2015年9月30日水曜日

さばさば気分

9月29日。
午前中久しぶりに「ふるい」作業。
湿りがちの土なんで、網目が詰まりやすいが1時間やって、それほど進まなかったものの気分はすっきりした。

昼食は「ぶっかけうどん」。ケイのにぃにぃが作った特製の汁が薄味でうまくて、香川県人みたいに残さず飲んでしまった。

午後は弓道。この日の参加者は7名(うち1名は初心者)なんで、最初から射に参加。一巡するまで30分近くかかったんじゃないだろうか?2巡してからS先生に言われて巻きわらで練習し、「手の内」や「引き分け」のチェックをしてもらった。先生が離れているときはA先輩、U先輩がついて教えてくれた。
 2回目にして、この会になじめたようだ。2時間の稽古のあと、気分がすっきりした。

夕食のメニューは「塩さばの焼き物」、「さつまいものソースきんぴら」、「納豆」、「ほうれん草と豆腐の味噌汁」、「ぬか漬けのきゅうり」。

塩さば1枚48円税別也。昨夜に引き続きこれも油の具合がちょうど良くうまかった。

食後、おフランス産 赤ワイン(シラーズ・ミディアム)をちびちびやりながらTV鑑賞。「茨城」の旅番組。すっきり酔ってダウン。

2015年9月29日火曜日

進撃の子虫

9月28日。

朝一番で近所の24時間営業のスーパー「トライアル」へ行った。出雲でもお世話になった店である。
この日は園芸用の土などを買った。
前日こちらでも行ってる生ごみ処理の土に、蛆虫みたいな幼虫が大量発生したため、最初からやり直すことになったんである。
 失敗の原因は土のほとんどを庭の物を使ったことである。使用前に天日干しする手間を省いたことが原因である。その時は鉢底にも畝つくりのときに出てきた石を土がついたまま使ったり、手間とコストを省くことしか頭になかったっけ。
 今回は鉢底石、赤玉土、プランター用養土という正しいセオリーに従った。 東京と同じにやりゃ良かったんだ。養土2袋、その他各1袋で約40kをケイのにぃにぃと運んだ。
 で、午前中は庭いじり。増えすぎたミントを抜いたり、からしてしまったままになってる鉢やプランターの土を天日にさらしたりした。

昼食は「ナシゴレン」。

午後は通常の買い物。
夕食のメニューは「秋刀魚の塩焼き」、「納豆」、「アサリの味噌汁」、「きゅうりの浅漬け」。
秋刀魚はもちろん生。旬のものは油が乗っててうまい。和食の夕食には.....。やっぱり米の酒。

食後日本酒をちびちびやりながら映画鑑賞するつもりだったが、酔いの廻りが早く、半分寝てたな。

2015年9月28日月曜日

THX&DBC

9月27日。
9時の開店にあわせ近所のスーパーへ卵(99円税別)、野菜などの特売品を買いに行った。
起きたときには小雨がぱらついていたんで午前中は映画鑑賞を決め込む。

「THX-1138」。J・ルーカスのメジャーデビュー作である。興行的に失敗したことでも有名で、そんなに受けがよくない原因がどこにあるのか探るのも面白いと思いながら鑑賞。
 一部わかりにくいところもあったが、それが意図されたものが、特典映像の中での脚本家二人の解説でわかった。それ以外は直接的な現代文明批判として理解できるものであり、終盤のアクションも良い出来だと思う。かなり実験的な作品と、構えてたんで意外に娯楽作品だったな。

 R・デュパルが若い!45年前だもんなあ。J・ルーカスも25歳!「アメグラ」もついでに借りてくるかなぁ。

昼食はレトルトの「ミートソース」をケイのにぃにぃが改造したものをペンネにかけて食べた。


夕食のメニューは「酢鶏」、「納豆」、「わかめと豆腐の味噌汁」、「たことエリンギのアヒージョ」。
この日は「もやもや」がお休みだったんで映画鑑賞に振り替え。
「ダラス・バイヤーズクラブ(D・B・C)」。

気になっていた作品が旧作扱いとなったんで借りてきたものである。ちょっと気になると、題名だけは記憶しておき詳しい検索はしないでおく。そのほうが楽しめるからで、感動も大きい。
 今作は主演のM・マコノヒーの演技が一番気になっていたが、それはそれは迫真の演技であり、ストーリー展開もテンポよく、編集にもたるみがない。
 製薬会社と医者と政府の機関の癒着に対する告発で終わる、とてもシャープな映画だった。

「死なないことに必死で、生きてる気がしない」。                              劇中主人公が普通の生活を送ることに出来ない自分を自嘲気味に語る台詞が心に残った。

2015年9月27日日曜日

クワトロの敗北

9月26日。

午前中はネットサーフィン。
昼前にいただき物のさつまいもでケーキを製作。
仕上がりがいつものと違うんだが、混ぜる順序を変えたからかな?まあいいや。
食べればいつものようにがっしり、そしてはっきりしない甘み。飯代わりになる。

昼食は中途半端にあまった麺を処分のため、三人のメニューが別々になるという現象が。
冷やし中華1食分をケイのにぃにぃが坦々麺に改造。
焼きそば1食分はそのまんま焼きそば。
残り一人分は残り物の「ビーフシチュー」。
 3食で売られている麺が多いので、これでやっとスタートってわけだ。

午後は図書館。借りた本の返却日は改装のため休館期間も加算された。
今回も映画関係の本ばかり5冊。

夕食のメニューは「鶏肉のクリーム煮」、「キャベツの蒸し煮」、「冷やしトマト」。
この日に買ってきたチリ産ワイン「クワトロ」と前夜に半分残しておいたオーストラリア産ワインの飲み比べ。前者は香りがよいが、後者の飲みやすさが優っていて勝負はあっさりついた。

俺はどちらもうまいと思う。やはり酒は嗜好品だな。
まだまだうまいワインが、日本酒が、ビールがこの狭い日本にもたくさんあるはず。
死ぬまで出来る限り飲みたいと思う。

ウィスキーの水割りをちびちびやりながら「アド街」鑑賞。
つまみは「新潟仕込み」という薄焼きのせんべいの間にクリームチーズをはさんだもの。うまい!

何位だったか「犬」に関するところでC・リッチの「I feel love」がかかる。相変わらず選曲のセンスが良いね。これ、」たしか「名犬ベンジー」の主題歌だったはず。

2015年9月26日土曜日

久しぶりの2本立て興行

9月25日。
やる気を出すと雨になる。

午前中はTSUTAYAをぶらぶらぶら。
とにかく分別はめちゃくちゃ、企画もマンネリ、他店であまったものの寄せ集めっぽい数のかたより、この店での探し物は難儀だ。検索機を使ったことも数回ある。
 まあ時間つぶしをかねての来店だから、この日はじっくりなめるように見てきた。結果、W・アレンの作品がほとんどないということだ。欧州系の人気作品(アカデミー外国賞)も少ない。

で、見つけたのが「二代目はクリスチャン」、「我に撃つ用意あり」、「ダラス・バイヤーズクラブ」、「THX1138」。の4枚。

昼食は「ラーメン」。1人前をキャベツ・もやしをてんこもりにして2人前としてケイのにぃにぃと食べた。麺に到達するまで時間がかかり、到達したときには麺は伸びきっていた。

午後は映画鑑賞。「我に撃つ用意あり」。若松孝二監督作品。不思議な感じがするアクション?映画。全共闘上がりの大人たちの同窓会はなんか「金妻」風で、主人公(原田芳雄さん)がやくざに追われるベトナム人女性をかくまったり逃げたりするのは和田誠監督「真夜中まで」に影響与えたんじゃないか思わせる。スローモーションの多様も意味不明だったり、終盤の15分で一気に片付けちゃう筋書きはリアルでなさ過ぎる。それでも確かに面白いことは面白いんだが、これは作ってる人たちの方が楽しかったんじゃないだろうか? 不思議な作品である。蟹江敬三さんがよかったな。

「二代目はクリスチャン」。つかこうへい原作脚本、井筒監督作品。はちゃめちゃでリアリズムなんてくそ食らえってな感じで、つかさん、井筒さん、角川さんの若さが爆発した、ってな感じの作品。
 回転早い台詞はつかさんと井筒さんは似たところがある。ここでも蟹江さんが光ってたな。

 夕食のメニューは「鶏肉のピカタ」、「ジャガイモのアンチョビー炒め」、「自家製ベーコン」、「冷やしトマト」。
これに2千円弱の価格帯のオーストラリア産シラー種赤ワイン2本の飲み比べ。どちらかおいしいワインを半分残し、さらにもう1本雑誌に載ってたワインと後日飲み比べるんである。
 義母からギフト用に選んでくれというのではじめたんだが、こんな高い?ワインはディリーワインとして飲んでないんで、どちらもまずまずのもので、俺はどちらでもよかった。
 が片方がコルク栓ではなかったため、没になり、そのためそのワインを飲みきることになった。

フルボディを敬遠していたというか、やはり安物にはライト、たまにミディアムがあるくらいで、とんと縁も円もなかったんである。
 飲めば飲むほどうまくなっていき、もうちょっと飲みたいなと思うころになくなっちまう。俺の血もワインになっちまうかもしれない。
 川島なお美さんのご冥福をお祈りします。

2015年9月25日金曜日

チップははずんだんだが

9月24日。
やる気のない日が続く。
午前中はいよいよ「ベーコン」の最終工程「燻製」作業。
が、いざはじめようと燻製キットの取説に目を通したら、燻製桜チップが足らないことが判明した。

で、一番近いホームセンターが開店時間になるのを待って、電話したところ取り扱いがあるということで、即買いに行った。
 二本の塩豚をぶら下げ、いよいよチップに点火。ここでまた問題が発生。キットに付属していたのは固形にしてあるチップで、それにろうそくで点火し、ちょっとはついたんだがとても十分といえるような煙が出ないんである。
 ここでケイのにぃにぃが登場し、卓上ガスコンロで焼くことになり、チップをパスタ用トングでつかんで火にかざして点火した。
これでほぼ全面から煙を発生するようになったが、温度がなかなか目標の60度にならない。
 ときどき燃えるチップを取り出しては息を吹きかけて火の勢いを増すようにしたんだが、結局最後まで60度になることはなかった。失敗である。4時間の奮闘もむなしく終わった。
 乾燥も不足したのかもしれないが、仕上がりがぷよぷよしてるんである。出来たものを食べたところ味はいいし香りもついてる。まあ、食べるときによく焼くことで対処することになった。やれやれ。
 次回までに温度を上げる訓練しときゃなぁ。

昼食は義母の夕食用に作った「ビーフシチュー」。初めて扱った「牛すね」。この肉はあるところまでは堅いまんまで、ある時間を過ぎると急にやわらかくなることがわかった。ちょっと長めに煮たと思って食べたらまだ堅かったんであきらめるところだった。なんせ特売品のOGビーフだったからな。まずくて長い間放置されてた赤ワイン(残量1カップ)を全量投入したこともよかったみたいだ。久しぶりのビーフシチューをバゲットと一緒に食べたが、なかなか良い出来だったな。

午後は読書。ビートたけしの本を飛ばし読みで完読。W・アレン、押井守、ビートたけし、大島渚といずれも評価の高い監督には、共通して必ず信念がある。微妙に違いはあるが、大雑把にいえば作らずにいられないという強迫観念を喜んで受け入れていこうという信念である。早い話がやめたらほかにやりたいことがない、という.....。暇つぶし、でもあるような気がするんだが。

