2018年12月15日土曜日

思い出のジム・クロウチ

12月14日。星期五。            120/96。62.1kg。

 朝食は水曜日の夕食から3日目のカレーライス他。

 静岡県では桜えびの個体数が少ないので今年の漁をしないことにしたそうである。この決断に対して讃えたい。そして乱獲しているすべての水産業者に訴えたらいいと思う。中国に言っても無駄だとは思うが。

 早朝キッチンは「甘酒」。大根の葉を茹でる。

 8時から24時間スーパーへ買い出し。

 帰宅後、庭作業はサニーレタスの初めての間引き。かなりの量で、これはもう立派に夕食のサラダの主演をこなせる。で、イタリアンパセリとサンチュも収穫する。

 昼食はケイのにぃにぃのリクエストがあった「からみ餅」。これに甘酒。季節感出てるな。

 午後のロードショーは「ムーンライズ・キングダム」。2012年ウェスアンダーソン制作・脚本・監督作品。例えたなら、ウエス式「フレンズ(1971年)」。それを群像劇的コメディにしてしまう。
 「ロイヤル・テネンバウムズ」~「グランド・ブタペスト・ホテル」の流れのお得意の世界観の前では小賢しい映画論をふっかけても歯がたたない。
 役者もいい。主演を演ずる若い二人が圧倒的にいい。それを囲むのが、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ビル・マーレイ(常連)、フランシス・マクドーマンド(「スリービルボード」を早く観たい)そして、儲け役のブルース・ウィリス。これだけの役者を集めても、低級のコミックマンガの映画化作品しか作らない昨今、こういう作品に金を出してもらいたいものである。
 今のところ「外れない監督」の一人である。

 先日作った「ブルーベリージャム」を作りなおした。金柑の種を加えて煮直した。明日の朝が楽しみである。キウイジャムはやっとジャムらしくなった。もっともケイのにぃにぃは水っぽい方がお好みだそうである。だが、俺にとってのジャムはクラッカーに乗せても食べたいので、汁が垂れるようではダメなんである。

 夕食は「イタリアントマト鍋」、「サニーレタス、ルッコラ&イタリアンパセリのサラダ」、先日作った「ローストビーフ」。
 ケイのところでは「スペイントマト鍋」だそうである。やはり寒くなると、和物が多くなるが、たまには洋物とすると上位にランクされるのが「トマト鍋」だな。簡単だし。
 ローストビーフは100g79円税別の肉としては及第点。が、包丁のせいにしたいが、もうちょっと薄く切りたかったな。これを中国醤油で食うのは大正解だった。
 発泡酒~シラーズ種ワイン。ワインと中国醤油も合う。大発見である。

 で、ちびちびやりながらDVD鑑賞。「ラスト・アメリカン・ヒーロー」1973年アメリカ映画。ジェフ・ブリッジス主演。この人テレビ畑出身で、スクリーンデビューが69年となっているから初期の作品となるが、この作品で十分堂々たる活躍をしている。
 実は、この作品の前の出演作「怒りを込めてふり返れ」を劇場で鑑賞したことをよく覚えていて、それは紛れも無く主演ではないがジェフ・ブリッジスの演技が印象に残っていたためである。
 長いキャリアを経て「クレージーハート」でアカデミー賞受賞は遅すぎたくらいである。ジョン・ウエインの正当な後継者(思想的ではなく)じゃあないだろうかと思ってたら、本当に「トルーグリッド」に主演したから驚いたっけ。ジョン・ウエインがアカデミー賞を受賞した「勇気ある追跡」のリメイクである。これでも彼はノミネートされている。
 「ラスト・アメリカン・ヒーロー」の主題歌はジム・クロウチである。出てきて、あっという間に飛行機事故でなくなってしまったシンガーソングライターである。今回、作品の中で流れたのは3つのバージョンだったが、原曲の雰囲気そのまんまのいい編曲だったな。で、明日彼のCDでも聴くことにしよう。

 9時過ぎダウン。

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