2013年3月31日日曜日

4月になれば彼女は?

 昨夜の「アド街」はいつもならベスト30が20に減ってて、その分大江さんの過去の映像を流してたりして、彼女の最終出演にふさわしいものだったな。
 10年になるんだ。我が家でも人気のある番組で、なぜかなるべく見逃さないようにしている。特に都内は散歩のためのいい情報になるんで、「酒場放浪記」についで好きな番組である。

 昨夜番組が始まるまでの暇な時間、奈良を取材した旅番組がBS11でやってたんで、おでんと熱燗を携えて観た。番組自体はつまらないものだったが、合間のCMも観てたら、なんと太田和彦さんの番組が4月から始まるではないか。
 彼はいわば”のんべぇ飲みある記”の草分け的な著者である。持ってる本は「居酒屋大全」だけであるが、買ったのは15年くらい前?であり、他にも多くの著作があるはずで、そうした雑誌にも名を連ねているのをよく目にする。

 1時間ものだけにじっくり取材されたものではないんだろうかと期待は膨らむ。ただ10時からの番組で、これを飲みながら観るには遅すぎるので、毎週予約をセットして次の日にゆっくり飲みながら観ることにした。

 TVを楽しみにするのは一番安上がりな娯楽であり、俺の目指すところの”清貧生活”にはある程度不可欠なものではないんだろうか?まぁTVを置かずに暮らすというのもいいんだろうが、俺はTV番組だけでなく、映画のソフトも多く再生するんで必要な道具であるから、おいてる限りは有効利用しようと思う。


 さて明日から4月、既に始まった”シャルウィダンス生活”、そして”麻雀放浪”と地域のコミュニケーションがふたつ加わり、4年目にはいる奈良大学、ちっとも進歩がない中国語と、60歳になったことから少し忙しくなりそうである。
 おっと、金曜日はテニスもやることになった。
これは40代に始めて、ちょっとはコートに出て練習してたとき、転がってたボールを踏んづけてしまい足首を痛めてしまったんである。それ以来やる機会がなくなってしまううちに60歳になっちゃったんである。まぁ年寄りらしいプレイを目指してもう一汗かくつもりである。
 そういえば”囲碁”がどうなったかというと、返事が来ないんで明日確認しに行こうと思ってる。なんせ歩いて5分もかからぬところで開催されていて、他の習い事の会場の中で一番近いんである。


 今夜のメニューは「豚肉とたまねぎの甘酢炒め」、「山東菜のサラダとスープ」。山東菜は始めての素材である。これを買ったときに”かき菜”も買った。未知の素材には果敢に挑戦して行きたいものである。

 夕食製作中のBGMはディオンヌワーウィックの”エイプリルフール”。「幸せはパリで」の主題歌である。彼女のニュースが一昨日流れてた。なんでも個人破産したとのこと。あれだけ売れてたのになぁ。ここ10年くらい隠棲してたのかな?今なら”清貧生活”教えてやれるんだけどなぁ。

タイトルはサイモン&ガーファンクルの曲。”?”はつかなかったかな?

2013年3月30日土曜日

荷風は寝て読め?

半藤一利「荷風さんの戦後」を読み終えた。
永井荷風についての断片的な知識が、かなり修正されたことで以前よりも彼について、というよりも著作を読みたくなった。何篇かは読んでるがいずれも小説である。「荷風さんの戦後」では日記の情報をもとに当時の状況と照らし合わせることによって荷風の奇怪な行動の理由を推理してゆくという非常に面白い評論となっていた。
 ということで日記を読むことにしたが、全部読むのはちょっと無理である。なんせ42年分である。
ここは岩波文庫から出ている抄したものがあるので、それでも上下巻で800ページ以上ある。図書館から借りるのはいいが、返したりまた借りるのもちょっと面倒だ。
 そこで買うことにした。2年前に古本屋で100円の新書本を買って以来のことである。

ネットで検索したら本自体は2冊で250円だが、1冊づつ送料がかかるんで合計で750円。新刊で買うとその倍になるんで、まぁいいだろうということにした。

しばらく荷風さんの世界に浸ってみましょうかねぇ。


「浸る」。卵と砂糖と牛乳を混ぜたものに厚切り(4枚切り)パンを浸し、24時間寝かせておいてから焼いた「フレンチトースト」がこれである。1回だけひっくり返す作業があったが、24時間寝かすというのはホテルオークラのレシピによるものである。以前ホテルオークラのフレンチトーストが取り上げられたTV番組があり、記憶に残ってたんで、レシピを見た時に是非作りたいと思ったんである。昨夜から同居人が風邪気味であり、このメニューはタイムリーだった。
 昼は「カレーうどん」。レトルトカレーにめんつゆと片栗粉を加えて作ったもの。

夜のメニューは「豚肉とスナップエンドウのクリーム煮」、「キャベツとウインナのトマトスープ」。


今夜は「アド街」大江さん最後の出演である。先程(寒いんで)おでんも完成したんで、今夜は「熱燗」と「おでん」がお供になるんだ。

2013年3月29日金曜日

賭けない、吸わない、飲まないの3原則

高校教科書のコラムに聖徳太子存在論の存在を記したことが話題になってる。
これを聞いた奈良大の東野先生の反応が見たいものである。

うわさでは東野先生の科目のレポートで「聖徳太子の存在自体が証明されていないにもかかわらず.....」と書いた生徒がいたということで、2.3回落とされて、結局この科目を放棄したということを聞いたことがある。

 確かに先生のテキストでは「先ず聖徳太子ありき」の上に成り立ってるわけだから、それを根本から否定されたら立場がなくなるってもんだろう。TVにも出たり、奈良大でも看板教授の一人である先生としては、そんな生徒の一人や二人にかまってる暇ないんである。

 しかし現実は「聖徳太子存在論」に対し、かなり科学的な根拠を持って批判する教授が多くなってる。だからこうして高校の教科書にも載るようになってしまったんだろう。
 はっきり言えば聖徳太子がいなくても歴史はそう変わらないんじゃないの?

歴史じゃなくてあがめ奉る人たちによって作られた物(文化財、美術工芸品など)の価値が変わるだけであると思う。それも変わるだけで価値が落ちるわけでもないはずだ。

同でもいいことで議論しあって本出して、それで食ってる連中のこうした騒ぎってある種の”談合”みたいなものがあったりして...。こういうことで面白がってる高齢者には格好の暇つぶしにはなってるようだが。歴史オタクには”邪馬台国”の次に人気があるテーマになりそうじゃん!



今日は午後から「健康麻雀クラブ」の入会金・会費を納めに、前回とは違う会場(グループホームのあるビルの地下の研修所って言ってた)まで出かけた。
 そこには10卓が埋まっており、手続きが済んだ後観戦した。大体9卓から11卓が埋まるそうである。一番うまいといわれる人と、隣の卓の人との二人分を観戦させてもらって大いに勉強になった。昼飯後の眠くなる時間帯に皆さん良くがんばってます。
 俺がちょっと眠くなってきたとき、隣の卓で親の役満が出た。「四暗刻」。目が覚めた。
ただこの卓の人たち、役満の点数を知らないらしく、「先生!」と呼んでいた。一人余剰員がいて、この人がいろいろ教えてくれる先生であることが分かった。ちなみにその点数は俺でも知ってる。
 今日のタイトルはこの麻雀クラブのモットーである。

 今夜のメニューは「キャベツとトマトと牛肉のチーズ炒め」、「あさりとレタスのチャウダー」の2品。

同居人が風邪を召したらしく、早めに床につかせた。残った俺は同居人の兄から教えてもらい、国営放送の沖縄を取材したTV番組を観るつもりである。
 そのために麻雀クラブからの帰り道で泡盛を買ってきた。「風邪ウイルス」のアルコール消毒も兼ねてのことである。


 

2013年3月28日木曜日

還暦だからって、大いに学び、大いに遊ぶんである。

 ちょっと気温が上がると身体がむずむずしてくる。というわけではないが、時間割の結果ジム通いは週2で月・木となる予定である。
 上半身筋トレは今日も負荷を少しアップしてみたが、後半きつくなったんで元に戻した。1歩全身半歩後退で行こう。

 5月6日は知人の結婚式のご招待を大学を理由に断ってるんで、東京にいることができない。まぁいてもいいんだけど、気持ちが落ち着かないんで沖縄・宮古島に行くことにした。
 で、ネットで定番の”オリオンツアー”で検索したところ、1泊5日で35000円位だった。いつもならこれで頼んでしまうところだが、年金生活者は少しでも安くあげなければならない。デフレ増進歓迎者なんである。

 ありました。会社の名からすると北海道のツアー会社のようであるが、価格は30200円。条件はまったく同じである。強制的に初日に泊まるホテルは何度か使ってるんで、心配も期待もしてない。
 5000円の違いは大きい。ゲストハウスで2泊出来る。宮古島にもゲストハウスは増えてるようなんである。チェックしたところは素泊まり、ドミトリーで2000円である。学割で1500円とあったからしめた!と思ったら、「25歳以下」とのこと、残念である。

 これで4泊5日で飯抜き費用合計36200円ということで、即予約を入れた。
あとは中3日の過ごし方だが、2日間は2ヶ所のショップでダイビングをし、1日は酒造元(多良川)見学や観光にあてる予定となった。ダイビングを2日にすれば、翌日のことを気にせずに2晩、大いに食って飲めることになる。とすれば宿は市内になければならない。
 今回はフルレンタルなんで、軽装で行けることもうれしい。主要な目的は多良川での古酒の貯蔵を注文してくるのと、沖縄食材の調達である。「ジューシーの素」、「さんぴん茶」、「豆腐蓉」、「ルートビア」、「泡盛」、「スパム」、「タコライス」など。そして帰りの那覇空港で「スーパークッキー」。我が家の定番。先程の費用50000円を予定してたんで、浮いた分全て食材購入費にあてられるのである。


 今夜のメニューは「麻婆豆腐」、「肉なしワンタンスープ」、「かに(缶)チャーハン」。

明日は同居人の弁当がある。予定は「ピーマンと小女子の醤油炒め」、「(あっまいー)卵焼き」、「エリンギとウインナのソテー」、「大根、にんじん、ごぼうのきんぴら」である。プチトマトを買うの忘れたんで、ない。
 明日は”映画のんちゃんのり弁”の「海苔弁」を試してみるつもりで、もうひとつお弁当を作るつもりである。これはのりをちぎってご飯の上を埋めてゆくだけのことなんだが、つい試しそびれてきたので、今回ゆとりもあることから実行したいと思ってる。

おっと、今日はまるっきり勉強してないんじゃない?

