2018年3月30日金曜日

春休み?最終日

3月29日。星期四。               162/109。65.0㎏。

 沖縄は名護のリゾートの最終日。例によって朝はみんなより早く起きていたが、この日は最終日とあって、俺も飲み疲れも出て、起きたのは6時近くだった。
 連日天気にも恵まれて観光は十分楽しめたし、リゾートの居心地もよく、調子に乗って飲み食いし過ぎたようだ。リセットに時間かかりそう。リゾート内は専用カートでの移動だし、観光もすべてレンタカーでの移動ということで運動不足の見本生活だった。

 3日間違ったレストランで朝食をとれるようになっており、この日は洋食ブッフェ。12マスあるプレートにすべて食材を入れたものと、フルーツヨーグルトにコーヒーと完璧モーニングである。
 

 フライトが3時過ぎなのでのんびりできるはずだったのが、慰霊に訪れていた天皇陛下がこの日東京にお帰りになるということで、交通規制となり、車を返す場所もその規制地域に入ることになり、早めに車を返しに行くことにした。で、8時にはリゾートをあとにした。

 旅行中、ケイが運転を買って出てくれ、かなり楽した旅行となったが、帰りは時間がストレスになるということで俺がすべて運転した。実家でも運転し、沖縄での4日目ではすっかり感を取り戻したな。

 9時半に返却。送迎バスを使わず、ゆいレールで牧志に移動し、荷物をロッカーにつっこんでから国際通りを散歩。
 ちょっと早めの昼食はチェーン店のステーキ屋。今朝、たっぷり食ったせいか200gのステーキ肉にギブアップ。が、柔らかい肉であじはともかく、今朝壊れた!入れ歯でも噛み切れるほどだった。

 俺の勘違いで「jimmy's」は国際通りには出店しておらず、小禄か空港が一番近いことが分かり、散歩しながら買ったのは、ドンキでバンダナ用のハンカチとすぐ近くの帽子屋で春夏用のハンチング。

 小禄へ移動し、イオンの中のjimmy'sのブースで「スーパークッキー」を買った。で、沖縄での買い物はすべて終えた。

 空港へ到着して一番先に見つけたのがjimmy'sの売店で、しかも以前は空港店では置いてなかった5個入りパッケージ(先ほど買った物)も置いてあるじゃあないか。やれやれ。

 天皇陛下が飛行機に搭乗するのを見られるんだろうか?多くの人が集まっていたので、つられて見に行き、国営放送のカメラの近くでそのカメラの向いている先を見て、暇をつぶした。
 が、ケイがそのカメラマンが電話する内容を聞いたところによると、どうやらそのカメラマン、場所を間違えたらしい。まあ、暇つぶしにはよかったが、がっかりしたことも確かである。
 それにしてもかなりの角度で飛び立つ飛行機を何機も見たが、あらためてあの重い機体が飛び立つ瞬間を見て感動してたりしてた。

 アナウンスが流れて、どうやら満席で座席が足りないという。こんなことあるんだろうか?一流の飛行機会社のダブルブッキングを疑ったが、席を譲ってくれた人には1万円の謝礼が出るという。
 で、考えたんだが、これは強引な割り込みなんじゃあないだろうか?大型株主や政治家などの権力者が割り込むための会社の苦肉の策に違いない。3流の会社じゃあるまいし、席が足らなくなるなんてちょっと考えられないものな。

 座席について非常時の注意を見て思った。日本語で「着水」が中国語では「水上降落」。これって日本語の与える感じはかなり安全なイメージがある。対して中国語ではかなり危険なイメージがある。こういうところに具体性を重んじる国民性と、オブラートに包みたがる国民性の違いを見たんである。

 無事羽田に着陸。ランディングがかなりの衝撃で、パイロットの未熟さを感じた。

 鶯谷で降りて点心士がいる中華屋で夕食。3150円税込で飲み放題食い放題コース。「エビチリ」、「エビマヨ」、「角煮」、「水餃子」、「小籠包」、「焼き餃子」数種など。
 これを生ビール~ホッピーで迎え撃った。満腹。

 タクシーで帰宅。〆にウイスキーを2杯なめてからダウン。






2018年3月26日月曜日

2回のダウンで完全KO

3月25日。星期天。            142/97。62.8㎏。

 朝食は「明洞キムチ鍋」の残り汁に刻みキャベツをたっぷり入れて煮たもの。この朝に食べつくしてしまう予定が半分弱残った。明日から出かけるので、この昼か明日の朝に食べちまうしかないな。夜は外食が決定している。

 出かける前にちょっと読書。池波正太郎の随筆集。「平戸の旅」は短いものだが、今年行く予定だったところなので、随筆集の3分の一まで読んで出かける時間前に、途中でそれだけ読んだ。
 と、気が付くとしおりが「有田ポーセリンパーク」のものだった。ケイたちと旅行した時のものだろう。平戸も佐賀県にあり、これも偶然?

 9時15分には会場(コミュニティ館)に行き、マンション総会の下準備で、10時開始の前まであくびを繰り返す。12時までもつか?
 監査の人が休養で欠席だとかで俺が代読することになり、何号議案だったか忘れたが、これで2回登場となった。あくびしていられなくなった。

 12時前に終わり、そのあととなりのスペースを借りて懇親会。3時まで飲む。発泡酒~日本酒を飲み、お土産に赤ワインを2本いただいた。会費1300円で、完全に元とっちゃったな。


 帰宅後、ダウン。洗濯物をたたみながら気を失ったらしい。

 夕方、大塚までケイとケイのにぃにぃと三人で出かけ、寿司を食うことになった。大手チェーン店の本店である。
 この日はすでに十分飲んでいたんで、ここでは酒ぬきのカウンターでしっかり食べた。「活たこ」うまかったな。

 帰宅して8時過ぎには再びダウン。

2018年3月25日日曜日

老い炊き機能

3月24日。星期六。                      136/90。62.8㎏。

 再配達の希望をを午前にしたか午後にしたか思い出せない。困ったもんだ。が、仕方ないんで午前中はどこへも出かけず、家の中で過ごす。

 洗濯、窓ふきを済ませてから読書。池波正太郎「江戸切絵図散歩」。東京へ越してから買って一度読んだもの。
 古い地名について書いてある箇所が非常に興味深いものだった。先日会ったエダルも同じことを言っていたっけ。
 古い地名はいろいろな情報も含んでいたということである。生業を同じくする人が多く住んでいたところとか、忌むべき場所だったとか、その土地の特色(一番代表的なのは富士山が見える場所)を伝えている名前が付けられていたのである。
 よく使う都地図では巻頭に丁目名一覧があり、新宿区が多く、多分古くからの名前が残されているのではないだろうか。千代田区も多い。が、荒川区などになると5.6個しかないんじゃないか。東京でも田舎にこうした傾向がみられるようだ。地名が数字だらけになっているのはどうにも味気ないものだ。現在では郵便番号だけで判別できちゃうんだからな。これもはがきだとか手紙を書かなくなりつつある現在では簡便にしすぎた感がどうにも否めない。

 昼食は「汁なしパクチーラーメン」。ベトナム製インスタント焼きそばである。これにキャベツともやし、トッピングにパクチーをたっぷり使って仕上げた。量も多くなり、味が少しぼやけ気味になったが結構うまかった。もっとも添加物が多いのを見てがっかりもしたが。

 午後はピアノの調律。再配達もあった。郵便で区のEモニターのお礼も届いた。区内で使える商品券千円分である。

 銭湯へは行かず、ケイのにぃにぃが俺の頭の後ろ部分がおかしいと言ってトリマーをかけてくれるというので風呂は家で済ませた。追い炊き機能が壊れたらしい。やれやれ。自動炊きは大丈夫でシャワーも無難に使えたので問題はなかったが、修理ができれば修理して使いたいものだ。

 夕食は実家から運んだキムチを使い「明洞キムチ鍋」。作りながらケイのにぃにぃが今日買ってきてくれたイブライム・フェレールのCDを聴いた。ブエナビスタソシアルクラブのメインボーカルをやってた人である。少年時代から歌っていながら芽が出ず、70歳くらいでライクーダーに見いだされて「ブエナビスタソシアルクラブ」で脚光を浴びた人である。海外遠征のあと78歳で亡くなっている。亡くなった年は2005年。ケイの母親が亡くなったのと同じ年だ。
 この日のCDはライクーダーのプロデュースで作られた彼のデビューソロバムであり、この当時彼には5人のひ孫がいると述懐している。これもケイのにぃにぃが買ってくれたものだが、「ブエナビスタソシアルクラブ」のサントラではどちらかというとスローな曲が多かったが、このアルバムではアップテンポの曲も多く、声がいいんでとても聴いてて気持ちがいい。ラム酒をちびちびやりながら聴くのに最高だな。彼もラム酒を愛飲していたということである。

 食後、焼酎の炭酸&シークワーサー割りをちびちびやりながらTV鑑賞。「麗しのサブリナ」。ビリーワイルダー監督・共同脚本の1954年作品。オードリーヘップバーンもウイリアムホールデンも売り出し中のころの作品で、作品もいいしヒットもしている。1953年(俺が生まれた年)に二人はアカデミー賞主演賞をとっていて、翌年この作品で共演している。何年か後に「パリで一緒に」でも共演していて、一時恋愛関係であったことも知られている。二人とも63歳で亡くなっている。偶然?
 ハンフリーボカートもこの作品の当時は「ケイン号の反乱」や「裸足の伯爵夫人」などと充実していた。そして3年後に57歳で亡くなった。まさに脂が乗りきっていた作品といえるだろう。
 9時過ぎダウン。
 

2018年3月24日土曜日

幸福酒場

3月23日。星期五。         146/95。63.6㎏。

 強烈な二日酔いになるくらい飲んだが、寝たのが早くたっぷり寝たんでそれは避けられたようだ。
  
 朝飯を用意しながら、冷蔵庫の中身を整理しながら、残すものと東京へ持って行って消費するものと分けた。3.4日調整してきたんで朝飯を済ませた段階でほぼ完全に整理できた。

 室内で育てている「レモンの木」の水やりは、ケイのにぃにぃに頼まれてはいたが、たっぷりあげるつもりが、受け皿まで水がたっぷり入っていたんで、それを少し補充した程度で済ませた。多分俺が忘れっぽいことも考慮していたんであろうことは容易に察しが付く。
 キャベツのネットは鳥の進入口を付けてあり、留守の間は閉じておくことにした。

 エダルにあげたつもりで持って帰ってもらおうとした「グリューワイン」を、渡し忘れてしまったんで、これに義母の知人にもらった落花生のタネとヘチマのたわしを同封して梱包し、郵便局へ出しながら、東京へ向かった。

 北千住で日比谷線に乗り換え、入谷で降りて下谷警察署で免許更新手続きと30分の講習を受けた。費用3千円也。入谷から一つ駅分歩いて三ノ輪まで行き、商店街で買い物。業務用スーパーと安売り八百屋の2軒はこの商店街での定番コース。

 到着したらちょうど12時。たまってた郵便物に目を通してから昼食制作。ベトナム製インスタントラーメン。これに買ってきたパクチー(二束138円税別)をたっぷり盛って食べた。このパクチーは当たりだった。新鮮で香りも強く、洗ったているときからそのにおいが鼻をついた。

 介護保険料の請求書&払い込み用紙が届いていた。65歳からその収入によって払い込みが義務付けられていることをだらだら書き綴った書類も同封されてあった。いずれ少ない年金から絞り採られることも知った。

 ピアノ調律代、今夜の飲み代を下しに行くついでに振込も済ませた。

 今回の上京ついでにやることを全部メモしてきたが、改めてネットで検索したらパスポートの更新(とは呼ばないらしい)手続きにかかる費用は1万6千円もかかることが分かった。しかも期限切れて再発行の手数料と同額であることもわかった。で、結論は今回更新しないこととなった。海外に行く予定がまったくないし、また行くこととなってもその時すればいいことで、それによって追加料金が発生しないと分かったからだ。

