2016年1月19日火曜日

連続外れ

1月18日。

 朝から久しぶりに雨。砂漠化が進行中の庭には待望のお湿りだ。が、ふるい作業はしばらくおやすみになる。うまくゆかないものだ。

 ケイから連絡があり、体調不良ということで急遽東京へ行くことになった。ニュースでは東京は雪が積もったそうだが、茨城は一部だということで常磐線が停まることはないだろうとふんだが、大幅に遅れたのは雪の影響をまるで受けていないはずの駅までのバスである。10分は過ぎてたな。
 バスストップ看板に記載されてる会社に電話したら『使用されてない』とのこと。どこまでもローカルを感じるよな。
 常磐線は北の方面発の電車はやはり大幅に遅れていて、近所(土浦発)はほとんど遅れずにやってきた。それでも歩いて来ても十分間に合ったな。
 
 ケイはどうやら先週末の生牡蠣にあたったらしい。「ノロウィルス」。診療所から戻ってそのまま臥した。薬が効いてくるまで仕方ないだろうな。

 昼食は在庫から袋乾麺で済ました。

午後は洗濯も済ましたんでやることもなく、YOUTUBEで映画鑑賞。「渇き」。話題の多い作品を扱う監督と知られる中島哲也監督・脚本作品。題材からして敬遠してる「告白」を未見なんで「松子」と「下妻」の監督としてのイメージしか持ってない。
 出だしからアメコミ・ハードボイルドタッチなんでQ・タランティーノ風を期待したが、大外れだった。カットつなぎやアニメの挿入とかいろんなことをやってるんだけど、おどろおどろしいテーマを描くのに果たして役に立ってるかは疑問だな。じっくり見せる方法もあったんでは?どうしてもポップな作品にしたかったんだろうな。最後の雪でのシーンがスローテンポになっていただけに全体の調和も崩れちまい、なにやら不徹底さが強調される結果となってしまった。主演の女の子は演技らしいものをひとつもしてないし、役所や妻夫木やオダギリも一本調子で別にこの作品に出演する必然性を感じない。とても「告白」をみる気がしなくなった。

夕食はケイがまったく食欲がなく、一人飯となった。
 「おでん」、「大根の皮のきんぴら」、「大根の葉のおひたし」。これに菊正宗の吟醸酒。

食後、日本酒の燗をちびちびやりながら映画鑑賞。「リリィシュシュのすべて」。途中まで録画してあったものを観てたんだが、最後まで観ないうちに誤って消去しちまってたんで、今回YOUTUBEで観ることにした。手持ちカメラの多用がよくもあるし、長すぎてみるほうのつらさを忘れてる。
 沖縄、西表のエピソードが良かったかな。それにしても長い。「スワロウテイル」がエピソード満載だっただけに、この作品の長さは辛い以外の何物でもなかった。

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