2013年3月27日水曜日

水割りでも飲みながら時間割り

 今月に入ってから毎朝恒例の中国語講座をほとんど聞いてない。
これは原因のひとつはブログを朝つけるようになって、気がつくと終わってたりするからなのと、スクーリングから帰ってきて、月曜のスタートに気乗りがしないというさぼり癖がついてしまってるからである。
 ということで、4月からテキストも新作?(再放送が多いのだ)なので、仕切りなおしでがんばってやろうと思い、ログ付けは夜にした。夕飯あとの片づけが済んでから、風呂に入るまでの間がちょうどいいみたいである。


 水曜日は週の中日ということで、習い事やジムの予定を入れないようにした。卒業するまでは、こういう日がないと勉強する時間を長く取れないからだ。

今日はネットや荒川区図書館のリストから”尾久”に関する書籍などを拾う作業を午前中いっぱいかけておこなった。これはあくまでも卒論計画書に記入するためであり、さらに関連団体から必要な情報を集めなければならない。たとえば区のなんとか課というように、公的な機関がほとんどではあるが、一応拾い出したが実際に連絡をとるのは計画書を提出したあとかなぁ。
 多分年度末はお役所も忙しいだろうし、俺もPCとにらめっこを3時間やってくたくたである。


 お昼前に買い物に出て戻ってきたら、大学から郵便が届いていた。「古文書学」の試験結果である。70点、上出来!この科目にもちろん一発で合格した先輩から回答例をもらって、万全を期したんだが実際に出た問題は、テキストとレポートさえこなしていれば充分かけるものであり、先輩の回答例にはお世話にならずに済んだわけである。

 これで106単位確定。あと18単位である。

普通1教科2単位であるが、1単位というスクーリング教科があり、履修届も出してないものが二つ残ってたんで、その履修届を出しておいた。費用的には効率悪いんであるが、この際レポート科目の比重を減らしておいたほうが、卒論に与える影響を少なくすることができるんじゃないかと考えた。となると、7月に1回、8月に2回奈良に行くことになる。当然飲む回数も増える。
 信貴山や吉野など行きたいところもまだ残ってるんで、それもついでに果たしてきましょうかねぇ。
今年の夏も忙しくなりそうである。


 今夜のメニューは「牛肉と小松菜の塩にんにく炒め」、「アスパラガス&タルタルソース」、「豚汁のなりかけ汁(同居人弁)」。ごぼうが少し残っていて、さらに今日は寒かったんでにんじんやこんにゃく、油揚げで豚汁もどきを作ってみた。酒と仕上げのごま油でなかなかうまくいったと思うが......。

卒業に向けての方針が決定したことで今夜はちょっと一杯やるつもり。

2013年3月26日火曜日

社交界デビュー!?

 今朝は同居人の要望により”おにぎり”の製作をすることになった。理由は聞かなかったが弁当用なのだそうだ。まっ簡単でいいんだけれど。

 日本酒が切れそうだったんで、隅田川を越えたところにあるスーパーまで出かけついでに、図書館で永井荷風に関する本を借りた。半藤一利著「荷風さんの戦後」。市川市へ移り住んでからの荷風のことが気になってたんで、「断腸亭日乗」を読む前にちょっと知識を得ておこうかと考えたのだ。
 なぜ荷風かといえば、やはり老後の生活のヒントがたくさんありそうな気がするからで、特に浅草や市川市って身近なところなんで、先日浅草を歩いていて思い出したんである。

また何年か前、国府台で花見をしたことがあるんだが、過去に経験した花見の中では最も印象が強く残った花見だったんである。今でもこの季節になると思い出す。大体が薄ら寒くっていい思いをしたことがないものなんだけど、あの時は気持ちがよい天気だったし、非常に気持ちよく酒が飲めたんだなぁ。

 その二つ先の駅が本八幡であり、荷風はここに住んでたんだ。

 それが昨夜の「酒場放浪記」でも本八幡を取材したものを放映してたんである。もちろん荷風にまつわる話も出た。東京に近く、戦災からかろうじて免れたところで、当時は風情がある土地だったに違いない。句を読む人ってそういうの大切にするんだろう?しかも荷風は金持ちだったんだし。

 花見は今が盛会なんだろうけど、ここ数日寒い日が続いていて、いくら暇でも出かける気にさらさらなれない。家で炬燵に入って杯を傾けるのみである。


今夜のメニューは「ごぼうと豚肉のこしょう炒め」、「レタスとゆで卵とクルトンのおかずサラダ」、「にらと春雨のスープ」。



今日の午後は「社交ダンス教室」初日であった。俺とそうはなれていない女性が一人、あとは全員年上と見た。生徒は10名。途中から先生が俺を加えて指導してくれた。その生徒の中でも初心者クラスにあたる人たち3名とともに、汗かきながらついてゆくのがやっとであった。
 どうも俺はがにまた歩きらしい。基本は両足をそろえるということを教わった。

今日は「タンゴ」を1時間、「ワルツ」を30分。途中休憩が入ったが、こんなにいい運動になるとは思ってもみなかった。基本的に火曜日が平日なら休みはないということである。また、全員揃うと20名くらいになるらしいことは出席簿を見せてもらって知った。

2013年3月25日月曜日

時代の流れに身を任せ....

今朝の新聞の折り込み広告の中でひときわ眼を引いたものがあって、写真まで撮ってしまった。
「時代の流れに負けました....」ってのがすごいというか、痛いとというか、小売経営の経験者として、同じような撤退の仕方をした者として、5年前の閉店セールのチラシを思い出したんである。

 俺の店は動物の名前をつけた屋号だったんで、このチラシの左に土下座してる人の代わりに、その動物が土下座していたチラシだったな。


 この店は自宅からは15分くらいかかるだろうか?2.3度利用したことはあるが、特にここでしかないものとか、価格面で抜き出てるものとかがないので、最後に利用したのも2年前だったかな?
 いわゆるコンビニエントミニスーパーにリニューアルして5年くらい経ってるんじゃないかな。通りをはさんで2ヶ所で営業してた地元の商店といったものを統合しての再出発だったんだが、リニューアルは個性をなくしてしまった。よくある話ではある。
 特筆するとすれば昼の弁当が260円。これを買ったんだった。ボリュームがなく価格相応のものだった。
 どちらにしても「時代...」は意味が深いなぁ。時代の流れ(客の志向)をつかめなかった経営能力を自虐的に言ってるようにも取れるし、流れていった客に対する怨念のようなものも感じるのは俺だけだろうか?こうした零細企業の経営者なら同感するんじゃないだろうかな。


 今日は”卒論”のことは棚上げで、午後からジムで汗かいてきた。先日の体の重さは感じることなく、時速11キロにやっと戻った。一番調子よかった12キロまでは程遠いが、まぁあせらずじっくりやりましょうかねぇ。
 このジムでは月に1回何らかの計測をしてくれる。今月は体脂肪率。記録を見たらちょうど1年前に計った数値があったので比較してみたら、筋肉量が増加してた。体力維持するのが目的で通ってるんだが、最近上半身強化のマシンで遊んでるんで、その効果が出ちゃったのかな?


 今夜のメニューは「にらまん」、「菜の花とかに(缶)のとろみ煮」、「コーン卵スープ」。

今夜は「酒場放浪記」でも観ながらウイスキーのお湯割り?いや風呂上りだからハイボール?

卒論という名の危機

うっかりしてた!

卒論、である。
予定表みたいなものは先日提出しておいたが、なんの返答(添削があると思ってた)もないんで、すっかり忘れていた。ちゃんとした”計画書”提出の締め切りが4月12日だったことを。

 昨日の午後はひたすらネットで思いついたこと全てを検索しまくり、ヒントになるものを探してみたが、結局何も得るものがなかった。
 なるべく大げさなことは避けたいんで、ここは地元史に関したものに限定してみるという方針だけは固まった。これだけでも一歩前進したことになる?今週は資料集めしなきゃ。
 たやすく卒業させてくれないなぁ.......。


同居人の春休み最後の日であった。彼女も冬眠から覚めるがごとく、図書館に行ったり、バッグの選定など動きが盛んになったことを、台所で見つけた虫の死骸(多分野菜についてた?)に引っ掛けて「啓蟄」のことを話したら、彼女は知らなかった。若者に24節気は不要かも。


昼は「レタスチャーハン」と「わかめスープ」。
夜は「酢鶏(鶏肉は揚げずにソテーで)」、「きのこスープ」、「くらげときゅうり中華和え」。

 食後TVを観る。「高田純二の年金生活」。以前に吉祥寺編を観たことがあり、今回は最終回でしかも沖縄だということで暇つぶしに観た。
 スギ花粉症に悩む夫婦が長崎から転居したのを取材してた。同居人の兄もそうしたいらしいが、花粉症に人には沖縄は天国なんである。花粉症でない俺にとっても沖縄は天国のようなものであるくらいだし。
 泡盛を買って鍾乳洞で保管してくれる酒屋があるということは以前聞いた記憶があるが、実際に試飲して比べたりしてるのを観たら、俺もやってもらいたくなった。12年物で2万円ということだ。
 今年年男だし、自身の還暦祝いということでいいんじゃないかなぁ。

TVでは本島の酒造元だったが、宮古島(多良川)にもあるから、どうせなら両方やってきたいものである。
 気持ちは”卒論”から沖縄に飛んじまってるぞぉ。

2013年3月24日日曜日

(頭)ぴかぴっかの4年生~

一昨日から引き続いた大掃除は冷蔵庫に達した。
朝食後、冷凍庫から”チェリー”を出し、コンポートを作り、パイ皮を2等分したものを4枚用意し、「チェリーパイ」を作った。午前と午後のおやつ用にした。

夕食の準備終了後は酒粕の残りを「甘酒」にした。昨夜の”アド街”は「日本橋人形町の甘酒横丁」だったので、これを飲みながら観るつもりだったが、結局「甘めの日本酒」になってしまった。「甘酒」は同居人が飲んだようである。
 それにしても”アド街”のアシスタントが変わってしまうこともさびしいが、”ラジオマンジャックショウ(国営ラジオ)”のアシスタントが変わってしまうこともさびしいな。とても国営放送とは思えないような内容にぴったりの元アイドルだったんだが...。


 大学から成績表と履修申し込み書類などが届いた。
今年度は目標に届かず42単位どまりだった。後半勢いに乗ってがんばれたんだが、終盤息が切れた。この3ヶ月スクーリングと試験があっただけで、自宅ではわずかに参考書に目を通したくらいのものなんである。「民俗学」と「西洋史概論」がよくない!結局この2科目、落とした。

 とにかく帰ってこない試験の結果は1科目(2単位)だけで、現時点では104単位取得したことになる。残りは20単位である。
 卒論関係が10単位だから、2単位の科目に換算するとあと5科目を残すこととなった。しかも2科目はレポート合格済みだから、夏前までに3科目のレポートを作り、夏の間に試験を何とかすれば秋から卒論に取り掛かれることになる。と、うまく行けば問題ないんだが......。

 4年次の科目の中で面白そうなのが「建築史」と「気候学」。「人文地理学」は非常に書きやすい設題だし、3年次で放り投げた「民俗学」や「西洋史概論」に比べたら、自身のためにもなんかしらためになるんじゃないかと思える。
 「西洋史特殊講義」も一応履修届を出し、保険にする予定である。いや、保険は「人文地理学」のほうかな?

