2013年3月6日水曜日

憧れのフーテン生活

朝からテンションの高い同居人と新宿へ出かけた。
行き先は”ユニコーンガンダム第6話”を観に新宿ピカデリーである。

本来OVAなのだが、ソフト発売前に限定期間、限定劇場で公開されてるのだ。アニメはいろんな手で儲けているようである。つられる観客(おたく・病人等)も多いようで、ネット上の予約も順調に埋まっているとの事。

驚いたのは劇場の変貌振りである。紀伊国屋の裏のアドホックのほぼ隣ににあり、記憶の劇場はそれほど大きな建物じゃなかったが、現在は高層ビルになっててシネコンや複合施設になってた。

 待合や劇場そのものもぴかぴかで、大画面で予告編を眺めながらチュロスやサンドイッチを食べたり出来る。実におしゃれだ。座席も背もたれが大きく、よほどの座高だかじゃない限り、後ろに迷惑をかけることはないだろう。

 最後に新宿ピカデリーで観た映画は.....確か”月はどっちに出ている?”だった。初めて観たのは”ブリット”だ。ここは以前”新宿松竹”が併設されていてそこでも何本か観ている。”寅さん”は何本か映画館で観たが、すべてここだったな。

 始まるまで時間があったんで周辺を散歩することにした。と、いっても伊勢丹を1周した程度だったが、それでも”テアトル新宿”や”新宿文化”跡、今はなくなってしまった”スカラ座”、”キネマ新宿”、”日活名画座”などがあった場所を思い出しながらぶらぶらするのも悪くない。


 前5話分のあらすじのあとの本編、ストーリーを平易にアレンジしたような印象が強い。もともと分かりにくい設定と、無理ある展開をしてきたのだが、あと1話で締めくくるにはやむをえないんだろうな。来年の春に最終話が後悔予定になってるが、急ぎ足の話の持って行き方だけはしてほしくないものだな。

 それにしても20~30代が多いんだが、平日の午前中から良くこれだけ集まるもんだな、と思うくらい”おたく”っぽい男性が多かった。女性は数える程度で、同居人に聞いたら、これほど待たされない劇場のトイレは初めてだったそうである。


 そういうわけで帰りは大塚で外食。以前同居人の兄が言ってた”トマト麺”の店で昼食をとることにした。”太陽のトマト麺”と生ビールと”水餃子”。カットトマト缶と茹で中華麺があれば誰でも作れるような代物であった。ただチャーシューの変わりに鶏肉を使ってたのは参考になった。

 夜のメニューは「ばってら」、「いなりずし」、「ぎんだら西京焼き」、「大根の皮とにんじんのきんぴら」、「とろろ昆布と三つ葉のお吸い物」、「枝豆」。
 ちょっと寒さが緩んだせいか、風呂上りのビールに枝豆(冷凍)が良く合う。お隣さんからいただいた冷凍の「しめ鯖」と「ぎんだらの粕漬け」がメインになった。ばってらにつきものの透明な昆布はないものの巻き寿司に挑戦した。いなりずしの揚げは既製品である。

 角のハイボールを飲みながらTV鑑賞。国営放送の旅番組で”ホーチミン”を観た。うずくなぁ。
続いて、偶然にも”男はつらいよ・第1作”がやってたんで、何度目かは忘れたがしっかり観てしまった。昨夜は山田洋次監督自薦の映画をかけているシリーズの最終回だったんだ。懐かしく観たが、作品の出来は素晴らしく名作の名に恥じない!森川信いいなぁ。

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