2020年8月31日月曜日

お庭で目玉焼きを

8月30日。星期天。           132/87。64.0㎏。  朝食は残り物カレーライス後編ほか。  早朝キッチンで、うんざりしたのは卵のパックから取り出したときに卵の殻にくっついている賞味期限シールのはがし作業である。なんでこんなもんくっつけるんだろうね。殻を生ごみとして庭に埋めるときにこのシールを付けたままではまずいんでいちいちはがさねばならない。で、そのシールの粘着力が強く(する必要ないだろうが)、なんと殻を割ってしまったのが次の画像である。  昨日の鍋の中の水を庭で温める作業は、この酷暑の間に定番化したいと思うが、つい忘れてしまう。今日は、昼のスープ、夜のスープの2回行った。で、ついでにフライパンに卵を割り入れ、「目玉焼き」が作れるかどうか実験してみた。車のボンネットでできた、という話を聞いたことがあるからだが、この酷暑も利用しなければもったいないと思うんである。  9時から買い物。スーパー3軒。そのうち2軒はイオン系で、買い物をすると翌日から数日間利用可能な10%割引券をもらえる。で、前回(木曜日)にもらった割引券で買い物をする。週2回をコンスタントにこなせれば毎回割引された価格で買えるというわけだ。  チラシに載る特売品も対象になるので、計算しなくともかなり「お得」になる。酒が対象外になるのは残念だが、それでも米など単価の張るものはその割引額も大きくなる。今日買った米は、しかも新米である。  庭作業はオリコンに詰まった草むしりした雑草をコンポストに突っ込む。一昨日運んできた米ぬかを、それまで一斗缶に入れてあったものをすべてコンポストに突っ込んで、新しいものと入れ替えた。ビニール買い物袋(最近集まらなくなった)2袋運んだんだが、一袋で缶は満杯になっちまったんで、残った一袋は二重にして保管することにした。  今年初参入した「ささげ 華厳の滝」を収穫。岐阜当たりでは「三尺ささげ」と呼ばれているらしい。さすがに90センチにはならないが、かなり細長いインゲンといったものだ。  
 「目玉焼き」失敗。が、コンロにかけるとあっという間に出来上がった。蓋をしないほうがよかったかも。ボンネットの場合もふたはしなかっただろう。が、虫が飛び交っている環境ではそれを実施するにはちと勇気が出ないな。  昼食はレトルト「ナシゴレン」。具材は鶏もも肉(タイ産)、ピーマン、パプリカ2色で目玉焼きをトッピング。「フォースープ」。具材はトマトと長ネギ。  午後のロードショーは「ウインドリバー」。テイラー・シェリダン脚色・初監督作品。「ボーダーライン」正・続の脚本家である。ワイオミング州の先住民族居留区で起こった殺人事件の捜査を手伝う「野生生物局」の職員(ベテランハンター)を中心に描いたなかなか見ごたえのある作品となっている。主人公の過去の不幸な事件や、先住民族の悲惨な現実なども描かれる。マイナス30度の過酷な状況下での逃亡とその死に方についての解説は衝撃的だ。  BS放送をチェックしたものでノーカットなんだが、合間に入るCMが邪魔なんで、次回レンタルで鑑賞しようと思う。  テイラー・シェリダンの前作は脚本のみだが「最後の追跡」もとても良さそうなんだが、本邦未公開で、ソフト化もされてないんだろうか?ゲオにはなかった。  夕食は「ウインナー」、「アンチョビポテト」、「ザワークラウト風」、「魚肉ソーセージ(レバーの代用)とルッコラのサラダ」、「えのきとささげ(華厳の滝)とベーコンのスープ」。  残念なことだが、ドイツビールもワインもない。発泡酒~オーストラリア産ワインをちびちびやりながら「ハリーポッター」第6作鑑賞。  さすがに終盤はほとんど記憶がなくなってた。原作者のジェンダーに関する発言を非難した団体と原作者の間のトラブルが報道されていてタイミングの合う鑑賞となった。それにしても長尺な作品が続く。  7,8作では出演者全員登場するらしい。体調良くしとかなきゃな。  

2020年8月30日日曜日

完全なるスティホーム

8月29日。星期六。                110/73。63.7㎏。  朝食は昨夜の残りのシチューとバゲット&バナナ・キウイヨーグルト。  早めの庭作業は小松菜と高菜の間引きと周辺の草むしり。キウイを摘みながらコガネムシの頭も摘んであげます。  エアコンつけっぱで、新聞~読書で暇つぶす。買い物予定もないのでひたすら残っている材料でメニューを更新する。週末から来週の頭までのチラシは出そろったんで9月3日までのプランはほぼ完了した。  昼食は「焼うどん」。乾麺のうどんを茹でるための水を入れた鍋を8時ころから庭に出しておいたところ40度以上になっていたので、すぐに熱湯になる。明日は目玉焼きに挑戦してみよう。  焼うどんの具材はニラ、ハム、ピーマン、セロリ(茎と葉)、トマト、キャベツ、長ネギ。  午後のロードショーは「アパッチの怒り」。1954年、ダグラス・サーク監督作品。このドイツ出身の監督の「愛するときと死するとき」というレマルクが原作の作品をもう一度見たいと思っていた。一風変わった西部劇で、平和志向の父親から継いだ族長を何とロック・ハドソンが演じる。その弟と婚約者の父親がジェロニモ信奉者の最右翼で、白人に闘いを挑む。間に入って苦労するロック・ハドソンが淡々としているので、作品の緊張感はまるで伝わってこない。なんだろう?変な味付けだ。  日本公開が1962年というのも?だ。  上映時間が80分で、午後もたっぷり時間が余ったんで、読書で過ごす。とてもじゃあないが庭に出られる状況ではない。今日も正式ではないが「熱中症アラート」が出ている。  5時限授業の「東京映画名所図鑑」読了。最終章は東京近郊で、浦安では「青べか物語」が紹介されている。川島雄三監督、新藤兼人脚本の快作である。ただ、YouTubeで、尻切れトンボの最悪画面のものしか観てないのでちゃんとしたものを鑑賞したいんだが、調べたところどうやらDVD化されていないようである。ゲオもTSUTAYAにもない。YouTubeのその最悪映像も削除されてしまったらしくヒットしない。  そして多摩地方になるが、「波の塔」での深大寺も紹介されていて懐かしかったな。  さて、次の科目になる本を、と本棚を観たところ、ハードカバー本は「江戸」関係ものしか残っていない。これは30年位前のマイブームの残骸である。机に向かって読む本はなるべくハードカバーのほうがいいんだが。  新たに買いに行きたいのだが.....な。万引き被害にあってる土浦の古書店よ、つぶれないでおくれよ。  ラジオマンジャックが2時から始まった。4時間の特番である。過去のスタジオライブの音源の再生がメインという構成だったが、それでも合間に入る曲の選曲は相変わらずセンスがいい。  ライブも渡辺貞夫と押尾コータローのボサノヴァもよかったし、テレサ・テンは感動ものだったな。クール&ギャングの「ジョアンナ」をセルフカヴァーしたものもよかった。  ケイのにぃにぃにが借りてきたCDはパット・メセニーのベストで、これもよかったなあ。「ラスト・トレイン・ホーム」を聴くとウイスキーなんかを飲みたくなっちゃうんだよな。  夕食は「鶏肉とピーマンの土手煮風」、「ナスの味噌マヨ和え」、「ぬか漬けきゅうり・大根・ナス」、「小松菜と油揚げのさっと煮」、「へちまとアオサの味噌汁」。  味噌がらみが三品あるんだが、全部味噌の種類を変えてある。それにしても塩分とりすぎ?  発泡酒~焼酎のレモン水割りをちびちびやりながら「ハリーポッター」第5作目を鑑賞する。酔っぱらって鑑賞していることもあり、さらに変装というか、メイクとかで俳優が分からない。レイフ・ファインズ、ゲイリー・オールドマン、エマ・トンプソンは後で調べて何役だか判明したが、エマ・トンプソンは絶対わからないぞ。レイフ・ファインズは最後まで出る役だから次作で確認できるが、3作目から出ているゲイリー・オールドマンは今回で死んでしまう役だから、後でチェックしてみよう。  マーベル、スターウォーズやこのハリポタなどのシリーズ物などに夢中になる気持ちもわからないではないが、子供も巻き込んで商売に結び付ける商法はこれからも経済活動の一環としてはやり続けていくんだろうか?  ぶつぶつ言いながら〆のジンを飲んでから9時過ぎダウン。  

2020年8月29日土曜日

俺なんぞ指先までアルコール漬けヨ。

8月28日。星期五。               102/61。63.4㎏。  4時前に郵便受けへ新聞を取り出しに玄関に出ると、前面に大きな(大きく見える)オリオン座があった。空気がきれいになってきてるのかな?冬でもないのに空がめちゃきれいで星がいっぱい見える。このところオリオンビールを飲んでいるんで、沖縄、それも波照間島の天文台で観た夜空の素晴らしさを思い出すんだが、遠く及ばないにしても「自粛」のおかげかもしれないな、こんなにきれいな空を拝めるのは。  サバの水煮缶の残りとミョウガ、大葉、きゅうり、ショウガ、冷や飯に冷えた味噌汁をぶっかけた「簡易型冷や汁」が朝食。  アメリカの共和党大会の記事を読み、とてもまともな大人の演説とは思えない内容に、あの国は日本よりひどい国という認識はさらに強くなった。誹謗中傷の手本として教科書に載せたいくらいだ。  6時に24時間スーパーへ買い出し。併設された精米所で米ぬかを大きめのビニール袋2つ満杯分いただいてくる。  数日前から左手中指が痛くて、化膿してるんだろうと思い、消毒~薬塗布~救急絆創膏しといたのが、痛みが増してきたので、消毒用エタノールを小鉢に満たして傷口(確認できない)を浸したところ、確かにしみるところがあるんだが、特定できなかった。で、痛みのある所を指で押してみたところ、そこからアルコールの中で煙幕のように出てくるものを確認した。膿である。で、何度か悲鳴を上げながら圧迫して膿を出し続けた。  しばらくして痛みは収まった。何年か前、同じ症状で外科に行ったところ、医者に圧迫されて悲鳴を上げたことを思い出した。これしか方法はないんだろうな。それにしても可能性がまるでなかった人生だったくせに体質だけは化膿性が高いんだから困ったもんだ。  庭作業は水菜、サンチュ、ふだん草の収穫と周辺の草むしり30分で汗だくになり、シャワーを浴びて「ルートビア」を飲む。うむ、まだ夏である。  昼食は「ソーメンチャンプルー風」。具材はツナ缶、ふだん草と水菜。  午後のロードショーは「ダークプレイス」。2015年ジル・パケ・ブランネール脚色・監督作品。28年前の一家惨殺事件を解明する話で、嘘で曲げられてしまった過去の真実が解き明かされる中で、多くの人間が交錯する姿が描かれる。  登場人物の多さと時間軸の描き方に難があり、作品の完成度はよいとは言えない。主人公が人生をやり直そうとするエンディングも陳腐さが際立ってしまっちまった。シャーリーズ・セロンの熱演も空振り三振である。ショートカットも坊主頭も魅力的なんだがなあ。  「ファンキーフライデー」のリクエストでユーミンの「ガールフレンズ」がかかった。「ボイジャー」のトップに入ってる曲でラジオで流れるのは珍しい。俺が持ってるユーミンのただ1枚のCDであり、好きなアルバムである。  で、久しぶりにCDを聴く。  ラジオで安部ちゃんが辞めたことを知る。すべて中途半端にして辞任とはねえ。追求逃れといわれても仕方がないだろうなあ。  「断腸の思い」って、大腸をちょん切っちゃうんだろうか?お大事に。  夕食はパーティーっぽくした。何を祝うんだか?  
 「チーズシチュー」。具材がすごい。かぼちゃ、ナス、ピーマン、2色のパプリカ、枝豆、タマネギ、クリームチーズ、ベーコン。「鶏肉シーザーサラダ」ではオリジナルがロメインレタスだがサンチュで代用する。バゲットにトッピングしたのは3種で「ワカモレ」、「ナッツ・オリーブオイルコンフィ」、「クリームチーズ」。  発泡酒~オリオンビール~ワインをちびちびやりながら「ハリーポッター」第4作を付き合わされる。4回は気を失ったな。それでも今夜は何とか最後まで付き合う。  〆にテキーラを飲んで9時半ころダウン。窓全開の扇風機つけっぱ。まだ夏。      

2020年8月28日金曜日

とんでも埼玉

8月27日。星期四。              124/82。 63.3㎏。  1時に起床、3時までPC。  蝉の調理法を調べた。素揚げが一番おいしそうである。コオロギも同様のようだ。昆虫食が食糧難の一助となればそれに越したことはないが、今のうちに慣れておこう。拡大ミドリムシよりも見た目は悪くないのだが、正義の味方ウルトラマンになってバルタン星人を退治する気になるしかないな。で、次回の揚げ物の日に決行しよう。  朝食は残り物のカレーライス・前編。  新聞によりますと茨城県在住の我が国最高齢者がお亡くなりになった。110歳。で、次の最高齢者は奈良県在住の人で、この方も110歳だそうだ。俺の場合だと、あと43年ある。すごいことだなあ。浦島さんみたいになってるかもしれない。  読者投稿欄で沖縄のおじいさんが今年の自宅のナーベラー(へちま)の不作について投稿していたが、ここでも不作である。やはりおじいさんが言うように気候変動のせいなんだろうか?とうがたつ前に小ぶりなうちに収穫して食べるようにしているが、昨日収穫したものの皮むきをしたところ、中身がすべて繊維質化していて、たわし状態になっていたんである。こんなことは初めてである。残念だが土に返すことにした。  ゴーヤーも同じで2本が小ぶりのうちに完熟してしまっていた。残りの1本も早めに収穫して加工しちまおう。  予報では午後から雨が降るというので、プランターの瓜の苗をブルーベリーのネットに使っていた市中のふもとに定植した。全部で9株。  9時から買い物。4軒のスーパー(イオン系のスーパーは木曜日全品10%引きで、特売品も含む)、ドラッグストア、酒屋。最後のスーパーで買い物メモしてあった「長ネギ」の売り場に来て、一束150円が、2本150円になっていたんで敬遠した。1本だと78円と表示されてたが、どちらにしても特売価格としては高い。で、帰宅してチラシをチェックしたら、画像は3本の束になっているではないか。明らかに「だまし」である。以前からこのスーパーの運営の仕方に疑問を持っていたが、またしてもである。前回はオリーブオイルの「空チラシ」だったな。本社が埼玉県というだけある。文句を言う気も起らない。  酒屋では処分品のトマトジュース1リットル2本150円税別などを買う。酒屋の正しい利用法である。まあ、お目当ての酒がなかったからなのだが。  昼食は「ピーマンとさば水煮缶の甘酢びたし」、「ナスの味噌汁」、「オクラ入り納豆・スタミナ薬味だれ」。  午後はだらだら過ごす。睡眠不足もあるんだろうが、眠いしだるい。昼寝の習慣が今のところないのが残念。  夕方、思い出して、今朝とは違うドラッグストアへ買い物に行く。インスタントコーヒーの詰め替えの特売が今日までだったことを思い出したんである。有名メーカー品で粉末タイプで160g入りで298円税別。たまにイオン系のスーパーで、同じ価格で売り出すことがあるが、年に2回あるかどうかで、それも1点限定である。が、今回のは無制限なので、在庫と相談して3パック買ってきた。  最近70円ちょっとの1リットルアイスコーヒーを飲んでいるんだが、さすがにごみが増えるので、インスタントコーヒーでアイスコーヒーを作ることにしたわけである。1リットルだとインスタントコーヒー粉末15gで対応できる。そうすると今回買ったもので作れば1本あたり30円になり、財布にもいい。  ちなみにこの商品、定番だと498円以下になることはまずない。ほかに半額になっていたプレーンヨーグルト400g、「ラ王の冷やし中華」乾麺3個入などを買った。ドラッグストアの正しい利用法である。  夕食は「鶏むね肉とピーマンのマヨ・ゆず胡椒炒め」、「枝豆ときゅうりとミョウガの和風サラダ」、「ぬか漬けきゅうりと大根」、「へちまとナスとベーコンの和風スープ」。  スープは当初、へちまだけだったんだが、前述したように1本使えなくなったことから皮をむいたナスを代用とした。  オリオンビール~秋味(季節限定ビール)~テキーラ。おつまみは「せんじ肉」と「ドライ・レーズン」。両方ともケイのにぃにぃにが買ってきたもの。せんじ肉とはせんじがら(豚肉のもつ)を揚げたもので、広島の特産となる。  で、これに合わせて「賀茂鶴」を求めに酒屋へ行ったが、広島の酒は全くおいてなかった。牛久は広島からの移住者が多いから、当然どこの酒屋でも置いてあると考えるのは誤りだった。  ドライレーズンもちょっと変わったもので、たまたまお菓子の本をめくっていたら「シュトーレン」のレシピのページで同じものを見つけた。「サルタナ・レーズン」。ケーキ向きのレーズンということらしい。  昨夜に続いて「ハリーポッター」の上映会が開催されたが、さすがに「おねむ」な俺は早々に退場した。8時半にはダウン。長い1日だった。    