 問題は科目修得試験の会場が変更になったことはたいしたことではないにしても、回数が減ったことである。6月と10月、12月で年内3回しかない。スクーリングは8月に1回あるだけで、計画通りに事を運ぶためには6月に3科目(1科目追試があれば)、8月のスクーリングで2科目受験し、10月が予備になるわけである。

 今までの会場であった大正大学となんかあったのか?俺にとっては近いんで都合が良かったんだが。まぁ、新会場の林野会館も大塚から歩いたって大したことないから特に不満はない。


 昨夜のメニューは「たけのこご飯」、「さばの西京漬け」、「こんにゃくステーキ」、「絹さやの卵とじ」、「かぶの味噌汁」、「うどの黄身和え」、「れんこんのにんにく醤油和え」、「大根、にんじん、きゅうり、かぶの塩麹漬け」。飲む気満々のメニューである。世の中花見でごった返してる頃、自宅でテレビ観ながら杯傾けるのが良い。
 花見では震える思いしたことくらいしか覚えてないんである。”花冷え”って言うんだっけ?

2013年3月23日土曜日

年度末の大掃除

マンションの駐輪場の使用料が今年からあがることになった。1台年額1200円が倍の2400円になる。同居人と俺とで2台契約してるんだが、俺の物はほとんど使わず(最近1年乗ってない)もったいないんで更新は1台とした。
 ということで昨日の朝から俺の自転車は折りたたまれ、雑に雑巾で拭かれ、携帯用バックの中に押し込められてしまった。行き先はベランダである。

 それで火がついて、部屋の片づけが始まった。和室の出しっぱなしになった布団1組、現在ソファの上に積んであり、ソファの定位置には炬燵が居座ってるんである。

 和室と俺の部屋の押入れを片付けることによって、布団を収納し、なおかつ不用品などの処分を開始し、昼食をはさみ、1時頃には終了した。

 旅行バッグに不要の本や着ることのなかった冬物を詰め込み実家に送るつもりである。旅行バッグも含め、この1年使わなかったもの、奈良大関係で使用した教科書や文庫本、新書本など。教科書はまっすぐ”BOOK OFF”へ。実家にはリサイクル店もあり、最終処分するにうってつけの場所なんである。

 1年ごとのこうした整理は、狭いマンションに住むものにとっては必須である。どうしても者は増える。紙やビニールのバッグ、といった大してかさばらぬものでさえチリも積もれば、なんである。

 見逃しがちな目になじんでいるものでも、冷静に見直せば、この1年そこに何もせずにたたずんでいることに気がつくはずである。それらはバリアーにもなっている。高齢者には要注意なんである。また高齢者宅ほどこうした現象が多く見られる。これは経験済み。



思ったより早くに片付いたんで、予定通りジムへ行った。ジョギングでは足が重たく感じたな。それでも膝の調子はいい。これならテニス(もちろんダブルス)くらいなら出来そうか?区報で初心者クラスの募集があったんで応募しておいたが、今回の押入れの整理で同居人のラケットが出てきたんで拝借することになった。とりあえずラケットさえありゃ出来るスポーツだよね。約20年ぶりに握ったぜ。


昨夜のメニューは「牛肉とたけのこの炒め物」、「かに(缶)のクリーミーポテトサラダ」、「キャベツの味噌汁」。炒め物の調味料をサラダに投入してしまったため炒め物の調味料を再度作ったが、サラダの味はこれはこれでいいんじゃないかな?と思える仕上がりだった。

昨日観た映画は「クライマーズハイ」。原田眞人作品。国営放送版に比べスタイリッシュ?な仕上がりになっている。脇が多いんでそれなりに面白いんだが、多いだけに薄っぺらな感がしてしまうのはやむをえないか。短いカットで移動したりズームにしたりと忙しいカメラワークはスタイルにこだわっているんだろうか?ふさわしからぬ部分も多々あった。
 たとえば冒頭の新聞社のシーンなどはモブシーンにしたらどうだろう?演出は大変だろうが、その効果はカットの積み重ねよりも大きいはずだ。堺雅人の役ってあったっけ?この役、もっと肉付けしたら良かったんではと思えるほど演技も良かった。生活臭さを感じさせないのが気になったが、この監督にそれを求めることは無理かもしれない。なんせ”スタイリッシュ”なんだから。

2013年3月22日金曜日

バッハ Gパン上のアリア

昨日実家にいる同居人の兄に送ったのは、他にもいろいろあったがパッキン代わりにもなったのが俺のGパンである。
 還暦になって地元のサークルにも顔を出すようになれば、あんまりこ汚い格好も出来ないだろうと思い、同居人に相談したところ、とりあえずGパンはやめなさい、と。

 そういわれてみて自分の格好を鏡に映してもいまいちピンとこなかったんだが、それ以来Gパンをはいてる老人を観察していて気がついた。
 なるほど、Gパンを粋に着こなしてる人はほとんどおらず、貧乏たらしく薄汚れた印象を与えてるものが圧倒してるのが実情であることが分かった。
 振り返って己を見ると、確かに似合ってない、ってのが結論である。

 そこでほとんどサイズの変わらない同居人に処分をお願いしたわけである。見返りに彼のチノパンをいただくことになった。


 ネットで調べたら、社交ダンスを習うのに最低限必要なものはシューズであるということだ。そこで西日暮里、御徒町へ出かけ、専門店めぐりすることにした。

 しかし昨日の午後は散歩にはうってつけの天候となったんで、御徒町のお目当ての店がみつからなかったけれでも、即目的地を下谷方面に定めた。こういうときにカメラを持ってくるんだった。
 吉原大門周辺をぶらぶらしてから、有名な喫茶店でコーヒーを飲むことにした。

”バッハ”。選りすぐりの豆をひいてくれるとのことでかなり前から来て見たかったところである。
カウンターの奥に通された2時頃のお店は7割がた埋まってた。
 さて、お店の名前がついた「ブレンド」が来るまで接客やら店内を観察してたんだが、これがいただけないものだった。
 まず、スタッフ同士の声の掛け合いが、マニュアルがあってその通りにしてるんだろうが、それが味気のないもので血の通わない大手チェーン店の模倣であることが歴然としてるんである。
 「かしこまりました」なんてスタッフ同士で言うか?ってぇの。全員あんちゃんとねぇちゃんだぜぇ。

俺が座ったのはカウンターの奥の端で、すぐ右に厨房(ケーキや何かを作ってるらしい)との出入り口で、出入りするときいちいちノックするらしいが、これが耳障りになって仕方ない。そんなノック、誰も聞いちゃいないってぇの。思わず「入ってます」って言いそうになったのは2度や3度じゃないぜ。

俺の目の前が流しになっていて、女性のスタッフが、多分お昼の混雑したときの残骸であろうグラスやカップを洗うんであるが、この動きがすごい!グラスなどが載ったワゴンから流しの間の2メートルを小走りするんである。俺の目の前を、だ。
 洗い方も手際が良いんだが、それはせかせかしてるとしか見えないし、それもすぐ目の前でおこなわれちゃうんである。しかも6秒おきに店内やらカウンターにいる客をチェック(まさにチェック)し、客の出入りすたんびに声がけするんである。そして6秒おきに俺はチェックされるんである。
 こりゃ長居できないってことなんかぁ?

 コーヒーをたててる店長?も忙しい。挽いたり湯を注ぐ間も声がけ、見張り、指示と約6秒おきに頭が動いてる。ドリップにどっぷりつかってる暇はない様である。

 先程の通用口から入ってくる男の子は、そのたびに何をショウケースに運んだかを声がけし、そのたび店内にいる2.3人のスタッフが全員応答すんである。まさに牛丼屋か和民である。近所のパンやでもこれと同じことをやってる店があり、客の目の前で本日のお勧めパンを怒鳴るんである。これにゃ俺もきれそうになったことを覚えてる。

 これでコーヒーがうまかったからよかったものの、落ち着いて飲める雰囲気作りする気はないんかねぇ?

