2015年2月28日土曜日

邦画に告ぐ

 昨日の午前中は弓道審査の準備。矢羽根の整備。ばさばさになった羽根は熱湯をかけて形を整える。整えながら、つくづく変な射をしていることを反省した。3列に並んでいる羽根のうち1列だけハゲタカの頭?みたいになっちまってんである。先輩にも指摘されたことがあったっけ。射のたびに羽根が飛び散ってる、って。

 支度は滞りなく済んだ。あとは本番を待つばかりで、気になるのは膝のみ。

この日は「四つん這い・トカゲ歩き」と「犬のおしっこ」運動を2回、アイシングを1回おこなった。

 ケイが来たので昼食を共にする。メニューは「にんんくと鶏肉のスープごはん」、「じゃがいもとピーマンのオイスターソース炒め」。

 午後は、午前中に買っておいたさばで「さばの味噌煮」を制作。1匹なので、さばきの練習もかねての制作となった。まだ身についてはいないが、この日はかなりうまくいった。骨に身が多くついて残らぬように仕上がった。それにしても仕上がりは3人前はたっぷりで、ケイにも声がけしたが、予定が詰まってるそうで、こりゃしばらく同じメニューが続くことになるなぁ。
 続けて「おからドーナッツ」を試作。おからとホットケーキミックスを使い、油を使わないレシピで作ってみた。おからは先日使って、残っていた粉末おからで、どうやら戻しの過程で水が多すぎたようで、まとまりが良くなく、仕上がりもクッキーみたいになってしまった。が、これはこれでジャムをつけて食べればいいかもしれないというケイの提言で、そうしてみたところ、なかなかいける菓子になった。まっ、次回は水分に気を付けよう。

 夕食のメニューは「さばの味噌煮」、「梅干しととろろ昆布のお吸い物」。この日も酒抜き。

食後は玄米茶を飲みながら映画鑑賞。「俺たちに明日はない」。中学3年だったかな?初めて観たの。世間に順応できない破滅型主人公のもがきを描いた本作は、今観てもすごい。

 二本目は「犯人に告ぐ」。TV用のスペシャルドラマって感じ。登場人物は類型的で、ひねりもない。犯人を追う執念をうまく描き切れてないのが残念である。警察内部のごたごたもあっさりしていてもの足りない。こんな作品ばかりじゃ日本映画に明日はない、ぞ。

2015年2月27日金曜日

まず人類は4足歩行からだ

 昨日は天気が悪い中、久しぶりに弓道の稽古に出かけた。膝はまだ正座もできないくらいなので審査に向けての稽古はできそうにもなかったし、先生からも無理しないように言われて、この日は見学のみにした。稽古の終了時間近くに「失(矢や弓を落とすこと)」の手順の確認をした。また、見学中正座を恐る恐る試したところ、何度目かに痛むことなくできるようになった。雨天だったが陽の光が差してきたようだった。日曜日が審査のため弓と矢を持ち帰る。

一旦帰宅し昼食(稲庭うどんで「フォー」風に)を済ませてから日暮里へ向かった。区民事務所での出張確定申告を済ますためである。雨だったが、歩き回るにはちょうどいい距離だと考えたからだ。膝のためにはやはり歩かなけりゃならないが、歩きすぎてもダメというちょっと「いい加減」を取りにくいところである。
 結局、国民健康保険の書類を間違えて持ってきたため、出直しになったが、書類がないものと思ったのか区役所で書類を再発行してもらったうえで、区役所で確定申告するよう勧められた。が、帰宅して調べたら、あったぜよ。記載事項はほとんど変わらないのに、この日持参したものでもいいんじゃないかと思う。要は役所から「これだけ払ってください」と「これだけ払うことになりますよ」の違いだけなんだから。

 区民事務所から整骨院へは近いんだが、時間がかなり余ったんで、15分くらいのところにあるスーパーで買い物。EXバージンオイル399円(税別)を2本と鶏むね肉を買う。相変わらず肉類が安い。「豚スペアリブ」に食指がわいたが、もうちょっと気温が上がってからのほうがふさわしいかなと考えたからだ。メニューはもちろん「ラフテー」。
 かなり遠回りして結局日暮里までもどって「タリーズ」で「チャイティー」。これで460円はいい商売である。これはほとんど席料みたいなもんだな。

 整骨院では新しい運動「四つん這い・トカゲ歩き(俺命名)」を教わる。この日はかなり具合がよくなってきていることを実感した。

 夕食のメニューは「ごはん」、「豆腐・ねぎ・油揚げの味噌汁」、「鶏むね肉のしょうが焼き・ゆでもやし添え」、酒抜き。

ココアミルクを飲みながら映画鑑賞。「ザ・ワーズ 盗まれた人生」。今、もっとも売れてる俳優の中の一人であるB・クーパーが制作にもかかわってる「盗作」が主題の作品。今回の盗作するダメ男ぶりもなかなかよろしい。三つの話が描かれていて、それぞれが絡み合うんだが、欲を言えばラストに至る話にもう少しひねりがあればよかったんではないかと思うが、これはこれで十分楽しめた。そういえば、先日レンタルショップで借りそこなった作品名が「ゴーストライター」だった。これは「ミレニアム・全3作」などを観るため、時間的に無理だと思い断念したもの。実家で義母が観てたドラマも「ゴーストライター」だったっけ。

2015年2月26日木曜日

治療再開

 今回の実家帰りでは農作業を一切しなかった。というより膝の調子が良くないんでできなかったというのが事実である。日がな飯をつくり、酒を飲み、本を読み、映画を観て過ごした。

 つくば実験植物園での絵画コンクールにも行かなかったし、外食も1回だけ。まあ、酒屋だけはほとんど毎日買い物に行ったが.....。

 整骨院で教わった体操を毎日数回づつやったほかは、アイシングもまったくやらなかったし、歩くこともあまりしなかった。これじゃ快癒までは道が遠くなるだけだな、と反省しつつも結局直しもせずに終わった。
 昨日は帰りがけ整骨院で診てもらい、腰のゆがみが相当ひどいことになってるようだ、といわれた。それでもマッサージを受けてしばらくするとちょっと良くなったような気がした。
 が、布団にもぐりこんでから、ちょっとの動きで痛みが出ることがあり、気になってしまいなかなか熟睡というわけにはいかなかった。ノンアルコールデーのため酒が入ってなかったせいもあるが、しきりに目が覚めてしまい、明け方にはうんざりして、そのまま起きてしまった。それでも酒を飲んだ時より身体の調子がいい。今のところ酒が百薬の長にはなっていないことが分かる。

2015年2月19日木曜日

芸術家に乾杯!

