基本を間違えると料理はまさしく食えたもんじゃない。というほどではないが、昨日の失敗はレシピを熟読してから始めるという一連の基本動作がいまだに身についていない証しである。
「昆布巻」。まず用意する昆布が10cm×20cmとある。これ自体レシピの記載も不親切なんである。つまりこの時点で、水に漬けてある程度伸びた昆布のことを指しているのだが、自宅にはそんな幅広の昆布の在庫はない。そこで近所のスーパーまで買いに行く。当然そんな立派な昆布を売っているはずもなく、帰宅して在庫の早煮昆布を使い作業に入った。
2昼夜米ぬか水に漬けておいたにしんを洗って、半分に切ってから5.6㎝の幅の昆布を繊維に沿って巻き、水で戻しておいたかんぴょうで3か所縛った。15㎝の昆布巻きが8本できた。が、写真のものとはまるで違う形である。そして鍋に入れて煮る段階になって初めて間違いに気が付いた。
「昆布のつけ汁をひたひたになるくらいまで」という記述で、昆布はしばらく漬けておくことを知ったんである。通りで柔らかくなっていない状態では巻きにくいし、大きさも足らないわけである。
振り出しに戻すために、かんぴょうを切って昆布を改めて水に漬け直し、にしんの水気を切り、新たにかんぴょうを買いにスーパーに行くこととなった。
で、5.6㎝の昆布で先ほどとは反対の巻き方でぐるぐる巻きにして、かんぴょうで縛るところは1か所で済んだ。残った昆布とにしんも一緒に炊くこと2時間。やっとこさ完成。かんぴょう1袋分、約300円が犠牲となった。
夕飯でも失敗をやらかした。
昨夜のメニューは「キャベツとひき肉の重ね煮」、「トマト、きゅうり、ラディッシュなどのペンネサラダ」。キャベツを適当な形に切り分けていて、はっとしたときには重ね煮では必要な部分、つまり芯の部分を切り落としてしまっていたんである。
バラバラになってしまった葉にひき肉で作ったタネを塗りつけるようにしてから、束ねて煮たんだが、タネが接着剤の働きをしてくれて何とかそれらしく出来上がったが、これも初歩的ミスである。
実家に移動しておせち制作の続きをするわけだが、ポカはここらで「おさめ」にしたいものである。
「おさめ」といえば、昨日が習い事おさめであった。金曜クラスのダンスは前半がジルバ、後半がスクェアルンバ。ジルバでKちゃんと先生から呼ばれている男性がつっかっかって、予想より時間がかかってしまったのでスクェアルンバの次のステップまで進めなかったが、教室の雰囲気がとても良いので楽しんで踊れた。
先週、おしゃべりしていた人に注意した後、先生からちょっとお説教?も含めた授業態度についての説明があった。そのことで、教室が始まる前二人きりだった時に、言い方がきつくなかったかどうかと感想を尋ねられた。もちろん先生の行為を肯定しているので、返事はありきたりで済ましたが、先生のご苦労の多さを感じたな。その分教室は明るい雰囲気で運営されている。来年もよろしく!だね。
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