2020年7月25日土曜日

脱藩のおすすめ

7月24日。星期五。                  103/67。63.5kg。

 「スポーツの日」だって。実は最近知ったんである。10月10日だった頃の「体育の日」がいつの間にか第2日曜日か何かに変わっていた時もそうだった。新聞で「体育の日」と「スポーツの日」に関して体育とスポーツの意味の違いについての論説を読んではじめて知ったんである。
 毎日が夏休みの俺にとって関係ない世の祝祭日だが、10月の祝祭日を減らすときに旅行業界は反対しなかったのかなあ。7月も20日過ぎは例年ならこどもの夏休みで旅行業界は潤っていたと思うし、それより観光シーズンと言われる秋の祝祭日はまさに稼ぎどきだったんじゃない?
 このままオリンピックが中止になってくれれば、この日の制定はもとに戻すことになるんだろうか?まあ、そうなって欲しいと大声で言いたいんだが、まだ「にわかナチュラリスト」が多いようだから控えておこう。
 10月10日はケイの母親の結婚記念日。祝祭日を考えての選択だったということを聞いているが....。天国で、ことの成り行きを笑っているかもしれない。

 船(字が出てこない)後議員の今回の「嘱託殺人」についてのコメントが、本人がALS患者だけに、実に重い。「死ぬ権利」を吹聴してたものとしては、軽々発言するのはよくないと知った。
 それでも「自由」も出来ない状態では究極の選択であったことも事実だし、これは本人の選択を第一と考えたいという気持ちは変わらない。この問題に触れるきっかけになった映画「海を飛ぶ夢」を思い出した。

 元徴用工問題についての社説を読み、俺はこの問題は韓国が請求している日本企業(新日鉄)の賠償を、日本(企業じゃなくて国)が拒否してるという、対立点がずれていることを知った。
 国は企業は守るんである。それもその企業の従業員を守るという観点はまるでないということもわかる。この国は政府にお金をくれる企業第一であり、国民は二の次三の次なんである。まあ、これも大声で言えない風潮だよな。

 東京の感染者数がすごいことになってる。ここで武漢にならって都市封鎖(なんて言うんだっけ)したら知事の勇断を讃えたい。「東京に来るな、東京を出るな」で、だいぶ収まる気がするんだが。まあ、「脱藩者」としての発言でもあることだし。

 5時限授業での森まゆみさんの本の中で東京の井戸について書かれたものを読み、先日亡くなられた中村哲医師からいただいた言葉が披露されていた。ライフラインを第一に考えていた彼の姿勢が不変・強固だったということを知った。併せて森さんの東京の「井戸」に対する間違った施策についての告発についても、脱藩者ではあるが、帰京することがあれば応援したいと思う。
 「貧乏人は井戸水でも飲ませておけばいい」と言われたら、ありがたいことである。なんせ、東京の井戸水はほとんど折り紙つきの天然水だということだ。これは下水道完備の賜物でもあるのだ。

 朝食は「タイスープ」ほか。ペーストを水で溶き、沸かすときにレモングラスを加え、煮立ってからにらを入れたもの。うまい。

 庭作業は、枯れたきゅうりの根を掘り返してみたが、原因を突き止めることは出来なかった。続けて青梗菜の苗が二株食いちぎられたところを掘り返してみたところ、ヨトウムシを発見した。
 ちょっと観察したところヨトウムシはかなり早い移動動作をすることがわかった。が、不精なところもわかっていて、食いちぎった苗のそばに生息する性格の虫なんである。
今日の収穫。今年初のオクラ。
10時から買い物は、自転車で業務スーパー~衣料品ディスカウントストア~ディスカウントストアとちょっと遠出する。下着を選んでわかったことだが、ポリエステルが入ってものほど安いが、「クール」なんとか機能をうたったものは高い。その中間に綿100%がある。今日買ったのは綿100%の3枚組798円税別を2パック。ランニングシャツ1枚266円税別である。

 昼食は「ベーコンエッグ」、「インスタント味噌汁・豆腐付き」、「さつまいもの葉柄の煮物」、「ぬか漬けきゅうり」、ご飯。

 午後のロードショーは「シャドーメーカーズ」。1989年ローランド・ジョフィ監督・共同脚本作品。初期の「キリング・フィールド」、「ミッション」と格調高く信念を感じる作品を作った監督は商業ベースには乗りにくかったらしくほとんど日本で公開されていない。この作品も未公開である。ポール・ニューマン主演としているにもかかわらずであり、彼の未公開作品はもう1本あり、その「トワイライト」(ロバート・ベントン監督作品)は先日鑑賞した。
 実際の主演は原子爆弾開発者のオッペンハイマー博士を演じた役者であり、ドイツ人の役者で目立った作品には出ていない。語り手であり、共同開発者を演じているのがジョン・キューザックで、売れ始めた頃であるが、この二人の演技は実に素晴らしい。
 特に印象に残ったのが、実験中に被曝した時の緊張した場面、原子爆弾の爆発実験場での驚愕するところと最後にパレードの時の複雑な表情を浮かべる場面である。
 語り手が被曝して悲惨な状態で死んでゆく。つまり最後までナレーションは続けられなくなるわけだ。
 「博士の異常な愛情」とともに鑑賞すべき映画だな。

 この日、ロシアが米に対し、原爆開発費用の低減を図りたいという申し出をしたそうであり、トランプも好意的に受けたらしい。軍縮につながればいいが、その分日本に押し売りすることが懸念される。買う側の首長を早く変えて欲しいところである。

 「みょうがの甘酢漬け」制作。多分みょうがのピークは終わったと思うので作った。

 夕食は「豚肉とにらの塩炒め」、「トマトと香味だれの冷奴」、「茄子のごま煮」、「ピーマンのカレー炒め」、「炒り卵とキャベツの味噌汁」。
 キリンビールロング缶~発泡酒~チリ産シャルドネ種ワイン(アルコール度12.5%で500円税別)~スコッチ(「ベルズ」)をちびちびやりながらラジオを聴いてから、9時前にダウン。

 

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