2016年7月1日金曜日

恐るべき雑草魂

6月30日。  140/88。61.2kg。

 この日の庭作業は、前日に発見した驚愕の事実を確認するとともにその対処である。
なんて、大げさな、と思うだろうな。
 

一見してみると、普通に生えている雑草だ。しかしこれは4日前に引っこ抜いて日に当てて枯らすために放置しておいたものである。なんと、しっかり根を地中に伸ばし蘇生していたんである。
 確か2時間近くかかって抜き取ったものの量は多く、その半分くらいが蘇生していた。結局抜き直してプラスチック容器に入れて枯らすことにした所、作業は30分以上かかった。やれやれである。

 枝豆を二本立ちにする。3本立ちが多かったが、少なくとも2本立ちまでで、一本立ちとか0はなかった 。これを用心してポットやプランターでピンチヒッターを作っておくらしいんだが、もちろんそんなことはあとで知ったことで、運を天に任せるしかなかった。

 「エンツァイ」がかなり育ったんで、種が入っていた袋の裏の説明に書いてあった20cmにはなってないが収穫することにした。美味そうな時期を外すと小松菜のように硬くてあくが強いものになってしまう危険性を回避するためである。

 午前中にスーパーで買ってきた赤紫蘇を加え、梅干しの本漬け込みを行なった。これが済むと土用の日(7月19日)までやることはなくなる。完成までもうちょっとだ。

 昼食は余っている白菜としらたき・ネギと買ってきた焼き豆腐を煮て卵でとじた「貧乏すきやき丼」。肉ッ気がなく貧乏度が実感できる一品である。味付けはすき焼きと同じ砂糖・酒・醤油のみ。

 午後はこの日も弓道をサボり(今月は1回だけ?)DVD鑑賞。「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」 。長い名前(覚えられない)の有名な監督の脚本(合同)による作品。
 ブロードウェイに挑戦する、元ヒーロー映画で主演して一度は売れっ子になっていたものの、20年後に落ちぶれた金欠役者のドタバタ人生劇。実際にティム・バートンの「バットマン」で売れたマイケル・キートン自身が演じてるのが面白いが、必死の演技はまさに迫真もの。カメラワークとドラム中心の音楽が印象に残る。脚本もお伽話と現実の組み合わせを計算した面白いものになっていて、十分エンターテイメントになっているのが、「バベル」や「21g」より進歩した感じを受けた。エドワード・ノートンもはまり役だな。

 夕食は「鶏肉のハーブ・ピカタ」、「冷奴」、「白菜の味噌汁」、「白菜の浅漬」、「ぬか漬けきゅうり」、「エンツァイのおひたし」でNAD。
 この日庭から出演した野菜は「ミニトマト」、「大葉」、「エンツァイ」、「水菜とサンチュのスプラウト」。貧乏人の食卓は自作の野菜でその貧しさをカバーする。これが貧乏生活の基本である。

 ベッドで文庫本を開いたが、30分もしないうちに眠くなり8時半ころダウン。


0 件のコメント:

コメントを投稿