびちびやりながらTV鑑賞。

 「孤独のグルメ・武蔵小杉編」。なんと「ジンギスカン」で、これを観ながらの焼き肉である。腹は羊も加わって、満杯である。

 続けて「今夜はコの字で・最終回・錦糸町編」。日本酒・熟成酒(古酒)が紹介されてた。

 更に続けて、国営放送の江戸文化を探るバラエティ風の番組を観る。関根(ラビット)さんも出演してる。寿司の実体や、銭湯の成り立ちなどが面白く解説されてた。まさに「お江戸でござる」。
 ちょっと片付けてから(翌日の焼き肉の後始末は大変なので)10時前にダウン。

2020年3月26日木曜日

数独感染

3月25日。星期三。             計測忘れ。

 朝食はパンが切れてたんで「オートミール」、「ルッコラの卵炒め」、「ベーコン」、「トマト&キュウリサラダ」、「でこぽんヨーグルト・キウイジャム」。

 午前中はだらだら過ごす。俺はネットと新聞。Wは俺が実家から持ってきた新聞の「サンデー版」のクロスワードや漢字問題、間違い探しで遊び、やったことがないという「数独」を教えてあげ、二つあるうちの簡単な方で暇つぶしさせる。
 これで開眼したらしく、時間つぶしの手立てが一つ増えたようで、100均で売っていることも教えてあげた。コロナウイルスの影響で現在のアルバイトの稼働日数が減らされ暇が増えたとのこと。図書館も休館で、金のかからない暇つぶしも大変らしい。

 昼食は「八重山そば」。具材はラフテー、ねぎ、かまぼこ。Wはコーレーグースを入れ過ぎ、苦戦してた。

 午後はDVD鑑賞。「レーヤーケーキ」。2004年マシュー・ボーン監督作品。非常に入り組んだクライムサスペンスであり、俺は途中で降板。後でゆっくり観なおすことにした。

 お隣の停留所まで歩き、ちょっぴり「花見」。ベンチでワンカップ酒を飲んでるじじい達がいた。俺は花見も花火も興味がない。

 東池袋4丁目から歩いてサンシャインシティをぶらつき、駅近くまで歩く。途中の100均でようやく「傘の骨修理キット」を買った。

 久しぶりの居酒屋である。キンミヤのボトルで、俺はホッピー、Wはガラナ。しめ鯖にかぼちゃコロッケ。
 熱燗1合飲んで、6時に解散。

 帰宅後〆にウイスキーを飲んで9時前にダウン。

2020年3月25日水曜日

延長戦(対 コロナ)かあ。

3月24日。星期二。           計測休み。

 オリンピックが中止ないし延期になりそうだ。最近、九州行きを再考し始めたところだったんだが、こちらも中止になるということだ。青春(書くのも恥ずかしい)18切符を使用できる期間が大前提になるんで、延期はない。
 やっと「経済(金)より命」という考え方をする者がでてきた、ということなんだろうか?

 朝食は「ルッコラ卵炒め」ほか。

 朝のロードショーは「カミュなんて知らない」。2006年、昨日に続き柳町光男脚本・監督作品。大学映研の群像劇で、いたるところに監督の好みの作家や作品のオマージュが観られる。いきなり冒頭の出演者全員紹介風長回しショットはまさに今はやりのテクニックを使っている。解説ではロバート・アルトマンの「プレイヤー」となっている。カメラワークがいい。
 「異邦人」~「ベニスに死す」などを作品中に取り込むなど、思わず笑ってしまう場面も多い。特に本田博太郎演ずる教授が面白い。
 作品のテンポもよく、登場人物の個性もしっかり描かれており、終盤の監督役青年が転落大けがを負うことや、教授が惹かれていた女学生(黒木メイサ)が自分の授業の出来の悪い中年受講生(田口トモロヲ)の女房だという筋も意表をついている。
 茨城県出身の監督にはもっと作ってもらい所だが、この作品を最後に活動休止?

 9時過ぎにがんセンターに向け出発。

 問診とレントゲンだけなのに、受付番号がどん尻なんで11時近くまでかかった。この日は寒く、風も強いところに来て、待合室がやたらに風通しがよかった。これもコロナウイルス対策なんだろう。都電も前後の運転席は窓が開いていた。公的機関の対策は万全のようだ。

 終わってから少し歩いて三ノ輪商店街で買い物をした。

 昼食はインスタント醤油ラーメン。具材はねぎのみ。「おはぎ」。やはりこの時期食べたくなる?

 午後のロードショーは「地の群れ」。1970年井上光晴原作・共同脚本、熊井啓監督・同のATG作品。劇場で一度鑑賞済みの作品だが、やはり多くを忘れており、というか理解してなかったんだろうな。舞台は長崎は佐世保で、底辺の被差別部落同士の争いまでに至る過程を、暗い過去を抱えた開業医の目を通して描かれている。
 ここでの差別の対象になるのは朝鮮人と被爆者(ハンセンと同じ扱いを受け、住居が海塔新田という海岸近くに隔離状態)で、お互い反目しあう悲しい状況である。

 冒頭、中盤、最後に籠の中の一羽の鶏が無数のネズミに食われ、そこに火が放たれ火だるまならぬ「火ネズミ」が映される。愚かしい営みも一瞬に炎に包まれて朽ち果ててしまう。原爆のむごたらしさや争いのむなしいすがたを表わしているのだろう。ネズミちゃんかわいそ。ネズミ年放映禁止。

 Wが4時過ぎに到着。

 夕食は「もつ煮」、「セロリの浅漬け」、「ソーセージ・ポテトフライ」、「スティック野菜(キュウリ・人参)」、「トマトスライス」、「クリームチーズ」。
 ディップソースとして「ワカモレ」、「チーズソース」、「金山寺味噌」。

 飲み物はW持参の「鶴齢」純米吟醸~「高砂」山廃純米吟醸。

 食後、Wは映画鑑賞。彼も芦川いずみがお好きなようで「風船」鑑賞。途中で声がけしたら〆に麺を食べたいというので、インスタント物三種の中から「カレーうどん」希望。
 で、作って出したら、いびきをかいて寝ていた。俺はしばらく酒飲みながら新聞に目を通してたが、起きそうもなくうどんも伸びきっちまったようなので、俺が食べることとなった。食い過ぎだな。
 で、9時前に俺もダウン。
 
 

 

2020年3月24日火曜日

東西戦

3月23日。星期一。                129/91。63.3㎏。

 早朝キッチンは「砂肝の煮もの・中華風」。ケイのところ行き東京のマンション行きの荷物の梱包を始める。
 冷凍したご飯などは、こちらにおいていても消費することがほとんどない。それでも月に1つや2つづつ増えていく。今回も6食(1食200g)あった。このほか、肉じゃが、もつ煮、ラフテーなどが冷凍食品で、その他間引き野菜や冷蔵した煮物など。

 7時ちょっと前のバスで出発。電車に乗ったところで雨が降りだした。まずはケイのところへ行き、荷物を下し、マンションの分は預かってもらう。
 元気なハンクはつかまり立ちができるようになり、はいはいはお手の物になっていた。会うたびに進化してる。自立ももうすぐだ。実際、目の前でトライした。やる気も十分だ。

 8時半に病院へ向かう。

 待合室で持ってきた新聞を読む。実家ではこの二日間新聞も読めないほど何かと暇がなかった。「晴耕雨読」的生活を目指してるわけだからしかたがないんではあるが。
 受診後、薬局で薬を処方されてからスーパーで買い物。「沖縄そば(今回は八重山そば)」が目当てである。俺も好物だが、明日来るWも好物としてる。ラフテーがあるので、紅生姜とかまぼこをそろえれば、ほぼ完ぺきだ。
 静岡県産日本酒(大吟醸)、セール中のイタリア産ワインなども買ったんでかなりの荷物になったが、ケイのところへ戻るために乗ったバスの停留所近くのスーパーにも寄る。
 ケイのにぃにぃに教わった通り、ワインの売り場がにぎやかで、フランスとイタリアが充実していた。さらに甲類焼酎4リットルが業務スーパー並みに安かったのには驚いた。ここでは牛乳とヨーグルト、それに夕食用のにしんを1匹買う。ビニール袋に自分でいれて清算するわけだが、案の定レジの女性は何の魚かわからなかった。で、俺が教えたわけだが、疑われなかったことに少し驚いた。もう少し高い魚にすりゃよかったかな。ちなみに小ぶりのにしん、1匹120円税別。
 女性に「骨が多いから家族は皆好まない」と言ったら、自分も食べたことがない、と言ってた。

 一旦ケイのところへ戻り、三人で駅のそばまで行き、元デパートの建物の中にあるフードコートで昼食にする。俺は「チャン・ビール」と「ガパオ」。ビールが意外とうまい。が、高いな。今度タイ食材店で買おう。

 駅で別れ、マンションへ向かう。

 ポスティングの処理、洗濯もの片づけ、ベランダの飛来物撤去(こ汚い作務衣のようなものと、2リットルペットボトル)。
 健康診断の日時決定はがきが届いており、日付を見たら明日になってた。慌てて検便する。バーゲンセールの中止メールなども来てた。

 持参したDVD鑑賞。「大阪物語」。1999年市川準監督、犬童一心脚本作品。以前より気になっていた作品だがDVD化されたのは最近である。「ざわざわ下北沢」もまだソフト化されてない。その名の通り、大阪を舞台としてお笑い芸人夫妻とその娘をめぐるひと夏のお話である。脚本もいいし、監督の撮影と演出のセンスがよく出たものとなっている。 主演の三人(池脇千鶴、沢田研二・田中裕子夫妻)もとてもいい。なんせバリバリの関西人だもんな。沢田研二はこてこての京都人らしく、同じ関西弁でも特に本作のように口汚い役がぴったりだ。
 警官役で町田康も出てる。まさに大阪人だらけだ。俺も二度ほど大阪市内はぶらついたので懐かしい風景も見られた。「黒門商店街」なんかもそのひとつで、大阪人のバイタリティーを感じたことについては当時のブログにもつづった記憶がある。通天閣を望む西成区あたりでもロケしているようだ。
 まさに「市川節」が大阪でも本領発揮された作品である。

 夕食は「にしんの塩焼き」、「砂肝の煮もの」。にしんの白子は残して明日調理することにした。

 発泡酒~熱燗をちびちびやりながら2枚目のDVD鑑賞は「愛について、東京」。これまたタイトル通り舞台は東京で、しかも都電沿線の豊島区あたりでロケされているようだ。
 1993年柳町光男脚本・監督作品。牛肉解体場でバイトしながら日本語学校に通う中国人を主人公にし、それに絡む日本で生まれた中国人女性を中心に、まさに差別満載の日本においてたくましく生きるもの、夢破れて帰国するものなどが描かれる。
 ユニークなパチンコ屋の経営者に藤岡弘が扮して、異彩を放っている。チョイ役で個性派俳優が多く出ている。「大阪物語」といい勝負だ。今日はまさに「関ケ原」。
 熱燗も2合どまりでダウン。9時過ぎ。


