2015年10月15日木曜日

な酒ない日は、ひとつ甘いものでも

10月14日。
NAD同様の前夜は早く寝すぎたせいか、3時には目が覚めてしまい、こういうときは睡眠時間が足りているときは起きてしまうことに決めている。
 この日は読書を決め込み、小林信彦の続きを2時間弱で読みきった。黒澤明の作品別に章が分かれており読みやすいんだが、他人の文章や自分の時代体験などが盛り込まれ、過激な作家論ではない。その分インパクトのない本である。
 およそ娯楽映画作家が名を成してから社会性のある(ありそうな)作品に手を出すパターンは良くあることで、世界の...とよばれた黒澤さんも例外ではないんである。そこは大島渚などと比較しても無意味な評論になっちまうんである。酷評された作品も多いが、俺は面白ければそれでよいと思ってるんで、出来れば未見の作品は娯楽性にとんだものに絞って鑑賞しようと思ってる。
 水曜日なんでちょっと早めに片付けた。早起きは.....。

昼食をこのところの残り物で済ませ、午後は庭いじり。

 ケイのにぃにぃがだんご虫を一緒に探そうと誘うんで、仕方なく自宅から近所の公園などを探した。古木や枯葉が堆積してるところを掘り返すと結構いるものである。
 小さなふたつきのポリバケツの中に枯葉と一緒にだんご虫を放り込み、枯葉を土に変えさせるらしいっす。(ぷぷーっ)要するに彼らのウンチが欲しくて拉致してきたっていうわけである。俺が生ごみを土に返すのに習って「だんご虫研究家」のケイのにぃにぃが考えたんである。
 
 「蜘蛛研究家」でもある彼から女郎蜘蛛と一緒に暮らす「居候蜘蛛」の存在も教わった。女郎蜘蛛も手を出さない小さな獲物はそいつが食うそうなんである。なんかひもみたいだし老人の年金を当てにしたパラサイトみたいなやつでもあるなあ。

夕飯は「メカジキのチーズ焼き・空心菜添え」、「ごぼうサラダ・ルッコラ添え」、「バターピーナッツかぼちゃスープ」。
 この日は週一のNAD(ノンアルコールディ)。早々にベッドに入り、日本映画の中の独特の日本文化を外人に説明するような内容の本を読む。過去に観た作品が多いんで、その作品評論みたいなものとして読む。この作家の好みが出ているようで沖縄に関するものが多く、それなりに楽しめたがこの本のコンセプトとしてはいかがなものかな?9時前にダウン。

 それよりも海外の食品文化のほうが面白いな。この日ケイから送られてきた荷物の中に入っていた、ケイの隣人からの頂き物のインド土産が良かった。「ソワンパプディ」という綿菓子に似た砂糖菓子は似たようなものが中国やその他のアジアの国にもあるもので俺の好物でもある。なんでもケイとケイの同居人はひとくち食べてギブアップし、そのひとくち食べた形跡をはくっきり残したままで送られてきたんである。ふたくち食べたら病み付きになるんだがなぁ。食感がたまらない!
 紅茶との相性も良いが、ちょっと工夫するとさらにいろいろ楽しむことが出来る。たとえばヨーグルトに混ぜるのがすきだが、甘みのない果物と牛乳に混ぜて食べてもおいしそうである。早速試してみよう。
 これは独特の製法があるようで、ちょっと調べたついでにインドのお菓子についても検索したら、その種類たるや、さすがの中国と肩を並べる巨大国家である。多民族国家でもあることから、まだまだたくさんあるんだろうな。死ぬまでに全部食べることは不可能だろうなあ。

0 件のコメント:

コメントを投稿