2010年9月30日木曜日

中国ネタが尽きない

最近のビスケットの100円以下のものの輸入先が随分と広がってきたようだ。例によって中国が圧倒的に多かったのが変化しつつあるようだ。



つい最近まではマレーシアだったのが、ベトナムが増えてきた。先日のはオマーン。1昨日のはアルゼンチンであった。

勘ぐればきりがないが、もしかしたら中国系の会社で作ってるんじゃないか?労賃の安い国に進出して、その国にとっての産業振興という美辞麗句に酔わせながら侵略してゆく戦術ではないか?

カンボジアがまさにそうである。カジノやホテルで発展しているプノンペンで儲かってるのはもっぱら中国系の経営ばかりだそうである。従業員の美味しいところも全て中国人で占められているらしい。

中国を甘く見てはいけない。だが甘いものに目がない自分としても生産国だけでなく製造会社も印刷すべきである、と思う。


今夜のメニューは”豆腐ステーキ”、”じゃがいもとわかめのスープ”、”小松菜としらたきの煮物”、”ところてん中華サラダ”。

今日はジムへ行かず、さつまいもとレーズンを使ったケーキを製作。スイートポテトも先日作ったが、そろそろ飽きてきたので。とにかく実家から運んださつまいも、それでもまだ1キロ残ってるんである。

2010年9月28日火曜日

雨の中の兵隊

 雨の朝、ある小学校の校庭では運動会の応援の練習が行われてた。はじめはそれほど気にならなかった雨が5分くらいで小雨に変わった。
 その小学校は介護のご利用者さんのお宅の通りを挟んだ向かい側にあり、窓から様子が見られる。

 到着した頃には応援の掛け声が聞こえてたんで、およそ1時間はやってたんじゃないだろうか。

声が小さいとやり直し、檄もとぶ。なんか軍隊の教練である。まぁ、学校の行進とかこういったものにはそういう雰囲気が強く感じられろものだ。

しかし最近の外交のトラブルから防衛本能が出(防衛省)、ナショナリズム沸騰(右翼、財界)の後のファッショ化なんてことで、教育(教育委員会)にも影響出かねないんじゃないか?

 気温も低く薄ら寒い朝であった。

今朝はマンションのエレベーターで一緒になったHさんのエプロンで驚いた。なんと自分が登録して実際に仕事をもらってる事業所のロゴがついてるじゃないか。
 尋ねたら、もう6年になるという。大先輩である。営業所(支店)も一緒なんである。受け持ちテリトリーが離れているんで今まで気がつかなかったわけだ。


 今夜のメニューは”肉じゃが(醤油版)”、”かぶの葉の味噌汁”、”豆腐とアボガドのサラダ”。

 天気の悪い午後は2時間ばかり台所で”スイートポテト”、”里芋のゴマ味噌煮”、”かぶと揚げの煮物”、”(昨夜余った野菜で)ごく普通のカレー”を製作。

2010年9月27日月曜日

女工哀歌

 先ほど見終わったDVDである。

中国が話題に上らない日はない。現在は尖閣列島での事件の顛末で、である。
結論から言えば今回の日本の措置は間違いである。
検察であろうが指揮権発動?した政府であろうが、愚挙だったことに変わりはない。

中国はおろか外国人を甘く見すぎてるのはやはり平和ボケしてる日本人そのものである。
しかも、ちょっとどう喝されればすくんでしまうところなんざ、まるでゆうちょの窓口である。

中国がしたたかなんではない。日本がだらしがなさ過ぎるだけなんである。


話し変わってDVDである。中国ジーンズ工場で働く女工のドキュメンタリーである。
経営者のコメントと従業員のコメントが対比され、この国の政治体制の矛盾を確認できる。

どちらも海外の製作者に対してのコメントということで全てを鵜呑みにはできないが、それを差し引いても興味深く見られた。

特にきれい事を並べ立ててた経営者の終わり近くの一言。”金のためならなんでもやる”。
この経営者は元警察署長である。金のためなら何でもやる中国人の犯罪者についてのコメントを放った後に、である。

毛ちゃんの”矛盾論”の内容が何であれ、現在の中国を著す書物のタイトルも”矛盾論”でいいと思う。

その矛盾だらけの国と対等に渡り合えると考えることがそもそもの誤りであることを政府が認識しない限り、現在抱えてる問題も解決しないだろう。
中国よりのOさんが政界から少し遠のいたんだから、ここはどんぱちやってもいいんじゃないか?