 

2020年3月23日月曜日

なりかけぷりんちゃん、再出発

3月22日。星期天。                128/91。64.4kg。

 早朝キッチンは「大根の煮物」。大根はもつ煮用とぬか漬けに使ったあとの残りである。おでんの味付け(めんつゆ)で、これだとケイのにぃにぃも食う。おでんは好きではないが大根と卵は別、とのこと。

 パイナップルをカットして4回分の「朝のフルーツ」にする。これもケイのにぃにぃの好物であり、最近安く手に入り、デコポンと交互に出演する。

 もつ煮用野菜の制作。もつはあらかじめ冷凍してある。一緒に冷凍するとこんにゃくがひどいことになってしまったことを経験してるんで、移動するときには別に制作することにしている。

 朝食はそのもつ煮を作ったあとの煮汁で作った「雑炊」の前編。具材にしめじなどを加えたが、これも在庫調整のためである。これにブロッコリーとカリフラワーのミックスの上にカレーをかけたもの。
 で、レンジを使おうと扉を開けてびっくり。お茶碗があり、その中はゼラチンが。プリンがうまく固まらなかった原因がようやく分かった次第である。2つの容器の中で、固まらずにぶよぶよした「なりかけぷりんちゃん」をボールにあけ、再度レンジにかけたゼラチンを加えて撹拌し、容器に戻して再度「プリン」成型をする。カラメルは一体化してしまったが、味見したところ「まあまあ」ってところだろうか。

 9時から買い物。たまねぎ(17円税別)や米、卵など。

 朝飯での雑炊にトッピングした「秋刀魚醤」が在庫切れになったが、ちょうど、この日の特売品に秋刀魚(87円税別)があり、昨日つまみにしたエシャレットも少し残しといたので、絶好のタイミングで「秋刀魚醤」を制作した。
 昼食用のナポリタンの準備などで結局午前中暇なし。ケチャップを真っ黒になるまで油で炒める作業は時間を食う。

 昼食は「ナポリタン」。具材は生マッシュルーム、たまねぎ、ピーマン、ウインナ。

 午後は庭作業。サニーレタス、春菊、小松菜、白菜の間引き。先週石灰まいた畝に施肥。

 間引き野菜の洗浄・選別は2時間以上かかった。更に先日大量に収穫した九条ねぎの選別・洗浄も加わり、結局夕食の制作を含め、夕食まで台所に缶詰状態だった。
 
 夕食は「回鍋肉(鶏胸肉)」、「赤カブの葉・カイエンペッパー炒め」、「じゃがいも千切り炒め」、「中華風サラダ(豆腐・トマト・きゅうり・セロリ)」、「にらと卵のスープ」。サニーレタスをふんだんに座布団で消費した。

 夕食後、片付けを済ませてから、この日ケイのにぃにぃが買ってきた「砂肝」の下茹で、「たけのこ炊き込みご飯」のセッティングなどで9時までかかった。

 焼酎の水割りを飲んでから9時半にダウン。

2020年3月22日日曜日

邦三と洋一

3月21日。星期六。               124/88。64.1kg。

 早朝キッチンは「レアチーズケーキ」。ベース(クッキー)とうまくくっつくといいんだが。「プリン」のような失敗はしたくないのでかなり慎重に作業した。
 朝食は雑炊と味噌漬けたら。味噌漬けは初体験だった。二切れが重なった部分が漬かっておらず、さらにグリルで自動モードで焼いたところ「焼き過ぎ」状態になり、半分近い部分が焼け死んだ。味が良かったので、再度作るつもりだ。もっともケイのにぃにぃは西京漬けとか味噌漬けの焼き魚を好まない。奈良漬けも好きではないようだ。

 朝から映画鑑賞。「風船」。1956年川島雄三監督、脚本は今村昌平との共同で、今村昌平は助監督も務めている。原作は大佛次郎のまさに日活文芸大作である。
 出演者を列記するだけでもその豪華さがわかる。主演の森雅之が演ずるのは「村上春樹」で同姓同名。息子が三橋達也で娘が芦川いづみ(田端出身)で、監督が芦川をかわいがっていたという事実がこの作品でもよく分かる。特典画像のスナップでも一緒のショットが多い。
 息子にからむ女性を北原三枝、新珠三千代、村上春樹の昔の知り合いを左幸子が演じている。ウィキペディアによると、新珠三千代と左幸子は偶然にも2001年に71歳でお亡くなりになっていた。
 もう一人、後に悪役で活躍した二本柳寛が重要な役を演じていて印象的だ。まさに主役級のバイプレーヤーである。
 「風船」は漂う人間の生き方を表している。財を成した村上春樹が単身で京都へ移住し、その後を娘が追ってくる結末がいいね。エンドの繰り返される二人のアップもいい。

 昼食は「醤油ラーメン」。具材はもやし、キャベツ、人参、ゆでたまご、メンマ、ネギ。ケイのにぃにぃが「飽きた」とのこと。残り2食は東京へ移動しよう。

 午後のロードショーは「夏休みの地図」。2013年深作健太監督作品。広島を舞台に、被曝三世である主人公の家族や友達などのひと夏を描く。
 中盤で祖母役を始め、被曝体験者のインタビューが入る。中だるみがあるものの、制作意図が地方アピールも兼ねているものであり、仕方ない面も目立つ。主人公の父親役で山本太郎がいいとこ見せている。
 ドームを多方向から撮影されており、夏の光景と相まって素晴らしい景色が多く観られる。

 この日3本目は「夫は見た」。1964年増村保造監督、黒岩重吾原作作品。いきなり若尾文子の入浴シーンで吹き替えがありあり。92分、数人の主要人物の人生がそれぞれ悲劇的な結末に向かっていく。
 田宮二郎、岸田今日子、江波杏子、川崎敬三は皆さん故人となっている。かなりカメラワークに凝っており、エロ場面のサービスも満点の作品となっている。

 夕食は「牛肉すき煮」、「水菜のゆず塩和え」、「肉なし肉じゃが」、「春菊入り納豆」、「赤かぶの味噌汁・葉入り」。
 エビスビール~焼酎の水割りをちびちびやりながらDVD鑑賞。

 「ヤング・アダルト・ニューヨーク」。2014年ノア・バームバック脚本・監督・制作作品。この監督、気になる作品が多い。これもその1本。
 倦怠期を迎えているドキュメンタリー映画監督は仕事でも不調で、妻ともうまく行かなくなる。そこへ若い夫婦と知り合い、元気づけられると同時に利用されることとなる。が....。
 脚本がいいね。コメディ、ちょっぴりミステリーぶくみで、中年の生き方に対する提案、みたいな結末。ベン・スティラー、ナオミ・ワッツ、アダム・ドライバーと、キャストもいい。

 〆にジョニーウォーカー(赤)を飲んで9時にダウン。

 
 
 

2020年3月21日土曜日

プリンは塊だめらしい

3月20日。星期五。               111/83。64.0kg。

朝食はカレーライス前編。ブロッコリーとカリフラワー(出番がない食材)を加える。

 8時から24時間スーパーへ買い物。ここで100均で揃えられなかった種も買う。トマトが高い。 100均で売ってないというのはそういうことなのかもしれない。

 庭作業はポット蒔き。きゅうり、トマト、ミニトマト。これにプランター蒔きでパセリ、パクチー、唐辛子。唐辛子は去年?か一昨年?に収穫して台所の棚にあったものをほぐして取り出したもの。目が出れば嬉しい。パクチーは前夜から水に漬けて芽が出やすくした。
 これで直蒔き以外のものはすべて蒔き終えた。毎朝の水やりが始まる。

 昼食は「豆腐丼」。「貧乏丼」の1種で、残り物野菜を味付け、炒めたところに水を切った木綿豆腐を崩しながら混ぜ込んだものをご飯の上にのせたもの。これに「もつ煮」の最終回。
 早速残り汁にじゃがいも・たまねぎ・人参を加え「肉なし肉じゃが」を制作。汁が多めなので分けてから、そこに冷や飯を加えて「雑炊」も制作。

 午後からケイのにぃにぃと龍ケ崎へ。DVDとCDを各1枚づつ返却して、また1枚づつ借りる。レンタル手順(機械)もスムースに済ませた。俺が映画「ドン・ジョン」、ケイのにぃにぃがCD「塊魂」。
 並びのスーパーで買い物。中でコーヒー買って、イートインで飲もうとしたら、テーブルの上に注意書きが貼られていて、利用できないことを知った。
 持ち帰りの税額で買ったものは店内では飲み食いできないことはニュースなどで知っているはずなのに、すっかり忘れてた。
 仕方なく店外で立ち飲み。近くには公園もなかったんで。
 
 来る時も途中から以前と違うルートを走ってきたが、帰りもスーパーの裏から違う道を走ったところ、近道を発見した。

 帰宅後、「プリン」制作。手順を間違えた上に行程をひとつ飛ばしてしまい、それに気づかず完了してしまった。前回もこれが原因でうまく固まらなかったのかな?まあ、明日材料を揃えて再度作ってみよう。失敗したものは.....もちろん自分用のおやつとなる。カロリー過多だよな。

 夕食は「鶏胸肉のオイスターソース&マヨネーズ炒め」。歯科の待合室にあった料理本に掲載されてたものをメモしてきたレシピによるもの。ケイのにぃにぃに受けた。キャベツの座布団と「中華風サラダ」を添える。具材はセロリ、きゅうり、トマト、ブロッコリでポン酢にごま油を加えたドレッシングで和えたもの。「赤カブの葉のナムル」、「水菜の紫蘇の実醤油漬け&マヨネーズ和え」、「なめことネギの卵スープ」。スープの隠し味としてトルティーヤチップスのくずを混入。

 発泡酒~焼酎の水割りをちびちびやりながらDVD鑑賞。

 「ドン・ジョン」。2013年、ジョセフ・ゴードン=レヴィット脚本・監督・主演映画。ポルノビデオ中毒者のイケメン男が満足いくセックスに出会うまでのコメディ。
 スカーレット・ヨハンソンの支配的な彼女からジュリアン・ムーアの受容的な年上彼女という贅沢な布陣で、劇中劇(二人が観る映画)で、チャニング・テイタムとアン・ハサウェイがカメオ出演してるのも楽しい。90分でまとめてるのも好ましい。
 過激なシーンも多くR15はやむを得ないが十分笑える。次作も期待したい。

