2021年12月10日金曜日

散歩とカツ丼

12月9日。星期四。 144/91~105/74。62.8㎏。97。35.8度。  2時前に起床。  早朝キッチンは「すいとん」の汁制作。具材はゴボウ、ニンジン、大根、長ネギ、えのき。あとから小麦粉の根ったものを突っ込んで完成だ。今日の天気次第で登場となる。  朝食は「カイフェナン」とごはんで、その上にはたっぷりのパクチー。これになますとらっきょう、「キウイ入りヨーグルト・キウイジャム」。  新聞、5時限授業、洗濯やログづけなどを終えて6時前だったんで、早朝ロードショーとなった。  「ワンダーストラック」。2017年、トッド・ヘインズ監督作品。20年間に9本という寡作な監督で、そのうちの4本は鑑賞済みだが、どれも野心作であり、それも成功しているものばかりだ。今回も原作もので、映像化がとても難しい脚本になっているが、見事クリアしていると思う。ただ、予備知識がなしで観たため、導入部をひどく長く感じ、しかも理解するまでに時間がかかった。  聴覚障害者が主演となっていて、しかも描かれる年代が1927年(モノクロ・サイレントで描かれる)と1977年という、バリアフリーがまるでなかった時とようやく注目されるようになった頃の話で非常に興味深い作品ともなっている。  終盤、それが運命のように祖母と再会するまでが感動的だ。  同監督の新作「ダークウォーターズ」はマーク・ラファロ主演というから、早く観たいし、期待も大きい。  9時前から買い物。24時間スーパー~郵便局本局~イオン系のスーパー。浴室暖房乾燥機点検代を振り込む。神戸屋パンの新作「キャラメルクリームパン」を買い、おやつにする。  ホイップなしでメチャ甘い。朝食で作らなかったスムージー(バナナのみ)を飲みながらだったが、スムージーの甘さがまるで感じなくなるほどだったんで、急ぎコーヒーを作ったくらいだ。  天気が良くなったんで、ケイのにぃにぃと出かけることにした。いつものコースだが、9ヵ月ぶりとなる。  コミュニティバスで駅へ行き、三つ目の駅で降り、城址公園近くの食堂で昼食をとる。  瓶ビールと「ソースカツ丼」。このカツ丼のボリュームがすごい。うっかり米を半分にしてもらうのを忘れたため、満腹になってしまった。おやつが入る余裕はなくなった。豚肉はこの地方の特産であるローズポークを使っており、うまい。ふだんカナダ産の特売肉を食ってるので余計うまさを感じることができる。  駅近くまで戻り、ケイのにぃにぃと別れ、いつもの古本屋で3時間近く過ごす。  次回いつ来られるかわからないので、気になった本はなるべく買うことにした。
 その他、立ち読みしたのは「散歩とカツ丼」というエッセイだ。毎年行われてるエッセイコンテストで選ばれたもので、数十編が選ばれて1冊になって発行されているものに掲載されてた1編で、そのタイトルがそのまま本のタイトルになっていて見つけたものだ。  その中に出てくる図書館は以前wと行ったことがある。永井荷風のコーナーがあるというのですぐに分かった。著者が住んでいるのも本八幡であることも分かる。その中で永井荷風が晩年通ったとんかつやが出てきて、そのボリュームあるカツ丼を食った経験も記されていた。思わず笑った。  しかも、すでに店内の買い物かごに入った数冊の本の中には安岡章太郎著の「わたしの墨東奇譚」ってのがあったんである。  その他杉浦日向子さんのもの、大杉栄の自伝など。  約束の時間まで1時間あったが、のどが渇いたんで、清算を済ませ、駅前のスーパーの休憩コーナーで買ってきた缶コーヒーを飲みながら買い物客を眺める。年寄りが多い。学生が少なくなった。  同じ建物の中にある100均で置時計を買う。本当はデジタル物が欲しかったが、どれも300円で、100円のものは腕時計タイプしかなく、しかも電池がボタンであることもあり結局置時計となった。台所はシンクの上あたりに設置する予定だ。壁掛け時計がちょっと離れており、室内灯を点けないと見えないんである。いつもかかっているラジオ番組が時報を知らせてくれないことも影響している。  約束の10分前にいつもの中華屋に到着。5時開店だがもう店に入れてくれた。席はいつものところと、店員も覚えていてくれた。この店の奥さんだ。マスクしてるんでわからなかった。  のどが渇いていたんで先にビール(黒ラベル)をたのむ。少し遅れてケイのにぃにぃの到着。  「レバニラ炒め」、「焼き餃子」、「エビチリ」。ビールのおかわり~ホッピー外身1本で中身3杯。町中華でやったぜぇ。  駅まで近い。町はとっくにクリスマス気分だ。
 いつものように駅の売店で大人の缶ジュース(10%程度のアルコール入り)を買って電車の乗り込む。バスが来るまで20分近くあるので歩いて帰宅する。  〆にウイスキーを飲んで8時、血圧測定を忘れてダウン。

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