2016年7月27日水曜日

ゴミ置き場の夜と塵

7月26日。          137/92。60.8kg。

 この地区のゴミ当番という役目が回ってきた。で、起きてからすぐにゴミ置き場に行ってみた。この時間ですでに生ゴミが入った袋が4つ出ていて、全部ではないかもしれないが前日からだしてあるものだろう。その内の2袋が荒らされていた。カラスが出回るような時間帯ではないのでおそらく猫であり、その猫もだいたい特定できている。庭に糞しに来るやつで、先日は肥料や薬剤を収納している倉庫を襲われ、鶏糞や骨粉を食い散らかしたやつである。
 
 ゴミ当番の仕事は、猫や鳥に荒らされないように、ネットをかけたり、収集車がきたあとの掃除である。ネットは前夜からやっておくべきなんじゃないだろうか?深夜に出されたら、猫の被害は免れないんだから。この辺りではどういう取り組みをしてるのか皆目見当もつかないんだが。

 その後、ケイのにぃにぃにきいた「蝉の孵化」を探しに懐中電灯を頼りに庭に出てみた。 蚊が多いのに閉口した。猛烈なアタックが延々と続く。
残念ながら、すでに脱皮しちゃった後だった。この高さだとムクドリのいい標的になるだろうと思ってイラガ、案の定、この後夜が明けてから捕獲されちゃったようだ。その辺りでの騒動が聞こえた。

 早朝食堂はいただきものの米茄子を使って2品。
約600g。普通の茄子の6本分である。で、半分にして「茄子ペースト」と「焼きナス」を作った。どちらも切込みを入れて魚焼きグリルで焼いてから作業に入るんだが、実は「焼きナス」を苦手にしていたので今回それを払拭する狙いもあってのことだ。
 焼いたあと茄子を水につけるんじゃなくて、手に水をつけながら皮をむくと意外にも作業はあっという間に済んだ。 これで苦手意識も一瞬で吹っ飛んだ。ペーストは後日ガーリックトーストで、焼きナスは味噌ダレを作ってこの日の昼食で食べる予定。

 朝食は「フレンチトースト」他。いつものタマネギサラダに久しぶりに大きくなってきたパクチーを使った。匂いが強く、家のパクチーが切れてる時でもスーパーで買う気がしなくなったほどである。
もうすぐ本格的に毎日食べられるようになる。楽しみである。

 午前中は第8の畝のふるい作業を始めた途端雨が降ってきたんで中止。プチトマトや空芯菜を収穫してから退散した。
いままでで一番の収穫量である。その場で食べたが甘くてうまいもんである。
退散前にさつまいも畑のあぜに仕掛けたムクドリ捕獲の罠を確認したら、しっかり死穢は食べられていた。これで死穢も食べることがわかったんで、次回はネズミ捕りを仕掛けるつもりだ。ちなみに今回は「ゴキブリホイホイ」。

 で、暇になったんでDVD鑑賞。大島渚共同脚本・監督作品。「日本の夜と霧」。安保闘争を主題に、建前一辺倒の組織と過激な革命を目指す学生、日和見になりつつある社会人となった運動家などが繰り広げる、互いを糾弾しあう討論劇である。思ったほど青臭さを感じさせないところは、この作品が50年以上たっても色褪せない主題を持っているからだと思う。これが「わが青春に悔なし」風にセンチメンタリズムが紛れ込んでいたらどうなってるか。しんどい作品だが、大島さんのパワーが重い。公開後4日で上映打ち切りになったいわくつきの作品でもある。俺としては傑作「儀式」の前座として位置させた。

昼食は残り物整理で「もつ煮」。「焼きナス」、「にゅうめん」。

 午後はやっとこさ「弓道」。雨が降ったら休むつもりだったが、出かけるときにはもう降ることがなさそうな天気だった。もっとも帰りは降られた。
 この日はまとまらなかったな。R先輩のアドバイスで妻手の力を抜いたところ、少しの間調子が良くなったが、しばらくすると元に戻った。で、最後の射の時に妻手が下がり気味になっていることがわかり、正したところ最後の1本は思ったとおりに飛び、当たった。次に繋げたいところだ。
  暑気払いの飲み会や合宿があることを知り、どちらも予定が入ってなかったんで参加することにした。めっきり減った飲み会、楽しみである。

 夕食は「あんかけ豆腐ハンバーグ」、「長芋・イカの塩辛入り納豆」、「大根の皮の味噌汁」、「キャベツの甘酢漬け」、「しいたけの照り焼き」、「ぬか漬けきゅうり」。

 食後、ミント酒の水割りをちびちびやりながらDVD鑑賞。「ハウスオブカード・シーズン3の最終巻」。「日本の夜と霧」と好対象の権力を握るものたちの陰謀と策略のお話で、実際現在アメリカで行われている大統領選のお祭り騒ぎと併せてみると面白い。来月初めにシーズン4がレンタル開始するとのこと。しばらくTVが忙しくなりそうだ。






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