 〆にバーボン。ジム・ビームが少ししかなく、買ってきた「ベンチマーク」は後味がよろしくない。バーボン臭も少ない。9時にダウン。

2020年3月20日金曜日

種まき開始

3月19日。星期四。              119/84。64.2kg。

 0時半に目が覚め、布団の中で読書。半村良の「うわさ帖」読了。休憩?をはさんで3時まで松本清張の「半生の記」を読む。生まれた時からの極貧生活の生々しさがよく伝わってくる。これにくらべりゃ俺の小さいころの貧しさなんて、ソフトクリームのようだ。
 岡山から米子までの移動や下関の様子が描かれていて、俺が旅行した時のことを思い出させる。
「備中神代」駅はよく覚えている。読みは「びっちゅうこうじろ」。俺が通った中学が「神代中学」で読みは「じんだい」で、近くにある植物園も「神代(じんだい)植物園」である。
 下関の「火の山」のロープウェイは当時からあったんだ。乗りはしなかったが、近くのユースホステルに泊まったっけ。

 早朝キッチンは「ゆでたまご」。最近、ケイのにぃにぃが喜ぶ。

 朝食は雑炊で、ラフテーの煮汁の完結編、その他。

 7時過ぎから庭に出てルッコラの畝を半分にする。撤収したルッコラは洗って選別したが、小さいものが多く、時間はおよそ2時間以上かかった。

 9時半から買い物。スーパー3軒、ドラッグストア1軒、酒屋。ティッシュやトイレットペーパー騒ぎは落ち着いてるようだが、マスクはどこでも品不足と言うよりまるっきりない店のほうが多い。

 昼食は「醤油ラーメン」。具材はゆでたまご、ハム、メンマ、長ネギ、大根の葉、海苔。

 午後は「ポット蒔き」。いんげん、枝豆、ピーマン、パプリカ、オクラ、茄子、ゴーヤー、はぐら瓜、へちま。
 ヘチマは2017年の種も残っていたので、これは廃棄して去年の物を使う。


 いよいよ春本番である。「晴耕雨読」の晴耕時間が増える。ケイのにぃにぃは一足早く、水菜、つるむらさきなどをプランターに種まきしている。

 夕食は「鶏胸肉照り焼き・ブロッコリー添え」、「(多分)サンチュの胡麻和え」、「カリフラワーのゆず塩和え」、「赤カブの葉&大根の葉入り納豆」、「ぬか漬けきゅうり」、「わかめと豆腐の味噌汁」。

 発泡酒~泡盛のシークワーサー水割りをちびちびやりながらレンタルDVDを観る。うっかりしてると返却期限が来ちまうんで、酒も入ってるんで軽めのものを選ぶ。
 「Looper」。2012年ライアン・ジョンソン脚本・監督作品で、主演のジョセフ・ゴードン=レヴィットが制作も兼ねている。共演はブルース・ウィリスとエミリー・ブラントで、ちょい役で冒頭ポール・ダノが出てる。
 お話は「ターミネーター」ようなもの。ただ、面白い場面がいっぱいあり、突っ込みどころもあって楽しめる作品となっている。
 〆にテキーラを飲んで9時にダウン。長い1日だった。
 

2020年3月19日木曜日

種の期限

3月18日。星期三。              145/97。64.5kg。

 朝食はラフテー煮汁の野菜入り雑炊。里芋加えたのが良かった。その里芋、昨日14個定植したんだが、畦1個転がってるのを発見し、畝の余った場所に定植し、畝1本が余すところなく埋まった。今年の秋は「里の秋」のメロディーで「里の芋」を歌いたい。

 早朝キッチンは間引きした野菜をすべて茹でる。サンチュ、水菜、赤かぶ、春菊。明日から食卓に順次上がることとなる。

 種の在庫をチェック。今日100均で不足分を補充する。中には発芽期限を過ぎていたり、採取したものが乾燥不足でカビていたりしているものもあった。

 水回りの掃除。

 無観客の相撲、気になるのは懸賞金だが、どうなってるんだろう?中継は観てないが、やはりあののぼり(名称が不明)が土俵を回らなければ広告としての効果なく、懸賞を出す意味がなくなるもんなあ。まあ、どうでもいいか。

 9時半から買い物。ちょっと国道の向こう側のスーパーへもまとめ買いに行くので、いつもと逆回り。荷物はダンボール2個分になった。トマト缶、パスタ、野菜など。
 種を買った100均では、店員にたずねたものの「傘の骨修理キット」は扱いがないとのこと。これは別の100均チェーン店ということになるな。ダイソーでなければキャン・ドゥか?

 昼食は「もりそば」。「かけそば」の予定が気温が上がったので。これに「もつ煮」、ご飯小盛。

 午後一番で郵便局へ荷物を運び、ケイとケイのねぇねぇの所へ発送する。

 草むしり2時間。借りたDVDを観ている時間がない。向かいのうちの飼い猫の泣きわめき声がすごい。俺が庭作業始めるのを見計らって泣き始めたんじゃないかい、ええっ?去勢して欲しいもんだよな。お隣さんからは苦情がはいらないんだろうか?寛容な住民たちが多い街である。

 夕食は「カレーライス」。今日のは牛肉入りである。贅沢なものである。が、これもマメなチラシチェックの成果である。次はいつ食えるか?

 片付け終了後、ポットまきする種を分ける。8時にベッドに入り、半村良のエッセイを読み、9時前にはダウン。

 

 

2020年3月18日水曜日

日本の桜を見る一番長い日

3月17日。星期二。              126/87。64.3kg。

 オルガ・キュリレンコさんがコロナに感染した、と報じられ、本人のコメントもあった。007、「スターリン葬送狂騒曲」、「ロープ 戦場の生命線」と活躍し続けてるが、ここらで一息ってところであって欲しいものだ。

 黒沢年男のコラムが面白く、購読者の投書も評判良い。今朝のは三船敏郎と共演(「日本のいちばん長い日」)した時に撮ったツーショット写真を持ち歩き、海外の高級ホテルでチェックインを断られた時に提示し、見事チェックインできた自慢話だった。なんせ当時では「世界のミフネ」として顔を知られた人だからね。痛快ではあるが、これって「桜を見る日」に現総理とのツーショットで契約を取りまくってたなんとかホールディングスの手口と同じじゃん。

 庭作業はルッコラの収穫など。

 24時間スーパーでの買い物でティッシュを買う。ケイのにぃにぃが花粉症なので、最近その消費が加速している。150W5個組で228円税込みは、ちょっと前なら買わなかったが、現時点では安い方であり、便乗値上げしない姿勢は好ましい限りである。その他、培養土、鶏糞なども買う。明日、ポット種まきをする予定である。

 除菌ウエットティッシュは相変わらず未入荷で、棚はガランとしている。買い置きがあるのですべてのものについて慌てることはないのだが、いつまで続くやら。中国ではピーク過ぎたって言ってるけど、あの国の嘘は、自分が住んでる国と同じくらい当たり前にまかり通ってるからなあ。

 昼食はケイのにぃにぃが作る「うどん」。茹でてお湯を切ったうどんに生卵を混ぜあわせたところに汁をかけるというもの。汁はラフテーの残り汁である。うまい。

 この後残った汁でしめじ、人参、里芋の薄切り、油揚げを煮る。これにご飯を加えた雑炊でラフテーの煮汁の最終回となる。よく使いまわしたものである。

 午後も庭作業。草むしりしていると生態系の変化がわかる。雑草の種類も変わってきている。どくだみの小さいものが散見される。繁殖力の凶暴なことといったらない。厄介者にされるわけがよく分かるというものだ。こまめに駆除すことが肝要だ。これはクローバーやすすきなどと同じ。

 里芋を定植する。その数14個。30センチ感覚で一畝使った。八百屋で買ったものであり、17個のうち14個が芽を出していたので、思いつきで植えることにした。
 サニーレタスの間引き。

 酒屋へ買い出し。発泡酒やつまみなどを買う。

 夕食は「アボカド&チーズサンドチキンフライ・サルサソースがけ」でサニーレタスが座布団となる。「たまねぎまるごと煮」、「ジャーマンポテト」、「茹で赤かぶ&葉・ガドガドソース」。

 発泡酒~?赤ワイン~テキーラをちびちびやりながらTV鑑賞。つまみは「豚たんジャーキー」、「ミックスナッツ」で番組は「今夜はコの字で・新橋&神保町編」。最終回一つ前。な~んだ、来週でおしまい。
 〆にジム・ビームを飲んで9時過ぎダウン。

2020年3月17日火曜日

雨にも負けず、ひるにもひるまず

3月16日。星期一。                 148/101。65.4kg。

 早朝キッチンは「グリューワイン」の火入れ。沸騰寸前の寸止め。ペーパーを敷き詰めたこし器でこす。瓶詰めして終了、とはいかない。
 残った果物(オレンジ、レモン、りんご)の皮をむいてから、フードプロセッサーにかけ、重量の半分の砂糖を加えて10分煮つめて「ワインジャム」の完成でやっと終了となる。

 グリューワインに使った大鍋が空いたので「もつ煮」作りを開始する。
 まずはぬるま湯で揉んで最初の油取り。次は小麦粉を加えて、ここでもしっかり揉んでからぬるま湯で流す。最後は100ml程度のホワイトリカーを加えてしっかり揉んで、ここでもぬるま湯で油を流す。
 大鍋に水2Lと日本酒などを加えて沸騰後2時間ほど弱火で煮込む。もつを取り出し、残った汁に味噌などの調味料を溶かしこんで、もつの鍋にひたひたになるくらい移動し、残り汁で野菜など(大根、ごぼう、人参、こんにゃく)を煮ること30分で別々に完成。
 半分ちょっとのもつは二袋に分けて冷凍。野菜は別に煮たものを合流させたほうが美味しく食べられる。今回はメニューが目白押しなので、食べるために残したものは僅かである。

 午前中は来週の月曜日までのメニュー作りをする。間引きをすると葉が急に増えるので、それも考慮したメニューとなる。間引き菜はたいてい茹でればどうにでもなる。と言っても洋食にはちょっと無理があり(だと思う)、中華や和食なら万全である。付け合せの優秀な役者だ。

 昼食は「焼き肉(牛肉)」、「ぬか漬けかぶ」、「インスタント味噌汁」、「冷奴・生姜の醤油漬けのせ」。

 午後は庭作業。サンチュ、春菊、赤かぶ、水菜の撤収。トウが立っているものが多く、明らかに冬対策の失敗である。
 作業中、晴れたり小雨がぱらついたりと不安定な天気だったが、最後のルッコラの収穫を始めようとしたところで、風が強くなり雨も激しくなりそうだったんで2時過ぎに庭での作業を終了し、台所作業に移行する。
 恵みの雨のおかげで、ルッコラを収穫してたら夕食作りが大幅に遅れたかもしれない。4種の野菜の選別や洗浄作業が5時近くまでかかったんである。
 すべての根を取り、何度か洗って、枯れた葉やゴミを取り除き、しばらく水に漬けてアクをとる。水を切ってからしばらく乾燥させてからビニール袋に詰めて冷蔵して終了となる。今日のビニール詰めは寝る前に行う。

 作業中、洗っている最中に登場した虫は「ひる」、「ナメクジ」、「ヨトウムシ」、「かたつむりのベビー」。
ミミズかと思った。

さすがにねぎまで手が回らず、明日へ持ち越し。
夕食は「牛肉とセロリのポン酢炒め」、「煮大根(ラフテーの煮汁使用)」、「さつまいもの甘煮」、「高菜と豆腐の吸い物」、「もつ煮」。

