2015年12月15日火曜日

老いらくの「濃い」酒

12月14日。

朝一番で病院。先週の「デカドロン」注射が効果あったようで膝のふくらみが以前より小さくなったことから、溜まった液を抜き取った後、注射することでさらなる効果を期待することになった。

病院から自宅まで歩くことにして、途中スーパー2軒寄った。「生秋刀魚」を探したが、あったのは解凍ものだった。12月にはいるといっせいに生秋刀魚は姿を消した。冷凍してから刺身で食ったのは結局1回限りだったな。ケイのにぃにぃは「なめろう」で食べたかったようだが来年のお楽しみということになった。

昼食は「芋粥」。

午後少し庭作業。小松菜の間引きとミントの摘み取り。「ミントティー」にしていただいた。 実に鮮やかな色が出るんでちょっとびっくり。小松菜は3分の2まで第一回目の間引きを終えたが、今回は前回よりさらに多い量だった。
 掘り起こし作業も30分程度行ったが腰が痛くなったんで早々に引き上げた。が、その間に20匹のコガネムシの幼虫を捕獲した。

 夕食は「さつまいもと豚挽き肉の和風カレー煮」。オリジナルレシピは里芋である。おおむね好評だった。「人参のクリームチーズサラダ」。これだけの予定がサプライズの贈り物が届いたことによって2品追加。「納豆」、「湯豆腐」の2品である。
 ケイから越後湯沢の大吟醸酒が送られてきたんである。大吟醸はおろか吟醸酒でさえなかなか飲めない年金生活者としては、まさしく垂涎もんである。もちろん冷やでいただく。

 食後、湯豆腐で大吟醸酒をちびちびやりながら映画鑑賞。「ハスラー2」。一度観たことがあり、T・クルーズの青さを強調した演技がいやで、P・ニューマンの演技に着目できず、どちらかというと「ハスラー」の印象が強くてあまり好みの作品ではなかった。が、今回くそCMだらけの、カットやり放題の劣悪な環境での鑑賞で、印象がだいぶ変わったな。P・ニューマン演ずる「エディ」の描き方が実によいのである。順調に老いてゆく姿とそれに逆らって往年の力を取り戻そうとする姿が成功と挫折を生む。アカデミー賞はお情けものかと思っていたが、今回それを取り消すことにした。同年ノミネートされた面々を見ても妥当かな、と。D・ゴードンもよかったけどね。
 B・バカラックを聞きながら残りの大吟醸酒「ゆきくら」を飲み干す。 雪の中で貯蔵された酒で17度と強い。これをリキュールグラスでしゃれおつスタイルで飲んだ。酔った。ダウン。

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