2019年12月10日火曜日

寒中閑あり

 12月9日。星期一。               149/96。 62.1㎏。

 
9日間こうして台所で大きくなった豆苗。たっぷり入れといた水は空になってた。(7日に撮影)

今朝の食事。チキンラーメンの汁で作った雑炊など。
  10時から買い物。停留所にして二つ先のところにあるスーパーと100均、電気屋などが一緒になったところで、東京に来ると必ず行くようになった店舗だ。そこからJR駅そばの業務スーパーまで移動し、帰りがてらK商店街を抜けてイオン系のコンビニで発泡酒(PB)を買って帰宅する。

 商店街は来るたびに様子が変わっている。この日寄りたかった中華食材店はなくなっており、100均対面にあった喫茶店は建物そのものが取り壊しの最中だった。この店には何度かケイと利用し、置いてある漫画本を読み漁ったりしたものだ。ケイと過ごした思い出のある店だったのに。


昼食の炒飯。具材はしし唐、パプリカ、ピーマン、トマト、エリンギ、ねぎ、卵で野菜は全部実家から持ちこんだもの。
 午後のロードショー1本目は「きみの鳥はうたえる」。2018年三宅唱監督作品。佐藤泰志原作であり、映画化されたものは4作目になる。そのすべてが鑑賞済みである。
 初期の作品で、ひと夏の男女3人の青春が描かれる。じゃれあってるときが一番生き生きとしているのが痛く感じるのは年寄り特有の感じ方か?大人になれそうにもない子供たちよ、今のうちに楽しんでおきな、と。
 彼とのセックスを「ちょうどいい」というセリフがいいね。このセリフを使うヒロインは決して美人ではないが実に魅力的に演じていて、息の長い女優になりそうな予感がする。で、調べたら敬愛する原田美枝子さんの娘さんだった。先が楽しみだ。同作品にも出ている渡辺真起子のような名わき役にもなれそうだ。顔はお父さんそっくり。
 柄本佑、染谷将太と配役も成功しており、カットの長いのが気になる場面もあったが、終わり方は4作品の中で一番うまくいっていると思う。
 作品で映された函館の風景が島の閉塞感を醸し出していて実にいい。酒飲みたくなる。

 2本目は「永い言い訳」。2016年西川美和原作・脚本・監督作品。女性監督から見た、事故により妻に先立たれ残された男の心情を見事に描いており、見ごたえのある作品となった。現在、一番自由に作りたい作品に関わることのできる監督の一人だろう。
 主演の本木雅弘は少し軽めになりすぎるきらいがあり、竹原ピストルや子役が良かっただけに惜しい。特に女の子のヒステリックな演技は最高だった。
 が、終盤、主人公が思いのたけを手帳に綴りながら初めて涙を浮かべるシーンは胸に迫ったな。20年の結婚生活が途切れることなく順風満帆だったといえなくとも、つれあいを亡くした後のつらさをこういう形で表現した監督の力量を賞賛してやまない。
水分を吸い込み切ったチキンラーメン、既成品冷凍餃子、豆苗のオイスターソース炒め。
  「夜のプレイリスト」のDJの語りがひどい。我慢してカーペンターズを聴く。後でマルシアだということを知る。語りがひどいのはブラジル人特有のものなのかな?おっと、ヘイトに気を付けよう。
 ブラジルで思い出したが、「サウジサウダージ」の後続DJは誰になるんだろう?

 発泡酒~バーボン(この日買ってきたアーリータイムズ)を飲んで8時過ぎにダウン。

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