2015年2月10日火曜日

キングと歌姫

 この日も引きこもりを決め込んでいたが、食料・飲料ともに不足していたので午前中は買い物へ。
自転車のパーツも欲しかったんで、いつも行く遠くのスーパーよりさらに離れた自転車専門店まで行ったら改装中でお休み。やれやれ。
 で、野菜がそろわなかったんで、整形外科でのリハビリを済ませてから近所のスーパーでも買い物し、帰宅したらもうお昼。

 昼食のメニューは「オイルサーディーンのトマト煮缶をつかったパスタ」、「わさび菜のサラダ」、残り物の「人参の豆乳スープ」。久しぶりのしゃれおつな昼食となった。

 午後は「新・平家物語」鑑賞。二度目ではあるが、戦闘シーンがまるでないのに、群衆シーンなど
は当時でも相当費用と時間がかかったものだろう、と感じた。地団駄踏んでくやしがり、血気にはやる市川雷蔵、いいね!坊主が敵役になっているところはわかりやすい図式になっていて、娯楽作品として成功していると思う。長尺の原作をうまく料理した脚本家たちの成功というべきだろう。惜しむらくは物語の最後まで溝口さんや市川さんで撮ってほしかったものだということだ。

 早めに夕食の支度。「おでん」。あんまり寒いんで、作って熱燗で食べるつもりだった。で、ほかのものは簡単に済ませた。「オクラとめかぶ入り納豆」、「湯豆腐」、「大根の葉と干しエビの炒め物」。

おでんを煮こみながら、焼酎のシークワーサー割りをちびちびやりながら映画鑑賞。「マイケル・Mジャクソン・This is it」。すごいなぁ。キング・オブ・ロックと呼ばれるだけのことはあるな。後年スキャンダルが多くて、嫌気がさしていたものだが、やはり残した作品(CDやDVD)によってその素晴らしさを再確認する。
 これを観終わった時点ですごく眠かったんだが、まだ7時ということもあり、そのあとTV番組で「テレサ・テン」の生涯を描くものがあり、何とはなしに半分残っていた焼酎のシークワーサー割りをちびちびやりながら観ていたら、だんだん眠気が覚めてきてしまい、結局続けて久しぶりの「酒場放浪記」まで観てしまった。
 テレサ・テンって何曲かの歌を知っているだけで興味もなかったんだけれども、こうして生涯を見て祖国を想いながら亡くなった彼女の無念さが伝わってきたな。それに改めて聴いてみて素晴らしい声の持ち主であることを知った。生きてれば俺と同い年なんじゃん。没後今年で20年、それでこうした番組が放送されたんだ。

 で、日本酒にも手が出、結局布団にもぐりこんだのは11時過ぎだった。いかんなぁ....。

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