今夜のメニューは”根菜のトマト煮”、”モヤシスープ”、”かぶの焼きサラダ”。

2010年9月26日日曜日

モータープール開き

週1回のペースでの実家行きが再開して、秋を迎え庭いじりも再開することになる。2日あるからどちらか1日はやろうと思っている。
 再開第1日目の昨日は、去年の暮れから片づけが行われてない駐車場の作業を行った。

 車を処分して、車を保有することをやめてから2年経った。不便であることは確かであるが費用対効果を考えると、やはり持つ気にはなれない。だから駐車場も不要なのだ。

 4台分あるスペースは屋根もついていることもあり色々使い道を考えては見たが、どれも決定的に良いアイデアが出ずじまいであった。

 最終的に貸すことが決まった。そこで片付けなんである。

 木材やタイルなど積み重ねてあったものの移動時には30匹近くのゴキブリや数匹のむかでなどが飛び出してきたんで、ことごとく撃退。こいつらに隙を見せれば住宅に侵入してくるのだから生かしてはおけないのだ。

 久しぶりの大量殺生だったんで気分爽快。残虐な童心にかえった。

 来週からは本業に専念しよう。

 今夜のメニューは”煮込みマカロニ”、”肉団子スープ”、”トマト、きゅうりのサラダ”。

2010年9月23日木曜日

伊豆れ

お隣さんから神津島のお土産をいただく。
 娘さんが島で仕事しているのでこちらからもたまに遊びに行ってるそうで、今回も海と山と温泉を楽しんできたそうである。

 以前、島の話しを聞いてから調べたことがあり、飛行機でも行けるところなんである。なんと調布飛行場から2時間足らずで行けるらしい。
 以前この飛行場の近くに住んでいたことがあったので懐かしく思ったっけ。

話は飛ぶが(飛行場の話しだし)”調布飛行場”という映画もあることがわかった。先日見た”南極料理人”の出演者の過去の出演作品の中にあった。多分かなりマイナーな映画に違いない。

 是非行ってみたいものだが、行くならやはりこの飛行場から行ってみたいものである。


 今夜のメニューは”鮭とジャガイモのグラタン”、”さつまいもクリームスープ”、”春雨のサラダ”、作り置き”筑前煮”。台所にも急に秋がやってきたようだ。

2010年9月21日火曜日

ふけ行くさつまいもの夜

 実家の庭で育つさつまいもが収穫期をまもなく迎えそうである。周囲を見渡せばどこの畑も皆同じ。
東京に戻ってスーパーへ買出しに行けばどこでもさつまいもは山積みで売っている。

 値段も手ごろだが、他の季節野菜は猛暑の影響か?幾分高め。葉物は特に高い。

まぁ、こういう時期もあろう。季節物で安くなってるものを買って食う。貧乏人のスローライフの基本である。しばらくさつまいもと付き合おうではないか。

 今夜のメニューは”秋刀魚の塩焼き”、”キャベツの味噌汁”、”塩肉じゃが”、ってなわけで”さつまいもご飯”。

2010年9月19日日曜日

潜水服は超夢をみる

先日、明治通り王子の手前の橋を渡るとき、川で作業しているのが見えたので立ち止まってみたら、潜水士が水面から顔を出していた。面白そうなんでしばらく作業を見ていた。
 2本のチューブが地上とつながってる。1本は空気もしくは酸素、他方はマイクであり橋の上からも会話が聞こえる。で、肝心の作業内容はどうやら川にショベルカーを沈めて、それを操作しているようであるが本当のところはわからない。

 2本のチューブはどう見ても家庭用のビニールチューブとしか見えず、水深浅しといえども心細く感じた。この川はつい先日JRがトイレの汚水を垂れ流していたことが発覚して大騒ぎになった川である。
 作業に従事してる人もすでに知っていると思うが、やはり大変な仕事である。同じ潜水士でもきれいな海で作業して稼いでる人もいるわけだし。