 
 帰宅して前日お隣さんからいただいた”草もち”を自分家のコーヒーをいれて食べた。う~ん、豆の違いだな、やはり。400g298円ではあの味は出ないな。



 夜のメニューは「鶏肉とトマトのウスターソース煮」、「ごぼうとほうれん草のサラダ」、「大根の味噌汁」、「かぶの葉ごはん」。味噌汁は同居人に任せたが、完璧だな、もう。

今日観た映画は「プチニコラ」。フランス産の子供中心の喜劇。こういうのはフランスならでは、って言うんだろうな。コリンファースの親戚の子供みたいなのが主人公で非常にかわいかった。


 

2013年3月21日木曜日

これでもか!老人力。

2月3月とスクーリングがあり、ある意味飲みに行ってるも同然の生活であり、帰宅してもだらだら暮らしてると本当の”アルチューハイマー”になっちまいそうである。
 それが怖いわけではないが、休肝日はやはり必要である。というより疲れがたまってたせいか、酒を飲まなくてもここ2.3日眠くてしょうがない。昨夜など9時には眠ってた。まぁ、自然体で暮らすのが一番か?
 イベントも当分ないんで、しばらくやすましてあげようかねぇ。


 昨日は以前住んでいたマンションのIさんを訪ねた。サークルもインドアが多いんで、ひとつぐらいアウトドア物があってもいいかなと思い、以前Iさんがテニスをやっている話を聞いたことがあったんで、ちょっとサークルのことを教えてもらおうと思ったんである。
 ちょうど在宅で、話をうかがうことが出来た。近所のテニスコートで活動していたけれども、最近は休んでいるとの事。その界隈がダイオキシンで汚染されてることが発覚してからテニスコートはおろか、隣接する広い公園も立ち入り禁止になってるんである。
 活動は都電で4つ先の自然公園で引き続きおこなわれているとのこと。その日の午後もあるので、顔を出したらどうかといわれたが、午後はジムに行くつもりだったんで、改めてIさんが参加するときにご一緒することにさせてもらった。
 このとき聞いた話では、Iさん70歳からテニスをはじめて、現在82歳ということである。

 恐るべし”老人力”。


昼は「親子丼」、「えのきの味噌汁」。前日予定していた鶏肉料理がキャンセルになったんで、昼にはめずらしく丼物となった。


 午後、ジムへ行くとMさんが来ていた。Mさんが平日会員になってるジムは祝日も利用できないことになってるそうだ。それにしても毎日なんだ。現在80歳。

 ますます恐るべし”老人力”。


夜のメニューは「牛肉とレタス&春雨のエスニック炒め」、「大根ごまマヨサラダ」、「かぶの葉と小女子の炒め物」、「きのこのタイ風スープ」。
 スープには香草たっぷり。最近200円から250円くらいで近所のスーパーで非常に良いものが手に入る。最終兵器になる1品である。スープががらっと変わっちまう。同居人は苦手にしてるんで三つ葉をのっけた。


 図書館にも行ったが、借りてきた本は「囲碁入門」、「社交ダンス入門」、「結露の本」。
なぜ”結露”?結露を知って”活路”を見出すつもり?
 沈滞ムードの60歳の老人は恐るべし80歳に触発されたのである。老人は昨夜この本を開いたが2ページ目でダウン。老人はライオンの夢を見たかな?

2013年3月20日水曜日

続シャルウィダンス?

昨日の午前中に前日に訪れたふれあい館に再度出向いた。囲碁教室の参加申込書の提出と、
社交ダンスサークルの見学のためである。10時からお昼近くまで開催されている。

見学を申し込んだら、経験の有無を尋ねられた。このサークルは経験者のみの参加であり、初心者の中に未経験者は含まれていないとの事。
 そこで未経験者の教室を二つ教えてもらった。いずれも無料との事。ありがてぇ。
そのうちのひとつは午後から開催されてるということであった。

 声をかけられて驚いた。区営ジムで何度かしゃべったことのある、また街中で度々会うことがあり挨拶を交わすくらいではあるが、Mさんの名前も覚えていた。
 30年以上のベテランであり、踊るところも見せていただいたが、コンテストに出場したこともあるくらいの腕前なのは、素人目にもわかるくらい上手だった。踊りながら相手に教えていたりしていたが、このサークルでは男性(5.6人いたが)は教える側にいるようであった。汗かいてるご婦人が多く見られた。昨日は暑かったしな。

 何人かから話しかけられ、基本や教室の存在を教えてもらった。

Mさんはぼでぃびるをもやっていて、ジムにはほとんど毎日主にウエィトトレーニングに来ているが、そのほか囲碁、将棋(2段)、盆栽、絵などの趣味があり、80歳で毎日暇なしだそうである。

 またMさんがエスコートしたご婦人の中の一人が96歳であることも教えていただいた。

恐るべし”老人力”。


 午後からもうひとつのふれあい館に出向き、ダンス教室を見学した。
ちょうど3組で先生から指導を受けていた。先程のサークルにも参加していた人がいて、休み時間にその方からいろいろアドバイスをいただいた。
 こちらのクラスはまさに未経験者も含む初心者クラスであることがわかる。先生とちょっと話してから、来週の火曜日の午後から参加させてもらうことに決めてきた。

 さらに老人福祉センターという機関でのダンス教室があるそうで、その申し込みも近日中にあり、4月からのクラスが開講するということである。曜日が重ならないんでそれも申し込むつもりである。


 夜は同居人と一緒に同居人の姉のところへ行き「カレーライス」と「おはぎ」をご馳走になった。ベースは”ジャワカレー”とのこと。結構うまいじゃん!ルーもチープなものしか利用しないんで、高いものはそれなりのものなんだな、ということを知った。


 この日印象に残ったのはやはり”老人力”だなぁ。

そしてもうひとつ。なんかの催し物でのお楽しみに”バルタン星人とのじゃんけん大会”ってのがあった。相手が子供だとバルタン星人にも勝算があるということなんだろうか?

2013年3月19日火曜日

文旦考そして自宅焼肉考

別名ザボン、九州や四国産が出回ってる。非常に皮が厚くむくのに一苦労する。
面倒くさがる人には向いてない果物のひとつだ。

毎朝果物がないと物足りない俺に、今朝は昨日買ってきたりんごとバナナがあるんで「りんごバナナヨーグルト(商品名としてあったんじゃないか?)」で食べたが、大体毎朝同じようなものを食っている。
 同居人にも同じものを勧めるんだが、どうもフルーツを朝から食べる習慣が身についてないらしく、食べたり食べなかったりである。実家で分けてもらってきた「文旦」をむいてグラニュー糖をまぶして供したところ、まぁいけるようで黙って食べているんで、今朝も2日分作っておいた。

 大きいものになると20センチくらいのものもあるようで、今あるのは10センチ強だがそれでもむき終った後は生ごみ用のざるが一杯になる。おまけに種がやたらと多い。

 そんな果物が20個近く実家に送られてきたんである。送り主は実家に住む人口は2名であることを知っている方であるが、この食べるまでの作業の過酷さや後処理をどう考えてるのかちょっと聞いてみたいところである。別に文句ではないが(充分文句になってるか)1名あたり10個はどう考えても多すぎるだろう?


さて、昨日は寝不足にもかかわらず体調は良く、午前中は近所にあるコミュニティスペース(ここではふれあい館と呼ばれてる)に行き、囲碁教室を見学してきた。10名以上来てたが、そのうち6名は女性である。ちょっと意外な感じがした。こういうところにも女性が進出してきたということである。
 
 申込書をもらってきたが、無料との事。ありがてぇ。月曜の午前、碁を教えてもらって2時間を無料で過ごせるんである。
 
 昼食後かって来た延長コードを使い、同居人からいただいた「IPAD専用スピーカー」の設置作業をおこなった。IPAD自体が同居人からの払い下げ品である。現在は流通してない4ギガである。それでも俺には充分である。持っているボサノバは全部入ってしまう。約600曲であり、これらをランダムで聞けるのはうれしい限りである。ちょうど喫茶店あたりで有線を聞いてるような感じである。
これが台所に設置されると、CDラジオとで最強の布陣となる。作業もはかどるというものである。


 午後は取り置きしてもらっていた新聞に目を通したら夕方近くまでかかった。

夜のメニューは「焼肉、サンチュ付き」、「小松菜、菜の花のナムル」、「なめこと卵のスープ」。
「焼肉」は同居人のリクエストである。焼肉屋へ行ってもロースしか食べない人なんだが、しきりと焼肉を恋しがるんで試しに自宅でやってみることにした。
 網焼きでないと店らしく出来上がらないんじゃないかという思いが強かったんで敬遠してきたんである。
 直前にタレをまぶしたり、フライパンの上で肉に偏りが出来たりしないように、少し気をつけながら焼いてみた。結果は上々であった。タレのよさに拠るところも大きかったが、同居人の満足度は高かったようである。ちなみに彼女の食べたロースの重量は180グラムである。店だと2000円弱ってところかな。俺はばら肉140グラムで、同じく大満足であった。
 タレはその方面では有名な”エOラ”ではなく、大手醤油メーカーのもので合成何とか無添加という品だが、これが非常にうまい!お弁当用(冷凍ポテトをこれで煮る)に買ってあったものだが、本来の使われ方がされたことになる。また、北朝鮮向け資金の源泉となる”モOンOン”というメーカーの品はもちろん使わない。


2013年3月18日月曜日

不眠症の疑い?

朝からぼやきである。

昨夜は一睡もせず、結局1時半頃起きてネットでぶらぶらしてから再度布団にもぐりこんだが、結局4時前に起きてしまった。これって老化なんだろうか?
 早く寝て(自分の場合だと9時頃)3時には起きてしまうことはあるが、睡眠時間自体はしっかりとれてるんで問題ないんだが、今日の場合は0時間である。頭がちょっと重い程度で生あくびも出ない。酒を抜いたせいかな?しかし昨夜は別に欲しいとも思わなかったんだが......。

 寝る少し前、ネットで沖縄、特に石垣島と宮古島の旅行代金などを検索したり、布団に入っても眠くならなかったんで、ベトナムやタイの旅ガイドを読んでたりしてたんだが、それがいけなかったんだろうか?
 気温がぬるくなると旅行への欲求が高まってくるが、興奮しちまったんだろうか?まったく旅行の予定なんか立ってもいないんだが。そういえば北海道へ行く前日もほとんど眠れなかったっけ。これは還暦になって単に子供っぽくなったってことかも知れないな。

 ジムで会った人にも言われたっけ。「耳が遠くなったんじゃない?」って。

やはり老化だな。”耳遠し 近くなるのは 迎えかな”.....お粗末!