夕方から降り始めた雨の中、バスで駅まで出、そこから歩いて元ワイン蔵のあったところのレストランへ行き、そこでケイのにぃにぃと夕食。
 2時間飲み放題のビール、この日は当初から「ヘレス」一本やりにすると決めてた。水みたいに飲める種類のものだ。まるで癖がない。普段癖のある安ビールを飲んでるんで、この種のものは新鮮でなおかつうまい。
 あては「牛もつ(マルチョウ・シマチョウ・レバー・ミノ)の炒め物」、「牛タンとなすの炒め物」、「えびのフリッター」、「えびのグリル」、「味噌漬けクリームチーズ」。チョイスもグッドだったな。
 ビールは3杯飲めば元は取れる勘定だったがこの日は6杯。このサービス期間は夏限定であり今月27日までの開催だった。それにしても、ゆく夏を惜しむには涼しすぎた日だったな。

 帰宅してウイスキーの水割りをちびちびやりながらTV鑑賞。
最初義母が録画してた「ひとひらの雪」を観てたが、くだらない渡辺淳一原作のエロ映画は15分くらいで飽きて、途中からだったが「かしまし娘」のドキュメンタリーを最後まで観た。 一時期お笑い界で一世を風靡した3姉妹である。高齢になった今もステーキをおいしそうに食べる姿やインタビューにはっきり答える姿に感動したな。この人たちも死ぬまでやり続けると断言してる。
 

2015年9月24日木曜日

秋の日の定番

9月23日。
やる気のない1日だった。

午前中は先週より再開した「水曜日・水廻り清掃日」。
ケイに浴室の天井のカビの及ぼす悪影響について教わったんで、早速点検したところ、若干カビがあったものの24時間換気にしてあるおかげで被害は少なく、清掃も楽だった。ただ白く見えてた壁が意外に黒かびがついていたのにはちょっと驚いた。やはり手は抜けない。

塩豚の乾燥。ペーパータオルで水分をふき取り、扇風機で風を送り半日乾燥した。扇風機のスイッチを切ったのは21時以降だと思う。俺が寝たあとケイのにぃにぃが消しておいてくれた。
  しその実の塩抜きも行い、しょうゆなどで本漬け込み。

昼食は「おにぎり」。中身は梅干と前日作った「しそとじゃこの佃煮」。

 午前中の作業で疲れちゃったのかな?午後は庭作業をさぼり、ひたすら読書。
ベッドで横になりながらなんだが、窓から秋の晴れた空がよく見え、飛行機が横切るのが見える。短い間隔では1分、長くて5分くらいだ。成田方面に向かう便である。連休最後の日の帰省客だろうな。

夕食のメニューは「鶏肉そぼろと大根の山椒煮」、「梅納豆」、「ほうれん草(久しぶり~)の味噌汁」、「ぬかづけきゅうり」。
この日は水曜日なんでN・A・D(ノンアルコールディ)。
昼も夜も米食らってろくに働いてないから太りそ。

食後は寝るまでひたすら読書。何日か前から読んでたW・アレンのインタビュー本(600頁)を飛ばし読み、押井守の本も最速斜め読みでほぼ完読。

2015年9月23日水曜日

矢は放たれた

9月22日。
午前中の作業は「塩豚の塩抜き」。いよいよ「自家製ベーコン」の完成に近づいてきたぞ。
しその葉を摘む。じゃこを加えて「佃煮」作りのために、レシピどおり100枚くらいを目標にしてたが、虫に食われたり、やたらに堅くなったり変色したりでまともな葉は5.60枚しか摘めなかった。

昼食は買ってきたかき揚で「つけ天ざるそば」。

15時から17時まで「弓道」。地元弓道会の稽古に初参加、である。
S先生(錬士・5段)の説明を受け、借りる弓の選定や弦の具合やしかけ(矢をかける部分)の調整などしてもらった。
 巻きわらで稽古させてもらって、俺の癖などをチェックしてもらった。相変わらず悪いところは、変わってなかった。A4段からも適切なアドバイスをいただく。O4段からは座射を見てもらって注意点を教わった。で、射。
 この道場での矢取り(放った矢を取ってくる)のは大前(先頭の人)と決まっており、2本射るごとに繰り上がってゆくというシステムになってるんだが、これがはじめての者(俺)にはすごく早い回転のように見えて、ちょっと焦ったな。一巡して大前を務めて矢取りしたところで、この日はおしまい。
 8本のうち1本当たったな。けっけっ(笑)。

 早めに来て的の準備や安土の整備(水やり)、帰りは15分前ころから残ってる人で的張りや安土の整備、道場内の掃除など。すべて合理的で、S先生の教授法もすごく優しい。来年の3月いっぱい、何とかやっていけるかな?
 帰りは近所に住むY4段と一緒だった。

夕食のメニューは「豚肉(ローズポーク・地元産)とれんこんのごま塩炒め」、「たまねぎの味噌汁」、「ぬかづけきゅうり」、「さつまいもの葉と納豆の和え物」、「さつまいもの葉柄のきんぴら」。
 ベルギー産の発砲酒・スタウト~日本酒(新潟産・純米吟醸酒)~バーボンウイスキーの水割り。
なんかTVでも観ようかなと考えながら、ちびちびやってるうちに面倒になり、そのまましばらくしてダウン。

2015年9月22日火曜日

地産地消

9月21日。
シルバーウィーク真っ只中、予定を変更した。
というより、計画自体俺の趣旨?に反するものだったからだ。
この観光シーズン&大型連休の最中にでかけること、がである。
石岡のお祭りは何年も前から実施日が週末や祝日にあわせるようになっていたんである。
日本の祝日も一部はそのようなやり方で変えられているのに習ったんだろうな。
ということで、人ごみの中に進んで入ってゆくことはごめんこうむりたく中止となった。

この日も家事&買い物&読書&ちょっぴり庭作業。

昼食はレトルトの具材使って「たらこパスタ」。

午後はくそまずいりんごを砂糖煮したもので「アップルパイ」製作。
続けて作った夕食のメニューは「鶏肉とレンコン・にんにく・パプリカの黒酢炒め」、「かぼちゃ甘煮」、「そうめん味噌汁」。
 この日は頂き物のビール券で瓶ビールをゲットし、久しぶりに自宅で瓶ビール、うまい!
主菜は先日どきどきファームで買ってきたもので作り、材料がいいせいか好評だった。味音痴の俺でもこれらの材料のよさを確認できた。かぼちゃはもらいもので物が良い。そうめんも郵便局の景品。

食後、焼酎のシークワーサー水割り~ウイスキー水割りをちびちびやりながら、最近の酒量の増加拡大を反省した。

2015年9月21日月曜日

しそいっパイの実

9月20日。
午前から午後にかけてしその実摘み。
しょうゆ漬けにするつもりだが、摘んでからしごいて穂から外す作業とかで結局4時間くらいかかったんじゃないかな。で、重量を計ったら予想の半分の100gちょい。
 レシピは200gになってるから調味料など半分にすればいいだけの話なんだが、200gって気の遠くなるような作業になるんだろうな。
 それでも作業は散在するしそを抜いたりして、なるべく来年の庭つくりの準備として集約させることを目的とした。特にミントと勢力争いをしてるところは両成敗のような処理した。

昼食はセロリの葉入り焼きそば。

夕方までは読書。

夕食のメニューは「かぼちゃソテー・クリームソース」、「大根の皮のきんぴら」、「納豆味噌汁」、「きゅうりのぬかづけ」。
 シークワーサー水割り焼酎~日本酒でTV鑑賞。国営放送の歌番組を義母とともに観る。
のんびりした敬老の日前夜祭だったな。

2015年9月20日日曜日

臭素酸カリウム、っていいなよ

9月19日。
このところパンを食べる機会が増えたのは小豆島産EXオリーブオイルの影響である。
で、近所のパンやの営業時間や定休日を調べたり、バゲットの焼き上がり時間まで調べたりしているが、たまたまネットできにかかることがあった。
 「山崎製パン」のパンの添加物についての記事である。以前より山崎パンの賞味期限が他社より1日長いということは話題になってたが、今回は発がんの疑いがある物質(臭素酸カリウム)の表示義務がいつの間にか解除になっているということである。で、それが厚生省とメーカーの談合の結果なんじゃないかという記事である。
 これは大いにありうると思う。過去に大企業と政府機関との癒着なんて表立ったものも多いが、水面下のものを探ったらきりがないほど出てくるだろうな。

昼食は「焼きうどん・XO醤」。

地面が湿ったままなんで「ふるい」作業はこの日もなし。
午後は地元の産物などを売っている「ドキドキファーム」へ出かけた。毎月19日が肉の日ということでそれが目当てでもある。
 自転車で30分。今回は迷わずに着いたからもう少し早く着いていたかもしれない。
土曜日ということもあり駐車場もほぼ満車。肉のパック詰めの売り場もだいぶ売れた形跡があり、対面販売に並ぶ肉も特売品は安く、ものもよさそうだった。ためしの豚肉と特売の鶏肉と野菜を何点かと白桃を買った。
 一番暑かった時間だったんで、広場になってるところのベンチでソフトクリームでおやつタイム。

ここで俺が商売をやってるときの同業者Hご夫婦にばったり会った。 ちょっと自信がなかったが思い切って声をかけたところ間違いなかった。7年ぶりである。
 Hさんとは初めてあったのが横浜にいるころだから33年前になるんだろうか。彼がつくば市で独立したあと、そのことをまるで知らずに俺が牛久市で独立してしばらくしてから再会したわけである。俺が先に引退したんだが、その前の2.3年は同業者グループを作って会合であったりしてしていて、引退が決まったとき俺のところへ遊びに来てくれたりしてくれた人である。
 彼も3年前に引退したということである。まあ二人ともいい時代にしっかり儲け、悪い時代になってうまく足を洗ったというところだろうか?
 
 夕食のメニューは「豚のしょうが焼き」、「しそ納豆」、「もやしと卵の中華スープ」。
食後日本酒をちびちびやりながら、BSの沖縄やんばる地方を取材した番組を鑑賞。垂涎ものの海中、地元のまつり、里山?の散策などたっぷりひきずりこまれながら観た。い、行きてぇ...。
 

2015年9月19日土曜日

安(部)保(身)法案

9月18日。
それにしても、これだけ経済に不安材料を抱え、結局大ぼらを吹きまくって海外受け狙った戦略(アベノミックス?)も効果でなかったことで海外からもそっぽ向かれる結果となった今、国民の視線を違うところに向かわせるしかなくなったからかな。
 それじゃあ一番効果が出る「安保」ってわけだ。しかしこれじゃあ自衛隊員確保が難しくなっちまうんじゃないの?そうです。だからハイテク兵器が必要になるわけなんだよ。これで軍需産業が潤い、車に依存してた経済も一時的ではあるけど風向きがよくなるわけで、多分雇用も増えるかもしれない。もちろんそこんとこは大々的に吹聴するだろうけれど。
 この図式って、あの70年前までやってた侵略戦争に突入する前の経済状態と酷似してるよな。経済至上主義が最後に打つ手ってこれしかないんじゃないだろうか?
 これにオリンピックをうまく利用してナショナリズムをあおる訳よね。シナリオもよく出来てるけど、前例があるから「リメイク」ってことになるんかな。映画のリメイクばやりにもうんざりだけども、この政府の手によるリメイクだけはいただけないよな。


 やっと日記の書き写し終了。普段肩がこることのない俺が肩はこるし眼の脇にある筋肉がつり気味になったくらいだ。初日はほぼ丸一日、二日目は午前中かかった。当初は一日で仕上げるつもりがタイピングが遅いのと、14日間が長すぎた。文章もあとから読み返すとピンボケなものが多く、
ダブってる記述やまるまる抜けてるのもあったりで、これはこれで仕方のないめんもある。
 それでもちょっと前のことでも、書き写しながら「そういえばこんなことしたんだっけ」ってな具合で、もう忘れているんだから面白いもんだよな。
 それに今回の転写で誤字や転換ミスなどをチェックしてみようと思ってる。