 水曜のダンスサークルは先生にメールして、当分休むことを伝えた。前回の時にもパーティーのフォーメーションの誘いをお断りした時に膝の不調を訴えてあったのですんなりと済んだ。

午前午後通して読書。1冊読み切った。この中にはシナリオが2本掲載されていた。いやぁ朝から映画2本観たことになる。役名のところに役者名も記載されてるんで、頭で画像を思い描きながら読むのも面白い。フランキー・堺や森繁久彌などを頭の中でうごかせるんだぜぇ。「愛のお荷物」、「とんかつ一代」、両方とも素晴らしい脚本なんで感動したな。もう1冊は朝、実家に送って向こうで読む予定だが、そちらにもシナリオが2本載っており、楽しみだなぁ。

昼食は稲庭うどんをゆで「ラクサ」。

夕方整骨院へ。歩いていてわずかな間ではあるが、普通の歩き方をしても痛みが出ないときがある。この日は股関節のマッサージがあり、帰宅してからマッサージした箇所を冷却するよう指導を受けた。

 夕食は残り物整理で、何日か前の「カレースープ」。これに発泡酒。続いて焼酎のシークワーサー割りをいつもの半分。この日はお隣から頂いた「焼きあさり、焼きはまぐり」で日本酒を飲むからである。
 「青べか物語」の舞台となった浦安産である。お店の住所を見たら「猫実」。地方には変わった名前が多いよなぁ、てなこと考えながら干物を狙ってる目つきの悪い猫を思い描いていた。

 この肴がうまくてお酒のピッチと釣り合いが取れなかった。いくらでも食べられそうだった。いつもなら捨ててしまう、折詰の中の「ご挨拶」なる紙だが、なぜか捨てずにとっておいたのは正解だ。近いうち買いに行こう。「青べか物語」舞台観光を兼ねた「早春京葉散歩」。それまでに膝治んないかなぁ。

 この日の出し物は「アーティスト」。映画に対するラブレターである。過去にもF・トリュフォーの「アメリカの夜」、E・カザンの「ラストタイクーン」などが、映画賛歌をうたったが、ここではラブロマンス・コメディとサービス精神満載の作品である。先人を敬愛するというのはこういうことなんだなあ。
 この日に読んだ本が川島雄三とともに仕事した柳沢類寿のコメントが多く掲載されたもので、映画制作の舞台裏が、それも川島さんの特異なエピソードがたくさん語られたものだったので、この日はまさに撮影所の1日といったようなものになった。短い間だったが俺も撮影所や劇場の舞台裏で働いていたことがあるので懐かしい思いもしたな。
 これで酒がすすまないわけがなく、ついつい日本酒を飲み過ぎたようだ。

映画の後、YouTubeでテレサ・テンのヒット曲の作詞家と作曲家のインタビューを観た。クリエイティブな仕事ってつくづく凡人にはできないな、と思ったな。特に俺なんか、こうした天才的な職人の作り出したもので楽しませてくれることに感謝するだけで十分と思わなきゃな~.......ダウン。

2015年2月18日水曜日

あとがラクサ

昨日もケイが来ることになった。で、午前中に昼食の準備。この日は「ラクサ」。ココナッツミルクカレースープ、シンガポール料理である。作り置きしておいて色々な麺で楽しむことができる。俺の好みはビーフンかそうめんである。

 図書館へ頼んでおいた本とCDを取りに行った。川島雄三に関するもので、荒川区には「さよならだけが人生だ」と」題した、著者が誰か覚えてないが評伝がないようである。膝が治ったら足立区と北区の図書館にいってみよう。今回借りた2冊のはシナリオが掲載されていて、本人の文や対談などがあり、非常に軽い感じの読み物になってる。CDはテレサ・テンのシングルコレクションの3枚組アルバム。ベスト盤は借りられていて今回は借りることができなかった。没後20年ということだからだろうか?

 午後は早めに夕食の準備を済ませて、3時ころから外出し、ファミレスでおやつタイム。ソフトクリームがトッピングされたデニッシュにメープルシロップをかけて食べるもの。これにコーヒー。このコーヒーが良くない。まずはエスプレッソでは飛び散らかせて注がれるのでカップが見た目も汚らしくてよくないし、第一まずい。ブレンドコーヒーもやはり飛び散るわ、まずいわで、せっかくのスィーツも台無しだな。何とか改善できないもんだろうか?もっともファミレス利用は年に1.2回のユーザーのリクエストが通るかどうか?

 そこから直接整骨院へ。今朝右肩が痛かったんで、習慣のようにシップをしていたら、注意された。確かに、初めて来たときに渡された日常生活での注意書きにかいてあったっけ。軟膏などの塗り薬は問題ないが、プラスターやシップは逆に平癒を妨げ、その理由も記載されていた。
 この日は腰をマッサージ。まだ痛みは残るが、それでも少しづつ改善されている。まあ急がずに治してゆこう。


 この日は朝から炊飯器を使って、米麹と米で「甘酒」造りをした。お粥を作り、その中に麹を投入し、保温状態で10時間かけて完成した。先ほど砂糖を加えて飲んでみたところ、酒粕で作った物よりかなりマイルドな仕上がりとなっていた。うまい!

 夕食のメニューは「菜の花のナムル」、「かぶと魚肉ソーセージのうま煮」、「春菊とたらの芽のサラダ・ヌクチャムドレッシング」。

 食後、焼酎のシークワーサー割りをちびちびやりながら映画鑑賞。「昭和残侠伝・死んでもらいます」。唐獅子牡丹シリーズの第7作。ツボを得た職人映画って感じ。山本麟一って最後どうなったんだ?因縁のある役の割りに最後が不明。90分では足りなかったんじゃない?まあ、情緒たっぷり場面にたっぷり時間を費やしている作品である。

2015年2月17日火曜日

らく~な1日

 月曜日もタイ料理から。タイ米でお粥(カトム・ムー)。トッピングは揚げにんにく、魚肉ソーセージ、シャンラーツァイで香草がないのがちと寂しい。
 これに「豆乳+甘酒」、「リンゴ+ヨーグルト」。

午前中は整骨院。この日は左脚関節の内側が極端に痛かった。痛みは常に移動するものなのか?帰り際一人の患者?が保険診療の整形外科と保険適用外の整骨院の選択について質問したり、というか主に持論を展開してるのを脇で聴いていて吹き出しそうになるのを抑えていた。要するに金がかかるなら痛いのを我慢する、っていやあいいものを回りくどくいうからおかしくてたまらない内容?になっちまってるんである。こいつ、頭を先に診てもらった方がいいな。

 ケイと駒込で落ちあい、後楽園まで南北線で移動し、「らくーあ」の中の韓国料理屋で昼食。俺、「参鶏湯定食」。参鶏湯スープとジョンとナムル風の3品とごはん。参鶏湯って自分で作るとなると下ごしらえから煮こむ時間の長さなど結構大変なので、こうしてお店で食べたいと思っていたところだった。お肉トロトロで塩が別に盛られてきたが、俺にはちょうどいいスープの味だった。こりゃ、やっぱり自分で作りたくなっちゃったな。

