2020年12月10日木曜日

ネズミの当たり年

12月9日。星期三。              早朝キッチンは昨日の昼頃から水に漬けておいた(途中1回交換)、豚肩ロースブロック500g弱をチャーシューに加工。焼いて、煮て、汁に漬けて夕方には完成予定だ。  続けて朝飯用のフルーツのためにキウイの皮むきをし、完熟以上のものなどを合わせて800gにしてジャムを作る。  朝食は「筑前煮」とごはん、他。  チャック・イェーガー氏が亡くなった。享年97歳。名作「ライトスタッフ」でも本人役をサム・シェパードが演じた「伝説の」テストパイロットだ。  連日「GO TO」をやめようとせず、「外出自粛」を要請するという相反する状態が続き、感染者の増加を止められずにいる。  病床を増やすことにははっぱをかけ、医療従事者を増やすことには反対してきた政府の姿勢は変わらないという相反する現象も、「矛盾」の上塗りとなった。  ブルーインパルスに「円」を書かせるくらいだったら、本当の「円」を医療従事者増加にあててもらいたいものだ。  小4、中2の理数系の学力テストの結果が発表されて、シンガポールが独占1位だ。資源のない国が成長を続けていくためには教育が非常に大事であることのいい見本だ。そのうち「シンガポール式学習法」なんてのがベストセラーになるかもしれない。  
 庭では仕掛けにかかってねずみ1匹くたばってた。昨日何度も通ってた動線上に仕掛けた罠であるが、異変に気が付かなかったんだろう。かなり暴れたらしく仕掛けごとブロックから落ちていた。最初、キウイの枯れ葉が邪魔になっていて見えなかったんだが、落ちていた仕掛けをもどそうとして、これを発見した。  ケイのにぃにぃに伝えて処分してもらった後、もう1匹反対側の生ごみ処分穴近辺で発見。えさを加えて逃げ去るところだった。その場所は最初の1匹を捕殺したところであり、どうやらえさを運ぶ先に巣があるということだ。  昼食はバゲットをちょっと薄めにカットして、バターを塗ってからハムとピザチーズをのせてトーストにしたもの。これにシチューミックスを薄めに作ったスープ。具材はパパイヤの千切りとコーン缶。俺はこれにルートビア。  午後一番で庭内と駐車場に転がってる落果したキウイを集めて生ごみ処理穴に突っ込む。朝かかっていた鼠はキウイの落果する場所にいたことからそれをえさにしていたことが推察できる。で、なるべく一極集中したほうが捕殺しやすいのでえさになるものを集めることにした。    午後のロードショーは「17歳の肖像」。2009年イギリス映画で原題は「教育」。  教育パパの元で育った娘は優秀な生徒だったが、フランスにあこがれ、享楽にあこがれ、そこへ魅力的な中年が現れ.....。中年男は口八丁手八丁のペテン師まがいなやつで、昨日の「エルマー・ガントリー」といい、頭のいい奴が出る作品は面白い。  が、主人公の娘は大いに傷つくが、最後は立ち直り、成長してゆく姿を見せる。主演はキャリー・マリガン。今回出演している5作品を借りた、そのうちの1本である。この作品でも、その「うまさ」を確認できるが、現在最も注目している女優である。  
 なんと、午前中に仕掛けたものにさっそくかかった。この日二匹目で累計3匹となった。コロナのように拡大しなければいいんだが.....。  「赤かぶの甘酢漬け」の本漬け。来週完成。  夕食は「カレーライス」。具材は豚ひき肉、タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、ビーツ、コーン缶で残っていた砂肝の唐揚げがトッピングされる。おまけは「カレーせんべい」。  遅々として進まない大江健三郎の「作家論」は大岡昇平で停滞している。この日はベッドで先日買った堀田善衛の「上海より」をパラパラめくっていたら、解説を大江健三郎が書いてることを知った。彼の「作家論」の中にも堀田善衛が取り上げられている。まあ、そんなことでほとんど読むこともなく8時前には睡魔に負ける。もっとも勝つ気もないが。    

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