 昼食は「コロッケそば」。

午後は高級牛肉を買いにスーパーへ出かけた。この日は義母の誕生日で、義母の希望が「すきやき」なんである。3人なんで600gちょっとあれば少し余ると踏んだ。
 
ってことで夕食は「すきやき」。
発泡酒~日本酒(和歌山産純米酒)~日本酒(新潟産純米吟醸酒)。
和歌山のは値段も安いだけあって味も水っぽくうまみはまるでなし。新潟のほうがうまかったな。

 食後日本酒をだらだら飲みながらレンタルDVD鑑賞。「スターウォーズ エピソードⅤ」。
アナログ場面を冷やかしたり、ファルコンのかっこよさに感心しながら観たのは楽しかったな。

2015年9月18日金曜日

親父のちょいハードツアー 後編

屋島でも見つけた「血の池」。姫路のもそうだが死体や使用した武具の血を洗うのに使用したらしい。
四国村での歌舞伎小屋。映画館やこうした演芸の文化の跡を見るとなぜか心が和む。
中石さんちの母屋と隠居屋である。濡れ縁の高さに注目。バリアフリーの歴史を見たな。福祉住環境コーディネーター2級の目で見る古民家、なんちゃって。

                                                           9月5日。
かなりの二日酔いで起きる時間も遅かった。
この日は埼玉人K君と一緒に小豆島へ渡ることになった。
千葉人U君は直島の美術館へ行くというので三人でフェリー乗り場まで同行することとなった。
 K君のアイデアで小豆島ではレンタルバイクで周遊することになった。フェリーを降りてから20分は歩いた。観光客相手のレンタルバイクやならもっと近く似合って良いはずなんだが、それでもK君のスマホの情報だからほぼ間違いない。
 1日借りて2900円ガソリン代別。普段借りてるレンタカーに比べると決して安くはないが、これが結果的にはとても楽に周遊が出来てよかった。K君とはそこで別れた。
 久しぶりに乗るバイクは初めちょっと怖かったが1時間くらいで慣れた。与那国島以来。

 11時ころから走り始め腹が減り始めたときに、街らしいところを通り過ぎてしまったのが失敗だった。その後食堂らしきものは皆無で、結局13時ころに大部港に着き、やっと食堂を発見。どうも今回の旅、飯のタイミングがうまく取れない。
 焼肉定食。バイクなのでビールなし。

ほぼ一周したが景色がいいのには驚かされたな。思わず写真を撮りたくなるほどである。が、なるべく撮らずに自分の目に焼き付けるようにしている。
道の駅でオリーブ油を買おうとしたが、地元産と輸入物との値段の差がありすぎて、ちょっと躊躇してしまったな。それでもこれも今回の目的のひとつだったんである。
 隣接したハーブガーデンの入り口で作業していた女性にオリーブについていろいろ教わった。実家のオリーブが大きくなるだけなってひとつの実もつけないんで、とうとう切ってしまった話をして原因などを尋ねたことから、それについても教わった。帰ったら言われたとおりにやってみるつもりである。
そろそろ一周の終わりころに「東洋オリーブ」の本社と売店が一緒になってる建物を発見した。
 島に多くの農園を持っている会社で、俺が会社をやっているころに取引があったところである。

地元限定のペットボトル詰めEXバージンオイルが456mlで983円。これを自宅用に買い求め、ついでに、過去の取引のことなどを売店の女性に話したら、営業のところまで行き、確認をしてもらったらしく、データが残っていて営業の人から挨拶されてしまった。ちょっと恥ずかしかったが、名乗り出てよかったと思った。

 バイクやに戻ったら 、K君の借りたバイクが置いてあったんで先に帰ったことがわかった。

フェリー乗り場の売店があるところにある食堂で地元そうめんを食べようとしたら17時前なのに閉店してた。仕方なくコンビニで「ナポリタン」とビールを買って桟橋で早めの夕食。
 で、食いながら周囲を見てたら、ちょっとはなれたところにあるホテルで「そうめん」の旗をかざしてるのが見えて、そこで食えることがわかりがっかり。

 GHに戻る途中で一杯やりたくて、先日の中華やが休みだったんで並びの洋食屋に入ったのも失敗だった。5つくらいのメニューしかなく、その上酒を置いてない。ビール、もである。
 客も俺一人。腹は減ってなかったが「オムライス」をたのみ、さっさと食って退散。
途中自販機でビール買ってやけ飲み。GHに着いて、即ベッドイン。


9月6日。
小雨。
やることないんで、とりあえずGHのオーナーに教わったコインランドリーで、コンビニで買ったサンドイッチなどを食いながら 新聞に目を通す。このコンビニで傘も買う。
 洗濯代がいかに洗剤と仕上げ剤つきといえども五百円というのはいかにも高い。ただ、ここでして置かないと奈良まで持ちそうもないし、奈良のコインランドリー事情がよくないのも知ってるんで、安いところを探すのをあきらめた。
 一旦GHに戻り、高松駅を目指しぶらぶらする。が、高松はシンボルタワーがしっかり見えてしまうんで暇つぶしにはあまり向いてないようだ。

 前日チェックしておいたフードコートは10時開店で、まだ早かったんでバスターミナルでしけこむ。
その間「歴史民族資料館」という面白そうな施設があることを知り、観光案内でアクセスを尋ねたところ、バスで終点「ゆずりは」まで行き、そこから徒歩だと1時間半なので親切にタクシーの電話番号までメモしてくれた。話を聞きながら途中で断念してたが、そうとも言えずにメモをもらってお礼を述べて失礼した。
 で、ハードプランはご破算にして、比較的ライトプランの琴電フリー切符散策にチェンジした。3つある路線から琴平終点路線を選んだ。琴平は金毘羅さんの参道口にもなっており時間つぶしにはもってこいである。
 金毘羅さんには二度来ている。修学旅行と二度目はケイのねぇねぇとその母親ときたっけ。二度とも本宮まで入った記憶がないので今回挑戦することにした。

 登り始めて気がついたのは、こんなに楽な坂道だったのかということだ。もっときつい行程という印象が強く残っていたからである。時間も往復1時間くらいのものである。
  確かに本堂直前の石段だけは急勾配で足の踏み場も狭く、高齢者にとって見れば最大の難関といえるだろう。
 小雨がぱらつき、滑りやすくなっており健常人でも、もう少し雨足が強ければしんどいに違いない。

 さて、本宮に着いて思い出した。修学旅行ではここまで登ったことを。やれやれ。


 下ってきたらうどん&ビールと決め込んでたが、肝心の「ぶっかけうどん」300円の店が換算としてたんで見送ったら、その先駅近くまで店らしいものが見つからなかったんで戻って、その店の隣の店に入った。先ほど呼び込みをやってたおばさん、「だからさっき声かけたときに入ればよかったのに」ってな顔してたっけ。でも決していやみな感じじゃなかったのが救いだった。
 店内は客が一人。席に着いてその客を見てぶったまげたね。その客も驚いてたな。

先週出雲で会った大阪人Kさんである。

 彼女は長野か山梨の大学生で、夏休みの間こうして実家の大阪を基点にして1泊や2泊の旅をしているんだそうだ。この日も高松市内のGHに止まるとのこと。俺が泊まってるGHもチェックしてたらしい。
 二度あることは三度あるという格言どおり、いつかの再会を約し別れた。彼女はこれから参道を登って行くんである。
 俺はそこでしばらくビールを飲んで時間をつぶす。あては「しょうゆ豆」。ビールがすすむ。思いがけない出会いがそれを促す。

 そこの店の主人の話では琴電の車両は京急からの払い下げとのこと。鉄男さんたちの格好な撮影対象になっているらしい。
 彼の話で面白かったもの1席。瓦町あたりのビアホールでしこたま飲み、琴電でこの終点琴平まで40分以上かかるから、当然小用の我慢が効かなくなる。そこで車掌に頼んで電車をちょっと止めてもらって「立ちOOO」することが可能だったとのこと。

 その話を聞いたからじゃないが、帰り道琴平で小用を足したはずが、2本目のビールが効いちゃったらしく、乗り込んでしばらくしてまたもや催してきた。で、偶然の成り行きだったが一宮で下車してスーパー銭湯に行くことにした。
 高松のGHを予約したあと、銭湯を検索してたときにメモしておいたスーパー銭湯二軒のうちのひとつである。ただGH近くに3軒も銭湯があることが高松に来て知ったんで利用することはないと思ってたところでもある。
 駅から歩いて15分くらいとあった。途中寄った「田村神社」は立派な神社だった。ちいさな部落と見えるこの土地で、これほど立派な参道、しかも祀ってあるものも多種多様でにぎやかである。
 寄進されたものは新しいように見えるし、バブル以降と思われるものさえ多々ある。香川県の底力を見た思いである。
 
スーパー銭湯は特にどうということもないよくあるタイプのもの。700円。
露天といっても中も開放してあるんで、どの風呂に入っても同じ気分を味わえる。
車で来てる人がほとんどで、風呂上りに15時ころからビールを飲んでんのは俺一人だった。

 高松に戻る途中瓦町で下車して、ぶらぶらしながらうどんやを探したが、案外繁華街にはシンプルな店はなく、あきらめて高松駅を目指した。駅から港へ向かう途中で週末「うどんフェスタ」が行われていたことを思い出したからだ。
 が、午前中でプログラムは終了してた。雨にたたられちゃったよな。

 で、駅前のチェーン店っぽいところに入ったが、ここのうどんはおよそ讃岐うどんらしからぬものを出していた。汁の少なさや味のしまりのなさはそのものだが、唯一麺にコシがないんである。その割には客が入ってるのは立地のせいだけだろうか?どっちにしても俺にはこの方がいい。

 GHへ向かう途中のスーパーで「しょうゆ豆」を買った。GH近くの例の酒屋で「凱陣」を買って飲みなおすためである。が、なんと酒屋は日曜日定休だったんである。
 その日用と奈良で会う予定の同級生に土産として計2本買うつもりだったんだがな。

 仕方ないから違うスーパーで地酒「金陵・純米」と水を買って、やっとGHに到着。

一人でちびちびやりながらオーナーとおしゃべり。10月に生まれるという子供の名づけ問題で大いに盛り上がる。酒の相手もしてくれるのもありがたい。GHのオーナーと飲むのは初めての経験である。夫婦で営業している強みでもあるようだ。酒も甘口でうまい。

 そのほかスリランカ生まれのオーストラリア人ともしゃべる。彼女は翌日の金毘羅さんのプランニング検索に夢中だ。アドバイスにも真剣に耳を傾ける。
 あとから参加してきたのは茨城人(土浦)M君とOO人の40代看護学生君。さらに韓国人(♂)と中国人(♀)のカップル。
 あとは長期滞在の中国人夏ちゃん。彼女とは中国語でしゃべった。何とか通じたようだ。アモイ出
身。



 9月7日。
5時起床で近くの「JOYFULL」で朝食。6時ころGHを出発。
18切符4個目のスタンプは昭和駅が無人であるためなし。

大阪で昼食。曽根崎の初天神通りはそんなに広くはないが盛り場として非常に元気あるところだ。
この時間サラリーマンがこぞって押し寄せてきてた。昼はランチ、夜は飲み屋というスイッチ形態が定着していて、その本来の業種はうどんや、お好み焼きや、古来ある焼き鳥やなどで、ランチの価格帯は600~800円。
 そのうちの1軒の暖簾をくぐったが、大繁盛の様子で、回転も速く、店員の応対もいい。

