2020年8月7日金曜日

スパムでナチに勝つ

8月6日。星期四。                    100/63。63.6㎏。  3時起床。それでも6時間近く寝ている。アルコール抜きなら十分すぎる。  新聞折り込みチラシで、たまに利用するホームセンターでの「シニアデー」廃止を知る。つい最近近所のスーパーでシニア割引開始があったんで世の風潮がそういう傾向にあるのだな、と考えていたばかりなので、ちょっと驚いた。  商業界は模索状態なんだろうな。業績が前年割れしていない販売業なんてまずないだろうから、対策を売り上げ重視か維持費削減か、経営者の判断が命取りになりかねない状態だろうことは経験上理解できるところである。  家庭内感染者増加  を、大々的に取り上げる新聞の稚拙さを笑う。2週間前まで夜遊び関連者に陽性が多かったんだから当然のことでしょ。家に帰って、バラマキまくってんだから。元を絶たねば感染を減らすことはできないのを分かり切ってるくせに「自粛」なんて甘い対処してっからなんだよ。  原子模擬爆弾がかなりの数(40発以上)落とされていたということを初めて知る。「パンプキン」と呼ばれていたもので、長崎に落とされた「ファットマン」と同型であり、中身が違うだけだ。7月中に各地で落とされて、その破壊力も認知されていたらしいが、それを盾に「降伏」を迫ったという記録はないようだ。もっともその前から条件付き降伏を打診していたようだが。このパンプキンによる被害者も出ていたにもかかわらず、軍部上層が判断を遅らせたために広島、長崎の悲劇を生ましちまったんである。  それにしても東京駅前にも落ちたし、皇居を狙ったのが外れて呉服橋に落とされていたなんて知っている人少ないんじゃあないだろうか。  原子爆弾開発の「マンハッタン計画」の直前まで使用禁止という態度をとった科学者が多かったのは事実らしく、先日鑑賞した「シャドウメーカーズ」の内容はほぼ事実であることも知った。                                                           4時半ごろ居間から満月を見る。本当の満月は昨日だったらしい。  早朝キッチンは昨日収穫した大量のサツマイモの葉柄を茹でる。一番大きいボール3杯分である。この量だと夕食だけで六日分である。現在の食費支出削減の要になっている食材でもある。  「シソのジェノベーゼ」制作。具材をフードプロセッサーにかけるだけ。クルミ、シソ(今回葉のみで150g)、オリーブ油、塩、コショウ、粉チーズ。  午前中は1時間草むしり。それ以上は無理だな。終了後シャワー。  昼食は「塩サバ・おろし添え」、「サツマイモ葉柄と油あげの煮物」、「ミョウガと卵の味噌汁」、「ぬか漬けきゅうり」。  午後のロードショーは「戦場」。1949年、ウイリアム・ウエルマン監督作品。同監督は「スター誕生」のオリジナル版も監督している。その後三回リメイクされたあれである。  古めかしさは否めない場面もあるが、全体的に優れた戦争映画である。いたるところにその後の戦争映画に与えた原点を見る。  特に主演者というものはなく、「バルジの戦い」の一端を担った小隊の働きを描く。  出演者のタイトルを見て驚いた。ポール・ニューマン主演&監督作品「わが緑の大地」(1971年)で素晴らしい演技を見せたリチャード・ジャッケルは、後で調べたらこの時23歳だった。いかにも若々しい演技を見せ、あっという間に死んじゃう役だった。ヴァン・ジョンソン(翌年「二世部隊」主演)の軽妙な演技も見もの。  パラシュートでの補給物資の中に「スパム」があったのには驚いた。見るべき場面が多い作品だ。  夕食は「きゅうりと豚肉の卵焼き」、「スイスチャードのサラダ・ゴマドレ」、「サツマイモの葉柄のメカブ和え」、「インゲンのフキ味噌和え」、「冷奴」、「キノコと人参のしょうゆ味汁」。  発泡酒~サッポロビール赤ラベルロング缶~テキーラをちびちびやりながらCD(ヒュージョンもの)を聴く。聴きながらケイのにぃにぃと映画談義。9時ころダウン。    

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