 帰宅して、帰り道コージーコーナーで買ったケーキでおやつタイム。

 ケイが帰った後夕食制作。この日のメニューは「レンコンのソース炒め」、「韓国風納豆汁」、「かぶの葉のナムル」。これに発泡酒。

 食後、焼酎のシークワーサー割りをちびちびやりながら映画鑑賞。「追想・アナスターシア」。I・バーグマンがハリウッド復帰後第1作でオスカーを受賞した作品。高校生の時、午後やっていた「日曜洋画劇場」の再放送の枠でオンエアされたものを観て以来である。内容は大体覚えていたが、あらためて恐れ入りました。素晴らしい恋愛映画の側面があり、たぶん当時の俺はこれに気づいていなかったとしか思えない。実に微妙な描き方でそれはつづられていて、最後のどんでん返しで恋人たちが登場せずに終わるんである。もちろん二人が結ばれたであろうことを暗示しておいてである。にくいねぁ。こういう名画を見た後、つまらない邦画を観てしらけることがないように、YouTubeでテレサ・テンを聴いた後ダウン。

2015年2月16日月曜日

日曜日にはタイ料理でも作って.....。

 昨日の朝、膝がひどいままで、さらに背中まで痛みが出てしまい、とんでもない日曜日の幕開けだった。
 年に1回程度体調不良時に起こる症状で、多分腰から来ているらしいんだが、長い時は2.3日痛みが残る場合がある。これも長い付き合いになるなぁ。
 気分転換に朝はタイ米を炊き、前夜の「高菜スープ」やなますで朝食。食後の飲み物は紅茶と温めた牛乳にカルダモン・シナモン・ジンジャーのそれぞれのパウダーを加えて「簡易型チャイ」にした。
 で、午前中はYouTubeでの「テレサ・テン」を聴きながら山本周五郎の「青べか物語」を読んだ。久しぶりに1冊の本を読み切った。著者が20代で単身浦安で暮らした3.4年で蓄えたエピソードの中から選りすぐって1本の娯楽作品に仕立てあげている。雑記帳みたいな形をとっており、ルポのようでもある。基本的には晴耕雨読のような著者の生活記録となっている。もっとも耕ではなくお土地柄釣である。昭和初期の浦安あたりの土着風俗が描かれており、かなり姦通に関するものも多いが、映画化に当たって割愛されているのは当時の映倫との力関係のせいであろう。
 著者の温かいまなざしが感じる著述も多く読み取れる。「経済原理」での子供たちに欲望や駆け引きなどを教えてしまったんではないかという著者の後悔にも似た感情を吐露するところとか、環境破壊を後世に残してしまうことに対する悔恨を抱くところなどであり、何年か住んだ土地の人たちに向ける視線は優しい。いい作品だったな。

 休憩時間にテレサの歌を聴いていてわかったこと。男性歌手によってヒットした曲には女が歌うべきものが多いということだ。「港町ブルース」、「想い出迷子」など。明らかに女の唄である。
 顔は好きなタイプではなくどちらかというと苦手なタイプのテレサ。天は二物を与えず、という典型的な例だな。声はいいな。ライブでの低音はちょっとだが、高音の美しさは「アジアの歌姫」の名に恥じないものである。この日の「里の秋」は非常に感動した。

 昼食は「新タマネギと手羽もとのスープカレー」で、タイ米がよく合う。

 午後はYouTubeで映画鑑賞。「シーサイド・モーテル」。パロディをちりばめた喜劇だが、編集が原因しているのか?とにかくテンポが良くないのは致命的である。シナリオのひねりが弱いんで意外性がなく、この手の喜劇にはこれも致命的である。

 夕食のメニューは「手羽もとの梅醤油煮」。梅の代わりにタマリンドを、醤油はナンプラーを使いタイ風にアレンジした。「もずくスープ」も味付けはナンプラー。これに発泡酒の代わりに「シンハー」がありゃばっちりになるところなんだが.....。

 食後、焼酎のシークワーサー割りをちびちびやりながらYouTubeで映画鑑賞。「ドラゴンヘッド」。よく分からない原因での「この世の終わり」映画。「恐怖心をなくす食料」ってのが新しかったが、それでどうなのって話なんだが、疑問ばかり残して映画は2時間近くかけて終わってしまう。原作(漫画らしい)が良くないのか、脚本化の時点で悪くしてしまったのか、多くのプロデューサーが名を連ねていながら、なんでこんな作品を世に出すかねぇ、えぇっ?
 それにしても山田(孝之)くん、よく出てるねぇ。

 

2015年2月15日日曜日

いつ、走れる?(炎症のランナー)

 昨日は予定を変え、午前中に整骨院に行くことを中心にした。これも早く治したいがためである。言われた通り自転車を使わず、都電と舎人ライナーと徒歩でゆく。この日も歩くのもつらかったが、施術中での足腰の運動がひどい痛みで泣きが入った。

 帰りは舎人ライナーを使わず都電の駅まで歩くことにして、途中で野菜を仕入れた。季節野菜をなるべく多く取り入れたいからなのだが、最初からつまづいた。「ふき」がまだ高いんである。「新じゃが」もまだだったな。結局買ったのは「新タマネギ」、「菜の花」。その他「春菊」、「かぶ」、「レンコン」など。香草もずっと出てない。「豆もち」が処分価格で出てたんで買った。このちょっぴり塩味の三角餅は昔から好きで懐かしいものでもある。ならんでいるとつい買いたくなる。

 昼食はビーフンで「パッタイ」。食後に「豆もち」。

午後は四つん這いになっての「運動」と冷却療法をしただけで後はおとなしくしてた。いただき物のチョコを食べながらの映画鑑賞。「海峡」。健さん主演映画で豪華配役の大作で、「黒部の太陽」でいえば裕ちゃんの役と同じような役どころだが、そこは健さん、かなりストイックなヒーローで、命を救った吉永小百合には最後まで手を出さない。三浦友和が好演。
 夕食のメニューは「大根の甘辛炒め(パッツ・チャイタオ・ドーン、タイ料理)」、「高菜漬けのにんにくスープ(ケーン・パッカー・ドン、これもタイ料理)」。この日は部屋がやたらに乾燥していたせいか発泡酒がすすんだ。
 食後、日本酒を冷やでちびちびやりながら映画鑑賞。「炎のランナー」。大好きな映画で3回目になるかな。ストーリーも音楽もいい。シリアスなテーマにユーモアを混ぜるのは娯楽作品のセオリー通りであり、前衛派や極O派などにはまず受けないところだろう。この作品のテーマに宗教とか人種差別の問題が出てくるが非常に上手な処理をしている。ハッピーエンドにも無理がない。傑作。

