9月14日。 169/106。60.6kg。
東京を去る日の朝の恒例行事は掃除と洗濯である。2つある洋室のひとつにダニが発生したようで、シーツやカバー類の洗濯はもちろん、ダニ用殺虫剤を散布して空気の入れ換えやらと作業も増えて結局9時過ぎまでかかってしまった。
帰りの列車待ちのホームで面白いことを知った。なんでも常磐線は開業120年になっているらしい。で、そのポスターに当時の駅名がすべて記されており、それによれば始発(終点)駅が田端になっていて、終点(始発)が土浦になっているんである。田端~南千住~北千住とつながっていて、上野とつながったのはずっと後のことらしいことをあとで調べて知った。牛久もその当時からあった。何らかの縁つながりというか線つながりがあったということになるんだろうか。
昼食は実家に戻ってからケイのにぃにぃと蕎麦屋で「ミニカツ丼セット(もりそば)」。ここも老舗なんだが、いかんせん地元密着タイプのため味が濃い。
帰りがてら酒屋で買い物。
午後は庭いじり。収穫はプチトマト約60個。三つ葉、オクラ3本、イタリアンパセリ少々。上京する前にあれほど収穫した空芯菜とエゴマ、しそはまた増殖しているかのようだ。
イタリアンパセリに2匹のキアゲハの幼虫がいた。本当にむしゃむしゃと食っている音が聞こえそうな食い方をしていた。で、持っていた園芸はさみで身体を分断して差し上げは。
三つ葉には20匹以上のしじみかタテハの幼虫がたかっていて、すべて指でつぶしてあげた。
無農薬栽培はこうした殺虫作業ができることは必須だよな。蝶にバッタ、コガネムシにハサミムシなどとそいつらの幼虫 。どんどん殺しませう。
長雨で蚊も大量発生し、そいつらを殺しながらの作業は結構辛い。三つ葉のところではずいぶんと吸い付かれた。
夕食は何も作らずに済ませた。
「クリームチーズ」、「鶏レバーパテ」、「バジルソース」と「トースト」、「クラッカー」。これに「プチトマト」、「イタリアンパセリ」。
発泡酒~この日買ったオーストラリア産シラーズ種ワインにはピッタリのつまみだった。ワインが素晴らしくうまい。香りがいいし、今までに飲んだことのない苦味もある。1280円税別は安くないのでしょっちゅう飲むわけにはいかないが、在庫はしておきたいものである。
続けて菊正宗の純米吟醸の残ってたもの。 これは普通。この日買ってきた「栄川」を空けようとしたところケイのにぃにぃが作ってくれたビアグラスにたっぷりの「マティーニ」でとどめをさされた。
帰宅後、親父の戸籍謄本を取り出し、抜き書きなどした。おふくろが嫁いでくる前に荒川区のそれも自宅の近所に住んでいたということは以前より知っていたが、今回その場所を特定してみようと思った。
まだ終わったわけではないが、「一樂」探しが非常に面白い暇つぶしだったのに味をしめた。ここも元は三業地帯だったことも共通しており、東京の暗部というか、これから先脚光を浴びることのない郷土史の一部として探ってみることは現在のところ最も面白い暇つぶしである。
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