「ミックスフライ卵とじ定食」。630円。
ごはん、味噌汁おかわり自由というのは、競争の産物だろうが、このボリュームなら俺には関係ないし、十分すぎるほどである。
 ぶらぶらしながら大阪駅に戻り、大和路快速で奈良へ。

2年前は工事中だったJR奈良駅前もすっかりきれいに整備されていた。
久しぶりの奈良である。そういえば去年の卒業式には大学には行ったものの奈良には寄らなかったんだっけ。
 
 その足で敷島温泉に行ったら休みだったんでカミナリ温泉(正式名稲妻温泉)へ向かった。
ここには風呂上りのビールは置いてないんでもちいどの商店街に行き、大学時代よく利用したスーパーでビールを買い、スーパー前の広場のベンチで飲む。このスーパーの2階によく通った飲み屋があるんだがこの日が定休日なんで友人である奈良人Tと飲む場所を決めなきゃならなかった。
 ここすぐそばのGHへ行き、オーナーと雑談で1時間ばかり時間をつぶす。このGHは俺にとってGH初経験であり、利用回数も一番多いんじゃないだろうか。
 近鉄奈良でTと会い、駅そばの地下にある飲み屋へ。この店は2度ほど利用した。

Tは奈良大の同級生だが現在休学中ということで、在籍期間限度の10年をフルに使って卒業を目指すとのこと。かなりの読書家で俺よりはるかに頭いいんだから、のんびりやることを勧めた。
 俺のように最短で卒業しても、それ以降の暇つぶしを探し回るくらいなら留年してでももう少し在籍しててもよかったかな?なんて考えたくらいなんだから。
 Tは翌日仕事、俺も5時発の電車で帰るので22時前にはお開き。

ビール~4杯の地酒でかなり酔っ払った。春鹿からはじめて〆は梅の宿。つまみは「きざみわさび冷奴」、「牡蠣フライ」、「小あじの南蛮漬け」。

GHに戻り、オーナーとちょっとしゃべってから、ベッドに向かい、先に休んでた70代の方のいびきを聞きながら、インして即爆睡。

 9月7日。
帰り道は一気に奈良から東京、のはずだったんだが、途中で大雨に会い名古屋の前後で足止めを食い結局11時間近くかけてようやくたどり着いた。

景色で覚えてるのが加茂(京都)から亀山(三重)の間の車窓から見たものである。関西本線であり、この間ははじめて乗ったんだが実に景色のいいところを通った。




  宿題 ハスの茎?の食べ方
      松山のタルトのなぞ
      四国の生産量なんて下位なくせにやたら栗を使いたがるわけ
      松山でなぜ「アンパンマン列車」    *これは作者が高知出身で、拡大利用されたもの
      松ぼっくりって買ってからなにすんの
      名前を忘れちまった地酒の検索

 反省点 ちょっと飲みすぎたな。
       英語勉強しないとな。もちろん中国語も。
      折り畳み傘はもう少し頑丈なやつにしないとな。

  展望 来年の九州一周の可能性が増した、ってところかな。
 


 

NAD / リベンジ

9月17日。
雨。
それでも午前中にちょっと離れたスーパーまでケイのにぃにぃと出かけることにしていた。
新米の特売品を買うためである。
押入れの片付けや改造もそのためのものだった。食料品などの備蓄が目的だ。
歩いて片道30分。小雨だが自転車だったら往復で濡れねずみになること間違いなし。

5kgの新米を一人一袋ずつ担いで帰り道30分。これがこの日の唯一の運動?でもあった。

昼食は「野菜ラーメン」。

午前中から午後も夕食準備前まで旅行の日記をブログに書き写し作業をした。この日は酒抜きを決め込んで夕食後もその作業を続けた。
 同じことが書かれたり、明らかに名称を間違えてたり、もともと正しい日本語を使ってないだけにわけのわからん文も多々あったりして結構な作業となり、9時半には中止したが、終えたのは9月4日までで、あと3日は「後編」として今日アップする予定。

夕食のメニューは「豚ひき肉とたけのこのそぼろあん」、「おくら納豆」、「わかめと豆腐の味噌汁」、「しそのにんにくしょうゆ漬け」。
久しぶりの酒抜きで、ご飯をおかわりしてしまった。
やはり週に1回の酒抜き(ノンアルコールデイ・NAD)を再開することにした。

2015年9月17日木曜日

親父のちょいハードツァー日記 前編

8月26日。
いきなり雨である。
起きたときの小雨が家を出るときには小降りになってしまった。

 近所の飲み屋は盛業中で、6.7人の客が元気に?飲んでいた。

空き店舗を利用しての深夜営業のタクシー洗浄屋では三人がかりでタクシーを清掃してた。800円って書いてあったけど、これで元取れんのか他人事ながら気になった。もしかすると車内はオプション料金になってるかもしれない....。
 それにしても対照的な光景を早朝から見せつけられた。かく言う自分は始発(4時台)の電車に乗って西に向かうんである。

 焼津あたりから日が差してきた。 そういえば見覚えのある景色。前回(一昨年)とまったく同じルートを進んでるわけだから当然なことなんだが....。
 熱海での乗り換え時間が1分しかなかったり、熱海から浜松まで150分あり、前回小便を我慢したことを思い出したが、車両にトイレついてたはずなんだが....。今回は6両編成で4両目にあることをアナウンスで知り、用を済ませたがアナウンスがなかったら、やはり我慢してたんだろうな。

 その「トイレ」で思わぬミスしちまった。
浜松での乗り換え時間にトイレに行ってたら、タッチの差で予定の電車に乗り遅れてしまった。4分あるから大丈夫と思ったのが甘かった。まあ20分待てば次の列車が来るので問題はないし、大体急ぐ必要のない「暇つぶし旅行」なんだからどうということもない。

 車窓から豊川の川べりで貝拾いをしている人たちが見えた。河口近くになるのだろうか?どちらにしても貝が取れる川があることはすばらしいところだな。

 岐阜に近づくにつれ天候が回復してゆき、日差しの中に昨夜の雨の量の多さがわかる景色が見えてきた。木曽川、長良川、そして街中の水たまりなど。
 今日は台風を追いかける旅になりそうだ。

大垣から米原の間、和室の居間などがすべてカーテンであることに気がついた。障子を使う習慣がなくなってしまったんだろうか?比較的新しい家ならば居間も洋間だから当然なわけだが50年は経っているであろうと思われる家屋でも1階部分がすべてカーテンであり、ほとんど例外がなかった。降りて訊ねてみたいものだ。

 ちょっと甘くみた宿の予約。予約したあと簡単な道順などをメモしておいたが、電話も買いとけばよかった。姫路に着いてから結局30分は余計な時間を使った。まあその30分も観光の一部にはなったが、何のことはない。ゲストハウス(GH)の前を2度通り過ぎていたことがあとでわかった。
 いつもの自分の思い込みのなせる業と、笑っちまった。

 GHのスタッフの説明では観光は姫路城のみということで、閉門まで30分しかなかったが、45年ぶりの登城となった。
 城の記憶はほとんどないが、内部はこんなものだったんじゃないだろうかと思った。あれからいくつもの城を見てきたからだろうな。
 唯一の記憶は城郭内?の露店でビールを買おうとして断られたことである。修学旅行中で学ランだから当たり前といえば当たり前なんだが....。
 そこで、今回は見学のあと城外で積年の思いを果たした。うまかったな。

 GHで教わった銭湯へ行く。420円。きれいな風呂で設備も新しく、スタッフは女性ばかりで雰囲気もいいところだった。で、風呂上り腹ごなしもかねて牛乳を1本。
 みゆき通りやそれに平行して位置する商店街をぶらついたあと、GH近くの焼き鳥屋で飲む。
ビール3杯、から揚げ、きゅうりのぬかづけ、ももねぎ3本。この店ではあとで知ったが「ひねぽん」ってのが有名らしいが、勧められなかったんで口に出来なかった。
 そこから駅近くまで歩き、立ち飲み屋で地酒の八重垣と「姫路おでん」。しょうが醤油をつけて食
 べるおでんは変わってんな。

 大通りの銀杏並木では時々すごい音がするんだが、どうやら鳥対策であるらしい。けたたましい。

GHに戻り台湾人とドイツ人の会話(英語)をGHのスタッフに訳してもらいながらちょっと仲間に入れてもらって、台湾人とは片言の中国語でしゃべった。で、お先にダウン。

8月27日。
4時過ぎに目を覚ましたものの外の雰囲気が暗闇っぽいんで5時までベッドでぐずぐずしてから1時間ばかり姫路城1周の散歩。
 約30人くらいとすれ違い、そのほとんどと朝の挨拶をする。
半周くらいしたところから堀と平行して流れる川があり、そのどちらにも鯉が泳いでいるんだが、堀の鯉はスマートで一見するとうなぎじゃないかと思えるほどで、対する川の鯉は勢いもよく身体が分厚く大きい。まさに環境による差がそうさせたんだろうな。
 6時を過ぎてからコンビニで買ったもので朝食。

そのあと前日に気になった神社を参拝。射盾兵主(いだてひょうず)神社。10以上の社があり、まさに播州の総社というだけある。そのすべてを参拝しようと思ったがあいにく1円玉が1枚しかなかったんで総社のみとした。それよりその近くの「血の池」が気になった。
 7時過ぎ、スタッフもおらず、挨拶抜きで出発。
駅で「えきそば」を食った。そばつゆの中に中華麺が入ってその上に天ぷらと小ねぎがのってる。
中華麺らしさがまるでなく、どうということもないなあ。それより前日食べそこなった「ひねぽん」が気になる。


 途中下車した鳥取には1軒の喫茶店の名前と大体の場所をメモして来た。どうしても行かなきゃならないこともなく、ただ開店したのが俺の生年と同じだったということだけ。
 それも見つからず、だらだら駅から延びている大通りに沿って歩いていたら「鳥取砂丘5km」の看板が目に留まり、そこまでだらだら歩くことに決めた。時速5kなら1時間で着く。
 砂丘には友人Mと43年前に来ている。そのときは砂丘で遊んだあと、小学校の校長先生に紹介されてお寺に泊めさせてもらい、親戚という銭湯にも連れてってもらった。この土地にはものすごい好印象を抱いてる。
 ほぼ1時間で到着したものの、道路を降りてから海が見えるところまでの砂丘での移動は困難を極めた。砂に足をとられ、のぼりでは沈むし、くだりはすべる。歩くうちにコツをつかみ、急勾配ののぼりは迂回しくだりではがに股気味にかかとから着地してわざと沈ませる歩行法を編み出した。
 砂丘に来るときに絶対必需品の水を携帯してなかったんでのどが渇いたことったらなかった。
 
 レストランに着いて飲んだビールのうまかったこと。「砂をかむような」こうした観光レストランの定食をイメージして、期待してなかったが予想に反して「とろろいくら定食」はうまかった。
 特産のらっきょがついてきてビールのいいあてになったし、とろろに混ぜる露もうまかったが、多分あごだしかなんかだろう。

 帰りはバスで駅まで戻り、市内を再びぶらぶらし、やっと「丸福茶店」を発見したがすでに閉店しており、シャッターにもくもの巣が張っており2年以上経っているようだ。俺が見たガイドブックも古かったんだろうな。ってことは60年くらいで引退ってことか。
鳥取砂丘のナビ。自分の立つ位置が確認できる。



