2015年10月16日金曜日

傘を見た次の朝は

10月15日。
石灰をまいてあった第3・第4の畝を再度掘り起こして苗床にした。石灰をまいてしばらく放置しなければならなかったんだがその間に雨が降って土を堅くしてしまった。第5の畝は問題なし。
 第3と第4はやはり二つの独立した畝にした。なぜなら広い畝は耕しにくいことはなはだしいんである。今回ルッコラと小松菜を予定してるが畝の頂点だけ平らにすれば問題ないわけである。
 第5は発芽期限を過ぎた島大根を予定している。

 午後は駐車場や元自転車置き場の片づけをし、庭作業のときに履くゴム長靴の収納場所を作った。木材や掃除道具のほか、ガラクタも出てきて出来る限り廃棄したが、放置しておくとどうしようもなく汚れる。木材の底からはゴキブリや蜘蛛、だんご虫やワラジムシ、ナメクジなど出てくるわ出てくるわ。木材はまだ良いほうで、合板材は朽ちてくるとどうしようもない。圧縮された木くずがほぐれて散乱したりするが、表面がしっかりしてるゆえ廃棄にするには困難が付きまとう。
 ようやく整理がついた時刻が15時。しっかり弓道に遅刻したわけで、この日はお休み。

夕食は「たらちり」、「おからの煮物(リサイクル)」、「オクラ納豆」、「さつまいもの葉柄のきんぴら」、「大根の葉とアミの炒め物」、「ぬかづけきゅうり」。

残り物のワインと「赤霧島」の水割りをちびちびやりながら映画鑑賞。
「シェルブールの雨傘」。余りにも有名なミュージカルである。メインテーマも有名だ。
知ってる曲があった。宝石商が出てくる場面での曲はS・メンデスでカバーされてるものだ。
物語は兵役で引き離された男女の成り行きを描いたもので、ありふれているが形式がすべて台詞を歌にしてしまうというところが当時画期的だったんだろうな。つまりオペラ。去年観た「ロッシュホールの恋人たち」も同じ形式だったっけ。ただ曲が独立してまとまってるときはそれなりのミュージカルっぽくなるが、それ以外はいかにも鼻歌みたいな感じがしていただけない。
 打算的な女、そして立ち直る男。結果は感動的でもなんでもなく、学生当時この映画に入れ込みまくってた友人Mの気持ちが理解できない。当時だったらどうかわからないが。
 再会、そして永遠であろう別離の舞台はガソリンスタンド。看板は「ESSO」。「えっ、そう」なんだ。

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