2020年8月27日木曜日

チバケンのラーメン

8月26日。星期三。            111/78。63.3㎏。      昨日は効率よく家事ができて、水回りの掃除は2か所のトイレと2回の洗面所だけだったんで、早々に済ますことができた。  庭作業はルッコラの間引きと周辺の草むしり、サラダ水菜も同様。プランターで育てていた「はぐら瓜」を当初予定していた場所に定植しようと、ひょうたんと間違えたオシロイバナを撤収し、周辺の草むしりをして場所は確保したものの、ツルの伸ばし先の場所が確保できないことが確認できたので急遽変更することにした。へちまとゴーヤーで占有されつくしてしまったからだ。  で、ブルーベリーのネットを外し、骨組みだけを残し、外側を這わせることにした。ネットを外して畳んでから収納したところで汗まみれになったんで、続きの作業は明日にして、シャワーを浴びる。暑い。  昼食は千葉県名物?「竹岡ラーメン」。県の3大ラーメンのひとつらしい、っす。インスタント乾麺である。しょうゆスープで変わっているところは長ネギではなく生タマネギを刻んで加える点だ。だが、刻んだタマネギはかなり辛いので、麺と同時にお湯に投入することにした。  具材はタマネギ、メンマ、茹で卵、豚肉(バラ肉の醤油煮)、のり、サラダ水菜。フツー。やはり生タマネギじゃあないとパンチにかけるのかな?  残りの二つは「勝浦タンタンメン」と「アリランラーメン」だということが分かった。インスタントものではこの2種はカップ麺のみだそうだ。  午後のロードショーは「ミッドナイト・イン・パリ」。2011年、ウッディ・アレン脚本・監督作品で、アカデミー賞脚本賞受賞作品。二度目の鑑賞である。  主人公のアメリカ人脚本家(オーウェン・ウイルソン)が恋人とその両親とパリに旅行に来て、午前0時になるとタイムスリップする場所で主人公は偶然にあこがれていた1920年代のパリをさまようことになる。いわゆる「時間もの」なんだが、脚本は練りに練られており、その展開にくぎ付けになる。冒頭のパリ風景のカットの連続は観光映画を思わせる。  スコット・フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、T・S・エリオット、ダリ、ピカソ、ルイス・ブニュエル、ジャン・コクトー......と当時パリに集まった芸術家オンパレードと交流するうちに、自分の生き方を見つめなおしていくというお話である。  テーマは、現実に不満を持ちつつ、過去にあこがれていても、やはり現実で生きていかねばならないのだが、それも自分次第で楽しく生きることもできるということである。  エンディングも一人になった主人公に新たな女性(レア・セドゥ演じる)が現れて、この先が楽しみな終わり方だ。「マンハッタン」もよかったが、こちらのほうが好きになりそうである。  主人公が恋する過去の世界の女性を演じるマリオン・コティヤール、現実の恋人をレイチェル・マクアダムスとレア・セドゥ、まさに旬な女優をふんだんに操る監督の手腕がすごい。  かなり余った時間を読書に充てる。「東京映画名所図鑑」。古い東京に対して強い思い入れを持つ映画好きが書いた本である。古いパリに強い思い入れを持つ男が主人公の映画を見たばかりなので、過去にこだわりを持つというだけで趣味になり、それを生業にする人もいるということなんだろうな。江戸時代関係を読み続ける俺もその趣味の一派である。    夕食は「カレーライス」。具材は合いびき肉、ニンジン、ジャガイモ、タマネギという正統派。「キャベツときゅうりとトマトのサラダ。  片付け終えて7時半。8時前にはダウン。  

2020年8月26日水曜日

久米島・思い出食堂開店

8月25日。星期二。                  116/86。 63.8㎏。  今日はハツ子の誕生日である。5歳。早いもんである。確か、当日の早朝に山手線に乗って2週間の旅行へ出かけたんである。あれから5年。帰宅後、生活拠点を現在の実家に移した年でもある。  なんて思い出しながら、残り物の「お好み焼き」後編、ほかを朝食とする。  早朝キッチンは「ふきの佃煮」制作。これとフキ味噌は定番化したな。  ケイの祖母がラジオ体操から帰るまで新聞~5時限授業。森田芳光のエッセイが終わった。最後は遺作である「俺たち急行A列車で行こう」に触れた電車オタクっぽい内容のものだった。続編も考えられていたという記事も読んだことがあり、思い入れ深い遺作となった。2011年12月20日永眠。享年61歳。  ロシアでは反体制派の著名人が暗殺されそうになり、過去にも何度かあったことが報道されている。映画の中で語られている「過去」の出来事が現在でも延々と続いていることに驚かされた。  英国のジョンソン首相の影の立役者のカミングスってやつもロシアに長くいたらしい。「恐ろしヤ」。  高齢者の熱中症死のもう一つの要因が「貧困」であることを大きく取り上げていないことに不満がある。俺が介護職にいたころ、1年ちょっとという短い期間でありながら、不潔と貧困をいやというほど見てきたので、報道されていることに驚きはしなかった。電気代もろくに払えない、まともな食事もとれない、そもそもまともなエアコンを持っていない。しかもその生活環境たるや、俺に言わせれば家庭内西成区なんである。作業を終えて外に出た時の解放感ったらなかったな。  空気の入れ替えなんて、まともに開けられない窓を開けたって、立地する建物の周囲からすればしないのと大して変わらにというのが東京の貧民窟の現状なんである。死んでも住みたくないね。  手塚治虫の「〇マン」のように東京改造したくなるな。  もっとも当事者はそんなに苦しまずに亡くなっているという報道もあるが、実際にそうなんだろうか?疑わしい。  庭作業はサンチュとツルムラサキとピーマンの収穫。サンチュは下部から収穫し、株自体は残すと、長期間収穫できるとケイのにぃにぃから教わった。ピーマンは消費が追い付かない。  11時ちょっと前から買い物。この日酒屋に「オリオンビール」が入荷していた。今日の夕食に間に合ってよかった。    昼食は「牛肉のスタミナ薬味だれ炒め」、「ピーマンのケイジャンスパイス炒め」、「シイタケとツルムラサキの吸い物」、「ぬか漬け大根ときゅうり」、「フキ味噌」。  午後のロードショーは「アメリカンハッスル」。三度目の鑑賞であるが、前2回の記憶がまるでない。多分アルコール付き鑑賞会だったんだろう。  2013年、デヴィット・О・ラッセル監督作品。実際あった詐欺師とマフィアが絡むアメリカのある街の議会の汚職告発事件をもとにしたコメディ映画で、日本受けしない同監督のヒット作である。作品の本邦未公開作品も多いし、最近は作品自体作っているのかもわからない。  少ない作品のうちに複数絡む役者が多いのも特徴ある。ロバート・デ・ニーロ、ブラッドリー・クーパー、エイミー・アダムス、ジェニファー・ローレンス、クリスチャン・ヴェール(この作品では原田芳雄そっくり。原田さん2011年に鬼籍入りで残念。)はこの作品に出ているが、そのほかにはマーク・ウォルバークもいる。日本でいう「0000組」ってやつだな。  三度目にして、この作品の面白さが分かった。「スティング」並みの最後のどんでん返しや、登場人物が全員悪い奴という話も面白いが、やはり有名な役者の演技に注目して笑えるのがいい。ちょい役だがロバート・デ・ニーロの存在感が圧倒的である。  事件当時(1978年)のヒット曲が流れるのも楽しい。「007死ぬのは奴らだ」の主題歌(ポール・マッカートニー&ウイングス)をカラオケでジェニファー・ローレンスが歌ったり、いいところでのアメリカやエルトン・ジョンもぴったりはまってる。  夕食は「ゴーヤーチャンプルー」。具材は豚バラ肉ブロック(買ってきた半分を厚めにスライスしたもの)、ゴーヤー、木綿豆腐、キャベツ、卵。「トマトとツルムラサキ、サンチュのサラダ」、「ゴーヤーのしょうゆ漬け」、既製品の「テビチ」、「大根の味噌汁」。  しばらく沖縄に行ってないので、島の旅行の思い出話などしながらつまむ。豚バラブロックの残り半分は「らふてぃ」のレシピで煮ておく。明日の昼食に使う予定。  発泡酒~オリオンビール~泡盛のシークワーサー水割りをちびちびやりながら今夜も「ハリーポッター」。2作目は「秘密の部屋」。2002年クリス・コロンバス監督作品。今回はケネス・ブラナーがイケメン役で登場しているが、ゲスト扱いのようだ。それにしても長い。160分以上。酒はほとんど進まなかったが途中で4回気を失った。  10時ちょっと前にダウン。  

2020年8月25日火曜日

一人でお茶を。

8月24日。星期一。              129/83。63.4㎏。  砂肝のアヒージョの残ったオリーブ油の使い道を考えた。で、ちょっと風味が変わってしまうが自分用ということで「ナッツオリーブオイルコンフィ」を作ることにした。使用する油の量は100㏄ちょっとなので、約半分は消費できる。  二回目となる今回はプルーンが加わり、ジャムもベリー系のものとオレンジ系の2種類にした。完成後試食するも、思ったほどアヒージョの風味が移ることはなかった。  庭作業は「タアサイ」の間引きを兼ねた収穫。虫(主にカメムシ)にやられ放題なので葉の苦みが出ているのではないかと気が気じゃあない。それでなくともタアサイの葉の緑は濃すぎるくらいで見た目もよくない。  案の定、少量をちょっと茹でて冷やし中華に混ぜたところ、恐ろしくまずかった。さて、どうしたもんだろうか。  天日干ししていた「ミントティー」完成。カモミール、唐木茶、このミントティーとストックもそろった。先日ティーバックではない紅茶が処分品として売られていたものを2パック買ったんで、紅茶のストックも十分すぎるくらいだ。  1パック300g(ティーバッグだと120個分)で98円税別。東京にいるとき、探し回ってようやく多慶屋で売っているものが一番安かったので、しばらくはそれが定番としていた。  飲み物や食い物の話ばかり(まあ、それしか楽しみもないしな)だが、秋刀魚の漁獲量が昨年の同時期と比べると、1%だっていうから驚いたな。1匹何千円もするんだって。2匹100円だった生秋刀魚は、間違いなく今年は口にできそうにもないな。  10時から24時間スーパー~ホームセンターで買い物。苦土石灰や鶏糞などを補充する。  昼食は「冷やし中華」。具材は卵、きゅうり、トマト、ハムといった平凡なもの。  午後のロードショーは「007 スカイフォール」。サム・メンデス監督作品。ジュディ・ディンチ扮する「М」が今回で最後になる。後釜はレイフ・ファインズと本当に贅沢な布陣である。  色恋が少なく、怨念の塊のハビエル・バルデムとの掛け合いが大部分を占めている、硬派な仕上がりとなっている。冒頭と後半の追跡シーンが見せ場となり、相変わらずダニエル・クレイグ扮するボンドはよく走る。もちろん車も。  ふきの収穫があり、さっそく葉を「フキ味噌」に加工し、葉柄は佃煮にするため、茹でてから水にさらし明朝まで漬けてあくを抜く。完成は明朝である。  で、完成直後のフキ味噌でご飯を1膳食べる。ごはんに合うよなあ(しみじみ)。  「スタミナ薬味だれ」制作。今日の料理からのレシピで、明日の昼食用の肉のたれとして使うものだ。漬けて「味付き卵」などにもいいらしく、明後日のラーメンに使ってみようと思う。  夕食はケイにもらったシーズニングで「ジャークチキン(むね肉版)」、「エリンギ・インゲン・ピーマンのオリーブオイル炒め」、「ニンジン・ジャガイモ・オクラの温野菜サラダ・ガドガドソース」、「タアサイとベーコンのスープ」。  タアサイは中華料理でも炒め物として使われることが多い食材なので、今回炒めてからスープに加える方式にした。少しでも苦みを減らせると思ったんだが、8割が何とかなったようである。  エビスビール~サッポロ黒ラベル~ジンをちびちびやってから寝るつもりだったのが、ケイのにぃにぃのマイブーム?の「ハリーポッター」に付き合うことになった。  その第1作。「ハリーポッターと賢者の石」。2001年、クリス・コロンバス監督作品。007を観た後だと、まさにこれも英国映画だなと思う。俳優陣も全員英国人だ。ジョン・ハート、リチャード・ハリス、マギー・スミス、アラン・リックマン。校長先生役のリチャード・ハリスは2作後亡くなっていて、お孫さんに熱望されて出演したというエピソードを以前目にしたことがある。それだけ子供たちに人気のあるシリーズなんだ。シリーズ全作品にはさらに、ゲイリー・オールドマン、エマ・トンプソン、ビル・ナイ、レイフ・ファインズ、ブレンダン・グリーソンなども出てくる。  途中で何度も気を失いそうになったが、何とか最後まで観た。それにしてもシリーズ通してみな長い。だいたい150分だ。  9時半ころダウン。  