スーパーで買った鳥取産梨「新甘泉」を駅そばの便所で洗い公園で食べた。
20世紀より皮が黒めだがやわらかくてすごく甘くてうまかった。改良がうまくいった例だな。

どのあたりからだったろうか?屋根にしゃちほこの瓦をつけた家が目立ち始めたが、これは土地の習わしなんだろうか?それに光沢のある黒瓦が多い。

米原を過ぎるとそれらがほとんど見られなくなる。あっても集落にひとつやふたつで多くて3軒くらいなものである。その傾向は出雲まで続いた。
俺の足りない脳みそで考えるに、その数少ない家主は「しゃちほこ集落」からの移住や分家したものなんじゃないだろうか?いずれにしても考現学の範疇だな。

宍道湖にかかる夕陽がとてもグッドだった。

19時前にはGHに到着し、スタッフの紹介で先に着いていて女性2名(二人連れではない)と一緒に夕食を共にすることになった。
 その前に駅そばの銭湯へ行くことになり、やはりスタッフに教わった飲み屋で待ち合わせすることにした。
 しまった!ふところが寒い。何と財布には3千円。で、急遽その銭湯から近いその飲み屋をのぞきに行ったところ、カードが使えるような感じではなかった。
 駅に戻りコンビニのATMで金を下ろした。自分の金を下ろすのに手数料を払うという無様なことをしたのは、過去に一度知らないでやったことだけで、今回が二度目となった。

 大阪人、京都人と楽しく飲んだな。

ビール~出雲富士(地酒)~ウイスキー。で、GHに戻って即ダウン。

予想に反してGHは和室で仕切りもなく布団が3組並べて敷いてあったんで、夜中小便に起きて他人を踏んづけぬよう出入り口に近いところを陣取っておいたのは正解だった。

8月28日
早朝出雲市内を散歩。流れの速い高瀬川づたいに歩いた。
天気もすっかり持ち直したのはよいがかなりの二日酔い。

GHに戻ったら大阪人が出かける支度をしていた。そこで挨拶を交わしてから出雲大社を目指し、駅へ行ったがバスに乗り遅れたんで一畑電車という私鉄に乗った。
今回の旅行の本命の目的地である。

駅をおり目前まで来て足を稲作海岸に向け、そこでもぶらぶらした。やはり神話の舞台となったところであり、それらしく整備されていた。

出雲大社~島根ワイナリー~歴史会館と歩き、会館内の蕎麦屋で昼飯。
「出雲そば三段重ね定食」。
そば自体はまあまあだったがつゆが辛く、かやくご飯に助けられたようなモンだった。味噌汁はやはりしじみだった。つけあわせにポテトサラダにはちょっぴり驚かされた。これがきゅうりの漬物・たくわん・かまぼこに混じって出てきたんである。組み合わせとしては異色過ぎる。

表の竜神の口から流れ出る井戸水で、顔を洗いタオルを湿らせてから出雲駅を目指した。
全行程8kmほどである。

出雲の駅に着いたものの、まだ夕方までには時間がありすぎるんで、戻る形となるがJRで松江で時間をつぶすことにした。
 玉造温泉駅から乗ってきた人の中に大阪人もいたので声をかけ、松江まで一緒になった。この日先に松江を観光しており、風呂に入ってまたもどるところだったんである。で、ちょっぴり情報をもらい、松江駅で別れた。

 八雲で売っている観光地だけに八雲なんとか館だけは見ておいた。そういえば彼の著書「日本のなんとか」というのを途中まで読んでそれっきりにしてたことを思い出した。帰ったら読むとするか。

 出雲に戻り、GHから駅そばの銭湯へ。

そのあとやはり駅近くの居酒屋「丸0」。これは当たりだった。前夜の店のような気取りがなく、定食もやってるし、第一注文したもののどれもうまい。
「豚の角煮」、「しめ鯖」、「イナゴの佃煮」。これをビール~地酒の冷酒。

地元の客や主人と話が弾み酒が進みすぎたようだ。 〆に食べた「割り子そば」の味の記憶が飛んでる。

8月29日。
5時過ぎから散歩。「トライアル・メガセンター」で買い物。本社が確か九州だったはずだから島根にあってもおかしくない。なんせ実家がある茨城にもあるんだから。
薄暗くやたらに広い店内はちょっと見ごたえあり。

7時に出発。山陰線で益田、乗り換えて山口線で津和野。この日の予定目的地である。
着いてまず驚いたのが有名な観光地のはずなのに、およそそれとかけ離れた景観が目に飛び込んできたからである。
 駅前の商店街は歯抜け状態であり、どの通りもシャッター通りそのもので、これがどこでも見られる。建物の老化も目立ち、なぜか瓦の新しさだけが目立つ。「山口線復活」なんていうポスターが張ってあるところを見ると、荒廃の原因がそこにあると思った。

 腹ごしらえは駅そばの食堂でソウルフードらしい「うづめ飯」。何のことはない、お茶漬けであり、トッピングにすべきものがご飯に隠れてるだけのものである。うづめって「埋める」ってことか?

 それにしても出雲を離れてから徐々に瓦の色が茶色のものが多くなってきている。しゃちほこに関してはばらつきが多い。
 津和野では瓦の意匠が多様化されており、「改修」に関してはこうした観光地では許可制をとっているところが多いと聞いてるが、瓦に関しては寛大であるようだ。


 駅から歩いて2.3kだろうか?道の駅があり温泉施設があったんで汗を流した。風呂上りにビールと枝豆。
 戻り道森鴎外記念館と隣接して建つ生家を見学し、さらに稲成(誤字ではない)神社に登ったところでSLが走ってるのを見た。そのくだり道ではへびにばったり。
津和野駅周辺はまだしも益田って本当に食べる店の選択肢がまるでないようだ。この日はハンバーグのようなものを食べたかったんだが、まずファミレスがない!ごく普通の食堂もない。仕方なくコンビニで「ハンバーグ弁当」を駅の待合室で食べた。主要な乗換駅のくせに悲しい駅だ。

 そこから萩を目指す。これも乗降者がほとんどいない悲しい駅で、到着したのは20時半ころだが降りたのは俺一人だぜぇ。萩、だよ。
 北に伸びる一直線の道路を歩き、バスセンターが目印でそこを左折すればあるはずと確認しておいたが、それにしてもまっすぐな道は薄暗く、よく見るともと商店街だったようで、それらがほぼ全滅した道路だったんである。どこでも見られる光景ではあるが....。
 明るい店舗がやっとあったと思ったら「セブン」。
 バスセンターを左折してオープンカフェを通り過ぎてしばらく行ったところで引き返し、そのカフェで訊ねたところそこの上階がGHだった。
 愛想のよくないオーナーとちょっと抜けてるサポーターで、ちょっと不安がよぎったが、その予想は的中した。おきて破りだろう!ドミトリーに子供づれの家族を押し込んでいたんである。
 小学低学年のくそがきを二人ほっぽらかして下のカフェで飲んだくれてんであろう、そのくず親は。がきの騒ぎで30分は寝られなかったな。こんなことならポケット瓶でも持ち込んで置きゃよかったよ。でもこの夜は飲む気になれないほど疲れてたんだ。
 で、そのあと記憶がないからいびきできゃつらに報復した、とは思うが.....。

8月30日。5時半に起きて散歩。萩港~萩城~セブン~GH。GHのすぐ近くには業務スーパーや郵便局もあり使い勝手だけは良いようだ。あのげろ家族が連泊しないことだけを祈った。

城下町をたっぷり歩き9時の開館を待って「萩博物館」見学。そこから歩いて松蔭大橋~松蔭神社~松下村塾。世田谷にある松蔭神社のほうが威厳があったような気がするが、目的は松下村塾だったんで萩での目的は果たしたことになる。

 萩市役所まで1回の乗車100円の萩循環バスに乗って、役所となりにある食堂で地元野菜を使ったランチバイキング、800円。
 これは充実してたな。特に味噌汁、おからのサラダ、煮豆がうまく、ご飯も小盛にしてたが 4膳も食っちまった。最後の1膳は野菜カレーで。満腹&満足。

 GH近くには大きな商業施設が二つもあり、そのどちらにもコインランドリーがあり、しかも価格競争もあって比較的安く選択が出来た。しかしその争いが周囲の商店街を疲弊させたんだな。
街で気がついたことはパチンコ・スロットの店だけがやたら元気であるということだ。
店の名は「テキサス」、「マルサン」。テキサスの建物なんか外資系の似たような名の会社のものかと思ったくらいである。それに循環バスに乗って知ったことだが、郊外にイオンモールが盛業中だった。こいつが止めを刺したんあろうな。

 GHに戻ってシャワーを浴びてからその施設の中の食品スーパーを冷やかしてきた。

面白かったのはやはりその土地の特色。食パンは4枚切り、5枚切り、6枚切りがメインで8枚切りはない。あっても10枚切りで、なんと片方では定番となっている。
 豆腐の容量はほとんどが400gであり、東京より100g多い。お土地柄魚の種類が豊富だ。「金太郎」なんて魚がよく売れてるみたいだ。
 「夏みかんジャム」がなんと缶詰にして売られてた。なぜ缶なんだ?

夕方まで時間があったんで先ほど利用した循環バスでほぼ1周してみた。これも100円。ちょうど30分ほどだがいい時間つぶしになった。

 17時ころ街へ出る。といってもGH自体がほぼ中央に近い場所に位置してるんで一歩出れば街なんである。が、近くに飲み屋がない。いかん、今日は日曜日だった。
 それでも5分くらいのところ、ちょうどGHのある通りの裏通りになるんだろうか?居酒屋発見。中に入ると、どちらかといえばファミレスの農家版みたいなところで、どちらかといえば俺が好んではいるタイプの店ではない。
 あとから入ってきた3人連れの客の注文が聞こえたが、地元民は「とりあえず...」のあとは「豆腐」が来るらしいことがわかった。「まず豆腐」って声が聞こえてきた。
 ここで瓶ビール大。470円別は安い。「豚角煮」、「もずく酢」、「げそバター焼き」。
期待してなかった割には料理はまあまあだったんで、この店で終わりにするつもりになったが、なんと酒がない。「しめ鯖」で酒を飲んで済ませるはずだったんだが、仕方ないんでもう1軒行くことにした。

そこから10分くらい、通りからだいぶ外れたところに2軒ばかり酒を飲ます店があり、手前がお好み焼きやだったんで奥の居酒屋に入った。
 客は2人。応対するは40代後半のちょいグラマーなママとすんごいデブ子ちゃん。
 
早速酒を頼むと何も聞かずに、酒が注がれたグラスが皿に乗っかって出てきた。驚かせるよなぁ、萩の飲み屋って。
 つまみは「ナスの白焼き」、「卵と豆腐のステーキ」。要するに前者は焼きなす、後者はゴーヤ抜きチャンプルーのような代物である。
 二人連れの一人が先に帰り、残った客としゃべりながら飲む。日本酒4杯で2300円か、安いな。
20時過ぎまで飲んで帰り、即ダウン。
8月31日。

朝から雨。散歩がてら萩港近くの「JOYFULL」で朝食の定食はドリンクフリーで490円。

予定(らしきもの)を変更しGH近くのバスセンターから循環バスに乗り、歩けば15分くらいのところにある萩駅まで30分かけて向かった。
 夜着いたときはよく見えなかったが、あらためて駅を見ると本当にしょぼいものだった。循環バスから見えたお隣の東萩駅の方が観光駅らしさがあったな。
駅の周辺にしても観光スポットまでの道も萩駅はありえないひどさだったな。


で、萩から下関へ。
列車に乗り込むとき、見当をつけて右側に座った。発車間近になって車内整備などをしていた職員が観光客らしき人に、しきりに右側に座るよう勧めていた。「海がよく見えますよ」って。感心なことである。

 下関に着いて困った。昼も過ぎていて腹ペコなんで、見当をつけて入り込んだところはまさに「コーリアンタウン」で、あるのは焼肉やばかりで、ずいぶん歩き回ったあげくやっとのことで定食屋をを見つけた。食べるということは大変なんだな。5時からやっていると書かれた店で、西成区にあるような店。
 日替わり定食を頼んだ。ありきたりのものだったが米だけはうまかったな。山口産ということだ。

