2020年7月28日火曜日

紙んぐアウト

7月27日。星期一。                    63.7kg。  まずは驚いた。コロナウイルス感染症患者数について病院から保健所への報告が「手書きファックス」で行われているなんて、今の時代に信じられないような作業がまかり通ってるんである。これだもん、紙社会から脱せるはずないよなあ。もっともネットでレシピを検索して、いまだにプリントしてる奴が言えることではないか。う~ん、タブレットが欲しい?  しかし、俺はついているとしか言いようがないい。突然アルバイトし出した図書館へは昨年末に辞めてるし、多くの人が集まる習い事(弓道、太極拳、中国語など)はすべて一昨年辞めている。そうした人とのつながりや接触がなくなった(なくしてた)ことによるストレスがはなからないんで、「ステイホーム」は自然と受け入れる体質は出来上がっているんである。  ピーター・グリーンがお亡くなりになりました。俺が好きなフリートウッド・マックの創始者である。彼の作曲による「アルバトロス」や「ブラック・マジック・ウーマン」は今でもよく流れる。「薬」が原因で、グループに参加してたのは初期だけだったらしい。俺が好きなフリートウッド・マックの曲に彼がからむものはない。でも合掌。  この日、21日に亡くなった山本寛斎、弘田三枝子の訃報も流れた。まとめて合掌。  早朝キッチンは「とうもろこしの豆乳プリン」。収穫したとうもろこし2本を使用。  「新しょうがの梅酢漬け」の本漬け・前編。後編は1週間後。  昼食は「パスタ」。具材はにんにく、エリンギ、セロリ、たまねぎ、ピーマン。  食材のいたみが加速している。本漬けしている「みょうがの梅酢漬け」はカビ発生で全滅し、熟成促進しているキウイもかなりの数が腐食してしまう。加熱して食するものならともかく、こうした加工手前でカビたりしたものは使いものにならない。  午後のロードショーは「マーゴット・ウェディング」。2007年、ノア・バームバック脚本・監督作品で日本未公開である。「イカとクジラ」同様、夫婦間の葛藤や親子のすれ違いなどを描く、ユーモアの中に醜さと優しさを併せ持つ人間ドラマである。この人の作品、一筋縄では語れないものがある。「マリッジ・ストーリー」も楽しみだ。  主演(の一人)のニコール・キッドマンの演技もすごいが、対するジェニファー・ジェイソン・リー、ジャック・ブラックも負けてないな。製作者も乗りに乗っていたスコット・ルーディンである。同年のこの作品の他に「めぐりあう時間たち」」や「ダージリン急行」、「ノーカントリー」といった傑作を生んでいる。  一昨日観た映画「イン・ザ・カット」ではジェニファー・ジェイソン・リーが出演し、ニコール・キッドマンが制作に加わっているなど、意欲作に俳優がからむスタイルはアメリカでは当たり前のようである。  ノア・バームバック監督には「トーク」が重要な作品が多いようで、英語を解さない観客には、多分思いの半分くらいしか伝わっていないかもしれないという危惧感はあるが、それでもなお人間の複雑な想いは伝わってくる。登場人物の性格は一様ではなく「嘘」も含め、真実を探ろうとする観客の意図を喚起するような作りとなっている。  夕食は「シュウマイ・茹でた時に敷いたキャベツ付き」、「カニカマとおかわかめの卵スープ」、「空芯菜のオイスターソース炒め」、「ししとうとかまぼこのニンニクバター炒め(ちくわはたこの代用品)」、「ぬか漬け大根ときゅうり」、「とうもろこしの豆乳プリン」。  発泡酒~キリンビールロング缶~純米酒(大関の処分品・1.8L500円税別)はグラス1杯でクローズ~チリ産シャルドネ種ワイン、最後はスペイン産赤ワインで9時前にダウン。  今日観た映画の中でニコール・キッドマンが作家でもある母親を演じているが、アル中&ヤク中で昼間っから白ワインを飲んでいるのを観て、今日も白ワイン登場となった次第である。ケイのにぃにぃが買ってきたものはリーズナブルで、しかもうまい。調子に乗ってベロベロになるまで飲んだ。

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