2020年1月29日水曜日

四つ玉のビリヤード

1月28日。星期二。               108/79。64.5kg。

 早朝キッチンは緑豆を煮て「アジア風ぜんざい」制作。緑豆の量が多く仕上がり(膨らむ)も相当なものである。砂糖を500g使った。

 白菜の浅漬には醤油こうじと塩こうじの2種類を使った。

 朝食はもつ鍋の残り汁で作った雑炊の残骸をご飯にかけたもの。ようやく完食。こういった残飯整理が体重増加に一役買っていることは間違いなさそうだ。
 果物のスウィーティーはイスラエル産だった。

 FMでは残念な歌謡曲がよく流れる。つまりヒットしなかった曲であり、これはちょっとムリだろうというのがはっきりわかるような曲であり、実際に当時ラジオで流れていたかどうかは知らない。
 尾崎豊にインスパイアされて作られたような曲が流れたが、これもひどくお粗末なものだった。

 天気予報では一日雨、ということでひきこもりを決め込み、レンタルDVD鑑賞することにした。

 1枚目は「SOMEWHERE」。2010年ソフィア・コッポラ監督・脚本・制作作品で、制作には親父さんも絡んでる。「ロスト・イン・トランスレーション」と似た感じの作り方で、喧騒の中に自分を見失いそうになる主人公の姿を追う。
 主人公は売れてる?映画俳優で、妻とは別居中で娘が二人に間を行き来していて、演ずるはキーファー・サザーランドとマーク・ウォルバーグを足して二で割ったような俳優さんで、インディーズ系作品の出演が多いそうである。娘役はエル・ファニングで、多分監督を投影しているような感じである。前作で言えばスカーレット・ヨハンソンが相当する。
 ギリギリまで抑えこみ、最後に心情吐露する場面が秀逸。

 昼食は「肉なし焼きそば」。具材はキャベツ・もやし・人参。ソースにはウスターとオイスターを使った。

 二作目は「グレート・ビューティー 追憶のローマ」。2013年パオロ・ソレンティーノ脚本&監督作品。次回作が「グランド・フィナーレ」で、これは鑑賞済みだが、スタイルが似ている。各国で絶賛された作品。
 老人となった小説家が、ローマをさまよい、友人や恋人などと交わりながら追想する。撮影が素晴らしい。まさに叙事詩芸術品であり、それを背景にし、抒情詩を歌う、ってなかんじだな。
 流れもスムーズで142分の長さを感じさせなかった。

 夕食は「肉じゃが」、「ブロッコリーとツナのサラダ」、「赤カブの葉と大根の葉のゴマドレ和え」、「白菜の浅漬」、「煮大豆」。

 発泡酒~燗酒2合をちびちびやりながらTV鑑賞。「今夜はコの字で・自由が丘編」。
続けて録画したばかりの邦画を鑑賞。「ギターを持った渡り鳥」。1959年日活映画。斉藤武市監督は当時皆そうであったように多作な職人監督で、この作品の助監督には神代辰巳が。

 シリーズ第1作で8作まで作られ、うち5作に出演している宍戸錠さんがつい最近亡くなられたことで組まれた番組なんだろう。小林旭、浅丘ルリ子.....若すぎる~。80分の中にはみっちり詰め込んだエピソードが有り、当時の映画熱が沸騰していた雰囲気が強く感じられる。予算も豊富だったようでロケも多く、本作では坂道の多い当時の函館の様子が見られ、市電なども含め懐かしがる人も多かろう。
 ビリヤードが4つ玉というのも懐かしい。今でもあるんだろうか?

 〆にジンを2杯ばかり飲んでから9時半にダウン。雨はやまない。

0 件のコメント:

コメントを投稿