2019年10月9日水曜日

りんごの花

10月8日。星期二。                 119/82。62.6kg。

 宮城県では汚染牧草の処理を「すきこみ」によって解決しようという動きがあるらしく、実際支持する農家も多いそうだ。
 海洋放水は話題になっているが、こちらのほうが地味なんだろうな。そういうニュースには興味が無いようである。で、やることはつまるところ同じなのよね。放射能で海と土を汚すことになるんだから。海洋放水については韓国から非難の声がでてるけど、これ当然のことと思う。
 大阪のでしゃばりが大阪湾にまこうとしているらしいが、それだったら柵をして大阪湾プールにしてほしいものだね。

 百田に関する騒ぎがまた起こっているらしい。それはそれでその人物に何の興味が無いから俺としてどうでもいいことなんだが、今回は新潮社が絡んでるんで呆れているわけさ。同じ新潮社でも「週刊新潮」のスタッフが本を売ろうとしてやっているとしか考えられない。文庫や選書い関わってる人たちがこんなことするわけ無いと思っているのは、若い時から新潮文庫にお世話になってきたからなんだが、これから先の新潮社には付き合いきれないね。もっとも本自体買ってないからなあ最近。

 にらの収穫と三つ葉の剪定。リンゴの花が咲いてた。オリーブの実といい、この庭でも気候変動の影響を受け始めてるんだろうか?

 たまってた新聞に目を通し始める。

 10時に近所のスーパーへ買物。朽ちてきている桜の木を眺めながら、折れて落ちる枝によって事故が起きなければいいが、と考える。

 昼食は焼きうどん。具材は豚肉、たまねぎ、人参、にら、ピーマン。二人前のところに三人分の調味料を入れてしまいしょっぱくて食えたもんではなかった。一人前はレシピ通りだったんで義母の分は助かったが、俺とケイのにぃにぃは結局半分以上残した。このしょっぱいうどん、消費し切るのに2.3日かかりそうだ。

 午後のロードショーは「野火」。こちらは1959年市川監督に次ぐ二度目の映画化で2015年塚本晋也監督作品。監督どころか主演、脚本、撮影、編集、制作とこなしている。
 軍隊の理不尽さもしっかり描かれているが、やはり戦争という異常事態の極限での人間の生き様を描いていて、やりきれなさを感じさせる点では前作を上回った、といえよう。
 「6月の蛇」も良かったが、今回もこの監督のエログロ通して人間の内面を鋭く描く才能を高く評価するとともに、他の作品も観たくなった。

 二本目は「チョコレートドーナッツ」。原題は「any day now」。これ、俺が好きなバート・バカラックの曲と同じなんだよね。2012年アメリカ映画。
 主人公がダスティン・ホフマンとロバート・ダウニーJrをごちゃ混ぜにしたような顔立ちの俳優さんで、この映画ではホモを演じてる。本人はバイ・セクシャルだそうだ。
 育児放棄されたダウン症の少年をホモカップルが育てる話で、最後は悲劇的な結末が待ってる。
 
 障害者問題、LGBTなどまさにまかり通る差別問題を取り上げた作品で、最後に糾弾の声を上げることでこの作品はうまくまとまっていると思う。

 夕食は「豚肉とさつまいも中華風炒め(肉量の不足分をオクラで補う)」、「ピーマンの塩昆布あえ」、「大根の葉入り納豆」、「ヘチマとベーコンのスープ」、「モロヘイヤのごまだれ合え」。

 発泡酒~芋焼酎「飫肥杉(おびすぎ)」をちびちびやりながら日曜版のクロスワードなどで暇つぶししてから9時ころダウン。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