 発泡酒~純米吟醸「桐の華」(茨城・来福酒造)~純米「谷川岳」(群馬・永井酒造)をちびちびやりながらTV鑑賞。「孤独のグルメ・世田谷は豪徳寺編」。「ブリの照り焼き」が食いたくなった。
 最近、60年代の洋楽を集めたCD全集を聴いているが、この日のは後半R&Bの名曲が集まっていた。日本酒は飲みきれず9時過ぎにダウン。

 

2020年3月16日月曜日

想い出のスクリーン

3月15日。星期天。                125/86。64.7kg。

 早朝キッチンは連日忙しくなる。特売などで買い集めた肉を調理するためである。今朝は昨日ケイのにぃにぃが作った「ラフテー」を冷凍して、その大鍋を空け、残った汁を別の鍋に移してから、そこで大根を煮る。
 空いた大鍋では「グリューワイン」の仕込みを行う。

 朝食用に昨夜仕込んでおいたバゲットを使った「フレンチトースト」を制作。ケイのにぃにぃと半分づつ分ける。

 9時には近くのスーパーへ買物に行く。卵がメインだったんだが、何故かこの日は行列ができていて、並ぶ連中は「濃厚な接触」してるように見えたので、買うのを諦めた。

 新聞は月曜日が休刊なので、ざっと目を通すだけにする。

 11時過ぎに土浦へ出かける。

 亀城公園近くの食堂で昼食。俺は「カキフライ定食」とビール、ケイのにぃにぃは「醤油ラーメンと炒飯セット」。満腹。ご飯は半分にしてもらったんだが....。

 駅近くまで戻り、そこで別れてから俺は古書店で過ごす。店頭の100均ではめぼしいものがなかった。ハードカバーで森田芳光監督の死後発行されたエッセイ集と、小野田寛郎の著書を買った。その他、松本清張の自伝、岡本太郎、杉浦日向子のものを文庫本で買った。
 余った時間を洋画ファン雑誌「スクリーン」の1968年発行のものを2冊立ち読み。懐かしかった。ちょうど今読んでる植草さんの著書に出てくる作品だらけだ。現在ソフト化されてるかどうか分からない作品も多い。エロ映画まで紹介されてるのには驚いたが、当時の俺は熱心に見入ってたに間違いない。今日見入ったのは当時の女優のグラヴィアである。ジョアンナ・シムカス、ジャクリーン・ビセット、キャサリン・ロス、オリビア・ハッセーなど若いこと(当たり前だ)ったらないね。

 4時ころから駅近くのやきとん酒場で飲む。「トロシロ」、「コロシロ」、「カシラ」などと「もつ煮込み」をつまみながら、ハイボール~燗酒を飲む。
 この店の売り?の「生ハイボール」はかき氷より細かい氷の中にワイスキーをまぶしたものが上に乗っかってる。
 単品のおつまみの価格は安いが、肝心のもつ焼きがあまり美味しくないし、ボリュームの割には高い。8の日に130円が80円にしてるらしいが、それくらいが適当だと思う。

 帰りの電車で、構内のコンビニで買った「角ハイボール」を飲む。「リザーブ」より量が多く、乗り継ぎのバス内でようやく飲みきった。
 帰宅後、ケイのにぃにぃが買ってくれた小野リサのCD(カントリー&ウエスタンをカバーしたもの)を聴きながらテキーラをレモンをかじりながら飲む。
 〆はチキンラーメン~ウイスキーで、9時頃ダウン。

2020年3月15日日曜日

30年後の「最後の日」の続き

3月14日星期六。             116/89。64.1kg。

 早朝キッチンは大根の葉を茹で、もやしのひげ根取り。今日のもやしはひどい。やはり10円だけに。「味噌ラーメン用スープ」制作。

 朝食は久しぶりに「ルッコラの卵炒め・カイエンペッパー&ホットソース」。

 中国の高官が「コロナウイルスは米軍が持ち込んだ」とする発言は何の根拠もないものだが、やってることは明らかに「恨み節」であり、やってることはトランプと何ら違いがない。大国って意識がないんだろうな。

 相次ぐイベントや試合が中止となり、熱狂的、狂信的ファンにはストレスがたまることだろう。そのストレスの発散方法が事件の原因にならなければいいが、と願う。そういうものに関心がまるでない年金生活者の願いである。

 森まゆみのエッセイの今日読んだ章は「ラフテーづくり」についてのもの。昨日ケイのにぃにぃが作ってくれた「ラフテー」に火を入れながら読む。

 「江戸の真実」は1991年出版となっているが、中に「裏日本」という言葉を使った人の文を読む。死語ではないが、これも「差別用語」に当たると指摘されたことがある。

 植草さんの本では、「2001年宇宙の旅」が作られた時のエピソードに関するインタビュー、「俺たちに明日はない」に至るまでのウォーレン・ベイティの苦労話、「イージーライダー」のピーター・フォンダのLSD体験談などと、1960年代後半の懐かしネタばかりが続く。これをオールディーズCDをかけながら読む。

 朝から寒く、早くから雨だが、10時前に駅まで歩く。駅と隣接するスーパーと八百屋で買い物、帰り道も歩いて、途中で24時間スーパーで買い物。
 この日の目玉は特売品の「カナダ産牛肉切り落とし・100g98円」で、800g買った。200gづつ4回分のレシピはすでに用意してある。
 運動靴ででかけ、靴はすっかり濡れて、靴下もびっしょりだった。

 昼食は「味噌ラーメン」。残った生麺2玉、ゆでたまご、コーン(缶)、もやし、キャベツ、人参と自家製味噌スープ。
 これに1膳分の冷や飯で作った「秋刀魚醤炒飯」。

 午後のロードショーは「合衆国最後の日」。1977年ロバート・アルドリッチ脚本・監督作品。殺人罪に仕立てあげられ服役していた元空軍大将が脱走し、服役仲間と核ミサイル基地を占拠し、大統領に対しいくつかの要求をする、というサスペンス映画。
 生まれて初めての海外旅行であるタイに向かう早朝と言うより夜中?にテレビで放映されてたもので、途中まで鑑賞していたところ迎えの車が来て中断してから30年経って、ようやく最後まで観ることとなった。
 結末での、人質となった大統領と犯人二人の大統領機までの移動法がなんとも珍妙で、ネタバレが早くなってしまった。
 ただ、核やベトナム戦争の舞台裏の核心になる「威信をかけた」というキャッチフレーズが、いかにも皇国日本をかかげて滅んだ国と共通していて興味深かった。
 特に国家上層部がベトナムでの敗北を見通していながらの継続の意味、核を保持し続ける意味を国民には隠し通しているというのが今作品のテーマとなっている。
 元空軍大将のバート・ランカスター、大統領役のチャールズ・ダーニングがいいね。

 二本目は「マーティー」。1955年、デルバート・マン監督作品。当時のアカデミー賞、カンヌ映画祭で主要な賞に輝いたもの。元はTVドラマで、同じ監督、脚本が使われていて、TVでは主人公のマーティーをロッド・スタイガーが、本作ではアーネスト・ボーグナインが演じてる。顔が醜く太っている点で作品の設定通り共通している。
 ニューヨーク・ブロンクスを舞台に、肉屋につとめる主人公を取り巻く家族、友人、恋人となる女性を描く。嫁姑の問題、親離れ子離れできない大人の問題などが庶民目線で描かれていて好ましいドラマとなっている。
 おまけの予告編映像では、なんとバート・ランカスターが出演し、自身のナレーションが入った画像だった。冒頭のクレジット(ヘクト&ランカスタープロ)でバート・ランカスターが制作に関わってることは知ったばかりではあるが、これは実に嬉しいおまけである。

 夕食は「ラフテー」、「野菜炒め・沖縄だし」、「豆腐としいたけの軸のスープ」、「ゴーヤーの醤油漬け」。
 発泡酒~そば焼酎のお湯割りをちびちびやりながらこの日3本目の映画鑑賞。
「裏切りのサーカス」。三度目。酒がともなう鑑賞なんで、どうもドラマを理解していないようだ。この日は酒を抑えつつ鑑賞した。
 時間軸が何度も往復したりする中での小道具の意味、ホモセクシャル(コリン・ファースとマーク・ストロング演じる)も理解してなかったことがわかっただけでも少し進展した。現時点でも十分面白いスパイ映画だが、次回にも新しい発見がありそうだ。
 〆にウイスキーを飲んでから9時半にダウン。
 

 

2020年3月14日土曜日

プレミアムフライデー

3月13日。星期五。              121/87。64.3kg。

 早朝キッチンはゆでたまご(5個)と杏仁豆腐。杏仁豆腐のパウダーはいつも買っているスーパーが違うメーカーにしてしまった。日清製粉からハウスへ。パッケージがあまり変わってないところを見ると、ライセンスのようなものの移転ということなんだろうか?
 今日作ろうと思っていたところが、一昨日、違うスーパーの処分品コーナーで100円(いつも140円税込みで買っている)で売っていたものが2つあったんで、それを今回使うことにした。

 庭作業は高菜の間引きとサンチュの収穫。


10時より買い物。24時間スーパーを含む4軒のスーパー。

 昼食は「醤油ラーメン」。麺はインスタント乾麺を使用し、スープは自作。今回は醤油の一部をナンプラーにした。具材は茹で高菜、ゆでたまご、メンマ、長ネギ。

 午後はお隣の市までケイのにぃにぃと自転車で出かける。目的地まで30分かかる。天気も良く、畑作業をやっている人が多く、いよいよ春本番ってな風景だ。

 今回はTSUTAYAが毎週金曜日に55歳以上を対象に、CDとDVDを各1枚づつ無料レンタルしているとの情報を得るにあたって、実際に借りに行くことにしたんである。
 
 TSUTAYAは自宅近所にあったのが5年位前に閉鎖になってしまって、それ以来利用することがなく、いざTカードを出したら、2018年で期限切れになってた。
 更新料300円払って、DVDとCD(こちらはケイのにぃにぃが選んだもの)を借りた。来週も金曜日に来るのだ。年間CDとDVDを50枚づつ無料で鑑賞できるぞ。運動にもいいかな。

 お隣には、自宅近くにあったTSUTAYAとともに閉鎖になったスーパーも有り、ここで買い物していく。肉が安い。豚モツ(1kg498円税別)と鶏胸肉(100g35円)と野菜、ワインなどを買う。

 ちょうどおやつタイムで、コメダ珈琲に寄っていく。「シロノワール」っていう定番メニューで、デニッシュパンにアイスが乗っかったものとコーヒー。ケイのにぃにぃがはそれにさらにいちごと小倉あんがはさんであるものを。
 DVDとCDがただで、こういうお茶タイムがあってもいいかな、と思う。

 帰り道、地元農家市場に寄る。ここでは葉っぱが立派な大根、ケイのにぃにぃがはつるむらさきの仲間の苗を買った。

 夕食は「白菜とツナの醤油煮」、「長芋のとろろ粉焼き」、「ちくわの焼き物・蒲焼きのタレ」、「カリフラワーの梅酢あえ」、「茹でサンチュのゆず塩和え」、「納豆味噌汁」。
 「....ゆず塩」は上記のインスタントラーメンのスープである。この利用法を考えていたのだが、サラダドレッシングとして十分役立つことが判明した。

 発泡酒~泡盛のシークワーサー水割りをちびちびやりながら映画鑑賞。

 「ロープ 戦場の生命線」2015年スペイン映画だが、舞台はバルカン半島の何処か、というユーゴスラビア紛争を描いたもの。
 予備知識なく鑑賞したのが良かった。シリアスさと喜劇が混じった、戦禍に関わる不条理さをうまく描いた作品である。4人の国際援助活動家や国連調査委員の描き方も非常に面白い。
 役者も揃っている。ベニチオ・デル・トロ、ティム・ロビンスがいいのはもちろんで、二人の女優(オルガ・キュリレンコと知らない人)もいい。ベニチオ・デル・トロは正確には「ベニシオ」らしい。どうも植草さんに影響されちまったようだ。
 この映画、エミール・クストリッツァ作品(「アンダーグラウンド」)と並べて鑑賞してもいいんじゃあないだろうか? 
 〆に生姜の漬物(高知県産)をつまみながら、バーボンを3杯飲んで10時にダウン。

2020年3月13日金曜日

納豆もかよ!