バスでユースホステル(UH)へ行くことにしてたが、8つあるバス停の半分が必ず目的地に行くことがわかり、その手前の唐戸が市場があったり面白そうだったんで そこで時間をつぶすことにした。

 「サンリブ」というショッピングセンター(SC)は萩にもあったが、今にもつぶれそうな感じだったが、ここもぱっとしない感じだったな。周囲の廃れた商店街をぶらついたあと市場に行ってみた。
 ここは観光スポットになってるものがたくさんあって、市場周辺は食い物やがたくさんあり、市場見学も楽しい。早朝から営業している市場内食堂もある。要チェックである。
 一旦下関まで戻り、デパートでサンドイッチを買った。UHで何もなかった場合の保険である。

みもすそ川は関門トンネルの下関側の入り口であるところだ。現在は歩道として開放されている。43年前にここを通って九州にいったんだが景色の記憶はほとんどない。観光スポットにもなっていて、幕末時に使われた大砲が展示されていたり、公園やロープウェイなどもある。
 そこから坂道を登り、ロープウェイ乗りばのそばにUHはあった。バスを降りたときに傘を落としてしまい、到着したときはびしょぬれだった。この日は1日中雨。
 濡れた衣類はそのままだと重いためすべて部屋で干した。靴の中には昨日までの下着を詰め込み湿気をとるようにした。

 早速風呂に浸かり、ゆったりしたところで広い食堂で缶ビールを二本。そしてここで出してくれるメニューの中の「ひれ酒」を注文した。燗をしてオーブンで焼いたひれを入れた本格的なものでこれが1杯400円。酒は地酒の関娘。おいしかったんでおかわりした。

この日の泊り客は俺のほか58歳の広島人。目をくしゃくしゃにつぶってしゃべる癖のある人で、旅先で出会った人の話しが多くてのりづらい人だった。苦手。
UH会員ということで退職して18切符とUHを組み合わせて旅行しているとのことである。まあ得る情報はなさそうである。

9月1日。

いびきがうるさい相部屋を抜け出し、暗い食堂でバナナを食べたりヨーグルトドリンクを飲んだりして明るくなるのを待った。6時ころ明るくなってきたんで出発。この日も雨。
 で、玄関にあった傘を1本失敬した。およそ20本くらいあったからいいだろう?

バスで唐戸へ。市場内食堂で刺身定食700円で朝食。かんぱちはうまかった。やっぱり市場じゃ刺身かすしだな。
 下関に戻り山陽線で柳井へ。

途中で目的地が柳井ではなくその次の柳井港であることがわかり、車掌に告げて清算した。そのあとすぐ戻ってきて、4両編成の一番前の車両ならば降りてから濡れずに済むというアドバイスをもらった。親切な山口のJR職員。

 フェリーに乗るのにお金が足りないことがわかり、駅に着いてすぐ、最初に見つけたおばさん(失礼)に郵便局の場所を尋ね、小走りに向かった。ここでも雨に濡れるしフェリーの時間も10分くらいしかないという 悲惨な状況だったな。金を下ろすとすぐに走った。
 で、間に合うことは間に合ったが11時50分発で到着予定が13時20分だから、昼飯を済ませるか持ち込まねばならなかったのに気がついたときは後の祭り。
 船の自販機はドリンクは何台もあるくせに食べ物といったらカップラーメンのみなんである。そういえばUHにもカップラーメンだけは置いてあったな。普段食べないし食べたくもないので結局水で飢えをしのいだ。やれやれ。
 下船したあともよくないことが続いた。港から駅まで15分くらいだったが食堂らしきものがまったくない。あるのはほぼ壊滅状態の商店街だけである。
 さらに午前中の豪雨のせいで運休していた電車が再開したばかりとあって10分くらいでやってきたものの徐行運転で普段だったら10分くらいのところを3倍くらい時間がかかったんじゃないだろうか?それにしても腹減った。

 松山市駅を降りてびっくりしたのは中華屋がないことである。駅ビルが高島屋だから中には必ずあるだろうが年金生活者には敷居が高い。
 フェリーで見た景色は肉まんのような形をしたたくさんの島である。そこから連想し中華となった次第である。思い描いたメニューは「天津麺」と「小龍包」だ。
 やっと見つけたラーメン屋で昼食。「野菜ラーメン」と「餃子」とビール。

市電に乗って道後温泉へ。
GHに着いたが予約時チェックイン予定時刻を20時ころにしておいたせいなのかチャイムに応答がなかったんで「椿温泉」で汗を流した。道後温泉近くにある銭湯である。なかなかいいよ。
 風呂上り道後温泉に隣接したビアホールで地ビール4種をすべて飲む。

5時ころ再度GHにゆき、チェックインを済ませ荷物を片付けたり、ベッドメイクしてから、来る途中にあった酒造元経営の小料理屋っぽいレストランで夕食。
 まずは「秋山兄弟」。冷酒でとても飲み口がいい。
酒を銘柄や製造方法で何を飲むか決めようとするときの楽しみは、旅行のプランニングに通じるものがある。
 後から来た「豚の角煮」。めちゃうまいんですけど。
これに「愛比売(えひめ)」が合う。
 なんとBGMが「酒とバラの日々」になっちまった。
組み合わせでよくなかったのが上撰酒とベーコン&チーズかな。
 隣の席では東京に出ていた娘が夏休みで帰ってきているのか、その娘の話を親父が聞いているというありがちな景色。渋谷の人ごみ、らくーあなんかも話題にしてたっけ。

帰り道、遠回りして業務スーパーでウィスキーのポケット瓶と水と氷を買って帰り、半分空けた所でダウン。

9月2日。
ヨーグルトとバナナで朝食を済ませ、だらだらと道後から大街道(県内最大のアーケード繁華街)まで歩いた。夜、ここまで来るのは面倒だな。
 松山市駅からJR松山駅までも歩いた。この紛らわしい名前、観光客泣かせだよな。

JR松山から急ぐたびでもないのに特急で内子へ。
町並みが有名なところらしいがひたすら暇つぶしに歩きに行くんである。
ゆるい坂道を登ってゆく両脇がその古い町並みである。大体がショップになっている。

途中で見たのは映画館や、坂を下ってから明治時代の薬局に手を加えて当時の商売や生活を再現したものなど。

ちょっと足を伸ばし道の駅へ。内子豚を使った「プレミアムハンバーガー」を食った。


JAの売店を見てまわる。かぼちゃが特に安いが、全体的に安くてものもよさそうだ。この日が最終ならかって帰りたいところだ。
 ここで「はすの茎?」の束ねてあり100円という値がついたものが並んでいたが何に使うんだろう?松ぼっくりも袋に詰めて売られていたがこれも?
 古い町並みでも唐辛子や干ししいたけなどとともに大きな松ぼっくりが売られていたっけ。

 内子座見学。明治のころに街の有志が立ち上げた歌舞伎小屋である。ボランティアガイドがついてくれて説明してもらいながら中を見てまわった。地下のしかけや舞台裏が面白かったな。

最後は地元スーパー見学である。中にあるうどんやでうどんで作ったかりんとうとコーヒーでウォーミングアップしたあと「内子豚肉うどん」で昼食。この店はそばもやってるが値段はうどんより30円高い。そば頼んでるやつなんか一人もいるはずないぜよ。

松山に戻り、道後までぶらぶらしながら道後を目指した。途中松山城をほぼ半周してGHに戻った。

道後温泉で汗を流してからみやげ物やで缶ビールを買って道後温泉駅にある仕掛け時計の前のベンチに陣取り飲む。時計が動き始める15分前だったようでだんだん人が集まってきたものの5分前あたりから雨が降り出してきた。傘をさしながらの鑑賞である。やれやれ。

18時開店というので時間をあわせ「いよたぬき」という居酒屋で飲む。「亀の爪」という貝類の1種?と「野菜天(さつま揚げ)」、「レバカツ」。内子の地酒「京ひなの」、「一刀両断」は冷酒でこの辛口は合わない。「梅錦」も愛媛の地酒だがこちらは常温で飲む。甘口だがこの甘さに難あり。最後はなんと「赤霧島」をオンザロックで。これが600円。あるところにはあるもんだな。

GHに戻り愛知人女子大生2名、OO人慶応大学生2名、OO人の会計士の6人でしゃべる。俺は12時前に先に失礼した。

9月3日。
6時に起きコインランドリーに洗濯物を突っ込んで、前日に行ったからくり時計のところまで行き、そこで足湯に浸かって時間をつぶす。またもや雨にたたられ、ベンチにビニール袋を敷いて傘差して、である。乾燥機に突っ込みなおしてからGHに戻り早めの出発。

 市電でJR松山駅。ここで気になっていた「タルト」1個と牛乳を買った。シベリアをロールケーキにしたようなものなのになぜか「タルト」なんである。それも何社かが競っているようであり、そんなに食われてるものなのか不思議だった。が、食べたらシベリアそのものだったんでなお不思議。

 今治で降りてみた。駅前はきれいに整備されて見渡してなんの食指も沸かなかったんで国内産タオルで有名なこの土地を早々に離れることにした。
 次の列車を待ち伊予西条に移動しようとして、まだ予約していない旅館に電話してみたら、なんと満員で断れちまった。さては予定変更である。

 東洋のマチュピチュと呼ばれてる「マイントピア別子」で時間をつぶしてから高松を目指すことにした。1日前倒しすることになった。
 新居浜までJRで移動しそこからかなり険しい山道をバスで登っていった。これで380円は安い。

 到着して炭焼き機関車のミニチュアに乗って炭鉱跡などを見学したが圧倒されたのはその周囲の景観である。銅山の開発によりはげ山になった山も、今では木が深く覆い茂っていてまさに深山幽谷である。自然の力の強さと人間の業の力の差を見せ付けられるんである。
結局バスはとっくに終わっていて、その東洋の...という「東平」には行けず、帰りのバスを待つ間「ジャコカツ」、「ザンギ(鶏のから揚げ)」とビールで時間をつぶした。

新居浜に戻って駅中にある食堂で「じゃこ天そば」とビールで時間をつぶした。そばはここでも30円高。こりゃ差別でもあり、四国の陰謀だよな。業務スーパーの麺だって価格は同じだぜよ。

そして高松を目指したが宿の保証はない。やれやれ。

高松には19時半到着。まずは繁華街を歩きながら探すことにした。カプセルホテル(CH)やビジネスホテル(BH)が集まってるはずだからである。
 駅から15分くらいのところに繁華街を見つけた。そこは市庁舎のそばの瓦町というところで、今回のたびに何かと縁がある名前だ。
 何本かの通りがあり、そこから派生した酒場が乱立してる。
その中にカプセルホテルがあった。

腹は減ってなかったんでそのままチェックイン。ジャスト3千円。上段だと2700円だが、下りるときにちょっとやばいかなと思って下段にした。
 早速風呂を浴びてからレストランと思ったが、数名しか泊まっておらず23時まで営業してるはずのレストランは閉店。
 フロントで缶ビールを2本買って飲んで、即ダウン。まぁ助かったって感じ。


9月4日。
18切符で来てるやつの中には、電車内で読書してるのがいる。独自のスタイルを持っている人も多い中、そういうやつは旅先でイオンモールに入って映画観んのと変わんないじゃん、と思う。まあ他人はどうでもよか。俺は自分のスタイルを作りつつあるところなんだから、大きな声で人の悪口を言う資格もない。ただ暇つぶしに徹することが大事であり、そのためにはガイドブックは要らないし地図さえ要らないかもしれない。