 昨夜はDVD 鑑賞の後テレビの画面に映ったのが”海猿”のプール実習の場面だった。何分か見てスイッチを切った。海上保安庁の新入隊員の教育や訓練を通しての成長物語というのが、すぐ読めたので。
 いまどきこんな古めかしい筋立てのドラマが映画になってるんだな、と少し驚いた。まさにアメリカニューシネマ以前(以後も)の戦争映画ならこの手の話は腐るほどあった。そして”フルメタルジャッケット”で終止符が打たれたとおもっていた。
 しかもこの映画続編も作られている。当然教育訓練から実践編に変わってはいるだろうが、潜水士もかつて描かれたことがないような話を映画化してもらいたいものである。


 今日あたり友人Yは大島でスキューバしてるはずである。今年潜ってない自分としては実にうらやましい限りであるが、ねたみも以前ほど強くなくなった分、他への八つ当たりが強くなったか?たった5分くらいしか見てない”海猿”には申し訳ないことである。

 今年の春頃から”小笠原”の文字が気になって仕方がないんだが、今のところ気にしてるだけにしておこう。


 

2010年9月15日水曜日

やわらかい生活はつつましい生活でもある。(定義集)

 発売日を勘違いしてNHKラジオ講座中国語の教本を買いにいってしまった。どうも早とちりが多くて困る。思い込みが激しいのが原因であることも承知している癖に、だ。

 並んでる雑誌を眺めてたら”年金15万で暮らす方法”なんてのがあった。こんなの買うやつの気が知れないが、節約のヒントのためには金を払ってまで、と考えるやつもいるんだな。
 入ってくるものがこれ以上望めないとしたら、やはりやりくりでやってゆくしかないんだが、少し頭使えばなんでもないことなんだがなぁ。引き算ができればの話ではあるんだが....。

 問題は15万さえ入ってこないときの話しだろうと思う。

 今はデフレで最低生活費の水準も下がったままであり、贅沢さえしなけりゃなんとかなるもんだが、レベルがある程度上がっちゃった人には年金だけってのはつらいとこなんだろうな。

他人事のように言ってる自分も将来に不安がないどころか、そろそろ収入の道も模索しなけりゃならないところなんだろうが、結局切羽詰るまで現状で推移していきそうな、そんなやる気のなさで生活してる状態である。

今日はジムで汗流し、スクリーングの疲れも睡眠で解消、身体の調子も取り戻した感がある。穴が空いてた曜日も新しい利用者が増えたり、元の利用者が退院してきたりとかで平日は埋まった。やはり男性ヘルパー不足が原因になってるんである。

 今夜のメニューは”塩さば”、”小松菜の胡麻和え”、”わかめと麩の味噌汁”、”レンコンと大根の皮のきんぴら”、惣菜の”昆布豆”。

2010年9月14日火曜日

五つの銅貨

 谷啓が亡くなった。

 小学生の頃近所に住んでいた。が、本人を見たことは一度もなかった。ちょっと障害のある弟さんがいて、この弟さんとはよく会った。
 いつも大きな犬を散歩させていて、障害の程度も軽くて近隣の人とも普通に会話してた気がする。

 うわさではこの弟さんの言動もネタに取り入れていたなんてことも言われていたが、真偽のほどはわからない。が、コメディアンとしても一流であったことは間違いない。釣り馬鹿日誌の演技は熟練もんだったな。キャスティング(つりだから?)も良かった。

 芸名はもちろんダニー.ケイからもじったものだが、その本家の代表作である。ちょうど洋画を見始めた頃渋谷の名画座にかかっていたので見たのが中学2.3年の頃か?”グレンミラー”、”ベニーグッドマン”の流れを汲む音楽映画である。オーソドックススタイルなので記憶も鮮明である。

 ”バード”、”ラウンドミッドナイト”...と続き最近も音楽映画は良く作られている。”レイ”、”ビヤンドシー”、”ウォークザライン”等。その多くはなんらかの賞をとったりしてるところを見るとアメリカ人の好みなのかもしれない。


 そういえば”五つの銅貨”に出てた足の不自由な娘役のチューズデイウエルド、可愛かったなぁ。”シンシナティキッド”、”ミスターグッドバー”の後は何に出てるか検索してみることにしよう。

 今夜のメニューは”タコ飯(奈良から持ち帰った干したこで)”、”空心菜スープ”、”大根サラダ”、”棒棒鶏”。

 

2010年9月13日月曜日

京都へ行くくらい奈良....

