2015年2月8日日曜日

還暦後の工作

 昨日の午前中の太極拳教室はさぼった。膝がちょっとどころの不調ではなかったからである。3回で2千円の月謝なんで、今月いっぱい休むことにした。まあ、DVDを使って自宅で練習しよう。実家にいるともそうしてたんで抵抗なく続けることができる。
 ということでこの日も安息日。

午前中は「紙粘土工作」。去年のうちから用意しておいたもので、実に30年ぶりの紙粘土である。一時期「マイブーム」っていうのか、家族で紙粘土工作がはやったことがあり、制作したものを俺が経営していた店に並べていたこともあったっけ。主に壁かけのお人形さんみたいなものが多く、小さな額に入れたものや花なんかもあったような記憶しかないが、俺が作ったのは空き瓶の周りを紙粘土で包み、古木風に仕立てたものだけだったんじゃないかな。
 不器用な上、気が短く、また創造性を持ち合わせてないので、元来こうした作業を苦手としてるんだが、今回ケイの姉からのリクエストが入っていたんで奮起してみたんである。

 始めてみると結構没頭できて暇つぶしに悪くないと思う。ただ細かい作業になると、どうにも手が思うように動いてくれない。やはり、「慣れ」なんだろうなあ。

 昼食は「ピザトースト」、「ミルクココア」。「ピザソース」がいつまでも冷蔵庫の中でさぼっていたんで、それを使い切るつもりで始めたんだが、食べながら気が付いたんだが、ソースと間違えてケチャップを使ってしまったんである。やれやれ。

 紙粘土の整形は大体終わっていたんで乾燥させる意味もあり、塗装は翌日とした。
で、午後は映画鑑賞。残っていたのは2本。「ラジオの時間」。三谷脚本・監督作品。始めて観た時は、その発想が奇抜で感心したものだが、今回観て思ったのは、これって脚本制作手順をそのまま映画にしてしまっただけのものと分かったことだ。ただ、「マジックアワー」よりはテンポがよい。

 「バベットの晩餐会」。デンマーク映画。スエーデンとかデンマークの映画がよく米アカデミー賞に絡むようで、別に米アカデミー賞が権威であるとは思わないが、それでも観るものを選ぶ時の参考にはなるんで、最近なるべくこれらの国のものを積極的に観るように心がけている。
 敬虔なクリスチャン姉妹と、彼女らにに助けられた名料理人女性の3人の心も胃袋も暖まる話。

夕食のメニューは「菜の花と鶏肉の辛子醤油炒め」、「白菜のスープ」。これに発泡酒~ワイン。
「バベット....」を観たら、どうにもワインが飲みたくなり、手が出てしまった。こいつをちびちびやりながらマイケルジャクソンの記録映画?の「This is it」を途中まで観た。彼の手が非常に大きいことに気が付いたら、そればかりに目が行き、まともに鑑賞できなくなってしまったので途中で終了。
 同じ時間帯に放映されてた「キムタクの宇宙戦艦ヤマト」をチラ見したが、本当に噂通りひどいものだった。そのひどさは「アルマゲドン」を彷彿させるものだった。終了後、いつもはやらない〆の「ラーメン」を作り、食べ終えて即ダウン。良くないんだよなぁこういう食生活。

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