 それにしても朝から強い風が吹いてる。その風も生ぬるく、沖縄を想起させる。本土もだんだんそんな陽気になることが多くなるんだろうか?沖縄と違うのは強い風で舞うものである。それは花粉だ。
 茨城でも林や森が減ったせいなのか風が強い。花粉も多いらしく、同居人の兄は”粉死”寸前だった。風が強い日に自転車で買い物に出かけ、行きの上り坂のときに追い風だったものだから、非常に楽に登れたのは良かったが、帰りの下りにはいつもならまったくこぐことなく下りられるのに、その日はこがないと坂道を下れないほど強いものであった。

今日は”.....風にも負けず”買い物行かなくちゃ。頼れるのは脚力。これだけでも老化を防がにゃならんな。
 

2013年3月17日日曜日

茨城日記 Ⅱ

今回の実家での予定はふたつ、うちひとつは地元のジムに3回行くことである。共済から3ヶ月に一度送られてくる全国ジム利用券(105円が必要)には期限があり、今月末で切れてしまうんである。

自宅の近所では自転車で30分以上かかるところしかなく、実家の近くのほうが使い勝手がいいんである。目標は達成した。火、木、土と通い、最終日では知り合いに会った。保険のおばさんである。おばさんとはちょっとどころか大分失礼である。彼女とはそんなに差はないんだから。
 どうも「保険の...」とくると「おばさん」になっちまう。体系もほとんど変わらず、トレッドミルでは隣で走ったが、速度は速くはないがしっかりした歩き方である。これで45分やるというんだから大したもんである。
 俺はやはり鏡に映る自分の格好を見るのがいやで20分でやめとこうと思っていたが、彼女としゃべってるうちに30分走ってしまった。単純運動は一人より複数のほうがいいのかもしれない。

さて、もうひとつは気なっていた映画を観ることである。
1.「ラブレター」。岩井俊二の作品。北海道旅行の前に読んだシナリオが良かったので、これを推す同居人の兄と一緒に観た。とってもすがすがしい作品に仕上がっていた。

2.「イングロリアスバスターズ」。クエンティンタランティーノ作品。何年か前、飲み友達だったT君が映画館でこれを観ていて、あまりのくだらなさに30分だかそこらで出てしまった、ということを聞かされていたんでいつか観てやろうと思ってた作品である。
 多分彼は「レザボアドッグス」や「パルプフィクション」は未見だったんだろう。この監督の演出は非常に個性的であり、長まわしのスタイルも独特である。たとえば「ディアハンター」の披露宴パーティーシーンや、ロバートアルトマンのモブシーンなどが後半部につなげる重要なシーンであることが分かればこの監督の作法も理解できるんである。ただグロさは評価が分かれるところだろうが、現実の世界がまみれているグロさに比べりゃどうということもないではないか?
 
3.「12モンキーズ」。テリーギリアム作品。複線がたくさん用意されたタイムトラベル物である。頭が良くない俺はタイムトラベル物に弱い。が、この作品の基調はロマンスである。この監督は非常にロマンチストであると見た。それを確認するためにもうちょっと他の作品を観るつもりだ。とりあえず近日BSで「ブラザーグリム」が放映されるらしいのでそこから始めよう。

4.「トゥルーグリット」。コーエン作品。「勇気ある追跡」のリメイク。結論から言えば良く出来た作品であり、後日談や登場人物の深みのある描き方も、あえて王道の作り方だと思う。主題歌をマットディモンに歌わせたかったな。

5.「アルゴ」。えっ、と思ったってのが正直な感想。それは「これだけの内容のもの」って意味である。
 なぜアメリカで、というよりアカデミーであれだけの過大な評価を受けたのが不思議でならない。
「ハートロッカー」のような緊迫感のある作品を期待した俺がいけなかったのかな?

実家にいるときは4人前の料理を作るんだが、2人前のレシピに慣れきってるので当然考えられる失敗が多々ある。調味料の量がその最たるものだが、食材も単純な計算ミスで足りなくなってしまったりする。さらに引継ぎを容易にするため食材を余すことなく消費する企画を練らなければならない。来週実家では夕食に弁当をとる事になっていて、食材の残はゼロに近ければ近いほど都合が良いことになる。
 今回はゆとりを持ってプランを立て、最終日(つまり土曜日)は外食にしても大丈夫であるような計画を立てた。

14日。昼は「ラーメン」。ここで関西で買ったラーメンスープの素を使用した。ちょっとしょっぱかった。                                                          夜は「麻婆茄子」、「アスパラと卵の炒め煮」、「ふかひれスープ(既製品)」、「豆苗、もやし、にらのナムル」。

15日。昼は「フォー」。業務スーパーで買ったインスタント物である。俺は気に入ったが、大方不評であった。
 夜は「ごぼうと鶏肉の味噌炒め」、「セロリのきんぴら」、「茄子の味噌汁」。この夜に「しめ鯖」をつまみに「1999年もののスペイン産赤ワイン」を飲んだ。我が家が経済的に豊だったときの遺産である。血のような味がした。は、オーバーだがうまかった。

16日。昼は「アジの干物」、「大根の味噌汁」、「茹で青梗菜のポン酢」、「キャベツの浅漬け」。
つまり「焼き魚定食」である。在庫調整の結果で生まれた異色プログラムである。
 夜は歩いて20分ほどの中華屋での夕食。
「小龍包」、「焼き餃子」、「レバニラ炒め」、「えびチリ」、「えびマヨ」、「ねぎチャーシュー」、「油淋鶏」、「えび黒こしょう炒め」、「皮蛋などの前菜」。ぷりぷりのえびを久しぶりに堪能した。ここではビールだけにして帰宅してからウイスキーを。

17日。最終日の昼は「深川丼」、「とろろのお吸い物」、「レンコンのきんぴら」、「サツマイモの甘煮」、「ベッタラ漬け(もちろん既製品)」。
 さらに「筑前煮」と最後まで行き先の決まらなかった大根で「味噌汁」を作って、「筑前煮」は二軒分の夕食用にした。


 去年からの習慣である午後の麻雀は今回4回実施された。高齢者の脳みその活性化に役立つことは実証済みである。俺の脳みそも来月から毎週金曜日に活性化されることとなる。次回の家族麻雀大会の計算係の精密度は確実にアップされていることだろう?
 

2013年3月14日木曜日

茨城日記 Ⅰ

帰宅後数時間で実家がある茨城県牛久市へ同居人と移動.....の予定だったのが前夜?の飲み会の名残に浸り続けているので一人で出発した。
 以前から決めてある予定の行動なんで変更が効かない。融通の効かない性格がこういうところに表立ってくる。

 これは実家に宿泊する場合、食糧費は面倒見てもらう代わり調理と食材調達の役を仰せつかるという約束をしているからである。ただし酒は自前である。

 二日目の火曜日の夕飯は「天ぷら」であった。これは俺の発案である。
実家の台所は自宅に比べてかなり広いんで、揚げ物に向いているだけでなく、俺に経験がないんで調理師である同居人の兄がいれば心強いんである。しかし、実際は同居人の助けがあったおかげで非常に助かった。さすが女性ですなぁ。命令しなくともやるときにはやるようになるものである。
 別にこれが俺の子供教育の理念でもなんでもないんだが.....。
俺の考えた天ぷらのメニューは季節の野菜をふんだんに使う、というものだった。3軒くらいスーパーをはしごして見つけたのが「ふきのとう」、「タラの芽」、「こごみ」、「菜の花」、「山ウド」である。
その他定番の「さつまいも」、「かぼちゃ」、「レンコン」、「人参」、「ごぼう」、きすがどうしても見つからなかったんで「いわし」とこんなところであり、製造工程の煩雑な「かき揚げ」はカット。

 揚げたてを塩で食べんのは最高である。新大宮で食べた時の満足感をここでも味わうことができた。スタッフに感謝!  そして天ぷらと白ワインがベストマッチであることを確認した。

並行して制作したのが「しめ鯖」。大好物でありながら制作は初めてであった。買ってきた二枚おろしの鯖を三枚におろしただけで後はレシピ通りに作っただけで、塩振り後や酢に浸す時間が長いが、実際の行程時間は僅かなもんである。

 三日目の昼食は当然ことながら「天ぷらそば」。明らかに作りすぎたんである。しかもこの昼でも食べつくせなかったんである。..........。複食するは我にあり.....?

 夕食は「ふき煮」、「大根とごぼうと人参のきんぴら」、「大根の味噌汁」、「かぼちゃの煮物」、「小松菜の胡麻和え」で、見た目にボリュームが足らなかったことから、同居人の発案で「菜の花とちくわとチーズのマヨ和え」を追加した。この日は随分と同居人に助けられた。

 レシピの時間を5.6時間過ぎてしまった「しめ鯖」もこれらに加わった。まったく問題のないしまり具合だった。やはり日本酒が合います。


さて、ただただ飲み食いばかりしてると心配なのは体調である。初日の夜に飲み過ぎて、明らかに二日酔いだったんだが、予定通り地元のスポーツクラブで酒臭い汗を流してきた。さほど広くないジムでさぞ迷惑した人も多かっただろうな。
 そういえば受付のデスクに大きな字で「飲酒の方入場禁止」って貼ってあったっけ。

てなわけで今日は前夜の酒を控えめにして、体調万全で臨んだ。トレッドミルは自宅近所のジムと同じ型のものなんで使いやすいには違いないんだが、目の前が鏡張りになっていて、最初は頭の上下のぶれの大きさやフォームのチェックなどしてたが、さすがに見たくもない面と向かって走るのは気分がいいものではない。隣に美女でも走ってたら.....、いや余計なところに力が入っちゃったりして、やはり按配はよろしくないだろうな。
 走るのは20分にして、その分筋トレに時間を割いた。

前述したように広くはないんだが、器械はスペースの無駄なく 並んでおり、利用者の多さに驚いた。2日とも平日の午前中なのに、キャパからしてみればほぼ満席状態ではないだろうか?
 器械が多いんで待つ時間なく運動できるんで、公営ジムとの差を見せつけられた気がした。
実際に利用してないが風呂もなかなか良い。
 今夜もうまいビールが飲めそうである。

2013年3月11日月曜日

奈良春便り Ⅳ

昨夜はまたまた自分の思い込みの強さによる失敗をやらかすところだった。
バスの出発時間を間違えて覚えて痛んである。
東京発の時間と混同してた。

奈良駅前の中華やで「ラーメン」、「餃子」、ビールで夕飯を済ませ、モスでコーヒーを飲みながら時間をつぶして、40分発だから15分頃に店を出て、歯を磨こうと思って駅のトイレに向かう途中バスの停留所を見たら、来てるじゃないか。切符を確認して頭に血が上った。15分発なんである。

距離は短かったが走ったね。運転手と客一人外にいてしゃべっていたところに駆け込み、セーフ!