 帰宅してケイのにぃにぃと合流。夜は銭湯へ行ってからケイのにぃにぃがチェックしてある中華屋で夕飯にすることに決定した。

 で、出かけるまで読書。「池波正太郎の江戸切り絵地図」。この中で著者は東京の変貌ぶりの原因を「木っ端役人」と切り捨てている。水の都東京がそうでなくなった最後の変貌の原因は東京オリンピックであり、今度また同じことを繰り返しどんどん悪くされてしまうんである。しかも今回の無謀ぶりは東北の復興を遅らせている原因ともなっていることを昨日、エダルが怒りをこめて語っていたのを思い出した。

 4時に出発し、歩いて八幡神社のちんけな枝垂れ桜を横目で見ながら、途中の宝くじ売り場で最低賞(300円)の換金と東京都の宝くじ(オリンピックに使われちゃうんだろう)をバラ券10枚買った。今回当たったら、東北の酒をたくさん買うつもりである。

 舎人ライナーで終点日暮里で降り、歩いて鶯谷に向かい、その途中にある銭湯でひとっぷろ浴びた。この日は露天が空いていて二人で貸し切り状態でゆっくり浸かった。

 そこから10分も歩かないうちに鶯谷の飲食街に入る。6時前ということもあり、人気店はどこも客で賑わっている。一通り見て、戻りながら通りの反対にその店を発見。

 ネイティブの店である。四川料理のメニューが多く、ネットによれば「点心士」っていうのがいるらしく、売りはその点心士が作る点心なんだそうだ。
 飲み物はアサヒ以外にキリンの瓶ビールあり。ぎりぎりセーフだ。頼んでから早速つまみを検討する。
 「腸詰」、「豚レバーの塩煮」、「豚肉&えび蒸し餃子」、「水餃子」。ビールについてきたおつまみは「揚げ?または炒めピーナッツ(皮つき&バタピー半々)」でお通し代は無料。香り付きなのは山椒と唐辛子を使っていることが分かった。
 どれもうまいが、噂の通り餃子が特にうまい。

 店の雰囲気もよく、俺たちが最初に客で、後から来るわ来るわ、かなりの人気店であることが分かった。ただ、オーダーがうまく通らないのがちょっと難。
 壁に下がってある絵も良い。

 ホッピーセット、氷なし。390円税別は安い。しかも氷なし中身は100円税別。これはかなり安い。もっとも、運ばれてくる中身は毎回量がバラバラだ。
 薬を服用しているため、酒が飲めないケイのにぃにぃが頼んだ変わった飲み物は本人曰く、南天飴を溶かしたような味なんだそうだ。俺には砂糖水としか思えなかった。

 最後に頼んだのが「特製チャーシュー」と「豚角煮」。後者抜群だね。

 〆て税込6千6百円。また来よう。

 JR~バスで帰宅。

 帰宅後、この日の反省会?しながら俺はウイスキーをなめる。レンタルビデオ屋の冊子をめくりながらインド映画の大ヒット作を発見。カレーとナンをつまみながら観ることを計画した。こういう計画はすぐ成立するから不思議だ。9時ころ?ダウン。

 

 

2018年3月23日金曜日

5時間の庭談議

3月22日。星期四。           107/63。62.4kg。

早朝キッチンは「ごぼうのポタージュ」。

8時ちょっと過ぎに駅前のレンタカー屋へケイと散歩を兼ねて出かける。車を借りて一旦帰宅し、時間があまったんでホームセンターへ買い物に出かけた。ここでは培養土と赤玉土を買う。

 10時前にケイとケイのにぃにぃを駅まで送る。その10分ぐらい後にエダルが到着。そこから直接ケイの母親の墓参り。

 車を返し、駅から歩いて帰宅したのが1時ちょっと前。

 発泡酒~ワインをちびちびやりながら作り置きしておいたものをつまむ。「ラザニア」、「ミックスビーンズとウインナのサラダ」などなど。
 6時まで庭談議。30年以上の園芸経験のあるUとの話は尽きることがない。近い再会を約してバス停まで送る。
 戻ってきてダウン。多分7時前。

2018年3月22日木曜日

サンソン以外の達郎さんを聴く

3月21日。星期三。                  125/78。63.4kg。

 空海の命日らしい。「弘法も筆の誤り」の筆って、って考えちゃう不届き者です。

 昨夜燗酒を2合で〆たのが効いたらしく、早めの起床。で、早朝キッチンは「杏仁豆腐」、「ハヤシライス」。後者は夕食用。

 水まわり掃除も早めに済ませ、9時には近所に買い出し。今日のお客さん(ケイ)と明日のお客さん(エダル)の歓待料理の支度である。

 雨も降り始め、庭作業(小松菜と正月菜の縮小)は延期。2日続けて遊びに来たホオジロが来ないなぁ。

 昼食は「チャンポン」。やっと食べる前に気が付き「黒酢」を加えて食べたら、やっぱり美味しかった。

 午後はひたすら夕食の準備と明日の夕食の下ごしらえ。「ラザニア」はオーブンに突っ込んで焼けば済むという、前回成功した調理法である。
 そして在庫整理もいよいよ大詰めとなる。ラザニア用の合挽肉は使用する200gのものがなく、400gが処分価格だったんで買っては来たが、残せないので急遽「ハンバーグ」を作ることにした。

 ケイは「おやつの時間」前に到着。

 夕食は「オムハヤシライス・ハンバーグ入り」。まさにお子様向けメニュー。「正月菜(オリジナルはキャベツだったが次のメニューでかぶっちまうんで)チーズスープ」、「キャベツと蒸しどりのカレー風味コールスロー」。
具なしラクサ。ホッピーがあるのが「わびしさ」の雰囲気を醸し出してる。
ケイが以上のメニューで満腹感を得られなかったらしいので、追加メニューで「ラクサ」登場。ケイのねぇねぇにもらったインスタントものである。
 しばらくビートルズなどを聴いたりしてたが、8時前に解散。

 その後ラジオに変えたら、なんと国営放送に山下達郎が出演してるではないか。有働由美子と対談しながら彼がセレクトした曲をかけるという趣向だった。
 で、いきなり(俺が聴き始めた時)クインシー・ジョーンズのプロヂュースによるマイケル・ジャクソンの曲がかけられた。この曲の後に「スリラー」が作られたのだ。
 対談の中での質問は山下さんの記憶力についてのものがあり、彼の答えは「好きこそ....」というものであり、これは才能もあるがストイックになると結構記憶力って鍛えられるんじゃあないだろうか。俺の友人であるWの歴史等に関する記憶力驚かされること度々であることからしても、それは確かなことであると思う。
 「サンソン」とは違った趣向なので選曲されたものも新鮮だった。名前は聞き漏らしちまったが「ハウスイズノットアホーム」ってディオンヌ・ワーウィックでしか聴いたことがない曲を他の歌手が歌ったものはたしかに素晴らしかった。抑え気味の歌い方で曲のムードを活かした歌い方だった。ハルデービット&バート・バカラック黄金コンビの数ある名曲のひとつである。
 名前にとらわれずに、ひたすら自分の耳を信じ、好みの曲を追求するという姿勢は素晴らしい。で、その曲が俺の好みとあったりするとなお楽しい。と、考えてるファンは多いんだろうな。
 この他中島みゆき作・研ナオコ歌の「雨ガラス」。越路吹雪歌の「サン・トワ・マミー」、奥さん作・ 広末涼子歌の「とまどい」、奥さん自作自演の「プラスチックラブ」&「駅」、本人の「ゲット・バック・イン・ラブ」など10時ころまで楽しんでからダウン。「ウェンズデー・ソング・ブック」堪能。

2018年3月21日水曜日

さつまいも完食

3月20日。星期二。                計測忘れ。

 雨だ。それでも買い出しに8時半ころ出かける。

 帰宅後読書。荷風先生の随筆は「矢立のちび筆」。ここで言う矢立ては弓道のそれではなく、携帯筆箱のようなものであることが調べて分かった。ここでも西洋文明の模倣をし、それを進歩だという政府の言い分に対し真っ向から批判を加えるという態度は変わらない。花鳥風月を愛す先生の真骨頂である。
 また次の「小説作法」の中では中学校の英語教育に対する批判をしている。喋れないのは学校が悪いからだとして、習いたけりゃ専門学校を目指すべきだとしている。これって現在も変わってないのは、文部省のどうしようもなさが変わってないとうことなんだろう。

 昼食は「サンドイッチ」。名づけて「貧乏サンド」。8枚切りパンにベーコンとスライスチーズとルッコラをはさみマスタードを塗ったもの。今回はレンジで蒸した鶏胸肉をアボカドと和えてマスタードとマヨネーズを加えたものと2種である。どうやら定番化?

 午後も止みそうになかったんで電気料金時間帯を無視して台所作業。作業中、クインシー・ジョーンズの2枚のCDをたっぷり聴いた。                                      カリフラワーと正月菜とさつまいもを茹でるのは夕食の下ごしらえ。

 「スィートポテト」。蒸し器で蒸し上げたあと、弱火にして温度を下げぬようにしながら裏ごし作業は600g。結構な暇つぶし、ではなくさつまいもつぶしである。

 昨日使った油で長ネギ・たまねぎ・人参の「かき揚げ」。なんと呼ぶのだろうか、刻んだ素材を水で溶いた天ぷら粉に投入する前に天ぷら粉をまぶしておくことを。確かにこうすると、鍋に入れるときのたれ方が違うし、中でもばれにくいので形もよく上がる。また揚げ物の腕上がっちゃったな。

 久しぶりの「大根の皮のきんぴら」。大根は「貧乏おでん」にした。お供の具材は昆布とこんにゃくのみ。この2種は留守を長くするので義母向けの作り置き料理である。

 雨が上がってからケイのにぃにぃは庭の通路で雨水がたまりやすいところを何箇所か掘り起こして米ぬかを埋めた。
ケイのにぃにぃの今年初めて捕殺した蝉の幼虫。串刺しの刑。
俺は、キャベツのネットを高さを調整しちょっと高くした。更に家の建物に向かったところに1箇所だけ少し隙間を作った。鳥が侵入できるぎりぎりの幅ってところだろうか。もし入った時に居合わせれば、手前から脅しをかければ逃げ場がなくなるという計画だ。まさかこちらに向かって逃げようとはしないだろうからだ。また殺してやる。この日もネットの上からついばんでいやがった。キャベツと移植したブロッコリーが標的になっている。で、ブロッコリーも場所を移動し、これはネットを高く、広くして侵入も外部からのついばみも防ぐことを狙い、標的をキャベツに集中しようと考えた。さて、どう出るか。

 夕食はすでに在庫整理の段階に入った。「とんかつのオニオンケチャップソース、蒸しさつまいもとせん切りキャベツ付き」、「茄子の味噌汁」、「正月菜とちくわの煮浸し」、既製品の「奈良漬け」、「カリフラワー入り納豆」。この日で昨年収穫したさつまいもの全量を加工し終わった。
 白州~発泡酒~燗酒二合で8時過ぎにはダウン。
 

2018年3月20日火曜日

正月菜の本番

 3月19日。星期一。                     149/98。63.6kg。

 3月は決算時期が集中するため、あちこちで数字をあげようとして値下げ合戦が繰り広げられている。この時期は日持ちのするものをターゲットに在庫とするには持ってこいなんである。陽気も良くなり、暖かくなると財布の紐も緩くなるとはこのことか。

 庭作業は、まず、ブロッコリーを3株選んで、大きめの鉢に移植し、ネットをかけたところに設置した。その他の未熟な株は撤収し、第4の畝には何もなくなったので、まだ施肥していないところを済ませてからふるい作業を行なった。
 思ったよりも時間がかからなかったんで続けて第3、2の畝と済ませた。さすがに3年目に入ったこの畝は、ケイのにぃにぃがメンテナンスしたこともあり、石も根もほとんどなく、土の塊もなかったのであっという間にふるい作業を終えた。