2020年8月24日月曜日

007と夏休み

8月23日。星期天。               104/74。63.3㎏。  早朝キッチンは茹で卵。このところ10個98円税別の卵は順調に入荷・消費している。これをもつ煮の鍋で煮て味付き卵にしたものを昼食で使う。  ぬか床に粗塩を加える。塩分が不足し始めているとの指摘をケイのにぃにぃから受けたからである。このところ水が出ることが多く、一緒に塩分も流出している現象は、まさに人間の体内と同じだな。  雨が降るのはわかってたんで庭の水やりはせずに9時前に買い物に出かける。  100均~業務スーパー~ディスカウントストアまでは何とか天気はもったが、買い物終えたところで土砂降りになった。ここでしばし雨宿り。小降りになったところでイオン系のスーパーへ移動。  ここでも買い物終えたところで土砂降り。しばし雨宿り。が、一向に小降りになりそうになかったんで、そこから近いスーパーへ移動し、買い物を終える。もう1軒のスーパーで特売品のひき肉を買う予定だったがあきらめた。で、雨の中を帰宅する。  帰宅後シャワー。  昼食は「うまかっちゃん」第2弾。茹で時間90秒というバージョンだが、スープはやはりとんこつである。パッケージのレシピ通りに具材は紅ショウガ、きくらげに味付き卵とメンマを加えた。  これにチャーハン。具材はベーコンと長ネギ、ピーマン。インスタントラーメンは2袋で三人前、チャーハンのご飯も少なめにしたもののやはり多いという批判の声が上がった。確かに満腹である。  午後のロードショーは「007」。「カジノロワイヤル」を終えてから「慰めの報酬」を観た。2008年マーク・フォースター監督作品。佳作も多い監督だが、この作品では思うような出来ではなかったんではないかと思わせる。  脚本が書き込みすぎで、その上アクション満載で、登場人物に対する感情移入ができるほどの余裕がなくなってしまった、てな出来である。敵役になるボスの残忍さも描き切れていない。  マティスは殺してほしくなかったな。いいキャラだったんだが。  続けて「スカイフォール」を1時間鑑賞。  夕方、ケイのにぃにぃに頼んで特売のひき肉を買ってきてもらう。  夕食は「お好み焼き」。具材は合いびき肉、冷凍イカ、キャベツ、紅ショウガ、揚げ玉。「ところてんサラダ」。具材はサツマイモの葉、かまぼこ、きゅうり。「スイスチャードのおひたし」、「ぬか漬け大根」。  エビスビール・琥珀なんとか~発泡酒~昨日の残りの「酔鯨」~泡盛のシークワーサー水割り。〆に「多良川・5年」をストレートで飲んでから8時半にはダウン。動きが少ない1日だったんで腹も減らず、お好み焼き半分残した。

2020年8月23日日曜日

8年前のメニュー

8月22日。星期六。                     100/65。62.9㎏。  二日酔い。気分がいい。  残っていた大根をぬか漬けにしてから気が付いた。今夜は「もつ煮」なんで、大根と人参とこんにゃくでいわゆる普通の「煮込み」を作ってもよかったのかな、と。    庭作業はインゲンを撤収し、石灰をすきこみ、第6の畝に施肥する。種まき可能の畝もあるが暑いんで延期。  10時過ぎに買い物。100均と業務スーパー、酒屋と近所のスーパー。  この日の酒屋はひどかった。目的の発泡酒(イオン系のPB)、オリオンビール、缶のサッポロ・クラシックラガーのいずれも品切れなんである。飲んだくれの考えることは同じ?  手っ取り早く酔うには、6%の発泡酒(75円税別)、この季節にピッタリの水っぽいオリオン、食欲が落ちた時のうまみたっぷりのサッポロ・クラシックラガーはいずれも3501mlでなければならない。当たり前のことだが、ロング缶だとぬるくなるのが早いからだ。先月だったか、俺たちにって義母が買ってくれた缶ビールがロング缶だったが、何も考えないとそういうことになるんである。  昼食は「ベーコンエッグ丼」、「ミョウガと卵の味噌汁」、「ぬか漬けきゅうり」。どんぶりのご飯の上にはサツマイモの葉の生姜焼きたれ漬けがのせてあるが、ベーコンとはミスマッチだという評をケイのにぃにぃからいただく。  午後のロードショーは「愛と死の記録」。1966年、蔵原惟繕監督作品。公開当時の併映作は「絶唱」だったらしい。当時住んでいた町の映画館で観たのは「絶唱」ほか2本で、この作品は観ていなかった。  被爆者(先日お亡くなりになった渡哲也)と恋人(吉永小百合)の出会いと死までを描く。被爆者に対する周囲の気持ちや考えを現実的な観点から描いていて、テーマの古さを全く感じさせない作りは見事である。                    で、作品的な評価は低いものの写されれている広島の風景は見るものが多い。一番は原爆ドーム。この作品の翌年に改修工事があり、保存に動き始めたのであり、作品の中では自然体のドームを見ることができる。二人が実際に建物の中に入る場面もある。市電や橋の姿も今ではだいぶ変わってしまったものの、その面影は6年前に行った時の記憶と重なる。  ちょい役で出演している好きな芦川いずみを見られたこともうれしい。ただ、滝沢修や佐野浅夫はわかったが、三崎千恵子や中尾彬はわからなかった。なんせ54年前の作品だもんな。音楽もよかった。黛敏郎。  亡くなったばかりで、初共演だった二人(その後を含め共演作は9本)に関するネットデマも多いが、美男美女である二人が騒がれて当然という運命であったことは仕方がないだろう。この作品を見て二人を結びつけたくなるのは野暮な爺じゃなくても感じたんじゃあないだろうか。  それにしてもふっくらした小百合さんが美しいし、渡さんも青臭くないきれいな青年を好演している。ドキュメンタリー調をあえて加えた演出もさえている。  後追い自殺することで物語は終えるが、併映作の「絶唱」は和泉雅子が病死し、舟木一夫は生き残り、自死はしない。だからといって舟木一夫を責めてはいけない。  思い出したのは、小百合さんが被爆者を演じた「夢千代日記」と、二人が共演した「長崎ぶらぶら節」である。後者は原爆に関する話ではないが、結ばれることがなかった悲恋を描いて秀逸な作品となっていたっけ。  で、小百合さんのウイキペディアを読むと、かなりの酒豪であり、渡さんとの「松竹梅」のCM共演は地でやってることが分かった。そして健康維持のために、水泳は継続しているそうである。石田ゆり子と同じじゃん。きれいな人はそれなりのことしてるというわけだ。  二本目は「007 カジノロワイヤル」。3回目かな?何度観てもボンド映画はやめられない。スターウォーズやハリポタ狂いと同じである。ただシリーズもの全24作のうち、ショーン・コネリーの「ロシアより愛をこめて」と「サンダーボール作戦」とダニエル・クレイグもの4作をひいきしている。  ヒロインのエヴァー・グリーンがそれまでのボンドガールと呼ばれるタイプとはかなり異質な印象を受けたが、ボンド自体もニューフェイスだからよかったかもしれない。  で、今回知ったんだが、ダニエル・クレイグの後釜に誰が鳴るのかという話になっていたころ、俺はユアン・マクレガーかトム・ハーディを考えていたんだが、ユアン・マクレガーには打診があって断っていたということだ。残念。  夕食は「もつ煮」、「トマトとオクラの和風サラダ」、「キャベツときゅうりの浅漬け」、「しし唐とあみとサンチュの炒め煮」、「貝の佃煮」。  「トマト...」と「キャベツ...」のメニューは偶然だが、8年前の8月22日に作っていた。丸印もバツ印もないから評価は普通ということなんだろうな。ケイと暮らしていたころである。  オリジナルレシピはあみではなくちりめんじゃこであり、当時は今より裕福で多分ちりめんじゃこをレシピ通り使ったと思う。  発泡酒~サッポロ赤星瓶ビール(ケイのにぃにぃと俺の一番好きなビール)~高知の有名な地酒「酔鯨」の純米冷酒をちびちびやりながら「マクロスプラス」鑑賞。  もうかなり酔ってたんで、途中で?回気を失った。キャラクターの鼻がとんがってんのが気になって仕方がなかった。ストーリーその他はほぼ記憶なし。  〆にスコッチ(007を見た後は「マティーニ」なんだろうが)を飲んでから?時にダウン。熱中症にならぬように扇風機をつけ、部屋は窓全開。       

2020年8月22日土曜日

スカボローフェアにミントは出て来ない

8月21日。星期五。                      88/60。63.1㎏。  6時から24時間スーパーへ買い物。「熱中症アラート」の間はこうした行動をするべきなんだろうが、完全年金生活者にとっては通常営業スーパーの特売品や見切り品の購買は必要不可欠になってるんだよなあ。  洗濯干しハンガーの修理。ハンガーが8個ついてるやつで、壊れた個所をよく観察すると、明らかに設計ミスであり、負荷がかかる場所が軟弱すぎていたのが原因であることが判明した。また、折り畳み機能を付帯させたことも原因になっている。  で、元の形を完全に否定した。つまり、ひっくり返した形にして、折り畳み機能を不能にし、吊り下げるフックを付け替えたんである。使い勝手は変わらず、たぶんかなり長く使えるんじゃあないだろうか。このように発想の転換がうまくいき続けてくれれば、高齢者の存在価値がもう少し上がってくれるんだが。  庭作業はミントの選定を兼ねた収穫。放置していたハーブは自死に近い様相を呈していた。現にタイムがその典型であり、あれほどグランドカバーの主役になりかけていたのに、手入れを怠ったために現在、滅亡の危機に瀕している。  収穫したものを選別し、洗浄し、天日干しにすれば完成なんだが、書くのは簡単だが、作業は時間がかかる。  刈った葉を選別すると、中にオレガノや朝顔、ヤブカラシまであった。ヤブカラシは収穫中発見し、撤収したんだがかなり成長してたんだろうな。オレガノは選別が難しく、今回の「ドライミントティー」には少量混入していると思われる。  昼食は「カレーつけ麺」。うどんはケイにもらった「ひも川」うどん。群馬県の名産品である。カレーは19日に作った「ジャワカレー」にめんつゆを加えて増量したものである。具材も赤パプリカ、長ネギ、ナスを加えた。  サイドは「かあちゃんコロッケ」。  午後も庭でミントとローズマリー、ツルムラサキを収穫。いずれも夕食に使う。  午後のロードショーは「さすらいのカウボーイ」。1971年、ピーター・フォンダ監督・主演作品。公開当時無残な興行成績でロードショーを終えたことは前年の「ファイヴ・イージー・ピーセス」とともに記憶に焼き付いている。  この2作の関係は、ピーター・フォンダとデニス・ホッパーが作った「イージーライダー」に「ファイブ...」主演のジャック・ニコルスンが出演していたことである。「イージーライダー」は日本でも大ヒットしたが、その後の2作品は影が薄い。  共演のウォーレン・オーツがいい。奥さん役の女優(昨年お亡くなりになってる。偶然だがピーター・フォンダも昨年亡くなってる)もいい。そして何と言っても撮影、音楽も素晴らしく、とても50年前の作品とは思えないほど、当時でもニュータイプの西部劇だったんだろうと思う。  1971年当時は昨日観た「欲望のめざめ」のオリジナル版が公開されていて、いわゆる60年代後半から台頭してきていた「アメリカンニューシネマ」パワーに感化された西部劇などが、それまでのパターン化されたハリウッドものとはおよそかけ離れた質の映画がたくさん輩出されていたころである。俺が映画に狂い始めたころとダブるので、どの作品もその出来云々を度外視して懐かしいの一言に尽きる。  この作品は飯田橋で観たという記憶があるが、その記憶は怪しい。と、すると公開後2.3年後になるな。  鑑賞してる間に、窓から見えるセージの花に寄って来るアゲハをバドミントンラケットで払い落とす作業はいつまで続くんだろうか?この間映画一時停止となる。  夕食は「砂肝のアヒージョ・ローズマリー入り」、「トマトのサラダ・ミント入り」、「冷凍・フライドポテト」、「かぼちゃとベーコンのディップ・バゲット」、「ツルムラサキとセロリのスープ」。  アヒージョに使うパセリは庭では現在品切れなんで、乾燥パセリを使用した。  発泡酒~サッポロ黒ラベル~ワインをちびちびやりながら「ガンダム・劇場版・めぐりあい宇宙」を鑑賞。井上忠夫の主題歌が懐かしい。途中で2回ほど気を失った。眠い。終了後?時にダウン。〆のバーボンがとどめを刺したようだ。    夕食は