走ったことでたった1本のビールが効きはじめて来た。隣の青年は「よりかかりカカシ」である。俺の肩に頭を乗せてきたりして気持ち悪いったらありゃしない。


さて写真をアップ。すっかりお世話になった居心地の良い県立図書情報館を佐保川越しに撮って見た。
 佐保川の水洗。そして奈良公園の梅林。寒かったな。


暖かくなったら次回は授業抜きで散策したいものである。

2013年3月10日日曜日

奈良春便り Ⅲ

銭湯についた途端Tさんからメールが届いた。Kさんも来ているとのこと。
昨夜は非常に気温が高かったんで、湯船につからずシャワーで済ませた。
待たしちゃあ悪いんで急いだつもりだったんだが、到着した時はもう帰った後だった。

早くから飲んでたのに違いないな。彼は食べるのも飲むのも早いのだ。

Kさんのグループに合流した。S亭ではビール2本と風の森2杯(何合?)で、つまみはみんなのを分けていただいた。まるで吉田類である。もちろん合流時の乾杯は忘れてない。

ノリでカラオケをやることになった。Oさんの知ってる店は東向北商店街方面にあり、6人で満席になる小さなスナックだった。ここではウイスキーの水割りをたぶん2.3杯?実に怪しい。

 帰りにイオンに寄って次の日のための飲料水やおやつ用のパン、それにワンカップ。これがいけなかったようだ。おかげで今日も酔いを楽しんでしまった。午後までしらふに戻らなかった。
 しかし、ゲストハウスであった人たちとの話は楽しかったな。

ちょっと早めにチェックアウトし、一路奈良公園へ。
浅茅が原の梅林を撮るためである。写真に目覚めたわけじゃないんだが、前日が水仙だったんで。
 まだ5分咲きであった。昨日の高かった気温が続けばもっと開いていたかもしれないが、今朝はちょっと寒かったな。二日酔いを覚ますにはこの方が都合がよい。
 写メでT子さんに送った。

よく考えると昨夜はほとんど食ってない。それでも菓子パン1っこで朝は十分だった。
昼も定食のコメは小盛りで、食欲はあったもののスムースに体に入っていかない感じだった。

あんまりにも寒いんで、スクーリング終了後富雄まで行って、バスで霊山寺まで行く予定を中止した。ネットで見たら気持ちのよさそうな日帰り温泉があったんで、昨日までの陽気だったら風呂上がりのビールもさぞうまいものになってたことだろう。

 ようやく食欲出てきたんで新大宮でスタンド蕎麦屋で”きつねうどん”。揚げがでかくて汁が濃くなくうまい。これで大体生き返ったので、こうしてPCの前に座ることができた次第である。

 2時間くらいつぶしてから奈良に移動する予定である。夕飯は中華の予定。

2013年3月9日土曜日

奈良春便り Ⅱ

昨夜は高天(たかまど)交差点にある”ほおずき”で飲んだ。ビール2本、風の森3合、お通しの”野菜の煮物”、”ふきのとう天ぷら”、”しめさば”、”不明品(思い出せない。このころ出来上がってた)”、隣のお客さんからいただいた”チョリソー(注・吉田類さんのようにせびったわけじゃない)”、おかみさんからいただいた”小女子の佃煮”、”らっきょ”。
 帰り道、駅にあるイオンのスーパーで買い物。そのとき買ったワンカップを、宿泊客2人と話しながら飲んで.....ダウン。

5時起床。......なんか小学生の夏休みの日記みたいだ。
隣のベッドの宿泊客は「はなススリマン」、花粉症の犠牲者である。

新大宮まで歩き、さらに佐保川まで行き写真を撮った。見事な桜並木である。今月末が見ごろだそうである。川べりには水仙が満開だった。

 新大宮駅近くの喫茶「プラザ」で朝食。前日も奈良のモスでの朝食には紅茶にした。自宅の習慣なんだが、やはり朝には紅茶が欲しい。ここでは本物の牛乳だったが、やはり本物に限る。モスではコーヒーにつくよくあるあれ.....なんだっけ?.....ポーションって言ったっけ?

T子さんからメールが来た。やはり体調不良でダウンとのこと。講義も欠席。代返してやりたかったが、感想文提出なんで万事休す。

 教室での関西弁グループがはしゃいでいてうるさいんで、外に出てボーっとしてたら千葉のTさんとばったり。即、T子さんと約束してた”S亭”で飲むことに決まった。”S亭”はTさんから教わった店でもある。

同居人の兄から電話あり。彼もまた花粉症の犠牲者の一人であり、その恨み、つらみから泣き言まで聞かされた。用は何時に実家に到着予定なのか、ということだった。

さて、俺も花粉症にならぬようアルコール消毒を入念に行わなければ.......。

2013年3月8日金曜日

奈良春便り Ⅰ

現在奈良県立図書情報館でつけている。
同居人の姉から図書館のパンフレットを頼まれたからである。図書館員の通信教育を受けている彼女は、まったく知識欲旺盛である。食欲も、だが。

 昨夜の深夜バスにはこれはもうさんざんな目にあった。
いびきと咳の繰り返し男、咳時々くしゃみ女、そして隣の獣臭男、こいつら最強である。

自宅での缶ビール2本、東京駅待ち合わせのメッカ”銀の鈴”で飲んだワンカップもこいつらには歯が立たなかった。約3時間の睡眠がやっとであり、4時ころから一睡もできなかった。

 さて、スクーリングは関西弁グループに牛耳られた。1年次から一緒の人が何人もいて、サークルをつくっており、その主要な人物が結集した形である。
 講義が始まるまで、彼らのテストの点数談義で大いに盛り上がり、あんまりうるさいんで始まるまで外に出た。ぼーっとしてたら、Mさん、Hさんと立ち話にな、ちょっと気がまぎれた。神奈川のKさんも来ているとのこと。そういえば彼も俺と同じで相当な関西弁嫌いであった。
 教室を見渡すと、春日八郎似と森川信似がいた。


”臨床心理学”。先生は臨床心理士で、内容は”人間論”でやった”人間の発達”とほぼ同じ。
     眠かった。

講義中に咳をする人が5人いたな。8分の1が風邪?バスの逆で、このおかげで眠気を阻止する役目を果たしてくれている。

 講義に遅れてきた人がいて、休み時間に声をかけたらT子さんだった。奈良県在住の人で同級生である。明日の晩の飲み会が即決定した。

2013年3月7日木曜日

今学年最後の奈良詣で

深夜バスの場合、発車時刻までの時間の使い方が難しく、相変わらず慣れないで困るときがある。
やはり20分くらいのゆとりを持ってバス乗り場に到着する算段で、飲んだり食ったりするんだが、それが東京の場合と関西では事情が大分異なる。
 自宅ならこうしてPCの前に座ったり、雑用をこなしてれば時間になる。が、たまに連絡が良すぎて東京駅で30分くらい待つときがある。これがもったいない。関西なら諦めが早くつくんだが、八重洲口は意外とちょっと時間をつぶすところがないからである。


 今日は昼食と夕食で食品の在庫調整を行い、ほぼ計画通り終わった。

昼食では「ホットドッグ」、「ささみ唐揚げ(既製品)」、「コーンスープ(自家製)」。

夕食は「「しいたけ・しめじの混ぜご飯」、「なめこの味噌汁」、「長ネギのマリネ」、「ハンバーグ・温野菜添え」。油揚げを1枚ちょっと冷凍にしただけで、残り物なしである。

現在、来てゆくもので大いに悩んでる。今夜東京は9時ごろで15度もあるそうだ。
奈良は”お水取り”で騒々しいだろうが、そんなことより気温が.......。

春雨で春気分

ベランダでは生ごみ(本来ごみではない)と園芸用の土を混ぜて実家の庭の土地改良と肥料をかねたものを作っているが、しばらく運んでなかったので送ることにした。50センチ立法のダンボールに詰めて量ったら17kgあった。ちりも積もれば...である。
 市販の園芸用の土の混合比率は次第に下がってくるので、半年に1度は足してやらねばならない。状態としては黒い乾燥野菜になっちゃうんである。それなら最初から乾燥させればよいと思うんだが、天候の加減や生ごみの量の具合でそうはうまくゆかないんである。土と混ぜることによってにおいも軽減する。茶が多いと効果はさらに上がる。
 区でも斡旋補助してる乾燥機に引けをとるものではない。第一電気を必要としてない。唯一難敵なのが雨である。湿気にも弱い。雨に当たらぬようにしなければないし、太陽にも当てなければならない。”土曜の陰干し”と同じである。

 ということで留守をするときは、雨に当たらぬように建物に寄せておく作業をせねばならず、今日は天気が非常に良いので、今夜奈良に出かける直前におこなう予定である。

昨日はレンタルビデオやのカード更新に行き、ついでに2枚借りてきた。
”理由”。大林監督、ベストセラー宮部みゆき原作のヒット作である。100人以上の俳優の台詞の大洪水を160分浴びるんである。編集とカメラワークに主張を盛り込ませる、独特な作り方をする監督である。老いてなお盛んである。本当に気持ちが若い人なんだなと思った。大林組総出演であり、三浦友和が出てないのが寂しいが、それより寂しいのは味のある俳優が亡くなってることである。立川談志、峰岸徹、南田洋子。

”まほろ駅前多田便利軒”。麿赤児一家総出演である。監督が長男で親父と次男(大森南朋)。麿さんは”理由”にも出てた。非常にインパクトが強い。
 ”理由”が台詞の洪水としたら、この作品のカットの長さと、台詞の少なさは、まるで干上がった多摩川みたいだ。
 話は喪失と再生、無から創生といった過去を引きずりながら、どうやって生きてゆくかといったようなものである。そこにやくざがらみの刃傷沙汰なんかが加わっちゃうから、ちょっと変わった味付けのドラマになっている。それが成功してるとは思わないが、内容からすればもうちょっと短く出来たんじゃないかな?