3月12日。星期四。                 120/82。63.9kg。

 1時半に目覚め3時までベッドで読書。植草さんに言わすと「サイケデリック」はアメリカ英語で「サイキデリック」だそうで、スタンリー・キューブリックも「クブリック」だそうだ。

 6時ころ、建物そばの肉桂にうぐいすがやってきて、鳴き方の練習を始めた。初心者らしくあまり上手ではない。この木には、夏場にはコガネムシが根城にしたりするんで、強い剪定を考えていたが、最近シジュウカラなどもやってくるんで、どうしたものかと考えているところである。

 庭作業は駐車場よりの猫侵入対策のワイヤーネットの修理、行者にんにくの植え込み、剪定作業、草むしりなど。
 剪定は午後にまたがり、ブルーベリーから始まり、りんご、柚子、金柑、オリーブ、肉桂の下部などで、おおよそ完了した模様だ。駐車場半分が枝でうめつくされた。
 草むしりしたあぜ道1本でおよそ50匹のミミズに遭遇した。生ごみを埋めているのが功を奏している証である。

 作業中などで出会った今年初のものはてんとう虫、カナヘビ、モンシロチョウで、春を感じさせる。


  
 10時から買い物。スーパーの納豆売り場に「お一人様点限り」なる立て札が目立ってた。コロナウイルス予防に効果的だなんてこと誰かが流したらしい。ドラッグでは相変わらずトイレットペーパーとティッシュが限定となっており、マスクは品切れ中。

 ケイからメールあり。トム・ハンクスがコロナウイルスに感染したらしい。調べたらロケ中のことらしく、彼は持病(糖尿病)がある。「ブリッジ・オブ・スパイ」、「なんとか川の奇跡」をこき下ろしてごめんなさい。早く良くなってください。

 昼食は「おにぎり」。塩さば2個、ふりかけ1個。「カブの味噌汁」、「ぬか漬けカブ、きゅうり」。

 3時の歯医者行きまで庭作業の続き。

 夕食は「人参となめこのもずくあえ」、「大根の中華風きんぴら」、「豚ひき肉ともやしのザーサイ炒め」、「中華スープ(メンマ・ネギ・白菜・餃子の皮)」。
 発泡酒~中国酒在庫一掃セール(①山査子酒~②杏露酒~③桂花酒~④紹興酒~⑤白酒)をちびちびやりながら、ケイのにぃにぃが買ってくれたCDを聴く。
 ジョージ・マイケル(ファーストの「フェイス」)~ホール&オーツのベスト~サイモン&ガーファンクルのライブ。
 〆にウイスキーを飲んで9時過ぎにダウン。長い1日だった。

2020年3月12日木曜日

剪定スピードアップ

3月11日。星期三。                  152/99。65.4kg。

 水まわり掃除。

 嵐山光三郎の東京散歩は「根岸~」で、たまたま2時限目の本が「谷根千」(すでに廃刊)の創刊者森まゆみのエッセイだ。
 朝顔市でテレカを買ったりするのがどうにも時代を感じてしまう。懐かしい。

 庭作業は柿の剪定。2メートル強で高さを揃えるためかなりしんどい作業となった。落とした枝は、そのままでは駐車場に移動できないので、落としたあと、更に剪定をして形を揃えてから移動するので二重手間となった。昼食をはさんでの作業となった。

 昼食は「きつねそば」。気温が高いので、「もりそば」にすりゃあよかった。具材は同じ汁でにた油揚げと白菜、わかめ、かまぼこ、長ネギ。

 午後はキウイの剪定もやった。上に伸びたものはすべてカットし、方向を矯正できそうなものは駐車場に伸びてゆくようにした。かなりの量のつると枝を落とした。明日筋肉痛がでなきゃあいいが...。

 午後のロードショーは「ザ・ファン」。1996年トニー・スコット(リドリーの弟さんで10年前に亡くなっている)監督作品。大リーガー選手の熱狂的なファンが、それが高じてその選手のライバルを殺してしまうというスリラー映画である。その偏執狂のファンをロバート・デ・ニーロがまさに適役であり、これだけの恐怖を観客に与えるには当初予定されてたトミー・リー・ジョーンズでは無理だったかも。
 殺されたライバルは出番が少なかったんで最初わからなかったが、売れ出し始めた頃のベニチオ・デル・トロだった。前年の「ユージュアル・サスペクツ」で注目されたんだ。

 後味の良くない素材だが、落ちこぼれのサラリーマンが次第に狂気に走る様子がよく描かれている。社会に向ける「怒り」、「恨み」をこうした形で行動するというのは相模原障害施設大量殺人とよく似ている。

 夕食は恒例のカレーライス。今日はトッピングにハムカツ。具材は御三家(人参・たまねぎ・じゃがいも)の他にコーン(缶)。付け合せは千切りキャベツ・トマト・キュウリのサラダ。

 片付けの後、ケイのにぃにぃが今日買ってきてくれたサイモン&ガーファンクルのCD(寄せ集め曲収録)で、すべて持っているものばかりだが、東京で聴くのに、と買ってくれたものだ。

 ネットレンタルでケイのにぃにぃに依頼されてたCDとDVDが1枚づつレンタル可能となっていたんでその他のものと共に注文したものが今日届いた。順調に消化してきている録画済み映画の鑑賞もしばらくお休みとなる。

 7時半にベッドに入り、8時過ぎにダウン。

 

2020年3月11日水曜日

糖分について考える日

3月10日。星期二。                  109/79。64.5kg。

 ケイのにぃにぃから予約依頼のあったCDとDVDがやっとレンタル可能となったんで注文した。旧作でも人気のあるソフトは長いこと借りられていることが多い。

 朝から雨で、この日予定していた買い物や庭作業はすべてキャンセル。

 TV録画済みのものもこのところ消化ペースがよくて30本ちょっととなった。

 今日は3月10日。「砂糖の日」なんだそうだ。maroon5の「sugar」が朝から二回もかかるわけだ。だが、爺さんの耳に馴染みがある曲はアーチーズの「シュガー・シュガー」だ。昨日から聴き始めたコンピレーションアルバムにたまたま入ってた。

 昼食は「ほうとう」。具材は大根、人参、白菜、かぼちゃ、油揚げ、豚ひき肉。

 午後のロードショーは「海賊じいちゃんの贈り物」。2014年イギリス映画。離婚寸前の夫婦とその子供三人は夫の父親の誕生日に合わせ、ロンドンからスコットランドへ。そこは夫の兄夫婦も住んでおり、それぞれの葛藤や、ふれあいを描く。中盤で祖父が亡くなり、孫三人が遺言通りヴァイキング様式の葬儀(いかだに乗せ、火を放つ火葬)を行なってしまい、その後の騒動を経て、2つの家族の再生までのコメディドラマ。が、ちょっぴり考えさせられる。主演のママ役は「ゴーンガール」でも主演してた女優。最後のキレっぷりがいいね。
 大人のバカバカしい大騒ぎと比してスコットランドの風景のいいこと、ったらないな。製作者はこれを訴えたかったのかな?

 二本目は「おかしなおかしな大追跡」。1972年ピーター・ボグダノヴィッチ監督作品。脚本が3人連名となっている。バック・ヘンリー(「卒業」)とロバート・ベントン&デイヴィッド・ニューマンの当時売れっ子コンビ。面白くないわけない、はずが、あんまり面白くない。アメリカではコメディ映画の傑作とほまれ高い評価を受けてる作品なんだが、古さを感じさせるギャグや同じデザインのかばんのすり替えによるドタバタはあまりにも古典的だ。パイ投げも。
 終盤のサンフランシスコのカーチェイスは「ブリット」で堪能済みだし、「ある愛の詩」(主演のライアン・オニールの自虐ネタとして有名)を茶化したやりとりも陳腐だ。
 俺の感想は「おかしなおかしなダメ脚本」。

 夕飯は「麻婆茄子」&「麻婆豆腐」。茄子が半分量(6本のところ3本)しかなかったんで、ちょうど1丁あった豆腐を使った。
 「人参のナムル」、「里芋の中華風煮物」、「トマトとレタスの卵スープ」。
発泡酒~瑞泉古酒の水割りをちびちびやりながらTV鑑賞。「今夜はコの字で・秋葉原編」。物語は佳境に入ってきたが、原作によると秋葉原で終わっているらしい(ケイのにぃにぃの情報)。だから来週の神田や新橋などは番組制作者が開拓した店が出るんだろう。楽しみである。

 続けて「砂糖の日」にちなみ、映画「チャーリーとチョコレート工場」を鑑賞。2005年ティム・バートン監督によるリメイク作品。これはヘタしたらトラウマになっちまうかも知れないスリラーメルヘンだ。「2001年宇宙の旅」へのオマージュをはじめ、多くの映画作品のネタを散りばめていて、映画ファンにとって十分楽しめる。大人も子供も、という監督の意図するところなんだろうな。
 テーマは「家族」である。常連さんのクリストファー・リーも元気な姿を見せている。

 〆にバーボンを飲んで9時半にダウン。


 

2020年3月10日火曜日

サクラサク

3月9日。星期一。               計測忘れ。
さくらんぼの花ちらほら。


剪定終了後の銀杏と月桂樹。月桂樹は選定すると香りが立ってくる。

毎日1本選定することを決めた第1日。柿(2の1)と銀杏と月桂樹(2の1)を行なった。次に行うのは柿(2の2)かキウイ。どちらも手強い相手だ。
 この日は気温も低くなく、これだけの作業でうっすら汗をかく。さくらんぼの花が咲いてるのに気がついた。毎年咲いてるんだろうか?記憶が全くない。ここ数年実がつかなったことを考えると、久しぶりのことなのかもしれない。が、実がつくと鳥の被害にあうのでその対策を講じなければならないことになる。まあ、しばらく様子見だな。