 昼食はせっかくの正月菜を使っての「お雑煮」。

 午後も庭作業。天気予報では朝一番で午後から降雨としていたのが昼の予報から夕方になったので、この際一気に予定していた明日の作業もすまそうと考えた。
 第1の畝のふるい作業はきつかった。去年開拓したもので、大根、キャベツは途中で撤収した場所であり庭の中ではもっとも日照時間の短い場所でもある。土の塊どころか石も多く、難渋したな。

 それでも難所を超えたら気が楽になり、すぐに次の作業に入った。たまねぎを10株くらい選んで移植し、残った株を撤収し二本の畝(第11の畝)に施肥して耕した。
 カリフラワーは諦め、残っていた5株を撤収し、もとから空いていた畝とふたつの畝(第8と第9)に施肥し耕した。
 これで、耕した畝のふるい作業までやれば完璧だったんだが、さすがに疲れたんで、この続きは沖縄から帰ってきてからすることにした。肥料をまいてから経過しなきゃならない時間もちょうどいい。で、4月初めに一斉に種まきとなる予定だ。

 夕食はケイのにぃにぃによる「唐揚げ」。その揚げ作業に続いて、とんかつを2枚揚げる。明日の夕食用である。
 「芋粥」、「キャベツなどの野菜とウインナのコンソメスープ」、「正月菜とカリフラワーのツナサラダ」、「ねぎとキャベツのチヂミ」。最後のチヂミは残ったパン粉や小麦粉や溶き卵を使ったもので、揚げ物のあとの定番となりつつある。これにチリソースやキムチがとても合う。

 作りながら聴いていたのは昨日買ったクインシー・ジョーンズの2枚のCD。1989年と1995年のヒットアルバムで、参加アーティストがすごい。俺が知ってるだけで、ナンシー・ウィルソン、レイ・チャールズ、スティービー・ワンダー、バリー・ホワイト、チャカ・カーン、ヒューバート・ロウズ、ハービー・ハンコック、フィル・コリンズ.......、きりがない。おやっ、と思ったのがエル・デバージ。好きな曲があって、欲しいCDのリストにも入っている。

 アペリティフとしてのボウモア~発泡酒~ホッピー~焼酎の水割りをちびちびやりながらTV鑑賞・「モヤさま・川越編」。つまみはチヂミと唐揚げとルッコラ。ビールや焼酎には唐揚げって本当に合うね。360g揚げた唐揚げ完売。ちょっと食べ過ぎたかな?9時過ぎダウン。

2018年3月19日月曜日

龍ケ崎逍遙

3月18日。星期天。               135/73。63.2kg。

 二日酔い。たっぷり寝たあとで、しかも暖かく気分がいい。

 だらだらネットサーフィンのあと買い物。

 11時に出発。今日はお隣の駅である佐貫から龍ケ崎線にのり終点(と言ったって2駅目)龍ケ崎へ行き、「ダークモール」で午後を過ごす計画である。

 行きの電車は20人位乗ってただろうか。その中で二人のジジイが酒を飲み始めた。一人は缶酎ハイ、一人は缶ビール。その向こうではババア三人組の真ん中のババアが鼻毛を抜いていた。なんとも民度が低くのんびりした風景だったな。
3両ある龍ケ崎線車両の一番古いもの。


 駅から商店街(と言ってもシャッター通り)を歩き、定食屋で昼食。ここは当たりだったな。ケイのにぃにぃはメニューに「カツライス」と記載されてただけで大喜びで、俺はストーブが店のほぼ中欧においてあり、その上の大きなヤカンから湯気が出ているだけで気に入った店になった。

 ケイのにぃにぃは「トンテキ定食」、俺は「カツ煮定食のご飯半分」と瓶ビール。ビールがスーパードライなのが惜しい。厨房の店内にむけた棚にキリンラガーのレプリカがあり、明治・大正・昭和・平成と4代に渡るラベルが見られるように陳列してあるんだが、できれば店でもきりんを出してもらいたい。歴史を確かめたら明治21年(1888年)に誕生したんだそうだ。ちなみにサッポロビールは明治11年、アサヒは明治22年だ。

 ダークモールは日曜日で客が平日に比べ多いようだった。中古CDをチェックし、クインシー・ジョーンズのものを2枚。ケイのにぃにぃはミーシャ数枚と山下達郎のクリスマスソング集(存在を知らなかった)を見つけた。
 そこで別れて、俺は古本屋で2時間余を過ごす。目的のものはひとつも見つからなかったが、それでも4冊購入。400円税込み。店主が休みで精算は隣の古着屋さんで。なんとのんびりしたところだ。
 で、今回わかったことだが、土浦と同じく、数軒の古本屋さんで経営している店だった。各ブースがあるようで、陳列もかなりバラバラのところや一応分別をしているようなところもあり、値札にその店名が記されているんである。
 だから同じ本でも50円~100円くらいの差が出る場合もある。

4時ころ合流して佐貫に戻り、駅そばの中華屋で飲む。瓶ビール~ホッピー。この店ではホッピーセットのメニューがないので(と言うより茨城県ではホッピーはそれほどメジャーではない)真露をボトルで注文し、ホッピーと氷&水で自作することになる。この水差しにはレモンが入っていた。で、ホッピーを飲んだあとはひたすら水割り。
 水餃子、レバニラ、角煮、揚げピーナッツ。最初は飲み食い放題2980円で飲むつもりが、4名様からという限定コースだったんで目的は果たせなかったが、精算したら6千円だったんで、ほぼ同じとなった。
 駅まで歩いて1分。へべれけになっても安心だ。帰りの電車で、「いいちこ」の水割りを飲む。ケイのにぃにぃが買ったものだ。いつ頃からか習慣になったな。
 帰宅して達郎さんのCDを聴きながら〆にウイスキーを舐めてからダウン。時刻不明。

2018年3月18日日曜日

泥にまみれようじゃないか

3月17日。星期六。              142/88。63.0kg。

 早朝キッチンは昼食用ゆで卵のみ。
 
 近所のスーパーへの買い物を早めに済ませ、庭作業。いちご畑のマルチングを済ませた。ブロックで仕切ったところのすぐそばに植え付けてしまったことを後悔することになった。距離をとってないことでマルチングシートを地中に埋めることが難しくなっちまったからである。で、シャベルの先で押しこむことで何とかしたことはしたんだが、つくづくさきのことを考えない自分の無能さを感じるんである。

 れんげの種をまいたポットの土を天日に晒した。結局ひとつも芽が出なかった。50円がパー。

 昼食は「汁なし担々麺」。北海道のメーカーのチルド食品。もやし・ゆで卵・長ネギをトッピングした。これに「明洞キムチ鍋」。これはもう定番となった。使用するは149円税別のキムチである。

 午後も庭作業。第5、6の畝のふるい作業を済ませた。残りは第1~4の畝。

ジョーを怖がらない鳥。
 作業中に隣人が食に関しての集会に参加した時の資料を持ってきて、その集会の中で家庭菜園を強く提唱していたことを教えてくれた。つまり俺がやってることが時代に乗っていると言いたいところなんだろう。で、興味もあったのでその資料を貸してもらった。
 パラっと見た中に食料品の廃棄率や輸入に頼っている日本の現状など、現在盛んにマスコミで取り上げられている記事があった。
 後で読んでみたところ、ほとんど耳や目にした内容だったが、その中に気になる記事が一つだけあった。最近の日本農業の生産品目の推移である。1985年と2015年の比較数値である。この30年の間に農家の作るものがほとんど減っている中で微増するものがあった。青梗菜、みず菜、ニラ、レタスやサラダ菜で、大幅増になっているものもあり、それはプチトマト、小松菜、ブロッコリーである。根菜がほとんどない。ってことは、最近の農家は泥にまみれる事嫌っている傾向にあるということがよく分かる。収益にも大きく関わることであり、汗水流して泥まみれになっても儲からないということなんだろうな。
 輸入する農産物は約6兆円/年で、4割近くをアメリカと中国から輸入しており、国内ではほとんど生産をやめてしまった物も多い。薬品まみれでも廉価な農産物を輸入して、日本の農業をしぼませながら、その半分を廃棄しているというのが日本の現状なんだ。
 こういう現実をつきつけられると、やはり自分で自分の食うものを作るというのが自然な気がする。

 夕食は「芋粥」、「豚肉とエリンギの塩とろみ炒め」、「おからの豆サラダ」、「赤かぶの甘酢漬け」、「もずくと正月菜入り納豆」、「大根の味噌汁」。
 白州~発泡酒から、ケイのにぃにぃが買って来たチリ産メルロー種とカベルネ種のワインを1杯づつ飲み、あまりの頼りなさにそれぞれ倉庫にお戻りになってもらった。で、代わりにスペイン産テンプラリーニョ種オーガニックワインを飲んだ。これも今では定番になったものである。お戻りになったものはグリューワインになるだろう。
 TV鑑賞は「寅さん」。初めて観る最終作品でありロケ地は奄美大島で、この撮影後に主演の渥美清は亡くなっており、確かにこの作品の中の寅さんは元気ない。目力がまるでなく、声も出てない。あのつばを散らすような啖呵はこの作品の中では見られない。無理をおしての撮影だったんだろうな。 あらためて合掌。
 続けて「アド街・芝編」。つい最近Wと行った増上寺周辺である。もっとも、これも俺の悪いところでなんとなく見てるだけといった観光であることから「三解脱門」のいわれもこの番組で知った。3つの煩悩は「貪り・怒り・愚かさ」はまさに俺自身を評するに言い得て妙だ。もっとも煩悩は3つで済むわけないんだが。
 酒を貪り、日本の食糧事情に怒り、堂々巡りの思案を繰り返す愚かさを露呈しながら10時過ぎにダウン。

2018年3月17日土曜日

疎雨

3月16日。星期五。                  150/99。63.4kg。

 暖かい。早朝キッチンは「味付けザーサイ」。夕食に使うためである。たくさん作ると保存がきかないことが前回作ったものがカビたことでわかったんでひとかたまりづつ作ることにした。

 朝の買い物は小雨の中。帰り道、ヨモギやつくしが出ているのを発見した。つくしは去年と同じ場所であり、出てきてから時間が経っているらしいようだ。次回通るときには採集しよう。

 帰宅後「雨読」。「文読む月日」ではルソーさんが語る。おしゃべりな者は自分が知っていることをすべてしゃべろうとする。それは自分の知っていることが重要(自分にとって)だと思うからだ。相手にとっても重要なことと判断しない限り、賢明な者は大抵無口である、とさ。

 「矢はずぐさ」。荷風先生、二度目の結婚も1年ともたなかったが、かなり未練が残ったようで、その回顧録でありその相手を賛辞してやまない。芸姑上がりのその相手は家事にも芸術などにも精通した人だったようで、当時としては珍しい自立した婦人である。大正5年、荷風先生38歳より独居生活が始まり、当時より自身の「老い」を意識するようになっているのは、この離婚がかなり影響しているとみられる。日毎に整頓され住みやすくされてゆく住まいと毎日の趣向を凝らした料理、これ以上の幸せを望むべくもない、そんな生活を経験したら誰だって落ち込むよなあ。
 ちなみに題名は雑草の名であり、葉の形状が弓をかける矢の場所である「矢筈」に似ているからだ。これも弓道をかじったことがあるのですぐ分かった。

