2019年6月16日日曜日

引きこもりも辛いよ

6月15日。星期六。              116/87。61.8kg。

 ひきこもりを決め込んだ1日。

 昼食の準備をしてから新聞~読書~映画鑑賞。

 「ザ・ウォーク」。2015年、ロバート・ゼメキス脚本・監督作品。NYのワールドトレードセンタービルを綱渡りしたという実話をもとに作られたということである。綱渡りシーンがすごい、というか、それがすべての映画でもある。
 主役を演じた俳優は実際に特訓によって綱渡りできるようになったそうである。役者って本当に大したもんである。高所恐怖症のグループに参加している自分にとって、ビルから下を見るシーンでは見ながら足が震えていた。作品中にもサポーターの一人に同グループに加盟しているものがおり、その怖がり方に共感を覚えたな。
 この「世紀の綱渡り」に加担した人たちの共通点が「アナーキー」である点が実に興味深い。

 昼食は「シーフード・サワーカレー」。タイ産のペーストを使用し、具材はシーフードミックス、茄子、スナップいんげん、しいたけ。ケイのにぃにぃからブーイングが飛ばされた。
 俺は「タイの味噌汁」ッて感じで好きなタイプなんだが......。ご飯にも合う。トッピングにパクチーを使いたいところだが在庫を切らし、代用としてセロリの葉を使ったが、これが香りはないし、硬くて最悪だった。

 午後のロードショーは「墓石と決闘(原題Hour of the gun)」。1967年、ジョン・スタージェス監督作品。同監督による「OK牧場の決闘」のリメイクとなる。旧作がスター映画だったのに比較して、こちらが「骨太(どこかの政府がやたらに使う単語じゃな)の男性映画」となっていて、史実にも近いらしい。アメリカの忠臣蔵といったところで、何度も映画化されている。が、その中でも最も好きな作品である。主演を務める、ジェームス・ガーナーとジェイソン・ロバーズが人間的で安っぽいヒーローになってない。肺結核症のドク・ホリディはジェイソン・ロバーズが一番だなあ。このまま寝込んで「マグノリア」に出演しちゃうんじゃあないかと.....。
 ジョン・ボイトがちょい役で出ている。今作品の2年後に「真夜中のカーボーイ」でブレイクし、私生活ではアンジェリーナ・ジョリーのお父さんでもある。
 あらためてスタッフがすごいことに気がついた。撮影ルシアン・バラード、音楽ジェリー・ゴールドスミスなど一流どころが揃ってる。

 本日3本目は「ホンドー」。1953年(俺が生まれた年)、ジョン・ファロー監督作品。ジョン・ウエイン主演の正統派?西部劇である。アパッチを敵対視しない主人公と心通わす未亡人とのやりとりやそれを取り巻く争いを描いて84分。ムダのない脚本である。撮影も3D方式らしく、おやっと思えるシーンがたまに出てくる。
 44分で休憩が入る。これが一番驚いたな。監督はミア・ファローのお父さん。

 夕食は「豚肉・生姜焼き」、「卯の花煎り煮」、「ゴーヤーと人参のなます」、「なめこと豆腐の味噌汁」、「ぬか漬けきゅうりとカブ」、「冷奴・のり佃煮のせ」、「オカヒジキのおひたし」。

 発泡酒~燗酒2合で早めにダウン。8時ちょっと過ぎ。何もしないのも疲れる?ひきこもりにも体力が必要ということか。

0 件のコメント:

コメントを投稿