2015年9月25日金曜日

チップははずんだんだが

9月24日。
やる気のない日が続く。
午前中はいよいよ「ベーコン」の最終工程「燻製」作業。
が、いざはじめようと燻製キットの取説に目を通したら、燻製桜チップが足らないことが判明した。

で、一番近いホームセンターが開店時間になるのを待って、電話したところ取り扱いがあるということで、即買いに行った。
 二本の塩豚をぶら下げ、いよいよチップに点火。ここでまた問題が発生。キットに付属していたのは固形にしてあるチップで、それにろうそくで点火し、ちょっとはついたんだがとても十分といえるような煙が出ないんである。
 ここでケイのにぃにぃが登場し、卓上ガスコンロで焼くことになり、チップをパスタ用トングでつかんで火にかざして点火した。
これでほぼ全面から煙を発生するようになったが、温度がなかなか目標の60度にならない。
 ときどき燃えるチップを取り出しては息を吹きかけて火の勢いを増すようにしたんだが、結局最後まで60度になることはなかった。失敗である。4時間の奮闘もむなしく終わった。
 乾燥も不足したのかもしれないが、仕上がりがぷよぷよしてるんである。出来たものを食べたところ味はいいし香りもついてる。まあ、食べるときによく焼くことで対処することになった。やれやれ。
 次回までに温度を上げる訓練しときゃなぁ。

昼食は義母の夕食用に作った「ビーフシチュー」。初めて扱った「牛すね」。この肉はあるところまでは堅いまんまで、ある時間を過ぎると急にやわらかくなることがわかった。ちょっと長めに煮たと思って食べたらまだ堅かったんであきらめるところだった。なんせ特売品のOGビーフだったからな。まずくて長い間放置されてた赤ワイン(残量1カップ)を全量投入したこともよかったみたいだ。久しぶりのビーフシチューをバゲットと一緒に食べたが、なかなか良い出来だったな。

午後は読書。ビートたけしの本を飛ばし読みで完読。W・アレン、押井守、ビートたけし、大島渚といずれも評価の高い監督には、共通して必ず信念がある。微妙に違いはあるが、大雑把にいえば作らずにいられないという強迫観念を喜んで受け入れていこうという信念である。早い話がやめたらほかにやりたいことがない、という.....。暇つぶし、でもあるような気がするんだが。

夕方から降り始めた雨の中、バスで駅まで出、そこから歩いて元ワイン蔵のあったところのレストランへ行き、そこでケイのにぃにぃと夕食。
 2時間飲み放題のビール、この日は当初から「ヘレス」一本やりにすると決めてた。水みたいに飲める種類のものだ。まるで癖がない。普段癖のある安ビールを飲んでるんで、この種のものは新鮮でなおかつうまい。
 あては「牛もつ(マルチョウ・シマチョウ・レバー・ミノ)の炒め物」、「牛タンとなすの炒め物」、「えびのフリッター」、「えびのグリル」、「味噌漬けクリームチーズ」。チョイスもグッドだったな。
 ビールは3杯飲めば元は取れる勘定だったがこの日は6杯。このサービス期間は夏限定であり今月27日までの開催だった。それにしても、ゆく夏を惜しむには涼しすぎた日だったな。

 帰宅してウイスキーの水割りをちびちびやりながらTV鑑賞。
最初義母が録画してた「ひとひらの雪」を観てたが、くだらない渡辺淳一原作のエロ映画は15分くらいで飽きて、途中からだったが「かしまし娘」のドキュメンタリーを最後まで観た。 一時期お笑い界で一世を風靡した3姉妹である。高齢になった今もステーキをおいしそうに食べる姿やインタビューにはっきり答える姿に感動したな。この人たちも死ぬまでやり続けると断言してる。
 

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