2015年2月19日木曜日

芸術家に乾杯!

 水曜のダンスサークルは先生にメールして、当分休むことを伝えた。前回の時にもパーティーのフォーメーションの誘いをお断りした時に膝の不調を訴えてあったのですんなりと済んだ。

午前午後通して読書。1冊読み切った。この中にはシナリオが2本掲載されていた。いやぁ朝から映画2本観たことになる。役名のところに役者名も記載されてるんで、頭で画像を思い描きながら読むのも面白い。フランキー・堺や森繁久彌などを頭の中でうごかせるんだぜぇ。「愛のお荷物」、「とんかつ一代」、両方とも素晴らしい脚本なんで感動したな。もう1冊は朝、実家に送って向こうで読む予定だが、そちらにもシナリオが2本載っており、楽しみだなぁ。

昼食は稲庭うどんをゆで「ラクサ」。

夕方整骨院へ。歩いていてわずかな間ではあるが、普通の歩き方をしても痛みが出ないときがある。この日は股関節のマッサージがあり、帰宅してからマッサージした箇所を冷却するよう指導を受けた。

 夕食は残り物整理で、何日か前の「カレースープ」。これに発泡酒。続いて焼酎のシークワーサー割りをいつもの半分。この日はお隣から頂いた「焼きあさり、焼きはまぐり」で日本酒を飲むからである。
 「青べか物語」の舞台となった浦安産である。お店の住所を見たら「猫実」。地方には変わった名前が多いよなぁ、てなこと考えながら干物を狙ってる目つきの悪い猫を思い描いていた。

 この肴がうまくてお酒のピッチと釣り合いが取れなかった。いくらでも食べられそうだった。いつもなら捨ててしまう、折詰の中の「ご挨拶」なる紙だが、なぜか捨てずにとっておいたのは正解だ。近いうち買いに行こう。「青べか物語」舞台観光を兼ねた「早春京葉散歩」。それまでに膝治んないかなぁ。

 この日の出し物は「アーティスト」。映画に対するラブレターである。過去にもF・トリュフォーの「アメリカの夜」、E・カザンの「ラストタイクーン」などが、映画賛歌をうたったが、ここではラブロマンス・コメディとサービス精神満載の作品である。先人を敬愛するというのはこういうことなんだなあ。
 この日に読んだ本が川島雄三とともに仕事した柳沢類寿のコメントが多く掲載されたもので、映画制作の舞台裏が、それも川島さんの特異なエピソードがたくさん語られたものだったので、この日はまさに撮影所の1日といったようなものになった。短い間だったが俺も撮影所や劇場の舞台裏で働いていたことがあるので懐かしい思いもしたな。
 これで酒がすすまないわけがなく、ついつい日本酒を飲み過ぎたようだ。

映画の後、YouTubeでテレサ・テンのヒット曲の作詞家と作曲家のインタビューを観た。クリエイティブな仕事ってつくづく凡人にはできないな、と思ったな。特に俺なんか、こうした天才的な職人の作り出したもので楽しませてくれることに感謝するだけで十分と思わなきゃな~.......ダウン。

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