CHから高松駅へ向かう途中の牛どんやで朝飯。

こちらの駅構内には公衆電話がすぐ見つかるように配置されてたりする。これも珍しい風景だな。
 駅のロッカーに荷物を突っ込んで そこから琴電の高松駅へ行き、そして屋島へ。弓道を志すもの那須与一の晴れ舞台は一度は拝んでおかなきゃな、なんて気持ちはさらさらなく、ちょうどいい暇つぶし場所が見つかっただけの話である。駅に行くまで行き先も決まってなかったんである。
 降りてはみたものの、しばらく歩き回ってみたもののやはりバスじゃなきゃいけそうにもないことがわかって、あきらめて駅に戻りすぐ目の前にバスが来るのを待った。そのうちに何人かが集まりだし、ここから乗り込んだ人は6名くらいになった。
 ものすごい坂道をのぼって行くのは先日の別子と同じであるが、こちらは100円である。安い!
ここで頂上の屋島神社のなかに七福神を発見した。今年何回目かの七福神めぐりになった。

一旦屋島駅に戻りそこからちょっと上ったところにある「四国村」を見学した。ここは山の勾配を利用した古民家テーマパークでなかなか見ごたえのあるところでありお勧めポイントになったな。
 見終ったところにかなり有名であるらしいことがあとでわかった「わら家」というところで昼飯。「ぶっかけうどん」とビール。そして冷酒。
 香川のうどんのよさを理解できない俺としては、小麦粉と塩のかたまりを飲むようにして食するのが健康的であるかというのがどうして問題視されないかが不思議なんである。
 タイミングよろしくこの日の新聞で各県の一人当たりの医療費が発表されていたが、高知が首位、香川は12位だった。ちなみに沖縄や茨城は40位以下である。
 長野の順位は知らないが明らかにうどんよりそばのほうが健康的にはよさそうである。

うどんを食ってる連中を観察しながら酒を飲んだ。まずほとんどの地元らしい連中はメタボであった。つけ汁が入った口の長い花瓶のような容器の扱い方で地元と旅行者の違いがわかる。
 一人当たり300gは食ってるんじゃないかな。汁もよく飲む。そしてよくかんでいるものはほとんどいないな。
 すぐそばに座った大阪のお金持ち。でかい声で携帯で話してる内容でわかったが、はったりかも知れない。とにかくその御大が背中丸めてありえない量のうどんを食う姿は粋とは遠く離れた世界の人間であることを証明してるようなものだ。
 屋島から瓦町まで戻り、そこから時間がまだあるんで「栗林公園」を歩くことにした。栗もないのになぜ栗林なんだろう?修学旅行で来てるんだが記憶はない。まあごちゃごちゃして節操のない公園である。名勝にはなれないわけだ。

 高松まで歩きそこから電車で一駅移動した。昭和町。
GHに到着し荷物を置いて郵便局まで行き金を下ろして宿賃を払う。3泊で7500円。
近所の銭湯を教わり、そこで汗を流して帰り道中華やで夕飯。「レバニラ炒め」、「餃子」、ビール。

 おやっさんが「辛いのすき?」ってたずねてきたので、そうだと答えたら豆板醤を加えていた。厨房の中が丸見えなんで飽きない。
 片栗粉はあらかじめ大きな容器に溶かしておいて、手づかみで投入して加減を見てる。レバニラも餃子もボリュームがあり、その上うまい!ビール、おかわり!
 夫婦の連携がよく見ていて気持ちがいい。明日もここで良いな、と思ったくらいだ。

GHの奥さんに教わった酒屋で地酒「凱陣・純米」の4号瓶を買いGHでちびちびやってたら、埼玉人K君、千葉人U君が参加してきて飲み干してしまった。もってたポケット瓶ウイスキーも飲み干しちゃったんで、コンビニへ行きウィスキーの小瓶とバタピーを買ってきて、さらに飲んでダウン。
 この地酒はうまい!辛口だが非常に口当たりがいいんだ。











 




 

人間カビキラー

9月16日。
通常のペースに戻すべく水曜日は水廻りの掃除を実施した。
洗面所、台所、浴室の排水口、それにトイレである。
1階のトイレが相当ひどいことになっていた。
高齢な義母任せにしてたことがよくなかった。俺が掃除してから半年は経っていないと思うが、まあそんなことはどうでもよい。
 便器の後ろがカビだらけで真っ黒。窓を全開にしてよく見ると壁のあちこちにカビがあり、早い話がトイレ全体がカビだらけなんである。で、てって的にふきまくった。
 便器そのもののこびりついた汚れはミクロスポンジやハードクレンザーでも落ちない。が、出来る限りの処置を施すのに30分くらい奮闘したことで、変な臭さは取り除けたようだ。
 浴室が隣接しており、日当たりが悪い場所に位置していることと、普段窓を開けて空気を入れ替えることなどしていないことなどが原因である。まあ週一の点検と掃除は欠かせないな。

翌日が天気予報でほぼ間違いなく雨になるということで、庭作業を少しでも進めたいところだが、この日は買い物を優先した。
 午後は買い物と読書。大島渚に関するものを読む。

夕食準備前にくそまずいりんごを甘煮にした。2.3日中にアップルパイにする予定である。

夕食のメニューは前日作っておいた「チキンフライ」、「ポテトスープ」、「納豆オムレツお好み焼き風」。
 当初マッシュポテトの予定だったのを、途中でポテトパウダーの量を減らし牛乳の量を増やしてスープにして、ゆでてあった人参を加え、味付けをケイのにぃにぃに頼んだ。うまい!

 食後焼酎のシークワーサー水割り~ウィスキーの水割りをちびちびやりながらTV鑑賞。
久しぶりの「ほのぼの旅」、「ふらり旅」。
「ほのぼの」は徳島~淡路島。「ふらり」は太田和彦さんの水戸散策でどちらも面白かったが途中でダウンしたらしい。明らかに飲みすぎである。

2015年9月16日水曜日

31年もの

9月15日。
なんと二日目にしてちょんぼ。
体操抜きで食事を始めちまったんである。
特に腹が減っていたというわけじゃなかったんだが、気がついたときはほぼ食い終わってた。
はいはい体操は食ってからやると気持ち悪くなっちまうんで、結局ほかの体操も中止した。

庭作業はまだ土から水分が抜けきってない状態だったが、ふるい作業を再開した。
1時間ほどでふるいの目が詰まり始めたんで、草むしり作業に移った。
さつまいもで二畝使っており第三以降は稼動してないが、第三には早くもほふく性の雑草がはびこっており、我が物顔でグランドカバー役を買って出ており、ここでも生態系が変わってきている。
 この日も蛙と会った。お昼近くに泣き声も耳にした。

 建物近くではヤモリとばったり。全長5センチくらいだろうか?ちょっとつかまえてみたがすばしっこく、威勢のある若者らしかった。ここで成長して子孫を増やして家の中でも住んで欲しいものである。彼らも鳴くので、庭の蛙の鳴き声とともに大合唱になったら夏ももっと楽しくなるに違いない。

 現在はこおろぎがあちこちにおり、夕方は秋そのものである。

昼食はケイのにぃにぃと「ワンタン」。スープはまかせ、おれはワンタン包み作業。これに一膳分のご飯で「ミニ炒飯」。

午後は買い物。
一度帰宅してから近所にある弓道場へ出かけた。
自転車で15分くらいだろう。市の運営になる「運動公園」の一部である。
60代の男女6.7名が稽古していたところを見学させてもらい、会の副代表という方から稽古に参加するための手続きなどの説明を受けた。偶然だがこの方はご近所だった。
ラフな雰囲気の中で、かなり早いテンポで稽古が進んでいた。熟練者ばかりであることは一目瞭然である。
 S先生は非常に穏やかな方で話しぶりも優しい。

 火・木・土・日の午後が活動日であり、まあ無理のないところで参加するつもりである。

夕食のメニューは「鶏胸肉のから揚げ」、「納豆とサツマイモの葉の和え物」、「サツマイモの葉柄のきんぴら」。
 サツマイモの葉はゆでるとモロヘイヤ風になるの納豆との相性が良いし、鰹節をふりかけるとなおさら良い。この日は俺の帰りが遅くなったんで味噌汁はカット。
 残った油で「チキンフライ(翌日分)」、「しし唐やパプリカの素揚げ」、「国産にんにくの素揚げ」なども製作。そう簡単には油を死なせはしない。

 食後、「シャトー・ラ・ツール 1984年」をちびちびやりながら「スターウォーズ エピソード4」を鑑賞。なんとも贅沢な時間だった。ワインはめちゃくちゃにうまいし映画は絶対面白いわけだし...。
 こんな時間がたまにあったりするとまだまだ死にたくないような気になる 。

つまみは生ハム・クラッカー・バゲットにEXバージンオイル、オリーブのオイル漬け。
続けてウィスキーの水割り。結局11時近くまで飲んでダウン。

2015年9月15日火曜日

ふつう に

9月14日。
さあて、やっと正常?なプログラムの日常が始まった。
掃除、体操、食事、中国語そして庭作業が午前中。午後は太極拳、弓道の自主練そして暇つぶしまたは買い物。

 庭作業が早朝ではなく午前中にできる季節になったことで、朝も5時起きくらいでちょうど良いようだ。ただ今回の旅行で英語の重要性にいまさらながら認識を深くしたことで、中国語のほかに英語講座も聴くことにした。庭作業は昼食の準備もあることから2時間程度になりそうである。

 昼食は「わかめうどん」。ケイからもらった「稲庭うどん」消化プログラム開始である。

この日は買い物に行く必要がないことから午後は読書に当てた。

夕食のメニューは「鶏肉のカシューナッツ炒め」、「しそ入り納豆」、「キャベツの味噌汁」、「ぬかづけ大根」。
食後焼酎のシークワーサー水割り(擬似オトーリー)をちびちびやりながら音楽鑑賞。この日はB・ジェームス中心のユニット「フォープレィ」。
9時から久しぶりの「酒場放浪記」。店主がおでんの卵を切った包丁をぬぐいもせずにイカを切っていたのには驚いた。刃に卵がくっついてんだぜ。お店は板橋は蓮根の「おOOO」。吉田さんに勧めていた日本酒は「梅錦」。松山で飲んだ愛媛の酒だ。味を思い出せなかったんで旅行中の日記を見た。「甘口だが難あり」と書いてあった。くせが強いか雑味があったんじゃないかと思うが、いつものように思い出すことは出来ない。
 そういえばこの番組のスポンサーのなかにごま油の「かどや」って小豆島にある会社なんだが、行ってる間看板も見かけなかった。バイクでまわってたから見落としまくってたんだろうか?