昨夜のメニューは「ナシゴレンの目玉焼き抜き」、「トマトとおくらとゆで卵の煮浸し」、「ケーンチューウンセン(タイの肉団子ときゅうりと春雨のスープ)」、「セロリのオイスターソース炒め」。

ナシゴレンはペースト使用。トマトと....が同居人に大うけだった。トマトの皮むきが嫌いなんで敬遠してたレシピのもの。だしは和風だがコンソメでも美味しいかもしれない。暖かくなってきてエスニック風のものやタイ、ベトナム料理が似合うようになってきた。今年からアジア料理なんかは写真をアップしようと思ってたが、習慣になってないんでまた忘れた。これは昨日のものだ。

 明日からスクーリングであり、ちょっと散歩もするつもりなんでカメラを忘れずにもってゆかなくては。
 

2013年3月6日水曜日

憧れのフーテン生活

朝からテンションの高い同居人と新宿へ出かけた。
行き先は”ユニコーンガンダム第6話”を観に新宿ピカデリーである。

本来OVAなのだが、ソフト発売前に限定期間、限定劇場で公開されてるのだ。アニメはいろんな手で儲けているようである。つられる観客(おたく・病人等)も多いようで、ネット上の予約も順調に埋まっているとの事。

驚いたのは劇場の変貌振りである。紀伊国屋の裏のアドホックのほぼ隣ににあり、記憶の劇場はそれほど大きな建物じゃなかったが、現在は高層ビルになっててシネコンや複合施設になってた。

 待合や劇場そのものもぴかぴかで、大画面で予告編を眺めながらチュロスやサンドイッチを食べたり出来る。実におしゃれだ。座席も背もたれが大きく、よほどの座高だかじゃない限り、後ろに迷惑をかけることはないだろう。

 最後に新宿ピカデリーで観た映画は.....確か”月はどっちに出ている?”だった。初めて観たのは”ブリット”だ。ここは以前”新宿松竹”が併設されていてそこでも何本か観ている。”寅さん”は何本か映画館で観たが、すべてここだったな。

 始まるまで時間があったんで周辺を散歩することにした。と、いっても伊勢丹を1周した程度だったが、それでも”テアトル新宿”や”新宿文化”跡、今はなくなってしまった”スカラ座”、”キネマ新宿”、”日活名画座”などがあった場所を思い出しながらぶらぶらするのも悪くない。


 前5話分のあらすじのあとの本編、ストーリーを平易にアレンジしたような印象が強い。もともと分かりにくい設定と、無理ある展開をしてきたのだが、あと1話で締めくくるにはやむをえないんだろうな。来年の春に最終話が後悔予定になってるが、急ぎ足の話の持って行き方だけはしてほしくないものだな。

 それにしても20~30代が多いんだが、平日の午前中から良くこれだけ集まるもんだな、と思うくらい”おたく”っぽい男性が多かった。女性は数える程度で、同居人に聞いたら、これほど待たされない劇場のトイレは初めてだったそうである。


 そういうわけで帰りは大塚で外食。以前同居人の兄が言ってた”トマト麺”の店で昼食をとることにした。”太陽のトマト麺”と生ビールと”水餃子”。カットトマト缶と茹で中華麺があれば誰でも作れるような代物であった。ただチャーシューの変わりに鶏肉を使ってたのは参考になった。

 夜のメニューは「ばってら」、「いなりずし」、「ぎんだら西京焼き」、「大根の皮とにんじんのきんぴら」、「とろろ昆布と三つ葉のお吸い物」、「枝豆」。
 ちょっと寒さが緩んだせいか、風呂上りのビールに枝豆(冷凍)が良く合う。お隣さんからいただいた冷凍の「しめ鯖」と「ぎんだらの粕漬け」がメインになった。ばってらにつきものの透明な昆布はないものの巻き寿司に挑戦した。いなりずしの揚げは既製品である。

 角のハイボールを飲みながらTV鑑賞。国営放送の旅番組で”ホーチミン”を観た。うずくなぁ。
続いて、偶然にも”男はつらいよ・第1作”がやってたんで、何度目かは忘れたがしっかり観てしまった。昨夜は山田洋次監督自薦の映画をかけているシリーズの最終回だったんだ。懐かしく観たが、作品の出来は素晴らしく名作の名に恥じない!森川信いいなぁ。

2013年3月5日火曜日

麻雀放浪記・後期高齢者編

 ”健康麻雀クラブ”にやっと電話がつながった。
毎週月・火・金活動中との事で、見学は随時で時間があれば今日はどうですか?というので行くことにした。追っかけ電話があり、面子が足りなくなったので実際にやりませんか?とのこと。

 1時から始まっていたが、ちょっと遅れ気味で到着したら、3卓が埋まっていてどうやら面子が揃ったらしかった。
 電話の声は若そうだったが、代表者の女性のお年は80を優に越えていた。しかし見た目もしゃべり方も実に若々しい。海外生活が長かったせいかもしれないが、趣味も交友関係も広いことは話していて分かってきた。

 さて、後ろから他人の麻雀を見るのは、11PM以来か?女性だけの卓が二つ。その中で最高齢者は93歳で87歳から麻雀を覚えたということだ。どうやら平均すると80代ぐらいかな?その方の卓では一番若そうな人が一番へこんでいた。

 全自動卓というのも始めて見るもので、現時点の全員の点棒が各座席で見られる様になってる。
自動で山を積んでくれることは知っていたが、点棒のことは知らなかった。上がりの点さえ数えることが出来ればすごく楽に楽しめるなぁ。女性の卓ではその点数の数え方で何度か間違えたりしてたな。
 なるほどと思ったのは、代表者が言ってた通り、あんまり上手な人はいないようだ。打ち方の個性もあるんだろうが、かけない麻雀で1000点狙いはしないもんだろうと思うんだが...。
 俺は家族麻雀しかやったことがないんだが、やはりかけたりしないからきれいな手で上がりたいと思いながら打つようにしてる。ここの年よりは勝ちにこだわってるようで、眼力にも鋭いものがある。
う~ん、負けられんな、こりゃあ。


 来月から入会することにした。毎週金曜日1時から5時まで。場所も自転車で15分程度のところである。


 夜のメニューは「きのこと鮭の味噌マヨ焼き」、「セロリの即席漬物」、「ワンタン」、「オクラ納豆」。
この日の”酒場放浪記”の金沢と永福町が良かったなぁ。

2013年3月4日月曜日

深大寺だるま市~思い出散歩

午前中にマンションの総会を終えて、午後からは去年から計画してた”深大寺だるま市”へ行った。

同居人の兄が一緒に行くと言い出したことから、俺が誘っても気乗りしてなかった同居人も行くと言い出したんで3人になった。
 久しぶりの京王線、特急で20分で調布に到着。途中国領と布田の間で以前住んだことがあるアパートが見えるんで、同居人と目を凝らしてたら、なんと地下化されちまって国領の手前から調布までずっと地下だった。
 駅から歩いて30分もかからないが、ちょうどバスが来てたんで深大寺前まで。

バスも結構混んでたが、帰りのバス街の客はさらに多かった。境内に向かう間客の多さに少しばかり驚いた。50年前もこんなに多かったかな?そう、”だるま市”へは50年ぶりである。

深大寺の隣にある小学校に2年生の2学期から通ってた頃は、毎年必ず2月の節分と3月のだるま市にきてったっけ。だるま市にはたくさんの出店が出てたが、その中でも”漫画雑誌の付録”を売る店が楽しみだった。わずかな金を持って勇んで出かけたものだった。ボール紙で出来ていて、自分で組み立てるちゃちなおもちゃばかりだったが、それでも当時では充分満足できるくらいのものであり、プラモデルも買えない貧乏人には立派なおもちゃだったんである。


 境内の途中で、同級生が開いてる喫茶店に寄ったが、あまりの混雑振りで4.5人で対応に追われてたんで、カウンター内の彼女に軽く挨拶できただけだった。彼女も去年のクラス会には欠席だったということだった。

 境内は大混雑で立ち止まってゆっくり店をひやかすこともままならないくらいだった。きょろきょろしながら人に揉まれて抜け出すようにして小学校へ向かった。
 ちょうど学校の裏に神代中学のテントが出てたんで、ちょっと声がけしたら、まぁ指導員のようなことをやりに来てるとのこと。この中学を出てるんで懐かしかった。

 小学校の正門に立つ。深大寺から坂を上りきった交差点の角に建つ校舎は、建て替えられたものだが、位置は昔と同じだった。当時でも珍しかった校庭の真ん中にあった桜の木はなくなってた。運動会のときはこの木に引っ掛けて各国旗の飾りをたらしてたな。
 桜の木のもとで踊ったフォークダンスの記憶が鮮やかによみがえった。このとき俺はSさんが好きだった。ぶきょっちょだったなぁ。何の展開もなく、卒業と同時に彼女は私立の女子中へ、俺はほとんどの奴が行く市立の中学へと離れてしまったんである。
 俺が神田の書店に勤めてた頃、YMCAに通ってた彼女と偶然再会したもののほんのちょっと言葉を交わしただけだった。
 その後意外なことで電話で長いこと話したことがあった。俺の親友が彼女にアタックしたことがあった。彼女にその気がないことで、相談を持ちかけてきたんである。俺はそのときも新しい展開に結びつけることが出来なかった。親友もあとで、魔が差したと後悔してたっけ。
 その親友も亡くなって3年経つ。

 さて、そこから歩いて京王線の駅に向かうことになり、何人かの同級生の家の前を通り過ぎながら、祇園寺に向かった。祇園寺の手前に中学の後半に好きになったNさんの家があった。完璧な片思いでラブレターの返事も実にクールな内容だった。まさにクールビューティーな人だった。

 祇園寺とその向かいにある林は小学生の俺の格好の遊び場所だったところである。水田に囲まれていた当時の環境は、家が建ち、畑になりすっかり変わってしまった。霜柱が立つ中を麦踏をしながら登校した畑は家で埋まってた。夏は魚とり、秋はイナゴとりした水田は冬には麦を作ってたんである。

 野川という名の川まで来て、当時住んでた都営住宅は川の拡張工事で自分たちは国領の都営住宅に転居させられたあと、立て直され3階建てのアパートに変わってた。川を挟んで向かいにあった豚小屋があったところも家で埋まってた。

 国領駅周辺も大変身。そこで2人と別行動して、俺は転居した場所を散歩した。当時の建築物は約40年前に立て直され高層になっている。当時の風景は何も残ってない。1.2度行ったことのある焼肉屋の看板を見つけたが、店そのものは見つからなかった。


そこから駅に戻り、電車からは見つけられなかったアパートを見に行った。あった。当時とほとんど変わらずに。37年前新婚当時に住んでた2階建てのアパートである。そこで女房とリスと暮らした1年は楽しい思い出しかない。多摩川まで野草を摘みに行ったっけ。深大寺のうらにある神代植物公園へも歩いていったりもしたなぁ。                                     そばまで行って写真を撮ってみた。周辺は畑も残っており、雰囲気も駅の近くながら東京のいなかっぺてなもんである。


 二人と合流して帰途に着く。

昨夜の夕食は、これも久しぶりの焼肉やで。年に1度か2度くらいになっちゃったな。
あんまりうまいんで、つい食べ過ぎたようである。胃もおもいでぇ。

2013年3月3日日曜日

ぱくぱく食いねぇ

日記風にログ付けしてる人たちのタイトルは”春一番”で決まりなんじゃないかな?

