2020年1月31日金曜日

まさか香港かぜの変異型?

1月30日。星期四。                   132/90。64.3kg。

 0時過ぎに目が覚め、うとうとして1時過ぎから読書。泉麻人著「B級ニュース図鑑」。1950年以降の新聞ニュースから面白いものを取り上げて、コメントを付したもので、コメントの面白さは、その記憶力もさることながらユーモアが抜群である。

 面白いものをここで繰り広げたらキリがなくなるほどである。その中で、面白い、というものではないが、50年前に「香港かぜウイルス」の感染拡大の脅威についてのものがあり、現在とまるで同じような状況にあったことがわかる。記憶ないんだがなあ。出処は朝日新聞である。
 そういえば5時限授業の中にある1冊は「週刊朝日」の記事からまとめたものであり、やたらに「朝日」ネタが多い。体制批判しているように見せかける態度が嫌いなんだよな。

 東京新聞の別冊(月一)に上皇さんが2001年に韓国に対してのコメントについての記事が掲載されていたので、ケイのにぃにぃにも読ませた。
 内容は「続日本記」から天皇家と大陸の王家の深い契に関したもので、事実上韓国に対する謝罪と読めるものである。当時右翼と政府は無視した。
 特に右翼は歴史上日本の朝鮮半島併合についての正当化こそ声を大にしているが、こうした謝罪党態度をとったことはないんである。だから「続日本記」のそうした記述に対しても肯定的な態度をとるしかないんだが、そこを無視するという矛盾した態度をとり続けているんである。
 「日本書紀」、「続日本記」とも政権を正当化する「お伽話」にすぎないことは、まともな歴史家の共通したものであることは明白であり、これを事実とするのは右翼思想に凝り固まった連中だけだ。教科書からこうした記述をなくせないのは政権が右翼であり、天皇制を堅持し続けているからにほかならないんである。
 だから当時の天皇発言は受け取り方によっては自身の「天皇制批判」とも思われるのである。おやじの犯した罪滅しだったかもしれないな、と。
 が、残念ながら、当時、そして現在まで報道関係は大きく取り上げて来なかったんだよな。

 この日、上皇后さんが倒れて一時期意識不明だったことが伝えられてた。天皇制反対なんだけど.....お大事にしてください。

 そういえば安倍ちゃんがまた意味不明な発言しちゃったらしい。麻生と一緒に「国語」やり直したほうがいいようだ。今回のは「募る」と「募集」は意味が違うんだ、なんて言っちゃった。
 まともな総理と副総理を早く「募集」した方がいい。「募る」でもいいんだけど?

 早朝キッチンは「切り干し大根と人参の煮物」。レシピではあさり(缶)を使用するところなんだが、ケイのにぃにぃが極端に嫌うんで、あさり抜きで仕上げた。味はまあまあだが、切り干し大根が古いせいかちと硬い。が、使いきった。
 朝食は肉じゃが残り汁の雑炊、他。

 10時前から買い物。100均~ドラッグストア~スーパー2軒。

 昼食は「パスタ」。具材はベーコンとたまねぎ。仕上げに処分品で買った「白トリュフオイル」を使用。が、違いが全然わからなかった。

 午後のロードショーは「ドゥ・ザ・ライト・シング」。1989年スパイク・リー脚本・監督・出演作品。エネルギーがみなぎっていて、「ヘイト」があふれる現代にも充分通じていて古さを少しも感じさせない作品となっている。
 「デトロイト」では警官の狂気と暴走がこれでもかというくらいの描き方だったのに対し、こちらではスパイク・リーが完璧なほど中立な立場をとっており、過激な黒人グループからは敬遠されても仕方ないくらい「お馬鹿な」黒人の描写にも手を抜いていない。素晴らしい作品である。
 「インサイド・マン」が期待はずれだったんで敬遠してたが、最近でも「ブラック・クランズマン」で活躍しているので、今回初期の作品を初めて鑑賞して、少し追ってみる気になった。
 ジョン・タトゥーロが憎まれ役をうまく演じてたな。オジー・デイヴィスが懐かしい。

 先日の強い雨で、また同じ所が雨漏りしていた。やれやれ。早速業者に電話。

 夕食は、やたら暖かいので、当初鍋物だったのを取りやめた。
「ハムステーキ・サラダ付き(トマト・きゅうり・アスパラ・ブロッコリー)」、「ザワークラウト(今日の新聞に掲載されてたレシピで)」、「フライドポテト」、「たまねぎとベーコンのスープ」。

 発泡酒・ロング缶~ワイン~テキーラをレモンをかじりながらちびちび飲む。ケイのにぃにぃとタランティーノ&ダニー・ボイル評論を切り広げて9時前に解散。
 

 

 

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