2020年1月18日土曜日

骨まで愛して

1月17日。星期五。               計測忘れ。

 完全なる二日酔い。寝不足も手伝ったかもしれない。7時起床。

 朝食を済ませてからすぐに24時間スーパーへ買い出し。

 帰宅後、庭で青梗菜の間引き。

 あっという間に昼食準備時間になる。

 昼食は「インスタント醤油ラーメン」。具材は自家製チャーシュー、青梗菜、メンマ、ゆでたまご、ネギ。
 昼食後「白菜の浅漬」制作。

 午後のロードショーは「マディソン郡の橋」。ベストセラー小説を1995年クリント・イーストウッド監督で映画化された作品。うろ覚えだが、一部は鑑賞している。20年以上前にハワイ行きの飛行機で上映されていたものだが、エコノミークラスでの上映スクリーンのすぐ前のところの座席で、見にくいったらありゃしない。映画は一番前で観るものではない。だから殆ど覚えてないのである。

 脚本(脚色)が素晴らしい。スピルバーグが関わっており、複数の脚本家に書かせたらしい。その中で女主人公(メリル・ストリープ)の視点から書かれたものが本作の脚本として選ばれたらしい。演出もじっくり撮っている、という感じが伝わり、長尺ながら交換が持てる作品として成功している。
 食事後、食器を片付ける女に、男が手伝いを申し出ると「今はただ水につけておくだけ」というセリフなどや、日常の中に生まれた「非日常」を組み込みながらも、生活の細部にわたって描く姿勢が良い。
 女主人公の遺書を娘と息子が読む、というスタイルにして読み進んでゆくうちに、母親の強い情念に「自分らしく行きてゆく」というメッセージが子どもたちに伝えられてゆく。決して順調ではない子どもたちの夫婦生活を見なおしてゆくきっかけにもなってゆく。
 最後の散骨シーンもいい。先に死んで、その遺書により「橋」から散骨した男の後を追うように、女はその骨を同じ所から散骨するように遺書で子どもたちに依頼するのだった。いい話だ。
 泣かせた、な。老境に達して鑑賞すると自分でも意外な感動をするものだ。

 夕食は「ぶり大根」、「里芋とスルメのさっと煮」、「ハスとしらたきのきんぴら」、「茄子の味噌汁」、「白菜の浅漬」。
メニューの組み合わせが最悪の好例。「茶色」一色だ。
昨日の飲み過ぎが効いているようだ。バドワイザー1缶で、それ以上のむきが起こらなかった。

 7時に片付け終え、蒲団の中で読書タイム。これを「放課後授業」としている。この日は杉浦日向子著「百物語」を読了。続けて「B級ニュース図鑑」を少し読んでから8時にダウン。
 
 

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