2020年3月24日火曜日

東西戦

3月23日。星期一。                129/91。63.3㎏。

 早朝キッチンは「砂肝の煮もの・中華風」。ケイのところ行き東京のマンション行きの荷物の梱包を始める。
 冷凍したご飯などは、こちらにおいていても消費することがほとんどない。それでも月に1つや2つづつ増えていく。今回も6食(1食200g)あった。このほか、肉じゃが、もつ煮、ラフテーなどが冷凍食品で、その他間引き野菜や冷蔵した煮物など。

 7時ちょっと前のバスで出発。電車に乗ったところで雨が降りだした。まずはケイのところへ行き、荷物を下し、マンションの分は預かってもらう。
 元気なハンクはつかまり立ちができるようになり、はいはいはお手の物になっていた。会うたびに進化してる。自立ももうすぐだ。実際、目の前でトライした。やる気も十分だ。

 8時半に病院へ向かう。

 待合室で持ってきた新聞を読む。実家ではこの二日間新聞も読めないほど何かと暇がなかった。「晴耕雨読」的生活を目指してるわけだからしかたがないんではあるが。
 受診後、薬局で薬を処方されてからスーパーで買い物。「沖縄そば(今回は八重山そば)」が目当てである。俺も好物だが、明日来るWも好物としてる。ラフテーがあるので、紅生姜とかまぼこをそろえれば、ほぼ完ぺきだ。
 静岡県産日本酒(大吟醸)、セール中のイタリア産ワインなども買ったんでかなりの荷物になったが、ケイのところへ戻るために乗ったバスの停留所近くのスーパーにも寄る。
 ケイのにぃにぃに教わった通り、ワインの売り場がにぎやかで、フランスとイタリアが充実していた。さらに甲類焼酎4リットルが業務スーパー並みに安かったのには驚いた。ここでは牛乳とヨーグルト、それに夕食用のにしんを1匹買う。ビニール袋に自分でいれて清算するわけだが、案の定レジの女性は何の魚かわからなかった。で、俺が教えたわけだが、疑われなかったことに少し驚いた。もう少し高い魚にすりゃよかったかな。ちなみに小ぶりのにしん、1匹120円税別。
 女性に「骨が多いから家族は皆好まない」と言ったら、自分も食べたことがない、と言ってた。

 一旦ケイのところへ戻り、三人で駅のそばまで行き、元デパートの建物の中にあるフードコートで昼食にする。俺は「チャン・ビール」と「ガパオ」。ビールが意外とうまい。が、高いな。今度タイ食材店で買おう。

 駅で別れ、マンションへ向かう。

 ポスティングの処理、洗濯もの片づけ、ベランダの飛来物撤去(こ汚い作務衣のようなものと、2リットルペットボトル)。
 健康診断の日時決定はがきが届いており、日付を見たら明日になってた。慌てて検便する。バーゲンセールの中止メールなども来てた。

 持参したDVD鑑賞。「大阪物語」。1999年市川準監督、犬童一心脚本作品。以前より気になっていた作品だがDVD化されたのは最近である。「ざわざわ下北沢」もまだソフト化されてない。その名の通り、大阪を舞台としてお笑い芸人夫妻とその娘をめぐるひと夏のお話である。脚本もいいし、監督の撮影と演出のセンスがよく出たものとなっている。 主演の三人(池脇千鶴、沢田研二・田中裕子夫妻)もとてもいい。なんせバリバリの関西人だもんな。沢田研二はこてこての京都人らしく、同じ関西弁でも特に本作のように口汚い役がぴったりだ。
 警官役で町田康も出てる。まさに大阪人だらけだ。俺も二度ほど大阪市内はぶらついたので懐かしい風景も見られた。「黒門商店街」なんかもそのひとつで、大阪人のバイタリティーを感じたことについては当時のブログにもつづった記憶がある。通天閣を望む西成区あたりでもロケしているようだ。
 まさに「市川節」が大阪でも本領発揮された作品である。

 夕食は「にしんの塩焼き」、「砂肝の煮もの」。にしんの白子は残して明日調理することにした。

 発泡酒~熱燗をちびちびやりながら2枚目のDVD鑑賞は「愛について、東京」。これまたタイトル通り舞台は東京で、しかも都電沿線の豊島区あたりでロケされているようだ。
 1993年柳町光男脚本・監督作品。牛肉解体場でバイトしながら日本語学校に通う中国人を主人公にし、それに絡む日本で生まれた中国人女性を中心に、まさに差別満載の日本においてたくましく生きるもの、夢破れて帰国するものなどが描かれる。
 ユニークなパチンコ屋の経営者に藤岡弘が扮して、異彩を放っている。チョイ役で個性派俳優が多く出ている。「大阪物語」といい勝負だ。今日はまさに「関ケ原」。
 熱燗も2合どまりでダウン。9時過ぎ。


 

0 件のコメント:

コメントを投稿