2020年1月21日火曜日

長尺2本立て

1月19日。星期天。               130/97。64.1kg。

 今日はボサノバの有名な歌手ナラ・レオンの誕生日であり、同じくエリス・レジーナの命日であることを早朝のラジオ放送で知った。前者が47才、後者が36才という短命さでも共通している。
 エリスの方は単独アルバムを持っていないので、いつか聴いてみたいと思っていたところだ。唯一持っているのはアントニオ・カルロス・ジョビンとの共演「エリス&トム」であり、これはボサノヴァの名盤とされている。

 朝食は「秋刀魚の花椒煮」を昨日水の量を間違えて「お粥」状態になってしまったものにのせて「秋刀魚丼」にして食べた。

 早朝キッチンは「小豆煮」。

 9時から買い物。郵便局~セブン系スーパーでペットボトルを処分~ドラッグ2軒。在庫整理が大詰めなんで買い物は殆ど無い。

 昼食は「インスタント担々麺」。具材はキャベツ、人参、ネギ、メンマ、ゆでたまご。

 午後のロードショーは「6才のボクが大人になるまで」。2014年、リチャード・リンクレイター脚本・監督・制作作品。
 6才の「ボク」が18才になるまでを描いているのだが、実際に12年かけて撮影されたという驚きものの作品である。その間の世相を描いていたら、それなりに面白かったかもしれないが、この作品の主題がボケちまっていただろう。監督は「家族」をしっかり描きたかったに違いない。
 親子の確執、どうしても分かり合えないたぐいの人間の存在など。DVやゲームなどにのめり込む少年時代、クスリに手を出してしまう少年時代後期など、こどもの成長とそれを取り巻く大人たちも成長してゆくさまが167分かけて描かれている。
 SNS批判と、実際に人間同士が直接話し合って理解することの重要性を説く。(元)家族4人が全員主人公のようなもので、(元・夫であり父親)演ずるイーサン・ホークがとても良い。

 夕食は在庫整理のため和洋中ごちゃまぜになってしまった。「麻婆豆腐(豚ひき肉追加・豆腐・間引き青梗菜・ネギ)」、「里芋・ゆず味噌」、「長芋入り納豆」、「しいたけの軸とキャベツ入りスープ」、「白菜浅漬」、「ヨーグルトサラダ(トマト・ゆでたまご・きゅうり・レタス・ブラックオリーブ)」。
 食材の種類は満点なんだが.......。

 発泡酒1缶で夕食を済ませ、昨夜同様台所を片付けてから、焼酎でも飲むつもりが、この日ケイのにぃにぃが借りてきたDVDを鑑賞することになり、食器は水につけておくだけとなった。

 ゆずを絞った汁を入れた焼酎をお湯で割ったものをちびちびやりながら鑑賞したのは「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」。昨年末の公開されたクエンティン・タランティーノの9作目になる監督作品である。
 監督がもっとも多感な少年時代を送った60年代後半のハリウッドを舞台に、落ち目俳優とその専属スタントマンを中心に描いたドラマ。
 会話中に出てくる俳優や監督、作品中に出てくるポスターや、実際にスクリーン映し出される映画など、ハリウッド映画好きにはたまらない作りになっている。
 アル・パチーノやブルース・ダーン、カート・ラッセルなどのベテランに使い方も妙味がある。ブルース・ダーンの役は当初バート・レイノルズだったのが、亡くなってしまったので代役としてのものだということだ。
 スティーブ・マックイーンとブルース・リーとロマン・ポランスキーはそっくりさんが演じている。

 音楽もいい。サントラにしたら2枚組になりそう。

 今日鑑賞した映画は両方共160分以上で、「ワンス...」は161分。それでも10時前にダウン。

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