2020年8月21日金曜日

万引きは犯罪です。

8月20日。星期四。                120/77。63.7㎏。  どこかで見たポスターに書いてあったな。  1時半起床。前夜7時半に寝始めてから6時間、その間5回はトイレに起きたな。アルコールを抜くとなんでこんなにトイレが近いんだろう?それでも疲れはとれ、目覚めは決して悪くなく、軽快ではあるんだが。  3時までPC。朝食はごはんに秋刀魚醤、ほか。  新聞によると、エコバッグ普及につれて万引き被害が多くなっているらしい。で、その記事のトップに取材された店は、コロナ騒ぎで足が遠くなってしまった土浦の古書店だった。  あの店はそれでなくとも万引き被害が多いんではないかと利用し始めたころから気にはなっていたが、最近の被害はセット物や全集ものまで出ているということだから、かなり大掛かりな万引きである。  いくつかの古書店が、単店では経営が苦しいので、店主が集まって経営している善良な店で、店番は高齢者ばかりで常駐3人程度で、広い店舗を見張るところまで手も目も回るはずはなく、監視カメラもないのである。あっても画面を追う暇はないだろう。  まあ、スーパーなどの商品と違い、原価率は相当低いだろうからつぶれる心配はないと思うが、昨年竜ケ崎の「ダークモール」内の古書店(経営方法は同じ)も閉店してしまって市内にはこうした店がないので気になる問題だ。  これで、つぶれたりしたら、やはり「コロナの影響」ということになるんだろうか。  庭作業は収穫。オクラ、ピーマン、トマト、へちま、大葉などと昨日収穫したツルムラサキとともに梱包して9時に郵便局本局からケイのねぇねぇのところへ発送する。  ペットボトル回収ボックスへ行ったら、そこのセブン系のスーパーが棚卸のため11時開店となっており、ブックスも空いてなかった。仕方なくイオン系のスーパーの回収ボックスを利用する。セブン系のボックスはポイントが付くんだよね。  帰宅後草むしり。暑すぎて30分で終了。その30分間も、半分程度しか集中することができなかった。年寄りは日中庭作業をしてはいけない。アラートももちろん出ている。  昼食は「生姜焼き」、「タマネギと麩の味噌汁」、「ぬか漬けナスときゅうり」、「かあちゃんコロッケ」。  午後のロードショーは「ビガイルド 欲望のめざめ」。2017年ソフィア・コッポラ脚色・監督・制作作品で、1971年(ソフィア・コッポラの誕生年)のドン・シーゲル監督、クリントイーストウッド主演映画のリメイクである。オリジナルを観ていないので比較はできないが、本作の出来は素晴らしいと思う。  まずは撮影。薄暗い場面が当時(南北戦争)の雰囲気を追求したものであることは容易に理解できるし、それがゴシック調になりすぎないところがとても良い。機微にわたる女の情念やしたたかさもよく書き込まれている。  殺人に至るまでのプロセスに安易さがあるのは否めないものの、建物を前にし、門の外の死体が包まれた布袋を映した最後のカットでの〆方で補って余りある。  二本目は、今回レンタルしたものの中で一番新しい作品だ。「ワイルドライフ」。2018年ポール・ダノ監督・共同脚色(ゾーイ・カザンと)作品。二人は夫婦である。ゾーイ・カザンはエリア・カザンの孫娘。製作に準主演しているジェィク・ギレンホールも加わっている。  何と言っても主演の息子役(新人?)と母親役のキャリー・マリガンが素晴らしい。家族崩壊のドラマで、三人が本当にしっかり描かれている。原作もいいんだろうと思う。  モンタナの鉄道シーン、山火事のシーンなどの撮影も素晴らしい。  家族に縛られない生き方を目指しても、凡人は自身の呪縛から逃れずに生きるしかないということなんだろう。しかも周囲を決して幸福にはしないというおまけつきだ。  最近観た映画の中で突出していい作品だ。初監督作品ということだが、次回もあれば期待したい。  夕食は「インゲンたっぷりのマーボー春雨」、「ツルムラサキときゅうりの中華サラダ」、「空心菜のオイスターソース炒め」、「へちまとベーコンのスープ」、「サツマイモの葉柄のゆず塩&ごま油和え」。  発泡酒~サッポロ黒ラベル~焼酎の生レモン・水割りをちびちびやりながら録画映画鑑賞。「バトルシップ」。2012年ピーター・バーグ監督作品。録画はCMたっぷりの吹き替えである。こうした2流以下映画は、酒を飲みながら突っ込みを入れる楽しみがあり、それには吹き替えという選択は正しい。  浅野忠信が日本海軍艦長に扮したことで話題になった。リーアム・ニーソンもやる気がなさそに出演してる。まあ、簡単に言えば「インデペンデンスデイ」の海軍版を主軸として、ありとあらゆるCGふんだんのSFものをパクりまくったもの、ってことになるだろう。  大いに笑えた。後半に至るまでは、何物も跳ね返しちまうほどの圧倒的な強さを見せ、大気圏を通ってきたエイリアンの船?の窓ガラスが簡単に割れちゃったり、その武器も普通のアスロックみたいなミサイルだったり、エイリアン自体も宇宙スーツをはぐとコスチューム人間のようだったりと、笑いどこ満載で、(バトル)シップが沈みそうになっちまうくらいである。  突っ込み満載で、きりがないのでこの辺でやめとこう。9時半ダウン。久しぶりに寝る前の血圧測定を行う。そういえば今夜はあまり酒が進まなかったな。それにしても長い1日だった。

2020年8月20日木曜日

BC・AC

8月19日。星期三。                    早朝キッチンは「秋刀魚醤」制作。今回は塩とトウガラシを少し多めに加えた「過激な夏」バージョンに仕上げた。 これにコメがあれば食欲不振もあっさり解決である。最も食欲不振に陥ったことはここ数年ないんだが。  が、昨日の「食いすぎ」が原因なのは明らかであり、今朝はまるで食欲がなく、フルーツヨーグルトのみ。  水回り掃除。台所や浴室は先週塩素系漂白剤を使いまくったせいか今週は楽な作業となった。が、二回の便器の黄ばみがそろそろ目立つようになりそうなので次回は専用の洗剤を使わねばならないだろう。  お祭りやイベントが軒並み中止に追い込まれているので関連業種の不況が毎日のように報じられている。封じ込めや終息に見通しが立たぬ以上、これから先の「秋の」お祭りや観光などでは倒産数も予測がつかないだろう。アベノミクスが嘘で固められた景気予測は、これで現政権に対し徹底的にダメージを被らせ、政権交代の大きな要因となるだろう。同時に終息してほしいものだが、な。  コロナ前(ビフォー・コロナ、BC)、コロナ後(アフター・コロナ、AC)って考えたんで、ケイのにぃにぃに話したら、とっくに使われている、とのことだった。だろうなあ。  庭作業は「キウイ」んぼ摘果。今頃になっての作業ではあるが、奇形と病気?などが目につき、やたらに実がついて「密」状態になっているものは、やはり適当な大きさの実を収穫するにはよくないことは知ってはいたが、今年の「密」状態は目立つ。不明の病気もまさか「コロナ」じゃあないだろうな。  収穫はパイ男とジュウジアアロウから注文が来た「ツルムラサキ」他。  バケツ4杯分のキウイを生ごみホール(ケイのにぃにぃがあぜに掘ってくれる生ごみ捨て場)に移動する。  作業後シャワー。  東京のマンションの管理人に電話し、ポストの郵便物を取り出してくれるようお願いする。今回はさらに長くなりそうなので、次回分もお願いしておいた。1か月でほぼ満杯になるほどポスティングが多い地域なんである。管理人はそうしたポスティング物を廃棄してくれるそうだ。有難い。  昼食は残り物のすき焼きを使った「すき焼き丼」。追加分は豆腐と空心菜と卵。「ふだん草の味噌汁」、「ぬか漬け大根、パプリカ」。ぬか漬けのナスはまだ漬かってなかった。  午後のロードショーは「ヴィンセントが教えてくれたこと」。2014年セオドア・メルフィ脚本・監督作品。ワインスタインの製作で、製作者の中にドン・チードルも参加している。  ベトナム帰還兵で、飲んだくれのヴィンセントにビル・マーレイははまり役過ぎている。隣人の親子との交流でどちらも傷つきながらも幸せへの道筋をつかんでいくというハートウォーミングドラマの典型であるが、小道具も面白く、脚本がいい。ノア・バームバックのようなひねりがなく楽に鑑賞できる。  妊娠しているロシア人売春婦役のナオミ・ワッツのお腹、どうなってんだろう?少年役の俳優はよく知らないが、アメリカの役者の層の厚さを思い知るなあ。なんにしても名優ビル・マーレイの見せ場満開である。  夕食は「カレーライス」。具材は豚ロース、ジャガイモ、ニンジン、タマネギで、今回初めてルーは「ジャワカレー・甘口」を使用。  パッケージに同社カレーの甘辛対照表が表示されており、バーモントの中辛とジャワカレーの甘口が辛さ程度が同等とある。これがケイの祖母がクリアできれば、定番のバーモントカレーは中辛でもいいってことじゃん。  サイドは「茹でスイスチャードとトマトのサラダ」。  片付け終えて7時過ぎに2階へ上がり、7時半にはダウン。寝る前に立原正秋の「日本の庭」を少し読むが、いくつかの京都の庭を酷評してあるのが面白かった。まるで「くそ」扱いなんである。性格が情熱的であることも知っていたが、ここまでこき下ろす文章を書く作家も稀有ではないだろうか?  古刹巡りを趣味にしている人たちはこれを読んでどう反応するか尋ねてみたいものである。ますます好きになった作家である。      

2020年8月19日水曜日

豆苗生活開始

8月18日。星期二。                 野菜の素揚げ~から揚げ~「かあちゃんコロッケ」、そして最後は「とんかつ」。で、今回のサラダ油使い切った。  やはり揚げ物も「慣れ」で、豚ロース肉厚切り4枚を見ておおよその小麦粉とパン粉の量がわかるようになってきた。あげ終わって、わずかに残る小麦粉とパン粉、溶き卵に水を加え、ニラのみじん切りと塩を加えて「お好み焼き」を作り朝食とした。  庭作業は収穫と草むしり。そろそろ休業に入りそうな三つ葉、ナス、ピーマン、しし唐など。しし唐の中に赤いのが混じった。当たり前のことだが完熟して赤くなるのはしし唐がトウガラシの仲間であるからなんだが、この鮮やかな色にはわかっていても驚かされる。
 草むしりはきっちり1時間。計ったわけではないが、汗をかきのども乾いたころに上がると1時間なんである。これが30度以上あるときの庭作業の限界時間だということだろう。  早速シャワーを浴び、この後近所のスーパーへ買い物に行く予定だったが中止した。歩いて行く予定だったが、大した距離でなくとも汗をかくのがわかっていたから、夕方行って戻ったらシャワーを浴びるほうが合理的だと考えたんである。  家の中で豆苗の栽培も始める。100均で扱い始めたんである。2袋100円税別だから、1回収穫できれば元は十分取れる。  昼食は4枚揚げたとんかつの2枚を使って「ミニカツどん」と「もりそば」のセット。ちょっと中半端だったんでご飯を使い切ろうとして「ミニ」がミニでなくなってしまった。ちと多かったな、全体量。  午後のロードショーは「ヴィーナス」。2006年ロジャー・ミッシェル監督作品。名優として名をはせた老人(ピーター・オトゥール)とその親友や親友の姪の娘との交流を軸に、思い出の地で息を引き取るまでの数日間を描く。  なかなかいい作品である。特に若い娘に色目を使うところなどは、ピーター・オトゥールの名演の見せ所だ。またわずかな出演だったが、元妻を演じるヴァネッサ・レッドグレープもいい味出してたな。名優の中で若い娘を演じる新人女優が生き生きと演じてるのも印象的だ。  夕方の買い物は近所のスーパーで「梨」。やっと100円台(今回は130円)になったので。  夕食は「秋刀魚の塩焼き・おろし添え」、「厚揚げとインゲンの煮物」、「ニンジンとちくわの胡麻炒め」、「オクラ入り納豆」、「ぬか漬け大根」。  準備を終えてから、食事が始まるまで2匹の秋刀魚をほぐして、頭と尻尾と骨を取り除く。「秋刀魚醤」の下ごしらえで、自作した干し貝柱も紹興酒に漬けておく。明日の朝に完成させる。  サッポロ黒ラベル~チリ産ピノノワール種ワインをちびちびやりながらおかずをつまんだが、遅々として進まないのは、今日1日食いすぎだからだ。昼食時、ケイのにぃにぃが残したそばとカツどんを平らげ、午前中はスナック、夕食前に先日作った「カルピス・クリームチーズケーキ」を残り2カット、をちょっと多かったが片付けちまえと思ったのがまずかった。さらにその直前にケイのにぃにぃからも食いかけのケーキを食べていた。  これは「コロナ太り」でも何でもない。ただの食いすぎである。    ケイからもらったトウモロコシスナック(ベビーフード)がタコの形になっていることに気が付いた。で、しげしげ見ているとケイの祖母が食べたがったので全部渡した。完食。  やはり食いすぎと暑さ負け?で8時にはダウン。  

2020年8月18日火曜日

都へ行きそこなったバッタ君

8月17日。星期一。              117/79。63.8㎏。  2か月に一度の診察である。で、7時過ぎに家を出るため、逆算すると結構忙しい。  6時までにPC関連を終わらせ、庭で水やりと収穫。インゲンが終わりそうで、最後の収穫になりそうだが形の悪いのばかりだった。もう少し大きくなるだろうと放置していたものもあるが、大きくならずに変色して朽ちてしまったりして、こういう状態も収穫期が終わることを表しているような気がする。  オクラ、トマト、ナス、ピーマンなど収穫したものを全部ケイのところに届けることにした。  自転車で駅まで行き、駅前のスーパーが入ってる建物の駐輪場へ停める。みな同じことをやっているんで驚いた。しかも周辺にはスペースがうんとあって、有料駐輪場と共存している点にさらに驚く。もっとも盗難も多いうわさも聞いてはいるが。  7時半頃の電車は、まだ夏休み中の学生やら会社員がいるせいか、がらがらであり、ソーシャルディスタンシング十分な間隔をキープできる座り方ができる。東京に近くなるところで、真ん中を開けていた座席に座り込むものが出てきたところで、その平穏さも破られることになる。やはり、診察時間を1時間送らしてもらうしかないようだ。  空いてるときに、対面に座っている男性の横にバッタが飛んできてとまった。そしてそのバッタ君は何を考えたか、居眠りこいている男性の太ももあたりから、ひざ上のカバンまではい出した。そして、素手の部分に届きそうになった時、タイミングよく(悪く)その男性が目を覚まし、バッタを発見してしまったのだ。ちょうど駅に到着してドアが開いていたところなので、ドアのところでカバンの上のバッタを払い落とした。その間、その男性の動きがシャープだったんで驚いた。で、この間3分ぐらいだったけど、持ってたカメラで撮りたかったな。  診療終えて、バスの時間を見たら、行ったばかりだったようで、もう1台やり過ごして次のバスに乗ることにして、開店したばかりのスーパーで買い物をする。とんかつ用の肉が安かった。生姜焼き用の肉もあるし、今週は豚肉オンパレードになりそうである。そのほかミックスナッツやチリ産ワインなどを買う。  バス停に戻って待っている間、空き地で雀が一羽あたりを気にしながら砂風呂を浴びてた。これも写真撮ろうとしたら、気が付いて飛び去っちまった。  ケイのところへ行きお昼をごちそうになる。スタバのフルセットランチである。「ローストポークサンドイッチ」、「ベーコンとほうれん草?のキッシュ」、「バナナケーキ」。すごいボリュームだった。  帰りにお土産までいただいちまった。  帰りの電車内で、満腹だったこともあり、ほぼ居眠り状態だった。  駅で待ち合わせということだったが、どうも電車から送ったメールを読んでなかったらしく、ケイのにぃにぃに電話し、目的地である実家とは駅を挟んで反対方向にあるスーパーで待ち合わせすることにして、一足先に来た俺は店内を物色する。めぼしいものがない。野菜の処分品コーナーも割高だ。  合流して、今日のすき焼き用の肉を買う。10%割引券とシニアデー(月・火)5%割引で合計15%になる。こうした高額なものを買うときにはうってつけである。買った商品も処分シールが貼ってあるもの。半年に一回の大盤振る舞いだ。  駅そばのスーパーが入ってるビルの中の八百屋でも買い物をし、そこで別れて、俺は一旦帰宅し、出直して近所のスーパーで秋刀魚を買う。解凍品1尾88円税別。今年は生秋刀魚は食えそうにもない。  帰宅後シャワー浴びてから、しばし涼む。エアコンフル稼働だな。これまでで一番暑いな。  夕食は「すき焼き」。具材は春菊(そもそもここから話が始まった。収穫した出来損ないのもの。それでも1把分はある)、長ネギ、シイタケ、結び白滝、焼き豆腐。これにぬか漬けきゅうり。  鍋奉行はケイのにぃにぃである。味見をしながら割り下を作るなんて芸当は俺にはまねできない、というより3缶目のビールで酔っ払い始めているんである。  続けて昨日の居残りの地酒の純米吟醸酒を冷やしたものを飲み切る。で、8時にはダウン。暑さにもやられたようである。  そういえばケイにもらったお菓子の中でベビーフードの「トウモロコシスナック」はケイの祖母に大うけだった。おせんべいの「おまつりこまち」ってのはザラメで、俺の好物である。  