2015年2月14日土曜日

ゆがんでいるのは性格だけではなかった。

 昨日は月一の料理教室をドタキャンして整骨院へ行った。弓道のK先輩の紹介である。紹介とはいえ初めての経験だったので疑心暗鬼が生じていたのは否定できない。が、最初の5分くらいの施術で施術前の症状とはっきり自覚できるくらい変わったことで疑心暗鬼は消滅した。
 原因は腰、骨盤のゆがみであるらしい。それには2年くらい前の尻もちも関わっているかもしれないらしい。あん時は痛いことは痛かったけど、しばらくして何ともなかったんで放置してたんだが...。
 施術、運動指導、テーピング、患部冷却療法などで1時間。4000円。次回から少し下がるらしいが、結構な料金である。が、これだけ顕著に効果が表れると、早く治したい気持ちが強いのでお金のことは二の次である。
 日常生活の改善はちょっと時間がかかるかもしれないな。なんせ座り方が腰のおろし方から立ち上がるまで、今までの俺は腰によくない動作をしていたんだから、この癖を直すのは至難である。
 自転車もダメだそうで、歩くのも当分長距離は控えろとのことである。15分おきに休む、なんて年寄りみたいだ。そうか、俺は年寄りだったんだっけ。

ということで、午後からの買い物は図書館に寄ってから徒歩でゆくことにした。まあ往復で3.40分だからちょうどいいだろう。図書館では山本周五郎の「青べか物語」を借りた。早速3篇読んだが、それだけで脚本がかなり原作に忠実であることが判明した。
 次のスーパーではあてにしていたワインが売り切れていて、特売のものは売価も100円上がってた。で、オーストラリア産の処分品のロゼとイタリア産のスパークリングワイン、それに国産ウイスキーを買った。ウイスキーにはキットカットがおまけにくっついていた。世はバレンタインなんである。もう一つあてにしていた豆乳も売り切れだった。このところ豆乳の売価が下がっているようだが、この店は中でも一番安い。牛乳より安いんで、ストックして牛乳の代わりにしてもいいくらいである。つい先日来たときは買い物が多かったんで2本しか買ってなかったんで、この日は気合を入れてきたんだが.....。

 夕食のメニューは「鶏肉とカシューナッツの炒め物(パッツ・カシューナッツ、タイ料理)」、「ほうれん草と豆腐のにんにくスープ」。スープも味付けはタイ料理風である。これに発泡酒。

食後は焼酎のシークワーサー割りをちびちびやりながら映画鑑賞。観るものがなかったんでオンエア中の007の2本立てを吹き替えで。もちろんボンドは若山弦蔵さん。初期のもので「ロシアより愛をこめて」と「サンダーボール作戦」。劇場でも2.3回づつ観てるな。両方ともテーマソングが大ヒット。特にT・ジョーンズの「サンダーボール」が好きだ。ボンドガールのC・オージェもお気に入りであるが、日本では「ロシア」のD・ビアンキのほうが人気がある。両作とも作品の出来もよい。が、スケールの大きさからいえばやはり「サンダー」の方が勝っており、興行的にもよかったんじゃないかと思う。もっともこの日の放映では1時間近くカットされており、ちょっと残念。監督は両作ともT・ヤング。若かったよな俳優も。

 

2015年2月13日金曜日

名画発掘

 昨日の午前中の弓道では思うような結果を出せなかった。膝の調子も最悪な状態が続いているが、大先生の指導には自宅でのゴム弓を使っての練習で応えられるようにしていたはずなんだが、もうちょっと大胆な動きが必要であるようだ。K先輩から接骨医を紹介してもらったので早急に行ってみるつもり。

 昼食は三ノ輪商店街でお弁当(280円のさば煮定食)を買ってダンス教室がある建物の休憩室でたべた。しょっぱくて後でのどが渇いて仕方なかった。

 ダンス教室ではタンゴの「スゥイーブル」から次の動作に移るときのタイミングがうまくつかむことができなかったが、パートナーの協力もあり、何度か成功し、自信がついた。ルンバも後半のアレマーナからウォークという流れがうまくできたのも、この時のパートナーがやる気満々だったからであり、この日はパートナーに恵まれた。

 夕食のメニューは「厚揚げともやしのナンプラー炒め(パッツ・トアゴーク、タイ料理)」のみで、後は残り物の「おでん」。

 焼酎のシークワーサー割りをちびちびやりながらYouTubeで映画鑑賞。「青べか物語」。まるで予備知識がない作品。1962年、山本周五郎原作、新藤兼人脚本、川島雄三監督というすごい布陣と森繁久彌の主演とナレーション、脇役のそうそうたる面々。原作を読んだことはもちろんなく、黒沢さんがよく取り上げていて、「どですかでん」(山本原作作品2編をもとにしている)で底辺にたくましく生きる群像を描いたことが記憶にある程度。今回も底辺層のドタバタ劇を描いており、献身的な夫や最後の船長のエピソードがしんみりしているが、後は主人公を巻き込むエネルギッシュな娯楽作品として良いものだと思う。
 バックのギター音楽が情緒たっぷりでいい。そういえば劇中で「大川端」という名称が出てくるが、これは現在では死語になっており「隅田川」、それも吾妻橋から下流にむかう地域を指す。なんでこんなことを知っているかというと、最近読んだ芥川龍之介のエッセイで、この大川端について書いたものがあったからである。また、川島さんの東京湾周辺を描いたものでは「洲崎パラダイス赤信号」なんて面白い作品があったっけ。映像の質がひどく悪いのでちゃんとしたものをもう一度みたいものである。しかもデータでは100分となっているのに対しYouTubeでは86分なんである。まあ、タダだから贅沢は言えないが。

 続けて「テレサ・テン」のドキュメンタリー番組(TBS)をYouTubeで観た。前回はTV朝日のものだった。今回はラスベガス公演で「Beat It」をうたっているシーンが見られた。この曲はもちろんM・ジャクソンのものである。これも奇遇。またS・ワンダーの髪形(ドレッドパーマ?)を模して歌った「I just called to say I love you」もフルコーラスで聴けた。本当にきれいな声だったんだなぁ。で、zzzzzzz。
 

 

2015年2月12日木曜日

貼った、張った!

