2018年5月3日木曜日

NAD but NAB

5月2日。星期三。          150/87。63.2㎏。

 朝食は実家から運んだバゲットの処分品で「フレンチトースト」。

 朝の恒例作業になった「ぬか漬け」は茄子2本とキュウリ1本。

 膝の調子が非常に悪くピークは過ぎてなかったようだが、川向こうのスーパーまで買い物に出かける。途中で休み休み歩いたがそれでも痛みは続き、買い物ついでにスーパーの近くにある舎人ライナーで、一駅移動して整形外科に飛び込もうとも考えたが、定休日や診療時間などを知るためには家に置いてある診察券を見なきゃならないのであきらめた。
 それにしても現在の俺の動きは「早送りスローモーション」である。で、気が付いたんだが、周囲の人間の動きがものすごく早く感じるんである。これは普段の俺の動きよりも遅いものかもしれない。が、いまは恐ろしいほど早く感じる。というより周囲の人間がどこか殺気立っているようにも感じるんである。
 このスピードで何事も処理される社会で、動きと頭の回転がのろくなった老人がストレスを抱えるようになっていくことを実感する。俺や俺の持っているかごにカートをぶつけてくる奴らのいかに多く、しかもほぼ100%謝りもしない。このスーパーはロボットが何かを作り続けている工場のようである。あおられているように物質を消費続けるための補充にやってくる人間たちは、感情のないロボットのようである。
 スーパー自体も生き残りをかけてのプライスダウンを続行している。それは目玉品だけでなく、かなりの広範囲にわたっての値下げが行われていて、主力ではない雑貨にも及んでいる。エスカレートするばかりで、どこにデフレの解消の効果が見られるんだ?ええ?安倍ちゃん。
 レジに並んでいる時に見られる、ほかの客の買い物の内容については毎回興味深いが、今日は膝が痛くてそれどころじゃあなかった。ほうほうの体で帰途についた。

 午後2時半からの受診に行くことにして、それまでは読書で時間をつぶす。

 「都電荒川線歴史散歩」。平成3年出版。著者は会津出身である。Wにも貸したことのあるものだが、俺が読むのは初めてである。
 興味深い内容も多く、その中でも料金の値上げ幅だ。1951年10円だったものが1956年に120円と110円も値上げしてるのに、そこから25年後の1981年の170円(現在も)って50円しか上がっていないんである。
 これを書かれたころの風景はだいぶ違うものだったことが分かる。俺が越してきたのは平成5年だからよくわかる。まだ外大もあった。著者は大学祭の練習風景などを書いている。
 それにしても墓に関する記述が多いのは「歴史散歩」としては当然だろうか。ちょっと気になるのが、早稲田から始まりもうそろそろ王子を読み終えるところだが、250ページの200ページまで来てしまっているんである。王子は29駅ある中でちょうど真ん中なので、残り半分は50ページということになる。都電は当然急行などはないが、本では後半快速くらいになりそうである。
 この本は、卒論制作の時にも利用させてもらったが、確かに「尾久」周辺の情報は少なかったな。それでも前半だけでも都電散歩をしてもいいかな、という気にさせる本である。

 昼食は「たぬきそば」、「かつ丼」。蕎麦は75g、買ってきたかつ丼は半分残す。

 午後は2時から図書館にCDを返し、そこから歩いて整形外科に付いたのは3時ちょっと前だった。
 レントゲンの後、関節炎の症状だということで注射を売ってもらいシップを処方してもらう。相変わらずの口の悪さだが、3年ぶりの再会を楽しんでいるようでもあった。
 会計までの時間で置いてあった週刊誌を読んでたら、有名人が思い出の料理を語るコラムがあり、その人がつい最近亡くなった野球選手なので驚いた。4月27日号となっているが、多分取材はそんな最近ではないんだろう。帰って調べたら4月23日に71歳で亡くなっていた。

 帰り道ドラッグストアで買い物。ここでもプライスダウンは続行中。ただ、食品を扱うようになってから店内の様子がだいぶ変わってきている。必要なもののほかに3食入り焼きそばの処分品を買う。49円税別。これならソースなしゆでめん20円より安い。

 夕食は「パクチーラーメン」、「野菜炒め」とNADなんでNAB(ノンアルコールビール)。
ラーメンの具材は厚揚げ、もやし、冷凍エビで、パクチーをトッピングし、ほぼ「ラクサ」をイメージして作った。野菜炒めは茄子、ピーマン、タマネギ、ベーコンで味付けは塩コショウのほかに「腐乳」。
片づけを済ませて、ネットサーフィンのあと、8時ころにダウン。

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