2020年8月17日月曜日

かあちゃんコロッケ

8月16日。星期天。             116/76。63.6㎏。  朝食は1個分の卵白にさらに卵1個追加して久しぶりに「クミン風味卵焼き」を作った。野菜はセロリの葉、処分品のパクチー、ツルムラサキの御三家である。カイエンスパイスとクミンの使用は「最終兵器」と言ってもよく、どんな野菜も爆死する。  庭作業はコンポストのかき混ぜ。順調に土化している。においもほとんどない。これから始まる「草むしり」攻勢で生じる雑草はここに入る。  9時に徒歩で近所のスーパーへ買い物。暑い。汗をかいたが、草むしりをしてからシャワーを浴びることにした。  熱中症予防のため1時間だけにした。ニラの畝の雑草の中にドクダミがかなりの勢いで生えてきたので、復興を阻止するためここから始めることにした。ものの本にドクダミの駆除は不可能と書かれていたが、まさにこの復興ぶりはすごいものがある。福島方面にこのパワーをささげたいくらいである。  昼食は「うどん」。ひと玉15円税込みのもの。野菜の素揚げを添える。具材はナス、ズッキーニ、オクラ、しし唐。薬味は大葉と長ネギで、途中からショウガを加える。これに「長いものたらこ&黄身和え」。一杯飲みたくなるが、ノンアルで抑え込む。  午後はケイのにぃにぃと買い物。まずはリサイクルショップに古着(主にケイの祖母のもの)を持ち込む。自転車2台で運んで80円。年寄りのものは引き取り額が低いことは前回、ケイのにぃにぃと俺のものを持ち込んだ時にわかっている。  その店の近所にある100均~スーパー~業務スーパーなどで買い物。  そこから国道沿いに走り、何とか食堂で冷蔵煮込みを買う。1.6㎏入りで1500円税込み。ここのもつ煮は個性的でうまい。支店も出したそうで、今日も店内は繁盛していて、同じもつ煮を買う客、二組とすれ違ったほどである。    自転車屋へ行き、ケイのにぃにぃの自転車の防犯登録をする。俺が乗っていったケイからもらった自転車はまだ有効期限内らしく、俺は先に帰ることにして、帰り道スーパーとドラッグストアで買い物。  夕食は「鶏むね肉から揚げ」。「トウモロコシサラダ」の具材はトウモロコシ、タマネギ、トマト、ライム。「ツルムラサキと豆腐の味噌汁」、「ぬか漬けかぶ」。  揚げ油フル活用で、ネットで拾ったレシピによる「かあちゃんコロッケ」を制作。これは材料が気に入ったものである。サツマイモ、削り節粉、もち粉、木綿豆腐、ニラ、ニンニクで、特にもち粉は在庫整理のリストにアップされたもので、確認したところ200gの使用する。在庫は未開封状態で250g(粉ものは250gものが多い)あった。  サツマイモは茹でてつぶし、残りの材料をひとまとめに混ぜて成型するという素朴なもので、名前の由来はそこから来てるんじゃあないだろうか?  ケイのにぃにぃが揚げたてを食べ、大いに気に入ったようで、ヌクチャムで食べるのがベストだそうだ。見た目が「がんもどき」で食感は「ちまき」。確かにうまい。これは定番化してもいいな。出店由来は国営放送の「きょうの料理」で制作者は名前からすると男性ではないだろうか?  これを食べながら、ケイのにぃにぃの子供のころの「食生活」の話で大いに盛り上がった。  サッポロ黒ラベル~コロナビール・ライム付き~茨城は水戸の地酒(純米吟醸)をちびちびやりながら「ピンポン」の後半を鑑賞。  〆にカティサークを数杯飲んでから9時ころダウン。今日はベッドで扇風機かけっぱで。

2020年8月16日日曜日

アルコールが「家庭割~く」

8月15日。星期六。            107/77。64.0㎏。  ちょっと二日酔い。今日は「敗戦記念日」。俺はアルコールに負けっぱなしである。今日はケイのねぇねぇの誕生日だ。離れたところで祝うしかないな。  東京にはコロナウイルス感染対策をしっかりしているという証のステッカーを掲げている飲食店があるらしい。で、その店で60歳代の男性が複数感染しちゃったということだ。  これまででわかっているウイルスの性質上、カラオケとかキャバクラってよほどの行為指針のようなものがない限り予防対策って無理なんじゃね?また、そんな指針を守ってまで金使いに行くかね?  生きていくうえで最低必要な外出してるだけなら移りそうにもないような気もするんだが、世間では政府の「外出励行」や「外出自粛」に惑わされ右往左往しているように見えてならない。自分で考えて「行動しない」人って少ない気がするんだなあ。  お年寄りが「ステイホーム」でお亡くなりになっている。「熱中症アラート」も理解できてないんじゃあないかと思うんだけどな。ちなみにわが家にいるケイの祖母も理解してなかったことは先に書いたっけ。  国営ラジオ放送のFMではピーター・バラカンの番組が1970年代のポピュラー特集で5時間以上の特番になってた。続けて聴きたいがそうもいかなかったんで、明日から「らじるらじる」で聞くことにしよう。  朝食は「カレーライス」後編。チリインオイルを入れすぎで超辛かった。  6時に24時間スーパーへ買い物。  庭作業は枝豆後、ニンジンとごぼう後の畝に施肥、春菊とサニーレタスを収穫~撤収し、掘り起こして石灰をすきこむ。  これで全身汗まみれになって、終了後シャワー。  10時に近所のスーパーと酒屋へ買い物。スーパーの日替わり特売品である梨、タマネギ、キャベツは売り切れてた。店員に尋ねている客が2.3人いた。  昼食はインスタントラーメン「うまかっちゃん」。九州発のラーメンをハウスがシリーズ化したものの一つで、レギュラーのとんこつラーメンである。今回初めての製作なので、トッピング類はなるべくオリジナルレシピに従うことにした。  メンマ、紅ショウガ、長ネギ、ごま、さつま揚げ。最後のさつま揚げは俺の考えで加えた。  ラーメン2人分で3人前としたので、これにチャーハンを加えた。具材は卵、ハム、ピーマン、パプリカで、味付けはナンプラーと塩コショウのみ。  午後のロードショーは「ライフ・アクアティック」。2004年ウエス・アンダーソン監督、ノア・バームバック共同脚本作品。  近頃売れてない映画監督(ビル・マーレイ演ずる)が、わけのわからない海洋冒険映画を作るにあたっての騒動を描いたコメディ映画だ。この監督たちの作品は、シリアスと悪乗りが合わさったような話が多く、独特のムードになっているあたりはコーエン兄弟とかタランティーノに通じるものがある。  今回の脚本も見事なもので、メイキングでも耳にしたが、一切改変はないそうである。昨日のケン・ローチ監督の場合はその場でセリフが決まったり、結末が脚本に記載されてないなどというまさに正反対の作り方である。  ケン・ローチ監督が無名の俳優を起用することが多いのに対し、ウエス・アンダーソンは自分の好みの俳優を使いこなす。今回は主演のビル・マーレイを筆頭にオーウェン・ウイルソン、ケイト・ブランシェット、ウイレム・デフォーなどと豪華だ。ギャラだけでも相当だろうことは容易に想像できる。アンジェリカ・ヒューストン、ジェフ・ゴールドプラムなどもご常連だ。この作品の10年後の「グランドブタペストホテル」はまさに大集合の豪華版だったもんな。  夕食は「たらこ・鶏むね肉・ツルムラサキ・インゲンのバター炒め」、「ナスとピーマンの甜面醤炒め」、「しし唐のベーコン巻き焼き」、「エシャレット・金山寺味噌&マヨ」、「かぶと大根の葉の味噌汁」、「ぬか漬けかぶ、きゅうり」、「大根の醤油麹漬け」。  サッポロ黒ラベル~焼酎の水割りをちびちびやりながらDVD鑑賞。アニメ版「ピンポン」。実写と比べると登場人物の掘り下げ方が深いのでさらに面白くなっている。  〆にカティサーク、が効いた。9時半にはダウン。暑いんで扇風機かけっぱなしで床で寝る。  

2020年8月15日土曜日

えごま君復活

8月14日。星期五。           64.2㎏。  二日酔いである。  ココアパウダーを確認。無事なようだ。今年中に使い切ろう。  朝食は残り物「カレーライス」前編、他。  早朝キッチンは夕食用の「かぼちゃの甘煮」制作。  新聞を取り出したら、レンタルDVDが届いていた。昨夜、遅くなってからの配達だったに違いない。旧盆で忙しいんだろうな。  大阪は梅田で人骨が1500体以上掘り出されたということだ。年代は江戸~明治時代のものらしい。検証結果は出ていないらしいが、疫病によるものではないかという見方が強いようである。コロナウイルスに悩まされている時期に、ある意味「タイムリー」な話題ではある。  庭作業は、地面が若干湿っていた(多分夜中の雨)ので、水やりはなく、収穫のみ。えごま、ツルムラサキ、サンチュ、サニーレタスなど。ピーマン、ナス、インゲンも順調に収穫できている。  昨日最後まで観られなかった「チャンス」を最後まで鑑賞する。はっきりした結末ではなく、寓話(あるいは聖書)仕立てと言ったらいいんだろうか、ほのぼのとさせる終わり方だ。  エンドロールは主演のピーター・セラーズの同じカットのNGシーンが3分以上続く。  続けて今回借りた中から1本。「ヴァーサス ケン・ローチ映画と人生」。ケン・ローチ監督を追ったドキュメンタリー映画である。結構作品はあるんだが、そのほとんどは社会問題を扱ったもので、それが前面に出ていないものを数本観ている。それが「麦の穂を揺らす風」、「天使のわけまえ」で、「この自由な世界で」はかなり突っ込んだものだったな。違法就労斡旋ビジネスに手を染めてしまう主婦(シングルマザー)を描いたものだった。  このドキュメンタリーを観て、監督の描きたいものが基本的に社会問題についてであり、根底にそれがないものは一つとしてないということがよく分かった。こちらもそういう態度で鑑賞することにした。次回は気になる2作品から始めよう。  昼食は「冷やし中華」。具材は茹でツルムラサキ、卵、ハム、きゅうり、トマト。  午後のロードショーは「太陽の蓋」。福島第一原発事故の経過をなぞったドラマ。官邸内は実名。東京電力は名前が変えてあった。新聞記者の奥さん役で中村ゆりさんご出演。  編集は寝てたんじゃあないか?どうにも大味でだらけた作品。130分は長すぎで、40分は切れるはずで、切ってしまった最後のシーンは編集次第で短くできるし、加えたほうが事故後の放射能に対する恐怖心をあおることができて、本作を作る意味も表現できたんじゃあないだろうか?  こうしたものを作る意義はあるが、本作では何も伝わってこないなあ。  夕食準備開始前に「ケンニプ・チャンアチ」制作。三年ぶりである。邦訳すると「えごまのしょうゆ漬け」。作りすぎてカビを出してしまった経験から、基本通りの50枚で作った。飯が進むんだよなあ。酒、特に焼酎や泡盛に合う。  夕食は「エビとセロリの豆腐サラダ」、「かぼちゃの甘煮」、「ぬか漬けきゅうり、かぶ」、「長いも・オクラ・シソの実のしょうゆ漬け入り納豆」、「ナスの味噌汁」。  発泡酒2種~キリン・クラシックラガー~泡盛のシークワーサー水割り(オトーリー用)をちびちびやりながら「ガンダム劇場版Ⅱ」を鑑賞。ランバラルとかミハルとかのエピソードなど、非常によくできたエピソードだと思う。アニメが子供のものではなくなった契機になった作品である。名古屋発というのも面白い。  9時半ダウン。  

2020年8月14日金曜日

コロナの次のシンドローム

8月13日。星期四。                     99/61。63.7㎏。  1時に起床。3時ころまでPC。5時ころまで朝食と早朝キッチン。  朝食は「フレンチトースト」の後編。早朝キッチンは「カルピス・クリームチーズケーキ」。カルピスのサイトからのレシピで、カルピスを200mlも使う。倉庫で確認したところ、10本くらいあるものの、ノーマルタイプはほとんどない。マンゴーやらオレンジなどの異種ものばかりだった。  で、このケーキに「コーンスターチ」50gを使用するんだが、古い(容器を移し替えてあったんで、いつのものかは不明)ことから、ケイから注意メールが来た。  「ホットケーキ症候群(シンドローム)」。古くなった粉に繁殖したダニや。、ダニの糞などで起こるアレルギーショックである。熱を加えてもなくならないらしい。メールをもらった時点ではすでにケーキは完成していたので、なるべく俺一人で食うことにした。  以前、ココアで同じ事象があり、それを飲んでもなんでもなかったんで、俺にはそれに対する抗体が備わってると勝手に判断したからである。もしかすると「コロナ」抗体も備わってるかも。
     使い込んだオーブンレンジで初めてスチームオーブン機能を使用して無事完成。 試食したところシンドローム発生はなかったんで義母やケイのにぃにぃにおやつとして食べさせたが、しばらく様子を見るしかないだろう。人一倍腸の弱いケイのにぃにぃのことだから反応はすぐ出るだろうという、人体実験を兼ねているわけだが、それを知ったら...と思うとちと怖い。  庭作業はブルーベリー最後の収穫。親木で収穫されたものは小粒なものばかりで数も少なかった。大粒のほうは子木で穫れたもの。大量収穫の翌年は収穫量が減るときもあるという話も聞いてはいるが、リンゴにしてもだいぶ老木となってるからかもしれないが、果樹の寿命を調べてみるしかないなあ。  イチジクが今年初めての収穫だ。ケイのにぃにぃの好物なので、さっそく「朝の果物」の中に加えておいた。  10時からスーパーとドラッグストアを1軒づつ。このスーパーでは連日処分品コーナーをフル活用した。今日は長いも、きゅうり、トマトなど。  8時に二度目の朝食。ごはんと「秋刀魚醤」。今回の秋刀魚醤を食べきったんで、また作るんだが、状況は非常によくない。今年穫れたものはまず手に入らないと思っていたほうがいいだろう。不漁だから去年穫れたものを冷凍したものを1尾100円程度で買うしかないだろうな。  昼食はケイのにぃにぃの製作による「タラスパ」。トッピングは刻みのりと大葉。  午後は2時までその到着を待ったレンタルDVDが、届かず、仕方なく手持ちのDVDを鑑賞。「チャンス」。1979年ハル・アシュビー監督作品。知的障碍者が「悟りを開いた賢者」に勘違いされ、大統領候補者になってしまうというコメディである。同監督の有名な作品の一つに「ハロルドとモード」があるが、それと同じで現実離れした話ではあるが、痛烈に世相を風刺している。10本ちょっとしか残しておらず、しかも未公開やソフト化されてないものもあり、再評価されることを望む監督の一人である。  この監督作品「帰郷」でアカデミー賞を受賞したジェーン・フォンダ主演作品に「チャイナ・シンドローム」ってのがあったっけ。シンドローム流行の中で思い出した。  夕食は「インゲンたっぷりのスパニッシュオムレツ」、「ミートソースまみれのペンネ」、「しし唐とタコの南海の大決闘」、「トマト・きゅうり&セロリのスープ」。  ミートソースは先日の残り物である。2回目でようやく消費しきった。今日1日で卵10個とバター100g以上使った。    発泡酒~ワイン~〆のジンで?時にダウン。今夜の酒は効いた。長い1日だったし。  

2020年8月13日木曜日

熱中症アラート?