 マッコイ・タイナーが81歳で亡くなった。CD持ってるんで哀悼の意のつもりでかけよう。合掌。

 昼食は「生姜焼き」、「根菜の味噌汁」。

 午後のロードショーは「はじまりのボーイミーツガール」。2016年フランス映画。題名からしてアメリカの脳天気青春映画を想像してた。
 生まれつき目の病気を抱えながらも、チェロを弾き音楽学校を目指す頭のいい女の子と、勉強まるで駄目だが5才の時に母親を亡くし、その悲しみから立ち直れない父親と暮らす男の子のラブロマンスを軸に、それぞれの家族関係などを描く、至って普通のホームドラマであり、丁寧に作られている。主演の女の子の表情の変化が素晴らしい。格言オタクの親友という設定も面白い。それにしてもひどい邦題だ。

 時間が半端だったんで二本目を半分観ることにした。

 「刑事マディガン」。1968年ドナルド・シーゲル監督作品。原作もので、脚色も苦労したんじゃあないだろうか。それぞれの登場人物をよく描くことに追われて、焦点がボケてしまった。
 原題は「警察委員長」のようなことで、邦題の刑事はその部下である。二人の接触も2シーンあるが、全体から見ると接点がなく物語が進行し、それぞれの夫婦関係、不倫、友人関係などが描かれ、100分ちょっとで収まりきれない。どうせならテレビ映画化して、題名も舞台となる「23分署」にしたらよかったんじゃあないだろうか。マディガンは強行突入して犯人を殺すも自分も命を落とす。現在ならありえない話だ。
 実際にこの作品はスピンオフされて、TV映画化され、主演のリチャード・ウィドマークの当たり役となったそうだ。
 音楽がいいものもあるが、全体的にうるさい。というか、BGMなしシーンが殆ど無い。

 夕食は「鶏胸肉のカレーチーズソテー」、「コンビーフオムレッツ」、「さつまいもサラダ」、「きのこシチュー・スープ」。
 エビスビール~ワインをちびちびやりながらTV鑑賞。「孤独のグルメ・神田神保町編」。やはり、カレーだった。御茶ノ水~神田はカレー臭漂う街だ。

 〆のウイスキーを飲みながらCDを聴く。60年代のコンピレーションアルバムで、ニール・セダカやポール・アンカ、映画音楽が入っているもの。
 その中で、「アラモ」がかかった。今日観た「刑事マディガン」の主演のリチャード・ウィドマークが主役級の役で出演してたもので、1960年のジョン・ウェインが制作・監督・主演した大作。これは渋谷パンテオンでのリバイバルロードショーで観た。来月国営放送で放映されるのでまた観よう。
9時ダウン。

 

 

2020年3月9日月曜日

懐かしの「バブルガム」時代

3月8日。星期天。              134/89。65.1kg。

 「テンペ」が北海道で作られて海外の観光客に受けていることが報じられてた。で、調べたところ、日本の納豆と比較すると、あの独特な匂いと粘りは、発行の元になる菌の違いによるものだと知った。テンペに使われる菌はテンペ菌(クモノスカビ)で、その他にも何種類もあり、まさにインドネシアは発酵王国である。北海道で作られているテンペは大豆こそ道産であるが、菌はインドネシアから輸入しているとのこと。
 アジアで最後までコロナウイルス感染者が出なかったのは、常食しているテンペのおかげで抵抗力が他の国の人達より強いんじゃあないだろうか?

 雨がやまないので、仕方なく1時間遅らせたが、それでもやまないので10時に買い物に出た。当然歩きだ。

 昼食は「味噌ラーメン」。麺は「ラ王のゆず塩味」の麺を使い、スープはオリジナルレシピによるもの。具材はコーン(缶)、キャベツ、人参、もやし、バター。

 午後のロードショーは「ロミオとジュリエット」。1968年フランコ・ゼフィレッリ監督作品。当時日本で大ヒットし、確か同年に公開された「卒業」とともに大いに騒がれた作品だった。
 主演のジュリエット演じたオリビア・ハッセーは容姿でも人気となり、映画雑誌の表紙やグラヴィアに長いこと載ってた。コロナウイルス関連で引き合いに出される「復活の日」の映画化作品にも出演し、当時の化粧品CMにも出てたな。で、そのCMソングを歌った日本人歌手とも結婚したので、日本での人気は長いが、その後の映画には恵まれなかった。ロミオ役やった俳優もこれだけだったようだ。

 で、観始めて、これが舞台劇そのまんまということがわかり(セリフが演劇そのもの)、140分を25分で鑑賞した。
 二本目?は「ロビンフッド」。2010年リドリー・スコット監督・主演ラッセル・クロウの黄金コンビ作品。「グラディエーター」との間に2作も撮っているからよっぽど相性が良いのかも。
 俳優陣も豪華で、非道な国王演ずるオスカー・アイザックや極悪人役のマーク・ストロングが存在感強い。王妃役のボンドガール、レア・セドゥがちょい見せ。
 ロビンフッドの誕生秘話のような作りになっているが、これまで何度となく映画化されたものだけに、いかに愛されたヒーローであることがわかる。最近でもレオナルド・ディカプリオ制作、タロン・エジャトン主演で作られている。たしか、レオ様は現代に置き換えた「ロミオとジュリエット」に出てたな。
 記憶に残ってるのはケヴィン・コスナーのもので、最後にリチャード王に扮するショーン・コネリーが登場する。そのショーン・コネリーが老年期のロビンフッドに扮するのが「ロビンとマリアン」で、まりアンはオードリー・ヘップバーンだった。
 さて、本作は娯楽作品としては無難だが、やはりCGをふんだんに使った合戦シーンなどは、はっきり言って疲れるだけ。

 夕食は「塩鮭とキャベツのさっと煮」、「大根の葉と炒り玉子和え」、「さつまいもの煮物・バター味」、「かぶの葉の辛子味噌和え」、「きのこ汁・とろろ入り」。
 エビスビール~高清水・春の純米をちびちびやりながらTV鑑賞。「モヤさま・上野桜木町」。

 終わったあと、イカの塩辛をつまみに高清水をちびちびやりながら1960年代中盤から後半にかけていくつかのバンド(架空のものも含め)で流行ったバブルガム・ポップを聴く。9時にダウン。

 

2020年3月8日日曜日

「あいつと私」と俺

3月7日。星期六。                113/83。63.9kg。

 愛知県の50代男性がコロナウイルス感染陽性反応が出ているにもかかわらず、飲み屋に行って酔っ払って、「うつしまくってやる」と叫んでたそうだ。まさに病気だ。

 登校した児童は給食時間、まばらな席の配置で、言葉もなく食事してる様はまさに「もぐもぐタイム」。

 古文書を読み解くAIが開発途上だ、と。「古文書学」で苦労した通信教育大学時代を思い出す。現在読んでる「江戸の真実」でもくずし字の文書が写真で掲載されている。今日のは「離縁状」だ。当時の「離婚」の実情を古文書から読み解く記述はなかなか面白い。ドラマからの影響での思い込みを払拭されている最中だ。

 嵐山光三郎のエッセイは「吉祥寺」。井の頭公園や近くの「伊勢屋」の話など懐かしいものばかりだ。
 高校時代、授業をサボって登校に使っていたバスで一緒になる女子と井の頭池でボートに乗ったことを思い出した。俺にはそんな度胸もないので、多分彼女から誘われたんだろう。
 その後も下校してから彼女の住むアパートまで送って行き、彼女から家に上がらないかと誘われたこともあったことまで思い出した。
 違うクラスであった彼女は下校時バス停の手前までいつも一緒の男子がいたので、てっきり付き合っているものと思っていたのは、後でそうでないことを知った。が、それは卒業した後のことだった。もしかしたら彼女は俺のこと......。

 植草さんの本では、ドラッグの作り方が書かれている。バナナの皮や朝顔の種など、10種類以上あって、当時のヒッピーの苦労がしのばれる。これって、危険ドラッグなどにはまってる今の連中は知ってるんだろうか?

 昼食は「ポークチャップ」。ケイのにぃにぃが作った。俺は「納豆汁」担当。

 午後のロードショーは「あいつと私」。当時映画化、TVドラマ化されることの多かった石坂洋次郎原作の1961年中平康監督・共同脚色作品。主演石原裕次郎&芦川いづみ。芦川いづみは俺にとってのマドンナ。多分同世代にファンが多い女優である。彼女のデビューした年に俺が生まれている。その他、宮口精二、轟夕起子、滝沢修、渡辺美佐子、吉行和子、小沢昭一などのベテラン大集合は豪華すぎる。
 本作品で彼女の魅力全開。ドラマは時代背景が安保締結で騒動が絶えなかったことを取り込んでいて、ラブコメに一味違った味付けにしたのは監督の意図したことであろう。
 ジェンダー問題についての考察も現代に通じることもあり、実に興味深い作品である。芦川いづみ扮する役の妹を彼女の10歳年下の吉永小百合、酒井和歌子(セリフ無し)が演じていて、初々しい姿を見せている。酒井和歌子は東宝のシンデレラの一人と思い込んでいたので日活でデビューしていたことを今回初めて知った。東宝では星由里子の後をついで加山雄三扮する若大将のヒロインを務めていたっけ。
 脚色は登場人物全員を生かしていて秀逸である。スタッフに斎藤耕一、助監督に西村昭五郎などがいて俳優に負けず豪華だ。

 夕食準備しながら聴いた「ラジマン」の今日のゲストはコロッケ。今までの中でもすごく笑えた番組となった。赤坂さんとのエピソードの中でも、小林克也さんと三人で即興ラジオ番組移管するものが特に面白かった。生で聴きたかったな。お二人の実演は息が合いすぎるくらいだった。
 赤坂さんが出す課題をコロッケがこなすシーンでは、「贈る言葉」をいろんな人のものまねの中での課題が滅茶面白い。わざと武田鉄矢を出さずに「武田」まで出して、そのあと「信玄」と続けられた時のコロッケの対応はまさに芸術だぁ。笑ったなぁ。

 夕食は「鶏肉と菜の花の塩香味だれサラダ」、「セロリとちくわのきんぴら」、「れんこんのにんにく醤油和え」、「根菜の煮物」、「きのこのお吸い物」。
 エビスビール~スペイン産テンプラリーニョ種オーガニックワインをちびちびやりながらケイのにぃにぃが最近買ったCDを聴く。女性歌手のコンピレーションアルバムで中にエイミー・マンやマライア・キャリーが収録されている。シリーズ化されており、今日聴いたのは「4」である。