 江戸戯作本では「無益委記(むだいき)」。恋川春町作。例えば「猫も杓子も」という言い回しを戯画化するとこうなる、と言ったナンセンスコントの連作集といえばいいだろうか。 これが江戸時代にあったということが驚きである。時代を風刺する姿勢は他の作品とも共通していることであり、江戸時代がいかに面白く暮らせる時代であったことがうかがえる。
 板橋区に「仲宿」という場所があるが、坊さんがそこで着替えてから吉原に遊びにゆくというエピソードがあり、まさに「中宿」だったことがわかる。また男色についてもいくつかのエピソードがあり、弘法大師が男色の元祖であると言われていたことまで知ることが出来た。驚愕の歴史だぜえ。

 昼食は「焼きそば」。

 やまない雨。こんなふり方を「疎雨(そう)」とも呼ぶらしい。荷風先生の随筆「西瓜」で使われていた。聴いたことのない言葉ががんがん出てくるんで、電子辞書を使いながらの読書は遅々としてはかどらないが、年金生活者にとっては正しい時間の潰し方だな。
 この1篇は荷風先生60歳当時の回顧録である。独居生活長く、近所付き合いもない自身が、送られてきた西瓜ひとつの処置に困るところから始まる。真桑瓜(まくわうり)、心太(ところてん)、青魚(さんまなど)は永井家では下賎な食い物として食べさせられなかったことやクリスマスなどの安易に輸入された舶来ものを忌み嫌うという、後年に影響する習慣の由来などが描かれる。
 この中にも二度目の結婚生活での忘れられない思い出の風景が書かれている。精神的にも肉体的にも自由人として生きようとはするが、思い出からは逃げられず、去来するそうしたものからは逃げられないし、歳を重ねれば当然老いて肉体的にもいつまでも自由に動き回れるというわけにも行かなくなる 。そんな悲しみが伝わってくる。それらを「三界の首枷(さんがいのくびかせ)」という言葉で表現することを知った。

 夕飯は「豚ひき肉ともやしのザーサイ炒め」、「ちくわとおから煮と正月菜の白和え」、「なます」、「正月菜とハムとワンタンの皮の中華スープ」。

 発泡酒~泡盛のシークワーサー水割りをちびちびやりながらTV鑑賞。「入りにくい居酒屋・チェジュ島編&ロンドン編」、「二度目の・ノルウェー」。
 つまみは「しもつかれ味のポテトチップス」、「しゅうまいのポテトチップス」~柿ピー。食べ過ぎかも。番組の中で紹介される料理に触発されてるかもしれないな。 10時過ぎにダウン。

 

2018年3月16日金曜日

幼虫大戦争

3月15日。星期四。                113/70。63.4kg。

 あの~、と言いたくなるような選曲だな。FMゆうゆうの3時台の最初の曲が、がちな(使い方合ってるかな?)クリスマスソング。まあ、1曲だったからいいけど、いきなりだったからな。

 早朝キッチンは「ミキ」。暖かくなると「奄美パワー」が欲しくなる。と、「豚味噌」。これも九州以南の調味料?だが、今回初めてとなる。「芋粥」のレシピにくっついていたもの。
 洗い物をしていて気がついた。義母が使いそうな蓋付き湯呑みをふたつ見つけて選ばさしたところ残ったひとつの裏印(と呼ぶそうだ)が「深川O」という3文字があり、最後の字が読めなかったんで調べたところ、「深川製」であり、会社の名前が深川製磁で、有田焼の有名な窯だそうである。香蘭社(これは知ってる)の社長の弟が経営しているとのことで、まさか東京深川で焼き物やってるわけないとは思ったが、まあ調べて結構なお品であることだけは判明した。皇室御用達の会社でもあるが、経営状態そのものは苦戦しているらしいことまでわかった。高級品路線が軌道に乗ってないということも知った。
 ちょっとこぶりだが、蓋付きのこちらのほうが俺の好みだったんで使うことにした。

 朝一番で郵便局。一旦帰宅して再度買い物に出かけた。駅隣接のスーパー~ホームセンター。

 帰宅後正月菜の間引きと作付面積の縮小。
正月菜の収穫は約1.4kgあり、200gづつ小分けした。
昼食は「ミニカツ丼&かけそばセット」。カツ丼は冷凍しておいたもの。当分いけるな。

 午後は買って来たマルチングシートをいちご畑にかけることにした、ところ...。
虫に食われた跡がある葉をめくったら出てきたヨトウムシ。満腹後の昼寝?

更にお隣にいた、何の幼虫だろう?
いきなり「幼虫大戦争」が勃発したようだ。先が思いやられるな。で、作業は1列やり始めた時に風が急に強くなり、作業継続できないほどだったんで、なんとか1列だけ済ませて終了とした。

 ラジオを聴きながら夕食準備。夕方だからといってインターFMまでグルメ情報なんかやりだした。なんというか各局同じようなことやっていて「独自性」というものを打ち出そうという意気込みはないのかね。もっとも「FMkokoro」のように経営が行き詰っていたんではしょうがないからなあ。

 ぶつぶつ文句つけながら作った夕食は「鶏肉のガーリックフリッター」、「正月菜&ルッコラの和風シーザーサラダ」、「正月菜・ベーコン・たまねぎ・人参のコンソメスープ」。
 今日は「オリーブの日」なので、オリーブをつまみにし、発泡酒~焼酎のシークワーサー水割りをちびちびやりながらDVD鑑賞。「ハウスオブカード・シーズン5の最終回。どうにもすごい展開で、現実に合わせてケビン・スペイシー降板が描かれ、シーズン6はロビン・ライト大統領のお話になるそうだ。
 〆にウイスキーを何杯か舐めて10時前にはダウン。

2018年3月15日木曜日

遅ればせの啓蟄

3月14日。星期三。                  142/94。63.6kg。
今年初めて捕殺した、憎っくきモンシロ。

ヨトウムシの被害から立ち直って、ネットを外した九条ねぎ。

去年収穫した最後のさつまいも。1.6kg。可食部分は1.5kgあった。


今年初めて見たカナヘビ。赤ちゃんだな。無事育って欲しいものだ。 
いっぺんに春めいた朝だ。水まわり掃除も楽だ。

 早朝キッチンは「さつまいも・ハニーバタージャム」。まあまあの出来で仕上がったものの何に使えば一番合うんだろう。日持ちもしそうにもないし、今回はさつまいも200g分しか使用していない。

 昼食は「塩さば焼き定食」。付け合せは「赤かぶの甘酢漬け」と「小松菜と豆腐のお吸い物」。

 午後は庭作業。3本の畝を残し、施肥と掘り起こし。気温が高くなると飛来するものも多くなり、この日だけでモンシロチョウ・モンキチョウ・タテハを確認した。掘り起こしでハサミムシも成虫になったやつを捕殺した。後はカナヘビの確認が朗報となった。庭が整備されたことにより隠れ場所が少なくなった現在、夏までは身の安全の確保が大変だろうな。

 夕食作り前に読書。これから読書の時間も減る。今日も荷風先生の随筆と短編を1つづつしか読めなかった。「書かでもの記」では、師と仰ぐ広津柳浪との出会いとその後の良好な関係、出版関連事業に携わり、事業の大変さを克明に綴られていた。その他歌舞伎関連の、今で言う「スタッフ」の仕事の体験談。上田敏との交流など、過去を顧みて徒然なるままに記されていた。
 小説は「牡丹の客」。少し前に同棲していた女と、浅草から本所の牡丹園までの道行きで、ほぼ私小説である。が、季節の移り変わりや作者の好きな川の風景が情緒たっぷりに描かれている。二人の会話も説明臭くなくて良い。

 夕食は「芋粥」、「蒸鶏と小松菜(オリジナルは菜の花)の塩香味だれかけ」、「小松菜入り納豆」、作りおきの「ひじきと大豆の煮物」、「茄子とおからの味噌汁」。今日はNAD。
 片付け終えて、明日作る予定の「ミキ」のための粥をセッティングしてから7時ちょっと過ぎにはベッドイン。 本をひろげたものの8時前にダウン。

2018年3月14日水曜日

東京?で観る月

3月13日。星期二。             128/82。64.0kg。

 早朝キッチンは「赤かぶの甘酢漬け」の本漬けと、昨日天日干しをした赤かぶの葉と大根の葉の本漬け。後者は「青菜の塩漬け」のレシピによった。

 午前中はPCに映像を取り込めない原因を追求した。カメラの取説を読んだら、撮影モードダイヤルが無意識に動かした形跡があることがわかり、案外早くに復旧したが、その時のダイヤル操作で何枚かのデータが失われた。やれやれ。

 昼食は「インスタントラーメン」。具材はもやし・長ネギ・たまねぎ・人参・ハム・小松菜。

 午後は映画鑑賞。1997年市川準監督作品。独特の映像美を作る人だ。今回も東京の風景を写真集のようなものにしている。
 エンドクレジットで「浦安市協力」と表示されているのに気がついて、もしやと思い調べてみたら劇中の「上宿商店街」というのは架空のものであり、撮影はすべて浦安市のロケだった。同名の商店街は亀有にあるのだが、映像で見る限りはおよそ作品のムードに沿うものではなかった。
 上宿商店街の看板に夕方になるころライトが付く瞬間などを実にいいムードを出している。

 お話の方は興味本位から町に戻ってきた男とその妻、喫茶店を経営する未亡人との三角関係らしい過去を探る上川隆也演ずる物書き?によって話が進むが、どうやら男の妻を好いているらしい雰囲気を漂わせている。説明的なセリフが殆ど無いので劇がうるさくない。
 劇中の映画は「あらかじめ失われた恋人たち」で、たしか1970年ころの作品だと思うが、この作品に未亡人役の桃井かおりのデビュー作でもある。また最後で故郷の岡山に帰った未亡人が、男のところへ送ったものが、当然だが「桃」だ。エンディングの自転車に乗る未亡人もいいし、ショートカットの桃井かおりはこの作品のときが一番きれいだったんじゃあないだろうか?
 松重豊の名もクレジットされてたけど全然わからなかった。

 それにしても浦安市フラワー商店街、いいところだなあ。劇中雲に隠れたり現れたりする月、あれは浦安から観た月だったんだ。

 夕食は「チキンカレーチーズソテー」、「小松菜とアーモンドの和え物」、「エシャロット&にんにく&じゃがいもの卵炒め」、「ベーコン・クリームシチュー」。
 発泡酒のトマトジュース割り~ハウスワインをちびちびやりながらTV鑑賞。「モヤさま・入谷編」。傘やが気になったな。ぜんぶ売り尽くしてから閉店するというその店、あと1万本残ってるんだと。

 ちょっと食べたくなって、「塩卵」と発泡酒で〆てから10時前にはダウン。ちょっと食べ過ぎだな。
 

2018年3月13日火曜日

モンシロ捕殺事始め

3月12日。星期一。                123/73。63.2kg。

 「サンソン」をタイムフリーで聴き始めたら、いきなり「ジョアンナ」がかかった。スコット・ウォーカーのヒット曲で、彼の歌の中で最も好きな歌だ。3.11にかけた「しっとりした曲特集で、後半ではオーティス・レディングの「ドック・オブ・ザ・ベイ」もかかった。今日もいい出だしだ。

 早朝キッチンはちょっといたみ気味のりんごでジャム制作。が、横着した重量の計測をやってしまい、砂糖の量が不明のまま作ってしまった。まあこんなもんだろう、といういい加減さがぴったしカンカンになったことはこれまで皆無だった記憶が蘇った時はもう遅く、仕上がりはかなり甘さ控えめの今流行のジャム同様になっちまった。

 昨日買った赤かぶの仮漬け。皮むいて重量を測ったら1.3kgもあった。今まで作った中で最重量である。
 今回葉も具合が良さそうなので、同じく新鮮な大根の葉と一緒に塩漬けすることに決め、天日干しすることにした。本漬けは赤かぶと同様明日となる。

