2018年1月24日水曜日

汗かき雪かきトルストイ

1月23日。星期二。              計測忘れ。

なんと朝7時から雪かきをやっちまった。実家は3面が道路に面しており、そのうちの正面には出入口がないので、めったにないことだが雪が積もった時の雪かきをやったことがないのだが、今回、6時前から雪かきの音が聞こえてきて、どうやら実家の前面の雪かきを行なっていた音だったのだ。で、申し訳ないので側面と裏面の建物よりの雪かきをやって通行人の便宜ぐらいは測ってやりたいと考えたのだ。申し訳程度の恩返しってところか。
 本音を言えば、雪が積もったら積もったなりに注意して歩けばいいんだし、危なっかしいと感じたら外出しなきゃいいんだ。とはいってもお勤めとかある人にはちょっと酷に聞こえるかもしれないが、止まない雨がないように雪もそのうち溶けるんだから、無駄な身体酷使をやめて炬燵で丸くなってるほうが賢明だと思う。

 さて、この日も1日引きこもりと決め込んだが、大根の特売があったんで近所のスーパーへ買い物に行った。で、ラジオで聞いた雪国の人のアドバイス通りに、足指を土をつかむように歩くと滑りにくいことがわかった。
 スーパーがガラガラだった。特売品以外はめぼしいものがなかった。棚もガラガラだったが、荷物が届かなかったか、調整したのか?

 帰宅後、「ザーサイ」作り。塩抜きに最低1時間半かかるので、その間に読書。ようやく「山川のもう一度読む日本史」を読み終えた。「鬼平」の長谷川平蔵が実在の人物であること、りんごが外来種であり明治時代に伝わったことなど、今まで知らなかったことを多く学んだが、近代史においてジャーナリズムが世論を作り出していた時代のところを読んだ時が一番怖かったな。これは今でもオリンピックなどで沸き立つナショナリズムと同じことなんだが、洗脳されやすい無知な連中がいかに多く、何も考えない連中の国粋主義ほど恐ろしい物がないということであり現在のISとおんなじだということを知るべきだ。

 続けて読み始めたのがトルストイの遺作「文読む日々」。ケイのねぇねぇのものだ。たまたま開いたら、去年の暮から読み始めた「1日1言」と同じように暦式になっているもので、トルストイが自身の生き方に影響を受けた先人の言葉を集めたものなので、ついでに読めば毎日読書の癖がつくだろうと思ったからだ。新聞もとっていないので文字を読む習慣がどんどん減っていき、そのうちまるで何も読まないどころか読めなくなっちまうんじゃないかという不安にかられてもいるからだ。
 最近の読み方は何冊も平行している。学校と同じで分野が重ならないようにしている。国語と歴史と科学なんていう風に。

 昼食は昨日の「明洞キムチ鍋」にラーメンを加えたもの。味の調整はケイのにぃにぃによるもの。

 午後のロードショーは「モネ・ゲーム」。コーエン兄弟脚本作品。始まってすぐ、観たことがあることに気がついた。が、面白いんでまた観てしまった。最後の場面で絵画贋作詐欺師の次のターゲットが 「ドナルド・トランプ」であることを知って笑った。以前観た時は大統領選の前だったので、このジョークがわからなかった。この頃(2012年)からお笑いネタに使われてたんだ。

 で、偶然だが、「モネ・ゲーム」の監督(マイケル・ホフマン)の前作が「終着駅 トルストイ最後の旅」。ご縁があるものだ。気になるんで次回借りてみよう。
 夕食前に「泡菜(なます)」制作。

 夕食は「さつまいも粥」、「东坡肉&青梗菜」、「味付きザーサイ」、「泡菜」、「トマトの卵スープ」。

 発泡酒~ゆず入り焼酎のお湯割りをちびちびやりながらTV鑑賞。「モヤさま・府中編」~「日本の風景・厳島神社」。厳島神社の由来を初めて知った。〆に白酒をちょっとなめてから9時過ぎにダウン。

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