 〆に今日俺が買ってきたギリシア産薬用酒「ウゾ」。30年以上前初めて飲んだもの。その時の衝撃は今でも覚えているが、今回同じ衝撃をケイのにぃにぃが受けたようだ。
 で、俺は調子に乗って飲み続け、べろべろになって?時にダウン。

 

2020年3月7日土曜日

ねずみ年におすすめの作品

3月6日。星期五。            154/106。64.6kg。

 朝食は残り物カレーライス後編。この日からざくろジュース入り牛乳が参戦。

 ぬか床が復活の兆しを見せた。カブと人参がいい調子で、明日の昼には食べられるだろう。

 東京電力の悪事が報道されている。あの故障だらけのお騒がせスマートメーター取り付け作業に携わった個人契約業者に対するひどい仕打ちである。あそこはまさにブラックの極地だね。
 日本中を放射能で汚染させ、環境悪化を率先して行なっておいて、従業員や契約社員には不当労働を強いる。
 できることなら東京電力とは付き合いたくないね。とりあえず電気をなるべく使わないように使用。近い将来自家発電だけで生活できるようにリフォームしたいものだ。

姿勢は悪くなるが、こうして窓近くで読むと電気を使わずに済む。
昼食は「醤油ラーメン」。スープは自家製で、ケイのにぃにぃに教わりながら味覇、醤油、五香粉、にんにく、ごま油などで作った。ネットでもこうして安い生麺を買ってきて食べてる人が多いようだ。
 具材は茹で青梗菜、茹でサンチュ、白髪葱、メンマ、ゆでたまご、海苔。これに「ミニ・秋刀魚醤炒飯」。

 午後は2時間近く草むしり。日差しが強いが気温はちょうどいい暖かさだった。

 午後のロードショーは「リミット・オブ・アサシン」。原題は「24時間生きる」ってなもので、蘇生手術を受け、残り24時間生きられる暗殺者が組織に復讐するお話。2017年南アフリカ・中国・アメリカ作品。
 昨日の韓国映画に引き続き、主人公は妻子を自分が由来することが原因で殺されている。で、強靭な体力と殺傷能力で本懐を遂げるというものである。本作品では世界中に暗躍する組織でありながら「本部」がしょぼい。007でのスペクターの基地もしょぼかったが、こうしょぼいと「巨大な」というサスペンスの効果が半減以下になっちまってるんで、脚本の段階から失敗だったと思う。
 ルトガー・ハウアーがちょい役でいい味出してた。2019年没。

 夕食は「鶏胸肉ガーリックフリッター」、「ほうれん草とウインナーのココット」、「キャベツ・人参・アボカドのサラダ」、「レタスとトマトのスープ」。
 エビスビール~シラーズ種ワインをちびちびやりながら映画鑑賞。

 「ウイラード」。1971年ダニエル・マン監督作品。公開当時、俺は図書館で映画雑誌の殆どに目を通していたのでこの作品についてもある程度の知識はあったが観ることは今までなかった。
 青年がネズミを手なずけるようになり、自分の父親の会社をのっとって、現在自分をパワハラでこき使う社長にネズミを使って復讐する。が、いいように使われていたことに反抗するネズミの首領が反旗を翻し青年を殺すところで終わる。撮影は陳腐だし、サスペンスもイマイチ盛り上がらないが、当時「いちご白書」でブレイクしたブルース・デイヴィソンの薄気味悪い演技がいい。また敵役演じるアーネスト・ボーグナインもいやらしい感じがよく出ている。
 この作品、続編もあり、その主題歌をマイケル・ジャクソンが歌って、歌が大ヒットしたことはよく覚えていて、現在でもリクエストなどで聴く。「ベン」。本作で主人公を殺すネズミ集団の首領の名前。

 あまり酔わないうちに眠くなり、〆なしで9時にダウン。
 
 

2020年3月6日金曜日

20hours in a day

3月5日。星期四。                 126/90。64.3kg。

 1時に目が覚め、そのまま布団の中で読書。

 4時からの朝食は残り物のカレーライスの前編、ほか。

 早朝キッチンは間引きした大根(葉)、青梗菜、サンチュ(生では硬いので)をすべて茹でた。

 新聞ではコロナ関連が目立つ。

 上野の花見に関して、「控えて」という自粛?の呼びかけ、って必要なの?あの状況は居酒屋と同じじゃん。

 休校で、完全自宅自習にされた児童がぽつり一言。「これなら、そもそも学校要らないじゃん」。その通りなんだよな。

 「007」の新作が予定されていた4月10日を7ヶ月延期して11月になるらしい。その頃にはDVDで鑑賞できたかもしれないが、これでそれも7ヶ月延期だ。「ドラえもん」も延期されるらしい。こちらどうでもいいが「ドラえもんがのび太」って蔓延するかも。

 増殖しているのはコロナとイランのウラン。

 昼食は「キムチ牛丼」、「大根の葉のお吸い物」。

 植草さんのエッセイは1968年から1970年までのもので、まさに「ワンス・アポン・ア・タイム...」の時代で、LSDを始めとするドラッグに関する記事を紹介するものが多い。映画の中ではブラピが終盤で吸ってたな。

 午後のロードショーは1本目は「皇帝ペンギン ただいま」。2017年フランス映画。アカデミー賞ドキュメンタリー賞を受賞した「皇帝ペンギン」の続編。撮影が素晴らしい。
 ストーリー仕立てもよく出来ている。お見合いから出産、保育園~親子の別れ~独歩までを85分で描く。泳ぎも漁も親は子供に教育しないんだね。驚いた。
 父親が猛吹雪の中をこどもに餌を与えるために、延々と歩く様は「人間の条件」の梶を思い出す。

 2本目は「アジョシ」。2010年韓国映画。主演のウォンビンは日本でもファンが多いらしい。
貧しい女の子どもを使うところは「レオン」、格闘シーンは「ジョン・ウィック」や「ボーン」シリーズなどで、背景には貧しい子供を誘拐し臓器売買したり、麻薬の売買や製造などにかかわらせる暗黒社会とその抗争や対する警察が描かれている。が、どれも顔の見分けがつきにくく、わかりにくい。アクションシーンはハリウッドに引けをとらない。今、話題の「パラサイト」のボン・ジュノ監督の映画(「母の証明」)に主演しているウォンビンはイケメンで「二度目の」シリーズの案内人にピッタリ。

 夕食は「塩さば焼き・おろし付き」、「ほうれん草の胡麻和え」、「ブロッコリー&チーズのスクランブルエッグ」、「長芋とベーコンの炒めもの」、「カブの味噌汁」。

 エビスビール~高清水・春の純米をちびちびやりながら映画鑑賞。「ザ・ビートルズ eight days a week」。2016年職人監督ロン・ハワードのドキュメンタリー映画で、ザ・ビートルズの1964年から1966年までのフイルムの編集と新たなインタビュー画像によるものである。
 インタビューでは4人の最新映像(二人分は古いが仕方がない)が使われ、リチャード・カーティス(「イエスタデイ」の脚本)やシガニー・ウィーバーなどが出演したが、一番驚いたのがザ・ビートルズの公演会場での彼女の映像が残ってたということだ。50年前のものだが、偶然写っていたものなんだろうな。
 輝かしいまでの彼らの映像は時代を感じるとともに、東京オリンピック~おやじの死などを経験した自身の少年時代が重なる。
 〆に瑞泉3年古酒をレモンをかじりながら数杯飲んで9時半にダウン。長い1日だった。

 

 

2020年3月5日木曜日

何も学ばない日本人

3月4日。星期三。               165/112。64.7kg。

 ぬか床にかぶと人参を漬け込み、3日目のきゅうりを取り出す。ようやく色が変わっていた。まだ気温が高い日が続かないからだろう。また、今朝も寒い。

 かぶの葉、赤カブの葉、水菜を順にすべて茹でる。やはり茹でてドレッシング(ポン酢も含め)で食べるのが間引き菜の消費方法としては楽だ。

 水回りの掃除。

 新聞ではトイレットペーパーやティッシュのまとめ買いなど、1973年当時のオイルショックと同じ現象が報道されていた。当時を知ってると思われる連中までトイレットペーパーを抱えてる。

 が、懐かしくもある。あの時は本当にすごかったな。俺が医薬品現金卸会社で営業やってた頃のことで、石油関連商品の品薄や値上げなどのデマが飛び散り、石油由来である「クスリ」はまとめ買いする腹黒い薬店主が多く、そこそこの値段で売れるため、商品さえ確保できれば右から左って状態だった。車もいつも満載で配達していた。店主たちは後日値上げして高く売れることを信じて疑わなかった。が、そうならず在庫過多となって倒産するものも出たくらいで、悲惨だったな。欲はかくもんじゃあないといういい見本だ。
 当然、トイレットペーパーなども扱う店が多かったから、その売れ行き具合が異常であることは実際目にしてたが、なぜ石油関連からトイレットペーパーに飛び火したのかよくわからなかったが、その当時は「もの」がなくなるというデマが飛び散っていた。で、「トイレットペーパー」に飛び火したから燃えて、残ったのは燃えカスだったというお話でした。実際に「みっちゃん、みちみちうんこたれて~♪........」の歌のように髪がなくなって手で拭いたという話は聞いたことがなかったな。

 で、勤めてた会社は大儲けで、利益還元ということで、社長の実家である沖永良部島へ社員旅行し、ジープで島を回ったり、連夜宴会と豪遊させてもらった。島へ飛ぶ前日は鹿児島でも豪遊したな。島の鍾乳洞や海の青さを沖縄へ行く前に体験していたというわけである。
 その余勢をかって、販路を伸ばし、営業所も増やし、俺がやめた直後までは良かったが、その後積極経営がその強引さも足を引っ張るようになり、オイルショックから20年後に倒産。

 チョコ完食。来年のバレンタインまで自粛しよう。体重増加が気になる。

 昼食は「きしめん」。具材は油揚げ、長ネギ、かまぼこ、茹で水菜。

 午後のロードショーは「シェナンドー河」。1965年アンドリュー・V・マクラグレン監督作品。ジョン・ウェインお抱え監督というイメージが強い監督で、凡作も多いが、これはいい出来の西部劇だった。100分ちょっとでうまくまとめた南北戦争に巻き込まれた1家族の物語であり、なんとか戦争への参加を拒否してきた家族を襲う悲劇が終盤に用意されている。16年前に妻をなくしながらも子どもたちを育て、戦争拒否する頑固一徹な父親をジェームズ・スチュワートが好演している。
 キャサリン・ロスが悲劇の若妻を演じていて懐かしかった。「卒業」~「明日に向かって撃て」でブレイクした女優である。
 テーマとしては「友情ある説得」と同じだが、牧歌的なものと悲惨さのバランスがとれずに終わってしまっているのが惜しい。

 今日はカレーライスの日なんで、時間がたっぷりあったのでもう1本鑑賞。「遠い喇叭(らっぱ)」。1964年ラオール・ウォルシュ監督作品。初見だが、主演の二人はよく覚えている。
 トロイ・ドナヒューはTV「サーフサイド6」でも人気あったイケメン俳優だったが、この作品あたりから落ち目になった。ちょうど「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でのレオ様が演じてた俳優と重なる。晩年には大林宣彦監督作品にも出てる。
 で、共演がきっかけで彼と結婚し、すぐに別れた、これも当時美人女優として人気があったスザンヌ・プレシェット。まさに美男美女のカップルとして騒がれたものだが、そのふたりとも鬼籍に入っている。
 当時売れてた二人の共演ありきで企画された西部劇なんだろう。職人監督にたのんでそつなく作り上げた感は否めない。監督もこれが遺作となっている。

 今日の2本はまさに古き良きハリウッド製西部劇の終焉時代を象徴するような作品である。この後に「明日に向かって撃て」や「ワイルド・バンチ」などが出てきて趣ががらっと変わるんである。

 夕食は「カレーライス」。今日はブラもも(ブラジル産鶏もも肉)が入ってる豪華版である。これに「大根とカブの葉とハムのサラダ」。

 7時過ぎにはベッドで読書。半村良のエッセイを読み、8時にはダウン。

2020年3月4日水曜日

庭胎動

3月3日。星期二。                 116/82。64.1kg。

 インドネシアで感染者が出た。日本人との接触が原因らしい。アジアの最後の砦だったんだが。

 政府は名指しで業種別の危険度を発表してしまった。名指しされた業種関係者には頭がいたいところだろうし、倒産も相次ぎ起こりそうだ。
 屋形船、ライブハウス、雀荘、カラオケボックスなど。飲み屋とかパチンコ屋が出ないのは?