 朝の掃除は水拭きで統一した。花粉対策のためである。ウエットフロアシートを使用する。

 郵便局からケイのところへ荷物を送ってから買い物。

 昼食はケイのにぃにぃが作った煮物の残り汁にさば缶とたまねぎを加え、卵でとじた「貧乏丼」。これに採りたての「小松菜のお吸い物」。

 午後は庭作業。「小松菜」の間引き。後で計量したらなんと800gもあった。
やっと取り込めた1枚。他のは消えちゃった?
  現在一把200円位で重さは大体300gだから500円以上になるか。種は50円だから当然元はとれたな。が、間引くのも手間が掛かるが、その後の洗浄などの作業の時間はかなりかかる。暇ならではこその作業である。間引き作業にヨトウムシ1匹捕殺。やはりキャベツが狙いのようで、ネットの上を旋回しているところを捕まえた。また、終わりなき戦いが始まった。
 気温がどんどん上がっていく中で、今年初めてモンシロチョウが飛来した。で、すぐに追いかけそれを捕殺した。デジカメの調子が良くなく、せっかく撮したのにPCにその画像を取り込めない現状が非常に残念である。
 「九条ねぎ」のネットを外す。かなり育った。 移植してひとつの畝をすべて九条ねぎだけにするのがケイのにぃにぃの計画だ。
 
 3月末から4月中旬にまく種の袋を持って、区割りを行なって、その区割り表を作った。種の袋には去年使った畝の番号のシールを貼ってあり、連作障害を回避するようにした。これも俺のアイデア。

 読書は「東京百話」の中の1篇のみ。獅子文六のエッセイであり、都電について書かれていて、昭和40年にはまだほとんど路線が営業されていたことがわかった。昭和40年って東京オリンピックの翌年であり、その当時は調布市に住んでいて、都電を利用することはまずなかったから知らないのも当然のことだ。オリンピック前になくなったんじゃないかと思い込んでいた。小学1年生ころにトロリーバスに乗ったことは覚えているんだが、都電に乗った記憶が殆ど無い。なんかえらく損した心持ちになりながら読み終えた。

 午前中に近所のドラッグストアに行って、まだ処分品値引きシール(次の日に切れるもの)を貼ってなかった ので、3時過ぎにもう一度行ってみたら、シールを貼ったものが2つあった。「キムチ・298円税別」が149円税別になる。このところ国産品のこの品の味にすっかり慣れた。
 この他、落花生やちくわ等の処分品を買った。この店の処分は段階を踏むものではなくかなり雑な値引きの仕方で、こちらとしてはかなりのお得になる。

 夕食は「なすとピーマンの味噌炒め」、作りおきの「ひじきと大豆の煮物」、「キャベツとセロリの浅漬」、「じゃこ入り卯の花」、「あぐら揚げと小松菜のおから汁」。

 発泡酒のトマトジュース割りでの食事の後、燗酒をちびちびやりながら映画鑑賞。「ロスト・イン・トランスレーション」。ソフィア・コッポラ脚本・監督作品。ビル・マーレイ&スカーレット・ヨハンソン主演。コミュニケーションの難しさを日本を舞台にして描き、素晴らしい作品となっている。特にビル・マーレイが良い。「ブロークン・フラワーズ」でも良かったが、独特の雰囲気を醸し出す俳優さんだな。男は国に帰れば家族があり、女にはあまりかまってくれない夫のしごとにくっついてきているわけで、好意を持ってもそれなりに切ない思いとなる。これを外国(日本)のカルチャーを背景に描いてて、映像としても面白い。
 それにしてもスカーレット・ヨハンソンのおしりからのアップってのがすごい。彼女のおしりの素晴らしさは「私がくまにキレた理由」でも拝見しているし、それがきっかけでファンになったのだ。
 10時にダウン。

2018年3月12日月曜日

悩みの種

3月11日。星期天。            計測忘れ。

 早めに起きて、PCに向かって思い出した。今日は毎月第2日曜日の9時から、実家のすぐそばでおこなわれている「お掃除集会(俺はそう呼んでいるが)」に参加する予定があったことを。で、7時にマンションを出て実家に向かった。
 班長としての〆でもある。まあ、大したことはやらなかったが、自治会自体がほとんど積極的な活動をしてないし、班長の仕事も更になくなってゆくんではないかと思える。
 で、そのことを含め、「お掃除集会」を単なる「集会」に変えることを提案し、この日の参加者の同意を得た。掃除本来の意味がなくなっている(昔は空き地の整備が目的だった)ことと、それがあって参加しない人もいるのではないかと考えたからである。次の回覧で今日決まったことを知らせることにした。
 
 午前中は牛久の外れにある農協が運営する直売所まで買い物に行った。ケイに送る「ホワイトデー」用の食べ物を探すためである。近所では土地の特色のあるものや気の利いたものがないからである。
 最初に見つけたのは陳列棚ではなく通路の上に自家に置かれた箱に入った「赤かぶ」だった。2個づつバンドルされているものが3つあり、そのうちのいいところを2つ選んだ。それでも1kg以上はありそうだ。
 その他茨城産の肉の加工品などと一緒に大根も買った。250円だが葉も立派だし、無農薬ではないが新鮮であることは誰にでもわかるだろう。野菜も新鮮が一番だな。
 かなり遠くまで来て、帰り道、100均と2軒のスーパーで買い物して、買い物カゴは満杯になった。

 昼食まで読書。「東京百話」。種村季弘さんが編集したエッセイ集3巻のうちのひとつ。読み始めて驚いた。2篇目が佐多稲子さんだったんである。下駄についての思い出を書いたエッセイなんだが、しばらくして一度読んだことを思い出した。彼女の作品は読んでいたことになるわけだ。
 去年、墨田区の郷土資料館へ行った時、そこが佐多稲子邸の跡地だということを知って、これはなんかの縁だと思い一度昨品を読んでみたいと思い適当なものを探し始めたんである。先日読み終えたベストエッセイ集でも彼女のものが掲載されてたんで選んだくらいである。
 この下駄のエッセイの中には当然「日和下駄」も出てきた。と、すれば足駄も出てきた。俺も小学校に上る前までは下駄で生活してたので懐かしく読んだ。もっとも足駄は履いたこともないが。

 昼食は「しょうが焼き定食」。豚こまが150g余ってたんで、たまねぎを多めに加えてちょうどいい量のものが仕上がった。これにインスタントしじみ味噌汁、作りおきの「根菜のきんぴら」。

 午後はケイのにぃにぃと買い物。スーパー~ディスカウントストア~ホームセンター~ドラッグストア。一旦帰宅して荷物をおいてから、近所のスーパー~酒屋。まさにフルコース。

 ホームセンターでたずねたところ、毎年5月から「蓮」を売り出しているとのこと。大きな鉢を買って庭で蓮を育てるのが今年の目標のひとつである。
 この日は野菜の種を10種類以上買い集めた。初めてのものもあり、いよいよ庭作業が本格的に再開することになった。今月下旬から種まきが始まる。

 ケイのにぃにぃが留守中に買っておいてくれた鶏胸肉を、帰宅してから作ったレシピに合わせて小分けにした。4日分の夕食のメニューが決まった。

 この日の夕食のメインはケイのにぃにぃによる「酢鶏」。鶏肉の下ごしらえが初めての試みによるものであり、その他は3社のレシピのいいとこ取りの「酢豚」のレシピによるものである。
 これがめちゃくちゃに美味い。昨日ケイのねぇねぇのところで俺が作ったケチャップ炒めより肉が柔らかい。これは後で教えてもらおう。
 「トマトとレタスのサラダ」、「しいたけ&きくらげ&青ネギの中華スープ」、「塩卵」。

 発泡酒のトマトジュース割り~焼酎のシークワーサー水割りをちびちびやりながら畑の区画分け。今年は品目が多いし、連作障害回避もせねばならないんで、割り振りが大変である。ログをつけておいてよかった。
 ケイのにぃにぃが9時過ぎに東京に向けて出発。確定申告のためだそうだ。
 
 作業を終えてからTV鑑賞。「ミニミニ大作戦」の後半。主演のマーク・ウォルバーグってマット・デイモン似だよな。アメリカ人好みのタイプなんだろうな。映画自体は普通。今風にリメイクしてあるが、オリジナルのユーモアはだいぶ減っちゃったようなきがするんだが、俺の記憶も怪しいんでもう一度見るしかないかなあ。10時過ぎにダウン。

2018年3月11日日曜日

ショートヘルパー(生活)

3月10日。星期六。                162/74。63.6㎏。

 5時起床。昨日が遅かったんでかなり眠い。

 7時出発、ケイのねぇねぇのところへ向かう。

 ジュウジああーろは熱も下がって元気そうだったんで、夕方まで一緒にいても問題なそうだった。やはり、具合の悪い子供と一緒に過ごすのは神経も使うし大変だからな。ヘルパーでも「身体」より「生活」のほうが実入りは少ないが楽だ。
 お昼をどうしようか考えているところへ、ケイのねぇねぇから電話あり、今度は保育園に預けたハツコが熱を出して具合がすごく悪いとのことで、早退して連れ帰るとのこと。

 39度くらいあり、帰宅後速攻で寝かしつける。保育園で昨夜のものまで吐いたとのことでかなりこたえているようにみえた。

 ジュウジああーろとは適当に相手をしてやって昼食は彼の希望に沿って「インスタントラーメン・しょうゆ味」。在庫があったのは「サッポロ一番」で、これはケイのねぇねぇの連れ合いの好みらしい。このシリーズは麺の量が多い。確か「味噌」が一番売れているとのことだった。麺と一緒にキャベツの外側とねぎの青い部分を一緒に茹でた。トッピングにはほうれん草を茹でたものと仕上がりの直前に生卵加え半熟気味にした。

 午後はジュウジああーろも昼寝させ、ちょっと遠いがスーパーへ買い物。夕食の献立を考えて、不足したものの買い出しである。このスーパーは俺のマンションからも買い出しに行くスーパーと同じチェーン店であり、品ぞろえと売価設定が非常にいいんでよく利用する。

 夕食は「鶏むね肉のケチャップ炒め」。これはケイのねぇねぇのところにあったレシピによるもので、下ごしらえで肉にフォークで穴をあけ(これはやったことがある)、そこへ砂糖と塩をすり込んでから冷蔵庫で寝かすという行程が入るというのが珍しい。
 「小松菜と油揚げの煮びたし」、「ごぼうと人参のきんぴら」、「茹でブロッコリーとなめたけ和え」、「あさりの味噌汁」。子供たちには味噌汁が大好評だった。この日は特に普段使う量の倍を使ったんで、その好評に応えられてよかった。

 後片付けを済ませ、マンションを出たのが8時。

 帰宅後、「アド街・日本橋篇」を見ながら燗酒3合飲んで10時半ダウン。

2018年3月10日土曜日

中国茶漬け

3月9日。星期五。          190/84。63.6㎏。

 9時過ぎに買い物へ行き、帰り道雨が降り始めて、夕方まで降り続くことになる。

 一日読書で過ごすことに決めた。高橋和巳「堕落」。学生運動が盛んだったころ、本屋にたくさん積まれていた「悲の器」、「わが心は石にあらず」は読んだことがあるが、この作品はそれよりも後の作品で、土浦の古書店の店頭で100円で売られていたハードカバー本である。
 読んだことがあるという2作品も読んだのが40年前で記憶がほとんどない。というか、今回読んでみてわかったのは、ある程度の社会的な経験を積んでから出ないと、作品の核心が理解できないんじゃないかと思った。しかも満州事変などの予備知識、それもかなり正確なものを知らないと理解するのに苦労するし、中国文学科に在籍していただけに、なおさらである。もちろん今回も辞書は手放せなかった。前2作品の時はどうやって読んだんだろう?