 寝坊した昨日の朝、思い立って「バナナのココナッツミルクぜんざい」を作った。たまに食べたくなるスィーツ。そのあと、ほとんどなくなりかけた「ヌクチャム」も作った。出来合いのドレッシングの在庫を持たない現在、唯一のドレッシングといえるもので、温野菜サラダには欠かせない。

 午前中はダンスサークル。膝がこの日も調子悪かったが、前日ほどではなかったので参加。出かける前にシップをしっかり貼っていあったことは言うまでもない。足慣らしの後のワルツの後はルンバ・タンゴと新しいステップが追加された。休まなくてよかった。
 先生から三月のパーティーでのフォーメーションの参加を打診されたが、即答せず、帰りがてら膝の調子が悪いことを告げ今回は断念することにした。

午後ケイの姉が子供連れで遊びに来てくれた。バレンタインデーのプレゼントを頂戴した。金沢の酒造会社の日本酒と日本酒を使ったチョコ菓子。甘党である俺にとって絶妙な組み合わせである。

で、この日はノンアルコールデーなんだが、祝日なんでそれをお休みにすることにした。
夕食のメニューは「スナップエンドウと鶏肉のスープ煮」、「うどのペンネ」、「セロリとベーコンのスープ」であり、このラインナップではやはりワインが合うな。うどの皮できんぴらを作ったが、これは日本酒に合うメニューの時に。
 スナップエンドウの皮が硬すぎて(古い)豆を取り出して調理し、皮は捨てた。生ごみの排出量はうどの皮とで相殺。ペンネの味付けはアンチョビとしょうゆだったのでしょうゆはナンプラーに変えた。アンチョビとナンプラーは由来が同じだからだ。

調理しながら図書館で借りたジャミロクワイを聴いていたが、メンバーのチェンジによって感じがまるで変わることが顕著で、評価が割れるグループであることが理解できた。まあフリートウッドマックやドゥービーブラザース、シカゴなんかもみんな強力なメンバーの加入によって雰囲気を変えてきてたよな。それにしてもよくわからないグループである。

ワインをちびちびやりながら映画鑑賞。「緋牡丹博徒 花札勝負」。町の場面で喫茶店の看板が気になった。時代は明治後期。「可否茶館」。「可否」ってすごい音訳だな。部屋の中での場面で役者がしゃべるたびに出る白い息が気になったが、当時部屋が相当寒かったということで納得した。
嵐寛寿郎の圧倒的な存在感で物語に重みを与えていたのは先日観た「網走番外地」についても同じことがいえる。すごい俳優である。
 この作品、名場面がいくつかあり、その最たるものが健さんと純子さんの最後の場面であり、アングルが素晴らしく、この場面のための作品と言ってもいいくらいであった。
 ただ、純子さんが歌う主題歌だけがいただけない。当時主人公役の役者が歌うのがはやりだったんだろうな。劇中に流すのもしかり。

2015年2月11日水曜日

気温は網走なみ?

 昨日の午前中の弓道での膝の状態は最悪だった。座射での激痛は言うまでもなく、立射で立っているだけでも痛みがひどくなるに至ってはさすがに泣きが入った。それでもこの日はどうしても稽古をしたかった理由があった。家でのゴム弓で、S大先生から教わった「離れ」のコツをつかむことができ、実際に試してみたかったからである。はたして何本かは思う通りの「離れ」をすることができた。痛みの代償は辛かったが、まあ仕方ないか。
 で、帰宅してから湿布の使い方を変えた。今まで1日貼りっぱなしにしていたのを8時間ごとにかえることにしたんである。このほうが薬の効き目も今までより改善されると思うからである。内服も我慢しないことにした。結果は今朝の改善からして良いものになった。やれやれ。

 弓道ではじめてやったのは先生に教わりながら弦の「中仕掛け」作りである。弓をはめて、ぶら下げても落ちないくらいの太さにしておいた方が安心なので、ちょっと細目になったような感じの現在使用しているものに手を加え、替えの1本は最初から作った。前回の審査でO先輩が「失(しつ・矢を落とすこと)」で不合格になった原因もこの点検を怠ったことも一因になっていたことを記憶していたからである。弓の先が外れて落ちそうになることは誰にでもあることであり、仕掛けがしっかりしていれば「失」に至らずに済むのである。
 これで審査の準備の大半は終えたことになる。やれやれ。

 ラジオを聴いていて勉強になることが多いが、この日は「揚げパン」についてのこと。「チュロス」がスペインの朝食で食べられることが多いという話なんだが、これは中国の揚げパンとよく似た習慣だ。現地では油条(ヨウティアオ)と呼ばれ、お粥に入れたり豆乳と一緒に食べたりする朝飯の定番で、天津に行ったときは町の食堂で食べたっけ。そういえばサイパンやグアムでも朝飯にドーナッツを食べたりしていたからな。朝飯にこうした揚げパンを食べる習慣って世界に広く分布してるんではないだろうか?

 夕食のメニューは「人参とほうれん草と鶏肉のらっきょうソースかけ」。温野菜とソテーした肉にらっきょうとその漬け汁などで作ったソースをかけたもので、よく似た調理法のタイ料理があり、そちらでは酢漬けにんにくとその漬け汁を使う。もしかしたらそこからヒントを得たレシピかもしれない。
もう1品は「わさび菜のサラダ」で、炒めたベーコンとクルミやパン粉などをトッピングし、その上から好きなドレッシングをかけるもので、おれはここで「ヌクチャム」を使用。
 これに299円(税抜き)のチリ・赤ワイン。
この日の映画は「網走番外地」。この終わり方で18本も連作されたというのが不思議でたまらない。「手錠のままの脱獄」が借用されているのは明らか。この作品が支持された時代背景というのも考慮に入れる必要がありそうだ。それにしてもよくしゃべる健さん。もっともしゃべってないと口が凍って開かなくなっちまうんじゃないか? 





 

2015年2月10日火曜日

キングと歌姫

 この日も引きこもりを決め込んでいたが、食料・飲料ともに不足していたので午前中は買い物へ。
自転車のパーツも欲しかったんで、いつも行く遠くのスーパーよりさらに離れた自転車専門店まで行ったら改装中でお休み。やれやれ。
 で、野菜がそろわなかったんで、整形外科でのリハビリを済ませてから近所のスーパーでも買い物し、帰宅したらもうお昼。

 昼食のメニューは「オイルサーディーンのトマト煮缶をつかったパスタ」、「わさび菜のサラダ」、残り物の「人参の豆乳スープ」。久しぶりのしゃれおつな昼食となった。

 午後は「新・平家物語」鑑賞。二度目ではあるが、戦闘シーンがまるでないのに、群衆シーンなど
は当時でも相当費用と時間がかかったものだろう、と感じた。地団駄踏んでくやしがり、血気にはやる市川雷蔵、いいね!坊主が敵役になっているところはわかりやすい図式になっていて、娯楽作品として成功していると思う。長尺の原作をうまく料理した脚本家たちの成功というべきだろう。惜しむらくは物語の最後まで溝口さんや市川さんで撮ってほしかったものだということだ。

 早めに夕食の支度。「おでん」。あんまり寒いんで、作って熱燗で食べるつもりだった。で、ほかのものは簡単に済ませた。「オクラとめかぶ入り納豆」、「湯豆腐」、「大根の葉と干しエビの炒め物」。