 どこかの駅のピアノも使用禁止になったということだし、先日国営放送で観た「空港ピアノ」って番組も近くストップになっちまうんだろうなあ。いい番組だったけどな。

 ぬか床も復活せにゃならぬほど気温が上がってきた。予報によればかなり不安定なものらしいが。
 ぬか床へは昨日きゅうり、今日は人参とかぶを追加投入した。

 ということで庭作業も去年のログを見ながら前倒しすることを考えている。種まきなどは2週間程度早める予定である。

 今日は収穫を兼ねた間引きと防寒シート撤収。青梗菜は採種用に二株残して撤収。サンチュ、赤かぶ、大根、水菜はかなりの量になった。
間引きものだけで2.3日暮らせそう。

 買い物は3軒のスーパー。

 昼食は「牛丼」、インスタント味噌汁。牛丼にはたっぷりのキムチをトッピング。

 午後は収穫した野菜の選別&洗浄に明け暮れ、午後のロードショーは休止。

 休憩時間は読書。嵐山光三郎のエッセイでは銀座ライオンから始まる飲み歩きに垂涎状態に陥った。

 夕食は「豚肉とヤーコンの中華風炒め煮&炒めサンチュ」、「アスパラガスのごまだれ」、「赤カブの葉・甜麺醤マヨ和え」、「かぶの葉ナムル」、「青梗菜の中華スープ」。
 これに追加で青梗菜の花の部分を茹でてマヨネーズをかけて食したところ、菜の花とほぼ変わらないことがわかった。捨てる部分が少なくなり喜ばしいことだ。
 エビスビール~高清水・春の純米を冷やでちびちびやりながらTV鑑賞。「今夜はコの字で」は松戸で、駅から近い居酒屋。魚がうまそ~。やかんで供される熱燗も興味あり。
 続けて「二度目の」シリーズ2編。〆にテキーラを2.3杯飲んで9時にダウン。

2020年3月3日火曜日

ルートからサンセットを目指す

3月2日。星期一。                    126/89。64.6kg。

 昨日67歳になった。66歳は語呂もいいし、タイトルのように「ルート66」は懐かしいアメリカ産ドラマが流行ってた頃(ちょうど今の韓流ドラマのように)のヒット作だ。で、次は同じく「サンセット77」というドラマがあったんで、これから先10年はそれを目指して生きていこう、なんてね。すると最後は88歳かあ。このタイトルドラマはなかったな。

 庭作業はルッコラの間引き。密集しているので上に向かって育っている株が目立つ。

 毎週日曜版のクロスワードを「脳トレ」としてこなしているんだが、今週は手間取った。スマホを使って自分を撮影するときのグッズの名前を知らなかったことによるもので、周囲を埋めたところでやっと「自撮り棒」という単語に行き着いた。ケイのにぃにぃにたずねたところ、そのとおりだった。

 10時前に買い物に出ようとしたら雨が降っていたんで午後にする。

 昼食は「まぐろ漬け丼」、「ほうれん草のお吸い物」。

 午後一番で買い物に出ようとしたら雨はやまず。

 午後のロードショーは「アメリカンアサシン」。2017年アメリカ映画。テロリストに婚約者を殺された男が復讐するために自主トレで「ボーン」並に18ヶ月でなっちまい、CIAにスカウトされて、活躍するお話。荒唐無稽なシナリオは無理が目立つ。終盤の核爆発はもうやり過ぎという他ない。
 が、唯一取り柄は音楽だ。メリハリが効いている。

 3時から雨がやんでたんで買い物に出たところ、すぐに降り始めたがそのまま決行した。スーパー2軒で、野菜や鶏胸肉(100g38円税別)など。

 夕食は「焼き鯖のサラダ、ルッコラ&たまねぎ炒め」、「しめじのツナマヨ和え」、「白菜の浅漬」、「えのきとあさりのスープ」。
 コロナビール・ライム付き~ドイツビール~菊姫・特選純米(冷や~燗)をちびちびやりながらTV鑑賞。「孤独のグルメ・鳥取編」、「二度目の・アマルフィ編」。9時半にダウン。

2020年3月2日月曜日

デコポンとマヨネーズ

3月1日。星期天。      113/83。体重計測忘れ。

 ビキニ事件から66年となる。で、今回初めて知ったことは、事故にあったのが第五福竜丸だけではなかったということだ。これは知らなかったのは俺だけかも知れないが、事故として扱われたのは他に11隻であり、実際はもっとあるはずだったらしい。これもアメリカに忖度して大きく報道されてこなかったということなんだろうな。

 さて、その1年後に俺が生まれてる。

 で、3月1日についてぐぐってみたところ、「デコポンの日」、「マヨネーズの日」なんてのがあった。ケイのにぃにぃが好きなデコポンが毎日の果物の今日のメニューだ。マヨネーズは夕食に使おう。
 誕生日では先日観た「ダ・ヴィンチ・コード」の職人監督ロン・ハワード(1才年下)、若いところではジャスティン・ビーバー(41才年下)がいる。つい最近ではビリーアイリッシュとの「bad guy」でバックをやってる。俳優ではハビエル・バルデム(16才年下)。
 今日まで芥川龍之介と中山美穂しか知らなかった。

 確定申告。毎年面倒な作業だ。ちらっと聞いたが提出期限が延長されるらしい。まあ、どちらにしても午前中に終わらせ、投函。

 新聞が3日分たまってるんで、昼食をはさんで読み続ける。

 昼食は「醤油ラーメン」。具材はほうれん草、メンマ、長ネギ、ハム、海苔、ゆでたまご。

 学校休校は安倍の早まった「人気取り案」。こどもの感染リスクは非常に低く、休ませなきゃあならないのは大人の方なんだが。経済優先の政府にあってはそんなことは全く頭にない。休ませての休業補償なんぞ、ほざくだけで具体的な額には一切触れてない。

 夕食は「ケーニヒスベルク・クロプセ(ドイツ・ミートボール)」はケイのにぃにぃが作ってくれた。「菜の花のアンチョビ・マヨサラダ」、「キャベツのチーズスープ」、「アンチョビポテト」。
 ミートボールがうまい。隠し味はアンチョビである。今回はアンチョビを使った料理が3つもある。マヨサラダにはアンチョビペーストを使用した。

 ケイからプレゼントされたエビスビール~ドイツ産瓶ビール~スペイン産シラーズ種ワイン~泡盛・瑞泉3年古酒をちびちびやりながらTV鑑賞。
 「モヤさま」があまりにもつまらなかったんで途中で切り替え、「二度目の」シリーズ2編鑑賞。
9時にダウン。

2020年3月1日日曜日

次回は赤羽?

2月29日。星期六。             145/104。65.0kg。

 洗濯~掃除を済ませてのんびりしてたら、今日が使用期限の「プレミアム商品券」が3千円残っていることに気がついた。慌てて買い物に行き、不足しているもので次回実家から運ぼうとしていた調味料、日持ちするソーセージ、国産白ワイン、純米酒で500円超過で、やっと使い切った。
 4万円で5万円分の消費、限定店と言ってもかなり多くの店舗が取り扱っていたので使いやすかったが、使いがいもあったな。

 11時ちょっと前に出発した。ケイのにぃにぃと12時に落ち合ってランチしてから買い物をすることになっている。
 ちょうど12時に到着。なんとケイのにぃにぃから連絡あり、トラブルがあって1時頃になると。

 先に買い物を済ます。3リットル980円税別の赤ワイン(義母&グリューワイン用)や特売中のコロナビールなどを買う。ちょうど実家の冷蔵庫にライム(生)があるはずだ。

 残り物のパンをかじりながら外のイートスペースで待つこと10分。

 いつもの中華屋で昼食。服務員の女の子は顔を覚えたようだ。

 瓶ビール、楊州炒飯&ワンタンスープセット。ケイのにぃにぃのは牛肉炒飯&ワンタンスープセット。うまい。餃子を注文しなくて正解だった。ボリュームがある。

 近くの電気屋を冷やかす。処分品コーナーで前回も買った「カムジャ麺」がまだあったんでまた買った。4袋入り100円税別、それに電車で移動中よく飲む缶コーヒーを3本買う。54円税別。
 200円のクーポン券を使ったので実質支払は100円でお釣りが来た。

 ひと駅乗って、下車した駅のそばのスーパーと八百屋で買い物。荷物がかなり多くなったんでバスで帰宅。

 昨日飲んだ飲み屋に電話して忘れ物(ハンチング)を確認してもらう。耳の遠い女性だったな。

 夕食はケイのにぃにぃが作ってくれた「和風オムレッツ」。これに「湯豆腐・生姜漬物のせ」、「筑前煮」、「白菜の漬物(既成品)」、「大根と油揚げの味噌汁」。
 発泡酒~コロナビール~吉乃川純米酒を燗酒にして~ちびちびやりながらTV鑑賞。「孤独のグルメ・由比ヶ浜編」。ドイツ料理だが、本編より原作者が食べていた「クロプセ」というミートボールが旨そうだったんで、早速ケイのにぃにぃがググってた。
 続けて「今夜はコの字で・赤羽編」。もつ焼き、串揚げ何でもありの店だが、価格もリーズナブルでしかも店内が綺麗だ。これは調べて行くしかないな。Wも赤羽ならOKするだろう。

 ボブ・ジェームスのベストを聴きながら吉乃川を空けてから9時ころダウン。