2015年9月14日月曜日

日曜日には鼠を使え

9月13日。
世の中日曜日。
こういう日には働かなくちゃな。
要するに皆が外に出て動き回る日には、家事をするのが年金生活者のお得な過ごし方なんである。
 まあ実家周辺は人ごみにもまれるようなところはないが、それでも日ごろ乗りなれない車を操る連中がまかり通る公道は危険がいっぱいである。
もっとも普段でも枯葉マークをつけた連中がもっと危なっかしい運転をしているけどな。

 で、家事に戻る。
まずは朝一番で近所のスーパーへ買い出し。新聞をとっていなくともスーパーのチラシはネットで見られるんで情報はばっちりである。この日は卵1パック99円税別。このほか野菜など数点。
 9時前のスーパーには20人ばかりの行列が出来ていた。みんながんばってますな。
いったん戻り再度買出しは網戸のネット張替えの関係のものや10時半に焼きあがるバゲットなど。ホームセンターとパン屋は隣接していて無駄のない買出しになったな。

帰宅したらケイのにぃにぃがチャイムの不具合を調整していた。作業分担によってメカに弱い俺には回ってこない作業である。
 共同作業は押入れの中の棚の移動による、生活雑貨や食料品の備蓄の数量拡大化である。不要なものの処分もはかどり、目的はほぼ達成された。

 俺の作業は網戸のネット張替えである。 これは何度か経験があり、決して面倒な作業ではない。障子の張替えもそうだが年金生活者には格好の暇つぶしになる。

昼食はケイのにぃにぃの手になる「たこのトマトスープ」と「バゲット」。主役は小豆島産EXバージンオイルである。そのままでと塩コショウをふったもの、両方ともうまいな。
これをやりたくて小豆島まで行ったんだからな。

 まだ地面はぬかるみを残していて庭作業は数日できないだろう。この日畝のところで雨蛙と出会う。今年どころか数年お会いしてなかったんで、滞在期間を出来る限り長くしてくださるようお願いした。雨が降り出しそうになったら鳴いて欲しいものだな。お祝いに明日でもシリアルを買ってこよう。もちろんあのメーカーのものだ。

 夕方からの台所は共同作業で「ミートソース」の製作。ほとんどがケイのにぃにぃの手になる。

で、夕食メニューは「スパゲッティミートソース・キャベツ添え」、「クラッカー&クリームチーズ」、「きゅうりの生ハムまき」。
 これに発泡酒~オーストリア産赤ワイン(シラーズ種)~ウィスキー水割り。

TVは「さま~ず」~寅さんをしのぶ特別番組。
前者は小樽あたりの取材で昆布やも出てたな。あそこの湯豆腐専用っていう昆布が使い勝手がよかったな。裕次郎記念館もやってたが、ここは同行者があまりに関心がなかったんでいかなかったところだ。まあ、見ればそれなりに楽しそうなところだが、行かなくてもよさそうなところのようだった。後者では蛾次郎が持っていた8ミリフィルムが初公開された。山田監督、倍賞さん、渥美さんなどのプライベートなタヒチ旅行だったが、今となっては貴重なものとなったな。
 倍賞さん、前田さんのエピソードなんかが面白かった。いい番組だった。

2015年9月13日日曜日

だったら who'll stop the rain なんかどう?

9月12日。
久しぶりのぬかづけ。自宅のと実家のぬかどこの合体から初めての作業である。
実家のも自分の手が入っているものだが、においも感触もまるで別物である。
これがぬか漬けの面白いところなんだろうな。
ここで半年漬けてから、また自宅へ戻るときに分割したものを持ち帰るんである。

体操のプログラム化をしてみた。
膝・腰の体操は共通するものもあり、たとえばうつぶせにしろ仰向けにしろ椅子に座るにしろ、これらの動作をまとめてしまえばスムーズな流れが出来ると考えたんである。
 今までの体操を組み合わせて30分くらいのものにするつもりで、月曜日から開始。

午前中は衣類や靴の点検整理。実家においてあるものは自宅に置ききれないものや、廃棄寸前のもののほか義父のものもいくつか含まれており、いずれ整理しなくてはと思っていたものを今回半年住むことになって住環境のことも考え、実施することにしたわけである。

 衣類は以前から整理を始めていたんで廃棄するものはわずかで、靴がかなり出た。で、整理したあと新たに購入すべきものがあることも判明した。やれやれ。

午前中に余った時間を使い「レアチーズケーキ」を製作。本来ならケイのにぃにぃの好物なんで先日の誕生日に作るべきだったんだが....。

 午後は図書館で6冊の映画館系の本を借りた。2週間の間に秋雨で外に出られないときに一気に目を通すつもりで借りた。帰り道買い物。

夕食のメニューは「鶏肉と空心菜と豆腐の炒め煮」、「大根の味噌汁」、「ぬかづけきゅうり」、「納豆」。

 食後「赤霧島」の水割りをちびちびやりながら映画鑑賞。「続名探偵登場」。
前作と同じN・サイモン脚本の喜劇である。名前に絡んだギャグが連続するのもうんざりするほどであるが、前作より場面の展開に映画らしいものがあり面白い。下ネタの使い方も意外性があり使いどころはつぼを得てるな。P・フォーク(前作でもH・ボガードのパロディ)の声がH・ボガードに似ていることに今回はじめて気がついた。それにしても今作ではもてすぎだろう。
 続けて久しぶりのアド街。「葛西」。
うっかり浦安と混同してしまい、こりゃもうだいぶよってるかな?と思ったが、それでも最後まで観てしまった。
 夕食のときにかかっていた「here comes the sun」を聴いて、ケイのにぃにぃがこの曲があんまり好きでない事を述懐してたが、アド街でもカバーされたものがかかってた。その場にケイのにぃにぃがいなくてよかったな。
 ずっと雨続きで、そのあとにぴったりの曲だと思うんだが....。

2015年9月12日土曜日

大病院へ行こう!

9月11日。
やっと晴れて、午前中に買い物。
この日は自転車で30分弱のところにある地元の大病院へ。
整形外科でテッテ的に具合の悪いところを診てもらうつもりだった。
予約の必要のない科だということで、前日に問い合わせたら初診は遅めに来たほうが待つ時間が短くて済むということで、出かけたのは10時半。到着は11時。診察は11時半からだった。
 ちなみに病院の名前や建物自体も変わってしまったが、以前この病院でロケもされた映画が「病院へ行こう!」である。主演は薬師丸ひろ子、真田広之だったかな?

とにかくこれだけ多くのレントゲンを撮られたのは初めてであり、写され方の体位も初めてのものが多かった。
 撮影箇所は医師から指示が出ているはずだが、それでも痛みのある箇所を訊ねてから微妙に位置を変えてたりしていた。

 で、医師の見立て。
すべての箇所(腰・首・ひざ・手のひら)にそれぞれ問題があり、関連性はないにしても、その基本となっている問題点は「経年変化」であることは共通しているとのこと。要するに「老化」だ。

 我慢できない痛みになったら来院。痛み止めの薬(塗布剤・内服)を勧められたが、持っている分で十分なんで丁重にお断りした。国の保険財政のためでもある。
 しかし紹介状がない場合の大病院初診料2160円が別に徴収された。最近導入されたシステムとのこと。しかし紹介状書いてもらうにも金がかからなかったっけ?どちらにしても病人負担である。やはり病気になってはいけないんである。

 問題箇所の治療としてはストレッチと筋肉強化しかないそうである。
で、そのやり方が印刷されてるものをいただいてきた。

腰に一番悪い座り方は「正座」だそうである。う~ん、整骨医とまるで反対のことを言われた。
医者の言うことを優先して聞くつもりだが、どちらにしても正座が必要な生活をしてない。

 ストレッチに体操はプログラム化して毎日続けることにする予定だ。
現在まで続いてる体操はベッドの上での腹筋と背筋の大人しめのもの。わんちゃんおしっこ体操とはいはい体操である。これらは半年くらいになるだろうか。
 暇がありすぎて、こういった継続ものには強くなったようである。ラジオの中国語講座がいい例である。来月からは英語も加えようと思ってる。
 今回の旅行が英語の必要性を思い知るのにとってもいい経験になったからだ。


くそまずい梨とあまりのまずさに料理用にしたのが一向に減らない赤ワインとでコンポート化。

夕食は「蛸とトマトのカルパッチョ」、「大根のサラダ」、「トマトとパプリカのスープ」。これらの料理にすべて小豆島産EXバージンオイルを使用。さらっと感がまるで違う。トッピングは自家製イタリアンパセリ。こういったトッピング野菜が庭にいつでもあるような生活がいいねっ!

焼酎のシークワーサー水割り(擬似オトーリー)をちびちびやりながらレンタルDVD鑑賞。
「カーテンコール」。下関が舞台の作品。当地で手に入れた旅行者用パンフで知ったものである。
当然カモンワーフをはじめとする覚えがある風景がかなり出てきた。
キャッチフレーズは「日本のニューシネマパラダイス」。
これはかなりの謙遜で、おれはこちらのほうを高く評価します。
映画興行界や在日の問題がやわらかに描かれていて好感が持てる。かなり共通するテーマを扱ってるんで井筒さんだったら過激なはなしになっちまうんだろうなぁ、なんて考えながら観終えた。
 天才バイプレーヤー津田寛治が光るなあ。あと伊藤歩という女優も不思議な雰囲気を出してた。

2015年9月11日金曜日

蕎麦湯の効能

9月10日。
朝から土砂降り。
こんな日に限って外出の予定があったりする。
1ヶ月前から予約してあった、実家に近いところの歯医者である。
こちらに半年以上連続して済むから、思い切って今までの歯医者を変えてみることにした。

20年以上も同じ歯医者だったんで、本来だったらセカンド何とかといって、治療法などの差を確認すべきところだったんだろうが、新たな医者にかかるというのは歯医者に限らず、引越しでもしない限り結構面倒くさいと思ってる人が多いんじゃないだろうか?

今回の医者選びはネットでの評価を参考にした。

結果的には、まあごく普通って感じだった。
説明も簡便だし、治療の手際もベテランならこんなもんなんだろうなってとこだ。

とりあえずストレスがたまってるんで今回徹底的に治療に専念する予定。
ポリデント、ポリグリップ生活も本格的に始まるということだ。

かなり湿気の多い日でもあった。
歯医者の帰り道に寄ったスーパーから外へ出た瞬間めがねが曇って視界が閉ざされた。

ということで昼食も夕食も在庫で間に合わせるものとなった。

昼食は「味噌ラーメン」。
夕食は「おろしそば」、「天ぷら・柿の葉とたまねぎと人参のまさにかき(柿)揚げ」、「鶏飯(道場さん監修のレトルト」、残った油で揚げた「えびせん」。

なぜ夕食にそばが登場したかといえば、前日のそば焼酎がおいしかったのとそれを蕎麦湯で割るとさらにおいしいという情報があったからである。
結果的には水割りのほうがおいしかった。
「蕎麦湯健康に良い」神話に乗っかったような情報だったんだろうな。

焼酎の蕎麦湯割りをちびちびやりながら映画鑑賞。
「名探偵登場」。
N・サイモン原作脚本のちょっとブラック喜劇・演劇。
歴代の映画や小説の名探偵をぱくって、今流行の密室ゲームである。
T・カポーティーががんばってたな。彼が映画に出てるとは知らなかった。

ものすごいキャスト。それだけで楽しめるくらいで、それ以上のものはないおふざけ映画。
三谷さんが好みそうな作品である。

前日は映画の途中で寝ちまったが、つまらない映画の割には起きていられたのは蕎麦湯のおかげ?
久しぶりに読みかけの本を少し読んでからダウン。

2015年9月10日木曜日

半田舎生活の始まり

9月9日。
前日に14日間のグレート?ジャーニーから帰宅して、とりあえずケイとケイのにぃにぃと3人で「ケイのにぃにぃの誕生日パーティー」。その夜はそこに泊まり(もともとは俺の家なんだが)、午後から茨城の実家へ移動した。
 午前中にはケイのねぇねぇのところへ行き第三子の顔を拝んできた。

ちょっと疲れが出たようで、夕飯が済んでからそば焼酎の水割りを ちびちびやりながら映画鑑賞してたら途中で寝込んでしまった。多分3時間は寝てたようだ。

 まぁ、天気もこんなだし気長になって半田舎生活を再開するつもりである。

旅行中に撮った写真、つけていた日記なども整理しないとな。一人反省会もやらねばならないし...。

夕食のメニューは「お茶漬けパーティー」と題したもの。塩鮭、たらこ、梅干、のり、ねぎ、野沢菜漬物、ごまなど。残ったものをあてにして酒を飲むつもりでいたが実際その通りになった次第。