2020年7月16日木曜日

命日と誕生日会

7月15日。星期三。              63.0kg。

 おふくろの命日である。こうやって故人を偲ぶ日になると、決まって日頃ばかばかしい暮らしを続けてる自分をなさけなく思い、反省することしきりなんであるが、その気持が持続したことは未だかつてない。

 「TO GO」だか「GO TO」実施に関して異論を唱える人が多くなってきた。政府が「マスク」にしても今回の移動業種応援キャンペーンにしても、特定業種の財界からの政治資金がらみとしか考えられない。所詮、金次第政党がやってること、見え見えだよなあ。

 水まわり掃除~庭作業。はっきりしない天気だったが、ひょうたんや豆類に追肥した。こいつら相当の肥料喰いなんだとさ。

 昨日、感心した岩崎宏美の「想い出の樹の下で」が、お昼近く放送されている「弾き語りフォーユー」でかかった。奏者の小原孝もこの曲の素晴らしさについてコメントしていた。阿久悠&筒美京平のゴールデンコンビが産みだした名曲は数知れないが、明らかにこの曲はその中でも上位に据えても異論は少ないんじゃあないだろうか。

 昼食は「そうめん」。汁にオクラと長芋と大葉が加わった。「ニラのおひたし・みそだれ」。

 午後一番に近所のスーパーへ買い物。砂糖の特売が目当てだ。ジャムを作ることが多くなるので最低10kg程度はストックしておきたい。

 冷凍庫に空きがないので作ろうと思っていた「はちみつジェラート」は断念。5年前に作った「アイスティラミス」を作ることにした。特売品で買ってきたカステラに、甘めに作ったインスタントコーヒーを染み込ませ、バニラアイスをトッピングしてココアパウダーをまぶしただけのもの。

 これをおやつにしてから、今日もほぼ台所に缶詰。
間引きした葉ごぼう。「三体」。根(牛蒡)、葉柄、葉。根を数えたら18本。

ウマそうに見えないおやつだが....。

  間引きした葉ゴボウは葉と葉柄は茹でて、ふきの要領で「ふきみそ」ならぬ「葉ごぼう味噌」、葉柄はきんぴらに加工したが、水に晒す時間が短かったようで、葉柄にエグみが残った。葉の方は無難に仕上がった。

 処分品のステーキソース(バロナバーベキュー)を使って、一昨日ケイのにぃにぃが買ってきたアメリカ産牛肉が今日のメインであり、いつもなら水曜日はカレーでNADなんだが、今週はコロナウイルス感染拡大を懸念して、我が家でもアルコール消毒拡大することになった。
  
 それでも水曜日のカレー路線を踏襲し、「カレースープ」、「サラダ」もカレーパウダーを使用するレシピを使った。
 カレースープの具材はカレーとほぼ同じで、じゃがいも、人参、タマネギ、豚肉。収穫ものはじゃがいも、人参、月桂樹。
 サラダの具材はキャベツ、スイスチャード、トマト。

 「ガーリックライス」。具材はタマネギ、ハム、エリンギ、舞茸。

 キリンビールロング缶・ラガー~スペイン産テンプラリーニョ種ワイン~バーボンウイスキーをちびちびやりながら映画鑑賞。
 「眼下の敵」。1957年ディック・パウエル監督作品。出来は無難だが、やはり特撮がちゃちなんで突っ込みどころ満載で、飲みながら鑑賞するのに適した作品である。ロバート・ミッチャム、クルト・ユルゲンス主演の駆逐艦対潜水艦(Uボート)の一騎打ちだが、お互いの戦争に対する批判精神のようなものを垣間見せるあたりは、人間ドラマとしての見せ場がありいい作品となってはいるが、子供(当時6歳)にはまるでちんぷんかんぷんだったであろうことは推測できる。

 俺が生まれて初めて映画館で観た洋画であり、日本語もろくに読めない俺が、親父に付き合った?付き合わされた?という曖昧な記憶がある。新小岩駅近くあった映画館であることも覚えている。今は西友になってるところかもしれない。

 二本立てで、もう1本は「宇宙戦争」。スティーブン・スピルバーグがトム・クルーズ主演でリメイクした、その元ネタ作品であり、それはソフトが家にあり、やはり突っ込みどころ満載である。こちらの方は6才の子供を喜ばすのには十分だったような気がする。
 親父は「眼下の敵」が目当てだったことは、ミリタリー好きだったことでも理解していた。陸上自衛隊のような服を着ていて、俺に「この服装で得する事がある」と言ったことを今でも覚えている。その服装で俺を飲み屋に連れ込み、「もつ煮」の素晴らしさを開眼させてしまった罪深い父親だった。
 そういえば今日は親父の誕生日でもあったんだ。
 因縁のある映画鑑賞となった。10時頃ダウン。

 
 

 

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