9月19日。 121/79。59.8kg。
天気が悪いことからひきこもりを決め込んだ。
で、掃除などを済ませてからストレッチをして、中国語の勉強をと思ったが、中国映画を録画してあることを思い出して鑑賞することにした。
で、録画一覧を見たら、現在公開中のアニメ「君の名は」の作者の10年以上前の作品も含まれていたので、こちらを先に鑑賞することにした。「雲のむこう、約束の場所」。
現在(いやちょっと前で昭和かな?)の日本を舞台に展開されるのは架空の世界で、ハイテクとローテクも入り交じっていて、およそ俺の頭ではついて行けないストーリーである。
終盤になってやっとわかりやすくなってきて、平凡なエンディングとなる。こりゃあ、とても酒を飲みながら鑑賞できるシロモノではないな。
カットがすごくうまい。昭和のバックも、それだけの鑑賞だけでも面白い。じっくり書き込んであるし、展開自体も無駄なものがほとんどなかった。それにしても宮崎さんを相当意識した作品になっている気がする。ハマる奴が多いのもうなづける。
昼食は「焼きそば」。麺だけ買ってきて、残っているインスタントソースを使おうと思ったら、使いきってしまっていた。で、オイスターソース、ウスターソース、シーズニングソースとみりん、酒などを使って味見しながら作ったところ、結構いける味になった。
午後は 「海洋天堂」。中国映画で意味は海の天国。余命いくばくない父親が、妻をなくして以来男手で育ててきた障害ある子供の将来を気遣って行動するというお話。これは3年前に公開された「くちづけ」という日本映画がこれを踏襲したんじゃないかと思わせる内容である。日本のものは父親が娘を殺し、後を追って自分は病死するという悲惨な結末。こちらは、冒頭で海にふたりで投身するところから始まる。
投身は失敗に終わり、父親の息子の受け入れ先を探すことを中心に話は進み、親子を取り巻く人達の描き方も爽やかで、何より親子の演技がいいね。
自立支援グループホームで、子供(21歳)は父親の死後、父親の教えを守って自立してゆくという希望ある余韻を残して終わる。子供のために生きる親の姿は感動的だ。親父役のジェット・リーって「リーサル・ウェポン」での悪役ぐらいしか知らないんで、カンフー役者とばかり思ってたんで意外性が全面に出ちゃったが、年相応の役を実にうまく演じていた。
夕食はすべて残り物ということで、夕食の時間まで中国語のお勉強。BGMに「海洋天堂」の主題歌、挿入歌などを流しながら。
食後、岩手の大手酒造メーカー「一ノ蔵」の有機米純米酒をちびちびやりながら3本目の映画鑑賞。「フットルース」。都会育ちの若者が地方で住むようになったことで起こる摩擦やらなんやらというカルチャーギャップものの典型。監督はハーバート・ロス。
まず、主演となっているケビン・ベーコンって田舎っぽい猿顔だよね。どう観てもミスキャストとしか思えない。話は主人公と対立する牧師とその家族の話が結構占めていて、ダンスにまつわるものや若者の狂騒などがおまけになっているような印象を受けたな。若者の大騒ぎは「アメグラ」や「理由なき反抗」で食傷気味。
旨い酒だったんで、つい飲み過ぎて4合瓶飲み干してしまった。で、当然即ダウン。
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