8月12日。星期三。     中国のファシズム化が加速している。敵対しているアメリカも似たようなもんか。差別と圧制、あちこちの国で見られる現象だ。それに比べりゃ今住んでる国のほうがいくらかでもまし?  熱中症アラートって、前日の夕方5時ころに、翌日の各県の予想温度をもとに発表するらしい。で、さらに当日の朝、5時ころに追加の県も出るらしい。先日、義母に確認したところ、全く理解してなかった。同居人がいながらこれだもんな。独居老人の「情報周知能力」など皆無に近い連中ばかりじゃあないだろうか。窓閉めっぱなしなら「エアコン使えよ」。考えられない「熱中症死」だよなあ。  が、年寄りにはわかりにくいよな「アラート」なんて。「警報」じゃあだめなの?小池さんよ。  朝食は「炊きこみごはん」後編、「サツマイモの葉柄・ニラだれ和え」にさらにキムチを追加したもの、など。  水回りの掃除。  庭の水やり。収穫は大葉、ミョウガ、インゲン、ピーマン、オクラなど。きゅうりも1本とれたが、今年も成功したとは言えない。  浴室のエアコンフィルターの掃除。先月もやってなかった。午後には各部屋のエアコンフィルターも掃除する。  10時からスーパー4軒へ買い物。うち3軒で砂糖の特売品(98円税別)をそれぞれ1個づつ買う。先週から続いた特売傾向のおかげでだいぶストックができた。特売品の切り餅も買った。これも緊急事態宣言対策用である。「ぜんざい」が食いたくなってきた。  昼食は「そうめん」。薬味は大葉、ミョウガ、オクラ、ショウガ、長ネギの5種。  午後はTV放映中の「史上最大の作戦」を1時間経過したあたりから鑑賞。1962年20世紀フォックスが作った超大作である。出演者だけでも当時としては大変な布陣だったろう。製作費も現在に換算するといくらになるか想像もつかない。それでも会社が倒産した原因となった「クレオパトラ」の3分の1以下だったんだって。リチャード・バートンはその両方に出演している。  上陸時の戦闘場面は十分迫力あるシーンの連続だが、「プライベートライアン」にはおよそかなわない。CGも発達するとリアルさが増長して気分悪くする効果も大となりすぎて、どうかと思う。  夕食は「カレーライス」。具材はパプリカ、セロリ、ニンジン、ジャガイモ、玉ねぎ、ミートソース(残り物の2分の1)、「キャベツ、きゅうり、プチトマト、セロリのヨーグルトサラダ」。  片づけを終えてから、明日の朝食用の「フレンチトースト」の下ごしらえと、「カルピス・クリームチーズケーキ」の準備をする。  このチーズケーキのレシピはカルピスのHPからのもので、コーンスターチを使用する。若干不足しそうなので代用品を調べたら料理の種類によって変えることを知った。ちなみにケーキ類の時は「上新粉」だそうだ。これも在庫があるから万全だ。ついでに粉類の在庫をチェックしたら古いものが結構残っており、消費すべくレシピを探そうと思った。  くず粉、わらび粉、うぐいす粉、もち粉など、いずれも大した量ではないので、なんとか「和菓子」でも作って消費することにした。「ステイホーム」にうってつけのミッションじゃあないか。  7時半にはダウン。激しい雨が予測されていたし、何より室温が高すぎるのでエアコンをつけっぱなしで寝ることにした。今年冷房では初めてだ。ちなみに昨夜は扇風機だった。    

2020年8月12日水曜日

蝉泣き並木道を抜けて。

8月11日。星期二。                63.7㎏。  朝食は「炊きこみごはん」。冷凍しといたものの前編。これにサツマイモの葉柄にニラだれをあえたもの、ほか。  早朝キッチンは大根を醤油麹に漬けた。  庭の水やりは一日二回で、朝は俺の担当。  10時から近所のスーパーと酒屋へ買い物。今日から通常のペースに戻し、発泡酒のみとする。コロナ太りよりビール太りのほうが現実的な問題である。  行きにも何匹かセミの羽をもいであげたが、帰りは一本の木に10匹以上止まっているのがあり、2本目からはそのコツがわかった。孵化したばかりのセミはこうした状態だと下にいるものほど若い。警戒心もほとんどなく、手がそばに来てもほとんど逃げない。  集団で止まっているものは下から順序良く捕殺していくと上のほうの奴らは察して逃げてゆくが、多い時で5.6匹捕殺できた。  カウントこそしていないが、おそらく「手づかみで捕殺」数としては記録を作ったんじゃあないだろうか。おおよそでも20匹以上。「捕殺」といっても片方の羽をもいであげてから解放してあげているんである。彼らは「翼の折れたエンジェルゼミ」と呼ばれている。  夕食は「フライドポテト豚丼」。冷凍フライドポテトに味噌味などを加えて豚肉(今回はスパムで代用)と一緒に炒めて大葉をトッピングしたもの。「しめじと大根の葉の味噌汁」、「冷奴」、「ぬか漬けナスとかぶ」。  午後のロードショーは「クイール」。2004年崔洋一監督作品。盲導犬の一生と、それに関わる人たちを描く。愛犬の死に目に会うのはつらいもので、俺も小学生の時に経験しているが二度とごめんである。  小林薫の演技が素晴らしい。  根菜の煮物を作る。先日収穫したごぼうと人参を利用し、ごぼうは全量投入しても足らないほどだった。全部細目で、ピーラーで皮をむくと鉛筆の芯並みになるものまであった。  ニンジンは香りが強く昔のニンジンを思い出した。小学生時代ニンジンの嫌いな子供(俺も含め)が多かったのはこの香りのせいである。今のニンジンは香りもないし、甘みも少なく決してうまいものではないが、嫌う子供は減った。  オリジナルレシピはグリーンピースだが、ケイのにぃにぃが嫌うので大豆に変更。レトルトを使用。  冷蔵庫の使い勝手が悪くなっている原因がわかっているんで、改善に乗り出しているところだが、優先順位として冷凍庫内の整理にようやく終結の見通しが立ってきた。これで、遅まきながら「かき氷」用の氷の製作が始まった。  夕食は「ウインナーソーセージ」、「根菜と大豆の煮もの」、「ピーマン&パプリカのアンチョビ和え」、「きゃら葉ゴボウ」、「きゅうりの金山寺味噌のせ」、「ニラ玉スープ」。  浴室の給湯器の具合が悪いらしい。ケイのにぃにぃが取説やネットで調べて対応している。家の設備の老朽化ということなんだろうな。やれやれ。対策費もしっかり蓄えておかなきゃな。やれやれ。  発泡酒~昨夜の残りの冷酒をちびちびやりながら「007 スペクター」を鑑賞。暇つぶしには007が最適である。現在所有しているのはこれ1作だが、ダニエル・クレイグものは全部ほしいな。途中で30分以上寝ちまったようだ。が、ウイスキーをちびちびやりながら最後まで観て9時半ダウン。 

2020年8月11日火曜日

日本酒沈没

8月10日。星期一。                    116/79。63.8㎏。  目が覚めて、時計を確認したつもりが、よく見えなかったにもかかわらず、頭はすっきりしてたんで、そのまま起きて、いつも通り体をふいたり、体重はかったりしてから台所作業を始めた。  ここで、いつもラジオを聴きながら作業しているので気づくはずなんだが、この日は祭日でいつもと違う番組であっても不思議に思わなかった。  で、ラジオで時報を告げたとき、知ったんである。やっと今日になったことを。0時である。  多分、3時間ぐらいしか寝てないんだが、頭はすっきり?してるんで、そのまま台所作業を続ける。  途中で義母の部屋から叫び声がする。近くに行ってみると、また夢を見たようであり、盛んに泣いているが、すぐに泣き止んだんでそのままにした。まあ、あまり「幸せな老後」ではないことは確かなようだ。そんなでも生きてゆく人間の「業」を素晴らしいことだとは全然思わないんだが、それって人情味がないってことなんだろうか?まあ、そんなもんなくてもいいんだが。  朝食は昨夜仕込んでおいた「フレンチトースト」。  里芋の葉柄を油揚げと煮汁を加えて、いわゆる普通の煮物に仕立て上げる。  シーフードミックス3袋を開けてイカとエビとアサリに分別し、イカはお好み焼き用に、エビはその他の料理に使うことにしてフリーザーバッグに収納した。で、アサリはケイのにぃにぃの希望により佃煮に加工した。  先日ベビーホタテのひもを加工した時のレシピを踏襲して、黄金比率を使って作った。もう、なんでも佃煮にしてしまいたいくらいだ。特に海鮮は。  ここで二階に上がり3時間ばかり寝る。  新聞を取り出して戻るときに玄関近くにいたセミが一緒に入り込んできて、玄関の照明近くに止まった。しばらくしてから見に行ったら同じ場所にとまっていたので、空気銃で、撃ったところ致命傷にはならなかったので、玄関の三和土でうずくまっているところを二発目で介錯してあげた。  庭に水をやり、サニーレタスの種をまく。先日の大雨でほぼ全滅状態になってしまったからである。虫がたからないので作りやすいうえ、利用頻度が高い。ニラなど収穫。  パイ男から依頼のあったツルムラサキのほか、庭で収穫した野菜や、加工したジャムなどを梱包して、郵便局の本局まで行く。祭日なので受付してるのはここだけで、後から来た客などで列ができ、3名分くらいのラインは引いてあるものの、それ以上ないので、まさに「三密状態」になってきていた。  昼食は「冷やし中華」。具材は卵、ちくわ、もやし、ニラ、きゅうり、トマト。  午後のロードショーは「日本沈没」。1973年、森谷司郎監督作品。製作費5億円となっているが、当時としても破格だったろうな。2006年のリメイク版は20億円。それぞれ3倍以上の興行収入を上げている。  藤岡弘の「冷静」対 小林桂樹の「激」がおかしかった。途中から小林桂樹役が若山富三郎に代わったんじゃあないかと思うくらいの鬼気迫る演技を披露している。総理(丹波哲郎)のボヤキや苦悩は今につながるところがあって興味深いものだった。が、今の安部ちゃんには「馬耳東風」、「万事豆腐」だろうな。(逆)移民問題、災害時に必要な救急ヘリの不足と不要な武器(これこそ不要不急じゃん)の存在との対比」など総理のボヤキのタネは」尽きない。  リメイク版も気になる。  夕食は冷凍しといた「ハンバーグ」、冷凍「フライドポテト・バターしょうゆ味」、「里芋の葉柄の煮物」、「きゃら葉ゴボウ」、「アサリの佃煮」、「ツルムラサキ(わかめの代用)とセロリのスープ」、「ぬか漬けきゅうり、かぶ、ナス」。  今回初登場の里芋の葉柄は収穫量も多くなりそうで、今後の年金生活者の食費の軽減に大いに役立ちそうである。  発泡酒~サッポロ赤ラベルロング缶~高清水純米冷酒をちびちびやりながら「入りにくい居酒屋」3本立て鑑賞。台北、ニューヨークはマンハッタンの隣の下町、メキシコシティなど一度見たことがあるものばかり。でも面白かった。  〆に今井美樹の「ア・プレイス・イン・ザ・サン」を聴きながらジンを飲んで9時前にダウン。同名異曲の邦題が「太陽の当たる場所」はスティービー・ワンダーのヒット曲で、「入りにくい居酒屋」の2本目でもかかってたな。  

2020年8月10日月曜日

ここも......

8月9日。星期天。                  136/93。64.4㎏。  早朝キッチンは「葉ゴボウ」の煮物。名づければ「きゃら葉ゴボウ」。  今日はビーチボーイズがよくかかる。「夏」らしさを味わうには最適なグループだな。最初が「ココモ」、そして達郎さんのカバーによる「ダーリン」、次が定番の(ほぼ全部定番か)「グッドバイブレーション」。  感染者が増え続けているし、終息の見込みはまるで立たないようだ。移動も自粛。あそこ(東京)が一番ダメなんだろうが、どこも終息してないから危険な度合いは気を付けている限りは同じくらいなんだろうな。  庭作業はトウモロコシの撤収と収穫、草むしりなど。
 へちまは前回同様、画像のように小さいうちに収穫して早めに消費することを心掛けるようにした。食用としてはこうした姿勢が良いようだ。  「カマキリ」は何かの野菜に紛れていたんだろう。まだ子供だし、カメラを近づけたら飛び乗ってきた。怖いもの知らずもほどほどにしないと庭で生きていけないぞ、とアドバイスして(理解したかな?)庭に開放した。  パイ男からメールでツルムラサキの注文が来た。早速ケイのにぃにぃが収穫してくれたが、明日は郵便局休みで本局までいかないと送れない。やれやれ。  昼食は「ピザトースト」。先日作った「しそジェノベーゼ」、残り物の「ミートソース」をトッピングし、ピザチーズ、ピザハーブをトッピングしトーストしたもの。これにインスタントコーンスープ。  食後買い物。3軒のスーパーとドラッグストア1軒。  午後のロードショーは「シャイン」。1996年、スコット・ヒックス監督作品で二度目の鑑賞だがこれもまた記憶がずいぶんとすっ飛んでる。  父親がホロコースト体現者であることで理解できる面もあることや、それでも「勝者」にこだわるという複雑な性格であることで、印象はずいぶんと変わった。  圧巻は、やはり主演を演じるジェフリー・ラッシュとお父さん役のアーミン・ミューラー・スタールだな。素晴らしい作品であり、ラフマニノフピアノ協奏曲3番を改めて聴きたくなる。  夕食は「お好み焼き」。具材は合いびき肉、冷凍イカ、揚げ玉、紅ショウガ、長ネギ、キャベツ。「きゃら葉ゴボウ」、「うずら豆甘煮(既製品)」、「へちまとベーコンの和風スープ」。  発泡酒~サッポロ赤ラベルロング缶を飲み切ったところでケイのにぃにぃが退場した。昨日飲みすぎたかな?  俺はスコッチをちびちびやりながら映画鑑賞。これも二度目となる「フォックスキャッチャー」。2014年ベネット・ミラー監督作品。同監督はこの作品以降、新作を手掛けていない。「カポーティ」、「マネーボール」のほか目立ったものがない寡作な人だ。  改めてスティーブ・カレルの怪演がすごいことが分かった。今日は「栄光と挫折」ドラマを2本観ちゃった。  

