2020年7月8日水曜日

HIROKO礼賛

7月7日。星期二。                96/68。体重計測忘れ。

 朝食はフキ味噌とご飯ほか。

 8時半から買い物。4軒のスーパー。2軒目のスーパーには開店前に到着してしまい、自販機で缶コーヒーを買い時間をつぶす。車での客が多く、皆車の中で時間をつぶしてる。

 パルメザンチーズは買い忘れしたもので、各スーパーで価格を調べたものの特売にかかっていないので、一番安かった「雪」のマークが入ったものを買った。80g298円税別で、2軒目のスーパーで買ったものだが、残りの2軒もこれより安いものはなかった。このメーカーは工場の清掃の手抜きで人的災害を起こしたのにもかかわらず政治力?で事無き得たように復活したメーカーである。

 昼食は「カムジャ麺」。韓国産じゃがいも原料のインスタントラーメンである。やたらに長い麺だ。味は普通の塩ラーメンぽいもの。具材にキャベツ、人参、もやし、長ネギ、さつま揚げ、ウズラの卵。

 このウズラの卵は、水煮を買おうとしたところ、いつも買う99円のものが売り切れで、128円のものしかなかったんんで、それを買い物かごに入れてウロウロしていたら、なんと処分品コーナーに生のウズラの卵が10個入りで78円税込みで売られていたんである。ちなみに水煮はなぜか7個入りである。

 午後のロードショーは「シャーロック 忌まわしき花嫁」。2016年、TVドラマシリーズの特別編。イギリスで人気のシリーズらしい。ベネディクト・カンバーバッチ主演。もちろん彼がシャーロック・ホームズを演じてる。
 構成が複雑で、現代と1895年の事件が語られていて、シャーロックは「薬物依存症」になっていて、その効果が時代を往来できるらしいという設定になっている、らしい?その辺りがよくわからないうちに終わってしまった。

 続けて、今日録画したばかりの映画を観る。「翔んだカップル」。1980年相米慎二監督のベストと思っている作品。原作は漫画で、当時大活躍していた丸山昇一の脚本。
 演出が冴えていて、役者が生き生きと演じている、まさに青春映画の傑作である。主演の鶴見辰吾と薬師丸ひろ子はこれで演技開眼したと言ってるくらいだ。
 ヒット作が多い同監督作品、「セーラー服と機関銃」、「風花」、「台風クラブ」をまた観たくなった。
原田美枝子、真田広之がワンカットで出演してる。今なら何と贅沢な使い方と言われるだろう。
 とても好きな作品だが、その中でも特に好きなのは主人公たちがぶらつく渋谷あたり?で、くじらの風船が浮いているのを見つめながら勇介が歩いているシーンである。自分の生き方に悩むことを「悩み」として自覚しないままに流されていることを投影しているという描き方だと解釈している。
 相米慎二監督のこうした導入場面はいくつかの作品で同様の感想を持っている。あらら、まとめて観たくなってきた。
 それにしても主演の鶴見辰吾と薬師丸ひろ子がみずみずしくて眩しいくらいだ。この作品は最初の公開時にカットされたシーンを含む「特別版」で冒頭に「HIROKO MEMORY」とうたっている。
 俺が、歌手としても好きな「ひろ子さん」だが、監督にも愛されてたんだろうな。後で知ったことだが、主演の二人は幼稚園と小学校で同級生だったんだって。更に薬師丸ひろ子は「病院へ行こう」で真田広之とともに茨城県の牛久にある病院でロケに来たことがある。名作にはいくつも面白いエピソードがあり、それは生き続けるということなんだな。つくづく監督の早世が悔やまれる。

 今日買ってきたはぐら瓜(庭では苦戦してる)をぬか漬けにする。初の挑戦だ。

 夕食は「スペアリブ(インスタントシーズニング使用で)」、「ワカモレディップ・クラッカー」、「アンチョビポテト(インスタントシーズニング使用で)」、昨日の残りの「クスクスサラダ」、「キャベツと人参とにんにくのスープ」、ゆでブロッコリーとトマト。
強風のために落果したりんご。今年は3個しか実がつかなかったのに....。

手抜きしてた人参の間引き。

貧乏人の食卓にあがる「スペアリブ」。3人分ゆとりある量で700円ちょっと。

 発泡酒~キリンビールロング缶~ハウスワイン~ジンをちびちびやりながらケイのにぃにぃと映画談義。ケイのにぃにぃは黒澤明を再チェックしたいそうだ。まずは「生きる」。
 ベロベロになるまで飲んで10時頃ダウン。
 

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