 強烈な作品だ。日本国、それも天皇制にかかわることから満州国という暴挙に出た政府に対する批判と、それに関わった主人公の破滅と、家族を犠牲にしてまで帰国した後のストイックなまでの自己犠牲生活とその破たんを描き、それを我々に問うのである。現代(1970年当時)の日本の抱える大きな矛盾を。

 この作品は1965年発表、1969年に単行本化、1971年に本人死去、享年39歳だったそうである。
 一気に読んだんで疲れた。前2作品はもう一度読むことにした。

 昼食は「焼きそば」。

 午後も読書。合間に中国茶を飲む。「蒙古TUO茶」。種類は黒茶である。100度で1分。二度目はお茶漬けで使ってみたが、見た目はかなりぐろいが味はなかなかいい。お茶漬けはずいぶん久しぶりだなあ。

 「堕落」のあと、「84年度ベストエッセイ集」も読み終えた。後記を読むと、83年が第1回目の出版だということだ。その時代の出来事なども読むことができ、なかなか興味深い話題も含まれており、これも土浦で手に入れたものだが、次回も見つけたら買ってもいいな。

 夕食は「鶏肉豆腐の和風あんかけ」、「ひよこ豆とカリフラワーのベーコン炒め」、「菜の花のおひたし」、「わかめと豆腐の味噌汁」。
 アペリティフでケイのにぃにぃが買って来てくれた「白州」と「ボウモア18年」を飲み比べた。これは好みが分かれるところだな。白州はすっきりした辛口。ボウモアはしっとりしたうまみがある濃い口。両者ともおいしいスコッチであることには間違いない。

 発泡酒の後はこれもケイのにぃにぃが買って来たチリ産ワイン「クワトロ」。その名の通り4種の葡萄をブレンドしたもので、香りは穏やかでさらっとしていて14度にしては辛さもなく水っぽさを感じる。飲みやすいが俺には物足りない。
 それらをちびちびやりながら「ハウスオブカード」の続きを2話観る。明日が最終回となりそうだ。

 で、〆にウイスキーを飲み始めたところでケイのねぇねぇからメールがあり、留守番の依頼あり。台所の片づけなどを済ませて、最終のバスに乗り一路東京のマンションへ。明日朝直行というスケジュールとなった。12時過ぎダウン。

2018年3月9日金曜日

雨蕭蕭  読めない(^_^;)

3月8日。星期四。                          120/74。63.4kg。

 日本人の長生きについては、ネットでもよく目にするニュースの話題のひとつである。で、余り関心がないこともあって読んだこともなかったんだが、間違ってクリックしたものだから、ついでに読んでみた。
 イギリス人との比較表を見たら、「痩せすぎ」で短命の日本人が多いと出ていたんで驚いた。1万人以上の追跡調査の結果らしい。BMI数値が18.5以下ってのが対象になるとのこと。
 で、気になって計算したところ、21.85だった。標準値は22なのでほぼ標準ってことになる。「標準」が好きな日本人としては喜ぶべきなんだろうな。

 明日は買い物に出なきゃならないが、今日は引きこもりを決め込んだ。

 午前中は読書。江戸戯作本から「辞闘戦新根(ことばのたたかいあたらしいのね)」。当時(江戸時代、1770年ころ)の流行り言葉を匠に利用して作り上げた妖怪と、これまた製本に関わる人達を妖怪にして戦わせるというものである。水木しげるさんが書いていたようなものの元祖ってところだろうか。そういえば水木さんの妖怪モノの作品には独特のユーモアがあるが、もしかしたらこうした江戸戯作本が原点になっているのかもしれない。
 話の中で出てくる食に関する解説も面白い。例えばこの時代の酒の器であるが、徳利は鍋同様のものを指している。つまり沸かして燗酒にするのに適していたからだろうが、今じゃあ徳利も銚子も同じになっている。
 「地口(じぐち)」って言葉も学んだ。これは「洒落」と同義語なんだけど、よく知っているものの中では「見上げたもんだよ屋根屋のふんどし」などの寅さんのセリフなどに使われているものを指すのだそうだ。俺もたまに使う「アイムソーリーヒゲソーリー」も同じで、調べてみたらその後にこう続くのだそうだ。「ヒゲを剃るならカミソーリー」だって。もう一つ、後半は知らなかった。
 「おどろ木ももの木さんしょの木、たぬきに電気に蓄音機」。蓄音機って今わかんない人が多いだろうからやはり使えないな。

 続けて荷風先生の随筆。「梅雨晴」、「雪の日」。親友井上唖々(精一)とのことを書いた心温まる文だった。こころ許せる無二の親友だったことがよく分かる。

 昼食は「ちゃんぽん」。白きくらげも加え、具材は8種。これを「8種多具」。これって現代地口?

 午後は前回酔っ払ってほとんど覚えていない「夜を生きる」を鑑賞。ベン・アフレック制作・監督・脚色・主演。丁寧な作りで、正統派ドラマとなっているが、その分新鮮さがない。が、演出の腕は確かで、演技を見ているだけでも楽しめる。特にクリス・クーパーがいいね。とても複雑な役をうまくこなしている。
 
 夕食準備開始まで「ベストエッセイ集84年度版」を読む。その中の1篇で満州の日本企業で働いていた白系ロシア人がロシア兵によって虐殺された事実を書いたものがあった。中国の文化大革命、カンボジアの粛清、更に遡ればドイツのユダヤ人虐殺などは記憶にあるものの、ロシアに関してはまるで知らなかった。革命の影に虐殺あり、だ。

 夕食は「鶏肉とかぼちゃのキムチ炒め」、「れんこん&きゅうり&カリフラワーのサラダ・五香粉風味」、「レタス&トマトの卵スープ・八角風味」。
 焼酎のシークワーサー水割り~途中で焼酎が切れたので泡盛にスイッチ。ピーナッツをつまみにちびちびやりながらDVD鑑賞。「ハウスオブカード・シーズン5の8&9話」。9時過ぎにダウン。

 
 
 

 

2018年3月8日木曜日

蓮年

3月7日。星期三。             151/98。63.6kg。

 朝食は昨日から水に浸しておいた「災害時用乾パン」。これに低脂肪牛乳を加え、さらに蜂蜜をかけて「甘パン粥」で食べる。そのままは入れ歯の人間には硬すぎる。
 柿の葉茶消費のため、紅茶に混ぜて飲み始めた。1周間で消費完了予定。

 水まわり掃除。台所は漂白剤使用。やはり、少しでも暖かくなると月に一度は使用したほうがいいようだ。シンク内にもカビが発生してくるので、シンク内で水切りなどにスプレーすると、その垂れた漂白剤でシンク内の清掃にもなる。で、キッチンブリーチはスプレー煮つめ替えて使用している。

 午前中の読書は荷風先生の随筆。「16.7の頃」、「19の秋」。これは昭和9年と10年のものであるが、随筆集上巻でもこの頃は年代表記が特殊で、調べないとわからないものがいくつかあった。乙亥(きのとい)は昭和10年、甲戌(きのえいぬ)は昭和9年である。結局ネットにあった早見表をプリントアウトして確認した。
 五行、陰陽(このふたつで十干)と十二支で60種類できるわけで、とても覚えられるものではない。ちなみに今年は戊戌である。この組み合わせは日単位にも当てられていて、現在俺の部屋に貼ってある暦にはその表記がある。今日3月7日は偶然だが戊戌(つちのえいぬ)である。
 そういえば「辛亥革命」なんてのがあったな。あれは辛亥(かのとい)の年に起こったということだ。

 ちょっと昔の本を紐解くってのは結構大変だなあ。まあ、暇つぶしにはもってこいなんだが。

 合間にケイのねぇねぇからもらった「蓮茶」を飲む。これも調べてわかったことだが、作り方はジャスミン茶と似ていて茶葉に蓮の花などの芳香成分と一緒にして香りを茶葉に移すことで出来上がる緑茶である。製法は似ているがジャスミン茶は「花茶」として区別されている。
 香りが良くて美味しい。

 庭の砂場跡に池を作る計画は頓挫したが、「蓮」を育てることは諦めてはいない。板橋区の「東京大仏」を訪れた時に見た大きな鉢植えの蓮を見て以来、苗を見つけたらすぐにでも育て始めようと考えている。小学生だった頃に見た学校の途中にあった蓮池の雰囲気を今でも思い出すことができるくらい、小さい頃から好きだったのだ。鑑賞するにはもってこいの花だと思っている。

 昼食は「おくずかけ」。宮城県の名物料理らしい。材料は大根・人参・しいたけ・油揚げでそれらの細切りにしたものを醤油ベースで作った汁で煮込んでからとろみを付けたものを、茹でて水切りしたそうめんにかけて食べるもの。麺を半分に折ってから茹でるのも特徴。これが美味しい。東北へ旅することは殆ど無いので、こうした情報が手に入るというのは便利だな。

 午後は近所のドラッグストア~スーパー~酒屋へ買い物。スーパーでは処分品コーナーで野菜3品のみの買い物で500円にもならなくて、以前だったらちょっと恥ずかしかったが、今はすっかり慣れた。3品は「青ネギ」、「菜の花」、「スナップインゲン」。後者2品は茹でて、後日の食材に使う予定。

 庭では「ホオジロ」がぴょんぴょん跳ねながらほぼ1周してから去っていった。「ぴょんちゃんオリンピック」のフィナーレの再現か?

 夕食は「高野豆腐入りつくね・青梗菜のナムル添え」、「温玉キムチ・サラダ」、「ワンタンの皮&もやしの中華スープ」。

 この日はNAD。片付け終了後、即ベッドイン。「エヴァンゲリオン」を最後まで読んで10時半にダウン。

2018年3月7日水曜日

好喝中国茶

3月6日。星期二。                  151/88。63.4kg。

 啓蟄だってぇ、寒いじゃん。まあ、それでも着なくなって数日たった股引?はなくても大丈夫なのは慣れたきたせいだろう。
 早めの起床だったんで早朝キッチンは欲張った。「根菜のきんぴら」、「ひじきと大豆の煮物」、「味たま・塩バージョン」、「キャベツとセロリの浅漬」制作。作り置き惣菜である。
 夕食用のゆでたまごを作った後、朝飯はバゲットの残りを使っての「フレンチトースト」。

 近所のスーパーの買物を済ませた後は読書。荷風先生の「妾宅」。珍々先生(つまり本人)が妾宅であれこれ思うことを書き綴るという形式をとっているが、中身は日乗や小説などでも繰り返す現代文明(明治時代の西洋化)批評が主体になっており、「風情」の喪失を悲しみ、憤る姿勢は変わらない。この日知った言葉は「雅致」。相変わらず辞書なくては読めない。

 探していた文庫本、ケイのにぃにぃの部屋の本棚にあった。磯淵猛著「金の芽」。紅茶をめぐるインド紀行であり、著者は紅茶の専門家である。もとの持ち主はケイの母親である。
 一度さらっと読んだことがあり、今回熟読しようと思ってる。最近コーヒーの入れ方を覚えてから、お茶にも興味がわき出した。て、ことで思い出した1冊である。
 この日は置いてある中国茶を整理し、専門書片手に分別して、わかるようにシールを貼ったりした。いれ方も覚えなきゃあならないところだが、種類によっていれ方も違うようだ。今までめちゃくちゃないれ方をしていたようだ。種類は緑・白・黄・青・黒・花と6種類のうち白以外は在庫あり、そレラで構成する2大グループがあり、いれ方が違うようだ。
 
 長いこと飲んでなかった「柿の葉茶」が奥から出てきた。こういうのから先に飲もう。煎茶・抹茶・ほうじ茶・玄米茶・ルイボスティー・レモンバーム・カモミールと10種くらいある中国茶を加えるとお茶大臣様だな。

