2015年2月13日金曜日

名画発掘

 昨日の午前中の弓道では思うような結果を出せなかった。膝の調子も最悪な状態が続いているが、大先生の指導には自宅でのゴム弓を使っての練習で応えられるようにしていたはずなんだが、もうちょっと大胆な動きが必要であるようだ。K先輩から接骨医を紹介してもらったので早急に行ってみるつもり。

 昼食は三ノ輪商店街でお弁当(280円のさば煮定食)を買ってダンス教室がある建物の休憩室でたべた。しょっぱくて後でのどが渇いて仕方なかった。

 ダンス教室ではタンゴの「スゥイーブル」から次の動作に移るときのタイミングがうまくつかむことができなかったが、パートナーの協力もあり、何度か成功し、自信がついた。ルンバも後半のアレマーナからウォークという流れがうまくできたのも、この時のパートナーがやる気満々だったからであり、この日はパートナーに恵まれた。

 夕食のメニューは「厚揚げともやしのナンプラー炒め(パッツ・トアゴーク、タイ料理)」のみで、後は残り物の「おでん」。

 焼酎のシークワーサー割りをちびちびやりながらYouTubeで映画鑑賞。「青べか物語」。まるで予備知識がない作品。1962年、山本周五郎原作、新藤兼人脚本、川島雄三監督というすごい布陣と森繁久彌の主演とナレーション、脇役のそうそうたる面々。原作を読んだことはもちろんなく、黒沢さんがよく取り上げていて、「どですかでん」(山本原作作品2編をもとにしている)で底辺にたくましく生きる群像を描いたことが記憶にある程度。今回も底辺層のドタバタ劇を描いており、献身的な夫や最後の船長のエピソードがしんみりしているが、後は主人公を巻き込むエネルギッシュな娯楽作品として良いものだと思う。
 バックのギター音楽が情緒たっぷりでいい。そういえば劇中で「大川端」という名称が出てくるが、これは現在では死語になっており「隅田川」、それも吾妻橋から下流にむかう地域を指す。なんでこんなことを知っているかというと、最近読んだ芥川龍之介のエッセイで、この大川端について書いたものがあったからである。また、川島さんの東京湾周辺を描いたものでは「洲崎パラダイス赤信号」なんて面白い作品があったっけ。映像の質がひどく悪いのでちゃんとしたものをもう一度みたいものである。しかもデータでは100分となっているのに対しYouTubeでは86分なんである。まあ、タダだから贅沢は言えないが。

 続けて「テレサ・テン」のドキュメンタリー番組(TBS)をYouTubeで観た。前回はTV朝日のものだった。今回はラスベガス公演で「Beat It」をうたっているシーンが見られた。この曲はもちろんM・ジャクソンのものである。これも奇遇。またS・ワンダーの髪形(ドレッドパーマ?)を模して歌った「I just called to say I love you」もフルコーラスで聴けた。本当にきれいな声だったんだなぁ。で、zzzzzzz。
 

 

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