2014年9月1日月曜日

初段合格

151/100。

昨日の朝も二日酔い。その分起きた時間は四時ころだったが、酒の量が多いときは疲れも取れない。実に不健康なスパイラルである。

朝食は「納豆」、「梨」、「牛乳」、「ヨーグルト」。お米を炊いて弁当用の「おにぎり」制作。

7時半に家を出たが、曇り空なうえ、ちょっと小雨を感じて気がついた時には、都電の停留所だった。せっかくI先生にいただいたビニールカバーを忘れちまったんである。前夜のうちに荷物チェックし、この日の出がけに玄関で、再度チェックしたにもかかわらずである。

青砥の駅を出て、反対方向向かってしまったことを、中川に出てから、犬を連れて散歩していたご婦人に尋ねてわかった。どうも酒が抜けきってないようだ。

それでも会場が開く30分前には到着した。

着替えてから「開会式」そして審査員たち上級者の演武を鑑賞。審査は下っ端から行われるんで、もちろんはじめのほうである。番号は28番。昭和28年生まれとしてはラッキーナンバーだ。5人ずつ受けるので、欠席がなければ3番目になる。動作としては最も楽な位置である。まさにラッキー。

P先生が応援に来てくれて、いろいろ指導してくれて非常に助かったなあ。2段を受けるOさんにもいろいろ教わったけど、どちらかというと雑談のほうが多かったな。稽古のときはあまり話せなかったからな。まあ、60歳代の二人は、若い人がほとんどのこの会場では暑苦しく感じられたろうなあ。

しょっぱな、入場でミスった。さらに早矢(一本目)の取り掛かりのタイミングを間違えそうになり、手が出てしまったのを戻したが、これはしっかり見られたろうな。P先生が観たところによると、初級では審査員は入場を全くと言っていいほど見てなかった、とのこと。これもラッキー?
 ちょっとあがったが、自分の番がくりゃぁ、やってることはいつもと同じで、大先生の稽古日では先生が真正面に立っていたりするわけだから、集中してると気にならなくなったようである。当たりこそしなかったが、ちゃんと届いて、2本目などは惜しかったな。

だいぶ待たされ、1時半から筆記試験。「射法訓」をなぞって、振り仮名をつけたり、「射法八節」を記述、あとは感想文みたいなものを書くだけのことで1時間は要らないな、と思っていたら、やはり、三〇分経過後自由退出だった。もちろん30分で出た。奈良大時代を思い出したな。
 が、先生二人のうちの女性の先生から書き直すよう指示さえた、それは「引き分け」の「き」の字は要らない、というんである。確かに教科書もそうなってるんだが、厳しいことである。

合格発表が四時半。とにかく長い1日だ。会場であるスポーツセンターの周辺はお店がない、と聞いていたが、時間がたっぷりあったんで、ちょっと外出したら、すぐ近くに「ミニストップ」を発見した。ここで菓子パン2個と缶コーヒーを買い、戻ってから食べた。実技の後の11時ころ持ってきたおにぎりを食べたんだが、どうにも燃費が悪くなってるらしい。まぁ車体が古いからな。

合格発表後、登録料徴収という話になった。まさに寝耳に水である。しかも4620円、高額じゃんか。足りなかったらどうしようと思ってたが、幸い滑り込みセーフだった。残金115円也。

Oさんは残念ながら合格に届かなかった。早矢を失(落とす)し、そのあとの動作が緊張しすぎていたところを見られたのではないか、とのことだった。確かに緊張度は、俺の6倍は高かったな。

元パン屋経営者であり職人であるOさんとは、趣味の話や酒の話で盛り上がり、楽しい時間を過ごせた。気を取り直し、火曜日の稽古で会うことを約束して別れた。
 P先生からは、今後の指導はもっと厳しくなることを予告された。やれやれ。
それでも帰り道は、また夏が戻ってきたようないい感じだったな。

夕食のメニューは「ぬか漬けのきゅうりと茄子」、「みょうが・ねぎ・おかか奴」、「おでん」。
ぬか漬けの補充は野菜の高騰でままならない。昨日でぬか床は空き家状態になった。冷蔵庫もみょうがを最後に在庫はほとんどなくなった。残金115円といい、貧しいものである。

わびしさを忘れんがため、発泡酒から日本酒へ。こちらの在庫はまだ切れない。で、ダウン。


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