2015年7月3日金曜日

キムタクも観てる?

 7月2日。
午前中は弓道。調子悪かったな。満足いく射がまるでできなかったな。
弓のせいにするわけではないが、いつものようにちゃんと点検しなかったのを、久しぶりに弓を点検したら、なんと弦輪(弓に引っ掛けるために弦の先端を編んで輪にしたもの)が伸びきっていて、弓にべったりくっついていたんである。さらに弦が出弓状態(弦の通りが弓の左に寄っている)だし、裏ぞり(弓と弦の間隔)も狭く見える。どおりで変な音がしてると思ったが、以前にもこうしたことがあり、先輩に調節してもらってるんで、今回は家に弦を持ち帰って調節することにして、黙ってそのまま稽古を続けた。いつまでも先輩頼りじゃなあ。
 しかしメンテナンスが苦手な俺としてはこうした道具を使ったスポーツは向いてないかも。

 昼食は千成食堂で「もつ煮定食」。TVで取材されたりして放送されたんじゃないか?ほぼ満席(13席くらい)の上、いつもはいることがない女性客が3人もいる。しかもそのうちのひとりは若く一人で来ている。店にゃ悪いが女の子が一人で来るような店ではないと思うんだが。傍らにマップがあり、スマホを見ながら煮魚定食を食ってるのを見て、やはりTVでやったに違いない。
 
 午後はダンス教室。一人で独自のルーティーン作りをやり、久しぶりに来ていたSさんにルンバのステップを教えてもらった。フリーダンスで踊っている人がいたんで自分でも取り入れるためである。こういうのは教室ではまず教えてくれない。自分が教えている以外のステップはご法度のようであるらしい。本当のところはよくわからないが。

 夕食のメニューは「鶏胸肉のハーブピカタ」、「大根ツナマヨサラダ」、「トマトとレタスとランチョンミートのスープ」。
 調理中に聴いている番組(「音楽遊覧飛行」)で「宇宙少年ソラン」の主題歌が流れた。司会者がホッピーの話をして、その流れでチャッピーという名前のリスが出てくる漫画を連想するというわけでかかったのである。また「リス」ネタであるが、これも懐かしい漫画だ。
 作者は横山光輝に師事してた人で、この作品で有名になったが、手塚治虫がこれにやきもちを焼いてその連載開始前から、その同じ雑誌にすでに連載していた「ワンダー3(スリー)」を対抗誌に移してしまったんである。設定が主人公に小動物がくっついているというのが面白くなかったらしいが、この騒動を知ったのはもちろん後日のことである。
 さらに同番組で南佳孝の曲が流れてこれまた懐かしかったが、食後観た映画でも彼の音楽がBGMに使われてた。奇遇だね。
 奇遇といえば、この日歩いていて何気なく店の看板を見上げて「名取・・・店」から、名取という名前の由来を考えてみて、もしかしたら「菜採り」から来ていて、農家に多い名前ではないだろうか?なんて考えてた。
 で、この日の映画に出てきた床屋が「名取」。まあいいや。

食後、わずか残った黒糖焼酎の水割り~飲みかけの赤ワイン~アクアビットをちびちびやりながら映画鑑賞。「未来の思い出」。森田監督脚本作品。
 1971年から1991年までの風俗、BGMもたっぷり。原作は藤子F不二雄だが、多分「ミステリーゾーン」というアメリカTVドラマからヒントを得ているに違いない。未来に行って競馬の当たり番号を見てくるといったところなんか。ちなみに欲深い俺はこれをリアルタイムで観ていて強烈に印象に残ってる。
 懐かしい漫画家も藤子さんつながりでゲストとしてたくさん出ているのもうれしい。
 森永の瓶入りリンゴジュース、な、なつかしい。思わず飲みたくなって、もちろんないから酒飲みながらにもかかわらず牛乳を飲んでしまったほどだ。
 副題は「ラストクリスマス」。と、くりゃ「ワム」。で、映画の中で出てくる電車の車体番号が「ワム000」。いかにも鉄男監督らしい。
 ロケ場所も京成関屋~柳原商店街で、ちょっぴり懐かしい。

 驚いたのはあのファニーフェイスの工藤静香がとても美しく撮られていたことである。特に終盤の美しさは。主演の清水美沙さんには申し訳ないから、それ以上言うのはよそう。いずれにしてもエンターテイメントとして成功している作品。
 

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