2014年9月14日日曜日

現代版・楢山節考

151/80。

ほぼ独居生活に入って3か月になるが、何もすることがなくなると、家の中を片付けまわっている。たまにケイがやってきて、自分のものに限るがいろいろものが処分されたり、去って行ったりするので、最近家の中が広くなったような印象を受ける。この機会に以前から考えていた自分なりの「バリアフリー化」を実行に移すつもりで、現在はその下ごしらえである。ものが少なくなれば少なくなるほど、バリアフリーになってゆくんである。こういう実践的なことは「住環境福祉コーディネーター」の教科書には書いてない。
 俺の短いヘルパー時代の経験から言ったら、それが前提条件なのに、やたら部屋に新たにもの(福祉器具?)をくっつけたがるだけで、足元にはじじ・ばばの散らかしたものが転がってるんである。また、俺たちは俺たちでやがて来るであろう"死"ではなく、残されて困る身内の"ため息"に似た恨み節の斉唱に対して、俺たちは支度しておかねばならない。これが現代の「楢山節考」だ。
あのころと違い、ものにあふれている生活を送っている俺たちは身辺整理を始めなきゃいけないんだが、中途で倒れてもいいように、少なくとも身内が足を踏み入れ、恨み節を斉唱しないで済むような環境を整備しておかにゃならんのだよ。そうだろ?爺さん婆さんよ。

昨日の朝食は「ごはん」、「納豆」、「味噌汁」、「梨」、「ヨーグルト」、「ぬか漬けの人参」、「トマトジュース」。ほぼ基本。

「チェー」、「チャイ」、制作。「泡菜」の下ごしらえ。アイロンかけ。ちょっと読書。「桃太郎後日噺」。これは面白い。
合間におやつでクラッカーを2種のディップソースで。

10時からは「太極拳」2回目。先生から99式の成り立ちの概略と、24式との違いを教えてもらった。力を抜く「放松(ファンソン)」の極意を得るために始めた太極拳。説明を聞いていたら、そのあては外れてなかったようである。基本は「放松」である。

 昼食は「アミ印炒飯」。ピーマン・人参・ベーコン入り。

午後はジム。ジョギングを11.5kで25分の後の12.0kになってからがきつかった。前回はなんでもなかったのに。今が過渡期なんだろうか?

夕食のメニューは「ごはん」に「大根の皮の甘辛いため(パッツ ホワ チャイタオ ドーン)」。タイ料理であり、本来は古漬け大根の塩を抜いたものを使うそうである。が、古い大根でも代用できるというので皮を使ってみた。作ってみて分かったのは、俺がよく作る「きんぴら」とほぼ同じものだということだ。醤油の代わりがナンプラーは当然で、にんにくが加わっているだけの違いなんである。が、食べると、これがいかにもタイ料理って感じになる。これはいける。
 ほかには「湯豆腐」。豆腐1丁は多いな。次回から半分にしよう。「もずくスープ」。もずくも多かった。豆腐は何とか食べきったが、主菜とスープは翌日に回した。
 この日も酒抜き。三日坊主の条件が整ったわけである。


0 件のコメント:

コメントを投稿