おでんを煮こみながら、焼酎のシークワーサー割りをちびちびやりながら映画鑑賞。「マイケル・Mジャクソン・This is it」。すごいなぁ。キング・オブ・ロックと呼ばれるだけのことはあるな。後年スキャンダルが多くて、嫌気がさしていたものだが、やはり残した作品(CDやDVD)によってその素晴らしさを再確認する。
 これを観終わった時点ですごく眠かったんだが、まだ7時ということもあり、そのあとTV番組で「テレサ・テン」の生涯を描くものがあり、何とはなしに半分残っていた焼酎のシークワーサー割りをちびちびやりながら観ていたら、だんだん眠気が覚めてきてしまい、結局続けて久しぶりの「酒場放浪記」まで観てしまった。
 テレサ・テンって何曲かの歌を知っているだけで興味もなかったんだけれども、こうして生涯を見て祖国を想いながら亡くなった彼女の無念さが伝わってきたな。それに改めて聴いてみて素晴らしい声の持ち主であることを知った。生きてれば俺と同い年なんじゃん。没後今年で20年、それでこうした番組が放送されたんだ。

 で、日本酒にも手が出、結局布団にもぐりこんだのは11時過ぎだった。いかんなぁ....。

2015年2月9日月曜日

日曜細工

 ラジオの受信の状態が良くないんで、もう一度ネットでアンテナの接続方法を調べたところ、どうもマンションの共同アンテナに問題点があるらしいことが分かった。つまりアナログ放送用のアンテナを撤去した可能性が高いということだ。こうなるとTVアンテナからFM放送の受信は不可能となるらしい。ラジオについているアンテナだけが頼りとなるわけである。スカイツリーのおかげで受診状態がかなり良くなったといっても、やはり局数は減る。インターFM、FMよこはま、NAC5などが受信できなくなった。やはり台所にはもう少し選択肢を増やしたいものだが、そうなるとタブレットかスマホが必要となるなあ。
 昨日の午前中はは図書館で借りたM・ジャクソンとジャミロクワイのベストを聴きながら紙粘土工作の塗装作業をした。
これは塗装前である。結構時間がかかり、大体終えたところで昼食の時間になった。およそ2時間以上かかったことになる。

 昼食は「もずくそば」、「甘酒」。

午後も細かい部分の塗装をし、この木の付属品(動物や遊具)などの整形や糸を通したりする作業して過ごした。で、やりながらもうちょっと計画段階でアイデアを絞りだせばよかったと後悔した。が、後の祭りで、この日のうちに後はニス塗りの作業を残すところまで完成した。まあ仕方ない。

夕食のメニューは「人参の豆乳スープ」。これは実家で作って失敗したメニューで、今回リベンジとなる。実家にフードプロセッサーがなかったんで、すりおろしてから煮てつくったところ風味が良くなかったんであるが、今回レシピ通りゆでて(蒸した!)FPにかけて作ったところ、前回とは比べ物にならないほどうまくできたと思う。
 このほかに「もずくチャンプルー」、「おからの煮物」。

 食後シークワーサー割りをちびちびやりながら映画鑑賞。この日は録画したもののストックが亡くなっていたんでYouTubeで観た。
 「乱暴と待機」。演劇から映画に翻訳した無意味さを露呈した作品。閉鎖的な雰囲気に息が詰まった。登場人物の部屋に世界地図がはられ、地球儀が置いてあるのは、そうした空間からの脱出の願望を象徴していたんだろうなあ。
「ワイルド7」。望月三起也原作の漫画。ちょうど連載されていたころ少年漫画から遠ざかりつつあったのでリアルタイムで読んだ記憶がない。ネットによれば「必殺仕置き人」の現代版のような内容で、殺傷場面もおよそ少年誌むきではないという批判が多かったらしいが、それでも10年以上連載されていたんだから支持するものが多かったということなんだろう。映画自体はパトレーバーなどからのパクリが目立つし、音楽が最近のガンダム並みに大げさで、人物描写も二の次ってん感じの脚本のようであり、観終わって「やれやれ」ってん感じかな。観終わってから、望月さんのことをネットで読み始めたら、その後漫画家などのサーフィンになってしまい、結局布団に入ったのは11時。やれやれ。

2015年2月8日日曜日

還暦後の工作

 昨日の午前中の太極拳教室はさぼった。膝がちょっとどころの不調ではなかったからである。3回で2千円の月謝なんで、今月いっぱい休むことにした。まあ、DVDを使って自宅で練習しよう。実家にいるともそうしてたんで抵抗なく続けることができる。
 ということでこの日も安息日。

午前中は「紙粘土工作」。去年のうちから用意しておいたもので、実に30年ぶりの紙粘土である。一時期「マイブーム」っていうのか、家族で紙粘土工作がはやったことがあり、制作したものを俺が経営していた店に並べていたこともあったっけ。主に壁かけのお人形さんみたいなものが多く、小さな額に入れたものや花なんかもあったような記憶しかないが、俺が作ったのは空き瓶の周りを紙粘土で包み、古木風に仕立てたものだけだったんじゃないかな。
 不器用な上、気が短く、また創造性を持ち合わせてないので、元来こうした作業を苦手としてるんだが、今回ケイの姉からのリクエストが入っていたんで奮起してみたんである。

 始めてみると結構没頭できて暇つぶしに悪くないと思う。ただ細かい作業になると、どうにも手が思うように動いてくれない。やはり、「慣れ」なんだろうなあ。

 昼食は「ピザトースト」、「ミルクココア」。「ピザソース」がいつまでも冷蔵庫の中でさぼっていたんで、それを使い切るつもりで始めたんだが、食べながら気が付いたんだが、ソースと間違えてケチャップを使ってしまったんである。やれやれ。

 紙粘土の整形は大体終わっていたんで乾燥させる意味もあり、塗装は翌日とした。
で、午後は映画鑑賞。残っていたのは2本。「ラジオの時間」。三谷脚本・監督作品。始めて観た時は、その発想が奇抜で感心したものだが、今回観て思ったのは、これって脚本制作手順をそのまま映画にしてしまっただけのものと分かったことだ。ただ、「マジックアワー」よりはテンポがよい。

 「バベットの晩餐会」。デンマーク映画。スエーデンとかデンマークの映画がよく米アカデミー賞に絡むようで、別に米アカデミー賞が権威であるとは思わないが、それでも観るものを選ぶ時の参考にはなるんで、最近なるべくこれらの国のものを積極的に観るように心がけている。
 敬虔なクリスチャン姉妹と、彼女らにに助けられた名料理人女性の3人の心も胃袋も暖まる話。

