2018年1月10日水曜日

マンダイとはナンダイ?

1月9日。星期二。                 145/92。62.4kg。

 早朝ロードショーは「復讐するは我にあり」。1979年、今村昌平監督作品。とにかく俳優の鬼気迫る演技が見もの。特に緒形拳対三國連太郎、三國連太郎対倍賞美津子のやりとりがすごい。後者は派手なからみではないがものすごい色気である。
 話の中に出てくるうなぎ養殖場や清川に演じさせる覗きなど後年の監督作品を観ている人はあれっと思うんだろうなあ。まだ未見の作品が多いんで、今年もしばらく楽しめそうだ。
 小川真由美、清川虹子、北村和夫、ミヤコ蝶々とあげたらきりがないが、それぞれの名演が印象に残る。当時の池袋などの風俗街の様子も興味深く見たが、浜松駅が栄えすぎてしまい、監督のイメージに合わないということで代替に土浦駅で撮影されたことを特典映像で知った。ロケにこだわりを持つ監督だったらしく、別府温泉でも実際の旅館で撮影されたそうである。「鉄輪(かんなわ)温泉」にはひかれるものがあったな。
 

 昼食はケイのにぃにぃのリクエストで「からみ餅」。


 午後は買い物済ませてから、庭でキャベツのネット掛け。鳥対策である。


 午後のロードショーは沖縄映画特集の「ニライカナイからの手紙」。読めてしまうストーリーだから、展開の面白さを味わうことが出来ないので、主人公の蒼井優の演技を見るしかない作品である。その良し悪しはよくわからなかった。つまり感情の起伏を必要としない話だからで、この手のドラマ、しかも沖縄なら当たり前かもしれない。舞台は竹富島と東京。竹富もまだ星野さんが入り込んでくる前の竹富である。

 夕食はケイのにぃにぃがメインを作ってくれた。「マンダイの南蛮漬け」、「鶏胸肉の生姜焼き」。これに「豆苗入り納豆」、「大根の皮のきんぴら」、「赤かぶの甘酢漬け」、「わかめと豆腐の味噌汁」。
 マンダイは初めて食う魚で、マンボウの1種だそうで、沖縄ではよく食べられているそうだ。

 発泡酒~ゆず入り焼酎のお湯割りをちびちびやりながら、この日3本目の映画鑑賞。沖縄映画特集「南の島のフリムン」。沖縄方言で馬鹿者という意味だということだ。ゴリ監督作品。間のとり方がうまいのはお笑いで積んだ経験によるものだろうか。たけしの作品のギャグに似たところが見られた。沖縄映画はこのように徹底的にギャグにするか、シリアスにした方がいいような気がする。が、まあ面白ければいいか。平良とみさんのお元気な姿を見られた。
 終わった時間が早く、酔いもまわってなかったんで、テキーラ&レモンを数杯~ウイスキー1杯飲んでからダウン。

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