2020年8月23日日曜日

8年前のメニュー

8月22日。星期六。                     100/65。62.9㎏。  二日酔い。気分がいい。  残っていた大根をぬか漬けにしてから気が付いた。今夜は「もつ煮」なんで、大根と人参とこんにゃくでいわゆる普通の「煮込み」を作ってもよかったのかな、と。    庭作業はインゲンを撤収し、石灰をすきこみ、第6の畝に施肥する。種まき可能の畝もあるが暑いんで延期。  10時過ぎに買い物。100均と業務スーパー、酒屋と近所のスーパー。  この日の酒屋はひどかった。目的の発泡酒(イオン系のPB)、オリオンビール、缶のサッポロ・クラシックラガーのいずれも品切れなんである。飲んだくれの考えることは同じ?  手っ取り早く酔うには、6%の発泡酒(75円税別)、この季節にピッタリの水っぽいオリオン、食欲が落ちた時のうまみたっぷりのサッポロ・クラシックラガーはいずれも3501mlでなければならない。当たり前のことだが、ロング缶だとぬるくなるのが早いからだ。先月だったか、俺たちにって義母が買ってくれた缶ビールがロング缶だったが、何も考えないとそういうことになるんである。  昼食は「ベーコンエッグ丼」、「ミョウガと卵の味噌汁」、「ぬか漬けきゅうり」。どんぶりのご飯の上にはサツマイモの葉の生姜焼きたれ漬けがのせてあるが、ベーコンとはミスマッチだという評をケイのにぃにぃからいただく。  午後のロードショーは「愛と死の記録」。1966年、蔵原惟繕監督作品。公開当時の併映作は「絶唱」だったらしい。当時住んでいた町の映画館で観たのは「絶唱」ほか2本で、この作品は観ていなかった。  被爆者(先日お亡くなりになった渡哲也)と恋人(吉永小百合)の出会いと死までを描く。被爆者に対する周囲の気持ちや考えを現実的な観点から描いていて、テーマの古さを全く感じさせない作りは見事である。                    で、作品的な評価は低いものの写されれている広島の風景は見るものが多い。一番は原爆ドーム。この作品の翌年に改修工事があり、保存に動き始めたのであり、作品の中では自然体のドームを見ることができる。二人が実際に建物の中に入る場面もある。市電や橋の姿も今ではだいぶ変わってしまったものの、その面影は6年前に行った時の記憶と重なる。  ちょい役で出演している好きな芦川いずみを見られたこともうれしい。ただ、滝沢修や佐野浅夫はわかったが、三崎千恵子や中尾彬はわからなかった。なんせ54年前の作品だもんな。音楽もよかった。黛敏郎。  亡くなったばかりで、初共演だった二人(その後を含め共演作は9本)に関するネットデマも多いが、美男美女である二人が騒がれて当然という運命であったことは仕方がないだろう。この作品を見て二人を結びつけたくなるのは野暮な爺じゃなくても感じたんじゃあないだろうか。  それにしてもふっくらした小百合さんが美しいし、渡さんも青臭くないきれいな青年を好演している。ドキュメンタリー調をあえて加えた演出もさえている。  後追い自殺することで物語は終えるが、併映作の「絶唱」は和泉雅子が病死し、舟木一夫は生き残り、自死はしない。だからといって舟木一夫を責めてはいけない。  思い出したのは、小百合さんが被爆者を演じた「夢千代日記」と、二人が共演した「長崎ぶらぶら節」である。後者は原爆に関する話ではないが、結ばれることがなかった悲恋を描いて秀逸な作品となっていたっけ。  で、小百合さんのウイキペディアを読むと、かなりの酒豪であり、渡さんとの「松竹梅」のCM共演は地でやってることが分かった。そして健康維持のために、水泳は継続しているそうである。石田ゆり子と同じじゃん。きれいな人はそれなりのことしてるというわけだ。  二本目は「007 カジノロワイヤル」。3回目かな?何度観てもボンド映画はやめられない。スターウォーズやハリポタ狂いと同じである。ただシリーズもの全24作のうち、ショーン・コネリーの「ロシアより愛をこめて」と「サンダーボール作戦」とダニエル・クレイグもの4作をひいきしている。  ヒロインのエヴァー・グリーンがそれまでのボンドガールと呼ばれるタイプとはかなり異質な印象を受けたが、ボンド自体もニューフェイスだからよかったかもしれない。  で、今回知ったんだが、ダニエル・クレイグの後釜に誰が鳴るのかという話になっていたころ、俺はユアン・マクレガーかトム・ハーディを考えていたんだが、ユアン・マクレガーには打診があって断っていたということだ。残念。  夕食は「もつ煮」、「トマトとオクラの和風サラダ」、「キャベツときゅうりの浅漬け」、「しし唐とあみとサンチュの炒め煮」、「貝の佃煮」。  「トマト...」と「キャベツ...」のメニューは偶然だが、8年前の8月22日に作っていた。丸印もバツ印もないから評価は普通ということなんだろうな。ケイと暮らしていたころである。  オリジナルレシピはあみではなくちりめんじゃこであり、当時は今より裕福で多分ちりめんじゃこをレシピ通り使ったと思う。  発泡酒~サッポロ赤星瓶ビール(ケイのにぃにぃと俺の一番好きなビール)~高知の有名な地酒「酔鯨」の純米冷酒をちびちびやりながら「マクロスプラス」鑑賞。  もうかなり酔ってたんで、途中で?回気を失った。キャラクターの鼻がとんがってんのが気になって仕方がなかった。ストーリーその他はほぼ記憶なし。  〆にスコッチ(007を見た後は「マティーニ」なんだろうが)を飲んでから?時にダウン。熱中症にならぬように扇風機をつけ、部屋は窓全開。       

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