 昼食は「ミニ醤油ラーメン」&「ミニ貧乏丼」。

 午後は映画鑑賞。1956年アンリ・ベルヌイユ監督・共同脚本のフランス映画「ヘッドライト」。音楽も有名で日本でもリメイクされた。ジャン・ギャバン=仲代達矢、フランソワーズ・アルヌール=藤谷美和子だって。
 蒸気機関車が走る、線路の脇にあるアパートに住む主人公及びその家族。偶然だが、同年のイタリア映画「鉄道員」と家族構成や主人公の愚直さが似ている。 主人公の不倫の末、家族を捨てる決心をしたところで愛人を亡くすという悲恋ものだが、ロケーションがよく、情緒たっぷりであり、時代の良さを感じた。

 夕食の準備を早めに始めた。これは昨日使った揚げ油と残った卵溶き汁とケンタッキーフライドチキン風揚げ衣粉を使い切るためである。ネットで確認してか「フライドポテト」、「オニオンリングフライ」を作ることにした。

 夕食は「アスパラガスと鶏肉のさっと煮」、「ゆでたまごのにらみそがけ」、「キャベツとセロリの浅漬」、「しいたけと豆腐のお吸い物」。
 食後、フライドポテトとオニオンリングフライをつまみにし、グリューワイン~ハウスワインをちびちびやりながらDVD鑑賞。「ハウスオブカード・シーズン5」の続き。相変わらず忙しい筋運び。
 続けて国営放送の旅番組をだらだら見ながらトリスをなめてから9時過ぎベッドに入り、漫画を読み始めたところでダウンしたらしい。

 

2018年3月6日火曜日

葛飾の記憶

3月5日。星期一。                119/83。63.6kg。

 「春霞」?。気温は高いが天気は悪そうだ。なぜか「ネバーエンディング・ストーリー」がよく流れる。2,3日前、そして今日は朝だけで2回。中国語の先生が進めていた映画の主題歌だ。

 朝食のオートミール、この日は低脂肪牛乳で作ってみた。これははちみつなんかが合うかもしれないと思いながらそのまま食べてしまった。

 午前中は駅近くの銀行と近所のスーパーの買物。

 帰宅後、読書。荷風先生の随筆「葛飾土産」。葛飾と言っても大正時代から昭和初期のことで、当時東葛飾郡と呼ばれていた土地を指している。駅名も「葛飾」で、現在は「京成西船」となっている。つまり、江戸川を渡ったところである千葉県は市川市あたりのことであり、葛飾区とは関係がない。あれほど東京に執着していた先生も空襲で焼け出されてからというもの、仕方なく本八幡へ越してから、ようやく地元を今までの東京でした来たような散歩を再開した記録である。
 で、俺が幼少期過ごした新小岩は葛飾区でもちろん東京都であり、駅で言えば両隣の平井と小岩は江戸川区で地図を見ると両側を挟まれた一部分細長くなった土地となっている。         小学校を2年生の夏休みがもうすぐというところで調布は佐須に引っ越した。で、その年の年末におふくろから強制されて年賀状を書く段になって、つくづくうんざりしたことを思い出す。「葛飾」の字が苦手で、その上発信地の名称も、当時だと北多摩郡調布町か佐須村だったと思うが、これも当時の俺としてはうんざりする画数だったと記憶する。そういえば高学年になってからもおふくろは習字には殊のほかうるさかったな。それがトラウマになって、字の汚いままおとなになってしまったわけだ。

 「水のながれ」ではやはり隅田川について語っており、先生の心の故郷であったことがよく分かる。「向島」は最後のエッセイ。風致ということを教わったような気がする。誰もがそうした気持ちを忘れずに生きれば、街ももっと住みやすいものになるだろうに、とも言われたような気がする。

 昼食は「明洞チゲ鍋」から、「ビビンバ」に変更。ケイのにぃにぃの手になる。

 午後は天気が大荒れ。

 酒粕で甘酒制作。夕食は揚げ物を予定していたので、それ以外のものを作っておいた。

 で、じっくり読書。「江戸戯作本」から「桃太郎後日噺」。桃太郎の後日談である。鬼ヶ島から連れ帰った鬼の大将の息子である「白鬼」を中心にした恋愛騒動から挙句の果てが「道成寺」まがいの大騒動までを描いたパロディ満載作品である。まあ、解説&注釈&電子辞書付きでようやくそのユーモアを解する事が多いんではあるが....。

 この日はケイのにぃにぃの「再現計画第?弾」の「ケンタッキーフライドチキン」を作ることになった。ネットで調べあげた香辛料だらけの「揚げ衣」がポイントなっている。使用する鶏胸肉は1kg。
 仕上がりは上々。ジャンキーさは到底本物に及ぶわけもないが、美味しさは十分である。

 選手交代して、俺が「とんかつ」を揚げた。これは鶏肉購入時にすぐ隣で処分品シールが貼られていた豚ロース5枚である。これは冷凍して昼食のかつ丼用とする。
 最後に「うど」の天ぷら。うどの葉の部分である。今回、処分品で皮はちょっと使いたくなるような体をなしてなかった。

 夕食は「フライドチキン」、「うどの葉の天ぷら」、「うどとパセリとルッコラのアジアンサラダ」、「かぼちゃのポタージュ」。
 焼酎のトマトジュース割り~ホッピー~トリスウイスキー(本来ならケンタッキーバーボンといきたいところだが)をちびちびやりながらTV鑑賞。
「モヤさま・王子編」。最後の寄り道先のジムで知っている人が出てた。サマーズ相手にずいぶん受けてたな。その人は森川さん(85歳)。荒川のジムで知り合った人でお宅にもおじゃましたことがある。ダンス歴も長く、そのステップも実際に見たことがある。大先輩が達者なのを見られてよかった。
 「ローカル線旅行番組・熊本県は人吉・八代」。懐かしいところで、40年前に一度行ったことがあるところだ。九州一周旅行の折にはぜひ再訪したいところだなあ。9時半ころダウン。

 

2018年3月5日月曜日

なんぽを探す散歩計画

3月4日。星期天。            112/77。63.4kg。

 起床後のベッド体操も気温が高くなってきたんで楽になった。

 午前中の買い出しはセブン系のスーパーなど。ほぼ開店と同時に入店したところ、品出し陳列作業の真っ最中で、どこのスーパーでも同じ光景なんだが、人を見ながら「いらっしゃいませ」も言えないほど慌ただしく動いている。何人もの店員の間と荷物をすり抜けて特売品の売り場へ辿り着くのも結構難儀である。最初の店では鶏胸肉100g48円税別を2kgほかを買い、その脇で処分価格の値札をつけたばかりの「豚肉肩ロースとんかつ用」も買った。100g74円税別。

 帰宅後、鶏肉の加工作業。皮と脂を取り除く。先日買った近所のスーパーのものより格段に良い。廃棄する量もかなり少なく、100gちょっとぐらいものだったろうか。
 750gはフードプロセッサーにかけ3日分に分ける。300gと約1kgはそれぞれ別に。1kgは明日ケイのにぃにぃによって「フライドチキン」となる。

 昼食まで読書。「文読む月日」では食の不節制を戒めている聖書からの言葉が並んでた。昔からメタボを警戒していたのだが、それは現代に至るまで続いていることを思えば、人間がいかに欲にまみれた愚か者だということもよく分かる。

 「江戸の戯作本」は「化物大江山(ばけものおおえやま)」。そばの化物?がうどんの化物を退治する話で、江戸受けする話。が、荷風先生の随筆と同じで、解説があってもなお辞書がなくては読み進めない言葉が多い。

 荷風先生の「寺じまの記」。現在ではその地名が完全になくなった現墨田区にあった場所の探訪記である。昭和20年頃の記述なので、本八幡に住んでいる頃のものだろう。
 先生の本でよく出る「太田南畝(おおたなんぼ)」のことが気になって調べたら、この人の書いたものにも興味をもった。次回の土浦散歩の時にでも探してみよう。

 昼食は「うどん」。トッピングはセブン系のスーパーで買った「牛肉コロッケ」、わかめ、青ネギ、かまぼこ。つゆはケイのにぃにぃが作った新作である。

 午後は風が強く外出には向かないので読書などして過ごす。ケイのにぃにぃが庭の土のPHが知りたいというので花粉症の彼に変わって計測しに庭に出ようとしたその時、目の前のキャベツ畑のネットの中にヒヨドリ1羽発見。襲いかかってパニックにして逃がさないようにして殺そうとしたが、まんまと逃げられてしまった。
 土のPHは6.0から6.8の間であり、ほぼ問題なしで、石灰が必要なところはほとんどないようだ。石灰の残りが少なくなっていてそろそろ買いに行かなきゃな、と思ってたところだったんだ。

 夕食は「鶏肉のクリーム煮」。生クリームを使うところを期限切れのホイップクリームを使ったところ、トロリ感まるで出ない。「ポーチドエッグサラダ」はルッコラ、タマネギ、レタス。「ビーフシチュー・スープ」。これは1食分残ってたビーフシチューをトマトジュースを加えブイヨンで味を調整し、」キャベツとパプリカを足したもの。
 アペリティフのスコッチ~発泡酒のトマトジュース割~ハウスワインをちびちびやりながらDVD鑑賞。「ハウスオブカード」の第3.4.5話。  10時前にダウン。

 

2018年3月4日日曜日

ウイスキー事情

3月3日。星期六。              143/94。63.0kg。

 前夜、ベッドに潜り込んだ時、洗浄したばかりのブラインドに目をやったら、隙間から月が見えたんで、ブラインドを上げたらまんまるじゃないか。そう、3月2日は旧暦1月15日。まさに十五夜だったんだ。ベッドの上から月が眺められるってのも悪くないな。

 4時に起床。居間の蛍光灯を点検掃除。もうそろそろへたりそうだが、蛍光管は2重になっているタイプで、これが40wと100wで更に2重になってる、今まで見たことがないタイプであり、価格的にどうなんだろう?まあ、それでも拭き掃除したら若干明るくなった気がする。

 東京から持ってきた「江戸戯作本」の第1巻から読み始めた。これ、途中まで読んで挫折したもの。前回は本文と現代語訳しか読まなかったんだが、今回は注釈や解説 まですべて読み始めたところ、やはりよく理解ができるので面白いことに気がついた。まあ、急ぐわけではないので、4分冊をじっくり読んでいこうと思う。
 第1話は「金金先生栄花夢(きんきんせんせいえいがのゆめ)」。戯作本はパロディ本と現代語訳されていて、内容も元からある話からエピソードなんかを借りてきて、ギャグにしちまおうというものである。江戸時代の戯作者の創りだすユーモアが実に興味深い。解説によるとこの本がこの手の戯作本の先駆だということである。
 呼称も説明付きで面白い。例えば「北国」=「吉原」、「辰巳の里」=「深川」など。荷風先生の本でおなじみのところだ。
 

 午前中はちょっと遠回りで買い物数軒。

 昼食は「ちゃんぽん」。

 午後は庭で鳥よけネットの修理。というか、やり直し、と言ったほうが適切。ネットの高さが確保できていなかったんで、ネットの上からムクドリがキャベツなどをついばむことができていたんである。

 午前中回りきれなかった酒屋へ徒歩で行った。天気も良く気持ちがいい散歩となった。で、発泡酒とハウスワインを買って、目的であるウイスキーのコーナーへ行って驚いた。ないんである。目的はサントリー・白州なんだが、白州はおろかそれよりもスタンダードな山崎やオールドもないんである。隅から隅まで探してもなく、エンドで特設コーナーなどに陳列しているんでは、と思い、あちこち見て回ったがなく、諦めてレジでたずねたところ、これも驚きの情報だった。
 NHKドラマや「ウイスキーハイボール」のCMの効果などがその要因ということだというが、レジの話では中国人の爆買いもかなり影響しているとの事だった。で、ネットで調べてみたら、日本だけではなく世界中でのウイスキーブームだって。 そんなのあんのかよ。
 アペリティフとして飲み始めたケイにもらった「ボウモア18年」と「白州」を飲み比べてみようと思ったんだが。もっとも白州の18年ものは4万円以上するそうだ。プレミアなのかな?