2日続けての風の強い中、昨日は外出するつもりはなかったんだが、果物が切れたんで仕方なく近所のスーパーへ行った。こんな日は自宅で過ごすのが一番である。

午後もジム行くつもりで自転車をこぎだしたとたん腰に違和感を感じたんで中止。近くのコミュニティスペース・ふれあい館でパンフレットをもらってきて自宅で検討することにした。

 60歳を過ぎてからの趣味探しの一環である。ここでもいろいろなことやってるんである。たとえば囲碁とか社交ダンスとか書道などなど。とりあえず空いているサークルの見学を始めることにした。

 健康麻雀クラブへは電話したもののなかなかつながらないでいる。いきなり留守録利用も失礼かと思うんだが、これも週が明けてからということで。




昨夜のメニューは「チャプチェ」、「大根とさつま揚げのおでん風チゲ」、「小松菜のナムル」、「ワンタン皮とメンマのスープ」、「たこ刺し」。

韓国新大統領就任記念ではないが、たまたまのメニューになった。今回は久しぶりに”ヤンニョンコチュジャン”作りから始めた。「たこ刺し」もこのタレで食べた。「チャプチェ」はたまたま新聞にレシピが載っていたので、それを参考にふだんのレシピをアレンジを加えた。しいたけや赤ピーマンを加えることでボリュームも出た。
 お供はビールとチャミソルである。

2013年3月2日土曜日

ロウネンジャー!!!!

60歳初年度は手続きオンパレードで始まった。

まずねんきん機構事務所での年金請求手続き。栄養失調のモアイ像みたいな40代後半の女性が受け付けてくれた。説明は棒読みタッチで、こちらは水のみペリカン。
 65歳までの受取額とそれ以降の受取額の差は現実に即している。もちろん体調が大きく崩れることがなければ、の話だが。医療費さえ多額に払うことさえなければ、その年代で浪費癖が残ってるとしたらそれこそ病気である。俺はエジプトで気球に乗ったり、グアムで深夜にお土産売り場でうろうろしたりしないつもりである。

 次はシルバー人材センターでの登録手続きの説明を聞きに行った。60歳から加入できる就職活動支援組織である。ここでの説明は、まだ血の通った読み方であった。もっとも花粉症のため若干聞き取りにくい面はあったが、こちらも若干耳が遠いんでお互い様ってところか。来月の合同説明会に出席することで、入会様式などをもらってから辞した。

 さて午前中のノルマはあとひとつ。運転免許の更新である。自宅から一番近いのが下谷である。
ちょうど講習会開始直前だったんで、滑り込みで”優良ドライバー講習会”をあくびを6発ぶっ放しながら聞いてきた。酒気帯び運転に対する罰則が厳しくなった説明も受けたが、これはもう危険運転と同じなんだから、さらに重罪にすることを望んでいる。まだまだ甘いなぁ。

 ここから近い鶯谷で食料品を買い込む。また7日の夜から奈良、戻ってきてから実家へと自宅を空けるんで買い物には神経使った。今回は余れば実家に運んじまうんで、それほど神経質にならなくても良いんだが、そこは性格でありしょうがない。ここで今夜飲むワインを購入。ボルドー。

 午後は秋葉原で献血。約1年ぶり。初めてネットで予約をとったつもりが、受付では来週になってるとのこと。受付完了のメールを確認しなかった俺のせいらしい。まっよくあることである。空きがあったんでよかった。献血者の減少で不足気味ということだが、ここアキバの献血ルームは、置いてある漫画や雑誌が人気らしく、予約を取っておいたほうが無難なほどのところなんである。エヴァンゲリオンの人間大のフィギアなんかが飾ってあるし、その手のおたく雑誌もある。飲み物は新宿も池袋も大体同じなんだが、お菓子類の充実度は知ってる限りでは新宿がダントツに良く、池袋が続く。現在はどうか知らないが、新宿ではあきらかにそれを狙ってきていると思われる輩が多い。
 そういえばアキバにはDVDがない。よそでは置いてあるのに。新宿では献血終了後にDVDの続きを待合室で鑑賞できる設備も整っている。

 献血ルームでは予定よりも時間がかかってしまった。2時40分に終わって、従来なら15分くらい水分補給したりお貸しをつまんだりするんだが、3時から有楽町で映画を観る計画だったんで、休憩を5分にして急ぎ足で有楽町を目指した。


 到着は3時の回開始3分前。以前ゲバラの映画を観たところなんで、駅から近いこともあって迷わず来られてよかった。映画は題名もずばり「アントニオカルロスジョビン」。

 彼のトリビュートと彼自身のライブの映像であり、解説ナレーションを省いた、全編彼のボサノバで、これほど身体を動かしながら映画を観たのは始めてである。
 貴重な映像なのかどうか分からないが、彼の映像はわずかに3年位前のヴィニシイスジモラレスを中心としたボサの映画くらいなもので、ファンであるにもかかわらず多くを知らない。
 うれしかったのはエリスレジーナとの競演での”3月の雨”が観られたこと。想像していたのと同じくらい楽しんで歌ってる。彼女のソロもあった。ジョビンのおどけたパフォーマンスも他のライブでは観られないものである。
 あとはジュディガーランドやサラボーン、エラなども観られたが、特筆はシナトラとの競演かなぁ。う歌のうまさは比較にならないが、シナトラの思い入れたっぷりの艶っぽい歌の中に、ジョビンのスキャットが実にうまく混ざってくる。これも2曲あったぁ。
 最後もびっくりしたなぁ、もぅ。”ラメント”が大合唱で歌われた、のには。”波”というアルバムの中の曲でそれほどヒットしたという記録を読んだこともなかったので、エンディングでこうして歌われることに不思議な感じがした。これも好きな曲のひとつなんである。
 日本人も出た。当然だが小野リサ。そしてマルシア、彼女って日本人?

 この映画の鑑賞券、60歳以上1000円である。シニアの日とか映画の日とかあるが、たまにしか映画館に足を運ばない身としてはラッキーな日でもあった。

 昨夜は誕生日のパーティー?のためのケーキを自分で買ってゆくことになってた。同居人の兄も来てるんで3個買うことにした。献血ルームでみた雑誌に載ってた店を探した。交通会館側に出てしまった俺は、聞いたほうが早いと判断し、ちょっとお金持ち風のご夫人二人組みに尋ねてみた。人選大当たりである。即座に指差して教えてくれた。
 行き先は”ペニンシュラ”である。それほど広くない1階をぶらぶら探し歩くと、セレブな人がウジョウジョお茶しているメインカフェに侵入してしまった。そのままドアマンが入るところまで行って、そこでお菓子屋さんの場所を尋ねた。ドアマンはきれいなおねぇさんだった。
 パティシエが世界を股にかけたお菓子を作ってる、と書いてあった。たどり着けば人だかり。その人だかりのほとんどがカード清算をしてるセレブさんたちだった。さて、ショウケースをのぞいたら残りわずかであったんで、その中から何とか3個買うことが出来た。合計1780円。
 俺もカードで清算した。ここでの流儀なんだろうか?


昨夜のメニューは同居人の兄の製作になる俺のリクエストである「ボロネーゼ」。「たこのマリネサラダ」、「鶏肉、野菜のトマト煮」、「生ハムとアボガドのカナッペ」。
 彼の短所は、ちょっと時間計画性が乏しく、定刻に間に合わないことが多いことであるが、料理のセンスは俺の比ではなく、量的には多かったが大満足だった。

幸福な老年生活のスタートである。

2013年3月1日金曜日

ハロー60!

 昨日は久しぶりにジムで汗流したせいか、しかも2日連続のアルコール抜きで熟睡。
この時間帯の起床は夏以来である。最短睡眠時間3時間でレポートをやってたな。
午後は眠気が来るけど、昼寝したくなるほどではなく、いたって体調もよかった。だが今日は?

 今日は予定がつまってるんで、というより済ませてしまいたい手続きなどを集中してるんで、この後少し眠れたら眠ろうと考えてる。


 昨日は同居人の部屋がとんでもないことになっていて、午前中後始末に追われた。多分風邪からくる熱だろうが、のども痛みを覚えていたことから加湿器をフル稼働したら、部屋中結露してしまったんである。壁はほぼ全面、机の下、ブラインドなどで窓はほぼ洪水状態。
 昨年の暮れの大掃除で出来なかった壁ふきが、濡れ雑巾を使わずに出来たことを幸としよう。
しかも同居人の具合もよくなったようだし。

 窓際のパソコンが危なかったが、大事に至らずに済んでよかった。

昨日は天気も良かったんで、掃除や布団干しに向いていて本当にラッキーだった。

 夕飯のメニューは「鶏肉ともやしの南蛮漬け」、「冷奴・しそみそのせ」、「えのきの味噌汁」。南蛮漬けは揚げたものを使うレシピだったが、ソテーで対応したところ、同居人の受けはまぁまぁ。
 このやり方で今まで作ったことのなかったレシピで料理の種類も増やすことが出来る。

この日観た映画は「扉をたたく人」。難民指定されずに不法滞在する人の現実を知ることになった引退寸前の経済学の先生のお話。亡き妻が得意だったピアノを習おうと、教師についてまで努力するが自分に向いてないことを感じ、さらに落ち込んでいる。そこに何とかというアフリカの太鼓を鳴らす不法滞在のシリア人青年や、その母、その恋人と知り合うことによって人生が......。

 ストーリーは読めてしまうんだが、それぞれの人たちの人生がどちらかといえば饒舌にならずに描かれていて、すがすがしく感じた。結末自体は決してすがすがしいものではないんだが......。