2016年9月30日金曜日

残りは85%

9月29日。       130/84。60.8kg。

 早朝キッチンは「ヌクチャム」と「里芋の煮物」。里芋はほぼケイのにぃにぃのリクエストである。付き合いは割合長い仲なのに里芋が好きだということは知らなかった。
 里芋を一度茹でこぼす行程を経て、ぬめりをほぼ取り去ったんでかなり仕上がりがいいものになった。

 庭ではまたもブルーベリーで電気虫2匹捕殺。

 早起き(3時前)だったんで時間が余った。そこで暇つぶし最終兵器の映画鑑賞。これに中国語の勉強を兼ねた。「あの子を探して」。原題は「一个都不能少」。拙い語学力で訳すると「一人足りとも減らせない」ってなところか。過疎村にあって、更に過疎化が進んで生徒が減り続ける小学校の代用教員が主人公のチャン・イーモウ監督作品である。ほとんど素人を使っているとのことだが、そう言われるまで分からない。
 都会に稼ぎに出された生徒を探しにゆく代用教員の3日間のエピソードが中心となり、そこに地域格差、貧富、教育の問題などが描かれる。主人公と放送局の受付とのやりとりにかなり時間を割いているが、そこには体制のシステムの中で人間性を喪失していることに対する批判精神が見られる。
 エンドクレジットでは毎年100万人の子供が小学校を中退していることや、援助によってその15%が復帰しているということが流される。今から17年前の話しである。
 それにしても主人公が放送局の局長に会うまでの時間は長い。中国悠久の歴史の時間を 感じさせたほどである。

 小学生低学年の中国語を目指すというのが中国語同好会の代表のよく口にしていることだが、いやあ、これまた悠久の時間がかかりそうである。15%程度が何とか聞き取れたかな。


 昼食は「オクラ&とろろそば」。

 午後は弓道。この日は本当に矢筋がひどく、今までで一番悪いできだったんじゃないだろうか?で、開き直って無理に矯正しようとせず、力を抜くことに集中したらやっとこ矢筋が安定してきた。
  帰り際、会長に前日の弓の強さについて尋ねたところ、今のままでやり通せとのこと。やはり外観が弓に負けているように見えるとの事だった。

 夕食は「じゃがいものビネガーソテー」、「しらたきとわかめのサラダ」、「長芋のプチトマトソース和え」、「きのこのポタージュスープ」、「三つ葉のおひたし」、「空芯菜の胡麻和え」。
 これにケイのにぃにぃのおごりで「エビス・プレミアム」~オーストラリア産シラーズ種ワイン~燗酒などをちびちびやりながらTV爺。
 映画「エージェント・ハミルトン/ベイルート救出作戦」。屈折した主人公の性格描写がなくなり、単なる007をなぞったアクション映画になってしまった感がある。90分でまとめたところだけ評価。
 


 
 

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