スクリーング最後の日、あらかじめバスの搭乗地を京都に変更しておいて、うちあげを南禅寺のそばの豆腐屋でやる予定にしておいたのが結局果たせずに終わってしまった。

 近鉄で京都に着いたのが5時前、時間があったんで反対側に降り”東寺”を見学した。実は初めてでないのかもしれないがまるで記憶がない。この寺は京都駅をはさんでいわゆる観光地に対して反対側になるが、その距離に関すればたいしたことのないものではある。
 ついでだから歩いたことのないこの”反対側”を歩いてみた。一言で言えば実に味気のないつまらん町である。これだけ駅に近いのもかかわらず、目を引くほどのものはない。

 八条口に戻ったら疲れが出た。無駄な時間を過ごしたせいかもしれない。

ちんたら歩いてたら、南禅寺まで行くのが億劫になってきた。

 錦小路沿いにある銭湯で汗を流し、飯屋で定食なんぞを食ってたらますます疲れが出た。

帰りは一駅だったが地下鉄に乗った。実はこれもはじめての経験である。近鉄に乗り入れていて奈良まで行ける。奈良まで戻って夜9時半発のバスに乗りたくなった。京都夜10時半発のバスと同じものなんである。


 京都駅でぶらぶらして思った。駅も東京ミッドタウンやガーデンプレイスと変わらないような作りで、有機的で幾何学的で実にすぐそばにある古めかしいデザインの京都タワーに逃げ出したくなるほどの落ち着きのない空間である。3年前に来たときとそう変わってないはずなんだが、奈良の後だから余計京都のつまらない変貌振りを強く感じてしまう。それにしても俺は奈良に惚れたか?


 今夜のメニューは”京都本場の湯葉”、”大根の味噌汁”、以下全てお隣からの頂き物”かぼちゃのそぼろ煮”、”大根と人参のなます”、”冬瓜とホタテ貝柱缶のスープ煮”。

2010年9月9日木曜日

おくとくん

平城京遷都1300年のマスコットの”せんとくん”がもめたいきさつをよく知らないんであるが、地元では地元のデザイナーがこしらえた”まんとくん”もよく見かける。

 で、”おくとくん”の登場である。さて、これには実は根拠があるんである。

なら町(奈良市内)でよく使うスーパーで発見したのだ。それは”干しだこ”。3.4枚入って398円。
決して高いものではないが、どうやって食べるんだろう?
宿に帰って主人に聞いてもわからない。彼は生粋の奈良県人である。
そこでネットで検索したら、ありましたがな。主にお隣の明石から入ってくるらしく奈良県では多く消費されているとのこと。
 ただ調理法がまだ判明してないので、今回今年最後のスクーリングでの3日間でリサーチを試みる予定である。画像もついでに。
 タコの格好で”おくとくん”、受けそうなんだがなぁ。

 今夜のメニューは”レンコン入りひき肉のハンバーグ風蒸し物”、”もやしの味噌汁”、”空心菜、きゃべつ、ピーマン、しらす、卵の炒め物”、”厚揚げ焼き”、残ったひき肉ともやしで炒め物1品追加。

 

2010年9月8日水曜日

有難や節考

月曜日のご利用者さんは95歳、入浴の介護である。とても明るい人である。

 ふた言目には”申し訳ないねぇ、ありがとねぇ”、”赤ちゃんだねぇ”とかおっしゃって、”ありがたや、ありがたや”を節をつけて歌いだすこともある。

で、この歌、聞き覚えがあるんだが次の歌詞を思い出せないんでネットで調べてみた。断片的に覚えていた”腹が減ったらおまんま食べて~”はその通りだった。

 作詞が浜口庫之助。歌手は守屋浩。50年位前の歌である。

この歌を小さく手拍子を打って歌うんである。

 気に入った詩をつなげると....腹が減ったらおまんま食べて、寿命尽きればあの世行き~、有難や有難や~.......となる。

 次にこんなのもある。”近頃地球も人数が増えて 右も左も満員だ だけど行くとこたくさんござる 空にゃ天国 地にゃ地獄 有難や 有難や~”