夕食のメニューは「菜の花と鶏肉の辛子醤油炒め」、「白菜のスープ」。これに発泡酒~ワイン。
「バベット....」を観たら、どうにもワインが飲みたくなり、手が出てしまった。こいつをちびちびやりながらマイケルジャクソンの記録映画?の「This is it」を途中まで観た。彼の手が非常に大きいことに気が付いたら、そればかりに目が行き、まともに鑑賞できなくなってしまったので途中で終了。
 同じ時間帯に放映されてた「キムタクの宇宙戦艦ヤマト」をチラ見したが、本当に噂通りひどいものだった。そのひどさは「アルマゲドン」を彷彿させるものだった。終了後、いつもはやらない〆の「ラーメン」を作り、食べ終えて即ダウン。良くないんだよなぁこういう食生活。

2015年2月7日土曜日

安息日初日

 昨日は天気がいいんで布団干し決行。ついでに引きこもりを決め込んだ。
確定申告の準備、部屋のケーブルの固定、自転車のチェーンロックの修理、カーディガンのボタン付け、社交ダンスのルーティーンの確認と記入等々。

それでも昼までに時間があったんで、前日から痛みの治まらない膝を診てもらうため整形外科に出かけた。水抜きは必要ではない程度とのこと。この日はヒアルロン酸注射と痛み止めを処方された。どうやら茨城県南ぶらぶら散歩が膝に応えちまったらしい。そういえば帰り道、つまづいて痛んでる方の膝をうってしまったこともよくなかったみたいだ。当分安静とのこと。やれやれ。

昼食は「わかめそば」。

午後からは3本立て映画鑑賞。
「ミレニアム・ドラゴンタトゥーの女」。スエーデンのオリジナル版である。こちらのほうがシンプルで、
終盤にきてドタバタしたリメイク版より面白かった。撮影もいいな。リスベットの過去にまつわるエピソードが本編にあり、これは重要なポイントだと思うんだが、どういうわけかリメイクでは省かれてる。また、エンディングでのリスベットの描かれ方が対照的で、この点でもオリジナルのほうが自然だ。ミカエルの人間関係を複雑にしたリメイク版はその分リスベットのほうを少なめに描いたということなんだろう。3部作なんで、続きはレンタルで観ることにしよう。

「金環蝕」。自民党の腐った過去(現在も継続中?)を描いたもの。宇野重吉の演技がすごい!「金は政治の潤滑油」と、開き直った幹事長のセリフは脈々と受け継がれているよな。

「切られの与三郎」。撮影・美術ともすごくいい。血のつながらない妹との純愛で締めくくる脚本もよく、原作をだしに使ってこれだけ面白い話に仕立てあげた伊藤大輔(監督も)の力量に感服。

それにしても2本の邦画とも大映の作品であり、改めていい映画もたくさん作っていたんだなと思う。俺も半年お世話になった会社だけに感慨も深い。

夕食のメニューは「にんにくと鶏肉のスープご飯」、「パッツ・パッカー・カオ(白菜のオイスターソース炒め・タイ料理)」。スープご飯は「身体をあたためるごはん」からのレシピで、最近知った奄美大島あたりの鶏飯とよく似ている。ラー油を好みでかけるようになってるんだが、ケイのところから来た「香辣(シャンラー)ツァイ」をつかったところ、これが大正解だった。瓶詰搾菜の塩味がちょうどよく混ざり合って、お気に入りレシピに加わったようである。

2015年2月6日金曜日

当てる人、外れる人

 膝の状態が最悪に近いものになってきた。昨日の午前中は弓道。座射がしんどい。それも2回続けておち(大後・最後の意味)というオチつきである。おまけに昨日の寒さも半端じゃなかった。待機する場所もホットカーペットがひいてあるんだが、座ること自体がしんどいんで、近くのストーブに手をかざしながら立っているよりほかなかった。とりあえず帰宅してから湿布で対応したが、もしかすると水がたまっている可能性があるので受診するべきだろうなぁ。

 現在使用している弓はP先生に勧められたものをお借りしているんだが、もともとはT先輩が使っていたものであり、今後使うこともないということらしい。そのT先輩の素晴らしい射を拝見した。皆中(かいちゅう・2本ないし4本当てること)、それも4本を2回である。T先輩はとても柔らかくアドバイスをくれる方で、この先順調に昇段して欲しいものである。

 雪まじりの雨の中、南千住まで徒歩で移動し、千成食堂で昼食。前回も雨であり客が一人もいなかったが、今回も俺一人である。存続してくれるかちと心配しながら「もつ煮定食」を食う。

 午後はダンス教室。この教室で初めて女性の数が男性の数を下回った。それでもルンバにかける時間がいつもより長かったんで、終盤のステップをようやく理解した。最後のほうはいつも駆け足でやられるんで覚えられなかったんである。多分ほかの人もそうだったんじゃないだろうか?


 夕食のメニューは「鶏肉団子のとろみあん」。「乾燥おから」についていたレシピによるものである。味はまあまあだが見た目がよろしくない。それに「白菜のスープ」。既成品のトムヤムスープの素で煮ただけのものであるが、レモングラスを刻んだものを加えた。レモングラスって結構長持ちするものなんだな。

食後ワインをちびちびやりながら映画鑑賞。「マジックアワー」。三谷さんの喜劇である。いかにも映画好きの演劇作家が作った物を堂々とした構えで作った、って感じ。140分は長いには違いないが、演劇ってながいんだろうか?まあいいや。すごく面白いわけでもなく、ファン好きする作品。おれにとっちゃあ外れ。

 「ミステリー・アラスカ」。題名からするとサスペンス?いや、ミステリーってアラスカのある都市名であり、アイスホッケーで有名なこの町で起こる騒動を描いたコメディ。Dlifeという局で放送されたものだが、外れ作品によくあたる。R・クロウ主演ということでだまされた、って感じ。アイスホッケーを描いた作品で「スラップショット」というのがあったけど、まあ比較したらかわいそうか。
 

2015年2月5日木曜日

第二回ノンアルコールデー

 だらだら飲みの結果は朝の寝坊とやる気のない気分に包まれることに現れる。反省しながらの朝飯は「納豆」、「インスタント味噌汁(ユーグレナ配合)に粉末しょうがを加えたもの」、「甘酒&豆乳」、「フルーツ&ヨーグルト&ジャム」。
 水曜日なので「水」回りの掃除を済ませ、月一の医療生協機関誌の配布。

午前中はダンスサークル。ワルツ・タンゴ・ルンバで、ワルツはルーティーンが確定しており、毎回反復練習をし、タンゴは結構難易度の高いステップの連続で停滞気味。ルンバも現時点での最後の「オープニングアウト」で全員が苦労している。まあ、それでも確実に前進してるのかな?