2020年8月9日日曜日

グレゴリー・ペック2本立てプラスワン。

8月8日。星期六。                 114/76。63.4㎏。  早朝キッチンは「サツマイモの葉柄の砂糖漬け」。これはケイのにぃにぃのアイデアである。サツマイモはスウィーツとしても使われているわけだから葉柄も使えるはずだという発想である。3時間後に食べたが、先入観がなければ立派な和風スウィーツである。  朝食は「カレーライス」の後編、ほか。このところ玉ねぎのスライスサラダが出てこない。体が欲していないところを見ると血液がサラサラだということだろうか?サツマイモの葉柄の効果だろうか?最近大量に摂取している食べ物の代表だからな。  6時過ぎから庭作業。手前の畝(第7)の草むしり。第6のパクチーをあきらめて掘り起こし、新たな野菜を植えるために畝を作り直す。  午前中に1本映画鑑賞。「新・ガンヒルの決斗」。最近観た「ガンヒルの決斗」という作品もあるが関連性はまるでない。1971年、ヘンリー・ハサウェイ監督作品。「勇気ある追跡」の後に、監督最後の西部劇になったものである。  当時、ニューシネマという言葉が蔓延していたころで、昔からの勧善懲悪のお決まりの映画が排除されつつあり、そして何よりも映画界が退潮ムードだった。その中での「勇気ある追跡」のヒットは非常に目立つものだった。が、それも一時的なもので本作が興行的にどうだったかは知らないが、目立つものではなかったことだけは確かだ。  名優グレゴリー・ペック(当時55歳)のフィルモグラフィーの中でも目立つものではない。ただ、みなしご娘とのやり取りが残忍な三人のとの対決を盛り込んだ昔ながらの西部劇に新鮮さを吹き込んでいる。主人公が池で嫌がる娘の体に石鹸を塗り付けるシーンなどは見もの。 音楽はデーブ・グルーシンが担当しているものの従来の西部劇音楽を踏襲しているとしか思えない。  昼食は「冷やし中華」。具材はハム、卵、かにかま、きゅうり、トマト、インゲン。  午後のロードショーは「頭上の敵機」。1949年、ヘンリー・キング監督作品。これもその昔淀川長治さんがやってた「日曜洋画劇場」で観ているがほとんど記憶がない作品の一つである。  132分。長尺だが、だれるところがない傑作だ。規律と任務遂行を重んじる航空指令(グレゴリー・ペック、当時33歳)が部下や同僚との反発や交流の中で苦しみ、悩み、そして最後に精神に異常をきたしながらも、部下たちが自分がいなくとも立派に成し遂げることを確認して安心するところまでを描く。  かなりシリアスなエピソードも多く、当時としても異色だったに違いない。航空指令に反目する部下などの描き方もかなりリアルで、冒頭で前任の指令の更迭や精神を病んだ兵隊に自殺者まで出たことを語っている。  かといって反戦姿勢ではなく、美化しているわけではもちろんない。  この作品はのちにテレビ映画化されており、それも内容はほとんど覚えてないが、主人公の「サヴェージ准将」の名前だけは覚えていた。  夕食前にはゴボウの葉柄と里芋の葉柄の下処理。前者は煮物、後者はやはり煮物または....今のところ未定だが、どちらもあく抜きが決め手となる。里芋の葉柄は皮むきが一仕事である。廃棄量も多い。茹でて水にさらし、明日の朝に水を切って用続行となる。  夕食は「肉詰めまるごとピーマンとスイスチャードのトマト煮」、「冷凍フライドポテトのバターしょうゆ味」、「既製品のスペアリブ」、「きゅうりとレモンの胡椒漬け・タイム風味」。  サッポロ赤ラベルロング缶~イタリア産赤ワインをちびちびやりながら、ケイのにぃにぃが借りてきたDVD鑑賞。  「ピンポン」。2002年曽利文彦監督作品。アニメに先駆けて実写版として制作された漫画原作の作品。CGフルに使った卓球シーンが多いのにうんざりもするが、最後のシーンがうまくまとめていて、それだけでいい作品となっている。クドカン脚色。  締めにジムビーム飲んで9時にダウン。

2020年8月8日土曜日

ブログも夏バテ?

8月7日。星期五。                  63.4㎏。  朝食はカレーライスの残り前編、他。ルーを5皿分に減らしたものの、残る量は6皿分時とほぼ変わらないのはなぜだろう?  
 10時からの庭作業は中止することにした。暑すぎる。収穫と水やりのみ。雨が欲しいところである。  昼食は「イクラ丼」、「オクラ入り納豆」、「サツマイモの葉柄のモズク和え」、「かにかま三つ葉の吸い物」。  午後のロードショーは「仮面の男」。1998年、ランダル・ウオレス脚本・監督・制作の「三銃士」後日談である。レオナルド・ディカプリオが性格のまるで違う二役(双子)の王を、三銃士をジョン・マルコヴィッチ、ジェレミー・アイアンズ、ジェラール・ドパルデュー、ダルタニアンをガブリエル・バーンという豪華版である。  とにかくよく水分をとった1日だった。麦茶、コーヒーはホットとアイス、梅シロップの水割りなど。麦茶は1Ⅼボトルがフル回転だ。  夕方出かけたケイのにぃにぃに代わって俺が水やり。  夕食は「ナスなどのカレーあんかけ」、「サツマイモの葉柄のニラだれ和え」、「インゲンの胡麻和え」、「ツルムラサキと豆腐の味噌汁」。  発泡酒~サッポロ黒ラベルロング缶~オーストラリア産シラーズ種ワインをちびちびやりながらTV鑑賞。「機動戦士ガンダム劇場版第1部」。懐かしかったな。40周年を記念した放映だそうだ。来週第2部。  9時半ダウン。    

2020年8月7日金曜日

スパムでナチに勝つ

8月6日。星期四。                    100/63。63.6㎏。  3時起床。それでも6時間近く寝ている。アルコール抜きなら十分すぎる。  新聞折り込みチラシで、たまに利用するホームセンターでの「シニアデー」廃止を知る。つい最近近所のスーパーでシニア割引開始があったんで世の風潮がそういう傾向にあるのだな、と考えていたばかりなので、ちょっと驚いた。  商業界は模索状態なんだろうな。業績が前年割れしていない販売業なんてまずないだろうから、対策を売り上げ重視か維持費削減か、経営者の判断が命取りになりかねない状態だろうことは経験上理解できるところである。  家庭内感染者増加  を、大々的に取り上げる新聞の稚拙さを笑う。2週間前まで夜遊び関連者に陽性が多かったんだから当然のことでしょ。家に帰って、バラマキまくってんだから。元を絶たねば感染を減らすことはできないのを分かり切ってるくせに「自粛」なんて甘い対処してっからなんだよ。  原子模擬爆弾がかなりの数(40発以上)落とされていたということを初めて知る。「パンプキン」と呼ばれていたもので、長崎に落とされた「ファットマン」と同型であり、中身が違うだけだ。7月中に各地で落とされて、その破壊力も認知されていたらしいが、それを盾に「降伏」を迫ったという記録はないようだ。もっともその前から条件付き降伏を打診していたようだが。このパンプキンによる被害者も出ていたにもかかわらず、軍部上層が判断を遅らせたために広島、長崎の悲劇を生ましちまったんである。  それにしても東京駅前にも落ちたし、皇居を狙ったのが外れて呉服橋に落とされていたなんて知っている人少ないんじゃあないだろうか。  原子爆弾開発の「マンハッタン計画」の直前まで使用禁止という態度をとった科学者が多かったのは事実らしく、先日鑑賞した「シャドウメーカーズ」の内容はほぼ事実であることも知った。                                                           4時半ごろ居間から満月を見る。本当の満月は昨日だったらしい。  早朝キッチンは昨日収穫した大量のサツマイモの葉柄を茹でる。一番大きいボール3杯分である。この量だと夕食だけで六日分である。現在の食費支出削減の要になっている食材でもある。  「シソのジェノベーゼ」制作。具材をフードプロセッサーにかけるだけ。クルミ、シソ(今回葉のみで150g)、オリーブ油、塩、コショウ、粉チーズ。  午前中は1時間草むしり。それ以上は無理だな。終了後シャワー。  昼食は「塩サバ・おろし添え」、「サツマイモ葉柄と油あげの煮物」、「ミョウガと卵の味噌汁」、「ぬか漬けきゅうり」。  午後のロードショーは「戦場」。1949年、ウイリアム・ウエルマン監督作品。同監督は「スター誕生」のオリジナル版も監督している。その後三回リメイクされたあれである。  古めかしさは否めない場面もあるが、全体的に優れた戦争映画である。いたるところにその後の戦争映画に与えた原点を見る。  特に主演者というものはなく、「バルジの戦い」の一端を担った小隊の働きを描く。  出演者のタイトルを見て驚いた。ポール・ニューマン主演&監督作品「わが緑の大地」(1971年)で素晴らしい演技を見せたリチャード・ジャッケルは、後で調べたらこの時23歳だった。いかにも若々しい演技を見せ、あっという間に死んじゃう役だった。ヴァン・ジョンソン(翌年「二世部隊」主演)の軽妙な演技も見もの。  パラシュートでの補給物資の中に「スパム」があったのには驚いた。見るべき場面が多い作品だ。  夕食は「きゅうりと豚肉の卵焼き」、「スイスチャードのサラダ・ゴマドレ」、「サツマイモの葉柄のメカブ和え」、「インゲンのフキ味噌和え」、「冷奴」、「キノコと人参のしょうゆ味汁」。  発泡酒~サッポロビール赤ラベルロング缶~テキーラをちびちびやりながらCD(ヒュージョンもの)を聴く。聴きながらケイのにぃにぃと映画談義。9時ころダウン。    

2020年8月6日木曜日

楽園では殺人は存在しない。

8月5日。星期三。               63.1㎏。  朝食は「鶏飯」の残り。一晩寝かしたほうがおいしいかも。パパイヤの漬物を大量に追加した。  桑田次郎さんがお亡くなりになった。初めて目にした作品は「エックスマン(エックスメンではない)」で、たぶん「まぼろし探偵」の連載が終わった後のものだと思う。同時期の「月光仮面」も終わっており、「エイトマン」で大ブレイクするまでのつなぎの時期になる。画風がシャープすぎて真似はあまりしなかったと思う。が、今回ウイキペディアで見たらなんと、「鉄腕アトム」のあるエピソードの後編を一人で書いているというではないか。手塚先生は石森章太郎にも1話丸投げして書いてもらったのもあるからなあ。石森章太郎のは見たことがあり実にぎっしり書き込んであった。桑田さんが書いたものも見てみたいものだ。享年85。合掌。  水回りの掃除。  午前中は庭作業。枝豆後と?(パプリカのはずだったが、どうやら雑草にとってかわられてしまったようだ)、ニンジンとごぼうの収穫後撤収したところを掘り起こし、石灰をすきこむ。  土がついた手袋で蚊を殺すので、腕と足は土だらけだ。が、暑いのでランニングシャツと短パンはやめられない。  二つの畝でそれぞれ蟻(小サイズ)の巣を破壊した。蟻たちにとってすれば「レバノン」並みの災害だっただろう。卵の貯蔵庫も当然破壊するわけで、それをくわえて右往左往するものも見かけるが、いったいどこへ運ぶんだろう?一匹卵をくわえたのが手袋に乗っかってきたので、当然処刑。大きな蟻がやってきて卵を狙っているようだ。一度阻止する小さい蟻に撃退された大きな蟻の場面を目撃したことがある。部族間紛争はこんな身近なところでも勃発してるんである。  それにしても畝に巣なんかつくりやがって、畝のローテーションぐらい記憶しておけって、か?  終了後シャワー。  撤収したごぼう、ニンジンそしてその畝で我が物顔で君臨してた青じそを洗浄し、シソは葉を乾燥させた。重量は葉だけで150gあった。何か作れそうだ。  昼食は「生姜焼き」、「ぬか漬けきゅうり」、「インゲンのショウガ醤油和え」、「大根の味噌汁」。  午後のロードショーは「チャイルド44」。「ムービー43」の数字はまるで意味がないそうだが、1953年ころのソ連での連続少年殺人事件の被害者数であり、映画の副題は「森に消えた子供たち」。2015年ダニエル・エスピノーサ監督作品。  スターリンによる粛清が舞台になっており、ウクライナ飢饉に端を発した飢餓による大量の死者、大量の孤児の発生したころからスターリン時代の終焉までの間のドラマであり、その恐怖を描くスリラー映画といえる。同監督の「ライフ」も怖い映画だったな。いい出来の作品である。  主演トム・ハーディ、一時期その上司にゲイリー・オールドマンが扮する。「裏切りのサーカス」でも同じような立場の役で共演してたな。その2作品ともスウェーデン出身監督である。  主人公の夫人役にノオミ・ラパス。リスベット並みとまではいかないが、トム・ハーディと組んでの複数のアクションシーンは見ごたえあり。  犯人役ンするは先日見たばかりの「ワールズエンド酔っ払いが世界を救う」に出てた酔っ払いの一人を演じたり、「スターリン葬送協奏曲」にも出ている興味深い役者だ。  スターリンはこの地上に社会主義楽園を構築したとし、そこで暮らすものには不満がなく、よって「殺人」などは起こらないのだと言ってたそうだ。今日のタイトルがそれである。だから殺人があってもそれは事故扱いされたりし、それに抗議する身内などは逆に「反逆罪」に問われたそうだ。なんていう「国」だったんだろう。  4時から24時間スーパーへ買い物。帰宅後シャワー。  夕食は「カレーライス・サマータイプ」。具材はナス、ピーマン、ニンジン、トマト、インゲン、豚小間肉。野菜はすべて収穫したものである。  片付け終えた後、今回借りた16枚の最後の1枚を鑑賞。「彼女がその名を知らない鳥たち」。2017年白石和彌監督作品。  男運の悪い女と、女につきまとう見てくれも素行もおかしくうざい男を中心に描く純愛?ギドギドサスペンスドラマ。「凶悪」以来だが、どうしようもない悪い奴を描くのが好きなようだ。  女に絡む悪い男は4人で、一人はセリフなし。女を囲む女優は二人で、存在感あったな。  で、うざい男を阿部サダヲ、女を蒼井優が演じ、まさに売れっ子の「のり」が観られる。  やっと、16枚消化(実際は15枚・1枚は後でゆっく観たい「シンプソンズ」)して、しばらくレンタル休止することにした。ちょっと暇な時間が鵜なくなったことが要因である。返却期限に追われるのは本分と相反するからだ。  9時ダウン。アルコール抜きだと「即ダウン」とはいかなかった。