 こんな歌がラジオから流れていたんである。のどかな時代?いやいや、今より生きていくのがもっと大変だった頃であったはずだ。貧しさも今とは比較にゃならない。大衆の叫びをうまく摘み取って歌にしてしまうところがすごいといまさらながら思う。この10年後にいわゆるフォーク全盛となる。若者たちはもっとおしゃれに叫んだんである。

 久しぶりの雨のおかげで風呂上りに死ぬほどビールを飲みたいとは思わない夜である。ビールといっても最近流行のノンアルコールビールである。最近飲んでるものはアルコールゼロ、カロリーゼロである。価格もゼロなら最高なんだが。なにせサラリーゼロの身なれば。

 今夜のメニューは”厚揚げと刻み昆布の炒め煮”、”レンコンの酢の物”、”キャベツの味噌汁”、”鮭ときゅうりの五目御飯”。いただき物の牛肉のそぼろ煮をアレンジしたもの、見事に失敗。塩辛すぎた。

とはいえ、今夜もこうしておまんま頂き風呂入ってベッドで寝られる....有難や 有難や~

 

2010年9月7日火曜日

老化の過労

 疲れがとれないんである。昨日ははじめてのご利用者さん(95歳)のお風呂の介助が午前中、そのまま御徒町で、壊れてしまったデイパックのおかわりの買い物、午後はすっからかんの冷蔵庫の補充とかで、朝帰りなのに張り切りすぎたかな。
 今日はといえば、午前中の介護1時間、図書館で返本と調べ物、ついでに吉村昭の絶筆”死顔”を読んできた。午後はお話にならないくらい眠くて、窓際で昼寝。

 往復の深夜バス、これは相当体力が必要なのはわかっていたが、自分の残存能力を過信してたな。
ゲストハウスの安作りのベッド(2段ベッド)やコンビニ弁当とか外食や銭湯通いもさほど苦にならないが、バスでの2泊がきつい!

 今日は早めに夕飯を作り始め、明日の分も少し作っておいた。明日は台風の影響がなければ隣の区の図書館に行く予定なのだ。

 今夜のメニューは”麻婆豆腐”、”ワンタンスープ”、”くらげ酢”、”肉野菜炒め”。麻婆豆腐はもちろんレトルトだが李キンキのもので本格的な味で添付の山椒をたらして更に美味しくなる。

2010年9月6日月曜日

古墳にコーフン!

 スクーリングから戻って郵便物の中からいきなり出てきたのは不合格通知である。8月の始めのスクーリング中に受けた試験の結果である。科目は”健康論”。
 問題はこうだ。”妊娠中の喫煙が体内に及ぼす影響について.....”。解答用紙の4分の1も埋められなかったんで不合格はわかっていたんである。最低でも6割がた埋めていないとだめだそうである。

 10月に再試験である。何回でも受けられるし無料であるから、”ありがたや”である。

 今回のスクーリングは”奈良文化論”。文学から見た奈良の考察であり、2日目は奈良市内の歌碑を巡る校外学習も行われた。奈良も暑いところでその当日も暑かったが、やはり70後半の人が列から取り残されてるのを偶然発見して、荷物を持ってあげたりしたところ、やはりしんどそうだったんでボランティアの人を呼んであげた。ペースメーカーをつけていた人だったが、後で聞いたらそこから自力で帰られたそうである。その他春日神社で砂利道滑って転倒した人一人、大事には至らなかったそうである。健脚である65歳の教授でさえコースの最終目的地である新薬師寺では、相当へばったと言ってたっけ。

 ここで解散。即離脱して、一気に緩やかな坂道を早道でJR奈良駅に到着。そこからまほろば線(桜井線)で巻向のひとつ手前の柳本で降り、”黒塚古墳”を見学。神獣鏡がたくさん発掘されて有名な古墳である。今回驚いたのが、その古墳も室町時代に要塞として改造されてあるということである。戦になると墓どころではないということか。
 そういえばこの周辺では環濠村といって集落の周りに塹壕池を作り自衛していたことがわかる村がいくつかある。多分時代は同じ頃だろう。