 午後はケイの呼び出しがあり、草加までの用足しに付き合うことになった。で、用事を済ませてから時間が余ったんでぶらぶらすることにした。まずは名物の「草加せんべい」の店を探した。意外とないもので駅周辺でも2軒くらいしか見つかんなかったな。
 駅の周辺だけぶらついていたら「歴史散歩道」があり、カラフルな石畳になったその道に面して郷土資料館があったんで、そこで展示物を見たり、催事として「下げ飾りのひな祭り」が展示されていたものを見た。暇つぶしとしては、こうした資料館見学がいいし、今回のように無料ならさらにいい。

 資料館をあとにして駅に向かう途中で「上島珈琲館」でティータイム。「キャラメルマキアート」。最近エスプレッソやその加工品に興味を覚えている。きっかけはまずいインスタントコーヒーをホットミルクで溶かして飲むことを覚えたことである。店で初めてエスプレッソをストレートで飲んだ時決してうまいものと思わなかったが、甘くして飲むとおいしくなることが分かったことを覚えていて、それを応用したものであり、普通のレギュラーコーヒーではごく普通の味のものならやはりストレートのほうがうまいと思ってる。

 夕食のメニューは「オイルサーディーン丼」、「韓国風納豆汁」、「甘栗のバター炒め・シナモン風味」。レシピは「身体をあたためる食事」によるもの。
この日はノンアルコールデー。食後はビスケットを食べながら映画鑑賞。「スリーメン&リトルレディ」。フランス映画「赤ちゃんに乾杯!」のリメイクの続篇で、無難なドタバタコメディであり、とりたてていうことなし。ノンアルコールデーにはふさわしくない1篇。

2015年2月4日水曜日

鬼の仕返し

 おっと、ちょっと体重が増え気味である。やっぱり運動不足な上に食べ過ぎに見過ぎであることは明白だ。膝の不調で運動不足になっている昨今、食べて飲む量が減ってないどころか、酒量が今回の実家帰りで大幅に増えたからなあ。

 ということで、まず食事を少しセーブすることにしよう。酒量に関しては次回ということで。

昨日の午前中は弓道。この日は節分で、先生が趣向を凝らしてサービスデーにした。的に鬼の顔を貼りつけ、当たった場所によって点数が取れることにし、この日集まった人たち(18名)で遊ぼうという内容である。有志の方からの景品もある。最初が通常の座射で2本。次が競技形式で4本。この競技形式はインターバルが短く、5人が次々発射するんで、観ている方も結構楽しめる。
 結果は言うまでもなく、1本も当たらず、ブービーメーカーになっちまった。トップは優勝の景品まで用意したP先生で、競技式の4本のうち3本が高得点という素晴らしいものだった。全員に景品があり、俺のは「味の素(なぜ?)」の小瓶とマックの割引券。どちらも俺に縁がない者ばかりという、鬼の懲らしめにあったような気持ちにさせられた。その鬼の面も、俺を嘲笑うような「笑顔」だったな。

昼食はタイ米で作った「お粥」。水っぽくて、これはこれでおいしいね。安い方で作ったがくせがなくなってしまうようで、お粥にはジャスミン米のほうがいいかもしれない。トッピングにはキムチと腐乳。初めてタイに行ったときにホテルの朝食でお粥にナンプラーをかけて食べて、うまいもんだなと感心したことを思い出した。

 午後は買い物。1週間空けると結構な品数の買い物となる。

夕食のメニューは「魚肉ソーセージと卵の海鮮醤炒め」、グリッシーニ(イタリアンスナック)に出来合いのソースでディップ風にしたもの。これに発泡酒~焼酎のシークワーサー割り(前夜の残り)~ワイン。ちょっと飲み過ぎた?
 この夜の映画は「許されざるもの」。J・ヒューストン監督作品。なるほど今見返すと、大げさな展開になっており、現実離れもしており、緩慢な仕上がりの西部劇になってるな。でも、ロデオシーンはよかったな。翌年の「荒馬と女」じゃ、もっといい場面がみられるというもんだ。
 続けて「大菩薩峠・完結編」を観たが途中で眠くなっちまったが、とぎれとぎれでも最後まで観てしまった。なにもかも決着がつかないまま終わらしてしまった尻切れトンボのような出来で、投げかけるテーマも、つまり机龍之介の最後がはっきりしないまま終わってしまった。それにしても中村玉緒が3役を演じきったのはすごいもんだ。山本富士子はなんかの理由で出られなかったのか、脚本(の書き直し?)でうまく顔を出さぬような作りになっていた。

2015年2月3日火曜日

今回の滞在中のある日

 デジタル放送をアナログ放送に変換するサービスが終了するそうである。これはデジタル放送受信できる設備を整えられない貧困層向けのサービスであり、どこの団体が提供してたのか知らないが、まあ仕方ないことなんだろうな。俺が介護職にいたころ、訪問先のほとんどが貧民層だったが、そこでは同じようにこのサービスを受けていて、テレビはいつもつけっぱなしであり、テレビも前からほとんど動くこともない人もいたっけ。あんのかなぁ、お金?ないようだったけど。

 実家でだらだら過ごすこと1週間強。それでも1日はノンアルコールデーにしたんだから、大したもんである?
 今回は丸1日かけて守谷~つくば~土浦というだらだら散歩をしてきた。取手まで常磐線で戻り、常総線に乗り換え、守谷で降り、ここでお茶をしたり神社巡りなど。変わりどこでは「明治神宮」。大正時代にお金持ちが金を出し合って明治天皇を祀ったものである。ほかには八坂神社がこのあたりでは立派な構えをしていた。北総三大祇園祭が行われているらしい。ほかには取手と水海道が加わるらしい。帰って調べたら「祇園祭」ってあちこちでやっているんだな。このほかにも関東三大祇園祭もあったりして「八坂神社」の権威が知れるというもんだ。以前住んだことがある江戸崎(現・稲敷市)の夏祭りに感動したもんだが、あれも祇園祭だったんである。
 つくばエキスプレスで移動し、つくばでは以前何回か買い物をしたもとダイエーの跡地に出来た商店や、西武百貨店の変わり様などを見学した。チェーン店の飲み屋でごく普通の「焼き魚定食」が昼食。

 バスで土浦へ。ここでは亀城公園を散歩した。土浦城の跡地である。ここには郷土資料館があり、特設会場では昔の生活道具などが陳列されており、まるで江戸東京博物館みたいだった。ここでも祇園祭に関する陳列物があった。

 観終わっても5時前だったので、古本屋で時間をつぶしてから居酒屋通りへ。1軒目は以前来たことがある店。ここではビール~日本酒。何を飲もうかと迷ってたら、「梅の宿」があったんで燗で飲んだ。奈良の酒で旨口である。つまみには「生牡蠣」、「牛肉の塩煮込み」、「天ぷら」など。

 2軒目はちょっとレベルが落ちる赤ちょうちん。ここでも日本酒。3軒目は実家のあるところまで常磐線で戻り、駅の近くの比較的新しい店。日本酒と「メンチカツ」。各席にTVがついていて一人飲みに優しい、ってところを売りにしてるようなつまらない店だった。で、帰宅して即ダウン。