 帰宅後、ラジオをかけ放しで読書。荷風先生の随筆は「鐘の声」、「放水路」。後者では尾久から田端までの散歩も数行記されてあり、「陋巷(ろうこう・貧しくむさ苦しい裏町」と評されておられた。田んぼが広がるのどかな風景が拝められたらしいはずなんだが。
 ラジオでは藤原ヒロシ(知らない人)さんのDJの番組での選曲に好きなものが多く使われていた。土曜日の「ラジマン」までの番組はうるさい女子アナやタレントのものが多く、「喋らずに音楽かけろよ」とメールして捕まった人の気持ちがよく分かるくらいひどい状態なんである。

 夕飯は「もずく入り納豆」、「鶏そぼろと大根の山椒煮」、「わさび菜のおひたし」、「きゅうりのぬか漬け(既製品)」、「はまぐりのお吸い物」。

 食後、焼酎のシークワーサー水割りをちびちびやりながらDVD鑑賞。「ハウスオブカード・シーズン5」の第一話&第二話。ふてぶてしいケビン・スペイシーの土壇場になるわけだが、ロビン・ライトがやたら出てくるところは物語の方向性が決まってきたということなんだろうな。
 9時半ダウン。

 

2018年3月3日土曜日

3月2日酔い

3月2日。星期五。           計測忘れ。

 二日酔い。ベッドから落っこちたらしい。全員驚いて起きちまったらしい。

 朝食のオートミールをレンジの手前でひっくり返す。顔はぽっぽして息も酒臭いんじゃないだろうか。

 24時間スーパーへの買い出しも10時近くになった。

 すべてがスローな動作なので昼食も早めの準備。この日は「鶏そぼろ丼」。インスタント味噌汁と買って来たきゅうりのぬか漬け。
 自家製のぬか床は、ついてしまった「臭み」をどうしても消すことが出来ず、廃棄してしまった。「糠味噌を腐らす」最低な主夫となっちまった。再開は4月を考えている。それまでに冷蔵庫の収納を何とかしなきゃあな。

 食後毎月1日に行なうエアコンフィルター掃除。

 午後はレンタルDVDを返しに行きがてら、帰り道4軒くらい買い物するつもりだった。が、最初のホームセンターで「赤玉土」の5kg入りをレジまで運んで、いざ会計となり買い物袋をのぞいたら、買い物財布が入ってない。俺の財布から払うこともできるが、ポイントや割引があるので買うのを諦めた。残りの店もポイントカードがないのはもったいない買い物になってしまうので、帰ることにした。やれやれ、これも二日酔いの災いということだ。
 おまけに自転車に乗っているときは気が付かなかったが、降りて歩くと左膝が痛み出し、着地する度に痛みが走るんである。これはベッドから落ちた時の打撲が原因しているらしい。

 帰宅後、昨日の続きのブラインドの清掃。寝室3本目で、これで完了。今回ぬるま湯で溶いた重曹水をスプレーして、しばらく放置した後の洗浄という手法はよくないことがわかった。放置している間に羽根が重なってしまい、それを剥がすのがすごく骨の折れる作業だったんである。
 閉じた状態でいきなり洗うのが一番オーソドックスなスタイルだが、それが一番いい方法かもしれない。

 夕食は「棒々鶏」、「秋刀魚の花椒煮」、「白菜&トマトのかき卵スープ」。 花椒煮は以前から作ってみたかった、国営放送の料理番組テキストに掲載されていた、高級中国料理レストラン経営者の脇屋さんのレシピによるものである。彼の「秋刀魚醤」は今ではもう我が家の定番になっている。
 秋刀魚を筒切りにして水気を取るだけの下準備で、内臓や骨を撮ったりする手間もなく簡単そのもの。が、20分中火、10分強火で煮るのがちょっと大変?でもないか。
 花椒が効いていてちょっとシビれるが、頑丈な歯と顎がありゃ残すことなく食えて美味い。俺はもちろん骨ごと完食。4人前、3匹174円税別の秋刀魚料理は脇屋さんのレストランではいくらになるんだろう?
 この日は、アペリティフとして、ケイからもらったスコッチウイスキーをダブルでいただく。香りがよく、辛口でサラサラしているというのが第一印象。美味い。水で割っては申し訳ない。第一つまみがなくても飲めるぞ、これは。ケイのにぃにぃに言われた。今後アペリティフとして飲みなさい、と。

 発泡酒で食事を済ませ、そば焼酎のお湯割りをぐびぐびやりながら、ケイのにぃにぃと庭談議をして、早めに切り上げ8時半にダウン。

 

2018年3月2日金曜日

おもいで酒

3月1日。星期四。                130/78。62.4kg。

 今日から本当の「年金生活者」に。「国」の厄介者に。朝鮮独立運動開始記念日なんだそうだ。おれも「日本」からの独立記念日にしたいところだが、年金生活者としては「内なる辺境者」として生きるのが精一杯かな。

 1時目覚め。で、3時まで読書。「新橋夜話」から「風ここち」、「名花」、「松葉巴」、「五月闇」、「浅瀬」。ところどころに折り目があるんで、一度は読んでいるはずなんだが記憶がまるでない。感動するものがなかったんだろうな。10年位前のブログを探ってみようかなとも考えたが、面倒だな。

 眠くなって5時ころまで寝ようとしたが、4時に目覚め、そのまま起床。

 昨夜から雨が降り続けてたんで、読書の後は部屋の掃除。

 この日の「文読む月日」はいいこと書いてあったな。より良く生きると死に対する恐怖がなくなるとか、死ぬことによって人間は次の世界に行くんじゃあなくて元に戻るという考え方など。いいことではなく、俺の考えていることとほぼ同じなんである。死が元に戻るということは老化とともに懐古趣味に走る行動が説明可能になるというわけである。「より良く生きる」ってのは、世間にへつらうことなく自分に正直に生きるという事であり、これは俺が何年も前から信条にしてきたことである。あらたまって書いたりしたことはない(はず)が、こうした文を読むと、考え方を思ったとおりに書くということがいかにむづかしいということがわかるな。俺は物書きに向いていないということもわかる。

 寝室としている部屋のブラインドの掃除を開始。今年の前半に済ましたい項目(全部で10)に 掲げているものである。
 ネット検索でも、そのやり方を研究していたが、結局は時間をかけてやるしかないと決心して、27年目の大掃除となった。温水で溶かした重層をスプレーしてから浴室で一枚づつその羽根(なんて呼ぶの?)を水を含ませたスポンジで洗うこと1時間。
 午前中に1枚(なんて呼ぶの?)、午後に1枚。残りの1枚は翌日に持ち越し。疲れた。

 昼食は味噌ラーメン。

 午後は3軒のスーパーへ買い物。そのうち2軒は同じグループらしく、毎週木曜日の10%割引セールを行なっていることがわかった。これはポイント倍なんかよりも実質安いことは明白であり、メチャお買い得であるということが浸透しているらしく客数も多い。チラシ掲載品もその例外でないからことさら安い品を手に入れることができる。例えばお一人様10点限りのじゃがいもは9円税別だが、これが8円税別となるんである。これが高額品となると更にその差がわかりやすい。
 デフレは止まらない、と思う。

 夕食は「トマトソースドリア」、「鶏肉ロールのパン粉焼き」、「洋風煮こごり」、「ビーフシチュー」。お残り物を再利用したものもあり、デフレ経済調理師を自認している身としては、まさに真骨頂発揮。

 この日頂いたお酒はケイのにぃにぃからチリ産シラーズ種ワイン2本、ケイからは「ボウモア18年」。
 シラーズ種のワインはアルコール度も高く重口でタンニンも効いていて非常に飲みごたえがある。「しっかりしてる」ってのが感想である。結局1本以上一人で飲んでしまい、酔っぱらい事始めの夜となった。
 途中から記憶が無い。ってことはウイスキーの味も覚えてないということだ。
 
 「ボウモア」は非常に懐かしい酒である。初めて飲んだのは清里で、である。ケイの母親と二人で旅行した時のことで、サントリー白州工場で出会った。が、その時は車だったので飲むことが出来なかった。工場のウイスキーの試飲ブースで、「白州」と「ボウモア」の飲み比べができるようになっていて、海に面した工場で作られている「ボウモア」と山の中の「白州」の飲み比べがテーマになっていた。飲みたかったなあ。
 で、その日泊まったホテルのレストランでその思いを果たすことが出来た。ただし飲んだのは12年もので、18年はあったかもしれないが手がでないほど高かったんじゃあないだろうか。        レストランの雰囲気も良かったが、その雰囲気も手伝って、二杯のウイスキーはどちらも最高の味だったな。というより最高の夜だった。それが二人だけの最後の旅行になろうとは思いもしなかった。
 彼女が亡くなってもうすぐ13年になるが、命日にはこの酒でグラスを傾けよう。

 

 

 

64歳最期の日

2月28日。星期三。                145/88。63.4kg。

 午前中は面倒なものから片付けてしまおうと考えた。

 毎週水曜日の水回りの掃除。昨日東京のマンションでもやってきたんで2日連荘。

 確定申告書類の作成と郵送。

 運転免許の通知で予定を決める。この3月はがん検診などもあり、次回の東京行き結構忙しくなりそうである。この日、保険証などと一緒にしておいたパスポートを見たら、今年が更新年になってた。やれやれ。 運転免許は「優良」扱いだから5年毎の更新。これに10年毎の更新であるパスポートが重なったわけである。

 生命共済とセットになった個人賠償責任保険と現在加入している保険との比較検討。

 買い出し。買って来た鶏胸肉1.5kgを皮や油部分を除去して6分割に、そのうちの2つはミンチにした。これは買うことを決めた時点で、5日分の夕食と昼食1日分のメニューを決めてあったのでスムースに終えた。

 昼食はケイのねぇねぇにもらったアジアンフードの中から「モンゴル風クミン風味のパスタ(麺)ソース」を使い、茹でたもやしと小ネギをまぶしたひやむぎ。 これの1人分をケイのにぃにぃと半分づつ。
 さらに昨日の「あんこう鍋」の残り汁をベースにした麺スープに突っ込んだひやむぎ。これも同じく半分づつ。

 午後は郵便局へ記帳しに行き、帰ってから、具体的な数字を出して今後の生活のやりくりの方針を決めた。去年後半の支出が多めになっていたことを反省し、今年に入ってからの2ヶ月間はしっかり抑えていることが数字に現れていた。
 この3月までは全額の年金ではないので、蓄えを切り崩しながら生活してきたが、4月からは全額の年金だけで生活しなければならない。「贅沢は敵」などとはいえないまでも「贅沢は禁物」ぐらいの態度で臨まなきゃならないことは明白である。とりあえずもう少し生活の無駄を減らすべきだな。

 郵便局からの帰り道、シジュウカラを見かけた。声に特徴があるのですぐ分かった。体の動きといい、可愛いには可愛いんだが、その名前がいけません。俺の財布みたいだからだ。

 夕食準備開始まで読書&ストレッチ。荷風先生の随筆の中から「里の今昔」。樋口一葉、広津柳浪、泉鏡花などの作品から名文を抜粋し、花柳界や浅草周辺の変貌ぶりを嘆き、失われつつある多くのものや人の気概などを嘆く。
 毎日1章づつ読む「1日1言」とトルストイの「文読む月日」には2月は29日まであるので2日分となった。
 朝早かったのが原因で眠気が強く、集中できそうにもなかったんで「年間ベストエッセイ集」などをパラ読み。

 夕食は「お粥」。俺は翌朝食べることにしている。「鶏団子煮」、「もずく入り納豆」、「はまぐり(いただきもの)のお吸い物」、「焼きしし唐の生姜醤油和え」、「こんにゃくのゆず味噌和え」。
 この日はNAD。

 8時には床に就き、30分と読書できずダウン。