 そこから前回途中で終わったところである”景行天皇陵”に着いたのが5時過ぎ。”桧原神社”、”狭井神社”、”大神神社”、”平等寺”と来たらもう暗くなってしまった。6時半である。後ほんの2.3Kのところでこの日は宿に戻ることにした。駅は”三輪”である。駅の数だとたった2つしか移動していないことになる。しかし夕方近くの桧原神社から見た景色、大神神社から見た三輪山は素晴らしい。


 3日目は普通授業で最後の時限がレポートだったんで、最初から用意していた文言に若干手を加え早いうちに提出してから下校した。

 運悪く夕立で5分ぐらい足止めを食ったものの、早足で近鉄高の原へ。西大寺で線を乗り換え桜井に到着したのが5時。ちょっと歩くと大和川。そこから仰ぎ見る三輪山にかかる短い虹。歌でも作れそうなところであるが、残念ながら歌の心がまるでないときてる。せいぜい浮かぶのは”三輪(そうめん)なのになんで虹はこんなに短いんだろう”という解釈のほうが先に出来上がってしまう程度である。

 ”金屋の石仏”、を過ぎるともう”平等寺”。昨日門の入り口でぐでぐでしていた不良猫もいた。これで”山之辺の道”を歩き終えたことになる。3日かかっての感想は”俺も物好きだなぁ”ってこと。


 暗くなるまで時間があったので、そこから巻向まで歩き、見残していた”箸墓”まで。遠くから見えるほどこんもりした森。そばに来ると覆いかぶさるほどの木々と急斜面を作ってそびえる古墳はユニークである。そこから近いところに”ホケノ古墳”があり、こちらはこじんまりした丘風である。
 対照的な二つの古墳を見て今回の”ちいさんぽ”終了である。汗だくである。


 JR奈良にいったん戻り、近鉄奈良の周辺で銭湯で汗を流し夕飯を済ませてからJR奈良に戻ったら9時になっていた。15分にバス出発である。結構忙しい”ちいさんぽ”ではある。

2010年9月2日木曜日

ところ変われば空だって

 はっきりしない空。スカイツリーもスモッグがかかったようである。

 ここ数日東京にいて気がついたが、奈良のそらって結構広くて高いんだ。開放的になれるのもそのせいかもしれない。以前和歌山を旅行したときも同じ経験をしたが、西に惹かれるのもそのせいかもしれない。


 常宿は奈良町にあり、最近は建築許可もきつくなったそうだ。そういえば場違いな(中途半端な)高さの建物もそんなに新しいものではない。今後少なくとも五重塔を隠すような建物は建つまい。

 今日は久しぶりに靴を買った。あわせてソックスも。ウォーキングシューズである。前回の天理からの散歩がこたえたんである。やはり少しは投資しないとだめみたいである。今回も2日目が郊外学習で歩くそうであり、放課後も散歩道を2箇所ほどチェックしてあるのだ。
 放課後、図書館に缶詰になるのは来年からにした。
 
今日の昼は空心菜が安く手に入ったんで”コムサオ(ベトナムチャーハン)”製作。久しぶりに作ったがうまかった。朝もベトナムコーヒーで始まったんで、夜も...と思ったが。t


今夜のメニューは”にらまん”、”小松菜の白和え”、”もやしにちくわあんかけ”、”わかめの味噌汁”、”かぼちゃの煮物”。
 お隣からいただいた”白いとうもろこし”、甘くてうまかった。

2010年9月1日水曜日

図書館....放課後...学校も始まったし

どうしても意地が悪いとしか思えないレポートの設題である。もう1ヶ月近くかかっていまだ完成しない文化人類学。
 何のためのテキストなんだ!テキストまるで無視の設題のために今日もお隣の区の中央図書館で4時間缶詰。途中気を失うこと4回。スクーリングのほうがまだましや。


 明日中に目途つけたいところである。なんせ明日の夜から奈良に向けて移動しなきゃならないんだから。

 気分直しにDVD 鑑賞会。”アフタースクール”。脚本をひねりにひねった努力は認めてもいいが、編集がいまいちだなぁ。不要な長回しが多く、100分を上手に使ってるとはお世辞にも言えない。もったいないなぁ。

 今夜のメニューは”豚キムチ野菜炒め”、”レタスときくらげのスープ”、”簡単ナムル4点盛り”、”えのきマヨキムチだれのせ奴”。野菜炒め以外ぱっとしなかった。編集が悪い!