2020年8月5日水曜日

勘違い熱中症

8月4日。星期二。               121/87.63.6㎏。  早朝キッチンは「鶏飯」の準備。もどし干し椎茸を煮、錦糸卵を作り、茹でた鶏むね肉をすりこぎ棒で叩いてほぐす。ネギ、パパイヤの漬物をみじん切りにする。あとはかけ汁を作って米を炊けば完了である。今日の昼食。  朝食は「お好み焼き」。前編になりそうだな、この量だと。  梅干しは4Ⅼ用漬け瓶に入れたが、入りきらず大きいジャム瓶に入れた。  干しざるをすべて洗い、天日干し。  9時半から自転車でドン・キホーテへ行く。めちゃ暑い。多分最高気温記録するんじゃあないだろうか。  30分かかって到着。国道沿いに走ると来るときは長い下り坂になっていて、比較的運転は楽なものだったが、帰りは同じ道はお願いされてもごめんだ。  スコッチ、カルピス、味噌、ごま油、義母の歯磨き粉など、近所のスーパーの特売価格より安いものを選んで買う。  お隣の電気屋でリユースのパソコンを買う。ケイのにぃにぃがチラシで見つけたもの。ヒューレットパッカード製で税込みで1万8千円ほどのもの。俺用となる。  11時過ぎに帰宅。即シャワー。汗はかなりかいたが、不思議とのどが渇かなかった、と思ってたが、これが間違っていることに気が付いたのは、シャワーを浴びた後麦茶を飲んだ時である。飲み始めるとまた欲しくなる。体は欲していたんである。のどが乾かない熱中症予備軍だったわけだ。買い物していた時も水分を欲しいとは思わなかった。2時間水分補給なしで動いていたんである。それも1時間は外にいたんである。危ない危ない。  昼食は「鶏飯」、「きゅうりと厚揚げの明太マヨ和え」、「ぬか漬けきゅうり」。  食後、近所のスーパーと酒屋へ買い物。近所のスーパーでこの日95円税別の卵、300個限定だったのが、9時開店で1時ころまでの4時間で売れ残っていた。これは千円以上の買い物がある客限定にしたためである。一人で複数回並んで買うようなやつも見かけなくなった。買い物回数を減らしているから、千円近くは買い物があるが、今日はドンキで買い物したことが影響して、とても千円に満たなかったが、今日の特売品であるティッシュペーパーで調整した。買いだめしとこうと思ってっところだった。  午後のロードショーは「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」。2014年、J・C・チャンダー脚本・監督・制作作品。1980年代ニューヨークで新規参入し、業績を上げてきた石油会社の経営者の奮闘ぶりを経理を担当する女房、部下、競合経営者、怪しい検事、マフィアなどとの絡みが加わって描かれる。不正を嫌う信念ある経営者にオスカー・アイザックが扮し、女房役のジェシカ・チャスティンが血の気の多い役をうまく演じている。  5時限授業の5時限目になったのが「東京映画名所図鑑」。著者は荒川区尾久出身・在住。映画に出る東京の風景をつづったもので、同じ場所に関して多くの作品を語るのはいいんだが、時代がばらばらで、いきなり役名での演技になったり、役者本人の関係性などが出てきたりと、非常に読みずらい本だ。まだ、読み始めたばかりだが、都電沿線の章では「19歳の地図」についての記述がやたらに長く詳細すぎるくらいだ。思い入れが強い作品なのかもしれない。  同じ章で元外大だったところは、その前は海軍の火薬製造所だったという記事には驚かされた。その名残が残っているのが十条の自衛隊補給基地である。  夕食は「ラザニア」、「インゲン・ジャガイモ、スイスチャードの葉柄、チーズのホットサラダ」、「千切りキャベツとトマトのサラダ」、「ナスのはちみつポン酢和え」、「スイスチャードの葉とベーコンのスープ」。スープには干し椎茸のもどし汁を使ったので「濃い」色のスープとなった。  発泡酒~サッポロ赤ラベルロング缶~ロゼワイン。〆にこの日買ってきた「カティサーク」を何杯か飲んでから8時ころにはダウン。  

2020年8月4日火曜日

久しぶりの赤星登場

8月3日。星期一。                101/69。64.1kg。  朝食はカレーライスとクリームコロッケの後編他。御飯の量も150g近くあり、明らかに朝から食べ過ぎだ。  庭作業は収穫。
 鍋に水を入れてこうして日干ししておくとお湯をわかす時間短縮になる、貧乏人のアイデア。パスタと枝豆に使った。
 「新しょうが梅酢漬け」の本漬け。  梅干しの日干しの最終日で、今日もよく晴れていたんで無事終了。  10時から買い物。    昼食は「鶏胸肉照り焼き丼」、「えのきと豆腐の吸い物」、「ぬか漬けきゅうり」、「簡単しば漬け」。  11日必着で返さなければならないレンタルDVD、9.10日と連休なんで、遅くとも7日に投函したほうが安全と考え、鑑賞速度を早めて、今日は2本立て。  「ファーナス 訣別の朝」。2013年スコット・クーパー監督作品。当初はリドリー・スコット監督、レオナルド・ディカプリオ主演の予定だったらしいが、この二人は制作に回っている。  なんともすごい俳優陣だ。クリスチャン・ベール(兄)、ケイシー・アフレック(弟)、ウッディ・ハレルソン、フォレスト・ウィテカー、ウィレム・デフォー、サム・シェパード。が、出来はイマイチ。警察の対処の描き方が不自然で、終盤の復讐劇も思ったほど盛り上がらない。ケイシー・アフレックの「切れた」ストリートファイターと完全にイカれている極悪人演ずるウッディ・ハレルソンが見ものだが、ケイシー・アフレック演ずる弟がイラクで受けた精神的苦痛を描ききれていない。惜しい作品。もっとも制作費はほとんどギャラだろう。  クリスチャン・ベールの過去の記事を読んでたら、マーク・ウォルバーグと組んでの新作プランがあった。それは「プリズナーズ」でドゥニ・ヴィルヌーヴ監督で制作されていて、主演はヒュー・ジャックマンとジェイク・ジレンホールになっていた。が、制作にマーク・ウォルバーグが名を連ねていたことを知った。何らかの都合で出演できなかったんだろうが、目の付け所はいい。この作品はヒットしたし、スリラー映画として成功した。  「マジック・イン・ムーンライト」。2014年ウッディ・アレン監督・脚本。全体的にはつまらない作品だが、最後のオチがおしゃれで、これだけで許してあげよう。「マンハッタン」には遠く及ばないな。  コリン・ファースとエマ・ストーンはお似合いじゃないけど、天文台シーンは良かったな。  ケイのにぃにぃが作ってくれたミートソースと残っていたホワイトソース(缶)で「ラザニア」を仕込む。1日寝かすと、シートが十分水分を吸い込んでくれるので、明日はオーブンで焼くだけである。気温が高いので、台所&居間はエアコンつけっぱなしにした。  夕食は「ミートソースパスタ」。ミートソース用に幅広のパスタをケイのにぃにぃが買ってきた。「さつまいもの葉柄とトマトときゅうりのツナマヨサラダ」、「えのきとオクラとベーコンのスープ」、「枝豆」。  発泡酒~サッポロ赤星(ラガー)ロング缶~ワインをちびちびやりながら今夜も「入りにくい居酒屋」を鑑賞。  明日の支度をしておく。もどした干し椎茸を煮る。10時頃ダウン。

2020年8月3日月曜日

勉強時間、必要?

8月2日。星期天。                63.5kg。  朝食は水曜日の残り物のカレーライスにこれまた残り物のクリームコロッケを突っ込んだものの前編。  アラン・パーカーが亡くなった。「ミシシッピー・バーニング」は当時すごく驚いた。アメリカの人種差別がからむ殺人事件を描いたものだが、緊張感が強かったのを記憶する。社会派路線だけでなく娯楽作品もあり、だらけたものがなく、前年の「エンゼルハート」も怖かったなあ。享年76。合掌。  庭作業は収穫。三つ葉、トマト、ピーマン、ヘチマ、インゲン。インゲンが絶好調だ。去年一昨年とろくに収穫できなった鬱憤をいっぺんに晴らしてくれた。おまけに今日はめちゃ「晴れ」だ。
 ベビーホタテ干貝柱完成。容器に入ってるのがいつも買ってる?貝の貝柱で、この位の量で600円くらいだが、今回のベビーホタテは500円で、ひもは佃煮にしてケイのにぃにぃの絶賛を受ける。しかし、手間がかかる割には収穫量が少ない。  梅干しの天日干し2日目。  9時から買い物。3軒のスーパーとドラッグストア。2軒目のスーパーではほとんど買い物がないんだが、10%引き券をもらうために何かを買うつもりで行ったが、先月のレシートを貼り付けて応募する懸賞の締切日だったこともある。  が、野菜とかヨーグルトなどを買っているうちにすっかり忘れてしまい、帰宅後懸賞の応募券が残ってたことに気がついた。結局、午後から買い物に出るケイのにぃにぃに頼んだ。やれやれ。  昼食は「いくら丼」。毎年中元で義母のところに届く代物で、今年から?木箱ではなく「二分でご飯」風の容器に入っていて場所も取らず扱いやすい。「三つ葉と豆腐のお吸い物」、「ぬか漬けきゅうり」、「簡単しば漬け」。  午後のロードショーは、「エヴァの告白」。2013年ジェームズ・グレイ監督・共同脚本・制作作品。約100年前のお話。ポーランドからの移民姉妹は検閲で妹の結核が発覚し、入国できずに入院。姉は送還される直前に入管にコネのある男に救われるが、その男の商売は.....。  複雑な想いを持つ男を演じるホアキン・フェニックスもいいが、やはり主演を張るマリオン・コティヤールが素晴らしい。純粋な気持ちを訴えるジェレミーもいいので、ここは「不遇な移民の三角関係」といったところだろうか?  久しぶりに中国語の教本を引っ張りだす。ホームスティが非日常なら勉強でもしようかなと思うところだが、ホームスティが日常だからそんな気も起きない。と言うか日常は結構暇があるように見えて、実はあまりないのである。もやしのひげ根取りや害虫駆除などでも時間を使う。  夕食は「牛肉ともやしなどとの甘辛いため」。前回作ったのは7年前。牛肉は高くてメニューにすることがあまりない。そして材料の価格の問題ではなく、続いてのメニューの「しし唐のあんかけ」は9年ぶりの登場である。ひき肉をハムに変えたところ味が濃くなってしまった。  「さつまいもの葉柄の明太子&黄身和え」、「ベビーホタテ貝ヒモ佃煮」、「ヘチマとベーコンのスープ」。ヘチマは小さいうちに食ってしまうのがいいようだ。  日曜18時台の国営放送はゲストトークがひどいのでbeiFMに変えたら、小林克也の番組だった。知らなかった。これでこの時間帯は困らない。  発泡酒2缶~サッポロ黒ラベルロング缶~ジム・ビームをちびちびやりながらルイス・ボンファなどのCDを聴く。  8時過ぎダウン。

2020年8月2日日曜日

生れ出づるや、闇。

8月1日。星期六。               118/77。63.5kg。  庭作業は収穫のみ。ピーマン、トマト、大葉、みょうが。  キウイの周囲には毎年多くの蝉が出てくる穴が多い。今日も、木を揺らして落ちたカナブンを斬首刑にしてたら、その穴からもごもご動いているものがあった。で、引っ張りだすと蝉の幼虫だった。  これはあとで知ったことだが、蝉は地上に上る前に様子見をするらしい。が、こんなに明るい時間(6時頃)に出てくることはまずないので、寝坊したに違いないと思う。  更に近くの穴からもう一匹頭を出している奴がいた。こいつら、昨夜「地下キャバクラ」で騒いで飲み過ぎ、寝坊したに違いない。あるいは「樹液ハイ」を朝まで飲んで、悪乗りして出てきたのかもしれない。

2020年8月1日土曜日

ベアノスクミ

7月31日。星期五。              108/77。63.5kg。  景気後退の時期などが今頃になって検証結果を公表している。が、もともとあてにならない集計数字が元になっているわけだから、信用出来ない、と言いたいところだが、生活者の実感のほうがよっぽど景気動向を言い当てられるとは思わないんだろうか?  それで、最低賃金水準を引き上げないんだろうね。まるで「鶏と卵」だね。景気後退を目の当たりにして「ベースアップ」の前で「立ちすくんでる安倍ちゃん」。佐藤正明先生に書いてもらいところだ。  朝食は「お好み焼き」。揚げ物が続くとこういう状態になる。揚げ物後に残ったパン粉や小麦粉、わずかな溶き卵などで作るものだが、今回はキャベツなどもあり、かなり「本物」に近いものとなった。だが、今夜の夕食のメニューは「お好み焼き」なんだよな。  起きたのが5時だったんで、午前中はほとんどだらだらできなかった。  11時頃近所のスーパーへ徒歩で買い物。  昼食は「冷やし中華」。具材は卵、魚肉ソーセージ、トマト、きゅうり、もやし、にら。麺をゆで、残り1分になったところでもやしとにらを加える方式にしてみた。  午後のロードショーは、「オール・イズ・ロスト~最後の手紙~」。2013年J・Cチャンダー脚本・監督作品。主演はロバート・レッドフォードで、登場人物は彼一人である。  日本では「太平洋ひとりぼっち」が有名だが、こちらもそれにならって邦題をつけるとしたら「インド洋ひとりぼっち・後期高齢者特別編」。彼が実齢77才の時の作品だ。この5年後に引退している。  劇中、ほとんどセリフ無し。漂流物によって穴を開けられたヨットで漂流し、そのヨットも強風豪雨などで沈没し、救命ボートで漂流を続け得ること8日。その間二度もコンテナー船に無視される。というより、ああいう巨大な船を操船してる人ってほとんど見てないんだろうな。  ヨットに乗ったのは20年以上前で、映画の中で説明書を見ながら使っていた太陽の位置から自分の現在位置を計測する機器の名称も、その名前を忘れてるほどだ。「六分儀」。これはヨットではなく、小型船舶の講習で使い方を習ったが、実際に計測することはなかったと記憶する。多分、計測時間が決まっていて、講習に加える事は不可能だったんだろう。  「ジブ」も忘れている。「帆」のことだが、種類も多く、ヨット用語はほとんど横文字(カタカナ)で、操船中、講師から怒鳴られること数回、名前と帆が一致しなかったからだ。ロープやひもにもここに名称があったことも思い出した。  映画はサバイバル映画で、最後は救助されるが、夜、発見されるように火をおこし、救命ボートにも火が回って自分は海に放り出され、もう少しで溺れるところで助けてもらう。一瞬の救助でエンドタイトルになる終わり方は「ゼログラビティ」を思い出させる。  いやあ、海には戻れないな。映画でも怖い。  夕食の支度は30分もあれば十分なので、レンタルDVDを少しでも消化すべく2本立てにした。  「キック・アス」。2010年マシュー・ボーン(「キングスマン」)監督・共同脚本・制作作品。制作にブラピが加わってる。本当に商売人だな、彼は。  ヒーロー願望の少年と、売人組織と戦う親娘(ニコラス・ケイジ&クロエ・グレース・モレッツ)と売人トップ(マーク・ストロング)と息子がからむバイオレンス・コメディ映画。  最近やたらに「ガン=カタ」を使った大量殺人の映画が多いようだが、古いところでは「椿三十郎」を思い出すんだが、それより以前にあるんだろうか?  夕食は「お好み焼き」。具材は豚ひき肉、いか(冷凍)、長ネギ、キャベツ、にら、とうもろこし、揚げ玉、紅しょうが。昨日揚げといた「コーンとツナの揚げ団子」、「にらともやしのダシダスープ」、「ぬか漬けきゅうり」。  発泡酒~シラーズ種フランスロゼワイン~南アフリカ産ソーベニヨンブラン種ワインをちびちびやりながら「入りにくい居酒屋」3本鑑賞。〆にスコッチ2杯。8時過ぎにダウン。